どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『えこう版 2021年 展覧会ベスト10』

2021年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2021年に観に行った32の展覧会の中から、私(えこう)が選んだ『2021年 展覧会ベスト10』を発表します。


第1位 『あやしい絵展@東京国立近代美術館』『後期の感想』


どるちがランクインしたものは外そうと思ったのですが、やはり大好きな岡本神草、甲斐庄楠音の作品を観れたのは嬉しかったですし、観ていて思ったのは、いつか甲斐庄楠音の大きな展覧会を開催してほしいと思いました。


第2位 『コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画@東京ステーションギャラリー』


正直、1位にするか迷ったのですが・・・。あちらは写真撮影が一部OKだったので、それも踏まえて2位なりました・・・。

この展覧会は、今年に入ってからずっと楽しみにしていたのに、最初の2日間のみ公開されて、その後6月に入るまで休館中になっていたので、やっと見れた!という感情と、やっぱり期待していた以上の素晴らしい作品が展示していて、中止にならずに済んで良かったと思いました。

なお、この展覧会は、今大阪で巡回中ですし、その後、高知、富山、岩手にも巡回するので、お近くの方はご覧になってみてはいかがでしょうか?


第3位 『筆魂 線の引力・色の魔力 ー又兵衛から北斎・国芳までー@すみだ北斎美術館』『後期の感想』


旧金谷屛風の2点を観たくて前後期、2回観に行った展覧会で、北斎の肉筆画の<宝珠を搗く月兎>・<登龍図>などが印象に残っています。


第4位 『ミネアポリス美術館 日本絵画の名品@サントリー美術館』


全作品写真撮影がOKっていうのが嬉しかったし、山田道安のマンガチックな<龍虎図屏風>、、佐竹永海の動物たちに捕まる風神と雷神、そして、インパクト大な三畠上龍の<舞妓覗き見図>など、知らない絵師の作品が惹かれましたし、ユーモラスな曾我蕭白の<群鶴図屏風>も良かったのを印象に残っている。


第5位 『渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画@東京藝術大学大学美術館』


展示していたのは海外からの里帰り品や、個人のコレクションなどを中心だそうで、渡辺省亭の作品をまとめて観れたのは嬉しかったですし、<牡丹に蝶の図>が印象に残っています。


第6位 『福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧@千葉市美術館』


千葉市美術館の作品を元のネタにして福田さんの新たな作品を制作していて、その見比べが面白かったですし、着眼点もすごいと思いました。


第7位 『ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて@東京都庭園美術館』


庭園美術館でラリックを作品を観れた。それにつきるし、新館に展示していたアール・デコ博覧会のためにラリックが制作した高さ15mの噴水塔の<フランスの源泉の女神像>の3点を観れたのが嬉しかった。


第8位 『ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス@Bunkamura』


数年ぶりに、ルノワールの<レースの帽子の少女>を観れたのが嬉しかったですし、展覧会のフォトスポットで上の写真のラウル・デュフィの<パリ>は、4枚のキャンバスを用いて屏風に仕立てた作品で、色のグラデーションがキレイだったのを覚えているのだ


第9位 『三菱一号館美術館 <イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜>』 ※まだ感想を書いていません。


現在も開催中の展覧会で、日本初公開の作品が多くが展示しています。中でもレッサー・ユリィの<夜のポツダム広場>は素晴らしく、彼の作品を知ること出来て良かった。3階の大きな部屋のみ写真撮影がOKで、モネやゴッホの作品が良かった。


第10位 『前田利為 春雨に真珠をみた人@目黒区美術館』


フランソワ・ポンポンの2点が良かったですし、目当てに行きましたが、他にもラファエル・コランの<庭の隅>や、グザヴィエ・ブリカールの<少女海水浴図>も印象に残っています。


次点は、下記の1点。

『ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント@東京都美術館』 ※まだ感想を書いてません。


↓昨日書いたどるちのベスト10はこちらに載っています。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/66421acdb7629bf572c3ca51d9089e50


1位のあやしい絵展は、どるちと一緒になりましたが、他のは被らないように選びました。

今年も新型コロナの影響で、中止になったり会期が短くなったものもありましたが、観たかったものは行けたので良かったのですが、来年は中止などにならずに開催してほしいと思います。

ありがとうございました。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2022年もよろしくお願いいたします。


2022年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。


『えこう版 2020年 展覧会ベスト10』なのだ

2020年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2020年に見に行った49の展覧会の中で、私(えこう)が選んだ『2020年 展覧会ベスト10』を発表します。

第1位 『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館』


正直、開催されないまま終了と思っていたので、開催することが決まって、すごくうれしかったのを覚えています。

ゴッホ<ひまわり>や、フェルメール<ヴァージナルの前に座る若い女性>カルロ・クリヴェッリエミディウスを伴う受胎告知>など、他にも素晴らしい作品を見ることが出来ました。


第2位 『如鳩と沼田居展 いのちの眼で見えるもの@足利市美術館』


牧島如鳩さんの作品は、2009年にも見ましたが、また見たかったので遠かったけど足利まで行きました。

展覧会のチラシに載っている牧島如鳩<魚籃観音像>や、2009年に時に見て印象に残っている<大自在千手観音菩薩>は素晴らしかったし、この展覧会を見に行くまで知らなかった長谷川沼田居の作品を知ることが出来たのが1番の収穫でした。


第3位 『奇才ー江戸絵画の冒険者たちー@江戸東京博物館』


もし、新型コロナがなかったら、前後期両方見れたのに、と思った展覧会でした・・・。

でも、北斎<女浪>や、10年ぶりに絵金の作品を見れたのは、嬉しかったです。


第4位 『古典×現代2020-時空を超える日本のアート@国立新美術館』


「仏像 × 田根剛」の部屋が素晴らしい。田根剛<光りと祈り>というインスタレーションと、仏像とのコラボで、漆黒の展示空間の中、読経の音?(お寺の音)が流れていて、展示ケースの周辺に上下する小さな照明があって、暗くなったり、明るくなったり、1日の陽の当たり具合を再現しているような展示でした。

あと、「北斎 × しりあがり寿」の部屋も良くて、富岳三十六景をパロディにした作品<ちょっと可笑しなほぼ三十六景>が面白かったです。


第5位 『館蔵品展 狩野派学習帳 今こそ江戸絵画の正統に学ぼう@板橋区立美術館』


館所蔵の作品のみで構成された展覧会で、さすが『永遠の穴場』の板橋区立美術館だと思いましたし、写真撮影OKだったのも嬉しかった。


第6位 『リニューアル・オープン記念展 Ⅰ  ART in LIFE, LIFE and BEAUTY@サントリー美術館』


大好きな鏑木清方<春雪>や、他にも<泰西王侯騎馬図屛風><南蛮図屏風>などが見れましたし、現代アートの作家とのコラボ展示も面白かった。


第7位 『しきのいろ 志村ふくみ・洋子 × 須田悦弘@THE SPACE GINZA』


志村ふくみ・洋子親子の「糸を織る前の、糸の状態の色がもっとも美しい。」という言葉から2014年に生まれた作品で、今回は約800本も糸を用いて春夏秋冬を表現している<ひかりの茶室>が素晴らしかった。


第8位 『ダ・ヴィンチ没後500年 「夢の実現」展@代官山ヒルサイドフォーラム』


日本だと、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品って見れないから、再現した作品だとしても、当時の色彩も再現しているので、見応えがありました。


第9位 『超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵 Bunkamura』


ホキ美術館の代表する作品の数々が見れましたし、なにより前から見たかった生島浩<5:55>を見ることが出来て嬉しかった。


第10位 『名和晃平 Oracle GYRE GALLERY』


春日神鹿舎利厨子の神鹿をモチーフの作品は、カッコ良かったし、青いインクで勝手に描かれて消えていく作品も良かったですし、作品を見ていると、ギャラリー内に鐘のような神秘的で心地よい音が聞こえていて、展覧会名のオラクル、神託が降りてくるような感じがしたのも印象に残っています。

この展示は、2021年1月31日まで展示しているので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?


