どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『フェルメールからのラブレター展@Bunkamura』なのだ

2012年02月14日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<DOMANI・明日展 2012>を見たぼくらわ 渋谷に移動して Bunkamura・ミュージアムで 3月14日まで開催している<フェルメールからのラブレター展>を見たのだ



今回わ 約40点と少なく ゆったりめに展示していて フェルメールの作品が3点も展示していたのだ

ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

1番良かったのわ やっぱり フェルメールの3点なのだ

こちらわ <手紙を読む青衣の女>なのだ


青い服のラピスラズリを使ったウルトラマリンブルーが すごくキレイなのだ 修復前のパネルと見比べると 色が全然違っていたのだ


これわ <手紙を書く女>なのだ


『はい チーズ』って カメラで撮ったみたいに見える構図で この女性わ 照れているけど なんだか嬉しそうな感じで 手紙を書いているので 恋人に宛てに 書いていると思うのだ


これわ <手紙を書く女と召使い>なのだ


2008年の夏にも 東京で展示したけど ぼくわ その時わ いなかったので 今回初めて見れたのだ

解説を読むと 仲直りの手紙を書いているみたいなのだ 手紙を書く婦人の表情が穏やかに見えるのだ


ぼくらわ この展覧会を 3時間以上かけてじっくりと見たのだ 時間の半分以上わ フェルメールを眺めていたけど なんだか幸せな気分になれたのだ

もう混雑しているかもしれないけど あと1カ月で終わってしまうので まだ見に行ってない人わ 絶対に見た方がいいのだ



見終わってから気づいたけど フェルメールの作品の所蔵先の世界地図が 会場の入り口の前に飾ってあったのだ



一応 ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



今年わ あと3つのフェルメールの作品が上野で見れるから 楽しみなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


Bunkamura・ミュージアム <フェルメールからのラブレター展> 3月14日(水)まで

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/11_loveletter/index.html





展示構成

1.人々のやりとり―しぐさ、視線、表情

2.家族の絆、家族の空間

3.手紙を通じたコミュニケーション

4.職業上の、あるいは学術的コミュニケーション

約40点を展示していました。



気になった作品

8.ヤン・ステーン 生徒にお仕置きする教師


生徒が先生にスプーンのような棒で叩かれている。周りにいる様々な表情をした子供たちが面白い。


9.コルネリス・ベーハ 酒場の風景

酒場で老人が若い女性を口説いている。2人だけに光が当たっているように描かれていた。2人のやりとりの声が聞こえてきそう。


14.ヤン・ステーン アントニウスとクレオパトラの宴

クレオパトラとアントニウスの退廃的な恋愛を描いたもので、真珠を酢にとかして飲みほした場面で、『虚栄は美徳ではない』と記しているそうです。


20.ヤン・ステーン 老人が歌えば若者が笛を吹く

タイトルは、オランダの古いことわざで、『若い者は常に年長者を手本とする』という意味です。一家団欒のパーティーといった感じで描かれており楽しそう。このことわざを利用して一家の宴席で無作法や暴飲暴食をいましてめいるそうです。


26.フェルディナンド・ボル 本を持つ男

一見、レンブラント?が描いているかと思った。このボルはレンブラントのもとで学んだそうです。


40.エドワード・コリエル レター・ラック


だまし絵の時にも、同じような作品が展示していた。


41.ヨハネス・フェルメール 手紙を書く女


カメラで撮ったような構図が印象に残る。解説には、『背景の静物画に描かれていた「ヴィオラ・ダ・ガンバ」は、愛と調和の象徴を意味し、美と愛の間の調和のある関係を示唆している。』と書かれていました。


42.ヨハネス・フェルメール 手紙を書く女と召使い


2008年の夏にも見た作品。その時は<手紙を書く婦人と召使>となっていた。

解説には、『背景の壁に掛けられたの<モーゼの発見>の絵はモーゼの母が「ヘブライ人の子供を皆殺しにせよ」と命じたファラオの布告から守るために息子を籠に隠し、その子を見つけて育てたファラオの娘について語る旧約聖書の逸話を主題にとしている。当時この逸話は、敵対者どうしの争いを鎮める例えとされ、本作においてしばしば、恋人との和解を求める女性の心理に結びつけて解される。』と書かれていました。


43.ヨハネス・フェルメール 手紙を読む青衣の女


海外(アジア?)にいる恋人からの手紙を読んでいる、青衣の女性。修復前のパネルと見比べると、同じ絵とは思えないほど、ウルトラマリンブルーが鮮やかになっていた。


他にも、フランス・ファン・ミーリス(1世)が描いた<手紙を書く女>も印象に残った。



私が行ったときは、そこまで混んでなかったので、ゆっりと鑑賞出来てよかったです。フェルメールで、今回展示していた中で、私の好みがあるのでしょうけど、<手紙を読む青衣の女>が1番惹かれました。あとなぜか、ヤン・ステーンの作品に興味をそそられた。

3月に入ったら、混雑するんでしょうけど、もう1度見に行ければと思っています。



今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。