私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

自衛隊車両の展示中止に追い込んだ日本共産党

2019年07月31日 21時56分55秒 | 日本共産党

自衛隊車両「展示中止」なお続く波紋 地元市議は再開催申し入れ、その意図は

2019/07/30

 神戸市の大丸須磨店で2019年7月27日と28日に開催されたイベント「夏休みパラダイスin 須磨」で、予定されていた自衛隊車両の展示が中止となった件は今なおネットを中心に物議を醸している。

   開催直前に市民団体がこの催しに対して中止の要請を行い、中止決定後に神戸市議が抗議の要望書を提出するなど余波は続いている。

◆複数の団体から中止要望

   「夏休みパラダイスin 須磨」では、複数のイベントの中に自衛隊車両展示が予定されており、自衛隊兵庫地本の協力で小型トラックが展示される予定だった。

   騒動のきっかけは、7月26日に「新日本婦人の会 兵庫支部」というツイッターアカウントが、「朗報」として車両展示の中止をツイートしたことだった。

   ツイートによれば、同会の会員10人が「百貨店は子どもから高齢者まで利用する。主旨にそぐわない」としてイベントの中止を申し入れた。翌日には大丸側から中止の連絡が来たという。同日には大丸須磨店もサイト上で、「諸般の事情により急遽中止させていただくことになりました」というお知らせを掲載した。

   J-CASTニュースが29日に大丸須磨店に取材したところ、この新日本婦人の会兵庫支部だけでなく複数の団体から中止の要請があったとのことである。

   一方で27日、新日本婦人の会兵庫支部のツイートに対し、岡田ゆうじ神戸市議(自民党神戸市会議員団)が批判のツイートを行った。

    「大丸須磨店に10人で押し掛け、同店のイベントの一部を強制的に中止させるという蛮行、反社会的行為」

と激しい口調で批判した。上畠寛弘神戸市議(同)もこれに同調し、28日には両議員が大丸須磨店へ要望書を提出するに至った。

◆「地域住民の意見を尊重して自由に開催されるべき」

   両議員が提出した要望書には

    「貴店におかれましては、自衛隊のイベントに限らず、一部の政治団体によって不当に開催中止に追い込まれたイベントと、機会を見て改めて開催いただくことを、そして今後このような不当な圧力や脅迫に屈することなく、市民や地域住民、そして何より貴店お客様のご意見をしっかり聞いた上で、貴店自身が企画したイベントを、最後まで自信を持って開催いただくことを、要望申し上げます」

などの文面が掲載されていた。

   J-CASTニュースは7月30日に岡田市議にも取材を行ったところ、岡田市議は、こう話した。

    「地元の学生も企画して参加する、企業の自由な経済活動の一環で行われるイベントが圧力によって中止に追い込まれるのはあってはならないことで、地域住民の意見を尊重して自由に開催されるべきです」

既に「夏休みパラダイスin 須磨」は終了しているが、自衛隊の車両展示中止を巡っては今もSNSでは賛成・反対双方の意見が飛び交っている。
(JCASTニュース)

(引用終了)


 地震や風水害などの被災地において、自衛隊による災害派遣活動が行われているのは時に珍しい光景ではないし、被災者にとってみれば、感謝の気持ちしか湧いてこないのではなかろうか。子供たちにとっては自衛隊員はヒーローであり、何もかも失われた被災地で、自衛隊員におんぶされた子供の写真を見たことがあるが、最も頼りになる存在であることが分かっているからであろう。

 自衛隊による災害派遣活動の転機になったのは阪神大震災だと言われており、その前は災害時に自治体と自衛隊がどう連携して行くかに関して、情報交換や訓練さえも十分に行われておらず、であるから阪神大震災当時に兵庫県知事であった貝原俊民氏は、自衛隊に災害派遣要請をするかどうかの判断すらも出来なかったのである。

 しびれを切らした自衛隊側が「この電話をもって要請があったとみなしで良いか」と、話したことから、電話を受けた防災係長が「それでお願いしたい」と返事し、それを貝原知事に事後報告したのであり、だから、災害派遣要請は貝原知事自身が行ったものではないのである。

 あるテレビ番組でジャーナリストの池上彰氏が、「貝原知事として、すぐにでも派遣要請をしたかったが、電話が通じず、午前8時の時点でやっと通じたが、すぐに切れてしまった。そして午前10時に再び通じたので要請した」と言っていたが、完全に嘘であり、かって貝原知事と防災係長が出演した報道番組では、前述したような自衛隊側とのやりとりあったことを話しており、それを池上氏は否定した訳だが、自身では何も調べず、台本通りに話すだけではジャーナリストとして失格であろう。

 阪神大震災の記憶も新しいことから、自衛隊は多くの被災者から未だに感謝されているであろうと思っているが、日本共産党だけでは感謝しておらず、自衛隊を貶めるためには何でもするようである。JCASTニュースによれば、神戸市の大丸須磨店で7月27日と28日に開催されたイベント「夏休みパラダイスin 須磨」で、予定されていた自衛隊車両の展示が中止となった件は今なおネットを中心に物議を醸していると報じられているが、中止に追い込んだのは日本共産党系の新日本婦人の会兵庫支部とのこと。

 新日本婦人の会兵庫支部によれば、同会の会員10人が大丸側に「百貨店は子どもから高齢者まで利用する。主旨にそぐわない」としてイベントの中止を申し入れたようだが、イベントを楽しみにしている多くの方がいるのに、共産党が「主旨にそぐわない」と勝手に判断し、大丸側が混乱を恐れて中止せざるを得なくなった訳である。

 自衛隊の廃止を政策に掲げている共産党だが、自衛隊車両の展示を特に楽しみにしていたであろう夏休み中の子供たちをがっかりさせることが共産党にとっては「朗報」となるようだ。まさに思想とは恐ろしものであり、選挙によって合法的に成立した政府を暴力革命によって破壊し、独裁政権の樹立を画策する共産党にしてみれば、今の自衛隊は邪魔な存在であることは間違いないが、支那のように共産党独裁政権となれば、自衛隊を人民解放軍に改変し、国軍ではなく共産党を守るためだけの軍にするであろう。

 神戸市は阪神大震災の際に甚大な被害を受けた被災地の一つであり、そこに災害派遣の横断幕を掲げた自衛隊の車列が到着すれば。被災者にとって、地獄で仏に会ったようで、実際、テレビのインタビューに答えていた男性が「今まで自衛隊はいらないと思っていたが、これほど頼もしいものとは思わなかった」としみじみと語っていた記憶がある。

 しかし共産党は、お世話になった自衛隊を歓迎し、感謝したいと思っている神戸市民の声を無視し、自衛隊車両の展示を中止させたと喜んでいる訳で、大丸側も「諸般の事情により、急遽中止」ではなく、共産党から「百貨店は子どもから高齢者まで利用する。主旨にそぐわない」とのクレームがあったことを公表すべきであろう。

 共産党は自分らの主張こそ正しいと思っているであろうが、自衛隊の基地や駐屯地公開で、多くの方が来場することは知っている筈で、そのような場で「自衛隊反対」を叫ぶこともある共産党は異常だと認識されているから支持者も増えないのであり、高齢となった支持者が減少すれば、どうなるか分かっていても、主張は変えないであろうから、そのまま自滅して欲しいものだ。
(2019/07/31)

写真:大丸須磨店の自衛隊車両の展示中止のお知らせ