きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「eyes」小山卓治(町田 clove)

2006年10月29日 | 小山卓治
小山さんのライブは7月30日以来。
たった3ヶ月前のことなのに、大昔に感じられるのはなぜ?
8月にバレエを見まくったから?
9月にこの人を見まくったから?
 *歌声は ココ とか ココ で

cloveは10月にオープンしたばかり。
内装は、蔵前のKURAWOODに似ているかなあ。
いまどきのライブハウスってカンジ。
小さな川を越えて(橋を渡って)、
ラブホを横目に小さな道に入っていくPlayHouseの方が
趣があって好きかも。って、どんな趣よ!
音響は、いいかな?
スピーカーの近くでも耳は痛くならない。
前方、舞台の上と、上手側壁沿いに、それぞれ2台のモニターがあった。
上手側は途中2回ぐらい画像が消えた。
照明は一部コンピュータ制御なのか?
ウィーーーンと動いたり回転したり。
ちょっくら「スター・ツアーズ」のドロイドみたい。

と、ハードは良かったんだけど
椅子が殆どない!
後方壁際と上手壁際に8個づつぐらいかな?
申込が遅くて柵が取れなかった私たちは
躊躇無く椅子を取りました。
2列め以降のスタンディングより、
最後列の椅子よね。

*開演前、内藤さんが「椅子がない・・・」と呟きながら
 場内を彷徨っていたそうな。(友人の目撃談)
 招待席ぐらい作っておけばいいのに。

開演。
卓治は白いシャツ。
実際は柔らかいんだろうけど、
遠目には浴衣の生地のような、ゴワゴワっぽい皺が見えた。
(我ながら下手な表現だ)
下は見えなかったからわからんです。

最初は「吠えろ」。まあ、掴みだし。
声は出ているかな?
熱すぎることもなく、ちょうどいいかんじだな。

2曲目は「絶望のダンス」。なんてレア曲!
「Big Shot!」
思わず口に出る。

最初の方からレア曲とは、今日はツイているなあ、
などと思うヒマもなく来たのは3曲目「流れ者」!
なんか、嬉しいというより、大笑い。
そうきたか!!!
CD特典だったんだよねえ。
LPを買った友人は泣いていたっけね。
「逃げる気などさらさらない」が好き。
ライブでは今日を入れて3回目の演奏。(たぶん)
ありがたや。

「汚れたバスケットシューズ」。
いい曲なんだけどねえ。
背景のライトの模様が、花火のような、曼珠沙華のような。
気になって曲に集中できなかった。

「第三章」(セットリストでは「第三章」だけど、公式「Songs」では「第3章」)。
前奏のギターはキレが良く、期待したところで歌へ。
  センチメンタルな目で見ないでくれ
  ポーカ・・・・・・・・・・・
痛恨のミス!
気を取り直して、最初から。
今度はOK。

「談合坂パーキングエリア」は、どうでしょう。
友人が車を買って今度高速に乗る練習をするって言ってたのを
思い出していたので・・・
(ごめん)

「太陽に手が届きそうだ」
後ろからでは良くわからなかったけど
もしかして、スモークが不完全でしたか?
今日のこの曲は、とっても穏やかで、誠実。
前はもうちょっとギラギラしていたように思うけど
今は聞くのなら、こっちだな。

「靖国通り、月曜の午後」
前奏や間奏に町の雑踏の音が被さる。
CD版ではこんなアレンジになるのかな。
でも、曲は嫌いだな。
「俺なら幸せにできたかも」ってのはロマンなのかなあ。
でもジェイクも言ってるよね。
「人生に『もし』はない」って。

「やつらの足音のバラード (カバー)」
「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング。
園山俊二作詞・かまやつひろし作曲。
今年の「ネイキッド」3回で歌い、今日も。
お気に入りなのか?
確かに名曲だ!
卓治の声にも合っているし、何回聞いてもイイ。
この時のMCが、ロックも好きだけどアニメソングも好き。
ロックを聞く前にアニメソングを聞いていたんだしなあ、
ということで、他のアニメソングも少々。
「♪サンドーーバッグのーーー」←ちょっと水木一郎風。
(サンドバッグに・・・だっけか?)
「♪いいな いいーな 人間っていいな」
など。
まあ、こんな処か、ってラインだね。
「ラムのラブソング」とか来ちゃったらどうしようかと思ったけど。

「ひまわり」
気になる照明第2弾。ひまわりの花びらのイメージか、
あるいは夏の木漏れ日のイメージなのか、
黄色と黄緑の中間ぐらいの色の点々がステージ背景に乱舞していた。
花びらというより、ゼリービーンズ。いや、空豆か。でもやっぱりゼリービーンズ・・・
頭の中でグルグル。ああ、勿体ない。
この日一番歌声が伸びていたと思います。
なのに、、、、、、、勿体ない。。。。。。。

「Gallery」。
まだゼリービーンズが尾を引いている・・・

「天国のドアノブ」
「Gallery」は前振りだったのかな。
最近発表した新曲の中で一番反響が大きかったそうだ。
そりゃ、聞き手の年代にもマッチしているし。
米澤さんのこともあり、聞きたい曲だった。
残る方には、課題も残るのよね。
いい曲だけど、、、、
もうちょっと前で演奏の方がいいかも。
これをクリアするまで堅さが取れないよね。

