どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『宮永愛子展 「house」@ミヅマアートギャラリー』なのだ

2013年06月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ ギャラリーに方に許可を得て 全部の作品の写真を撮ったから ネタバレもあるかも?と思うので これから見に行こうと思っている方わ 見ない方がいいかも?なのだ


芸大の学食<大浦食堂>でバタ丼を食べたぼくらわ 飯田橋と市ヶ谷の中間にある ミヅマアートギャラリーに行って 8月3日まで開催している<宮永愛子展 「house」>を見たのだ



展示数も多くないから ぼくが書くのだ


ミヅマアートギャラリー <宮永愛子展 「house」> 8月3日(土)まで

http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1366439675.php




展示作品わ 7点を展示してあって 2点わ 去年 ぼくらが見に行った 大阪の国立国際美術館で開催した<なかそら-空中空->で展示した作品で 後の5点わ 新作なのだ


<house-waiting for awakening>なのだ



もっと近づいて撮ってみたのだ ぼくの身長が30センチくらいの大きさだから この作品わ かなり大きいのだ



別の角度からも撮ったのだ







他の写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   



<house-空中空>なのだ



はしごの一部分のお写真なのだ



他の写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


<house-waiting for awakening>と <house-空中空>わ 大阪でも展示していたけど 大阪わ 暗い展示空間での展示で 今回のミヅマアートギャラリーでの展示わ 白い空間での展示だったので また違った印象を受けたのだ

※参考として ぼくらが撮った 大阪での展示の写真も載せるのだ












ここからわ 新作の展示なのだ

<book>なのだ 光っちゃって 作品が 見えないけど 暗い和室での展示だったのだ



近づいて撮ったのだ 本の中に ジグソーパズルが入っているのだ



下の2つのお写真だと <book>の模様もしっかり分かるのだ






あと もう一方わ こんな風に展示しているのだ



<waiting for awakening-ballet shoes->なのだ



別の角度から撮ったものなのだ






これから載せる他の作品と違って 下からライトを当てているから 中に封印されている<バレエシューズ>が 際立ってキレイなのだ



<waiting for awakening-shose->なのだ



作品で出来た影もキレイなのだ



ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 



<waiting for awakening-high‐heeled shoes->なのだ



ぼくらわ この角度から見るのが いいなぁ~ って思ったのだ



ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  



<waiting for awakening-clock->なのだ



ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


ぼくらが見に行った日わ また運が良くて 宮永さんがいらっしゃったので ぼくを抱っこしてもらって お写真を撮らせていただいたのだ



同じ作品でも 展示空間によって 違ったように感じたし 新作の作品も見ることが出来て良かったのだ もし ぼくらがお金持ちだったら ハイヒールの作品の<waiting for awakening-high‐heeled shoes->わ 欲しいなぁ~ って思ったのだ

今回も 宮永さんとお会いできたし ぼくを抱っこして お写真を撮らせてもらって ありがとうございましたなのだ

ぼくらのオススメ展覧会で あと1か月以上 会期があるし 今の時期にぴったりな 涼しげな作品だと思うので ご覧になってわ いかがでしょうか?なのだ

はしごの作品の<house-空中空>わ 変化があると思うので 会期末にもう1度見に行こうと思っているのだ



今回も素晴らしい作品を見ることが出来たし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『大浦食堂(バタ丼)@東京芸術大学大学美術館内(上野)』なのだ

2013年06月24日 | 美味しいもの(~2022年)

<夏目漱石の美術世界展>を見たぼくらわ 東京藝術大学大学美術館内の建物1階にある学食の<大浦食堂>でランチをしたのだ

大浦食堂(※平日のみ営業なのだ)

HPがないようなので 食べログのページなのだ
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13143702/




ぼくらわ 13時以降に注文できる 芸大名物の<豆腐のバター焼き丼(みそ汁付き) ¥480>を食べたのだ



豆腐とモヤシなどが乗っかった バター(※訂正 マーガリン)と醤油の炒めご飯?なんだけど バター(※訂正 マーガリン)のほのかな甘みがご飯に混ざって 何とも言えない味で 旨いのだ

食べてるときわ 気持ち少ないかなぁ って思ったけど 食べ終わった後わ かなりお腹もパンパンで 満腹感もあるのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



大浦食堂わ 平日のみしかやってないみたいだし <バタ丼>わ 13時以降のメニューだから ちょっとハードルが高いけど ワンコインで食べられるし 芸大名物だから 食べてみる価値わ あると思うのだ

ぼくらわ <バタ丼>すごく気に入ったので また 食べに行こうと思うのだ


この後わ 飯田橋と市ヶ谷の中間にあるミヅマアートギャラリーに移動して<宮永愛子展 「house」>を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『夏目漱石の美術世界展@東京芸術大学大学美術館』なのだ

2013年06月23日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京藝術大学大学美術館7月7日まで開催中<夏目漱石の美術世界展>を見に行ったのだ



ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

ウォーターハウスの2点が良かったのだ

<シャロットの女>なのだ


キレイな女の人が描かれているけど 目がキツイ感じに見えるし そのきつく見える目が 見ている側に 何かを訴えかけているようにも思えるのだ


<人魚>なのだ


キレイな人魚が岸辺に座り 髪をとかして 寛いでいるのだ 人魚の白い肌以外わ ほとんど 暗めな色を使用していたから より人魚の肌が美しく見えるのだ

ぼくらわ この作品を見たくて この展覧会を見に行ったのだ


今回わ 美しい女性が描かれた ウォーターハウスの作品を2点に お会いできたこと それに尽きるのだ

美しくもあり 妖しい感じも秘めている2人の女性に ぼくのハートわ ズドンと射抜かれちゃったのだ なので いつか<ウォーターハウス展>を開催して欲しいなぁ~ って思ったのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京藝術大学大学美術館 <夏目漱石の世界美術展> 7月7日(日)まで

http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/index.html

作品リスト
http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/list.pdf




展示構成

序章 「吾輩」が見た漱石と美術

第1章 漱石文学と西洋美術

第2章 漱石文学と古美術

第3章 文学作品と美術 『草枕』 『三四郎』 『それから』 『門』

第4章 漱石と同時代美術

第5章 親交の画家たち

第6章 漱石自筆の作品

第7章 装幀と挿画

漱石の文学作品に関連した油彩や日本画、装幀原画など、あと、漱石自筆の作品、原稿など約180点を展示していました。


気になった作品

12.朝倉文夫 つるされた猫

↓こちらのサイトで作品が見れます。
http://db.am.geidai.ac.jp/object.cgi?id=6651

首をつかまれてダラーンとしている猫の力の抜け具合が可愛かった。


1-01.ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー 金枝


解説には、こう書かれています。
『古代ローマの叙事詩の一場面を描いた作品。トロイアの英雄アエネマスが地下世界へ進もうとした時、巫女シビルは彼に神聖なる木から切り落とした金枝を持っていくように告げる。踊る女神たち、石棺や古代建築、そして「坊ちゃん」に登場する松の木、それらが背後の湖や山々とともに、幻想的な風景を作り出している。』

この世のものとは思えない、幻想的な雰囲気がいい。


1-04.ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス シャロットの女


解説の一部には、こう書かれています。
『シャーロットの女とは、19世紀の英国詩人テニスンによるアーサー王物語に詠割れる女性のこと。鏡を通してしか世界を見ることが許されない彼女は、ある時、鏡の中に円卓の騎士ランスロットを見て心を揺らし、その姿を追って現実世界を見る。』

私は、2005年から美術館巡りをしていますが、ウォーターハウスの作品は、今回初めて見ました。


1-07.ダンテ・ガブリエル・ロセッティ レディ・リリス

リリスとは、アダムの最初に妻とした女性で、男を虜にする魅力を秘めた魔女だそうです。鏡を持ち、櫛で髪をとかしているが、目の焦点があってないように見え、心ここにあらずといった感じに見える。


1-08.ジョン・エヴァレット・ミレイ ロンドン塔幽閉の王子


解説の一部には、こう書かれています。
『王位継承をめぐる策謀によってロンドン塔に幽閉された幼い二人の王子、エドワード5世とその弟・ヨーク公リチャードを描く。』

二人が手をつなぎ、不安そうというか、おびえる表情がうかがえる。やっぱりミレイの描く人物は美しい。


2-25.荒井経 酒井抱一作 《虞美人草図屏風》 (推定試作)

二曲一双の屏風で、この展覧会のために試作したもののようです。銀箔を貼った素地の画面下半分に赤と紫の花の虞美人草と茎は緑青を描き、上半分は余白を取っている。一扇の左端に描かれた虞美人草の花が、二扇にぼんやりと映り込む感じも良かった。

酒井抱一が描いたとされる、この<虞美人草図屏風>は、実在していたのだろうか?


3-19.ジャン=パティスト・グルーズ 少女の頭部像


こちらを見つめる表情や視線が、官能的に見える。


3-21.ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 人魚


夕暮れ時?に、岩に隠れ、見つかりづらい場所で休んでいる人魚が描かれ、あわび(夜光貝?)の殻に首飾りを置き、寛いでいる姿が描かれている。

茶色の長い髪の毛、美しい白い肌にウットリしてしまう。


あと、樋口五葉が描いた<孔雀と印度女>も良かった。


私は漱石の作品を読んだことがないので、作品自体をじっくり楽しむことにしました。ターナー、ミレイ、ウォーターハウスや、この展覧会のために試作した作品もあったり、かなり興味深かったですし、漱石の作品を読んでみたくなりました。

夏目漱石の文学作品を読んだことがある方なら、この展覧会は、より一層楽しめるはずだと思いますよ。


巡回情報

静岡県立美術館 7月13日(土)~8月25日(日)


