きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

新鋭花形競演(前進座寄席)

2001年07月28日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 吉祥寺。遠い。が、卓治のライブでも行くんだし、好きな人が3人もいるので行ってみるかと、きばりましたわ。
 前座、林家さん光の「出来心」。間抜けな空き巣の話。若手研精会の前座で朝吉くんがやった方がずっとおもしろかった。前座のわりには若くないねえ。
 橘家圓太郎「らくだ」。しょっぱなから大ネタ。やるもんだわ。私の好みからすると、やや口調がスローテンポ。やや眠くなる。でも最後までおもしろかった。このネタって途中がおもしろすぎて落ちを忘れちゃうんだよね。今日聞いた落ちはしっかり覚えておこう。
 林家喬太郎「竹の水仙」。左甚五郎ネタ。謎の酔っぱらいが作った竹細工が本物の水仙になっちゃう話。圓太郎さんで眠気がさしていたところに、枕が短かかったので喬ちゃんのペースにうまく乗り切れないまま本編が始まり「あ、今日は古典か・・・」と思ったら少し寝ちゃった。ゴメン。本命の一人なのに。起きてからしっかり聞いたら、女の子は出てこないけど、それなりにおもしろい人が出ていたよ。
 林家たい平「七段目」。芝居好きの若旦那の話。の、前の枕がおもしろかった。「今日は隅田川花火大会ですね」ってドキドキしたら、やってくれたのよ!
花火
嬉しい~。喬ちゃんが古典だっただけに、嬉しい!しかも台風中継までやってくれたよ。いやいや、お得。本編もおもしろかったよ。落ちまでテンション高く行きました。今回、一番良かった。
 柳家花録「中村仲蔵」。歌舞伎の忠臣蔵でいろんなおもしろい演出やった人(らしい)。どっちかというとしんみり人情話系。まだ若い彼がやるには早いのでは。

 ってな、ところでがございました。たい平くんが「花録師匠」と言うのに対して、花録くんが「たい平くん」と言っていて、縦社会も実感しましたわ。やっぱり喬ちゃんの新作落語を聞くには中野の落語ジャンクションに行かなきゃイカンかのう。
コメント
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