私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

北朝鮮核保有と西村真悟氏の発言について

2003年04月25日 21時17分41秒 | 北朝鮮関連
 北京で4月23日から開かれている米朝支の3者協議の席上で、24日、北朝鮮側代表の李根(リ・グン)・外務省米州副局長が、米国代表のケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)に対し、「我が国は核兵器を複数保有している。廃棄することはできない」と表明し、さらに、あいまいな表現ながら核実験の実施や外国への輸出を示唆したとのことである。

 さらに、寧辺(ヨンビョン)にある使用済み核燃料の再処理も完了し、兵器用プルトニウムを抽出したことを示唆したと米側に伝えたことが明らかになった。米国務省のバウチャー報道官は24日の記者会見で、「北朝鮮の核保有について米政府はかねて指摘しており、発言があったとしても驚かない」と表明しているが、予想されていたとは言え最悪の事態となった。

 北朝鮮が平和的な話合いで核を廃棄することはなどまず考えらない。悪魔の独裁者がいる北朝鮮が話合いに応じると考えるのは幻想である。しかし、このまま事態が推移すれば、北朝鮮の核兵器に対抗する手段を何ら持たない日本にとって、北朝鮮の核をカードに使った恫喝により、永遠に恐喝の被害や、北には反論や抗議を出来ない事態となり続けるだけであり、まして未解決の拉致問題など「解決済み」で終わりである。そんなことで、日本の主権や安全が守れるであろうか。

 この恫喝に対抗するには、日本独自の核武装を検討するか、日米安保条約による米国の核の傘を確実にするために、非核三原則の持ち込ませずをまず廃止し、米軍の核兵器を国内に配備することを公言することだ。また、米国は、このまま北朝鮮が核兵器保有し続けることを認めないであろうから、北が核を輸出し、拡散をはじめようとする兆候があれば、先制攻撃も選択肢にあるだろう。その際、日本や韓国に北朝鮮の反撃により甚大な被害が出るおそれがあるが、その覚悟が必要であろう。

 左翼政党の抵抗により、いまだに有事法制が出来ず、非核三原則の堅持、平和憲法を守れなど言っている連中のことを聞いていたら日本は終わりだ。核戦争は、相互確証破壊というお互いの国が壊滅することが間違いないので抑止されてきたのであるが、金正日は、それが通じる相手ではない。小泉総理は、宣言など平気で反故にする悪魔と握手したのである。このような状況になったのに左翼は有事法制反対、非核三原則堅持、平和憲法を守れであろうか。頭のおかしい指導者がいる悪魔のテロ国家の核兵器保有が現実となったのだ。金正日は自国民が多数犠牲になっても、核を使う可能性があるだろう。

 それにしても思い出すことがある。それは平成11年10月に西村真悟衆議院議員が小渕総理時代に防衛政務次官になり、すぐ辞任したのは、「日本も核武装するか検討する必要がある」という発言であった。その西村氏は辞任の記者会見の席上、新聞記者に向かい「今、君らは私を批判するが、将来、そんなこと言っていられない時がくる」との趣旨の発言があったと記憶している。であるから西村氏の言っていたことが本当になった訳である。

 北朝鮮の核からどうして日本を守るか、日本独自の核武装も視野に入れて検討する必要があると思う。左翼は反対するであろうから、日本など相手にしていない北朝鮮が「核は廃棄しない」と抗弁していることに、いかにして話し合いで核を廃棄させるか良い案を示して欲しいものである。
(2003/04/25) 

この記事は「今日のコラム」
「北朝鮮核保有と西村真悟氏の発言について」
としてHPに掲載されていたものです。


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