この後わ 東京藝術大学大学美術館内の1階にある学食の<大浦食堂>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『からあげ家 奥州いわい 秋葉原本店@秋葉原 or 浅草橋』なのだ

2013年06月14日 | 美味しいもの(~2022年)

<紫 くろ㐂(紫 くろ喜)>で鴨そばを食べたぼくらわ 道路を挟んで 向かい側にある<からあげ家 奥州いわい 秋葉原本店>にも よってみたのだ

からあげ家 奥州いわい 秋葉原本店
http://kk-oyama.co.jp/singlefolder/index.html

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13150711/




こちらわ 店内にあったメニューの一部なのだ



ぼくらわ そのメニューの中から<いわいむね(5個入り) ¥300>をお願いしたのだ このお店わ テイクアウトのお店なんだけど 椅子もあったので そちらで 食べたのだ


胸肉だから ヘルシーだけと ジューシーお肉で 美味しかったのだ


<からあげ家 奥州いわい 秋葉原本店>わ 秋葉原と 浅草橋の中間の清洲橋通りにあって 塩ラーメンの美味しい<饗 くろ㐂(饗 くろ喜)>からすぐにあるので ラーメンを食べた後とかに 行っているのも いいと思うのだ

もし 家に近くにあったら 毎回買いたいくらい 美味しくて オススメだと思うのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足なのだ

ありがとうございますなのだ


『紫 くろ喜@秋葉原 or 浅草橋』なのだ

2013年06月13日 | 美味しいもの(~2022年)

日本橋高島屋で<美の饗宴 京都画壇と神坂雪佳>を見たぼくらわ 秋葉原と 浅草橋の中間にあって 前に食べたことがある<饗 くろ㐂(くろ喜)>が お休みの金曜日のみ営業する<紫 くろ㐂(紫 くろ喜)>に行ったのだ

紫 くろ㐂(紫 くろ喜)

HPがないようなので 食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13148112/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/62105.html




営業時間のご案内なのだ



ぼくらがオープン前の18時ちょっと前に着いたら もう20人近く並んでいたので 2順目だったのだ

※このお店わ まずわ 並んで 店員さんに言われてから 食券を買う方式だと思うのだ

2順目だったから 30分くらい待って 店内に入ったのだ

ぼくらが食べたのわ <味玉鴨そば(細麺) ¥980>で 食券を渡してから 5分とかからずに ラーメンが到着したのだ(※券売機にわ 手もみ麺もあるのだ)


まずわ スープを一口なのだ

鴨の美味しいお出汁と 醤油の合わさった美味しいスープだけど 猫舌のぼくらにとったら かなり熱かったのだ お写真でも分かるとおり スープの中にわ ネギと コンフィした玉ねぎと 春菊が入っていて その食材と一緒にスープを飲むと また 違った味わいが楽しめるのだ

麺わ 細麺だけど 固めでコシもあって <饗 くろ㐂(饗 くろ喜)>で 食べた塩ラーメンの時と 違う麺のような気がしたのだ

鴨ロースわ 美味しかったし 味玉も良かったのだ

偉そうなことを言って申し訳ないけど 美味しくて 全体的に満足なんだけど ぼくらの好みの味とわ ちょっと違っていたみたいなのだ(あくまで 好みの問題で 充分に美味しいのだ)

あと なぜか わからないけど 麺にコシがあったからか スープの量が多かったからか? この<鴨そば>わ かなり腹持ちが良かったのだ


ラーメンのUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



<紫 くろ㐂(くろ喜)>わ 金曜日のみの営業で 祝日の時にわ やってないみたいで かなりハードルが高いけど 美味しい鴨そばが食べられるのだ

7月~9月の中旬の間<紫 くろ㐂(紫 くろ喜)>わ 休業になるそうなので 気になっている方わ 6月中に 食べに行ったほうがいいと思うのだ

あと <饗 くろ㐂(饗 くろ喜)>と 営業時間が違うので ご注意なのだ(30分ほど早く終わっちゃうみたいなのだ)


この後わ <くろ喜>から 道路を挟んだ向かい側にある テイクアウトのから揚げのお店<からあげ家 奥州いわい 秋葉原本店>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『美の饗宴 京都画壇と神坂雪佳 ~100年の時を超えて~@日本橋高島屋』なのだ

2013年06月12日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<麺処 ほん田 東京駅一番街店>でつけ麺(味噌)を食べたぼくらわ 日本橋高島屋に移動して 6月10日で終わってしまった展覧会<美の饗宴 京都画壇と神坂雪佳 ~100年の時を超えて~ 京都市美術館・細見美術館コレクションより>を見たのだ



京都市美術館と 細見美術館の作品が展示していて ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

神坂雪佳が描いた<金魚玉図>なのだ(※画像わ 部分なのだ)


