どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『麺屋 一燈(3回目の特製濃厚魚介つけめん)@新小岩』なのだ

2013年04月25日 | 美味しいもの(~2022年)

<ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア>を見たぼくらわ 新小岩で途中下車して 久しぶりに<麺屋 一燈>に行ったのだ

麺屋 一燈
http://kiseki-dream.com/

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13111737/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/27327.html




ぼくらがお店に着いたのわ 20時20分ころ 前に行った時わ 平日の遅い時間(21時前くらい?)に行って 『スープ・麺切れで 終了の看板』が立っていたんだけれど 今回わ まだ営業中で 大丈夫だったのだ

※このお店わ 行列に並んで 店員さんに言われてから 食券を購入する方式をとっているのだ

この日わ 雨も降っていたから お店の前のみの行列で 20~25分くらい待って 入店出来たのだ

えこうわ 年末に ぼくを置いて 1人で食べに行ったみたいだけど ぼくわ 1年振りくらい<特製濃厚魚介つけめん ¥950 + <中盛り(300g) ¥50>を食べたのだ



麺の粉の配合を変えたみたいで 小麦麦芽も入れて美味しくなっているそうなのだ

つけ汁も相変わらず美味しくて 濃厚なんだけど 粘度も少なめで 湯葉みたいに幕が張っているのだ 中にわ 柚子とナンコツが入っている アツアツの鶏団子 メンマと 2種類?のネギが入っているのだ

麺の上に乗っている 生ハムみたいな 低温真空調理した 豚と鶏の2種類のチャーシューも そのまま食べてもいいし つけ汁に付けて食べても美味しくて 大満足だったのだ(※濃厚のメニューわ 特製にしないと 豚と鶏のチャーシューが付かないので ご注意なのだ) 

中盛りにしたから 麺が300gあったんだけど つけ汁が美味しいから あっという間に食べちゃったのだ

最後に 少なくなったつけ汁を スープ割りにして 美味しい余韻を味わって 幸せな気分でお店を後にしたのだ


一応 つけ麺のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


<麺屋 一燈>わ 行列が出来ているけど 相変わらず美味しくて 待ってでも食べる価値のあるお店だと思うし ぼくらのオススメなのだ

新たにリニューアルした 夜の限定メニューも気になっているので いつか食べてみたいのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足なのだ

ありがとうございますなのだ


『ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア@Bunkamura』なのだ

2013年04月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<クレープリー ティ・ロランド>でキレイで美味しいクレープを食べたぼくらわ もう終わってしまったんだけど Bunkamuraで開催していた<ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア>を見たのだ



今回わ ルーベンスとその工房の作品などが展示していて ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

ルーベンスが描いた<ロムルスとレムスの発見>なのだ


右上に描かれた 羊飼いが 兄弟を発見した瞬間の場面が描かれているのだ

左側にいる男性わ テヴェレ川の擬人像で 女性わ 川の水源を象徴とするニンフなのだ その2人と 兄弟を育てるメスオオカミと キツツキわ 慈愛に満ちた表情をしているように思えたのだ


ルーベンスが描いた<ヘクトルを打ち倒すアキレス>なのだ


トロヤ戦争で ギリシャのアキレスと トロヤのヘクトルの一騎討ちなのだ 二人の上に描かれる女性わ 戦争や知恵の女神ミネルワ(ミネルヴァ)で アキレスの勝利の加担しているのだ


リュカス・フォルステルマン(ルーベンス原画)の版画の<キリスト降架>なのだ


フランダースの犬の最後の場面の 亡くなるネロと パトラッシュが見た ルーベンスの祭壇画の版画なのだ 版画でも素晴らしいので 大きな祭壇画も いつか見たいのだ


ルーベンスとその工房の作品を見ていて思ったんだけど すごいとわ 思うんだけど ぼくわ そんなにルーベンスわ 好みでないようなのだ

でも 今回わ なぜか 24点くらいあった版画の作品に すごく惹かれて 見ていて楽しかったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


Bunkamura <ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア> 終了しました

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_rubens/index.html

公式サイト
http://rubens2013.jp/




展示構成

イタリア美術からの着想

ルーベンスとアントワープの工房

ルーベンスと版画制作

工房の画家たち

専門画家たちとの共同制作

ルーベンスやその工房が制作した作品84点を展示しており、ルーベンスの作品は、25点ほどありました。


気になった作品

4.ペーテル・パウル・ルーベンス ロムルスとレムスの発見


解説には、こう書かれています。
『ロムルスとレムスとはローマ建国伝説にまつわる双子の兄弟の名前である。アルバ・ロンガの王ヌミトルから王位を簒奪(さんだつ)した弟アムリウスは、ヌミトルの子孫の復讐を恐れ、ヌミトルの娘レアを純潔が義務つけられた巫女にした。しかし、レアは軍神マルスに見初められ、双子の兄弟を生む。子どもたちはテヴェレ川に捨てられるが、生き延びて雌狼とキツツキに育てられた。本作では羊飼いが、川辺で兄弟を発見した瞬間が描かれている。雌狼と子どもたちのモチーフについては、イタリアでルーベンスが古代彫刻を写した素描が残されており、ルーベンスが古典的なひな型から構想を得て、幅広く活用していたことが窺える。』


6.ペーテル・パウル・ルーベンス 毛皮をまとった婦人像(ティツィアーノの作品の模写)


女性の顔が、ティツィアーノの特徴をよくとらえていると感じた。ティツィアーノのものよりも、肉付きが良く描かれているそうです。


9.ペーテル・パウル・ルーベンス 眠る二人の子供(※写真は、国立西洋美術館で撮ったもの。)


描かれている子供たちは、ルーベンスの兄フィリップスの子どもという説があるそうです。


17.ペーテル・パウル・ルーベンス(工房) 聖母子と聖エリザベツ、幼い洗礼者ヨハネ


解説の一部には、こう書かれています。
『聖母マリアがエジプトからの帰途の際に、幼子イエスとともに、聖エリザベツと息子、洗礼者ヨハネのもとを雄どずれる場面が描かれている。』

キリストは、NO.9の<眠る二人の子供>の子供を顔を反転したものだそうです。


19.ペーテル・パウル・ルーベンス(工房) 自画像


解説の一部にこう書かれていました。
『胸元の白い襟の上に金の鎖が見えるが、これはアルブレヒト大公夫妻によってルーベンスが宮廷画家に任命されたときに授与された鎖だといわれる。当時の画家にとって、主君から金の鎖を得ることは大きな名誉だった。』


21.ペーテル・パウル・ルーベンス ヘクトルを打ち倒すアキレス


タペストリーのための下絵で、ルーベンス自ら人物を描いた作品だそうです。


34.ヤン・ブリューゲル(子) エヴァの創造に見える楽園の風景

たくさんの動物たちが描かれた楽園風景で、仙台で見た若冲の<鳥獣花木図屏風>を思い出す。


42.アントーン・ヴァン・ダイク 悔悛するマグダラのマリア


この画像では、ちょっとわかりづらいが、大粒の涙を流しています。ルーベンスの弟子らしく、女性の肉付きがいい。


62.リュカス・フォルステルマン(ルーベンス原画) ソドムを去るロトとその家族

国立西洋美術館にあるヤーコブ・ヨルダーンス(帰属)の作品を反転したものの版画だったと思う?

※参考として、以前、国立西洋美術館で撮影したヤーコブ・ヨルダーンス(帰属)の作品<ソドムを去るロトとその家族(ルーベンスの構図に基づく)>を載せます。



66.リュカス・フォルステルマン(ルーベンス原画) キリスト降架


アントワープ大聖堂にある祭壇画を反転して版画にしたもの。


70.ボエティウス・アダムスゾーン・ボルスウェスト(ルーベンス原画) キリストの磔刑(槍の一突き)

槍を刺したのは、キリストの死を確認するためだそうです。キリストは、盗人2人とともに磔刑に処されています。


私が見に行ったのは、会期末だったので、かなり混雑して見づらかったので、気になる展覧会は、早めに行かないとと後悔しました・・・。

いつもなら、全部見終わって、また見たい作品をじっくり見たりするのですが、好みの問題なんでしょうが、今回は、そこまで惹かれる作品がなかったのは、少し残念でした。

東京会場は、終わってしまいましたが、これから、北九州と新潟に巡回するので、気になっている方は、ご覧ください。ルーベンスの作品がまとめて見れる機会はそうないと思いますよ。


巡回情報

北九州美術館 4月28日(日)~6月16日(日)

新潟県県立近代美術館 6月29日(土)~8月11日(日)


