市川から有楽町へ。終演1時間前を目指して行ったら、楽屋口前あたりで一般列最前列を取れました。感覚的に1時間ちょいで終演で、退団者が出てくるのはそれからしばらく、とか思っていたのですが、よくよく考えると、約3時間半待ちでした。友人と話しているとあっという間なんだけね。
退団者4名が出てきた後、ガイチが出てきたのは21時頃。私達がいた場所では笑顔、だったのですが、車の前あたりでは泣いていたのかな?白い布で顔を拭いているように見えましたし、その後、手を振ったときも、白い布を手に持っていました。何度も何度も、大きく手を振ってくれました。
ガイチの思い出は・・・。名前をいつ知ったのかは、もうわかりません。ただ組替えの時に、花組ファンの友人が、「ガイチを持って行かれた!!!」と嘆いていたのを聞いて、あ~、あの人が行っちゃうんだ~~、と思ったので、その前には名前はチェック済みだったのでしょうね。役としての最初の記憶は、WSSのリフです。幕が開いた瞬間、板付きのガイチを見て、ああ、こういう真ん中が似合うようになったんだな~、と、ちょっと感動した記憶があります。
その後は「螺旋のオルフェ」のロジェ。
♪ 季節はめぐって~ 命を育む 緩やかに時は過ぎ
ここが好きでした。暗い戦争時代から、セットが回って、太陽の季節がパリに来た。それを銀橋を渡りながら歌うガイチ自身が、暖かな春風のようで、舞台の雰囲気を一転させていたのが印象深いです。
あ、その前にシバーブリンがあったわ。♪ しょせん おぼっちゃま~~ が好きなの!ニコライが、自分がマーシャについて書いた詩をシバーブリンが笑ったって怒ってたけど、そりゃ、誰でも笑うよ!と思ったよ。
で、「LUNA/BMB」で役替わり+2番手(ポスター入り)があって、新専科に移動して。いろいろあった後に、単独コンサートの「愛・舞・魅」。これは本人的にもそうだったと思うのですが、見る側も「背水の陣」的雰囲気があったように思います。ここでガイチの実力、に加えて人気(動員力)を示さないと、次がないかもしれない、と思った人も多かったのではないでしょうか。そのせいか、私が行った日も7~8割の入りでした。会場となったアートスフィアでは、完売しない芝居もあるというのに、ほぼガイチ目当ての人だけで、これだけ埋めた、というのは、良い実績になったのではないでしょうか。日記等にも書きましたが、私がガイチの魅力を再認識したコンサートでもありました。それまでは、ガイチって無色透明で暖かいけど地味な人、って思っていました。でも男性ダンサーを従えても充分濃くてクドくて。ああ、「男役なんだ」って思いました。この、彼女の一番の魅力は、宝塚にいてこそ発揮できる部分だから、なるべく長く宝塚にいて欲しいなあ、と思ったものですわ。
その後も新専科としていろいろな作品に出演して。フランツ役が来たわけですな。私はフランツはシシィを深く深く愛しいる、と思っていたので、ガイチの、シシィへの気持ちはクリティカル・ヒットでした。自分の義務は義務としてちゃんと認識しつつも、放浪を続ける妻を愛おしく思っているのが、ものすごく伝わってきました。鏡の間の「♪ 君の 手紙~」の「き」だけで泣けてきましたよ~。
と、いろいろ走馬燈のように浮かんできましたよ。DSの後は、まだ決まっていないのか、発表されていないのかはわからないれど、今後のガイチの人生に、幸が多いことを祈ります。
退団者4名が出てきた後、ガイチが出てきたのは21時頃。私達がいた場所では笑顔、だったのですが、車の前あたりでは泣いていたのかな?白い布で顔を拭いているように見えましたし、その後、手を振ったときも、白い布を手に持っていました。何度も何度も、大きく手を振ってくれました。
ガイチの思い出は・・・。名前をいつ知ったのかは、もうわかりません。ただ組替えの時に、花組ファンの友人が、「ガイチを持って行かれた!!!」と嘆いていたのを聞いて、あ~、あの人が行っちゃうんだ~~、と思ったので、その前には名前はチェック済みだったのでしょうね。役としての最初の記憶は、WSSのリフです。幕が開いた瞬間、板付きのガイチを見て、ああ、こういう真ん中が似合うようになったんだな~、と、ちょっと感動した記憶があります。
その後は「螺旋のオルフェ」のロジェ。
♪ 季節はめぐって~ 命を育む 緩やかに時は過ぎ
ここが好きでした。暗い戦争時代から、セットが回って、太陽の季節がパリに来た。それを銀橋を渡りながら歌うガイチ自身が、暖かな春風のようで、舞台の雰囲気を一転させていたのが印象深いです。
あ、その前にシバーブリンがあったわ。♪ しょせん おぼっちゃま~~ が好きなの!ニコライが、自分がマーシャについて書いた詩をシバーブリンが笑ったって怒ってたけど、そりゃ、誰でも笑うよ!と思ったよ。
で、「LUNA/BMB」で役替わり+2番手(ポスター入り)があって、新専科に移動して。いろいろあった後に、単独コンサートの「愛・舞・魅」。これは本人的にもそうだったと思うのですが、見る側も「背水の陣」的雰囲気があったように思います。ここでガイチの実力、に加えて人気(動員力)を示さないと、次がないかもしれない、と思った人も多かったのではないでしょうか。そのせいか、私が行った日も7~8割の入りでした。会場となったアートスフィアでは、完売しない芝居もあるというのに、ほぼガイチ目当ての人だけで、これだけ埋めた、というのは、良い実績になったのではないでしょうか。日記等にも書きましたが、私がガイチの魅力を再認識したコンサートでもありました。それまでは、ガイチって無色透明で暖かいけど地味な人、って思っていました。でも男性ダンサーを従えても充分濃くてクドくて。ああ、「男役なんだ」って思いました。この、彼女の一番の魅力は、宝塚にいてこそ発揮できる部分だから、なるべく長く宝塚にいて欲しいなあ、と思ったものですわ。
その後も新専科としていろいろな作品に出演して。フランツ役が来たわけですな。私はフランツはシシィを深く深く愛しいる、と思っていたので、ガイチの、シシィへの気持ちはクリティカル・ヒットでした。自分の義務は義務としてちゃんと認識しつつも、放浪を続ける妻を愛おしく思っているのが、ものすごく伝わってきました。鏡の間の「♪ 君の 手紙~」の「き」だけで泣けてきましたよ~。
と、いろいろ走馬燈のように浮かんできましたよ。DSの後は、まだ決まっていないのか、発表されていないのかはわからないれど、今後のガイチの人生に、幸が多いことを祈ります。