正面を向いた金魚わ ちょっと不細工に見えるけど かわいいのだ ぼくらわ この作品をずっと見たかったから 今回見れて 嬉しかったのだ


神坂雪佳<百々世草>の2点(狗犬・雪中竹)が良かったのだ

<狗犬(くじ)>なのだ


かたつむりを見る 白い子犬が可愛いし デザイン化されたような感じだったのだ


<雪中竹>なのだ


竹の後ろから ちょこんと出てきた スズメが可愛いのだ こちらわ <狗犬>と違って写実的なのだ


松園さん(上村松園)が描いた<待月>なのだ


前にも見ていて 嬉しい再会なのだ 後姿が妙に艶っぽくて 見惚れちゃうのだ

松園さんの意図とわ 絶対に違うと思うんだけど ぼくにわ 描かれた女性わ 月を待っているんだけど 待ち人(男性)を待っているようにも思えてくるのだ


大好き松園さんの作品や ぼくらの知らない京都画壇の作品も見ることが出来て良かったのだ

神坂雪佳の作品も 思ったよりも多めに展示をしていたし <金魚玉>や <狗犬>などわ 前から気になっていたので やっと見れて 嬉しかったのだ

あと デパートとかの展覧会で よくあることなんだけど 無料でもらえる作品リストを用意してくれると 嬉しいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


日本橋高島屋 <美の饗宴 京都画壇と神坂雪佳 ~100年の時を超えて~ 京都市美術館・細見美術館コレクションより> 終了しました

http://www.takashimaya.co.jp/base/tokyo/top/img/info_130515_tokyo01.pdf

公式サイト?
http://www.mbs.jp/event/binokyoen/




展示構成

四季の移ろい

いにしえの京美人 今様の京美人

和歌の美 吉祥の美

装いの美

愛しき所(とこ) 愛おしきもの

京都市美術館と、細見美術館所蔵の作品、約70点を展示していました。


気になった作品

1.神坂雪佳 四季草花図屏風

六曲一双の小さな屏風。琳派の伝統を近代に蘇らせた草花図屏風で、右隻に描かれた紫陽花が、当時の江戸琳派では、使用しなかったであろう濃い水色が華やかで目を引いた。


14.川端玉章 紅葉の図

紅葉した楓と、水面に映る楓が描かれている。季節が全く違うのだが、水面に映る楓の赤が、蓮の花のように見えて面白い。


19.上村松園 待月


楼上の柱ごしに月を待つ女性の後姿が描かれている。月はまだだが、女性の帯には、月とウサギの柄だった。


※参考として載せますが、松園さんは、同じタイトルの作品も描いています。(足立美術館所蔵)



25.竹内栖鳳 絵になる最初


モデルの女性が裸身をさらす前に見せた一瞬の恥じらいの表情をとらえたもので、女性の手で赤らめた顔を隠す仕草が何とも色っぽい。


27.上村松園 人生の花


前にも見たことのある作品。<人生の花>、結婚式に向かう親子を描く。花嫁の照れたような、緊張した表情が良い。


29.西山翠嶂 槿花(むくげ)

槿花のまわりに、白い着物を着た女性が描かれているが、この女性は、この世のものとは思えないような、儚さがある。


33.梶原緋佐子 帰郷

バスか、電車の停留所で、乗り物を待つ日本髪を結った着物姿の女性が描かれて、大正時代の作品なので、和傘でなく洋傘を持っている。今回展示していた他の女性を描いた作品に比べ、着物や背景が地味な色だったからか、この女性の白い肌は美しい。


34.上村松園 晴日(せいじつ)



35.神坂雪佳 杜若図屏風

二曲一双の金地の屏風。国宝の<燕子花図屏風>からの着想だろう。こちらは、青い花だけでなく、白い花も描かれいるが、花や葉のデザインは、一緒だったような気がする。


46.神坂雪佳 白鳳図

シンプルな白鳳図といった感じか。


52.北野恒富 浴後

軒先?に座り、涼んでいる女性が描かれ、よほど熱いのか、胸元がはだけており、気怠そうな表情をしていた。


63.神坂雪花 「百々世草」

3点が展示しており、中央にあった<狗犬(くじ)>の可愛さに惹かれる。



69.神坂雪佳 金魚玉図(※画像は、一部分)


解説には、こう書かれています。
『金魚玉は軒先などに吊るすガラス容器のこと。正面向きの金魚がこちらを見つめる面白い構図である。日本古来のユーモアを、雪佳も確かに受け継いでいるといえよう。吊忍(つるしのぶ)をあしらい、表装は、葦簀(よしず)に見立てるなど涼を呼ぶ趣向となっている。雪佳のこだわりと愛着が窺うかがえる一点。』


京都市美術館と、細見美術館所蔵の作品を同時に見れて、お得感がありましたし、念願だった神坂雪佳の作品を見れた、そのことにつきます。<金魚玉>の金魚自体もインパクトがありましたし、葦簀の表装のアイデアも面白くかったです。