「Night After Night」
ピアノ演奏。
前の曲との兼ね合いなのか
なんとなくホッとする。

「微熱夜」
先日、某会のイベントで、
土曜のビジネス街にファンが集合した。
会場以外は人もまばらなのに、
会場に向かって、徐々に人が増えていく。
会場にはたくさん人がいた。
「微熱夜」みたいだな、
と、その時思ったのを思い出した。
(わらわらと人が集まる様子が「虫けらどもが集まってきた」みたいだな、と)
これも好きな曲なので嬉しい。
この辺からエンジン始動。

「失われた週末」。
  だけど決して爆発しない
  憂鬱にくり返す Lost weekend
いやいや、今日は爆発する週末。

「下から2番目の男」
前奏で、いたずらを企んでいるような表情の卓治。
客を煽る。客を乗せる。

「カーニバル」
客が大乗りになったところで
一度シメ。

アンコール。
結局「卓治コール」になる。
なるべくしてなる。

「こわれた自転車」
ピアノに行き、なにかな~~、と思ったら
コレでした。
ピアノでなんて思ってもみなかったわ。
涙が出そうになる。

「種の歌」
野音では4番で終えてしまった。
そのライブがDVD化されるそうですよ!
今日は最後まで、ちゃんと歌えました。
背景は、「ひまわり」のゼリービーンズだったんだけど
ライトの色は白かったので、花っぽく見えた。

再度のアンコールにお答えして登場
「夢の島」
今日は好きな曲ばかり続く。
2度目のアンコールで歌われるとは思わなかった。
虚をつかれるというのはこのことか。
ヤられたぜ!

次の曲は会場から希望を募る。
「傷だらけ」とか「最終電車」が却下される。
ここでだったかな?
歌詞カードリスト(?)が重すぎて譜面台が倒れかける。
客が必死に支えるが、何枚かは舞台に散乱した模様。
そんな騒ぎの中、通ったリクエストは、これ。
「もうすぐ」
昔は、「到達するだろう」、それは漠然としか思えなかった。
でもいまは、そこがどこかはわからないけれど、
必ず到着するのを知っている。
だからこそ「少しずつ近づいている」に
確実な手応えを感じる。

3度目のアンコール。
ここで卓治を引きずり出せるかは
客の熱意にかかっている。
今日は成功。
先ほどの却下にめげず、再度リクエストされたのは
「最終電車」。
卓治、根負けか?
「ネタじゃなくてもいいんだしーーー」と
始める。
でも、ちゃおが頑張って、椅子をセッティング。
引きずり出された女性は、
ひたすら、ただひたすら
卓治を見つめる。
ロマンチックな絵だわ。
テレる卓治は、「妙にセクシーな・・・」を続けられない。
たまにはこんな目にあうがよろしかろ。
そして、デコチュー。
キヨ・タガーのデコチューは、羨ましい気持ちがちょびっとあるのに
卓治のコレにないのはなぜなのだろう。
なぜセクハラオヤジのように、ヒューヒュー言っちゃうのだろうか。
歌い手の気持ちが伝播しているってこと?


どこで入ったか忘れたMC。
<その1>
「Nacked Voice」にも載った脳波の話。
とりあえず正常だそうだ。
<その2>
「Naked“eyes”」がDVDで発売されるそうだ。
<その3>
海賊版新リリース。
Rock'sのデモと、この前のインターネットラジオ中継の2つ。
中継は2枚組。
誰が買うのか、こんなマニアックな、と言われたとき
すでに買っていた私。(開演前に確保)
だって我が家は聞けるネット環境じゃないし。
聞けた友人にたずねても
「酒飲みながら聴いていたので、
 途中で酔っぱらって寝ちゃって、よく覚えてない」
としか言わないんだもん。
聞きたいわさーーーっっ!
ネタがネタなので、年内限りの発売だそうです。
<その4>
今後の予定。
四天王のライブの副題「あれから」で、遠い目をする。
山形に全員集合がかかる。

帰り際、トイレに寄ってから出口に向かったら
内藤さんが物販スペースで売り子をさせられていた。
人使いの荒いりぼん。
どうせならファンを使えばいいのに。


こんなところでしょうか。
(メモ無し記憶ONLYなので、間違っていたらごめんなさい)
熱狂的に盛り上がる系じゃなかったけど
聞き応えはあったと思います。
時々、気持ちにギターを弾く手がついていけてなかったけど。
でも満足。


【追記】
newsでもMCでも公式掲示板でも「仙台は1988年以来」って言っているけど
1992年にも行っていませんか?
ってか、92年2月の仙台に、行ったんですけど、私たち。
味太助」にも行ったのよ!!
(これが最初の遠征でした。この時から「友人との旅行」を兼ねていた)
松島はシーズンオフでねえ。
私とけ。ちゃんは、午前中の早めに行ったせいか
土産物屋もろくに開いていなく閑散としていました。
昼頃行った人は「牡蠣が美味しかった!」って言ってたけど。
(私は牡蠣が嫌いなので食べていません)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする