どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『フラワースケープ@DIC川村記念美術館』なのだ

2012年06月30日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ もう終わってしまった展覧会のことで ぼくらが 前に違うサイトに書いたものを再編集したものなのだ


ぼくらわ DIC川村記念美術館7月22日まで開催していた<FLOWERSCAPES フラワースケープ―画家たちと旅する花の世界>を見てきたのだ

京成で行ったので 京成佐倉で降りて シロタカメラ前のバス停から 川村記念美術館行きのバスに乗って行ったのだ

京成佐倉のバス停の時刻表を載せておくのだ





バスに乗って 30分かかって DIC川村記念美術館に到着したのだ





ぼくらわ 美術館にわ 行かないで 暑くなる前に 自然探索路で 彫刻や 草花を見て回ったのだ

なんでか 知らないけど 近くまで ガン?(鳥)が来てくれたのだ




紫陽花や オオガハスわ キレイだったのだ






芝生に ドーンといる ヘンリー・ムーアの彫刻<ブロンズの形態>わ カッコ良かったのだ




他にも いろいろ写真を撮ったのだ(クリックすると拡大するのだ)
         


この自然探索路わ 無料で入れるから 散歩やお写真を撮りに来ている人も 結構いたのだ




1時間近く ゆっくり 自然探索路を見歩いてから 美術館に入って 7月22日まで開催していた<FLOWERSCAPES フラワースケープ―画家たちと旅する花の世界>を見たのだ




川村記念美術館わ 『コレクション(常設)展示→企画展』って 導線なんだけど ぼくらわ 先に 企画展の<フラワースケープ>から見たのだ

展覧会名の<フラワースケープ>わ 「花」+「景色」を組み合わせた造語『花のある風景』で 約90点展示していたのだ


展示していた 90点の中で ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ アンブロワーズ・デュボワが描いた<フローラ>なのだ


花の女神フローラが美しくて ウットリなのだ キューピットが4人も描かれているのが気になったのだ


ロイ・リキテンスタインの作品 <日本風の橋のある風景>も良かったのだ

モネの睡蓮を モチーフにしているんだけど スタイリッシュに変更していて すごくカッコいいのだ


J.J.グランヴィルの作品で <生命のある花々>わ 見ていて楽しいのだ

グランヴィルの作品わ 初めて見たのだ 描かれているのわ たくさん花の種類の妖精がいて 可愛かったのだ 今回見て思ったんだけど グランヴィルの作品をもっと見たいのだ


他にわ 川村記念美術館の所蔵で クロード・モネ<睡蓮>や アンリ・ル・シダネルの <薔薇と藤のある家>とかも 展示していたのだ
 



この展覧会わ 導線の目印の矢印に 花のマークが隠れていたりして ちょっと遊び心があったり 花の風景と言っても いろんな作品が展示していて 結構良かったのだ




その後わ ちょっと休憩してから コレクション(常設)展示を見たのだ

コレクション展示でわ 約70点を展示していて ココでしか見れない作品も多いのだ その中でも ぼくが 気に入った作品をちょっとご紹介するのだ


1番いいのわ やっぱり<ロスコルーム>なのだ

マーク・ロスコ<シーグラム壁画>の7点が 1つの部屋に飾ってあって <ロスコ・ルーム>があるのわ 世界で4つしかないそうなのだ

ぼくらわ イスに座って ぼーっと作品を眺めてると なんとなくだけど 作品に包まれている気分になってくるのだ 人によってわ 全くダメって人も いるみたいだけど 気に入る人わ この作品のためだけに 美術館に来る人もいるくらいの 美術館の目玉の作品の1つのなのだ


レンブラント・ファン・レイン<広つば帽を被った男>もいいのだ


たぶん レンブラントの油彩わ 日本でわ あんまりないような気がするし これも この美術館の目玉の作品で 正直言うと イスを置いてもらって じっくり眺めてたかったのだ


あとわ オーギュスト・ルノワール<水浴する女>わ キレイなのだ


女性の肌や 背景の緑など 美しい色合いで 素敵な作品で このころのルノワール作品が ぼくらわ 1番好きなのだ


DIC川村記念美術館わ コレクション(常設)展示もすごいので まだ1度も行ったことがない方わ ぜひ 足を運んでくださいなのだ




この先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


DIC川村記念美術館 <FLOWERSCAPES フラワースケープ―画家たちと旅する花の世界> 終了しました

http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/20120428_flowerscapes.html

作品リスト
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/images/flower/flower_list.pdf



