私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支持する政党を応援せず安倍総理に罵声を浴びせる連中とは

2019年07月22日 19時42分27秒 | 政治

安倍首相の演説をヤジった人を警察が強制排除 職権乱用で刑事告発

2019/07/19

 札幌市中央区で7月15日に行われた安倍晋三首相の参院選の街頭演説の際、演説中にヤジを飛ばした市民を北海道警の警官が取り押さえ、演説現場から排除したことが波紋を広げている。SNSなどでは「言論封殺」「意見表明の自由を侵害している」などと炎上。

  北海道警の警官らによる市民への排除、拘束が特別公務員職権濫用罪(刑法194条)と公務員職権濫用罪(刑法193条)に該当するとして、東京都在住の男性が19日までに札幌地検に刑事告発したことがわかった。

  選挙演説のヤジに対する強制排除、拘束という前代未聞の事件。最初に排除された男性市民は安倍首相から20mほど離れたところから、「安倍やめろ、帰れ」と叫んだところ、警官が突進。男性を取り囲んで、その場から排除した。その後、女性市民に対して警官は2時間以上も尾行、つきまとったという。

 また「増税反対」と叫ぶ女性も、後方から警官が抱きかかえるように聴衆から引き離された。最初に排除された男性はインターネットのサイトに、その時の模様をこう書いている。

 <ものすごい速度で警察が駆けつけ、あっという間に体の自由が奪われ、強制的に後方に排除されてしまった>

 北海道道警のあるOBはこう話す。

 「首相の選挙演説というのは、警備ランクでは最重要なもの。警備の中で市民を引き離したりするのは、『お願い』『ご理解』と言われている。だが、今回は引き離し、拘束しているんでしょう。予め、ヤジを飛ばしそうな人に目星をつけてマークしていたはず。それでなきゃ、すぐにたくさんの警官が駆けつけられません。首相の選挙演説ですから、道警だけでは判断できない。警察庁などから指示があったんじゃないのかな」

 告発した男性は本誌にこう語った。

 「選挙演説にヤジを言っただけで、排除、拘束というのは意見表明すら許さないという安倍政権の意思かと感じました。選挙演説でのヤジだけで、警官がこのような行動に出て、拘束までした。実質的には逮捕と同じじゃないか。法的に問題があると、警察ではなく、検察に告発することにしました」
(週刊朝日)

(引用終了)


 21日に行われた参院選は、与党自民党と公明党で過半数を獲得したものの、自民は単独で過半数を維持できなかったが、立憲民主党が改選前の9議席からほぼ倍増の17議席へと伸ばしており、他の野党が議席を減らしている中で、立憲の躍進が目立った選挙であった。
 
 選挙だから、どの候補者や政党に投票するかは自由だが、有権者として何を基準にして候補者や政党を選ぶべきか普段から考えている方と、その時の世の流れで毎回変えている方など様々で、また政治は誰がやっても同じだとして棄権する方もいるだろうが、それが大きな間違いであることは、偏向メディアが後押しした、かっての民主党政権で多くの国民は認識した筈である。

 今回の選挙で躍進した立憲は、元民主党の連中が集まっている党であり、そうなると、支持した有権者は悪夢の民主党政権をまた期待しているのか。それとも悪夢ではなく、バラ色の政権で、自民党政権とは比較にならない良い時代であったと思っているのであろうか。

 立憲公認で今回当選した方の中には政治家としての資質があるのか疑わしい方もいるし、今回、間違って政治家になったものの何をしたいのかさっぱり見えて来ない方もおり、知名度があったり、女性の場合は美人と言うだけで支持してはならないし、今まで政治には無縁であった方ならば、素人なのだから、今日から「先生」などと言われても思い上がらないようにして欲しいものである。

