私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

選挙期間中に候補者や応援者にヤジを飛ばす自由はない

2019年12月07日 20時52分35秒 | 裁判・事件

首相にヤジで排除された男性、警察官を刑事告訴 「黙っていれば言論萎縮進む」

2019/12/03

 安倍晋三首相が札幌市で街頭演説した際、ヤジを飛ばした市民を北海道警の警察官が排除した問題で、排除された市内に住むソーシャルワーカー、大杉雅栄さん(31)が3日、警察官の行為が特別公務員職権乱用罪などにあたるとして、関係した警察官を札幌地検に刑事告訴した。

 また、実力を伴った排除で表現の自由を妨げられ、肉体的・精神的苦痛を被ったとして、管理者の道に330万円の支払いを求める訴訟を札幌地裁に同日起こした。

 弁護団によると、参院選期間中の7月15日、安倍首相がJR札幌駅前で行った街頭演説で、大杉さんが「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばしたところ、4回にわたって複数の警察官に体を取り押さえられるなどした。

 排除された聴衆は少なくとも9人に上るという。大杉さんは「黙っていれば、言論の萎縮が進んでしまう。自分一人の問題ではない」と訴えた。【山下智恵】
 
道警ヤジ排除問題

 参院選の選挙運動期間中の7月15日、JR札幌駅(札幌市)前などで街頭演説していた安倍晋三首相に「やめろ」「増税反対」などと叫んだ男女を、道警の警察官数人が取り囲んで肩をつかむなどして強制的に排除し、その後も追いかけるなどした。

 年金政策を批判するプラカードを掲げようとした市民も、警察官とみられる複数の人に取り囲まれて付きまとわれるなど、少なくとも同市内で9人に対する排除・妨害行為を弁護団が確認している。

 これらの行為について、道弁護士会連合会は「ヤジを飛ばした聴衆を排除することに法的根拠はない」と批判し、「経緯を調査して結果の公表を道警に求める」との声明を発表。当事者と支援者らは抗議デモを札幌市内で行った。専門家も「過剰警備と感じる」など問題視する。

 これに対し、道警は「トラブル防止の観点からの措置」と説明。法的根拠など詳細については、東京都の男性から札幌地検に告発状が出されたことから、「捜査に支障がある」として明らかにしていない。
(毎日新聞)

(引用終了)


 有権者になってからは選挙には必ず行くようにしているが、選挙だから支持した候補者が必ず当選するとは限らないし、それも多くの有権者の判断だから、文句を言ってもはじまらない。選挙の際に支持する政党や候補者をどのようにして決めているかは人によって異なるであろうが、私の場合はその政党がどのような政策を掲げているか確認することと、過去に何をし、何をしなかったなどの実績を判断材料にして決めている。
 
 選挙で、支持している政党の候補者が当選しなかったと嘆いている有権者も世間にはいるだろうが、応援が足りなかったと反省するしかなく、次の選挙では、その政党の候補者が演説している場に何度も足を運んで「頑張れ」とか「支持しているぞ」とか言って応援すれば当選させることが出来るかも知れないので、是非そうして欲しいものだ。
 
 だが、おかしな方が世間にはいるようで、自分が支持していない政党の演説会場にわざわざ出向いて、罵声を浴びせて喜んでいる方がおり、いくら気にくわない政党だとしても、支持している方もその会場に大勢来ている訳で、当然ながら迷惑の何者でもないが、迷惑だとしても正しいことをしていると思い上がっているようである。
 
 毎日新聞によれば、今年7月の参院選期間中に、安倍総理がJR札幌駅前で行った街頭演説中に「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばしたため、北海道警の警察官により排除された市内に住むソーシャルワーカー、大杉雅栄さん(31)が3日、警察官の行為が特別公務員職権乱用罪などにあたるとして、関係した警察官を札幌地検に刑事告訴し、また、実力を伴った排除で表現の自由を妨げられ、肉体的・精神的苦痛を被ったとして、管理者の道に330万円の支払いを求める訴訟を札幌地裁に同日起こしたと報道されている。
 
 また、大杉さんは「黙っていれば、言論の萎縮が進んでしまう。自分一人の問題ではない」と訴えているそうだが、「安倍辞めろ」とヤジを飛ばす暇があれば、かって民主党が政権交代を成し遂げたように選挙で自民党を大敗させれば安倍総理は辞任となることから、自民党以外の現野党の支持者を増やす運動をするか、自身が出馬して「安倍辞めろ」と訴えれば良いだろう。
 