展示構成

第1部 画家たちの花園

第2部 The Pop Garden

第3部 フローラの言い分:花の女神の表象をめぐる断章

第4章 仮想コレクターF氏の部屋:花の静物画の変遷をたどる

第5章 生きている花々

第6章 野中ユリ:夢の地表へ

第7章 杉浦非水:眼の記憶、百花の図譜

第8章 FLOWERSCAPES

第9章 有元利夫:天空に花びら舞う



フラワースケープとは、「花」+「景色」を組み合わせた造語『花のある風景』で、花のある風景が約90点展示していました。あと、常設あたるコレクションの展示が約70点ありました。

※本来は、コレクション展示→企画展の導線なんですが、私は先に企画展の方から見ました。


気になった作品

2.クロード・モネ 睡蓮


川村記念美術館の所蔵。水面に映る光がいい。


5.アンリ・ル・シダネル 薔薇と藤のある家


こちらも川村記念美術館所蔵。アンリ・ル・シダネルは、3点展示していたが、この作品が1番良かった。


9.ロイ・リキテンスタイン 日本風の橋のある風景

モネの睡蓮を近代的、スタイリッシュにした感じでカッコいい。鏡のような映り込む素材を使っていたのも、面白い。


11.アンブロワーズ・デュボワ フローラ


フローラとは、花の女神。フローラだけでなく、フローラは美しく好みだが、4人のキューピッドが描かれている意図が気になる。


24.モイーズ・キスリング 花

花びらの塗り方が、ベタッとした感じでやけに光沢感があった。


29.J.J.グランヴィル 生命のある花々

グランヴィルの作品は初めて見たが、見ていて楽しかった。描かれているのは、いろんな種類の花の妖精のような感じで、可愛らしかった。


76.ジョージア・オキーフ タチアオイと白と緑

展覧会のポスターになっている作品で、シンプルで良かった。


81.藤田嗣治(レオナール・フジタ) アンナ・ド・ノアイユの肖像

これも、川村記念美術館の所蔵。 背景が乳白色で、薔薇を持ち、金色のような服を着たアンナ・ド・ノアイユが描かれている。なぜ、背景が白なのかというと、肖像の出来を確認した時に、気に入らなくて受け取りを拒否したからだそうです。なのでそのまま。でも、そのままで良かったのかもしれません。この方が、トータルで見るとキレイです。


フラワースケープ、面白い括りの展覧会でした。移動を示す矢印に、花のマークが入っていたり、1つの展示スペースを個人の邸宅コレクションのような展示だったり、様々な工夫がなされていて、結構良かったです。




次は、コレクションの展示で良かったもの。

コレクションの作品リスト
http://kawamura-museum.dic.co.jp/collection/current.html



オーギュスト・ルノワール 水浴する女


女性の白い肌が美しいが、それよりも背景の色の方がもっと美しかった。この時期のルノワールが1番好きです。


オーギュスト・ルノワール クロード・ルノワールの肖像



モイーズ・キスリング 姉妹

4~5回来ているが、今回初めて見たような気がする?


マルク・シャガール 赤い太陽

マルク・シャガール ダヴィデ王の夢

シャガールの2点は、美術館巡りをしてから初めて見た?シャガールで思い入れがあり、ずっと眺めていたい。


レンブラント・ファン・レイン 広つば帽を被った男


この美術館の目玉の1つ。たぶん、関東でレンブラントの油彩画を常設で見れるのは、ここだけだと思います。本来、夫婦の対の作品だったらしく、もう一方は、どんな人だったのかが気になりました。


マーク・ロスコ シーグラム壁画

こちらも、この美術館の目玉の1つで、ロスコルームがあるのは、世界で4か所。シーグラム壁画は、ロンドンと、ここだけ。

7点の作品で構成されていて、本来1点1点作品名があるのですが、省略します。照明が暗めで、作品を低めに展示していて、包まれる感じで落ち着きます。30分~1時間近くずっと留まって見ていました。


バーネット・ニューマン アンナの光

ロスコルームと違い、白の明るい部屋に、作品の赤が目に飛び込んできます。作品の意図は、詳しくわかりませんが、アンナとは、ニューマンの母親のことのようです。ただ、眺めているだけでリフレッシュするような気分になります。


コレクション展示だけでも、見に行く価値のある作品が多く、素晴らしいものをたくさん持っています。特に、ロスコ、レンブラントなどは、ここでしか味わえない作品ですので、ちょっとでも気になる方は、遠出してでも、ぜひ、ご覧になってください。