次点というか、下記の3点は印象に残っています。

『トーハク(東京国立博物館)の総合文化展』 ※7月の展示

『宮島達男 クロニクル 1995-2020@千葉市美術館』

『リニューアル・オープン記念展 Ⅲ  美を結ぶ。美をひらく。 美の交流が生んだ6つの物語@サントリー美術館』


↓昨日書いたどるちのベスト10はこちらに載っています。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/13a5c187dc39d279b837bd65cd39d356


今年は、あえてどるちと被らないように選んでみました。

新型コロナの影響で、中止になったもの、会期が延期になったもの、短くなったものがありましたが、開催してくれただけで充分ありがたかったですし、いろいろ見に行けてよかったです。

ありがとうございました。


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『えこう版 <2019年 展覧会ベスト10>』

2019年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2019年に見に行った75の展覧会の中から私(えこう)が選んだ『2019年 展覧会ベスト10』を発表します。

第1位 『ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史@国立西洋美術館』


どるちと一緒ですが、カルロ・ドルチの関連作品(<悲しみの聖母><受胎告知(天使・聖母)><聖母像(親指のマリア)><観想の聖母マリア><聖チェチリア)は5点しか見たことがなかったのですが、今回新たに2点<聖母子><オーストリア大公女クラウディア・フェリツィタス>も見ることが出来たのが最大の理由です!!

あと、甲冑や、シシィ(エリザベート)の肖像も素晴らしかったです。

まだ、このハプスブルク展は1月26日まで展示なので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?


第2位 『国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅@東京国立博物館』


最後の展示していた<仏像曼荼羅>が素晴らしく21体中15体が展示されており、写真撮影可能な帝釈天以外は、360度ぐるりと見ることができ、降三世明王の裏側にあるお顔も拝見することが出来た。


第3位 『ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華 大様式と形成と変容@東京富士美術館』


フランス絵画の17世紀から19世紀、印象派へ至るまでの流れが分かる展示で、ロココはそんなに惹かれませんでしたが、大好きなブグローや、ヴィジェ・ルブランの作品が良かったですし、私は利用しなかったのですが、美術館のフリーWiFiにアクセスして自分のスマホで作品ガイドで聞くことが出来るのは、良い試みだと思います。

この展覧会は、1月19日まで見れるので、イヤホンも忘れずに持ってご覧になってみてはいかがでしょうか?


第4位 『ラファエル前派の軌跡展@三菱一号館美術館』


元々ラファエル前派の画家たちの作品が好きでしたし、3階の大きな展示室が写真撮影可能だったのは、すごく嬉しかった。

今回の展示では、ロセッティの3点(< ウェヌス・ウェルティコルディア(魔性のヴィーナス)><ラ・ドンナ・デッラ・フィネストラ(窓辺の女性)><「夜が明けて」―ファウストの宝石を見つけるグレートヒェン>)などが印象に残っています。


第5位 『ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち@パナソニック汐留美術館』


2005年に日本で展示されていたらしいのですが、その時はまだ美術館巡りをしていなかったので見ることがなかった<一角獣>を見れたこと、それにつきますし、サロメの<出現>などを見れて良かったです。


第6位 『ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年@国立新美術館』


ルネサンスから20世紀初頭までの作品が展示されていて、オールドマスターの作品ももちろん良かったのですが、ハンガリーのモナ・リザと言われる作品で、シニェイ・メルシェ・パールが結婚したばかりの妻を描いた<紫のドレスの婦人>は素晴らしかったですし、知らなかったハンガリーの画家の作品を見れて良かったです。

この展覧会は3月16日まで展示されているので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?


第7位 『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』


12年振りに再会を果たした対の作品で龍虎図の<雨中の虎図> & <雲竜図>はやっぱり素晴らしかったですし、大きな掛軸の<弘法大師修法図>、一輪でまっすぐ伸びる<向日葵>などが印象に残っています。


第8位 『カルティエ、時の結晶@国立新美術館』


各章によっての異なる展示空間が素晴らしく、あまり見ることが出来ないミステリークロックが多数展示していましたし、最後の3章だけですが、写真撮影可能だったのも嬉しかったです。

個人的には、蛇の蛇腹の部分が黒、緑、オレンジの宝石を使った<「スネーク」ネックレス>が印象に残っています。


第9位 『吉村芳生 超絶技巧を超えて@東京ステーションギャラリー』


吉村芳生さんって知らなかったのですが、作品は写真のように細かくて凄かったです。

金網のフェンス越しに見える藤の花を描いた7mの作品<無数の輝く生命に捧ぐ>は見ているとなんだか救われるような感じに思えました。制作の動機は東日本大震災で、花の一つ一つが亡くなった魂と思って描いたそうなので、気のせいかもしれませんが、浄化の効果があるのかもしれませんね。


第10位 『富取風堂 ー洗練の素朴ー@千葉県立美術館』


今回の展示で、
富取風堂さんのこと初めて知りました。

写実性と装飾性を合わせたかのような作品で、神々しい光を放っているような<親子猿>、展覧会のポスターにもなっている<游鯉(其一)>&<游鯉(其二)>銀の背景にの芍薬が描かれている<花>などが印象に残りました。


次点は、下記の4つの展覧会です。

『没後50年 坂本繁二郎展@練馬区立美術館』

円山応挙から近代京都画壇へ@東京藝術大学大学大学美術館 *後期展示

山口蓬春展 新日本画への飽くなき挑戦@日本橋高島屋


コートールド美術館展 魅惑の印象派@東京都美術館



↓昨日書いたどるちのベスト10も載せます。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/5c01e00f459bdafb8b6ee3ff20c583e3


今年も1位以外はどるちと被らないように選んでみました。

今回のランクインの展覧会は、私が不勉強なのが原因ですが、知らなかった画家などの展覧会が多かった印象で、いろいろ見ることが出来て良かったです。

ありがとうございました。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
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今年最後のご挨拶を・・・。

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2020年もよろしくお願いいたします。


2020年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。


『えこう版 <2018年 展覧会ベスト10>』

2018年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2018年に見に行った66の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ『2018年 展覧会ベスト10』を発表します。

第1位『チームラボボーダレス(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless)』※作品数が多いので、3つに分けてブログを書きました。(その2その3


どるちと同じで ダントツの1位です。

常設展示で、ボーダレスな空間で、いろんなアート作品が見れますし、作品も多くて、見ていて、触れたりして楽しい!!

季節もしくは月によって、見える作品(植物などの花)は違っているし、料金は高いかもしれないけど、何度も行きたいアート空間でした。

<ランプの森>は、キレイで写真映えをして大人気ですし、少ししたらランプの色も変わるので、朝1すぐに行って、空いている内に何度も並び直して見るのがいいような気がします。

あと、12月に『幻花亭』でアイスのセットも出すようになって、それに伴う作品も見れたので、再度行きました・・・。

↓12月に見た感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/99c100b28aff1e63ed72bc14bccfc64b


第2位 『生誕110年 東山魁夷展@国立新美術館』


東山魁夷の10年振りくらいの大きな展覧会で、初めて見る唐招提寺御影堂障壁画5の点68面は圧巻でしたし、以前も見た、<白馬の森>などの白馬のシリーズや、構図が似ていて対の作品のような<冬華><花明り>など久しぶりに見ることが出来て良かった。


第3位 『フェルメール展@上野の森美術館』


フェルメールの作品が8点も同時に見れるなんて、めったにないことでしょうし、11年振りに<ミルクメイド(牛乳を注ぐ女)>を見れたのは、嬉しかったですし、黄色のコートを着ている可愛らしい女性の<手紙を書く女><真珠の首飾りの少女>も、また見れて良かった。

来年1月9日から<取り持ち女>が展示されるので、もう1度見に行きます!!


