私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那は安保理常任理事国としての資格がない

2016年07月14日 14時35分30秒 | 支那関連

中国の南シナ海支配を否定 仲裁裁判所「歴史的権利なし」と判断

2016/07/12

 【ベルリン=宮下日出男】南シナ海をめぐる中国の主張や行動は国連海洋法条約違反などとしてフィリピンが申し立てた仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、中国が「歴史的権利」として主張する「九段線」について国際法上の根拠は認められないとの裁定を公表した。南シナ海のほぼ全域の主権を主張して強引に進出する中国に対し、初めて国際法に基づく判断が下された。

 裁定は、南シナ海で実効支配の拡大を目指す中国側の主張を退ける内容。中国は一貫して裁定を無視する姿勢だ。罰則など強制的に裁定に従わせる手段はないが、国際社会が司法判断の尊重を求める圧力を高めるのは必至。中国の立場は苦しくなる一方、南シナ海情勢は一段と緊迫化する可能性がある。

 中国が「歴史的権利」として南シナ海のほぼ全域を取り囲む形で主張する「九段線」については、仲裁裁判所は管轄権を留保していたが、今回の裁定で中国の主張を退けた。

 今回の仲裁は2013年1月、フィリピンの申し立てを受けて開始。中国は参加を拒否したが、仲裁裁判所は昨年10月、15項目の訴えのうち7項目で管轄を認め、同11月に中国抜きで口頭弁論を開いていた。

 仲裁は海洋法条約で海洋紛争を解決する手段の一つとして指定されており、全当事者が受け入れなくても手続きを進めることができる。裁定は最終的な判断のため、上訴はできない。
(産経新聞)

(引用終了)  


 戦後に日本が犯した最大の過ちは支那に膨大な援助をして、先進国並の国にしてしまったことであり、つい最近まで人民服を着て、自転車に乗っていたにも関わらず今や背広を着て自動車に乗っていると言うのだから驚く他はない。国が強大になればなるほど、支那の侵略は止まるところはなく、隣国であった、チベットや東トルキスタンなどを自国領とし、最近ではインド領までに侵入を繰り返している。

 支那は大陸国家だが、海洋にも野望を持っており、そのために海軍力の増強を図っているが、膨大な陸上兵力を維持するだけでも大変なのに、その両方を強大にするのは、いくら支那でも無理だと思うし、それに加えて年間10万件を越える暴動を鎮圧するための警察力の維持のための予算が、陸上兵力を維持するための予算を上回っていると言うのだから、もう国家として崩壊の兆しが出ていると言って良いであろう。

 南シナ海に赤い舌と言われている「九段線」なるものを勝手に引いて、その内側に主権があると言っている支那だが、‎南シナ海と言う海の名前だから主権があるとの理屈なのであろう。世界には国の名前が付いた海は沢山あるが、だからと言って、その海の全域が名が付いている国のものではなく、国際法によって線引きされているのは言うまでもないが、世界で、その国際法を守る気がない国が支那なのである。

 産経新聞によれば、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、国連海洋法条約違反などとしてフィリピンが申し立てた仲裁手続きで、支那が「歴史的権利」として主張する「九段線」について国際法上の根拠は認められないとの裁定を公表し、南シナ海のほぼ全域の主権を否定する初めて国際法に基づく判断が下されたそうである。

 予想通りの当然な判断であり、支那はこの判断を拒否するようだが、拒否すれば拒否するほど、支那は国際法を守らない無法国家とのイメージが拡散するだろう。今回の判断は軍事的野望を持っている侵略国家だと支那は認定されたも同然であり、‎南シナ海にある満潮時に海面下となる岩礁を埋め立てて人工島を作って領土宣言し、領海と排他的経済水域を設定しても、国際法は認めておらず、支那のこのやり方が正当ならば、世界中で同じようなことが次々と始まり、紛争の原因となるであろう。

 前述したように、満潮時に海面下となる岩礁があるだけで、今まで公海であった海域を埋め立てをして自国の領海だと主張するような国は世界広しと言えど支那だけであり、そのようなことを平然と行って、国連の機関である‫仲裁裁判所の判断に従わないとなれば、支那は国連の加盟国としてのみならず安保理常任理事国としての資格があるとは思えない 

 また何のために国連海洋法条約を批准しているのかと言いたくなるし、常任理事国は争いを仲裁する責任があるが、南シナ海で何か起きれば支那は紛争当時者になることから、常任理事国でありながら拒否権が使えないことになり、そうなると今回の仲裁裁判所の判断は支那崩壊の序曲になる気がしてならない。
(2016/07/14)