きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「Circle Game:Stage24 for Acoustic」高田馬場LiveCafemono

2010年03月22日 | 小山卓治
 

ライトのためシャツの色がわからない。
薄紫(小豆色系)に見えるけど
友人によるとサーモンピンクのシャツ。と黒ジーンズ?
髪。パーマはとけかかっていて、
いつもより巻きはゆるめ。
ちょっと濡れたような質感。

1曲目は「紫の夜明け」。
前奏のアレンジがちょっと変わっている?
「夜明け」だけど、夕暮れのような橙の照明。

2曲目「路傍のロック」はブルースアープ付き。
続けて3曲目「汚れたバスケットシューズ」。
いろんな「時間」を思う。
「まあ、相変わらずだ」が心に響く。

ここまでは、なんだか久しぶりに
身体の中に「歌」が満ちてくるような感覚があって、
とても幸せな気分だった。

しかし、これ以降、変わったアレンジの曲が多く・・・。
変化球が受け止めきれなくても
パスボールじゃなくって、
ワイルドピッチだよね。

MC。
「久しぶり。元気だった?」
一人でのライブは久しぶりで
軽くあがっている。
リハーサルが寂しかった。
最近は「愉快な仲間達」がいるから。

4曲目は「Bad Dream」。
これも変わったアレンジ。
う~ん、と、、、フォーク調?

5曲目は「夜を行く」。
歌えるけど、曲名がなかなか思い出せない。
そういう曲は「花を~」に入っているものなんだ。
あのアルバムはあまり聞かないので
(曲じゃなくてアレンジがあまり好きじゃない)
アレンジが変わっているかもよくわからない。
でも、案外歌えるもんだな。

MC。
オープンチューニングの話。
素人にはよくわからないけれど
大変そうだ。
「戻すのが面倒」とのこと。

6曲目はカバー。
「エンピツが1本」
浜口庫之助、と言われてもピンと来ないけど
作った曲名を聞いたら、ああ、あの、とわかる。
日本の最初のフォークの作詞・作曲。
この歌は、60年代後半、
ベトナム戦争の従軍記者の
「ペン一本で世界の平和を実現させる」
という言葉を聞いて作ったとのこと。
曲が、世界の平和を実現させる、ともとれるし、
自分でできることをする、ともとれる言葉だね。
曲自体は、どこかほのぼので
まさに「みんなの歌」に登場しそうだった。

7曲目は「今夜のアリバイ」。
ハーブ付き。
「都合のいい女」の曲、というイメージがあるけど、
カバー曲の後にきくと、
やっぱり卓治の曲はいいな、と思う。

舞台下手のピアノに向かう。
ズンチャッチャ、の3拍子が始まる。
リリカルな、あるいはポエジーな、
あるいは「少女らしい」印象。
なんだ?聞き覚えがないけど????
はてなマークが頭に満ちたとき歌が始まる。
7曲目「週末は嫌い」。だった。
いままでは、
「自分が振った女は
 いつまでも自分を愛しているはず」
っていう、男の勝手な幻想だよなー、
と思って聞いていたけど、
今日はそれを越えて、ちょっとイラっときた。
「何かお稽古ごとでも始めようかな」のくだりで
「誰かに依存していないと生きていけない」
って気持ちが垣間見えたようで。
自分の足で立て、
自分の意志を持て、って思った。
室井佑月が(だったと思う)、
「誰も自分を大事にしてくれないから
 自分で自分を大事にするしかない」って言ってた。
私は、この言葉の方が頷けるなあ。
それも、間違いか。
そもそも、ここまで勝手に思えるぐらい
この曲に命があるってことなのか?
三角形の模様が壁を舞っていた。
三拍子の「三」とかけてる?

中央のギターに戻りMC。
ボブ・ディランのライに公演の話。
見に行くんだ、へっへっへっへ!
すごく自慢する。
「あらゆる手段をとって」チケットを一枚確保したそうだ。
いま東京にボブ・ディランがいる!(←とっても感動している)
来るたびにこれが最後だと思うけど、また来る。
でも今度こそ最後。
「いいなー」羨ましげなファンの声に
「へっへっへっへ」また自慢気に笑う。
札幌の人から聞いた話も披露。
ボブ・ディランが札幌でコンサートをやったとき
普通なら始まった瞬間、客は立ち上がるけど
札幌の時は、「本当にディランが北海道にいるんだ~」
と呆然としちゃって立たなかったので
ディランが怒って、それ以来北海道に来ないとか。
チロルチョコの話も出ました。
「いいなーいいなー」まだ羨ましがる&悔しがるファンに
「いい加減にしろ!いつまでも悔しがるな」と叱る。