第4位 『生誕150年 横山大観展@東京国立近代美術館』


40メートルの大作で、水の一生を描いた<生々流転>は圧巻でしたし、デフォルメされているからか、ちょっとヘタウマな感じもある<群青富士>も良かったし、後期展示だった<紅葉><夜桜>の屏風や、日本の三美神のような<流燈>も印象に残っています。

↓後期展示の感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3d29a830e5162148c1da05713eb11eeb


第5位 『仁和寺と御室派のみほとけ-天平の真言密教の名宝-』


一般には非公開の<仁和寺の観音堂の再現>は素晴らしかったし、お写真がOKっていうのも嬉しかったです。

榧(かや)材による一木造りで国宝<十一面観音菩薩>は後ろ姿が美しく、後期展示の1000本以上の手がある葛井寺の秘仏で、国宝<千手観音菩薩坐像>を見ることが出来て良かったです。

↓後期展示の感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/19f5075a08beb0289892521f0b5aae5b


第6位 『東西美人画の名作 《序の舞》への系譜@東京藝術大学大学美術館』


<序の舞>は、たぶん8年振りくらいで、軸装から額装に変わって始めて見たし、松園さんだけでなく、甲斐荘楠音の2点や、島成園<香のゆくえ(武士の妻)>三浦孝<栄誉ナラズヤ>などの美人画を見ることが出来て良かったです。


第7位 『狩野芳崖と四天王 近代絵画、もうひとつの血脈@泉屋博古館分館』


狩野芳崖の作品は、もちろん素晴らしかったのですが、芳崖四天王の岡倉秋水<悲母観音図>や、炎を操つっているような<不動明王>岡不崩の博物的な<群蝶図>高屋肖哲<千児観音図><観音菩薩図 下絵>などが印象に残っています。

あと、私は持っているので借りなかったのですが、単眼鏡がレンタル出来るのは嬉しい試みだったと思います。

↓後期展示の感想。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/8a68100c4a3d37e3dbee786dfcb8f518


第8位 『国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティックロシア@Bunkamura』


イワン・クラムスコイ<忘れえぬ人>には、またお会いできましたし、<月明かりの夜>の女性は美しく、<雪娘>は、雪の女王の子供ような気がしましたし、今回展示している風景画には、詩的な情緒がある感じがしました。

まだ、開催中なので、ご覧になって見てはいかがでしょうか?


第9位 『ムンク展ー共通する魂の叫び@東京都美術館』


ムンクの展覧会は11年振り。その時に展示しなかった<叫び>が展示しています。

ムンクの<叫び>は、4点あって今回展示されたものは日本初公開で、1910年?に油彩とテンペラで描かれたもの。色彩は美しいのですが、ウネウネが少し怖さを感じます。

他にも、<太陽><星月夜><生命のダンス>などが印象に残っています。

こちらもまだ開催中なので、ご覧になって見てはいかがでしょうか?


第10位 『チームラボプラネッツTOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMMcom』


2020年秋までの期間限定で、2016年のフジテレビで展示したものに3点新たに加えてパワーアップしている。

水の中に鯉が投影される<人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity>は楽しくて、何度も鯉を花に変えて、白いシャツに写して遊んでいました・・・。

最後に展示していた花のプラネタリウムみたいな<Floating in the Falling Universe of Flowers>は、美しい素敵空間でした。

こちらも、開催中なので、ご覧になって見てはいかがでしょうか?


次点は、こちらの4つの展覧会です。

『ヌード NUDE 英国テート・コレクションより@横浜美術館』

『京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-@サントリ―美術館』

『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ@東京国立博物館』『後期展示』

『ルーベンス展 バロックの誕生@国立西洋美術館』


↓昨日書いた、<どるちの2018年の展覧会ベスト10>も載せておきます。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/8d80acf5fb8c39a8a6b24cf951488cba


<岡本神草の時代展>は正直入れたいと思ったのですが、今年も1位以外は、あえて外して選んでみました・・・。

10年くらい前に見た、個人の展覧会や、好きな作品の再会をした展覧会がランクインしていますね。

今年もいろいろなアート作品と出会うことが出来て良かったです。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
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『えこう版 <2017年 展覧会ベスト10>』

2017年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2017年に見に行った57の展覧会の中から 私(えこう)が選ぶ『2017年 展覧会ベスト10』を発表します。(リンク付き)

第1位 『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち@森アーツセンターギャラリー』


どるちと同じになりましたが、念願だったカルロ・ドルチ<聖チェチリア>にお会いできた。それにつきると思います。確かこの作品は、2004年にも日本で展示したことがあるので、もう当分日本での展示はないだろうと諦めていたので、見ることが出来て、すごく嬉しかったです!!

それで、カルロ・ドルチの関連作品を5点見ることが出来ました!!(<悲しみの聖母><受胎告知(天使・聖母)><聖母像(親指のマリア)><観想の聖母マリア>


第2位 『ミュシャ展@国立新美術館』


<スラヴ叙事詩>の全20点を見ることが出来た。しかも5点でしたけど写真までOKになったのも嬉しかった。

他にも、大阪堺市のアルフォンスミュシャ館の<ラ・ナチュール>や、<蛇のブレスレットと指輪>まで見れるとは思ってなかったので、それも嬉しい誤算でした。


第3位 『没後70年 北野恒富展 「画壇の悪魔派」と呼ばれた日本画家@千葉市美術館』


<暖か><鏡の前>の2点で、もうやられました・・・。可愛らしくもあり、妖艶で、素晴らしかったです。北野恒富の作品で、好みだったのは初期の方だったので、年数が経ってくると、妖艶さはなくなって、女性が清楚というか美しくなっていくのは、少し残念な気分にもなりました・・・。


第4位 『アルチンボルド展@国立西洋美術館』


アルチンボルドの展覧会は、日本初で、私は過去に3点しか見たことがなかったのですが、30点のも作品を見ることが出来ました。

関連する<四季><四大元素>が隣同士に展示してのが印象に残っています。


第5位 『興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」@東京国立博物館』


運慶の仏像って31体あるそうですが、22体も展示していて見応えがありましたし、父の康慶や、息子の湛慶、康慶の仏像まで見れました。

あと、なんとなくですが、展示の仕方がドラマチックな感じがしました。


第6位 『驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ@三井記念美術館』


さすが、超絶技巧!の第2弾の展覧会で、かなりパワーアップしていましたし、明治工芸と、現代作家との見比べと言いますか、両方ともすごい力量のある方々の作品で、見ごたえアリアリの展覧会でした。

明治工芸の作品もすごかったのですが、私は現代作家の作品の方に、インパクトを受けました。


第7位 『雪村ー奇想の誕生@東京藝術大学大学美術館』 + 『後期展示の感想』


重要文化財<呂洞賓図>も良かったのですが、今回初公開で、私は龍に乗っている姿がサーフィンしているかのような<呂洞賓図>に、凄く惹かれました。


第8位 『川端龍子 -超ド級の日本画-@山種美術館』 + 『後期展示の感想』 & 『川端龍子没後50年特別展「龍子の生きざまを見よ!」@大田区立龍子記念館』




関連性はないのですが、この3つの川端龍子の展覧会合わせてのランクインです。

山種の方で、初めて川端龍子の作品をまとめて見たのですが、超ド級の日本画っていうのがわかるくらい作品が良かったですし、<草の実>を所蔵する大田区立川端龍子記念館にも、ちょっと時間が経ってから見に行きました。

大田区立川端龍子記念館は、ほぼ展示ケースなしで、作品を見れましたし、<臥龍がカッコ良かったです。


第9位 『生誕90年 加山又造~生命の煌めき@日本橋高島屋』


もともと加山又造の作品が好きっていうのはありますが、初期の作品の斬新さや、エアブラシを使った作品、夜桜の美しさなど、素晴らしい作品が展示していました。


第10位 『生誕140年 吉田博展 山と水の風景@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館』


<帆船>のように、同じ版木で違う時間帯の作品の見比べも良かったですし、異国の版画は、異国情緒があって行ってみたくなりました。


次点は、下記の5つの展覧会です。

『草間彌生展 わが永遠の魂@国立新美術館』

『ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力@Bunkamura』

『シャセリオー展-19世紀フランス・ロマン主義の異才@国立西洋美術館』

『金子富之展「荒ぶる神々」 @ミヅマアートギャラリー』

『生誕150年記念 藤島武二展@練馬区立美術館』


↓昨日書いた、<どるちの2017年の展覧会ベスト10>も載せておきます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/59ca84e9d99344e3873cf9f3ab0c4817


今年は、1位以外は、あえて被らないように選んでみました。

まさか、ミュシャの<スラヴ叙事詩>が日本で見れるとは思っていませんでしたし、アルチンボルドの展覧会は日本初ですし、運慶の作品をまとめて見ることが出来るとは・・・。

他にも、そんなに気に留めていない画家の作品に惹かれたりと、今年もいろんなアートとの出逢いがあって良かったです。



↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2018年もよろしくお願いいたします。


↓2018年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。


『えこう版 <2016年 展覧会ベスト10>』

2016年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2016年に見に行った41の展覧会の中から 私(えこう)が選ぶ<2016年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)

第1位 『生誕300年記念 若冲展』


私と、『どるち』とでは順位が逆ですが、若冲展が第1位です!!