この後わ 久しぶりに 新小岩で途中下車をして<麺屋 一燈>で遅めの夕食(ディナー)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『クレープリー ティ・ロランド(バラ色の人生)@神泉 or 渋谷?』なのだ

2013年04月22日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ もう終わってしまったんだけど Bunkamuraで開催していた<ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア>を見に行ったのだ でも その前に Bunkamuraから すぐ近くにあるガレットのお店<クレープリー ティ・ロランド>で 前から食べてみたかったデザート(クレープ)を食べたのだ

クレープリー ティ・ロランド
http://ti-rolande.com/index.html

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13115058/



このお店わ 2011年と 2012年にランチを食べに行ったことがあって ぼくらのお気に入りのお店で Bunkamuraに行ったら ランチをする候補にしているのだ

今回わ ランチでわ なくて ずっと前から気になっていたデザートのクレープの<バラ色の人生(バラの香りとミックスベリーのクレープ) ¥1400>を注文したのだ(※土日・祝日わ いつでも注文出来るけど 平日の場合わ 午後3時以降から注文できるそうなのだ)

このクレープわ 作るのが大変みたいで ちょっとお時間(10~15分?)が経ってから 登場したのだ


この<バラ色の人生>というクレープわ 『バラの香りのクレープ生地で、ベリークリーム、ストロベリーシャーベットを包みました』とメニューに載っていて たぶん エディット・ピアフの歌(La vie en rose)が由来だと思うのだ

写真だと ちょっと分かりづらいかもしれないけど 食べるのがもったいないくらい クレープがキレイなのだ

生地わ バラのいい香りがして 中にわ ストロベリーシャーベットが冷たさと甘さに ベリークリームにわ ほのかな酸味があって いい香りに 冷たい甘さとほのかな酸味が組み合わさっていて すごく美味しくて 大満足だったのだ

中のシャーベットが溶けて その溶けたソースにクレープを付けて食べるんだけど 溶けたシャーベットがちょっと余っちゃったから パンなどを出してもらって 全部ソースを味わいたかったなぁ って思ったのだ

一応 クレープのUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



クレープリー ティ・ロランドわ Bunkamuraからも近いし 美味しいガレット & クレープを落ち着いた雰囲気の中で 食べることが出来るので オススメなのだ


ぼくらが食べたものわ ちょっとお高いメニューのものだったけど ガレットとクレープのセットのメニューとかもあるし 珍しい梨のシードルとかも置いてあるので ぜひ ご賞味あれなのだ

他のメニューも気になるから また 食べに行こうと思うのだ


その後わ Bunkamuraに行って 終わってしまった展覧会<ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り@森アーツセンターギャラリー』なのだ

2013年04月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※今回のブログわ いつもと違い シリーズの作品などを隣合わせに載せていて 見比べが出来るので パソコンの方が見やすいと思うのだ

木場の<麺屋吉左右>で美味しいつけ麺を食べたぼくらわ 六本木に移動して 森アーツセンターギャラリーで 5月19日まで開催している<ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り>を見に行ったのだ


ぼくらが ミュシャの作品をまとめて見たのわ 2010年の大阪旅行の時に見た堺市文化館 アルフォンス・ミュシャ館と 2010年7月に三鷹市美術ギャラリーでの展覧会を覚えているのだ その時に ミュシャって キレイな女性を描いて いいなぁ~ って思ったのだ


240点もの展示作品の中から ぼくが気になった作品を いつもより多めに ご紹介するのだ

今回ミュシャの作品を見て 1番良かったと思ったのわ <百合の聖母>なのだ


たくさんの百合が咲いていて 画面右上に描かれた百合の聖母が美しくて ウットリだったのだ 

ぼくにわ 画面左下に描かれているチェコの民族衣装を着た少女に啓示を与えているように思えたし ヴェールみたいなのが少女を包んでいるようにも見えるから 見守っているのかも? って思ったのだ


リトグラフの<椿姫>が良かったのだ


照明の加減かもしれないけど 銀で描かれている一番上の文字と 上の方にある背景の星たちが 見る位置によって キラキラ輝いて見えたのだ


<モエ・エ・シャンドン>の2つのポスターが良かったのだ


相反する女性が描かれ 一方わ 死を司る女神に見えるし もう一方わ 命の授ける女神のように思えてくるのだ


<四季>のシリーズの4点も良かったのだ


なんとなくなんだけど 4点とも 腰を強調しているポーズをとっているように見えるのだ えこうの方でわ 各作品の大きな画像も載っているのだ


<四芸術 (ダンス、絵画、詩、音楽)>の4点も良かったのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『諸芸術を擬人化した女性が、それぞれ異なる時間帯の情景と組み入れされている。「ダンス」には風の吹く朝、軽やかに舞う女性が、「絵画」には、陽光の降り注ぐ昼間、赤い花を見つめる女性が、「詩」には、一番星が輝く黄昏時に物思いにふける女性が、「音楽」には、小鳥が集う夜、耳元へ手をやる女性が描かれている。』

この4点の作品わ <サテン・エディション>と載っていて 絹(シルク)に印刷したもので 日本初公開なのだ


あと <四芸術の習作>も展示していたのだ


えこうの方にわ 大きな画像で リトグラフと 習作を横に並べて載せているので 見比べが出来るのだ


<月と星の下絵(月、明けの明星、宵の明星、北極星)>のシリーズの4点も素晴らしいのだ


天体がテーマで 全体的に暗くして 星の輝きを目立つようにしているのだ えこうの方にわ 大きな画像を載せているのだ


あと 前にも見たことがあるんだけど <ビザンティン風の頭部 (ブルネット・ブロンド)>の2点わ 輪郭線がハッキリしているから 3Dみたいに浮き上がって見えたのだ



ぼくわ ミュシャが もともと好きなのもあるけど 素晴らしい作品の数々が展示していたし 彼の描く女性たちが美しくて ウットリして 見ていたのだ

この展覧会も 年間ベスト10入りの候補の展覧会だと思うし オススメなのだ 六本木でわ あと 1か月くらいで終わってしまうし もう混雑しているみたいなんだけど 少しでも気になっている方わ ぜひ ご覧くださいなのだ 平日の夜ならば 少しわ 快適に見れるみたいなのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


森アーツセンターギャラリー <ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り> 5月19日(日)まで ※4月25日(木)のみ休館

http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2013/03/macg_mucha.html

公式サイト
http://www.ntv.co.jp/mucha/

作品リスト
http://www.ntv.co.jp/mucha/works/list_jp.pdf




展示構成

第1章 チェコ人 ミュシャ

第2章 サラ・ベルナールとの出会い

第3章 ミュシャ様式とアールヌーヴォー

第4章 美の探求

第5章 パリ万博と世紀末

第6章 ミュシャの祈り

ミュシャ財団協力のもと、リトグラフ、希少性の高い油彩画、素描や下絵、写真、宝飾品など約240点が展示していました。

会場内では、作品リストが置いてないので、メモなどを取る方は、公式サイトに載っている作品リストをプリントアウトして持って行ったほうが便利だと思いますよ。


気になった作品

1.パレットを持った自画像


民族衣装のルパシカを身にまとった威風堂々とした自画像で、アメリカにいた頃に描かれたものだそうです。この頃のミュシャは、シカゴ美術研究所やフラデルフィア美術学校で指導していたようです。

間近で見ると、荒いタッチで手早く描かれているのが分かる。


4.ジリの肖像

ジリは、ミュシャの長男。一瞬、女の子?と思えるような感じの作品だった。


5.人形を持つヤロスラヴァ


彼女(ヤロスラヴァ)の視線の強さに目がいく。服装は普段のものだろうが、高貴なる人物のようにも思えてしまう魅力があった。


17.ジスモンダ


芝居のポスターが5点あったが、このポスターが1番装飾的だと思った。特に1番上のモザイクになっている文字のデザインが良い。描かれたのは、王妃ジスモンダがエルサレムにキリストを迎える名場面だそうです。