DIC川村記念美術館の作品を満喫して、美術館を後にし、帰路に着きました。

こちらは、美術館前にバス停の時刻表です。



今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。

ありがとうございます。


今回は、疲れてココだけしか行っていないので、『美味しいもの日記』はないです。


『ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年@国立西洋美術館』なのだ

2012年06月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 6月の下旬ころに ぼくらが 前に違うサイトに 書いたものを再編集したものなのだ


損保ジャパン東郷青児美術館から 上野に移動して 国立西洋美術館9月17日まで開催している<ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年>を見たのだ



15世紀~18世紀の絵画 素描 彫刻などが 約110点展示していて ぼくが気になった作品 数点をご紹介するのだ


やっぱり 1番良かったのわ 日本初公開の ヨハネス・フェルメール<真珠の首飾りの少女>なのだ


壁にかかっている小さな鏡の前でポーズをとっているそうなのだ 今風に考えると この少女わ 好きな人との会うデート前で ウキウキでドキドキな感じがしたのだ


ベルナルディーノ・ピントゥリッキオが描いた <聖母子と聖ヒエロニムス>もいいのだ


美しい聖母子と 聖ヒエロニムスが描かれているんだけれど ちょっと表情が かたいように感じるのだ でもそれが 荘厳な感じにも思えるのだ


ルーカス・クラーナハ(父)が描いた <ルクレティア>も良かったのだ


思ったよりも 小さい作品だったのだ ルクレティアわ 背景が黒なので 肌が美しく見えてキレイなんだけど ちょっと体のバランスがちょっと悪いかも?なのだ


あと サンドロ・ボッティチェッリの素描 <ダンテ『神曲』「煉獄編」挿絵素描より:愛の原理を説くウェルギリウス(第17歌)>も良かったのだ


日本初公開の フェルメールの<真珠の首飾りの少女>わ 素晴らしいし ぼくらわ そんなに惹かれなかったけど 彫刻とかも良い作品がたくさん来ていて 副題通り<学べるヨーロッパ美術の400年>だったと思うのだ

この展覧会わ フェルメールも展示しているし 会期末にわ 絶対に混んじゃうと思うので 気になっている方わ お早めにご覧くださいなのだ





これから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立西洋美術館 <ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年> 9月17日(月・祝)まで

国立西洋美術館のページ
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2012berlin.html#mainClm

公式サイト
http://www.berlin2012.jp/tokyo/index.html





展示構成

Ⅰ部 絵画/彫刻

第一章 15世紀:宗教と日常生活

第二章 15-16世紀:魅惑の肖像画

第三章 16世紀:マリエリスムの身体

第四章 17世紀:絵画の黄金時代

第五章 18世紀:啓蒙の近代へ


Ⅱ部 素描

第六章 魅惑のイタリア・ルネサンスの版画


絵画33点、彫刻45点、素描29点、合計、約110点の作品が展示されており、作品リストには載ってないのですが、国立西洋美術館所蔵の大きなタペストリーも2点展示していました。


気になった作品

2.ルーカ・デッラ・ロッビア 聖母子


彩釉テラコッタなので、大理石よりも光沢のある質感の美しい彫刻で、瞳だけ彩色していた。


4.ベルナルディーノ・ピントゥリッキオ 聖母子と聖ヒエロニムス


神々しく見せるためか、表情がかたい。美しい聖母子と、聖ヒエロニムスが描かれ、聖ヒエロニムスは、枢機卿の格好をし、キリストの受難を示す聖書を指さしているそうです。


6.チーマ・ダ・コネリアーノと工房(本名ジョヴァンニ=バッティスタ・チーマ) 聖ルチア、マグダラのマリア、アレクサンドリアの聖カタリナ

中央の聖ルチアは、持物(アトリビュート)の「ランプ」で、ルチアの名が光を意味することに由来だそうです。、右手に持つ「棕櫚」は殉教者のしるし。、左のマグダラのマリアの持物は、「香油壺」。由来は、キリストの足に香油を塗った逸話からだそうです。右の聖カタリナも殉教聖女なので、「棕櫚」を持ち、鉄の大釘に打ち付けた車輪で拷問を受けたため、持物の「車輪」も描かれていた。