今回、神坂雪佳の作品を見て、より好きになったので、いつになるかわかりませんが、神坂雪佳の回顧展が開催してほしいと思いました。


この後わ 秋葉原に移動して 金曜日のみの営業<紫 くろ㐂(くろ喜)>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『麺処 ほん田 東京駅一番街店(味噌つけ麺)@東京駅八重洲口(東京ラーメンストリート)』なのだ

2013年06月10日 | 美味しいもの(~2022年)

江戸東京博物館で<ファインバーグ・コレクション展>を見たぼくらわ 東京駅に移動して 八重洲口にある東京ラーメンストリート内にある<麺処 ほん田 東京駅一番街店>でランチをしたのだ

麺処 ほん田 東京駅一番街店
http://www.honda-japan.jp/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13124612/

ラーメンデータベースのペース
http://ramendb.supleks.jp/s/30837.html




お店に着いたのわ 13時半ころだったんだけど タイミングが良かったみたいで 行列わ なくて 待つことなく店内に入れたのだ

※先に食券を購入してから 並ぶ方式みたいなのだ


こちらわ 券売機(メニュー)なのだ



ぼくらわ 前に来た時に<塩ラーメン>を食べたことがあるから 今回わ つけ麺を って思っていて 東京駅のお店のみで提供している<濃厚豚骨魚介 特製つけ麺(味噌) 《中盛300g》 ¥1030>を注文したのだ(※麺の量わ <並 200g>と <中盛 300g>を選べるのだ)


まずわ 麺のみを 少し食べたんだけど ほん田の麺わ ぼくらの好みの味だったのだ

それから 味噌つけ麺に絡めて食べたんだけど このつけ汁わ 美味しいんだけど 辛めで ちょっと苦手かも?って思ったのだ 途中でレモンを絞ると さっぱり感がプラスされて 味が変えられるのだ(※後で調べてみると 食券を渡す時に言えば 辛さ抜きも可能のようなのだ)

つけ汁の中にわ 角切りのチャーシューやメンマ 他のお店にわ あんまり入ってない食材のキクラゲも入っていて 美味しいのだ

チャーシューわ お写真で分かるとおり 2種類あって 両方とも 薄味になっているので そのまま食べてもいいけど つけ汁に潜らした方が よりおいしいと思うのだ あと 大人の味玉(ブランデー風味)も良かったのだ


つけ麺のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


今度 つけ麺(味噌)を食べるときわ 辛さを抜いて 注文しらた 辛いのが苦手な えこうでも きっと大丈夫だと思うし もっと美味しく感じるような気がするのだ

<麺処 ほん田 東京駅一番街店>わ 八重洲口から出てすぐだし 前に食べた塩ラーメンわ すごく美味しいので オススメだと思うのだ

まだ 食べたことがない 醤油ラーメンと つけ麺(醤油)も気になっているので 機会があったら 食べてみようと思うし 久しぶりに 東十条の本店にも 行ってみたくなったのだ


この後わ 日本橋高島屋に移動して もう終わってしまった展覧会なんだけど<美の饗宴 京都画壇と神坂雪佳 ~100年の時を超えて~ 京都市美術館・細見美術館コレクションより>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡@江戸東京博物館』なのだ

2013年06月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 江戸東京博物館で 7月15日まで開催中<ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡>を見に行ったのだ



70点くらいの江戸絵画の作品が展示していて ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ


1番最後に展示していた葛飾北斎が描いた<源頼政の鵺退治図>なのだ


鵺退治となっているけど 鵺わ 描かれていないのだ 描かれているのわ 弓を引く源頼政のみで 筋肉がモリモリで迫力があって カッコいいのだ


円山応挙が描いた<孔雀牡丹図>なのだ


孔雀の羽の緑から青にあるグラデーションがすごくキレイだったのだ


1番最初に展示していた 俵屋宗達が描いた<虎図>なのだ


ちょっと メタボチックなトラで 前脚を舐めるポーズが なんとも可愛いのだ


曽我蕭白が描いた<鉄拐仙人図>なのだ

鉄拐仙人わ 体から魂を抜け出る術を持っている仙人で その魂が抜け出る場面が描かれているのだ こんなこと思ったら 罰が当たっちゃいそうだけど 曽我蕭白の仙人わ ちょっと化け物じみていて 見ていて楽しいのだ


ファインバーグ・コレクションが まとまった形で里帰りするのわ 今回初めてのことだし 1番最後に展示していた 北斎の<源頼政の鵺退治図>わ 必見の価値のある作品だと思うのだ

ちなみに展示替えがあって 6月18日からわ 20点ほどが入れ替わるみたいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


江戸東京博物館 <ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡> 7月15日(月・祝)まで

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2013/05/index.html

公式サイト
http://edo-kiseki.jp/

作品リスト
http://edo-kiseki.jp/image/list.pdf




展示構成

琳派 日本美のふるさと

文人画 中国文化へのあこがれ

円山四条派 写実と装飾の融合

奇想派 大胆な発想と型破りな造形

浮世絵 都市生活の美化、理想化

展示替えを含めると約90点が展示予定で、私が見た前期では、約70点が展示していました。


気になった作品(※前期展示となっている作品は、6月16日まで展示)