ミュシャの人生を変えた作品。専属画家の都合がつかずに、代わりに依頼され、1週間で制作。これを見たサラが1発で気に入って、ミュシャと6年の専属契約を結ぶ。


21.椿姫


名家の青年と高級娼婦との悲恋。背景に星たちは、恋人を思う乙女心、分かりづらいが、左上には茨が絡み付くハートがあり、やがて訪れる悲劇の結末を暗示しているそうです。

背景の六角の星々を輝かせたデザインがいい。


23.ロレンザッチオ



24.メディア


王妃メディアは悲劇のヒロイン、下にあるのは息子の亡骸だそうです。愛人を作った夫への怒りからメディアは正気を失い、自らの手で、愛人、二人の子供まで殺してしまう。

この女性が付けている、堺市文化館所蔵の<蛇のブレスレッ>トをまた見たくなった。


25.トスカ


この作品だけ、一回り小さかった。女性のまわりの背景の車輪のような模様の連続に目がいく。


39.演劇芸術のアレゴリー


解説には、こう書かれています。
『1908年ニューヨークにオープンした「ドイツ劇場」の室内装飾をミュシャは任されました。この作品は、一説に同劇場の緞帳の習作だと考えられる。鳥のさえずりを聴く女が「詩」を、腰に手をあて肘を張る堂々とした女が「劇場」を、頭上にマスクをつけた女が「悲劇」を、進化の衣装を着た男が「喜劇」を、それぞれ象徴的に表している。』


54.《ルフェーヴル=ユティル ビスケット:シャンペン風味》の習作

隣に完成作があったが、習作の方が女性を誘う男性がスマートに描かれていてこっちの方が好き。なんで、変更したのだろう?残念。


57.ジョブ


煙草の巻紙の宣伝のポスターで、ジョブは、ジョセフ・バルドゥー社(Joseph Bardou)の略称のようです。恍惚の表情の女性と煙の流れがインパクトになっていると思った。今回は、展示してなかったが、もう1つジョブの宣伝のポスターを見たことがある。


58.ムーズ川のビール


ビールの宣伝なのに、ビールジョッキは小さく、麦やホップなどの髪飾りをした女性がメインとなっている。この女性は、ビールの女神のように思えてくる。あと、女性の髪の毛の流れが、装飾的なのも印象に残る。


59.モナコ-モンテカルロ


花々を集めて、車輪のようなデザインを3つ配しているデザインで、カーレース?のものだろうか?実際は、モナコ観光のPRのための鉄道会社のポスターで、車輪は想像通りあっていたが、下から伸びる茎は、レールを表すそうです。


61.ネスレ乳児食


なんとなくだが、母親と子が、聖母マリアと幼子キリストのように思えてくる。特に母親後ろにある半円のデザインが後光のよう見えてくる。


62.モエ・エ・シャンドン:ドライ・アンペリアル


ブルネットのエキゾチックな女性。NO.63と比べると、死の女神のように思えている。


63.モエ・エ・シャンドン:ホワイトスター シャンペン


ブロンドの西洋人の女性。花なども咲き、彼女は、豊穣や、春の女神のよう。


94.夢想


解説にはこう書かれています。
『花と女性の芸術家ミュシャの典型的な作例の1つ。晴れやかな女性像を引き立てる円環は、伝統的な宗教美術に見られる光背を連想させるが、観者の視線を女性像にいざなう役割えお果たしている。様々な色に彩られながらも画面は調和を保っている。植物のモテーフ』の曲線が美しい調べを奏で、温麗な雰囲気が漂う親しみやすい佳作である。』

確か、印刷会社の宣伝だったような・・・?


95.花:装飾パネルの最終習作


たくさんの百合の花を持ち、髪飾りまでしているのでユリの精霊といった感じか。首を傾け、何を考えているのだろう?と、気になってしまう。


101.ビザンティン風の頭部ブルネット



102.ビザンティン風の頭部ブロンド



107.四芸術:ダンス (※隣に載せた画像は、<習作>です。)



108.四芸術:絵画 (※隣に載せた画像が、<習作>です。)



109.四芸術:詩 (※隣に載せた画像は、<習作>です。)



110.四芸術:音楽 (※隣に載せた画像は、<習作>です。)



111.四季:春


四季のシリーズの解説には、こう書かれていました。
『四季それぞれが擬人像で象徴的に表されている。「春」の女性像は大きな花束を手にし、陽光に包まれ輝いている。「夏」の女性像は小麦の茂みを颯爽と横切っている。「秋」の女性像は右手に果物か籠、左手に酒と豊穣の神ディオニュソスの杖を持っている。「冬」の女性像は自然の静寂の中で氷霧(せいじゅ)から身を守っている。』


112.四季:夏



113.四季:秋



114.四季:冬



127.花に囲まれた理想郷の二人


幻想的な雰囲気に包まれている二人。画面右下にスタンプを押したかのような花?の紋章のような模様があり、なぜなのだろうと思った。


146.エメラルド


宝石のシリーズで、4点あり、トパーズ、ルビー、アメジストがあったが、このエメラルドと蛇の組み合わせに惹かれた。ヘビが女性に服と同じ色なので、服のデザインのような気がした。


167.《月と星:月》の下絵



168.《月と星:明けの明星》の下絵



169.《月と星:宵の明星》の下絵



170.《月と星:北極星》の下絵



171.百合の聖母


2つの異なる世界を合わせたかのような1枚。

解説にはこう書かれていました。
『1902年、ミュシャはエルサレムにある教会の装飾の注文を受けてこの場面を構想した。本作でもポスターや装飾パネル同様、花と女性による構成が引き継がれている。しかし同時に、女性像は単なる装飾ではなく、普遍的な美や善の象徴であり、精神世界を体現するものとして描かれている。左手前のチェコの民族衣装を身に包んだ少女も座っている。』


173.ヤロスラヴァの肖像


ミュシャの娘のヤロスラヴァを描いて肖像だが、聖人のような雰囲気のある作品だった。


181.スラヴィア



今回ミュシャの作品を見て思ったのですが、私は、リトグラフなどの美しい女性の作品の方が良かったと思いましが、スラヴ叙事詩関連の作品は、凄いとは思いましたが、あまり惹かれず・・・。

どるちの方でも書きましたが、この展覧会は年間ベスト10候補の素晴らしい展覧会だと思いますし、東京(六本木)の展示の後は、新潟、愛媛、宮城、北海道の順に巡回するので、お近くの方は、ぜひ、ご覧ください。

240点も作品があったので、思っていたよりも時間がかかり、まだ見足りないといった感じで会場を後にしたので、会期が終わるまでに、もう1回見に行きたいなぁ~。と思っています。

あと、今回の展覧会のショップは混雑するので、お時間の余裕をみた方がいいですよ。



巡回情報

新潟県立万代島美術館 6月1日(土)~8月11日(日)

愛媛県立美術館 10月26日(土)~2014年1月4日(日)

宮城県立美術館 2014年1月18日(土)~3月23日(日)

北海道立近代美術館 2014年4月5日(土)~6月15日(日)



今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。


『麺屋吉左右(2回目の<つけ麺>)@木場』なのだ

2013年04月19日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ 森アーツセンターギャラリーで 5月19日まで開催している<ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り>を見に行ったんだけど その前に 木場駅で途中下車して 前にも1度行ったことのある 人気のラーメン屋さんの<麺屋吉左右>で 遅めのランチをしたのだ

麺屋吉左右

HPがないようなので、食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13021140/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/4062.html




こちらわ 外に貼ってあった メニューなのだ



ぼくらがお店に着いたのわ 14:35頃だったから 行列わ なくて 待たずに店内に入れたのだ でも 店内わ ほぼ満席といった感じだったのだ

2009年に行った時にわ 直接注文して 食べ終わった後に お支払いをしたけど 今わ 券売機で食券を買う方式に変わっていたのだ(※このお店わ 開店時の1順目の人たちわ 直接注文で 食後にお支払みたいで そのあとの人たちわ 食券を購入してから 並ぶ方式みたいなのだ)

ぼくらわ 前に食べて美味しかった<味玉つけ麺(300g) ¥950>を注文したのだ(※麺わ 300gもあるから 量を少なくすることも出来るのだ)


魚介の強い香りがするんだけど お味わ あっさりした 優しい感じのつけ汁で 粘度も少なくて サラサラとした感じだったのだ

麺わ 弾力も程よくあるのだ 300gもあるんだけど つけ汁が あっさりめで美味しいから ぼくらわ 300gの麺を ペロッと食べちゃったのだ

味玉の 黄身の具合もちょうど良くて旨かったし つけ汁の中にわ 細切り?にしたチャーシューとメンマが入っていて ともに良かったのだ

最後にスープ割りを頂いて 余韻を楽しんだのだ


一応 つけ麺のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


<麺屋吉左右>わ お昼しか営業してなくて 難易度がちょっと高いけど 美味しいつけ麺が食べられるし ご夫婦の接客も丁寧だし オススメなのだ

木場駅から近いから ちょっと遠いかもしれないけど 東京都現代美術館とのセットで 行くのもアリだと思うのだ

今度行くときわ ラーメンを食べてみようと思うのだ


この後わ 六本木に移動して森アーツセンターギャラリーで 5月19日まで開催している<ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り>を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『仙台土産@萩の月 & 笹かま』なのだ

