私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

米空母と随伴艦の台湾海峡通過を断固支持する

2007年12月03日 15時46分17秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障

米空母が台湾海峡を通過 香港寄港拒否で示威行動

 中国政府から香港寄港を一時拒否された米空母キティホークが、香港近海から事実上の母港の横須賀基地(神奈川県)に戻る際、台湾問題への配慮から航行を控えてきた台湾海峡を通過していたことが29日、米軍関係者の話で分かった。

 寄港を拒否した中国に対する事実上の示威行動とみられる。米空母が台湾海峡を通過したのは、1996年の台湾総統選に端を発し、米空母2隻の派遣で情勢が緊迫した「台湾海峡危機」以来とされ、米中関係に波紋を広げそうだ。

 関係者によると、21日に香港入港を断られたキティホークと随行するイージス駆逐艦など計6隻は南シナ海を北上し、23日から24日にかけて台湾海峡を通過。その際、不測の事態に備え、艦載機を飛ばして周辺の警戒監視活動を行ったという。

2007/11/30 02:17 【共同通信】

 (引用終了)


  日本と支那の防衛交流の一環として、支那海軍のミサイル駆逐艦「深セン」が11月28日に東京・晴海ふ頭に入港し、乗員が補給艦「ときわ」の視察などの 行った後、12月1日に帰国の途についたようだが、入港に反対するデモなどはなく、在日支那人であろうか「五星紅旗」とも呼ばれている国旗を振って歓迎す る様子が報じられていた。

 わが国のマスコミも今回の入港を好意的に捉えており、今までも多くの外国の海軍艦艇が入港しているが、抗議のデモに迎えられず、熱烈歓迎を受けたのは支那 海軍が初めてではなかろうか。だが、他の国に行っても熱烈歓迎されるかどうか分からないので、日本の今回の対応が普通だと思わない方が良いであろう。

 来年は海自艦艇の支那訪問となる訳だが、おそらく入港日が決まったとしても直前になって拒否され、海自艦艇の支那初訪問は実現しないと予想しており、気に くわないことがあると、小泉元総理との会談を申し入れていながら、突然キャンセルし帰国してしまった支那の呉儀とかいう名の副首相がいたようだが、これが 支那人の特癖であり、だから約束も信用も出来ないと思っていた方が正解である。

 ところで、米空母キティホークと随伴艦が、数カ月前から計画されていた11月22日から始まる感謝祭の休日を過ごす予定だった香港停泊を、直前の21日に なって支那側から拒否されたそうであり、ともに感謝祭の休日を楽しむために乗組員の家族らは飛行機で既に香港入りをしていて再会を待ち望んでいたにも関わ らず、嫌がらせのように拒否した訳である。

 当初は米空母キティホークなどの香港停泊を支那は認めたからして、乗組員の家族は香港入りをして待っていたのであろうから、それを直前になって拒 否するのであれば、最初から停泊を認めなければ良かったであろう。そうであれば家族はわざわざ香港などには行かずに母港である横須賀基地で帰港を待って いれば良かった訳であり、だが支那は土壇場で乗組員が家族らと感謝祭の休日を過ごす計画をつぶした訳で、これは米国側としてみれば、屈辱であり、憤慨したくな るのは当然であろう。

 翌22日になって、支那外務省は寄港拒否を撤回したそうだが、その時既にキティホークは日本に向けて航行を開始していたとのことで、天候悪化を理由に家族 が待つ香港には敢えて戻ることはしなかったそうである。だが、それは表向きの理由であって、もし戻っていたら数カ月前から計画されていた香港停泊を直前に なって拒否する支那の外交的非礼に屈した形になるからであり、そのまま母港である横須賀に帰港して良かったと思う。

 家族らと感謝祭の休日を過ごす計画をつぶされたキティホーク乗組員として、このような屈辱を受けたまま横須賀に戻りたくないと言う思いがあったのであろう か、キティホークと随伴するイージス駆逐艦など計6隻は南シナ海を北上した後、台湾問題への配慮から航行を控えてきた台湾海峡を通過したしたそうであり、 おそらく、そのまま東シナ海を通って南西諸島を横切り、太平洋に出てから横須賀に帰港したのであろう。

 海自の艦艇もインド洋での補給活動が再開されたならば、東シナ海から台湾海峡を通過し、南シナ海を南下してインド洋に向かって欲しいものであり、今回の米 空母キティホークと随伴艦の台湾海峡を通過は軍備拡張を続ける支那に対する牽制となったことは明らかであり、東アジアの安全保障のためにも断固としてこれ を支持したい。

 支那の嫌がらせに米側として嫌がらせをもって対処したようにも思えるが、キティホークや随伴艦以外にも香港への寄港を拒否された米海軍艦船9隻、米空軍機 1機があるそうであり、その米空軍機にあっては香港の米領事館の外交官の業務支援のため生活物資を積載し定期寄港しているC17輸送機とのことで、それす ら直前になって拒否する支那の外交的慣例を無視する姿勢には驚きを禁じ得ず、であるから今までの台湾海峡を通過しないとの配慮をせず、他にも屈辱を受けて いる艦船などがあるとし、毅然とした姿勢をとったに過ぎないと思う。

 ずっと前から決まっている予定を直前にキャンセルするような非礼を平然と行うことも支那の4000年も続く伝統かも知れないが、支那外務省でさえもこの程 度なのであるから、民衆の程度がどのようなものかだいたい想像がつくが、であるから支那が責任ある国として国際社会の仲間入りをすることは無理だと思う し、今回の件で、米国防総省は抗議するそうだが、無駄であり、支那は再び同じことをするであろう。
(2007/12/03)

写真:米空母キティホーク