<釈迦三尊像>の3幅と、<動植綵絵>30幅が東京で揃って展示は初めてだったそうで、展示空間も素晴らしく、中央に<釈迦三尊像>、左右に15幅ずつ<動植綵絵>がぐるっと展示して見応えがありました。

他にも、 <動植綵絵>に先立って描かれた<旭日鳳凰図>も久しぶりに見れて良かったですし、<仙人掌群鶏図襖絵>や、その裏に描かれた<蓮池図>なども再会は嬉しかったです。私は、もう1度若冲の作品を見たくて、後日また見に行きました。

↓ 2回目に見に行った時の感想です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/941114e48433e465a9fbdb3b74935523


第2位 『DMM.プラネッツ Art by teamLab@お台場みんなの夢大陸2016』


こちらも、どるちとは順位が逆になりましたが、すごく迷って2位にしました。

どれも良かったのですが、4つの展示の中では、深さ30センチくらいの水の中を入っていく<人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity>は素晴らしく印象に残っています。可能であれば、この素晴らしい展示を他の都市の方にも見てほしいと思っているので、東京以外にも展示してほしいと思いました。

↓2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/d30a25099be8071911980a1cb9ca20ed


第3位 『鈴木其一 江戸琳派の旗手@サントリー美術館』


日本に来るのは12年振りだったそうで、ずっと前から念願だったメトロポリタン美術館の<朝顔図屏風>を見れた、それにつきます。朝顔の花は想像以上に大きく20センチほどあり、その蔓は何か意志を持っているように伸びていました。

他にも、<向日葵図>や、<富士千鳥筑波白鷺図屏風>など素晴らしく印象に残っています。

後日、もう1度見に行ったので、全展示作品の9割近くを見ることができたと思います。

↓2回目の見た感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/0c2f94ca7051960570348f3673acf851


第4位 『カラヴァッジョ展@国立西洋美術館』


私は2005年から美術館巡りをしていますが、カラヴァッジョの作品を見れたのは1点のみですが、この展覧会では、11点ものカラヴァッジョの作品をまとめて見ることが出来ました。

長いこと行方不明で2014年に発見され、世界初公開だった<法悦のマグダラのマリア>は、すごく惹かれましたし、<バッカス>の左下のワインの瓶には、わかりづらいですけど、カラヴァッジョの自画像があったりと、魅力ある作品が多かったです。

きっと、もう二度と見ることが出来ないであろう超弩級の展覧会でした。


第5位 『没後40年 髙島野十郎展-光と闇、魂の軌跡@目黒区美術館』


<蠟燭>の連作が1つの部屋に18点も展示していたのは見応えがありました。

血を吸ったかのような<けし>は妖しく、展覧会のポスターになっていた<百合とヴァイオリン>は、添い遂げるように寄り添っており、野十郎が誰かを思って書いたのかも?と思いました。


第6位 『ほほえみの御仏-二つの半跏思惟像-@東京国立博物館』


展示作品は2点のみでしたが、中宮寺の国宝<半跏思惟像>に会えた。それに尽きます。

なめらかな体で、慈悲のほほえみが、とても美しく、ずっと見入ってしまう。今回の展示では、360度ぐるりと見ることが出来きたので、後ろのお姿も拝見出来ました。後ろのお姿は、すらりとしているから、女性的な感じに思えました。


第7位 『宇宙と芸術展 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ@森美術館』


最後の方に展示していた、チームラボの<追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく-Light in Space 2016>は、私が見に行ったときは、空いていたので、ずっと見ていましたし、白の八咫烏と一緒に宇宙を旅しているような感じで、楽しかったです。

この展覧会は、2017年1月9日まで開催しているので、まだの方はぜひ!!


第8位 『円山応挙 「写生」を超えて@根津美術館』


6年振りに見た<藤花図屏風>が素晴らしかったです。

他にも、<七難七幅図巻>や、<龍門図>などが印象に残ってます。


第9位 『レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦@江戸東京博物館』


ダ・ヴィンチの油彩<糸巻きの聖母>を見れました。それにつきますが、他にもレオナルド派の<糸巻きの聖母>の見比べも楽しかったです。

今年は、「日伊国交樹立150周年記念」だったので、ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、カラヴァッジョなどのイタリアのビックネームの作品が来日してくれた嬉しい年になりました。


第10位 『平安の秘仏-滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち@東京国立博物館』


普段は秘仏で寺外初公開となった5メートルのも<十一面観音菩薩坐像>は圧巻で、ずっと拝観していると、見透かされているような感覚になりました。

他にも、展示している作品すべてが重要文化財で、見応えがありました。


次点ではないですが、下記の展覧会も印象に残っています。

イタリア文化会館 <ウフィツィ ヴァーチャル ミュージアム2016>

ヴァニラ画廊 <人造乙女美術館>

ギャラリエアンドウ <「内海聖史展」 -室内の木星->


↓昨日書いた、<どるちの2016年の展覧会ベスト10>も載せておきます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/ba36a4fac3d9496988f9453e3d39ed5f

今年も、どるちと1位と2位が逆になりましたが、それ以外は、あえて外して選んで見ました。 

もう二度と見れないような超弩級な展覧会が多かったような気がする年だったと思いますし、すべてではないですが、そのほとんどを見に行くことが出来てよかったです。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 
2008年


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2017年もよろしくお願いいたします。


↓2017年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/ad9dc00c9ef6434629c402f61771b674


『えこう版 <2015年 展覧会ベスト10>』

2015年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2015年に見に行った48の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ<2015年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)

第1位 『尾形光琳300年忌記念特別展 「燕子花と紅白梅」 光琳アート 光琳と現代美術@MOA美術館』


尾形光琳<紅白梅><燕子花>のそろい踏みはもちろんですが、近現代の光琳アートが素晴らしかったです。

初見での<月下紅白梅図>は、もう息を飲みました・・・。他にも、福田平八郎<漣>や、平松礼二<紅白梅>などが印象に残っています。


第2位 『杉本博司 趣味と芸術―味占郷/今昔三部作@千葉市美術館』


どるちと感想ががダブりますが、<趣味と芸術―味占郷>の展示空間が素晴らしい。

レンブラントの版画や、1902年の月の写真が掛軸になって展示していたり、いろんな場所に展示している須田悦弘さんの作品も印象深いです。

7階に展示していた<杉本博司 趣味と芸術―味占郷>は、京都の細見美術館で4月から見れるそうですよ。


第3位 『グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家@国立西洋美術館』


40点と作品数は少なかったのですが、これが返って見やすく、ゆっくりと鑑賞出来ました。

教会の天井にあるので、本来であれば、間近で見ることが決してないはずの<聖母被昇天>を見ることが出来たのは、嬉しかったですし、この作品が1番印象に残っています。

2012年のチェントの大地震の影響で、展覧会をやっている当時は、絵画館が閉まっていて、今の状況はわかりませんが、早く再開されることを祈っています。


第4位 『世界が、先に驚いた。 SHUNGA 春画展@永青文庫』


数年後に『伝説の展覧会』と言われるであろう。と思える展覧会だったと思います。

春画展の会場が決まるのに、かなりの美術館に断られたと聞きましたし、ポストカードもいろんな種類作ったそうですけど、自主規制で販売する点数を少なくしたとか・・・。

私が美術館巡りを初めて10年になりますけど、春画を見たのはおそらく10点もあるか、どうか・・・。それが展示されているものすべてが春画で、極めて貴重な肉筆や摺りの美しい版画まで、たくさんありました。

北斎のタコとか、喜多川歌麿の版画<歌まくら>などが印象に残っています。

京都の細見美術館で、2月から巡回しますよ。
 

第5位 『マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展@東京都美術館』


<印象、日の出>を見れた。これにつきますが、他にも、睡蓮も良かったですし、そこまで惹かれませんでしたけど、晩年の抽象画のような作品もインパクトがありましたし、<ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅>を見たくて、2回見に行きました。

今は、福岡に巡回中ですし、3月には京都、6月には新潟で見れますので、お近くの方はぜひ。

2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/25f0369d9cdb9d979ac9afa83c8a7408