14.エルコレ・デ・ロベルティ 洗礼者聖ヨハネ

荒野での修行が辛いのか、かなりガリガリに描かれている。腰に羽織る緑(黄緑?)の衣の鮮やかさに目を引く。

解説の一部ですが、こう書かれていました。
説教師であった聖ヨハネは、聖母マリアの遠縁にあたるエリザベツの子として生まれました。荒野での修行生活を経て、ヨルダン川で洗礼を施したことから、聖ヨハネと呼ばれ、しばしば毛皮をまとった姿で描かれる。


23.バイエルン北部の彫刻家 龍を対峙する聖ゲオルギウス

解説には、こう書かれていました。
シレナの町には毒を持った龍が棲んでおり、人々は最初羊2頭、やがて人間ひとりと羊1頭を毎日与えていたが、ついに王の娘が人身御供として捧げられることとなります。ここにたまたま通りかかったゲオルギウスが神の加護を得て龍を退治し、町の人々はキリスト教を改宗しました。龍はしばしば悪や異教を表し、ゲオルギウスが龍を退治する姿は、悪に対する善の勝利の象徴として表現される。

菩提樹材の彫刻で、ゲオルギウスはかなり恰幅が良い。デザインは国立西洋美術館の常設にある<聖ミカエルと龍>と同じような感じ。

※参考として、<聖ミカエルと龍>を載せます。(クリックすると拡大します。)



28.アルブレヒト・デューラー ヤーコプ・ムッフェルの肖像


デューラーが描いた最後の肖像画だそうです。


29.ルーカス・クラーナハ(父)の工房 マルティン・ルターの肖像



31.オランダの画家 ノールドウェイクの聖ヒエロニムス

聖ヒエロムニスのイメージと違う。豪華な服に剣を持ち、鷹?を従えていて、聖人というより王侯貴族のようだった。タイトルは、<聖ヒエルニムス>となっているが、注文主をモデルに肖像画を描いたような気がした。


35.ヤン・サンデルス・ファン・ヘメッセン 金貨を量る若い女


訴えかけるような視線が気になってしまう。


36.ルーカス・クラーナハ(父) ルクレティア


解説の一部ですが、こう書かれていました。
ローマ王の息子セクストゥスは、執政官のコッラティヌスの貞淑な妻ルクレティアに欲望を抱いていました。ある晩、セクストゥスは剣を片手に強引に言い寄り、暴行に及びます。ルクレティアは事の次第を夫と父親に告げ、ふたりは彼女の無実を信じますが、ルクレティアは恥辱に耐えきれず、短剣で胸を突き刺し自害します。

思っていたよりも、かなり小さい作品。背景が黒なので、ルクレティアの肌の色がより美しく強調されているように見えた。


55.ルーカ・ジョルダーノ アルキメエデス



62.ヨハネス・フェルメール 真珠の首飾りの少女


日本初公開だそうです壁にかかっている小さな鏡の前でポーズをとっている。この少女の仕草が可愛い。ただただ、素晴らしかった。


63.レンブラント・ファン・レイン ミネルヴァ


ミネルヴァは、戦争と知恵の女神。ミネルヴァの頭上には、メドゥーサの盾があるのですが、解説を読まなかったら見逃していたのかもしれません。それくらい分かりづらかったです。


64.レンブラント派 黄金の兜の男


no.63、レンブラントの<ミネルヴァ>より、この作品の方が、光の感じが良いように感じた。


68.セバスティアーノ・リッチ バテシバ


バテシバの水浴の場面が描かれている。明るい色彩で、好みの作品でした。


80.サンドロ・ボッティチェッリ ダンテ『神曲』「煉獄編」挿絵素描より:愛の原理を説くウェルギリウス(第17歌)



98.ピエトロ・ディ・クリストフォロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)の工房 天使


101.ミケランジェロ・ブオナローティ 聖家族のための習作




この展覧会の目玉は、フェルメールの<真珠の首飾りの少女>です。日本初公開ですし、素晴らしい作品でした。正直この1点のために見に行っても損はしないと思います。他にも、彫刻や素描なども良いものが展示していましたし、気になっている方は、お早めにご覧になった方がいいと思います。



巡回情報

九州国立博物館 10月9日(火)~12月2日(日)




企画展の予告のポスターが貼ってあって、来年の春に<ラファエロ展>が開催するようです。<大公の聖母>が展示するので、すごく楽しみです。






その後は、一旦、常設展を見ました。時間がなかったので、サッと見た程度です。

こちらの2点は、初めて見ました。

オノレ・ドーミエ <果物を取り合う二人の童子>




ギュスターヴ・クールベ <肌ぬぎの女>



あと、大好きな作品、カルロ・ドルチ<悲しみの聖母>だけは、じっくり見ました。





国立西洋美術館では、見に行った当日に限り、企画展がもう1度だけ再入場出来るので、再度、フェルメール<真珠の首飾りの少女>を閉館時間になるまで眺めていました。(※画像は、部分です。)