1.俵屋宗達 虎図


愛嬌のあるトラ図、半身のみ描かれ、猫のような仕草が愛らしい。何となくですが、宗達の虎図は、このようなゆるい感じのものを多く見ている印象がある。


2.尾形光琳 白菊・雪蘆図団扇 (※前期展示)

双幅の掛け軸。白菊には、墨と胡粉で、雪蘆の雪は胡粉、蘆は金泥で描かれており、1つの団扇として使用するためだったようだ。雪蘆の方のみに、落款があり、こちらが表にあたるそうです。


4.深江蘆舟 秋草に瓜図 (※前期展示)


ジグザグした構図が心地よい。現在の夏から初秋にかけてのノウゼンカズラと、マクラウリが描かれているそうです。


9.酒井抱一 十二ヶ月花鳥図

十二幅の掛け軸で、その月にちなんだ植物と鳥や虫などが描かれ、ふた月ずつ対角線を意識した構図となっていた。枝垂桜の3月、紫陽花と立葵?の5月、ヘチマの6月、朝顔の7月などが特に良かった。


10.鈴木其一 群鶴図屏風



左隻



右隻


二曲一双の屏風。ツルを近づいてみてみると、のっぺりとした感じで塗られていた。


12.池田弧邨 雷神・暴れ馬図

双幅の掛け軸。雷神と、雷神におどろく馬が描かれており、馬をおさえようとする子供が大変そうで面白い。雷神が右幅の上、馬と子が左幅の下に描かれ、対極の位置に描かれていた。


19.池大雅 雪竹図 (※前期展示)

雪が積もり、風に耐える竹のしなりが印象に残る。背景には、うっすらと青が塗られており、寒空を表しているようです。


39.谷文晁 秋夜名月図


満月は、周りを薄墨で塗り表す「外隈」で描かれ、美しい情景となっている。この作品の落款印(ハンコ)は、かなり大きいのが気になってしまう。横幅170cmくらいの掛け軸なのに、落款印(ハンコ)は、30cmくらいあった。


44.円山応挙 孔雀牡丹図


奥にある牡丹の花などを薄い色彩で描いていて、孔雀の尾羽などを際立たせるように描いた感じがした。


47.円山応挙 鯉亀図風炉先屏風



左隻



右隻


解説の一部には、こう書かれています。
『屏風の裏には、絹本で水紋が描かれ、裏表がいわゆる「太鼓張」になっているため、後ろから、うっすらとひかりをあてるとそれが表の絵に透けて見える仕掛けとなっている。』

二曲一隻の屏風で、うっすらと水紋と見えるから、面白くてずっと見ていると、ちょっと目が疲れてくる感じがした・・・・。


50.森祖仙 滝に松樹遊猿図 ※画像は、左幅のみ


双幅の掛け軸。左幅のみに、遊んでいるサルたちを描き、右幅は、滝を描いていた。サルの毛並は、刷毛で描いているそうです。


59.伊藤若冲 菊図

三幅対で展示だが、中央の菊は、日本の個人コレクターのもので、特別に展示させてもらったそうです。


60.伊藤若冲 松図



61.葛蛇玉 鯉図


風で流れてきた花びらを鯉が食べようとしているみたいに見える。


62.曽我蕭白 鉄拐仙人図

解説には、こう書かれています。
『体から魂が抜け出る仙術を持つ、中国の道教の代表的な仙人の1人。足が不自由な屍を借りてよみがえったとされ、杖を持っている。しかし、口から吹き出す白煙の中には小さく描かれた人の魂は、杖を片手に健康な足で走っているように見えて面白い。』

この作品のポストカードがなかったのは、残念でした。


89.葛飾北斎 源頼政の鵺退治図


解説には、こう書かれています。
『平安時代末期の武将頼政が、黒雲で空を覆って現れる怪物鵺(ぬえ)を退治したという説話による。鵺を描かずに、赤い二条の光戦でその存在を示し、筋骨隆々たる頼政が体をよじって弓を引き絞る図は、北斎ならではの劇的な画面作りだ。北斎晩年の傑作である。』


琳派、文人画、四条円山派、奇想の絵師、浮世絵など様々なジャンルの作品が展示されいたので、江戸絵画が好きならば、見に行った方がいい展覧会だったと思います。

北斎、応挙、蕭白、葛蛇玉の作品などは、素晴らしいと思いましたし、オススメですよ。


巡回情報

MIHO MUSEUM 7月20日(土)~8月18日(日)

鳥取市県立博物館 10月5日(土)~11月10日(日)


この後わ 東京駅に移動して 八重洲口の東京ラーメンストリート内にある<麺処 ほん田 東京駅一番街店>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『燦燦斗(つけめん)@東十条(北口)』なのだ