ちょっと上を向いて、息を整えて、気合いを入れて。
なにが来るのかな?と思ったら
8曲目「ある夜の電話」。
「君にもっと・・・」で
「そーだよね」と頷く。
続いて9曲目「さよなら恋人」。
いつもより静かな印象。

MC。
2月の札幌ライブ。
鎌田さんが
究極の雨男なので暴風雪だった。
(人のせいにするなよう!←客の心の声)
夏に道東ツアーをやる。
札幌、釧路、標茶(中標津?)、北見、網走。
網走といえば「網走番外地」
網走番外地 [DVD] 続・網走番外地 [DVD] 網走番外地 北海篇 [DVD] 
(私は社員旅行で7月に行ったことがあるけど
 健さんのような人がウロウロしている街じゃありませんでした。
 お寿司が美味しかったなあ)
車で1000kmのツアーだそうです。
その他、これからのライブの話など。
桑名はONEのメンバーからのメールで決まった。
青森の八戸からもリクエストがあった。
青森県出身のマネージャーに聞いてみる。
「どんなところ?」「う~ん」
「人がいる???」「う~ん」
あまり良い感触じゃないみたい。
(八戸の人、頑張って!
 10名ぐらい入る確証があれば、どうかしら?
 *私たちは抜きでね)
上石神井には下見に行った。
6月は福井。
旅唄3人で挑んでも、客は12人だった。
リベンジに行く。
でも、返り討ちに合う可能性がある。
前回の食事は「はずれ」が多かったようなので
こちらもリベンジしたいみたい。
(カニ食えば?)
アロブラとの一緒のライブも予定。
7月の都留は河口さんも参加。
入間もONEメンバーからのリクエスト。
生声の予定。
グランドピアノがあるので使うかも。
9月はバースデーイベント。
今年は東京だけでなく、大阪、名古屋でも開催。
うひゃー、
すげーー、とかとか
ファンが騒いだので
「私語を慎むように」と注意する。

長めのチューニング。オープンDだとか。
11曲目「Night After Night」。
これはあまりアレンジ無く、素直に聞ける。

ピアノに向かう。
ボワーーーとした音を出す。
前奏の前に響かせるような音。
それ以降も音は入れず、アカペラ状態で歌うのは
12曲目「Lucky Guy」。
照明が真っ赤。
不吉な雰囲気。
割り切れ無さに頭がボヤボヤする。

曲が終わって。
うってかわって。
明るく話し出す。
1月の会員限定ライブでは、
男声・女声に別れてコーラスを入れて貰った。
今回もやる。
曲は「Hot Butter」。
反射的に「久しぶりだねえ」と声が掛かる。
さらに、勝手に検討を始める客。
「どことどこをわける?」
「ほっといてよ、とか?」
卓治に「そこまで求めていない!」と言われる。
コーラス部分は「Hot Butter」のところ。
指導され、練習するが、なかなか難しい。
限定ライブほどコアなファンが多くないこともあり
コーラスのハモリは、いまいち、かな?
そのかわり「よーい、ドン!」は
打ち合わせなしでも息がぴったりな客席でした。
続いて14曲目の「嵐からの隠れ場所」。
客席がノリノリのままなので楽しい。

と思ったら15曲目の「DOWN」。
リズムはわりと普通だけど
メロディーの音が微妙に違う。
ものすごい違和感がある。
うーーーん・・・・・・・・・・・。
途切れなく続けて、
本編最後の「HEAT OF THE NIGHT」へ。
これはカッコイイ!
盛り上がって終わる。

アンコールの拍手が続く。
なかなか出てこない。
「私語を慎むから早く出てきて」。
反省の意を述べる客。

アンコール。
ピアノで「成長」。
前向きなイメージ。
中央のギターへ。
内藤さんの話など。
「もうひとつのスーダン」を買った。
貰えるだろうけど、買うべきだろうと思った。

 *未購入の方は、内藤さんのHP内のWEB SHOPからどうぞ
   → 内藤順司「もうひとつのスーダン 日本人医師 川原尚行の挑戦」WEB SHOP
      特典付きだよ!!

