私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

北朝鮮軍兵士から小銃を向けられても抗議しか出来ないとは

2019年09月17日 21時54分18秒 | 北朝鮮関連

海保の巡視船に小銃向ける 北の公船か 日本海の大和堆

2019/09/13

 日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺で先月24日、外国漁船の違法操業の監視にあたっていた海上保安庁の巡視船が、北朝鮮籍とみられる船舶から小銃を向けられていたことが13日、政府関係者への取材で分かった。日本政府は外交ルートを通じて、北朝鮮側に抗議した。

 政府関係者によると、現場は石川県の能登半島沖の西北西約385キロの日本のEEZ内。8月24日午前9時ごろ、海保の巡視船に迷彩服を着た乗組員3人が乗った小型ボートが数十メートルまで接近し、巡視船に小銃を向け、間もなく現場から離脱したという。

 小銃の発射は確認されておらず、警戒しながら監視を続けた巡視船の海保官らにけがはなかった。ボートに乗っていた乗組員が、ビデオカメラで状況を撮影しているような様子も確認された。ボートの近くには北朝鮮の国旗が塗装された大型船も確認されており、いずれも北朝鮮公船だった可能性があるという。


 現場海域の近くではこの前日の8月23日午前9時半ごろ、違法操業する北朝鮮籍漁船の監視にあたっていた水産庁の漁業取締船が、北朝鮮公船とみられる同様の船舶に接近される事案が発生。この際、接近してきた船の乗員の武装は確認されなかったという。事案の通報を受け、海保の巡視船も警戒にあたっていた。

 大和堆周辺では平成29年7月にも、水産庁の漁業取締船が北朝鮮籍とみられる船舶から銃口を向けられる事案が発生し、政府は外交ルートで北朝鮮側に厳重に抗議していた。
(産経新聞)

(引用終了)


 日本の周辺国にまともな国はなく、支那は沖縄県石垣市の尖閣諸島の占拠を画策し、韓国は島根県の竹島を占領中であり、北朝鮮は多くの日本人を拉致しているし、ロシアは日本固有の領土を終戦末期に日ソ中立条約を一方的に破棄して占領中である。それでも日本は抗議や遺憾の意を表すだけで、奪還に向けて何の行動も起こしていない。

 かっての戦争の記憶から、領土や同胞が取られ、また取られようとしても、これを武力で奪還したり、排除する気は日本にはなくなっており、まさに平和ボケで、やられっぱなしなのだが、その気概を失わせているのは憲法に原因があると指摘されている。現憲法は日本が米国に二度と歯向かうことのないように、周辺国は「平和を愛する諸国民」であるから、日本がおかしなことをしなければ東アジアは平和だとして、戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認をうたった第9条を連合国軍総司令部 (GHQ)は国際法を無視して日本に押し付けたのである。

 日本の敗戦後、主権が回復していない時期であったことから日本人の手によるものではなく、米国製の憲法であり、それを73年も改正しないのは日本人として恥ずかしことで、なにかと米国を批判することが多く改正に反対している反日サヨクも、米国製の憲法ならば気にくわない筈だが、なぜか憲法に限っては持ち上げているのだから奇妙と言う他はない。

 戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認をうたった9条がある限り、国家国民を守れず、国防と海洋の安全を守る自衛隊や海保の隊員の命を危険に晒しているのであり、そのような状態では国家とは言えないし、だから、日本も普通の国になるためには憲法改正が急務だと言えるだろう。

 日本が普通の国でない出来事が日本海であったようで産経新聞が報じているが、先月24日、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺で、外国漁船の違法操業の監視にあたっていた海上保安庁の巡視船が、北朝鮮籍とみられる船舶から小銃を向けられていたことが13日、政府関係者への取材で分かったそうである。

 8月24日午前9時ごろ、海保の巡視船に迷彩服を着た乗組員3人が乗った小型ボートが数十メートルまで接近し、巡視船に小銃を向けたと言うが、漁民が迷彩服を着て小銃を向ける訳はないので、北朝鮮軍の兵士と思われ、目的は大和堆で自国の漁船が操業するために邪魔になる海保の巡視船を追い払うためであったのであろう、