2013年06月05日 | 美味しいもの(~2022年)

<レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像>などを見たぼくらわ 東十条に移動して 北口からすぐ近くにある 前から気になっていたラーメン屋さんの<燦燦斗>で夕食(ディナー)を食べたのだ

燦燦斗

HPがないようなので 食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13038064/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/6683.html




こちらが お店の外観なのだ



外に貼ってあったメニューなのだ



ぼくらがお店に着いたときわ 店内わ 満席で2人が外で待っていたのだ

※メニューのお写真にも載っている通り このお店わ 先に食券を買ってから 並ぶ方式なのだ

10~15分くらいして 店内に入ったのだ そして 5分くらいして注文していた<つけめん(300g) ¥750 + 味玉 ¥100>が到着したのだ(※本当わ <特増し(肉 2枚追加 + メンマ増量 + 味玉) ¥250>をお願いしたかったけど 売り切れだったのだ)



麺わ もちもちしていて つけ汁わ ほのかの魚介の香りがするスープで こってり感わ あるんだけど優しい感じというか あっさりと食べさせるつけ汁で 美味しくて 300gも麺があったんだけど ぼくらわ ペロッと食べちゃったのだ

チャーシューわ 大きいのが1枚と 細かくなったのが入っていて 塩味のチャーシューなのだ つけ汁の中に入っていて 徐々に熱が通るから なんとなく(オーバーな表現)だけど 牛タン?や 砂肝?のような感じに 似ているって思ったのだ もちろん 美味しかったのだ

味玉わ 塩味のチャーシューとの対比かもしれないけど 黄身がほのか甘く感じて 甘く感じた味玉わ 初めてだったので ちょっとビックリだったのだ

最後わ スープ割りをお願いしたら 煮干しの風味が増した スープ割りになって 美味しかったけど ちょっと麺を残して 食べてみたかったなぁ って思ったのだ

ぼくらが行った時にわ 店内にジュリー(沢田研二)のBGMが流れていて お店の中も昭和の居酒屋さんっぽくて ちょっと ノスタルジーな気分を味わえるのだ


一応 つけ麺のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


燦燦斗わ 8席しかなくて 座席間隔も ちょっと狭かったけど 美味しいつけ麺を食べることが出来て 大満足なのだ

ぼくらの隣の人が <ラーメン>や <油そば>を注文していて どちらも美味しそうだったので 今度再訪して 食べてみようと思うのだ


↓後日 <油そば>を食べに行ったのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/df3e1d9cd9ba420b57a64e4ef0e96d87

↓後日 <らーめん>も食べに行ったのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/ca9025faf7911b9efb90ca0d515bd73d


6月から 営業日と 営業時間が変更になったので こちらも載せるのだ


定休日わ 月・木曜日で 営業時間わ 18:00~20:30に変更になったので ご注意なのだ


今回も 素晴らしい作品を見ることが出来たし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像@東京都美術館』なのだ

2013年06月04日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京都美術館で 6月30日まで開催中<ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像>を見に行ったのだ




今回展示していた中で ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

ベルナルディーノ・ルイーニ(本名:ベルナルディーノ・スカーピ)が描いた<聖家族と洗礼者ヨハネ>なのだ


ホームページとかで知って 1番見たかった作品で 今回展示していた中で 1番好きになった作品なのだ

和気藹々(わきあいあい)な感じに見えて ずっと見ていると なんか和むのだ あと 聖アンナの指を上に向けているポーズわ 何を意味するか 気になるのだ


ロンバルディア地方のレオナルド派の画家が描いた<貴婦人の肖像>なのだ


1番最初に展示していた作品で 一目見て 足が止まっちゃうくらい キレイな貴婦人で 見惚れちゃったのだ


こちらも ロンバルディア地方のレオナルドの画家が描いた<洗礼者ヨハネ>なのだ


背景に景色が描かれているから レオナルドが描いたルーヴル美術館の作品みたいに 神秘的な感じにわ 見えないけど 逆に 全体的な 一体感があるような気がするのだ


あと アトランティコ手稿の<複数の弩を装備した歯車の素描>わ すごかったのだ


ぼくらわ そんなに惹かれなかったけど アトランティコ手稿や レオナルドの油彩画などわ めったに日本に来ることわ ないので 気になる方わ 混雑する前に お早めにご覧くださいなのだ

あと 会場内が ちょっと寒く感じたので 羽織るものがあった方がいいかも?なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京都美術館 <ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像> 6月30日(日)まで

http://www.tobikan.jp/museum/2013/2103_ambrosiana.html

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/leonardo2013/

作品リスト
http://www.tbs.co.jp/leonardo2013/pdf/collection_list.pdf




展示構成

Ⅰ アンブロジアーナ図書館・絵画館
 フェデリコ・ボッロメオコレクション
 携帯型美術館:レスタ神父の素描帖
 ルネサンスの素描Ⅰ:レオナルド以前

Ⅱ レオナルド 思考の迷宮
 アトランティコ手稿:レオナルドの教養
 アトランティコ手稿:古典・絵画・人物のデッサン
 アトランティコ手稿:光学・幾何学
 アトランティコ手稿:建築
 アトランティコ手稿:兵法
 アトランティコ手稿:機械:装置のデッサン
 アトランティコ手稿:人体飛行に関する研究
 レオナルドの愛読書
 ルネサンスの素描Ⅱ:レオナルドとその時代