第6位 『舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに@練馬区立美術館』


胸に刺さる展覧会でした。どの作品にも、信仰の思いが込められているように感じて・・・。晩年の体を悪くしてからの<ゴルゴダⅡ>や、<長崎26殉教者記念像><原の城>など・・・。あと、聖女たちの美しい顔立ちが印象に残っています。


第7位 『プラド美術館展-スペイン宮廷 美への情熱@三菱一号館美術館』


1つのブログにまとめていますが、普通に見に行ったとの、抽選で当たったのでブロガー内覧会にも行けたので2回も見に行けました。

小品ではありますが、王侯貴族たちのプライベートなコレクションを垣間見たかのような展覧会でした。

元日はお休みですが、2016年1月31日まで開催中ですし、ボスの作品は日本初公開など見応えがあってオススメですよ。


第8位 『夜の画家たち 蝋燭の光とテネブリスム@山梨県立美術館』


ジョルジュ・ド・ラ・トゥール<煙草を吸う男>を目当てで見に行きましたが、甲斐庄楠音<幻覚>に再会出来たのが嬉しかったです。

高島野十郎の2点の<蝋燭>を見比べたり、<満月>も良かった。ちなみに、2016年4月、目黒区美術館で<高島野十郎展>が開催しますよ。(※現在、福岡で開催中。)


第9位 『日本の妖美 橘小夢展 ~幻の作品を初公開~@弥生美術館・竹久夢二美術館』


橘小夢(たびばなさゆめ)さん、この展覧会で初めて知りました・・・。

妖艶で、見惚れちゃうような作品が多く展示してあって、すごく良かったですし、橘小夢さんの孫の橘明さんが制作した人形<玉藻前>は、今にも動き出しそうな妖しい魅力がありました。 


第10位 『もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20’s Paris カリエール、アマン=ジャン、ル・シダネル・・・@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館』


なんて表現すればいいのか、わかませんが、空気がふんわりとした作品が多く見ていて癒されました。


次点は、下記の3つの展覧会と<どるちの2015年展覧会ベスト10>で挙げたものです。

『生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村@サントリー美術館』

2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4c73b6a59121a028ce80c142db1c9216

『ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美@Bunkamura』

『高橋コレクション展 ミラー・ニューロン@東京オペラシティアートギャラリー』

2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/8fc10a0e09f59d74ad6bbc618b2f4e3e

↓<どるちの2015年の展覧会ベスト10>です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b17bb9441df363baa04a1e2e22623a5c



今年は、日帰りになりましたが、熱海と甲府、あと水戸へも行きました。

どるちの選んだランキングと、2つ被っていますが、その2つは群を抜くほど良かったですし、他の展覧会は敢えて外して選んでみました。

去年と比べて、見に行った展覧会が少なくなりましたが、素晴らしい展覧会の数々を見ること出来て良かったです。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2016年もよろしくお願いいたします。


↓2016年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/cbdd97711676a3a5f9b620fccee25592


『えこう版 <2014年 展覧会ベスト10>』

2014年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2014年に見に行った64の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ<2014年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)


第1位 『オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由-@国立新美術館』


ベタですけど、オルセー美術館展がNo.1です!!

<○○美術館展>って、名前だけで、?な感じの展覧会もありますが、この展覧会は、私が印象派やアカデミズムの作品が好きなのもあるのでしょうけど、中だるみなく見れましたし、目玉となる作品が多かったですし、見ていてウキウキしました。

大好きなカバネル<ヴィーナスの誕生>を見れたのは、嬉しかったですし、マネ<アスパラガス>のエピソードは粋に感じました。他にも、素晴らしい作品が多く、オルセーのすごさを実感した展覧会でした。


第2位 『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地@日本科学未来館』


念願だった、若冲の升目描きの作品<樹花鳥獣図屏風>と<鳥獣花木図屏風>をモチーフとした<Nirvana>を見れましたし、『踊る!アート展』の展示は、どれもカッコ良かったです。

しいて言えば、気後れして、子どもが楽しむ『学ぶ!未来の遊園地』を満喫できなかったこと・・・。なので、もう1度行きます!!

この展覧会は、2015年3月1日まで開催していますし、オススメですよ。(※年末年始の12月28日~1月1日は休館)


第3位 『開館10周年記念 レアンドロ・エルリッヒ -ありきたりの?@金沢21世紀美術館』


日曜美術館のアートシーンで放送したのを見て、思わず0泊3日の弾丸ツアーで見に行った展覧会で、写真撮影OKなのも嬉しかったです。

映像は、違うのでしょうけど、前に見たことのある<サイド・ウォーク>を見れたのが良かったですし、雲の<クラウドシリーズ>は、雲の浮いている感じがあって、変な感じがしましたが、面白かったです。

私の行った日は、運悪く<エレベータの迷路>を見ることが出来なかったことが、残念で悔やまれます。これがなければ、1位だったかもしれません。


第4位 『生誕200年 ミレー展 愛しきものたちへのまなざし@府中市美術館』


<種をまく人>が5点もあるなんて知りませんでしたし、ミレーの<最初の妻ポーリーヌ>の3点の肖像画が印象に残っています。

中盤に多く展示していた、家庭での一場面は、見ていて癒されましたし、ほっこりしました。


第5位 『超絶技巧!明治工芸の粋 -村田コレクション一挙公開-@三井記念美術館』


七宝の並河靖之濤川惣助は知っていましたが、明治の工芸職人がここまですごいとは・・・。

牙彫の安藤緑山は、リアル過ぎて言葉が出ませんでしたし、他にも金工の正阿弥勝義なども素晴らしかったです。


第6位 『菱田春草展@東京国立近代美術館』 + 『後期展示の感想』


初めて<黒き猫>に会えましたし、双幅で子供のような<風神雷神>や、横山大観との合作など、素晴らしい作品を見れましたし、見終わってから、もし、春草が長生きしていたら、いったいどんな作品を残していたのだろう?とも思いました。


第7位 『生誕130年 川瀬巴水展 -郷愁の日本風景@千葉市美術館』


240点もの川瀬巴水の作品を見れましたし、青を使った作品、夕暮れや夜、他にも<芝増上寺 東京二十景>など雪の情景のが良かったです。もし巴水が、いろんな異国に行って作品を残してくれたら、どんな素晴らしい作品を残していたのだろう?とも思いました。


第8位 『ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900@三菱一号館美術館』


私が無知だからでしょうけど、フレデリック・レイトンを知ることが出来た。その一言につきると思います。<パヴォニア><母と子(さくらんぼ)>に出会うことが出来ましたし、他にも美しいものに囲まれた展覧会でした。

あと、抽選にあたって<ブロガー特別内覧会>に行けたのも嬉しかったです。


第9位 『現代の芸術・ファッションの源泉 ピカソ、マティスを魅了した伝説のロシア・バレエ 魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展@国立新美術館』


たくさんの衣装が展示してあって、ほとんどの作品360度見れましたし、ブースごとに天井のライトも変えてあったり、舞台の音楽も流れていたりして、ファッションショーや夜会に来たかのような気分になりました。


第10位 『東と西のキリスト教美術―イコン・西欧絵画コレクションから いま出会う聖なる世界@玉川大学教育博物館』


ずっと前から見たかったカルロ・ドルチ工房作<観想の聖母マリア>にお会いできた。それだけで充分満足できましたし、普段見ることが少ないイコンを多く見れたのも印象に残っています。

あと、私が不勉強だから知らなったと思いますが、イタリアにもイコンがあるなんてビックリでした。

この展覧会は、2015年1月25日まで開催中で、無料で見ることが出来ます。(※年末年始は、12月20日~1月4日まで休館)



次点は、下記の4つの展覧会と<どるちの2014年展覧会ベスト10>で挙げたものです。

『台北 國立故宮博物院 -神品至宝-@東京国立博物館』

↓2回目の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/99b2da5e22656df530e6f6e6dea5b37b

『日本国宝展 祈り、信じる心@東京国立博物館』

↓『後期展示』の感想です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/fc8710e5449bea082a4c77df226f76d6

『高野山開創1200年記念 高野山の名宝@サントリー美術館』

『ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで@東京都美術館』


↓どるちの<2014年展覧会ベスト10>です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b4c100ab948a1d793bf05f7e1f5f86e7