 日本のEEZ内で、他国の兵士から小銃を向けられても抗議しか出来ない国とは情けない話であり、もし相手が引き金を引けば海保隊員が死傷することは確実なのに、威嚇のために、海保も何らかの武器の銃口も向けられないようでは抑止にもならないし、改正されない9条がある限り、海保隊員が死傷するまで反撃出来ないことになる訳である。

 9条があれば「何処の国も攻めて来ない」とか言っている連中は今回の小銃を向けられた件に関して何の反応もしていないようだが、韓国の駆逐艦が海自哨戒機に火器管制レーダーを照射して件でも沈黙していたのだから、期待するは無駄であり、もし反応するならば、海保側が何らかの行動を取った場合だけで、当然ながら「戦争につながる危険な行動だ」として日本政府と海保側だけを批判するであろう。
(2019/09/17)


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6 コメント

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日本が舐められる理由 (ヘイジ)
2019-09-19 11:27:13
長文で申し訳ありません。

皆さんは憲法9条が原因で日本が舐められているとお考えですが、正確には、争いを嫌う「まともな日本人」の文化にその原因があります。

もともと「まともな日本人」は、争いごとが嫌いで、憲法9条をその言い訳に使っています。

つまり、争いたくない文化を特亜三国に見透かされて舐められているのです。

約80年前のあの戦争の前から大日本帝国臣民は好戦的だったと信じられていますが、例えば、上海事変の時ですらできるだけ争いを避け交渉しようとしていました。

他国、特にアメリカやイギリスなら、話し合う前に徹底的にぶん殴り、瀕死の相手を交渉の席に座らせます。

これをしなかった大日本帝国は特に中国に舐められ、どんどんどんどん戦線を拡大し続けなければならなくなり、国力を無駄に消耗していったのです。

その上現在、日本国は通常戦力の行使どころか、警察力まで行使していません。

例えば戦前からオホーツク海はソ連との権益争いの最前線で、大日本帝国海軍は旧式ながら駆逐艦4隻を大湊に派遣し、常に領海に張り付かせて、大日本帝国の漁民を守っていました。

これはソ連海軍艦艇による大日本帝国の漁船の操業妨害事件が多発していたためであり、それらの軍事的脅威から大日本帝国臣民を守るために駆逐艦が派遣されていたのです。(駆逐艦のそばで操業する漁船団の写真が何枚も残されています。なお、ソ連軍は大日本帝国の駆逐艦を見るとすぐに退散したそうです。)

ところが、今はもっとひどくなっています。

ロシアによる日本漁船の拿捕・漁民の抑留だけでなく、日本海の日本EEZ内における北朝鮮・韓国漁船の違法操業、北朝鮮軍の小銃による巡視船への威嚇等、彼らはやりたいほうだいです。

北朝鮮、「不法侵入」と主張 海保巡視船への威嚇事案か

https://news.livedoor.com/article/detail/17096384/

この件で日本側が黙っている原因を憲法9条の存在と考える方が多いですが、巡視船・海上保安官は海の警察官であり、EEZ内での操業は漁業協定がない限り国際法違反であり、堂々と警察力を行使することができます。

18年前、海上保安庁は警察力を行使し、実際に不審船を自沈に追い込んでいます。

九州南西海域工作船事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/ 九州南西海域工作船事件

つまり「まともな日本人」は、それをする能力を持っているのに、行使したくないから行使せず、いや実際には海上保安官の警察力行使を許さず、その結果、漁民と海上保安官の命を危険に晒して平気なのです。

このように、日本国が通常戦力の行使どころか、警察力まで行使しないため、特亜三国とロシアに舐められているのです。
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良識のある日本人 (0necat01)
2019-09-20 21:46:30
forestさん。

 「米国に押し付けられた憲法」と、私もそう思っていた時期がありました。しかし占領統治が終り、74年になろうとしています。

 これはもう、アメリカの話でなく、日本人自身の問題です。反日・左翼の人間だけでなく、保守の顔をした自民党の議員や、庶民の中にいる「良識のある日本人」が原因です。

 敵対する国から、「良識のある日本人」と持ち上げられているのは、反日・左翼の人間に加え、自民党の議員もいます。私に言わせれば、「良識のある日本人」とは、「日本人の魂を失った人間」のことです。