Ⅲ レオナルドとレオナルデスキ
 レオナルド・ダ・ヴィンチとミラノの宮廷
 ルネサンスの素描Ⅲ:レオナルド以降

アトランティコ手稿、素描、油彩画、本などの資料、約110点を展示しており、アトランティコ手稿は、22点展示、ちなみに油彩画は、11点でした。


気になった作品

1.ヴェスピーノ(本名:アンドレア・ビアンキ) 岩窟の聖母


ロンドン・ナショナル・ギャラリーの忠実な模写だが、原作に描かれている聖人のニンブス(金の光環)と、洗礼者ヨハネのアトリビュート(持物)である十字架が描かれていないそうです。

ちなみに、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの作品のニンブスと、アトリビュートは、17世紀前半に描きたされたようです。


3.ロンバルディア地方のレオナルド派の画家 貴婦人の肖像


この貴婦人のモデルは、ベアトリーチェ・デステ(イダベラ・デステの妹)あるいは、ルドヴィーゴの愛人で、白貂を抱く貴婦人のモデルであるチェチリア・ガッレラーニとする説もあるそうです。


81.レオナルド・ダ・ヴィンチ 女性と横顔と目の習作

<貴婦人の肖像>の構想にレオナルドが関与していたことを思わせる作品だそうです。


90.ジャンピエトリーノ(本名:ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ) 福音書記者聖ヨハネ


女性のような中性的な顔立ちに思える、福音書記者ヨハネ。仕草からそう思えるのかも?


91.ベルナルディーノ・ルイーニ(本名:ベルナルディーノ・スカーピ) 幼子イエスと仔羊


幼子キリストと、受難の象徴である仔羊と一緒にが描かれている。可愛らしい作品だが、私には、キリストが受難の象徴の仔羊を自ら捕まえたかのように見えてしまう。


92.ベルナルディーノ・ルイーニ(本名:ベルナルディーノ・スカーピ) 聖家族と洗礼者ヨハネ


解説には、こう書かれています。
『本作は、レオナルドの《聖アンナと聖母子》のカルトン(原寸大下絵)をもとに制作されました。ルイーニがレオナルドの作品を研修した成果を示す見事な油彩画です。一方で、背景やマリアの位置の変更、またヨセフの追加など、カルトンとの顕著な違いもあり、それによって、レオナルドが新しく打ち出したピラミッド型の構図が水平方向への構図へと作り変えられています。』


94.ロンバルディア地方のレオナルドの画家 洗礼者ヨハネ


解説には、こう書かれています。
『ルーヴル美術館に所蔵されているレオナルドの《洗礼者ヨハネ》を原作品とする魅力的な本作は、知られている中でもっとも古いレオナルドの作品の模写で、資料的根拠はないものの、伝統的にレオナルドの手に帰せられてきました。本作において、原作品とは異なり、背景に澄みわたる風景が描かれており、指の位置や巻き毛の長さ、また毛皮の厚みにも改変が加えられています。』


95.レオナルド・ダ・ヴィンチ 音楽家の肖像


解説の一部には、こう書かれています。
『レオナルドの現存する唯一の男性の肖像画。モデルは明らかになってないが、おそらくレオナルドの友人でもあった音楽家アタランテ・ミリオロッティであると推測されます。』

今回の展覧会の目玉作品ですが、なぜかそんなに惹かれず・・・・・。あと、作品の前にあるガラスに見ている人や、反対側の作品が写りこんでいて、ちょっと見づらかったのが残念でした。


今回、アトランティコ手稿や素描などの作品が多く、じっくり見る人も多いので、所々で渋滞が起きたりしますが、レオナルドの作品やルネサンスの作品は、日本では、あまり見ることが出来ないので、オススメだと思います。

もともと好きだったベルナルディーノ・ルイーニなどのレオナルデスキ(レオナルドの追従者たち)の作品は、展示数は少なかったですけど、見ることが出来きて満足でした。



それから ぼくらわ もう終わってしまったけど 国立西洋美術館に移動して<ラファエロ展>を見に行って <大公の聖母>にお別れのあいさつをしてきたのだ

↓前に見に行った感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b08daf0c664aa1f8cf410c014a1107dd



会期末だから すごく混雑しちゃって 遠目からだったけど もう1度 <大公の聖母>を見れて良かったのだ


この後わ 東十条に移動して<燦燦斗>というラーメン屋さんに行って夕食(ディナー)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