2020/02/21
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が自身の後継者に妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長を指名したという主張が提起された。
脱北者1号博士の安燦一(アン・チャンイル)世界北朝鮮研究センター理事長は20日、自身のユーチューブ「安燦一TV」で、「昨年10月に金正恩が白頭山(ペクドゥサン)を訪問した際、随行した幹部に『私の後継者は金与正同志』と話した」と伝えた。
安理事長は「金正恩の健康が良くないため、1月にフランスの医療関係者が極秘で平壌(ピョンヤン)を訪問して金正恩を治療した」とし「若い年齢(36)にもかかわらず健康が良くない点が後継者指名を急いだ理由であるはず」と述べた。また「トランプ政権が米国に敵対的な人物を相次いで除去している点も意識した可能性がある」と付け加えた。
先月25日の旧正月公演に金正恩委員長が叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)元労働党部長を6年ぶりに登場させ、その隣の席に金与正第1副部長を座らせたのも、いわゆる「白頭血統」と呼ばれる「金氏一家」を浮き彫りにする意図があったというのが、安理事長の分析だ。金正恩委員長は李雪主(イ・ソルジュ)夫人との間に3人の子どもがいるが、まだ10歳下の年齢と把握されている。
ある対北朝鮮情報関係者は「後継者を公開すれば権力の低下もあり得るという点で、金正恩が本当に指名したのかはやや疑問」とし「追加の情報確認が必要」と慎重な立場を見せた。
(中央日報)
(引用終了)
健康を維持するには、なるべく体を動かし、暴飲暴食はせず、十分な睡眠を取ることなどが必要だと言われているが、そうは言っても生身の体であるので、明日はどうなるか分からないとして、今日一日を精一杯生きることが大事であり、そして夜寝る時に、多くの方に支えられて充実した一日だったと感謝の気持ちを忘れることなく、穏やかに休みたいものである。
人は普段の生活やものの考え方が体型に出るもので、例えば楽して暮らすことばかり考えていて、食べたいものを好きなだけ食べていれば、次第に体重が増え、いわゆる肥満体になり、様々な慢性疾患の原因となるだろう。身長マイナス110が標準体重だそうで、例えば身長170センチの方は60キロが標準体重と言うか適性な体重で、それより多いと肥満体となり、少ないと痩せていることになる訳であり、だから標準体重を維持するのは健康の元と言えるのではなかろうか。
肥満体と言えば、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を見ていると「よくここまで太ったものだ」との印象でしかないし、まさに健康に良くないことを何でもやっているとしか思えない体型だが、中央日報によれば、その金正恩が自身の後継者に妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長を指名したとのことで、脱北者1号博士の安燦一(アン・チャンイル)世界北朝鮮研究センター理事長が20日、自身のユーチューブ「安燦一TV」で、「昨年10月に金正恩が白頭山(ペクドゥサン)を訪問した際、随行した幹部に『私の後継者は金与正同志』と話した」と伝えたそうである。
北朝鮮から伝えられる映像を見ていると太っているのは金正恩ただ一人であり、おそらく好きなものを好きなだけ食べているからであろうし、食べすぎは健康に良くないとたしなめる者もおらず、もし、たしなめれば処刑されてしまうかも知れないとなれば、まさに食事に関しても独裁者だと言えるだろう。
金正恩が自身の健康問題から後継者として妹の金与正1副部長を指名したとの情報は、中央日報が報じているだけで、事実関係は不明だが、金正恩の年齢からして、後継者を指名するのは早すぎることから、既に死亡しているか、それとも危篤状態で、独裁体制を維持するために早急に後継者を決める必要に迫られているかも知れない。
北朝鮮は妹の金与正ではもたないような気がするし、体制崩壊の可能性が高まることは間違いなく、なぜかと言うと、権力者が女となれば北朝鮮人民軍が忠誠を誓うとは思えず、そうなると軍事クーデターが起きて、北朝鮮が内戦状態になるだろうから、日本として、拉致被害者を奪還する機会が巡ってくる訳である。もし奪還に成功すれば、北朝鮮がどうなろうと知ったことではないし、一切助けず、決して関わらない方が良いであろう。
兄弟だけでなく叔父までも殺した金正恩となれば、北朝鮮内部に、それに恨みを持っていて、暗殺は無理でも早死させる良い方法はないものかと思っている者がいるだろうから、毎日のようにたらふく食って次第に肥満体になっていく金正恩を見ていて、ニンマリしていたのではあるまいか。
(2020/02/27)
写真:安燦一博士が19日、ユーチューブで、金正恩委員長が妹・金与正党第1副部長を後継者に指名したと主張した。[ユーチューブ キャプチャー]