 21日に行われた参院選の結果を注目していたので日本国民だけでなく、韓国も安倍自民党の敗北を期待して見ていたであろう。もし自民党敗北となれば、安倍総理は退陣し、政権交代となる訳だが、ポスト安倍として名が上がっている石破氏や岸田氏では、今のような韓国に対する強い姿勢は取らないかも知れず、そうなると韓国が付け上がる元のような関係に戻るからである。

 韓国から嫌われるような総理ではないと国益を守れないと思っているし、また偏向メディアから批判される方が良いのであり、そうなると安倍総理は嫌われ、また批判される中で、それに耐えて良くやっていると思っているが、今回に参院選でも選挙期間中に最も多くの罵声を浴びせられた政治家と言えば安倍総理ではなかろうか。

 週刊朝日によれば札幌市中央区で7月15日に行われた安倍総理の街頭演説中に、ヤジを飛ばした者を北海道警の警察官が演説現場から排除したことから、東京都在住の男性が19日までに、道警の警察官の行為は特別公務員職権濫用罪(刑法194条)と公務員職権濫用罪(刑法193条)に該当するとして、札幌地検に刑事告発したことがわかったとのことである。

 安倍総理の街頭演説を聞きに行く方は自民党の支持者だけではなかったようで、罵声を浴びせる目的のために行く方もいるとは何とも虚しい話しだと思うし、どうせ行くならば支持している政党の演説を聞きに行った方が健康にも良い筈なのに、なぜ見たくもない安倍総理の顔を敢えて見に行くのであろうか。そして聞きたくもない話しを聞かされて興奮して罵声を浴びせているとは、言論の自由を履き違えていると言わざるを得ない。

 まさに選挙妨害であり、安倍総理の演説を静かに聞きたい方がほとんどであろうが、それを邪魔することは言論の自由ではないし、罵声を浴びることで安倍総理の言論の自由を奪っておきながら、支持者ではないから罵声を浴びせる自由はあるとでも思っているのであろうか。

 内閣総理大臣は、警護要則第二条によって、その身辺に危害が及ぶことが国の公安に係ることとなるおそれがある者として警察庁長官が定めるが警護対象者であり、だから警察による警護活動が常時行われている訳で、街頭演説という誰もが自由に聞けるような場所で、聴衆の身元や所持品検査も行われていないとなれば、そのような状況の中で、安倍総理に対して罵声を浴びせ続ける者がいるとしたら、警察として、黙って見ていることなど出来ないであろうし、その責務を果たす必要がある。

 警護活動中の警察官は警察官職務執行法第五条(犯罪の予防及び制止)を根拠に、その者を安倍総理から遠ざけることで、総理の身辺に危害が及ぶおそれを予防し制止した訳で、逮捕したのではなく、犯罪がまさに行われる恐れがあるとしたためであり、にも関わらず、札幌地検に道警の警察官の行為は特別公務員職権濫用罪と公務員職権濫用罪に該当するとして告訴した者は無知と言う他はないし、道警の判断を支持したい。

 気にくわない政治家の街頭演説に罵声を浴びせることが言論の自由の範囲内で、何の問題もなく正しいと思っている連中がいるとしたら、まさに危険な思想の持ち主ではなかろうか。演説が聞き取れない程の罵声を浴びせても選挙妨害とならないとなれば、お互いに支持者が対立候補の演説を妨害するようになるからで、どこの街頭演説でも罵声が飛び交い演説が聞き取れなくなれば、健全な選挙が行われないことになるからである。

 選挙は有権者の投票行動によって決まるのであり、安倍総理に罵声を浴びせる暇があれば、自民党を支持しないとして、野党を支持する方が一人でも増えることを願って合法な活動をすれば良いだろう。だが、罵声を浴びせる程に安倍総理を嫌っているおかしな連中がいると多くの国民に認識されてしまったのでは、まさに逆効果であり、なぜ支持する政党や候補者を応援しないのか。支持出来ない政党や候補者は無視すれば良いではないか。
(2019/07/22)

写真:安倍首相の演説時にヤジを飛ばし、北海道警に排除される女性(北海道テレビ放送提供)