きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「テイカーズ」

2011年11月23日 | 映画
華麗なる強盗団の、華麗なる終幕。


宣伝がネタバレ過ぎたけど、
最後がアレとは思わなかったよ。
スカッとする終わり方じゃないけど、
納得ではあるね。
アメリカ映画では珍しいのでは?
香港映画ではよくあるけど。

いくつかのドラマが複合的に絡み合うけど、
最後に上手く収束できた。よね。

刑事役のマット・ディロン(ディモンじゃないよ)の、
薄汚れぶりが良いです。
暴力刑事だけど、推理も洞察も良い。
相棒との関係は・・・。辛いね。
ポール・ウォーカーを見るのは今年2回目。
それほどチェックしてなかった作品に
見目の良い人がいるのは嬉しいことです。
ワイルド・タフガイ系でもないし
正統派ハンサムでもないかもだけど、
魅力的な雰囲気を持っています。
若き日のアナキンを演じた
ヘイデン・クリステンセンは
なんとも微妙というか。
脇で光る系でもなく、
目に残る系でもなく、
ビジュアル系でもなく、
主役系でもなく。
演技はそつないし、
今回の役の衣装の着こなしも上手い。
でも、印象に残りづらいなあ。
私の中ではとても難しい位置に
ひょこっと入っちゃった。
これからどうなるのかなあ。
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「新少林寺」

2011年11月23日 | 映画
どこが少林寺?
というぐらい血まみれの死体の山が築かれるので、
もっと単純なアクションだと思って来たらしい
ご家族の中の幼女の泣き声が館内に響いてました。
あれはトラウマになるだろうなあ。

容赦ない殺し合い、
特に銃や剣による殺し合いがメインです。
カンフー・アクションはそれほどないです。
一昔前のジャッキー・チェンやジェット・リーの
武術カンフー映画がイメージの人は
行かない方がいいかも。

アンディ・ラウは、
前半は冷酷な将軍、後半は悟りの僧。
演じ分けが素晴らしい。
もう若くないけど、すごく体を張ってます!
個人的には少林寺に行く前の、
腹に一物の笑顔の芝居の方が好き。
横顔とか、斜め横顔が綺麗なんだよなあ。
(ファンの欲目だろうけどさ)
正面顔が意外と猿顔。
耳のせい?
髪を切って勿体ないというか私にも切らせてというか
坊主も凄く自然に似合うというか。
ニコラス・ツェーは、
下克上して、着崩した軍服&無精髭で
アンディと戦う。
こういう役が見たかったので大満足!
なんか???近藤マッチを
思い出すときがあるんですけど???

ジャッキーは、ヅカでいうところの
未沙のえる的ポジション。
美味しいところを持っていきました。

日本用なんだろうけど、
少林寺の僧の紹介のスーパーが出るんだけど
坊主だから見分けがつかんのよねー。

エンディングもアンディが歌っているのかな?
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「ヤング・ゼネレーション」(第二回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年11月23日 | 映画
「大学のある街」に住むデイヴ。
高校を卒業した後、仲間達と共に
働くでもなく、進学する出もなく、
ぶらぶら遊んで過ごしている。
彼の現在の趣味は自転車!(自転車レース)
イタリアチームへの憧れの延長で
イタリアかぶれになっている。

大学生達との対立などもあり。

街で開催される自転車レースに出場することになる。


とても面白かった。
中身はまだまだ子供だけど、
大人にならなきゃいけない時期が
すぐそこまで来ている。
学生でもなく社会人でもなく、
でもゴロツキになれるでもなく。
どの道に進むか。
決断が難しい。
微妙な時期の微妙な立場の青春。

タイトルは「ヤング・ゼネレーション」だけど
親の世代も上手く描いていた。
石切工場の名工だった父は
家族のために転職する。
前の仕事への誇りと家族を養う義務が
衝突することなく共存している。
いい親御さんだ。
息子の友人のコンプレックスを
ぐさぐさ突くけどね。

イタリア人、そんなに良いかー、
と思ったけど、ちゃんと現実がわかったようで。
ああいうささいなことで憧れって無くなるよね。

500マイル競争レースは
トラックを100周だって?
よくできるなー。
勝敗の行方は、わかっていてもドキドキだった。

最後も綺麗にオチた!
そう、人間って、そんなに簡単には変わらないよね。
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