今年は、1~3位がどるちとかぶりましたが、4位からは敢えて外して選んでみました。

次点以外にも素晴らしい展覧会がありましたし、別の日や、ちょっと違う時間帯で選んだら、また違ったランキングになったのでしょうね。

2015年もいろいろ見に行けたらと思っています。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2015年もよろしくお願いいたします。


↓2015年のオススメ(私が見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/87ac1269c74634f0e5c9a73d4d67952c


『えこう版 <2013年 展覧会ベスト10>』

2013年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2013年に見に行った51の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ<2013年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付きです。)


第1位 『若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命-@仙台市博物館』


どるちと一緒になりましたが、ダントツの1位です。

2006年に見た作品との再会は、嬉しかったですし、私の中では、吉村孝敬が描いた、モコモコして可愛かった<唐獅子図>が特に印象に残っています。

たぶん、プライスコレクションをまとめて見るのは、今回で最後のような気が・・・。


第2位 『竹内栖鳳展 -近代日本画の巨人-@東京国立近代美術館』


↓<後期展示>の感想です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/422d48c7aab7303bf932311a72fb218c

前期と後期、2回見に行きました。

後期展示だった<班猫>は、もちろん素晴らしかったですが、墨一色で、はみ出すくらい大きな<象図>はインパクトがあり、金色の瞳のライオン<金獅>も見れて良かったです。

今回の展覧会で思ったのは、栖鳳の描く動物の作品がより好きになりました。


第3位 『福田美蘭展@東京都美術館』


この展覧会が今年1番衝撃を受けましたし、一部の作品ですが、写真OKだったのもランクインの要因になっていたと思います。

福田美蘭さんの作品に対する着眼点が面白く、作品の絵画を踏むなんて、初めての経験もしました。


第4位 『曽谷朝絵展 「宙色(そらいろ)」@水戸芸術館 現代美術ギャラリー』


こちらも、一部の作品は、写真がOKでした。

最後の方に展示していた作品は、自然光が当たる場所にあるので、時間帯によって、異なる色に見えたのが印象に残ってます。


第5位 『奇跡のクラーク・コレクション -ルノワールとフランス絵画の傑作-@三菱一号館美術館』


ルノワールが好きだから、それがランクインの理由です。

素晴らしいルノワールの作品が多く展示してましたし、ジャン=レオン・ジェロームという画家を知ることが出来ました。


第6位 『生誕150年記念 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語@宇都宮美術館』


クリムトの作品が見たくて、宇都宮まで遠征しました。

念願だった<黄金の騎士>を含め、クリムトの油彩が7点も見れたのは大満足でしたし、原寸大パネルですが、焼失してしまったウィーン大学大講堂の<天井装飾パネル>の3点も見れたのが嬉しかったです。


第7位 『森万里子 Infinite Renew(無限の再生)@エスパス ルイ・ヴィトン東京』


↓2回目(昼の展示)での感想です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/acd099469350c67bf690359878e343e4

どるちの被ってますが、この展示は大好きです。展示作品は少ないので、すぐに見終わるのですが、私は1時間くらいずっと見ていました・・・。

現在も開催中ですし、夕暮れ時にも見に行ってみたいと思っています。(※2014年1月5日まで)


第8位 『仏像半島 -房総の美しき仏たち-@千葉市美術館』


房総には、こんなに素晴らしい仏像がいらっしゃったのかと、改めて思いましたし、最後に展示していた、武志伊八郎信由(初代 伊八)の<倶梨伽羅竜や、<石堂寺多宝塔脇間彫刻>の16点が、驚くほど素晴らしかったのを覚えています。


第9位 『美の饗宴 京都画壇と神坂雪佳 ~100年の時を超えて~ 京都市美術館・細見美術館コレクションより@日本橋高島屋』


念願だった、神坂雪佳の<金魚玉図>を見ることが出来た。それにつきます!!この作品は、描表装をしてあって、葦簀に見立てているのも面白かったですし、あと、松園さんや、栖鳳の美人画を見れたのも良かったです。


第10位 『Wonderful My Art 高橋コレクションの作家たち アートの森で体感する、ワンダフル・マイ・アート!@河口湖美術館』


鴻池朋子さんのたくさんのガラスで覆われた、六本足のオオカミの彫刻の作品に再会出来たのが嬉しかったですし、この展覧会のメインになっている名知聡子さんの巨大な作品<幸福と絶望>を見るために、3時間以上かけて河口湖に行きました。



次点は、下記の4つの展覧会でと、<どるちの2013年 展覧会ベスト10>で挙げたものです。

『白隠展 HAKUIN 禅画に込めたメッセージ@Bunkamura』

『宮永愛子展 「house」@ミヅマアートギャラリー』

『光のイリュージョン 魔法の美術館@上野の森美術館』

『カイユボット展-都市の印象派@ブリヂストン美術館』

↓どるちの<2013年展覧会ベスト10>です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/9b9e9282687d84c67d3deca84209ed8f


今年は、<どるち>のと被らないように選んだつもりですが、4つも重なってしまいました・・・。

どの展覧会も素晴らしくて、毎年のことですが、別の日に選んだら、また違ったランキングになっていたかもしれません。

2014年もいろいろ見に行きたいと思っています。


↓過去の<えこうの年間ベスト10>です。
2012年 2011年 2010年 2009年 2008年


今年最後のご挨拶を・・・。


ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2014年もよろしくお願いいたします。


↓2014年のオススメ(見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/ca4877dc15983746dae0271088fede45


『えこう版 <2012年 展覧会ベスト10>』

2012年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2012年に見に行った64の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ<2012年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)


第1位 『宮永愛子展 なかそら -空中空ー@国立国際美術館』



どるちと一緒になりましたが、この展覧会がダントツの1位です。

宮永さんの作品が見たくて大阪旅行を計画しましたし、宮永さんにお会いして、作品のことを聞けたのも嬉しかったです。(※ご本人に了解済み)


写真撮影がOKだったのも、楽しかった1つの要因ですし、6点と作品数は、少ないですがどれも素晴らしいものばかりで、すごく印象に残っています。監視員もいなかったですし・・・。

私が撮った作品の写真を載せます。(クリックすると拡大します。)
      

大阪のみの展示で、巡回がないようですが、もう1度見たい展覧会なので、可能であれば、ぜひ、関東(東京)でも開催してほしい!!無理ならば、闇に浮かぶナフタレンの蝶の展示<なかそら -空中空ー>だけでも、どこかで展示してほしいです。



第2位 『ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ@原美術館』


この展覧会も写真撮影がOKで、しかも、原美術館では初の撮影可能な展覧会。ガラスの作品がキレイだったので、4時間も原美術館いましたし、1か月後にも、もう1度見に行きました・・・。

見ていて楽しい作品ばっかりで、<涙>、ネックレスをつまんだ形の<自立する大きな結び目>や、<私のベット>、他にも2つの<ラカンの結び目>などは、今でも印象に残っています。

私が撮った作品の写真を載せます。(クリックすると拡大します。)
      

1つだけある心残りは、しょうがないのでしょうけど、外に展示していた2つの作品を、外に出て見れたら、もっと楽しかったと思いました。

↓2回目の見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/617afeb26899711ea65c06dea1978983



第3位 『ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー -力が生まれるところ@水戸芸術館 現代美術ギャラリー』


最終日に見に行ったのですが、2回、3回と見るたびに作品が変化して新たな発見がある展示だったと思いますし、こちらも写真撮影がOKでかなり楽しい展覧会で、水戸まで見に行ったかいがありました。

私が撮った作品の写真を載せます。(クリックすると拡大します。)
    

展覧会とは、関係ないですが、水戸芸術館にあるパイプオルガンの音色をいつか聴いてみたい。



第4位 『清川あさみ 美女採集@水戸芸術館 現代美術ギャラリー』


4人の女性タレントを各大陸の絶滅危惧種の鳥に見立てた<4つの場所>は、感動しましたし、スワロフスキーを付けたワイヤーで飾ってあった<美女採集>の展示空間は、キラキラ揺れて素晴らしかった。

水戸芸術館は、見に行った当日に限り再入場がOKだったので、昼間と、暗くなってからの作品の印象の違いも体験できたのは、良かったです。

詳しい詳細はわかりませんが、2013年に名古屋でも、清川さんの作品が展示するそうですよ。(清川さんのブログに書いてました。)

