非礼の極み 民主・中井前国家公安委員長が秋篠宮ご夫妻に不平…「早く座れよ」 議会開設120年記念式典
2010.11.30 21:09
11月29日の議会開設120年記念式典で、民主党の中井洽前国家公安委員長が、来賓の秋篠宮ご夫妻が天皇、皇后両陛下のご入場まで起立されたのを見て「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と不平を漏らしていたことが30日、分かった。自民党は「懲罰の対象になりうる著しく品を欠く発言だ」と問題視している。西岡武夫参院議長も事実関係を調査する意向を示した。
複数の国会議員によると、秋篠宮ご夫妻は式典会場の参院本会議場に入られ、天皇、皇后両陛下のご入場まで約5分間起立して待たれた。国会議員も立っていたところ、中井氏は1分半ほどで「早く座れよ」などとぼやき始めた。それほど大声ではなかったが、議場は静まっており、周囲に響き渡ったという。
みんなの党の桜内文城参院議員は30日にブログで「想像を絶することが起こった。これでは国会崩壊だ。1人の国民として今回の野次は決して許すことはできない」と批判した。
中井氏は30日、産経新聞の取材に「『早く座らないとだれも座れないよ』と言ったかもしれないが、秋篠宮さまに向けて言うはずがない。副議長らに言った」と釈明した。
(産経新聞)
(引用終了)
近所の畑を借りて、少しばかりの野菜と花を作っているが、畑の中をあちこち動いていると、万歩計が一万歩を越えることはざらであり、そのおかげなのか、足腰が以前に比べて強くなったような気がする。また健康だと言うだけでなく、気力もないと畑仕事は出来ないと思っており、であるから、高齢の方が多い農家の方は大変苦労されているのではなかろうか。
農家の方に言わせれば、30メートル歩けないとか、5分も立っていられないとして文句を言っている足腰の弱い民主党議員の話を聞けば、驚くと同時に呆れているであろうが、選挙の際には、歩くのは30メートル未満で、立つのは5分以内にして選挙運動した訳はないだろし、当選するために必死になって、一日一万歩以上歩くのは当たり前であった筈である。
だが、なぜか当選すると、急に足腰が弱くなり、30メートル歩くのを嫌がり、自衛隊員に罵声を浴びたのが、民主党の松崎哲久議員であり、民主党政権が発足して以来、毎日のように民主党所属議員の不祥事があり、その度に批判を浴びるものの、潔く責任を取ることはなく、逃げ回るだけとなれば、昨年の衆院選で民主党を支持した国民であっても、「民主党には二度と投票しない」と思うようになるのは当然であろう。
民主党所属議員の不祥事が止まらないようで、今度は中井洽衆院予算委員長(前国家公安委員長)が、報道によれば、11月29日の議会開設120年記念式典で、来賓の秋篠宮同妃紀子両殿下が天皇皇后両陛下のご入場まで起立されたのを見て「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と周囲に聞こえるような暴言を吐いたとのことである。
両殿下に、中井委員長の声が聞こえなかったとしても、国会内で、皇族である両殿下を侮辱する発言をして、ただで済む訳はなく、皇族でなかったとしても、来賓に対して暴言を吐いた国会議員がいた記憶はないし、まさに前代未聞ではなかろうか。
中井委員長は「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」を両殿下に対してではなく副議長らに言ったと釈明しているが、天皇皇后両陛下がまさにご入場されようとしており、両殿下は直立不動であったのに、副議長に対して先に座れと言うのは、副議長が座れば、議員も座れるからであろうが、そうなると、中井委員長は両陛下を着席したまま、お迎えすれば良いと思っていたのか。
この前代未聞の暴言を中井委員長が謝罪し、何らかのけじめをつければ本人だけの問題で終わったにも関わらず、民主党は中井委員長を擁護するつもりのようだが、それは民主党の終焉であり、国民にとって、皇族である両殿下を侮辱した議員を抱えたままの政党はなくなった方が良いとするであろう。
(2010/12/01)
写真:衆院本会議に臨む中井洽予算委員長(産経新聞から)