内藤さんと写真集を出すことになった。
まだ秘密なのに、内藤さんがツイッターで呟いちゃったので
あっというまに広まった。
詳しいところはまだ決まっていない。

息を大きく吸って
アンコール2曲目「天国のドアノブ」。
スーダンの人達への気持ちも入っていたのかな。

この位置にこの曲だから、
これで終わりかなー、と思ったけど
もう一回出てきてくれた。

eyesの撮影で柴又、帝釈天に行った。
とら屋もあるんだぜ!
偉そうに言うけど、客の反応は薄い。
いくつか映画の台詞を言ってみるけど
やっぱり反応は薄い。
 えーと、、、私の場合は
 「ジョニデに似ている」って言われた時を思いだしたかな。
 寅さんは寅さんなんだもん!!
 小山さんじゃないもん!!!!
 映画館では見なかったけど
 TV放映はけっこう見てるもん。
 オープニングの「夢」(あるいは夢オチ)が好きさ。
それから卒業式だと思われる袴姿のお嬢さんを見ての感想とかとか。
中学時代の「将来の夢」に、
「シンガターソングライター」と書いていた。
夢は叶えた。
でも、もうちょっと「いい大人」になる予定だった。
ノープランで来た。
だからこそいい出会いもあった。
最後の曲は「前夜」。
しがらみを捨てる、ではなく、
希望へと歩み出す歌だった。


変わったアレンジが多くて緊張状態が続いた。
それも狙いなのかな。
昇りかけた気持ちを押さえられそうな時もあったけど
まあ、普段とは違う雰囲気で良かった、とも言えるかな。
それぞれの曲は、まだ伸び代があるんだなあ。
そこは感心した。


終演後の馬鹿話。

入間は音響がいいらしい。
という話から。
私たちが旅行した中で
ライブをやって欲しいなあ、と思った場所は
(1)松江の旧日本銀行の建物の中の金庫室
 音がすごく響いた。
 生声ライブはバッチリOK。
 でも扉を閉めたら息苦しいかなあ。
(2)JR出雲駅
 
 現在は廃駅。
 いい雰囲気ですよ。
などという話から。

青の洞窟も音の響きが良いから
コンサートをやることもあるみたい。
   ↓
洞窟・・・・・
   ↓
グアテリンガ洞窟!
蛇と蝙蝠の洞窟!
歌を歌う環境じゃない。
その前に、小山さんは辿り着けないよ!
などなど。
いつもこんな話で終わります。
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水戸

2010年03月22日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
水戸の梅が見頃らしい。
水戸に用事があったので
ついでに偕楽園に行ってきたのですが・・・

時期的には見頃だったんです。
確かに花も満開だったんです。
でも、昨日の強風で
ほとんど花は散っていました。
ショック・・・

ほんのちょっと残っている花と撮影。







偕楽園内の好文亭。
斉昭公により建てられた休息所だそうです。






2階からは千波湖が見えました。
建物内のふすま絵なども見事な作品ばかりでした。


常磐神社。
光圀公と斉昭公が祀られています。


猿まわしが興業中。


「義烈館」にも行きました。
TVドラマのイメージが強い黄門様だけど
(私は東野英治郎世代)
実は日本史(学)の祖と言ってもいい方です。(独断)
この人が「大日本史」を編纂して(着手して)くれたので
私たちは過去から続く日本史を知ることができるのです。
幕末にお台場に設置された大砲も見ました。
「国を護る」斉昭公の心意気に泣きそうになりました。


その後は千波湖方面へ。
映画「桜田門外ノ変」のオープンセットを
見学しました。

本物の門は、会社のわりと近くなのに
遠い水戸でセットを見る不思議。



この辺は、どこかの藩のお屋敷。


江戸城内?松の廊下?

セットのなので、近くでしみじみ見ると
ペコペコなところもある。
でも、映像だと「どっしり」に見えるんだろうなあ。
不思議。


千波湖。大きいです。


ブラックスワン?
意外とお茶目な顔。



水戸に行き。
水戸芸術館のクネクネ。


イベントがあったので
イバライガー出陣。



黄門様ご一行も。
(素人のコスプレではなく
 観光協会とかの人だと思います)


お昼を兼ねたアフタヌーンティー。
紅茶館」さんにて。

このセットだと紅茶の種類は選べません。
珍しい紅茶も飲んでみたかったなあ。
でもセットのお茶も香りが良くて美味しかった!
スコーンに付けるジャムが美味しかった。
あと焼き菓子の中の、胡麻のケーキ?
胡麻以外に、なんだろう、柑橘系?
とにかく爽やかな匂いが鼻の中を抜けて
とてもいい気分だった!



続いては弘道館へ。
ここも梅は終了。寂しい。


屋根にはもちろん「葵の御紋」


弘道館は、とにかく広かった。
1万坪だっけ。3万坪だっけ。
藩を上げて教育に取り組んだんだね。
ここでも斉昭公の熱意に感動。


弘道館から10分弱歩いたところにある薬医門。

安土桃山時代のものだそうです。


時間が無くなってきたよ!
駅に急いで戻る。
黄門様ご一行の像。


駅構内で牛乳を飲む。


16時半ぐらいに出る特急に乗車。
自宅最寄り駅を通過し、上野へ。
ライブはこの後なのだ!
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