追記:2月27日から開催するそうです。




第5位 『ボストン美術館 日本美術の至宝@東京国立博物館』


国宝級の作品ばっかりが展示していたと思います。2大絵巻しかり、快慶の<弥勒菩薩立像>、尾形光琳の<松島図屏風>、曽我蕭白の<雲竜図>など、他にも素晴らしい作品を見ることが出来ました。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

2回目に見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/1da51d15bd975fd9d680ffce0d58a7c4

2013年は、1月から九州国立博物館に巡回しますし、4月には、大阪市立美術館に巡回するので、お近くにお住まいの方は、ぜひ、ご覧ください。



第6位 『大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年@国立新美術館』


入ってすぐの『第1章 ルネサンス』で、もうやられてしまいました・・・。好みの作品ばかり、3時間半くらいかけてじっくり鑑賞。メインとなるマチスの<赤い部屋(赤のハーモニー)>も素晴らしかったですし、<洞窟のマグラダのマリア>を描いた、ジュール・ルフェーヴルという画家を知ったのが収穫でした。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     



第7位 『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝@国立新美術館』


宮殿の一部を再現した<バロック・サロン>の展示がすごかったです。しかも、企画展での天井画って、初めて展示されたのでは?あと、ビーターマイヤーの画家のフリードリヒ・フォン・アメリングを知ることが出来て良かったですし、ルーベンスの作品も素晴らしかった。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

2013年には、高知県立美術館で1月から、京都市美術館で3月から巡回しますので、お近くの方は、ぜひご覧ください。



第8位 『蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち@千葉市美術館』


前後期、両方とも見に行きました。やはり、4年ぶりに見た<群仙図屏風>のインパクトが凄くて、存在感が群を抜いていました。曽我蕭白の作品をまとめて見れたのが、今回が初だったので、それもランクインの理由となっています。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

後期展示の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/beb4d6eb46fbe9d2a069ee4c817c3ace



第9位 『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝@東京都美術館』


gooに変えて、最初に見た展覧会でしたし、念願だった<真珠の耳飾りの少女>に会えた。これにつきます。

あと、レンブラント(レンブラント派)の作品も何気に多かった印象があります。個人的には、フランス・ハルスの作品も良かったです。

ただ、会場内がすごく混んでいました・・・。もしかしたら、2012年、私が見に行った中で、1番混雑していたのかも?

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

神戸市博物館で、2013年1月6日まで開催中のようですね。



第10位 『KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」@根津美術館』


本来は、2011年に開催されるはずだったのですが、震災の影響で1年延期。中止にならなくて良かったです。

約100年ぶりに<燕子花図屏風><八橋図屏風>の再会。この2点を同時に見れることが幸せでした。この展覧会を見た後、他に美術館に移動する予定だったのですが、結局閉館までいて、食事や庭園探索、休憩を含め、根津美術館には、7時間半滞在していました・・・。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
  



次点は、下記の9つの展覧会と、『どるちの2012年 展覧会ベスト10』に挙げたものです。

『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影@国立西洋美術館』

『フェルメールからのラブレター展@Bunkamura』

『松井冬子展 -世界中の子と友達になれる-@横浜美術館』

『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想@Bunkamura』

『ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年@国立西洋美術館』

『物語の世界を描いた、英国絵画の巨匠。バーン=ジョーンズ展 -装飾と象徴-@三菱一号館美術館』

『奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている@横浜美術館』

『国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展@Bunkamura』

『生誕100年 船田玉樹展 -異端にして正統、孤高の画人生。-@練馬区立美術館』


↓どるちの<2012年展覧会ベスト10>
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/84e9cb71d35742c78af27fd43e466e8d


2012年のベスト10は、たまたまですが、日本画が3つ、洋画が3つ、現代美術が4つと、バランスの取れたものとなったと思いますが、正直、次点に挙げたものや、どるちの方に載せた展覧会も素晴らしかったですし、別の日に決めれば、また違ったベスト10になっていたのかもしれないくらい、今回も迷いました。

2013年もたくさんの作品を見に行こうと思っています。


↓過去の<えこうのベスト10>です。
2011年 2010年 2009年 2008年


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2013年もよろしくお願いいたします。


2013年のオススメ(見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。

↓こちらが、<2013年オススメ展覧会>です。

http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/1c67e65f4763c03aa52595306c4be581


『えこう版 <2011年 展覧会ベスト10>』

2011年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

※このブログは、2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

2011年に見た42の展覧会の中から私(えこう)が選んだ<2011年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)

※順位は付けずに、10の展覧会を選びました。(載せた順番は、見に行った順です。)


『千葉市美術館 <帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッタ―・コレクション展>』




『ミヅマアートギャラリー <鴻池朋子展 「隠れマウンテン 逆登り」>』


後日開催したトークイベントにも行って、鴻池さんにお会いし、作品<隠れマウンテン 逆登り>の前でお写真を撮らせてもらいました。




『Bunkamura <シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展>』




『三菱一号館美術館 <マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン展 -華麗なる宮廷を描いた女性画家たち->』




『ミヅマアートギャラリー <宮永愛子展 「景色のはじまり-金木犀-」>』


私が見に行った時に、宮永さんがギャラリーにいらしゃていたので、<景色のはじまり>の中に入ってもらい写真を撮らせていただきました。




『国立新美術館 <ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション>』




『東京都現代美術館 <名和晃平-シンセンス>』




そごう美術館 <藤島武二・岡田三郎助展 女性美の競演 JAPANESE BEAUTY>』




『千葉市美術館 <生誕250年記念展 酒井抱一と江戸琳派の全貌>』


↓展示替えがあったので、再度見に行った時の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/7b7405d61e299ba09a147f501677842e



『エスパス ルイ・ヴィトン東京 <アリソン・ショッツ展 「GEOMETRY OF LIGHT」>』




次点は、10の展覧会で、どの展示も印象に残っています。

『府中市美術館 <江戸の人物画 -姿の美、力、奇(前期展示)>』

『東京国立近代美術館 <生誕100年 岡本太郎展>』

『21_21 DESIGN SIGHT <倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン>』

『日本橋高島屋 <ZIPANGU-ジパング展 -31人の気鋭作家が切り拓く、現代日本のアートシーン。->』

『江戸東京博物館 <法然上人八百年御忌奉賛 五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信>』

『東京国立博物館 <空海と密教美術展>』

『ブリヂストン美術館 <没後100年 青木繁展-よみがえる神話と芸術>』

『東京都庭園美術館 <アール・デコの館 東京都庭園美術館建物公開>』

『練馬区立美術館 <生誕130年 松岡映丘 -日本の雅- やまと絵復興のトップランナー>』

『江戸東京博物館 <世界遺産 ヴェネツィア展 魅惑の芸術-千年の都>』


↓どるちの<2011年 展覧会ベスト10>です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/82588486c7ab6f8dafe0b0db90e9e803


どるちのベスト10と、かぶっているものもありますが、このようなランキングになりました。2011年は、ちょっと見に行く回数が少なくなりましたが、素晴らしい作品の数々を見ることが出来て良かったです。

ありがとうございます。


↓過去の<えこうのベスト10>です。
2010年 2009年 2008年


『えこう版 <2010年 展覧会ベスト10>』

2010年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

※このブログは、2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

2010年に見に行った50の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ<2010年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)

※順位は付けずに、10の展覧会を選びました。(載せた順番は、見に行った順で、巡回先も選んでいるので12の展覧会になりました。)


『国立新美術館 <ルノワール 伝統と革新>』


↓2回目に見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/bfb38a7b513fccf2609a011802a5593c



『金沢21世紀美術館 <オラファー・エリアソン あなたが出会うとき>』




『東京国立博物館 <没後400年 特別展「長谷川等伯」>』


↓2回目に見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/fe72a72973c5340d99bcbfa8ee268f57



『静岡県立美術館 <若冲アナザーワールド>』




『サントリー美術館 <和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち>』




『千葉市美術館 <若冲アナザーワールド>』


↓2回目(後期展示)に見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/56711ec2b1a61c9352af8f0fc5ad4f24



