「軍事で島は守れない」
2013年11月10日
憲法連絡協が抗議集会
8団体で構成する平和憲法を守る八重山連絡協議会(渡辺賢一会長)は9日夕、サザンゲートブリッジ入り口で集会を開き、「軍事力で島は守れない」と抗議した。
約55人が参加した集会で渡辺会長は「今回は明らかな軍事訓練。これまでの休養などを 目的とした自衛艦の入港とは違う」と指摘、中国軍をけん制する狙いがあるとされている 実動演習に「軍事的緊張を高めることになる。平和憲法にのっとって話し合うのが原則だ」と訴えた。
ほかに「憲法9条こそ最高の武器」「島を守るために来ているのになぜ反対するかという 意見もあるが、軍事で島は守れない」と軍事力の限界を訴える意見が相次いだ。
(八重山毎日新聞)
(引用終了)
わが家から歩いて5分位の所に「9条の会」のポスターを掲げている家があるが、そのポスターを掲げていれば泥棒にも入られないと思っているかも知れないし、なにせ9条されあれば無防備でもどこからも侵略される恐れはないと確信している連中なので、鍵を掛けずに外出したり、夜間も同じように休んでいるのであろうか。
人類の歴史は戦争を抜きにして語ることは出来ないし、地球上から戦争が絶えたことはなく、現在でも地球上のどこかで行われており、だから、これかも戦争はなくならないし、それを防ぐために話し合いをすれば良いと思っているのが9条の会の連中などであろうが、その話し合いが通用しない場合はどうするのかに付いて何も言わず、念仏を唱えれば平和がやって来ると信じているから9条真理教とか言われている訳である。
日本の不幸の一つはマスコミがまともでないことであり、新聞では北は北海道新聞から南の沖縄タイムスまで、偏向した記事を掲げることが社是になっているとか思えず、少なくともカネを払ってまで読む新聞ではないし、その記事の多くが仲間の活動を伝えるものとなれば尚更で、そして、それが世論であるかのように読者を騙そうとしているようだが、もうそのような悪辣な手口に良識ある国民は惑わされなくなってきたのはネットが普及したおかげではあるまいか。
沖縄には八重山日報というまともな新聞もあるのだが、同じ八重山でも八重山毎日新聞の方は、沖縄タイムスや琉球新報と同様に偏向しているだけでなく、売国と言っても同然な記事を掲げることで有名であり、10日に掲載された「軍事で島は守れない」 もまさにそうであり、それは平和憲法を守る八重山連絡協議会が、石垣島において実施されている自衛隊の訓練について抗議集会 を行ったとするものである。
同協議会の渡辺会長は「軍事的緊張を高めることになる。平和憲法にのっとって話し合うのが原則だ」と訴え、他には「憲法9条こそ最高の武器」「島を守るために来ているのになぜ反対するかという 意見もあるが、軍事で島は守れない」とする意見が相次いだそうだが、八重山毎日新聞は僅か55人の仲間の活動を丁寧に伝えている訳で、支那が尖閣諸島を奪いにきているのに、「憲法9条こそ最高の武器」と言うならば、どのような方法で支那に尖閣侵略を諦めさせるか具体策を提示させ、それを記事にする必要があろう。
残念ながら、日本の周辺国すべてが憲法前文に謳われている「平和を愛する諸国民」ではなかったし、だから「公正と信義に信頼して」も出来ず、かえって9条のために島は守れない恐れがあり、9条の方こそ日本の安全保障に障害となっていて解釈だけでは限界に来ているのである。
八重山毎日新聞に掲載されている写真を見ると、参加者は55人とのことだが、どう見ても30人程度であり、また平和憲法を守る八重山連絡協議会は8団体で構成するとなれば、1団体7人位となるが、そのような小さな団体ではお互いに顔も名前も気心も知れているから楽しいだろうが、それにしても生きた化石のような連中がいまだにいるのだから呆れるしかない。9条が支那や韓国を撃退してくれれば良いのだが、そのようなことは現実には不可能なのに出来るかのように活動しているのは、支那や韓国から資金援助があるとしか思えないし、だから利用されている哀れな連中だとの認識を持っている。
(2013/11/13)
写真:抗議集会で「八重山に軍隊はいらない」と訴える人たち=9日午後5時すぎ、サザンゲートブリッジ入り口