きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「メリー・ウィドウ」ソフィア国立オペレッタ劇場

2001年07月21日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 高校時代の音楽の授業でビデオを見せてもらって、なんとな~く粗筋とか主題歌を覚えていたので行ってみました。初の生オペレッタ。日本語字幕付き。
 楽しいお話ではあったのですが・・・。困った・・・。
「芝居とは
1時間40分で終わるもの」と
体が覚えてしまった!

最悪でもプラス1時間ね。およよ。3時間の芝居がキツいわ。バレエは構わないんだけど。やっぱり、歌のソロの見せ場 → 話を進めるのではなく、たんに個人の技量の見せ場ね。ここが長いと「とっとと話を進めやがれ!」って思っちゃうんだわ。それにオペレッタって、オペラに対してならスピーディーなんだろうけど、ミュージカルからするとテンポが遅い。ちょっと疲れた。字幕はそれなりに工夫していたし(とっちゃんぼうや=えなり君とか)セリフに日本語を混ぜてくれたりとか、見せよう!という気合いは嬉しかったんですが。
 話にチョイと乗れなかった部分があったのはテンポの問題だけでなく、ヒロイン・ハンナ役の人がその相手役?ダニロ役よりうんと年上に見えた事かな。逆か。未亡人だからダニロ役が若すぎるのか。少なくとも見た目が。ダニロ役はジョナサン・コープのスタイル・顔にデビット・ドゥカブニーを混ぜたような人で、私はそこそこ好みだったよ。えへっ。声も良かったし。もちろんハンナ役も綺麗な声でした。セットが地味目だったかね。
 高校時代は良くわからなかったが、今だと、昔(身分違いだったので)求婚できなかった女になかなか「愛している」と言えない男の気持ちが理解できるので、ま、なかなかに楽しめました。パーティーのシーンは黒タキシードが多かったし。でも後頭部ハゲ率が高いんだよなあ。ちょいと悲しい。
 もう無理だとわかっているけど、この話、宝塚でできそうよ。特に次の花組チャーリー&みどりで。みどりちゃんのあの貫禄でやってくれたら嬉しいなあ。
コメント
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