 安倍総理の街頭演説を静かに聞きたい聴衆の権利をヤジで聞き取れないように侵害する自由もないし、またヤジが言論の自由である訳でなく、いくら自身の支持する候補者が勝てないからだとしても、明らかな選挙妨害をしておきながら、警察官により排除されたことは違法だとして、言論の自由を侵害された被害者のような振る舞いをするのはかなり偏向した思想の持ち主か、精神的な疾患を抱えているのではあるまいか。
 
 公職選挙法によれば、選挙期間中は候補者の演説を邪魔してはならず、また候補者への応援者の演説も同様との罰則があり、にも関わらず検挙もされず、道警の警察官により腕つかまれて排除されたのは注意だけで済んことであり、にも関わらず、その警察官を告訴するとは驚く他はないし、これでは道警としても、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)として検挙しておけば良かったと思っているかも知れない。
 
 この安倍総理にヤジを飛ばした男は前の選挙で何党に投票し、次の選挙で何党に投票するつもりなのか知りたいもので、「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばすようでは自民党の支持者ではないことは分かるが、ならば安倍総理が街頭演説していても、聞きたくないとして黙って立ち去れば良いのに、ヤジを飛ばして演説を妨害する必要はないだろう。
 
 選挙期間中であってもヤジは違法ではないするならば、そのヤジによって演説している候補者や応援者の演説を聞こえなくしても良いと言うことになり、正に公正な選挙を妨げるもので、言論萎縮を狙っているのはこの男の方ではないか。ヤジを飛ばしたために警察官に排除されたことを恨んで告訴したとなれば、今後は要注意人物として公安当局により視察対象者となるであろうし、なぜならば、ヤジを飛ばすだけにとどまらず安倍総理などに危害を加える恐れがあるからである。
(2019/12/07)

写真:刑事告訴と提訴に踏み切り、記者会見する大杉雅栄さん(前列中央)と弁護団=札幌市中央区で2019年12月3日午後4時31分、山下智恵撮影


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2 コメント

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ヤジは「言論の自由」ではない (成田あいる)
2019-12-11 21:53:18
安倍総理がヤジをつぶやいたことで叩かれましたが、安倍総理へのヤジは正当なもので、「言論の自由」なのでしょうか。
「「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばしたところ、4回にわたって複数の警察官に体を取り押さえられるなどした」ことは、当然のことだと思います。

広島や長崎、あるいは沖縄の平和式典では、「安倍帰れ」だの「安倍を監獄に」と言うプラカードが立ち並び、実際に暴言が浴びせられたこともあります。
そうでなくても「桜を見る会」の過剰報道で、今後同様なことがないとも限りません。
「安倍辞めろ」とヤジを飛ばすことは、明らかに「暴言」であり「言論の自由」でも何でもないと思います。
認めていたら「言いたい放題」になってしまいますし、安倍総理の演説を聴きたい方の「演説聴取の自由」を侵害してしまうことになってしまいます。
そしてこれを取り締まることは通常の犯罪を取り締まることと同じであり、「言論の萎縮」でも何でもないと思います。
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>成田あいるさん (forest(管理人))
2019-12-16 18:48:19
コメントありがとうございます。安倍総理の顔も見たくなく、話しも聞きたくない方が敢えて安倍総理が演説している場に出向いてヤジを飛ばしているようで、明らかに演説妨害が目的でしょうし、興奮して何をするか分からないと判断され、警備に当たる警察官が、その場から離脱させる措置を取ってのでしょう。警察官職務執行法第5条(犯罪の予防及び制止)によって行われた正当な職務執行であり何の問題もありません。

安倍総理が参列する平和式典でも同様なヤジを飛ばす連中がいるようで、葬儀の会場で、遺族関係者をヤジるようなもので、いくら安倍総理が嫌いだとしても場をわきまえろと言いたいですね。

「言論の自由」があるとしても、言ってはならないこともあるし、第3者に迷惑が掛かる恐れがあるとなれば、「静かにして欲しい」とその場から退去させることも必要で、「ヤジを飛ばすのもダメなのか」ではなく、安倍総理を退陣させたいのであれば、選挙で結果を出すしかありません。ヤジを飛ばす連中には分かっていないようですね。
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