『国立国際美術館 <ルノワール 伝統と革新>』




『三鷹市美術ギャラリー <生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展>』




『国立新美術館 <オルセー美術館展2010「ポスト印象派」>』




『国立西洋美術館 <ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで>』




『千葉市美術館 <田中一村 新たなる全貌>』




『東京国立近代美術館 <上村松園展>』


↓2回目(後期展示)の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/84645a1e2eaee0b336c72f470a5f2941



次点は、この5つの展覧会で、どれも印象に残っています。

『三井記念美術館 <江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆×絵>』

『東京都美術館 <ボルゲーゼ美術館展 ラファエロ《一角獣を抱く貴婦人》>』

『国立西洋美術館 <所蔵水彩・素描展―松方コレクションとその後>』

『三井記念美術館 <円山応挙-空間の創造>』

『横浜美術館 <ドガ展>』



↓どるちの<2010年 展覧会ベスト10>です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/e16ecabccd4083eb62511ccb01aed5cf


どるちのベスト10と、かぶっているものもありますが、このようなランキングになりました。

2010年は、アート旅行にも行けましたし、素晴らしい作品の数々を見ることが出来て良かったです。

ありがとうございます。


↓過去の<えこうのベスト10>です。
2009年 2008年


『えこう版 <2009年 展覧会ベスト10>』

2009年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

※このブログは、2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

2009年に見に行った137の展覧会(その1その2)の中から 私(えこう)が選んだ<2009年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)

※順位は付けずに、10の展覧会を選びました。

『国立新美術館 <加山又造展>』


↓2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/c97f18ec9fb9637b8f46c74a2cd16ad3


『国立西洋美術館 <ルーヴル美術館展 17世紀のヨーロッパ絵画>』



『東京国立博物館 表慶館 <特別展「Story of ・・・」カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶 >』


↓1回目に見た時の感想は、サクッと書いてあって、2回目の感想の方がじっくり書いています。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/54d0a6b0a35973ca19b6e23137b545cb


『上野の森美術館 <ネオテニー・ジャパン -高橋コレクション>』


↓2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3e1b0e5b1f6f36a6304124df0cccf8a7

↓3回目の感想。(※鴻池さんのアーティストトーク)
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/f06c13e832f6c99e3b57fdfec4b65e3c


『横浜美術館 <フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ>』



『東京オペラシティアートギャラリー <鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人>』


↓2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/d22c75b7090055e2135487083b07edb6


『三鷹市美術ギャラリー <牧島如鳩展 ~神と仏の場所~>』



『日本橋高島屋 <ウィーン・ミュージアム所蔵『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』>』


↓2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/11ee90f46934309aac5c4e78f5ebdaee


『東京国立博物館 平成館 <皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>』


↓1回目で時間が無くなって、見切れなかったので2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/30898bd34ca14d78423636f77e5b47c0


『霧島アートの森 <鴻池朋子展 インタートラベラー 12匹の詩人>』


↓霧島アートの森の屋外展示の<地上編 1>の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/f8f125ab8ee6d7c1f14f30c78fd51350

↓サテライト会場(八幡大地獄 & 日本一の枕木階段)の<地上編 2>の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/7ba60719a5b8ee4fd3e78c1cead33efb



次点と言いますか、印象に残っている展覧会です。

『SHISEIDO GALLERY <第3回シセイドウ アートエッグ 宮永愛子展>』

『川村記念美術館 <マーク・ロスコ 瞑想する絵画>』

『サントリー美術館 <一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子>』

『東京国立博物館 平成館 <興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」>』

『ミヅマアートギャラリー <宮永愛子展「はるかの眠る舟」>』

※<宮永愛子展 「遥かの眠る舟」>の最終日に見た感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3ad40531b52942471704954f4730a0a0

『東京都美術館 <美連協25周年記念 日本の美術館名品展>』

※『後期展示』の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/389e490688435452417f1040b76b13e9

『Bunkamura・ミュージアム <国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア>』

『メゾンエルメス <名和晃平展 「L_B_S」>』

『国立新美術館 <生誕150年 ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ>』

『全生庵 <三遊亭円朝コレクション幽霊画展>』

『東京都美術館 <トリノ・エジプト展 ~イタリアが愛した美の遺産~>』

※2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/8d0713eaf73b2c2c8230b9f5a290831c

『渋谷区立松濤美術館 <江戸の幟旗(のぼりばた) 庶民の願い・絵師の技>』

『大丸ミュージアム <イタリア美術とナポレオン展 -コルシカ島 フェッシュ美術館コレクション->』

『東京都庭園美術館 <Stitch by Stitch ステッチ・バイ・ステッチ 糸と針で描くわたし>』

『ポーラ ミュージアム アネックス <Brilliant Noel -輝きのガラス->』

『松戸市立博物館 <躍動する魂のきらめき-日本の表現主義->』


↓どるちの<2009年 展覧会ベスト10>です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/2b89802eb9bd6b59881de38abb083a82


どるちのベスト10と、かぶっているものが多かったのですが、このようなランキングになりました。

2009年は、鹿児島旅行にも行けましたし、鴻池朋子さん、宮永愛子さん、清川あさみさんなどの現代美術の作家を知れたのも、良かったと思いますし、素晴らしい作品の数々を見ることが出来て良かったです。

ありがとうございます。

↓過去の<えこうのベスト10>です。
2008年


『えこう版 <2008年 展覧会ベスト10>』

2008年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

2008年に見に行った98の展覧会の中(その1その2)から、私(えこう)が選んだ<2008年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)

※ベスト10となっていますが、決められず12の展覧会を選んでいますし、順位は付けてません。

『国立西洋美術館 <ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜>』


2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b2b1a86180f518cc38dc7aef68f58d8f

3回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/19a4041c17f67ce6b9ea1153d5fda9ce


『東京国立博物館 平成館 <平城遷都1300年記念 「国宝 薬師寺展」>』



『東京国立近代美術館 <生誕100年 東山魁夷展>』



『上野の森美術館 <井上雄彦 最後のマンガ展>』



『Chanel Mobile Art (シャネル・モバイル・アート)』


2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/0e5b14d8e03d6073cc437cd86e06adf1

3回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/9434ae4b9ca26ce322be7a687d86e52c


『東京国立博物館 平成館 <特別展 対決―巨匠たちの日本美術>』


2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/039054e82fe7a2d5eab535fdf46d99b4

3回目、後期展示の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/acb0c22e4658f04a554189ae7ea06eae


『東京都美術館 <フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち>』


2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4b0525eaaa9d776cca13ea5ffe18f17e


『青山ユニマット美術館 <女性美讃歌>』


2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/a53c08adc5866a509cc3df14186318f9


『Bunkamura <英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展>』


2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/79f49ab7564030bbfe600ac9da160c5e


『埼玉県立近代美術館 <アーツ・アンド・クラフツ {イギリス→アメリカ} ウイリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで>』



『東京国立博物館 <尾形光琳生誕350周年記念 特別展「大琳派展-継承と変奏-」>』


2回目、前期の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/bbb3656415f28e9c3de243e4f97acd9a

3回目、中期の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/47b8beb22f11cb597b5f37f04b0b9d22

4回目、後期の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/94567f1b84ef58199b5e8fee85e4871d


『上野の森美術館 <没後40年 レオナール・フジタ展>』



次点といいますか、特に印象に残っている展覧会です。

『Bunkamura・ミュージアム <ルノワール+ルノワール展>』

『江戸東京博物館 常設展示@<川瀬巴水展 東京風景版画>』

『東京都現代美術館 <大岩オスカール:夢見る世界>』

『東京都現代美術館 <屋上庭園>』

『泉屋博古館分館 <夏季特別展 近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美->』

『神奈川県立近代美術館 葉山 <生誕100年記念 秋野不矩展>』

『東京藝術大学大学美術館 <狩野芳崖 悲母観音への軌跡-東京藝術大学所蔵品を中心に>』

『東京オペラシティアートギャラリー <蜷川実花展 -地上の花、天空の色->』

※<蜷川実花展>の2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/35aa21e41b12a7de6b5606e414337da1

『東京都現代美術館 <ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力>』


2008年のベスト10に入っているものは、複数回見に行ったものも多く、かなり印象に残っています。

来年は、相棒のどるちもいますし、いろいろと見に行ければと思っています。

ありがとうございました。