きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ダンスマガジン8月号

2004年07月09日 | バレエ・ダンス
 久々にダンスマガジンを買いました。いつのまに1500円になっていたの!マラーホフ、ルグリのインタビュー、マチューやマルティネスの記事もあるし、提灯記事もほぼ無かったので、まあお買い得ではありました。
 マラーホフのインタビューは特別目新しい話はなかったんだけど、彼のこの10年を思い返す良い機会でした。私が見始めた頃は、容姿に優れた才能のあるダンサーではあるものの、所属バレエ団とそこの招聘元がややマイナーだったので、なかなかダンマガには取り上げられなかったんだよね。その状況は世界的にも同じで。彼が西側(事実上の区分は残っていた)に進出し始めた頃は、各種メダリストではあったけど、まだ西側で売れているわけではなかったし、「ゲストとして呼ばれる→好評で定着」なんてパターンではなく、身一つで売り出したようなもんだったので、とても心配だったんだよねえ。だからといってモスクワ・クラシックでダンサー人生を終えるには惜しくて。どこにどんな形で落ち着くか数年は不安だったけど、いまや世界各所で踊る超メジャーダンサー。本当に良かったなあ、と思います。
 ルグリのページに、ちょっと前のエトワールの集合写真があって涙が出そうでした。あの頃は当たり前だと思っていましたが、いま思い返すと黄金期だったんですよね。いまはオスタなんかがエトワールでさ。マチュー君の世代で復活するといいなあ。来年のシルフィードは誰と踊るんだろう。水香ちゃんはあまりルグリの横に入って欲しくないなあ。東バからなら友佳理さんを熱烈希望!
 世代と言えばアメリカのユース・ダンサーのコンクールの受賞者にピサレフの息子の写真があってビックリ。これまた最近まで見ていたダンサーの子供。もうこの世代が育ちつつあるのねえ。ピサレフ息子は父に似ず、スラッとした体型でした。ペトホフのところとは逆パターンね。 
 あとジョゼのページにあった「来日公演のエスパーダで人気爆発」の記述。そうなのよ!ものすごくエスパーダが良かったのよ!!彼なら次回来日公演にはエトワールになっているだろから、次にドン・キがあるとしてもバジル。エスパーダを見られるのはこれが最後!と思ってチケットを追加したかったんだけど、お金が無くてできなかった記憶が・・・。まあ、結局あれからドン・キは持ってきていないけど。
コメント
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