2013年04月18日 | 美味しいもの(~2022年)

仙台の旅行に行ったときに お土産を買って 後日食べたのだ

まずわ やっぱり 甘いもので仙台銘菓の<萩の月 簡易箱(5個入り) ¥735>を買ったのだ

萩の月
http://www.sanzen.co.jp/brand/haginotsuki.html



ぼくらが買ったのわ 『簡易箱』の方で 普通のより 1個当たり 30円くらいお安くなって ちょっとお得なのだ 

この『簡易箱』わ 仙台駅の2・3階などの普通の売り場にわ 売ってないみたい?で ぼくらわ 仙台駅の地下1階<菓匠三全>で買ったのだ

<簡易箱 (10個入り) ¥1470>とかも 売っていて えこうわ 自宅用に 10個入り買ったし 1個ずつとかでも買えるみたいだったから 新幹線の中で食べようと思ったから ぼくと えこう ケンカしないように 1個ずつ買って食べたのだ

これが お土産の<萩の月>なのだ


スポンジも柔らかくて 中に入っているカスタードクリームが すごく美味しくて あっという間に食べちゃたのだ

なので 自分用や ご自宅用 気心の知れた友達とかにあげるのなら 仙台駅地下1階の<菓匠三全>に行けば お安く<萩の月>が買えるので 覚えておくといいのだ



ベタだけれど <笹かま>も買ったのだ 笹かまわ いろんなお店で発売しているみたいなんだけど ぼくらわ 萩の月を買ったお店の隣の<鐘崎のささかまぼこ>で <ミニ笹かまぼこ 9個入り(サーモン、ずんだ、チーズ入り) ¥1050>を買ったのだ

鐘崎のささかまぼこ
http://www.kanezaki.co.jp/




これが 食べた3種類の<ミニ笹かま (サーモン、ずんだ、チーズ入り)>なのだ


ミニだから パクって食べちゃうけど 3種類とも 良かったのだ しいて言えば チーズ入りが1番美味しかったと思うのだ



あと お写真を撮らなかったんだけど 1000円くらいの<牛タンいぶり(スモークスライス)>というのも買ったんだけど これわ すごく美味しくて ぼくらわ 大満足したんだけど なんで お写真を撮らなかったんだろうと 後悔したのだ



お土産も含めて 今回の仙台旅行わ プライスコレクションも見れたし 美味しいものも食べることが出来て 良かったのだ


これで お土産のことも含めて 仙台旅行のブログわ 本当に終了なのだ

ありがとうございましたなのだ 


『旨味太助@勾当台公園 or 仙台駅(徒歩20分以上?)』なのだ

2013年04月16日 | 美味しいもの(~2022年)

<せんだいメディアテーク>を後にしたぼくらわ 歩いて5分くらいの場所にある 牛タンのお店の<旨味太助>でランチをしたのだ

旨味太助

HPがないようなので、食べログのページ
http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000068/




こちらわ お店の外観なのだ



オープンの10分前くらいに着いたら 地元のおばちゃんが 先にいたのだ お店が開く 11:30にわ ぼくらを含めて 7~8人わ 並んでいたのだ しかも ぼくらが食べている頃にわ 12時前にもかかわらず ほぼ満席となっていたのだ

ぼくらわ <牛たん定食 1.5人前 ¥1890>を注文したのだ(※ちなみに 1人前だと ¥1260なのだ) 

牛たん定食わ 『テールスープ』 + 『牛たん』 + 『野菜漬』 + 『麦ご飯』のセットなのだ



牛タンわ 塩味のみの味付けで 思っていたよりも厚みもあって 美味しかったのだ 1.5人前を注文したから 6~7枚もあったけど あっという間に 食べちゃったし 野菜漬も 箸休めになって良かったのだ(ぼくらが行ったときわ 牛タンわ カナダ産と載っていたのだ)

テールスープわ ネギがたくさん入っていて スープ自体も美味しくて お肉わ 写ってないんだけど テールのお肉と 骨付き肉も入っていて ぼくらわ 骨付き肉を かぶりついて食べたのだ

あと 麦ご飯も 美味しかったんだけど 1.5人前のお肉だと ちょっとご飯が少ないかも?なのだ

だた 店内わ ちょっと狭い感じがしたし 喫煙可だったのわ たばこを吸わない ぼくらからしたら ちょっと残念かも?って思ったのだ


一応 牛たん定食のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


旨味太助わ 行列が出来るお店で 待ったりするみたいだけど 牛たんや テールスープも美味しくて 大満足だったのだ

昼夜同じメニューで 同料金だし 中休みもないみたいで 通し営業だから 便利だと思うし 仙台に観光に行ったら ぜひなのだ


この後わ 観光循環バスの『るーぷる仙台』に乗って また 仙台市博物館5月6日まで開催中<若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見に行ったのだ(※るーぷる仙台わ 観光するのに便利なんだけど 仙台駅で 時間調整をするので 急ぐ場合わ ご注意なのだ)



↓初日に見た<若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->の感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/99ddd64cc537fe4e642a762963dadcc9


仙台会場でわ あと2週間ちょっとで終わってしまうけど 今回展示しているプライスコレクションわ 素晴らしいので ぜひ ご覧くださいなのだ


閉館時間になるまで プライスコレクションを見たぼくらわ 仙台駅に戻って いろいろお土産を買って 新幹線<はやて>に乗って 帰ったのだ



1泊2日の仙台旅行わ プライスコレクションを見ることに優先したから 観光らしいものわ ほとんどなかったんだけど それでも充分に楽しめたのだ

また 仙台に旅行に行くことがあったならば 行かなかった瑞鳳殿 政宗の騎馬像のある仙台城跡や 松島などに行ってみたいと思うのだ


今回も素晴らしい作品を見ることが出来たし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございましたなのだ


別の日に <仙台土産(萩の月 & 笹かま)>を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



『伊東豊雄設計@せんだいメディアテーク』なのだ

2013年04月15日 | その他【展覧会 & 美味しいもの以外】

仙台旅行の2日目のことなのだ

1日目にちょっと頑張りすぎたから ちょっと遅めのお出かけとなったんだけれど プリツカー賞を受賞した伊東豊雄さんの設計<せんだいメディアテーク>に行ってきたのだ 

せんだいメディアテークへわ 仙台駅西口青葉通り(荘内銀行前)の29番のバス停から100円で行けるのだ

せんだいメディアテーク
http://www.smt.jp/




これが 道路の反対側から撮った 建物の全景なのだ


この<せんだいメディアテーク>の中わ 『ライブラリー(図書館)』 『ギャラリー』 『スタジオ』などが入っているのだ

1階の受付で許可を取って シールを服に貼って 一定の注意事項を守れば 館内わ 写真撮影OKになるのだ

ぼくらわ 写真撮影に 集中したかったので 7階の受付相談カウンターで荷物を預かってもらってから いろいろ撮ったのだ


1階にあったイスなのだ 日当たりも良くて 気持ち良かったのだ



この建物わ 普通のとちょっと違って 柱がないみたいで このようなものが いくつもあって 建物を支えているみたいなのだ








この建物わ 2001年に出来たそうなんだけど ぼくらわ なんとなく 東京スカイツリ―を連想したのだ


建物わ ガラス張りなので 反射して プリズムも出来ていたのだ



2~4階部分のライブラリー(仙台市図書館)の写真なのだ









これわ 3階にあったイスだと思うけど こんな日当たりのよい場所で 本を読んだら 気持ち良さそうなのだ



たぶん 5階か 6階のギャラリー部分だったと思うんだけど ここも全面ガラス張りなのだ



これわ 7階と6階の間の階段で撮ったと思うんだけど 床の厚さそんなに 厚くなかったのに 驚いたのだ







あと 全部の階でわ ないけど 天井も異なった デザインだったのだ











すごく たくさんあるんだけど えこうが撮った写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
       

      

       

      

      


せんだいメディアテークわ 建築好きの方にわ 満足する建物だと思うし 面白い構造だったのだ

5・6階のギャラリーでわ いろんな催し物を開催しているようだし カフェとかもあるので 休憩するにわ ちょうどいいと思し 夜に見に行ったら ガラス張りだから きっとキレイだと思うのだ


この後わ せんだいメディアテークから 徒歩5分くらいの場所にある 牛タンのお店の<旨味太助>でランチを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『おでん三吉@勾当台公園 or 仙台駅(徒歩20分以上?)』なのだ

2013年04月13日 | 美味しいもの(~2022年)