 もし、お暇の時、私のブログで「村上誠一郎氏の動画」をご覧ください。「良識のある日本人の」見本がいます。まさに獅子身中の虫、駆除すべき害虫です。こんな議員が自民党にいる限り、憲法改正はできません。

 国民が自民党多数を与えても、自民党の中にこんな議員がいるのでは、反日・野党が喜ぶはずです。
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>onecat01さん (forest(管理人))
2019-09-23 14:41:30
コメントありがとうございます。米国製の憲法だとしても、改正するかしないかは日本人が決めることで、改正するならば、何処を改正するか。改正しないならば、その理由を示して論議すべきなのに、ただ改正反対では話になりません。

「良識のある日本人」とはどのような方かは日本と韓国などでは認識に差がありますからね。まあ韓国から「良識のある日本人」として評価されているような方はほとんどが売国奴でロクな者はいませんね。

村上誠一郎氏の動画を読ませていただきました。この方は自民党の議員だそうですが、国防が最大の福祉だとの認識はないようで、自民党には支那や韓国から評価されている議員もいますから、その一人なのでしょうが、自身の考えに近い党に移籍した方が良いでしょう、国会議員でまともな方は極めて少なく、論議を聞いていると、「これでも国会議員か」と思える方が多すぎますね。

良く勉強している議員と、歳費だけ貰って何でも反対しか言わない議員がいますが、恥ずかしいとの認識はないのかと言いたくなります。日本の政治は三流と言われているのは正解だと思っています。
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>ヘイジさん (forest(管理人))
2019-09-23 20:18:57
長文のコメントありがとうございます。大変参考になりました。

確かに憲法9条があるため出来ないとの言い訳をしているようでは、海洋の安全を守っている海自や海上保安官の生命を危険にさらしていることで、銃口を向けられても我慢すべきでは現場はたまりませんね。

九州南西海域で北朝鮮の工作船を海保が攻撃したことがあり、その映像を見ていますし、船の科学館に展示されていた工作船を見学に行った記憶があり、搭載していた武器に驚きました。

日本もやれば出来るのに、敢えてしないので、舐められているのです。警察力を行使して排除する必要があれば、現場の判断ですれば良いのです。多くの国民は「よくやった」と称賛するでしょうし、北朝鮮の工作船を海保が攻撃した時もそうでした。「なぜ攻撃した」と批判したのはサヨクだけでしたね。

もし、今の憲法9条のまま外敵の攻撃があった場合に、専守防衛などと言っているようでは国は守れません。その時は9条の制約など無視して、敵を排除して欲しいもので、憲法を守ることよりも国家国民を守ることの方が大事ですからね。
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どうやって「抗議」したのか (成田あいる)
2019-09-27 20:55:42
海上保安庁の巡視船にしても水産庁の漁業取締船にしても、全く手も足も出なかった、いや全く出そうとしなかったわけです。
銃口を向けられたと言うことは、下手すれば生命の危険があったわけです。

政府はいずれの件も「抗議」したようですが、どうやって「抗議」したのでしょうか。
「外交ルート」と言うことは、「非公式」と言うことだと思います。
現に北朝鮮の木造船により避難小屋が荒らされた事件が起きているのです。
小銃を向けられても船舶に接近されてもせいぜい「抗議」止まりでは、また同様の件が起きるでしょう。
と言うより、もっと重大なことが起こると思います。
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>成田あいるさん (forest(管理人))
2019-09-29 13:59:08
コメントありがとうございます。銃口を向けられても抗議しか出来ない日本で良いのかと思っており、憲法の制約があるから仕方ないと言う方が多いでしょうが、それでは現場の海保や水産庁の方はたまったものではありません。抗議程度で北朝鮮はやめる訳はなく、日本海のEEZ内にある大和堆を領海だと言い出していますので、今度は銃撃して来る可能性があるでしょう。銃口を向けてきたら警告射撃を実施し、それで反撃したら、船体射撃を行うべきで、日本海を支配しようと思っている北朝鮮と対峙するに憲法は何の役にも立たないでしょうね。
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