都知事に小池百合子氏 分裂選挙「知名度」で制す 初の女性都知事
2016/07/31
舛添要一前都知事の辞職に伴う東京都知事選は31日、投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)が、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らを破って初当選を確実にした。女性都知事の誕生は初めて。
自民党は候補者擁立が難航し、小池氏と増田氏の間で17年ぶりの分裂選挙となっていた。同党都連が擁立した増田氏陣営は徹底した組織選挙を挑んだが、「知名度」を背景に無党派層への浸透を続けた小池氏には及ばなかった。
(以下略・全文はリンク参照)
(産経新聞)
(引用終了)
東京都知事選は、31日午後8時の投票終了とほぼ同時に、小池百合子氏の当選確実との速報が流れた。当然の結果だと思うし、自民党都連の連中は今頃青くなっているであろうが、小池氏憎さから、あの不景気な顔をした冴えないおっさんとしか言えない増田氏を引っ張り出したものの、一部の自民党支持者でさえ小池氏を支持したと言うのだからもう笑うしかない
自民党都連は舛添前都知事のように候補者の選定が失敗続きで、要は人を見る目がないと言うことだが、自分らの利権を守るために、何でも言うことを聞きそうな増田氏を後出しじゃんけんのように出してきたものの、見事に落選した訳で、当然ながら恥を晒したことで責任問題が生じるが、都連の石原伸晃会長と都議団を牛耳っている内田茂幹事長は何らかの責任を取らざるを得ないであろう。
そう言えば都連は自民党所属議員が家族はもちろんのこと、親族に至るまで増田氏以外の候補者を支援すれば除名するとか言っていたが、それでも現職議員が除名覚悟で小池氏の応援演説していたし、自民党支持者であっても小池氏支持が多かったとなれば除名ラッシュになるだろが、そのような北朝鮮みたいなことをしようとするから逆に反発されて小池氏支持につながったのではあるまいか。
小池氏は自民党からの推薦が得らず、与党の分裂選挙のようになった訳で、そうなると野党として連合候補を出せば有利であった筈であり、だから知名度がある鳥越俊太郎氏を担ぎ出したものの、今の開票状況では次点にもならないようであり、まさに惨敗と言って良いであろう。
産経新聞は小池氏の当選を報じているが、知名度が当選に繋がったと書くならば、遥に知名度があり組織力もある鳥越氏が当選した筈であり、だから知名度だけで小池氏が当選した訳ではなく、掲げている政策や都知事としての資質あると見た方が多かったのではあるまいか。東京の顔として増田氏や鳥越氏が相応しいか言わなくも分かることで、ともかく小池氏の当選を祝いたいが、今回の都知事選に出るのは最初で最後だと言っていた桜井誠氏の得票数が気になるところである。
(2016/07/31)
小池氏は都の隅々まで足を運び、支持を広げて行ったことが熱い共感を呼び、これが大きな支持に繋がったと思います。
まさに非難する理由など見当たりません。
これに対して鳥越は演説も政策も公約も「適当」でしか無かったこと、健康不安や「ボケ」傾向、次第に主張が「脱原発」などとズレて行ったことが敗因だと思います。
「文春砲」「新潮砲」も、ダメ押しとなりました。
第一、1989年当時の宇野総理を「芸者スキャンダル」で撃ち落とし、「埼玉女子大生ストーカー殺人事件」で名を上げた男が、「女子大生」に狼藉を働いてるようじゃダメでしょ(笑)
桜井誠氏は、何と5位につけ、11万票も獲得しました。
特筆に値すべきなのに、桜井氏のことは「殺害予告」や「ポスター破損」の件も含め、一貫してマスコミは黙殺しました。
マスコミにとっては「ヘイトの大王」だからなのでしょうか。
いずれにせよ、これで鳥越は前回の都知事選の細川元総理と同じく、「老醜」をさらし赤っ恥をかいただけで終わりました。
そして宇都宮健児氏も、都政はもう諦めて弁護士業に専念すべきでしょう。
が一番まともに見えるでのは当たり前の話で、増田氏も鳥越氏もおだてられての立候補で、公約などを準備しておらず、まさに場当たり的であったと言えます。
桜井誠氏が11万票と21人の候補者の中で5位になったのですが、偏向マスコミは早速批判しています。桜井氏に対する殺害予告を報じなかったのは「殺されろ」と言っているも同然で、選挙ポスターの破損もありましたが、これが鳥越氏であったならば、公正な選挙への挑戦などと大きく報道したでしょうね。
鳥越氏と言えば、いい年をしたオヤジが恥を敢えてかくために立候補したようなもので、最初から止めておけば良いものを何ともみっともない話です。
それにしても小池氏は都民第一だとして韓国学校の件は白紙にするようです。今日会見を開いたようですが、何だか桜井氏の主張と似ている点もあり、都民は良い選択をしたと思っています。