<若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見たぼくらわ 仙台駅の近くにある温泉付きのビジネスホテルにチェックインして ちょっと休んでから 地下鉄の勾当台公園駅から すぐにある<おでん三吉>で夕食(ディナー)を食べたのだ

おでん三吉
http://oden-sankichi.com/

食べログのページ
http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000041/




こちらわ お店の外観なのだ



あと 外に貼ってあった おでんのメニューなのだ



ぼくらわ 仙台の街並みを見たいから ホテルから歩いて行ったんだけど 25分?くらいかかったのだ(普通の人なら 15~20分くらいで着くと思うのだ)

お店にわ19時前に着いて お店わ 混んでいたんだけれど えこうとぼくだけなので 待たずに カウンターに座ることが出来たのだ

おでんのお店なので 最初わ 500~600円くらいで 店員さんにお任せにして注文にしたのだ あと <おでん三吉>わ 居酒屋さんなんだけど ぼくらわ 普段 あんまりお酒を飲まないので <ウーロン茶>をお願いしたのだ(※右側にある小鉢わ お通しなのだ)


おでんの具わ <大根> <さといも> <にら玉>だったのだ

<さといも>わ すごく柔らかくて 箸で簡単にほぐれちゃうのだ <大根> <にら玉>も絶品だったし 店員さんのオススメだというのも 納得のお味だったのだ


次わ えこうが<ちくわ> <いいだこ> <はんぺん>を注文したのだ


<いいだこ>わ 頭にハチマキをしていて 食べるのが可愛そうだったけど ぼくらわ 美味しく頂いたのだ


<ちくわ> <はんぺん>ともに美味しかったし あっさりした おでんのお出汁わ すごく美味しくて お出汁をお替わりしたかったくらいなのだ(もちろん 注文ごとに お出汁も入れてくれるのだ)


もっと おでんをお替わりしたかったんだけど ガイドブックに載っていたB級グルメの<油麩丼 (普通のサイズ)>も気になっていたので お願いしたのだ(※ミニサイズ<お茶碗サイズ?>もあるのだ)



<油麩丼>のUPの写真も載せるのだ


お写真でも分かるとおり 美味しいお出汁を吸った あまじょっぱい油麩に 溶き卵をかけて さやえんどうと紅ショウガを乗っけた丼なのだ ものすごく簡単に言えば 親子丼の鶏肉を 油麩に変えた丼を連想してくれればいいと思うのだ

お出汁を吸った油麩や 溶き卵が美味しいし さやえんどうと 紅しょうがの食感と味がアクセントになっていて ぜひ 食べてほしいのだ

ぼくらわ これだけ食べて 1800円くらいだったのだ

一応 今回頼んだ料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


仙台と言えば 牛タンだと思うけど このお店<おでん三吉>わ オススメだと思うし 仙台に旅行に来たら ぜひ 行ってほしいのだ

おでんも絶品で すごく美味しいんだけど B級グルメの油麩丼わ ぼくらわ大好きになったのだ

お昼にも この通りを歩いていたら 営業時間わ 短いみたい(11:30~13:15)だけど ランチもやっているみたいで 油麩丼や おでん定食などが ワンコイン(500円)で食べられるみたいなので ランチもオススメだと思うのだ

外にあったランチのメニューの写真を載せるのだ



それから ぼくらわ 食べたものを消化させるために また 25分くらい?歩いて ホテルに戻ったのだ

温泉にゆっくり入って 1日の疲れを取って 1日目わ おしまいなのだ


2日目わ 定禅寺通りにある プリツカー賞を受賞した伊東豊雄さんの設計<せんだいメディアテーク>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命-@仙台市博物館』なのだ

2013年04月12日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<スーパーこまち>乗って仙台に着いたぼくらわ 仙台駅西口の9番バス停からバスに乗って 仙台市博物館で 5月6日まで開催している<東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見に行ったのだ



この展覧会わ プライスさんご夫妻が 東北に住む方々に 美しい絵画見て 少しでも勇気づけられれば との願いから 無償で貸し出しをして 実現したそうなのだ しかも 子供たちでも楽しめるように 1点1点解説文もあって タイトルなどを わかりやすくしているし 高校生以下わ 無料でご覧になれるそうなのだ(※他の会場わ また 詳細が載ってないのだ)

えこうわ 2006年の夏に トーハク(東京国立博物館)で<プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」>を見に行ったんだけど <鳥獣花木図屏風>わ もう1度見たくて 2回も見に行ったって 言っていたのだ あと そのころわ まだブログをやっていなかったから メモとかも取ってないから 見た感想とかも 忘れちゃってるみたいなのだ


今回わ プライスさんのコレクションと 国内の賛助出品作品が展示していて ぼくが気になった作品を いつもより多めに ご紹介するのだ※()内のタイトルわ 子ども向けの作品名なのだ

ぼくらが最も見たかった作品で 若冲さんが描いた<鳥獣花木図屏風 (花も木も動物もみんな生きている)>が 1番良かったのだ



えこうの方でも 載せるけど 左隻 & 右隻の拡大した画像も載せるのだ

左隻なのだ



右隻なのだ


この作品だけ 展示ケースなしで展示されていて ガラスを通さないで 本当の色を見ることが出来るのだ タイルや モザイクのように見えるし 両方で86000個ものマス目に たくさんの鳥や動物たち(霊獣も)が描かれていて楽園(パラダイス)のようなのだ うろ覚えだけど 確か プライスさんのお風呂の壁わ この作品のタイルになっていると思うのだ 

展示室の外のパネルにわ 1つ1つ鳥や動物(霊獣)の種類が載っていて わかるようになっていたのも嬉しかったのだ 

展示室の外にあったし 係員に聞いて 写真を撮ってもOKだったので その解説パネルを載せるのだ(クリックすると拡大すると 大きな画像で 動物たちの名前がわかるのだ) ※もし 問題がありましたら 削除しますなのだ
 


若冲さんが描いた<紫陽花双鶏図 (アジサイの花と二羽のニワトリ)>なのだ


これわ もうただただ 凄くて 圧巻で 鶏や紫陽花 描かれているもの すべてが 細かく描かれていて まじまじと見ていたのだ もし 単眼鏡などを持っているなら じっくりご覧になるといいと思うのだ


若冲さんが描いた<虎図 (足をなめるトラ)>なのだ


トラの毛が モコモコしているんだけど NO.46の源が描いた <虎図>とわ 異なる質感だったし 手足も太くて より 本物のトラのようだったのだ


若冲さんが描いた<雪芦鴛鴦図 (雪のつもったアシとオシドリ)>なのだ


上に載せた2点(トラ、アジサイとニワトリ)と この作品わ 3点が並んで展示していたんだけど この作品が 真ん中に来ていたのだ えこうが 前に 本で読んだんだけど 3点とかで展示していて 真ん中に持ってきている作品わ 主催者側が 最も見せたい作品だって載っていたから もしかしたら あの3点の中でこのオシドリの作品わ プライスさんが 見せたかった作品なんじゃないかなぁ? って思ったのだ


長沢芦雪が描いた<白象黒牛図屏風 (白いゾウと黒いウシ)>なのだ


白いゾウと 黒いウシがドーンといて画面を はみ出すくらい大きくて 白と黒で色も対照的だし 真ん丸なゾウと 三角っぽいウシも相反しているのだ あと 白いゾウにわ 2羽のカラス 黒いウシにわ 白い子犬もいて なんとなく おしゃれに思ったのだ(※プリンターのスキャンの具合で こんな色になっちゃったけど 実際にわ 黒いウシのような色の背景をしていのだ)

会場の出口に レプリカ(高精細複製品)があって フラッシュをしてもOKだったから 撮ってみたんだけど 昔の人わ こんな風な暗がりの中で ロウソクの灯りなどで 見ていたんじゃないかなぁ って思ったのだ



こっちわ 普通に撮ったものなのだ



もう 展示が終わってしまった作品で 葛蛇玉(かつじゃぎょく)が描いた<雪中松に兎・松に鴉図屏風 (雪の夜の白いウサギと黒いカラス)>も良かったのだ(※画像わ 右隻のみなのだ)


闇夜に しんしんと雪が降っているのだ 左隻にわ 黒いカラスと梅の木が 右隻にわ 白いうさぎと松の木が描かれていて 深々と降る雪わ ポロックみたいに 白(胡粉)を落としたりして描いているのだ

ぼくわ この作品を見ていて ポロックよりも葛蛇玉の方が アクションペインティングの元祖だと思ったのだ


これも展示わ 終わってしまった作品で 吉村孝敬が描いた <唐獅子図 (空想のライオン・カラシシ)>わ 可愛かったのだ

↓こちらのサイトに画像が載っているのだ
http://iz2012.tumblr.com/post/19565460053

かわいい唐獅子の親子が描かれていて しかも 子だくさんで 4匹もいるのだ 背中の毛わ 他の唐獅子と違って 大きな毛玉の付いたモップみたいな感じだったし 親にじゃれている姿が 愛らしいのだ


最後に 『国内賛助出品作品』だけど 若冲さんが描いた<象と鯨図屏風 (ゾウとクジラの呼び交わし)>も見れて良かったのだ(※4月14日まで展示なので ご注意なのだ)


2010年の<若冲アナザーワールド>で見て以来 約3年ぶりの再会なのだ ぼくらわ この作品の展示に合わせて見に行ったのだ


あと 展示室内わ 撮影禁止なんだけど 通路とかわ 写真がOKだったので 作品の動物たちが ところどころにいるので 撮ってみたのだ






他のも載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
       
 

ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
      

     

見に行くときわ カメラか 携帯を持っていったら いろいろ撮れるし 記念撮影にもなるのだ


プライスさんご夫妻 コレクションを無償で貸し出してくれて ありがとうございますなのだ

この展覧会わ 仙台の後 盛岡・福島に巡回するし お近くにお住まいの方わ ぜひ ご覧になってほしいのだ お近くにお住まいでない方わ この展覧会のために 東北旅行を計画するのもアリだと思うのだ

<若冲が来てくれました>わ 年間ベスト10入り決定だと思うのだ


もし 見に行けない方わ 書店か ネットのアマゾンとかで 図録(¥2625)が購入出来るそうなので 買ってみてわ いかがでしょうか?なのだ 『プライスコレクション』 もしくわ 『若冲が来てくれました』と検索すれば 出てくると思うのだ(※会場でわ 図録わ ¥2500で売っているのだ)




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


仙台市博物館 <東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命-> 5月6日(月・祝)まで

http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/tenrankai/index.html

公式サイト
http://jakuchu.exhn.jp/index.html

作品リスト(※展示替えあり)
http://jakuchu.exhn.jp/pdf/tenzigae.pdf




展示構成(※仙台市博物館での展示)

第1会場
プロローグ プライスコレクションの屏風絵

第2会場
ようこそプライスワールドへ(※この章のみ 3本立て)
目がものをいう
数がものをいう
○と△

第3会場
美人大好き
お話きかせて

第4会場
プライス動物園
はる・なつ・あき・ふゆ
若冲の広場
生命のパラダイス

プライスコレクションと国内賛助出品作品を含め、約80点を展示しており、第1会場の<プロローグ プライスコレクションの屏風絵>のみ、常設展のチケットで、ご覧になれるそうです。(前後期含め、展示替え等を合わせると、110点が展示。)

作品リストは、第2会場前の受付に言えば、もらうことが出来ますよ。


気になった作品 ※()内のタイトルは、子ども向けの作品名、前期展示と載せている作品は展示が終了しています。

5.森祖仙 猿図 (ハチを見上げるサル)


解説にはこう書かれています。
『ハチを捕まえようとジャンプしたら、失敗して空中に落ちているサル?ある人には、この絵がそんな場面に見えたそうです。背景が描かれていないので、想像が膨らみますね。ハチは、「鉢」、サルは「猿」、または「猴」といい、つなげると中国では「ほうこう(封侯、領主になること)」の言葉と読みが同じなので、出世を表す縁起のいい絵です。』

解説にある、『ある人』とは、プライスさんの感想なのだろう。私の中では、<森祖仙=サル>というイメージがある。


6.曽我蕭白 寒山拾得図 (<かんざん>さんと<じっとく>さん) ※前期展示

双幅の掛軸で、寒山さんと拾得さんは、昔の中国のお坊さんで、文殊菩薩と普賢菩薩の生まれ変わりといわれるそうです。

右には、巻紙(お経)を持つ寒山が、左には、タケノコのような箒(ほうき)を持つ拾得が描かれ、ともに、ボロボロな着物を着て、ユーモラスなお顔をしている。拾得の着物が、縄の束のように見えていたのが印象に残る。


7.呉春・松村景文 柳下幽霊図 (ヤナギしたのゆうれい) ※前期展示

蒼白い顔をした怖い幽霊が描かれている。この作品は、掛け軸の絵(本紙)の外の部分に柳が描かれていて、そのことを『描表装(かけびょうそう)』と言う。幽霊を呉春、描表装の柳を松村景文が描いていて、この2人は、異母兄弟で兄弟の合作の作品です。


12.河鍋暁斎 閻魔と地獄太夫図 (<えんま>さまと地獄もようの着物を着た<ゆうじょ>) ※前期展示

閻魔様と鏡に映った遊女が描かれる。この鏡は生前の行いが映るそうで、遊女は、地獄の柄の着物を着ているのが印象の残る。美しい遊女と、地獄の柄の着物、その鏡を覗く閻魔様の表情が遊女に見惚れているように見えて面白い。


19.中路定季 仏涅槃図 (<おしゃかさま>がお亡くなりになりました)

動物たちが集まる涅槃図は数多く見たことがあるが、魚や貝まで集まっている涅槃図は、初めて見た。


21.伊藤若冲 群鶴図 (よりそうツル)


たくさんのツルが重なり合って描かれていて、1羽1羽が判別しづらいが、たぶん7羽描かれていた。ツルの羽が薄く金色のようにも見えるので、裏から黄土色の裏彩色をしているような気がした?


22.鈴木其一 群鶴図屏風 (ツルの行列) ※前期展示

※画像は、左隻のみ。


解説には、こう書かれていました。
『ツル姿をデザイン的に採り入れ、屏風全体にレイアウトした作品です。配置のバランスが絶妙で、リズムが感じられます。金地に白の、黒、紺の鮮やかな色彩も装飾的な効果を強めています。実はこのデザインは、鈴木其一より100年以上前に活躍した尾形光琳が考案したもので、其一の先生でもある酒井抱一も写しています。』

中央に向かうツルと水の位置は、ほぼシンメトリーの構図となっていた。この作品は、鈴木其一の代表作だそうです。


24.葛蛇玉 雪中松に兎・松に鴉図屏風 (雪の夜の白いウサギと黒いカラス) ※前期展示

※画像は、右隻のみ。


解説にはこう書かれています。
『墨で真っ黒に塗られた夜の場面に、白い絵具を散らした雪の表現が目をひきます。松の木にウサギが登り、梅の木にはカラスがとまっています。それにしても、ウサギが木に登っているのは、なぜでしょうか。雪の白と夜の黒、松と梅、ウサギとカラスがそれぞれ対となっています。』

前にテレビで言っていたが、ウサギや木の幹などは、塗らずに屏風の素地のままで、先にそれらを描いてから、黒く塗ったようです。最後に落とした白い雪の色が鮮やかでした。この作品も7年前に見て、印象に残っています。

葛蛇玉の作品は、10点に満たないそうです。


25.長沢芦雪 白象黒牛図屏風 (白いゾウと黒いウシ)


左隻



右隻


プリンターの具合で、ゾウの背景が変な色になってしまったが、左右の屏風の色や形、年齢などの対比が面白い。ただ、尻尾だけはともに同じように思えた。長沢芦雪は、円山応挙の弟子だそうです。

7年前には、展示ケースなしで照明の明るさを時間によって変化して展示したのを覚えている。

会場の出口を出てすぐに、レプリカ(高精細複製品)があったので写真に撮ってみました。(クリックすると拡大します。)
    


28.鈴木其一 青桐・紅楓図 (夏のアオギリと秋のカエデ)

双幅の掛軸で、左にカエデ、右にアオギリが描かれ、異なる雨、静と動、明と暗、色の対比など、左右で相反する表現で描いていた。


31.鈴木其一 貝図 (貝と梅の実)

其一の貝の作品って、珍しい?貝の模様が美しい。


38.源 雪松図屏風 (雪のつもった松) ※4月14日まで展示

一目見て、円山応挙が描いた、国宝の<雪松図屏風>にそっくりだと思った。(特に右隻の方)

源は、円山応挙の弟子なので、師匠に倣ってこの作品を描いたんでしょうね。

※参考として、円山応挙の<雪松図屏風>を載せます。



43.虎図屏風 (月にほえるトラ)

トラが跳ねていて躍動感があり、顔は凶暴で月を威嚇しているみたい?その月も満月とかでもなく、三日月くらいの大きさなのもいい。


45.長沢芦雪 虎図 (伸び上がるトラ) ※4月21日まで展示


獰猛で雄々しいトラ、首のまわりや背中の毛が逆立っているように描いている。顔がちょっと小さくて、アンバランスな印象を受ける。


46.源 虎図 (毛づくろいするトラ)

虎の毛の質感がモコモコしていて、1本1本面相筆で描いたそうです。トラというよりも猫に近いし、可愛いポーズをしている。しかもトラの目は、猫のように細く描かれていますが、トラの目はこうならないそうです。


49.吉村孝敬 唐獅子図 (空想のライオン・カラシシ) ※前期展示

こちらのサイトに画像が載っています。
http://iz2012.tumblr.com/post/19565460053

こんなに可愛い唐獅子図は、初めて見たかもしれません。言葉は悪いが、間抜けというか、愛嬌のある顔をしていて、背中などの毛が特徴的。調べてみたら、2006年の時に、展示されていたようだが、全く覚えていない・・・。

この作品のポストカードを作ってほしかった・・・。親子の唐獅子は、可愛いし、きっと売れるはず。


50.曽我蕭白 野馬図屏風 (野をかけまわるウマたち) ※右隻は前期展示、23日からは左隻が展示。

金地の背景に、墨の濃淡のみで、簡略化したウマがサッと描かれ、筆さばきがすごい。


57.曽我蕭白 鶴図 (ツルの親子)

3羽のツルの親子が描かれている。顔が独特で、毒気があるような気が・・・さすが蕭白といった感じか。3羽のツルは、大きさが小さくなるごとに、色も薄くしていた。


70.山口素絢 美人に犬図 (子イヌと美人) ※前期展示

夕涼みに行く女性に、子犬がじゃれている。子犬が着物の袖をひっぱっているから、胸元がはだけそうで、色っぽく、着物の下から、ちらりと見える赤の襦袢?が艶やかだった。


74.源氏物語屏風 (<ひかるげんじ>のものがたり) ※前期展示

右隻は、桜咲くおぼろ月に、源氏が美しい女性と出会う場面の(「花宴(はなのえん)」)を描き、左隻には、愛らしい侍女が秋の草花を運ぶ場面(「少女(おとめ)」)が描かれているそうです。このこの屏風は、左右を反対にしてもつながるように出来ているそうです。

右隻の桜の白い花びらは、胡粉を盛ってかなり立体的になっていた。


84.伊藤若冲 葡萄図 (ブドウの木)


プライスさんが初めて買った作品。この画像だと分からないが、枝など重なり合った部分に、ほんの少し隙間を開けて描いているそうです。


86.伊藤若冲 親鶏と雛図 (ニワトリの親子)

墨1色で描かれ、尾羽の跳ねの見事さが目がいく作品。


88.伊藤若冲 芭蕉雄鶏図 (オンドリとバショウの葉)

ニワトリの羽と芭蕉の葉が、筋目描きで描かれている作品。筋目描きの技法のことは知っていたが、吸水性の強い特別な紙『画箋紙』というのを使っていたのは、初めて知った。


93.伊藤若冲 虎図  (足をなめるトラ)


京都のお寺(正伝寺?)に伝わる中国画(朝鮮画?)を模写したものだそうです。


95.伊藤若冲 旭日雄鶏図 (日の出を告げるオンドリ)


解説にはこう書かれています。
『松の枝にとまる雄鶏が、日の出に向かって朝を告げる様子を描いています。雄鶏の体や尾羽のうなるような形と、旭日の円形、角ばった松の枝が画面に不思議なリズムを与えています。若冲は、空の薄い藍色や松葉の緑色に絵具ではなく染料を用いることで、朝のしっとりと澄んだ空まで表現しているそうです。』


96.伊藤若冲 雪芦鴛鴦図 (雪のつもったアシとオシドリ)


解説にはこう書かれています。
『冬の水辺で、つがいのオシドリが仲良く遊んでいます。静かに水に浮かぶ雄のオシドリと水の中にもぐろうとする雌のオシドリの組み合わせは、他にも数点の作品が知られているので若冲のお気に入りだったようです。アシの葉に積もる湿ったような雪の表現は、若冲独特のものです。水を通して見えるオシドリの頭と足の表現と、美しい羽根の描き方にも注目してみてください。』


97.伊藤若冲 紫陽花双鶏図 (アジサイの花と二羽のニワトリ)


プライスコレクションの若冲画の代表とする作品で、50歳前後の作品だそうです。


100.伊藤若冲 鳥獣花木図屏風 (花も木も動物もみんな生きている)



左隻



右隻


解説にはこう書かれています。
『マス目に色を塗って表す独特の描き方は、西陣織の下絵をヒントにしたという説が有力です。本図を含む3点の作例が残され、若冲と弟子たちによる制作と考えられていますが、その実体については研究の途上にあります。また、たくさんの生き物を描く本図の制作背景については、若冲も深く信仰した仏教の思想との関わりや、外国の珍しい生き物が描かれていることから異国趣味や博物学への関心の高まりなども指摘されています。』

前にテレビで、屏風の外枠は、輸入品の更紗や絨毯の模様?みたいで、織物の風合いをうまく描こうとした実験的な作品ではないか?と言っていました。

出来ることならば、同じ升目描きの作例の作品、静岡県立美術館所蔵の<樹花鳥獣図屏風>と並べて見てみたいと思いましたし、白象、鳳凰の目が三日月型で、お釈迦様の目のような気がしました。


※参考として、解説にあった同じ升目描きの作例の2点の画像も載せます。(※この2点の展示はありません。)

樹花鳥獣図屏風



左隻



右隻



白象群獣図



<国内賛助出品作品> 伊藤若冲 象と鯨図屏風 (ゾウとクジラの呼び交わし) ※4月14日まで展示


左隻



右隻


解説の一部には、こう書かれていました。
『右隻では陸で一番大きな生物のゾウがくるっと巻いた鼻を高く上げています。また、左隻では海で一番大きなクジラが、威勢よく塩を噴いています。両社は、まるでお互いに呼び交しているようで、生きる喜びをうたい合っているように感じられます。』

この作品は、岩手・福島でも展示されますし、2008年に発見された作品なので、東北で見れるのは、今回が初だと思います。


2006年に見たものも多かったと思いますが、どの作品も素晴らしくて、私は、9:30過ぎから、ランチを食べずに閉館時間の16:45になるまで、途中椅子で休みながらですが、ずっと見ていましたし、翌日も、再度見に行きました。

たぶん、プライスコレクションをまとめて見る機会は、そうないことだと思いますし、展示期間が限られていますが、国内賛助出品作品も、会場ごとに素晴らしい作品も展示されるそうですし、少しでも気になっている方は、仙台や、巡回先の岩手、福島に見に行ったらいいと思います。どるちの方でも書いてますが、年間ベスト10入り決定の素晴らしい展覧会でした。

もし、タイミングがあえば、福島会場に、もう1度見に行ければと思っています。


巡回情報

岩手県立美術館 5月18日(土)~7月15日(月・祝)

福島県立美術館 7月27日(土)~9月23日(月・祝)


この後わ バスで仙台駅に戻って 仙台駅近くの温泉付きビジネスホテルにチェックインしてから 勾当台公園駅の近くで 定禅寺通りをちょっと入った場所にある<おでん三吉>で夕食(ディナー)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『E6系新幹線@スーパーこまち』なのだ

2013年04月09日 | その他【展覧会 & 美味しいもの以外】

ぼくらわ 仙台市博物館で開催している展覧会を見たくて 1泊2日の仙台旅行に行ってきたのだ

仙台にわ 早く着きたかったし 3月16日にデビューした<JAPAN RED>のE6系の新幹線『スーパーこまち』に乗って 仙台に向かったのだ



横にあったロゴマークわ 髪が たなびく女性(秋田美人)の横顔のようだったのだ



もちろん 『はやぶさ』と 『スーパーこまち』の連結部分も撮ったのだ



扉にわ 稲穂の模様があったり 写真を撮るのを忘れたけど 床や 窓の日よけも 稲穂の模様があったのだ



『スーパーこまち』わ 座席が4列なので 快適に仙台に向かったのだ ただ ぼくらわ 座席がA席だったから 車窓からの眺めわ ちょっと残念だったのだ 違う方の窓を見ると 富士山や 秩父?・日光の山々を見ながら行けるので D席の方で予約を取った方がいいと思ったのだ(※秋田・新青森方面に向かう場合なのだ



ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
      


そして 東京駅から 100分くらいで 仙台に到着したのだ



仙台で ぼくらが乗った新幹線『はやぶさ & スーパーこまち』を見送ってから 駅を降りたのだ



ぼくらが乗った時の『スーパーこまち』わ 4列で空いていて 座り心地も良かったし 帰りに乗った『はやて』よりも 揺れが少なかったような気がしたのだ あと さっきも書いたけど 車窓を楽しむなら D席にした方が いいと思うのだ


それから 博物館に向かおうと 仙台駅の西口に行ったら かわいいSuicaのペンギンたちがお出迎えしれくれたので 写真を撮ってみたのだ



いっぱいいたので 個別に撮ったのだ

伊達政宗の兜をかぶっていたのだ








ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


この後わ 仙台駅西口から バス停9番からバスに乗って 仙台市博物館で開催している<東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『仙台旅行(旅の目次)』なのだ

2013年04月08日 | 旅行【旅の目次】

ぼくらわ 仙台で開催している展覧会を見たくて 1泊2日の旅行に行ったのだ

※個別の感想などわ 後で書いて リンクを貼るので 仙台旅行の目次みたいに思ってくれればいいのだ


ぼくらわ 早い時間に仙台に着きたかったし 3月から新しくなった『スーパーこまち』乗って 仙台に向かったのだ 仙台に行くし 寒いと困るから 六本木アートナイト2012でもらった 『草間マフラー』を装着したのだ

↓<スーパーこまち>に乗った感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/cd7b8ee1d057105097c522e738f97fe5




スーパーこまちに乗って 100分くらいで 仙台に到着したのだ


新幹線のスーパーこまちわ 4列だったので 快適だったのだ



それから ぼくらわ 今回の旅の最大のお目当ての展覧会がやっている 仙台市博物館にバスに乗って行ったのだ

今 仙台市博物館でわ 5月6日まで開催中<東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見たのだ

仙台市博物館 <東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました プライスコレクション江戸絵画の美と生命> 5月6日(月・祝)まで

http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/tenrankai/index.html

公式サイト
http://jakuchu.exhn.jp/index.html

↓<若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見た感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/99ddd64cc537fe4e642a762963dadcc9



詳しい感想わ あとできちんと書くけど 素晴らしい作品の数々が展示していたのだ

プライスさんご夫妻わ 東北に住む方々に 美しい絵画見て 少しでも勇気づけられれば との願いから実現したそうなのだ しかも 子供たちでも楽しめるように 解説文やタイトルなどを わかりやすくしていたのも 印象に残っていて 高校生以下わ 無料でご覧になれるそうなのだ


全会期展示している おもな作品を 簡単にご紹介するのだ<※作品名内の()中に書かれているのわ 子供向けのタイトルなのだ>

伊藤若冲が描いた<鳥獣花木図屏風 (花も木も動物もみんな生きている)>わ 展示ケースなしで 見ることが出来るから ガラスを通さないで 本当の色を 自分の目で見ることが出来るのだ



他の 若冲さんの作品を載せるのだ

<虎図 (足をなめるトラ)>なのだ



<雪芦鴛鴦図 (雪のつもったアシとオシドリ)>なのだ



<紫陽花双鶏図 (アジサイの花と二羽のニワトリ)>なのだ



<葡萄図 (ブドウの木)>なのだ




他にも こんな作品が展示していたのだ

森祖仙が描いた<猿図 (ハチを見上げるサル)>なのだ



長沢芦雪が描いた<白象黒牛図屏風 (白いゾウと黒いウシ)>なのだ



しかも <白象黒牛図屏風 (白いゾウと黒いウシ)>わ 会場の出口に レプリカ(高精細複製品)が展示してあって 写真撮影も可能だったのだ



あと 展示室内わ 撮影禁止なんだけど 展示室に行く通路わ 写真撮影がOKで いろんな所にに 作品の動物たちがいるのだ(クリックすると拡大するのだ)
    


この展覧会わ 仙台・盛岡・福島のみの巡回なので このためだけに 旅行を計画するのも いいと思うし 素晴らしい展覧会だと思うのだ 高校生以下わ 無料だし お近くに方わ ぜひご覧になってほしいと思うのだ

ぼくらわ 9時30分過ぎくらいから 閉館時間の16時45分になるまで ランチも食べずに ずっと見ていたのだ 



それから 温泉付きのビジネスホテルにチェックインしてから ぼくらわ ガイドブックに載っていて 惹かれたB級グルメの<油麩丼>を食べに 勾当台公園駅からすぐで 定禅寺通りをちょっと入った場所にある<おでん三吉>で 夕食(ディナー)を食べたのだ

おでん三吉
http://oden-sankichi.com/

食べログのページ
http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000041/

↓<おでん三吉>で食べた感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4b31ebdedd7805edfeac127289b29542



美味しいおでんと 油麩丼を食べて ぼくらわ 大満足だったのだ


そして ホテルに戻って 1日の汗を流して ベットに横になったのだ

これで 1日目わ おしまいなのだ



2日目わ 疲れていたみたいで ちょっと遅めのお出かけになったんだけど プリツカー賞を受賞した伊東豊雄さんの設計した<せんだいメディアテーク>に行ったのだ

せんだいメディアテーク
http://www.smt.jp/

↓せんだいメディアテークに行った感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/a140638bb3c64376e75b66d7a622d849



せんだいメディアテークわ 図書館や ギャラリー カフェなどが入っている複合施設なのだ

1階の受付で許可をもらえば 決まったルールを守れば館内の一部を除き 写真撮影がOKなのだ

今回撮った写真を ちょっと載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
      

     


せんだいメディアテークわ 建築好きな人なら 絶対に行くべきところだと思うし 建物がガラス張りだから 日当たりもいいので 図書館でゆったりしながら本も読んだりするのもいいと思うのだ

仙台の繁華街からも近いし 建物自体も 面白いと思うので 仙台に行った際わ ぜひなのだ



それから 定禅寺通りを 5分くらい歩いて行ける 今回のお目当ての1つでの 牛たんのお店の<旨味太助>でランチをしたのだ

旨味太助

HPがないようなので、食べログのページ
http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000068/

↓<旨味太助>で食べた感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/9da7a3088447cfd8b7ee37fcfd803ec6



ランチも夜も同じお値段みたいで 中休みもなく 営業しているみたいなのだ

ぼくらわ 1.5人前の牛たん定食を食べたんだけど 牛タンや テールスープも すっごく美味しくて 大満足だったのだ



それから ぼくらわ また 仙台市博物館に行って<東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました -プライスコレクション江戸絵画の美と生命->を見たのだ




最後わ 仙台駅の地下1階に行って ぼくら用の仙台お土産<萩の月> & <笹かま>を買って帰ったのだ(※<萩の月>の簡易箱わ 地下1階のみで 売っているみたいなのだ)

↓仙台土産<萩の月 & 笹かま>の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b1a5cda54b3b41d2e9601bbcaac7be53





これで ぼくらが行った仙台旅行わ おしまいなのだ

本来なら 瑞鳳殿 政宗の騎馬像のある仙台城跡や 松島などにも行ってみたかったんだけど 今回わ プライスコレクションを見るのを優先したのだ

後で 個別の感想を 頑張って書こうと思っているのだ



今回の旅行わ 素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」 パラモデル展@メゾンエルメス』なのだ

2013年04月01日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<清川あさみ 「こども部屋のアリス」絵本原画展>を見たぼくらわ メゾンエルメスで 5月6日まで開催している<「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」 パラモデル>を見に行ったのだ



このブログも ぼくが書くのだ


メゾンエルメス <「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」 パラモデル> 5月6日(月・祝)まで

HPがないようなので 『ART iT』のページ
http://www.art-it.asia/u/maisonhermes/LApJShCeRYuiax4nIQdc




パラモデルわ 前に部屋一面にプラレールの青いレールを使った作品が好きなんだけど 今回わ 全く違う展示だったのだ

展示わ <パラの模型>と <ぼくらの空中楼閣>の 2つのブースに分かれていているのだ

<パラの模型>の方でわ メゾンエルメスの外観のたくさんの四角いガラスと 同じような感じの 大きなジャングルジムみたいなのがあったり テーブルの上下に土管みたいな透明なパイプが繋がっている作品などがあったのだ

<ぼくらの空中楼閣>の方でわ 巨大な少年の建築計画(設計図?)が ドーンとあったのだ

ちょっと説明がわりづらいかもしれないけど ぼくらわ 建築チックな展覧会だと思ったのだ


メゾンエルメスわ 無料で見れるし 銀座に行ったときにわ 寄ってみてわ いかがでしょうか?なのだ

建築に興味のある方わ きっと楽しめる展覧会だったと思うのだ


今回も 素晴らしい作品を見ることが出来たし 美味しいものが食べることが出来て 良かったのだ

ありがとうございますなのだ