今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。


『薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展@損保ジャパン東郷青児美術館』なのだ

2012年06月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ もう終わってしまった展覧会のことで ぼくらが前に違うサイトで書いたものを再編集したものなのだ


美味しいつけ麺を食べたぼくらわ 新宿の高島屋の方から15分~20分くらい歩いて 損保ジャパン東郷青児美術館に移動して 7月1日まで開催していた<薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展-フランス ジェルブロワの風->を見たのだ



アンリ・ル・シダネルの作品 約70点と 美術館所蔵の作品 約20点を展示していて 気になった作品を ぼくがちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ <コンコルド広場>なのだ


夜のコンコルド広場が描かれているのだけれど ガス灯のおぼろげな光がたくさんあって 幻想的なのだ ぼくわ 霧の中の風景じゃないかと思ったくらいなのだ


<離れ屋>も良かったのだ


夢の中の一場面のようなのだ ほのかな月明かり照らされたバラや 小屋(家)から もれる明かりが きれいな情景なのだ


あと <月明りの庭>も良かったのだ


ぼくらわ アンリ・ル・シダネルわ 知らなかったけど 幻想的な感じで 夢の中のような景色がキレイで好きになったのだ 東京でわ もう終わってしまったけど 広島に巡回なので お近くの方わ ぜひなのだ




これから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

損保ジャパン東郷青児美術館 <薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル ―フランス ジェルブロワの風―> 終了しました

http://www.sompo-japan.co.jp/museum/index.html





展示構成

第1章 自画像

第2章 エタプル

第3章 人物像

第4章 オワーズ県の小さな町々

第5章 取材旅行

第6章 ブルターニュ地方

第7章 ジェルブロワ

第8章 食卓

第9章 ヴェルサイユ


アンリ・ル・シダネルは、アンティミスムの考え方を取り入れながら抒情的な独自の画風を展開していったそうです。彼の作品約70点が展示されており、最後には、美術館所蔵の収蔵品コーナーには他の画家の作品20点を展示していました。

※アンティミストとは、身近なもの、特に室内画を情感を込めて描く画家のことをいう。


気になった作品


4.孤児たちの散策


なんとなくですが、色彩やタッチが、ドニに似ている様な気がしました。


12.カミーユ・ル・シダネルの肖像

美しい肖像画。輪郭などをぼかして描いているので、浮き上がっているように見える。


20.月明かりの中の教会

少しの月明かりに浮き上がる冬の教会が描かれている。全体的な色調が良かった、この作品は、夢の中にいるようだった。


26.コンコルド広場


夜のコンコルド広場が描かれている。ガス灯?のぼんやりとしたたくさんの明かりがより風景を幻想的に見せている。


32.広場



36.月下の川沿いの家

手前の深い緑の色と、遠景の建物の淡い色彩の組み合わせが良かった。ただ、静寂な感じで異世界のようにも思える。


37.快晴の朝

爽やかな色使いで、見ているとすっきりとした気分になる作品。


39.朝日のあたる道沿いの川

構図がモネの<ポプラ並木>に似ているように思えた。


48.離れ屋


薔薇に囲まれた風景で、奥には家の明かりがこぼれる。家の明かりがあるので人の気配は感じるが、静寂の夜といった感じに思える。


47.月明りの庭


月明かりのわりには、鮮やかな緑が感じとれる。新緑の時期?のような気がする。


50.春の空

ほとんどの画面が空で、すがすがしい気分になる作品。


55.青いテーブル

主に8章の作品は、そうだが他の作品に比べると、テーブルの上にあるものが写実的に描かれていた。


56.テーブルと家



67.噴水

小さな作品だが、深い緑と家の明かりのコントラストがいい。


アンリ・ル・シダネルの作品は、幻想的で、静寂な感じの作品が多く惹かれました。 全く知らなかった画家なので、勉強になりました。



巡回情報

ひろしま美術館 7月7日(土)~9月2日(日)


作品を見終わってから、美術館から見えるスカイツリーを写真に撮りました。毎回ではないですが、金曜日は20時まで夜間開館しているときもあるので、その時には、遠目ですが、ライトアップしているスカイツリーも見ることが出来ると思いますよ。




このあとわ 上野に移動して <ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年>を見たのだけど そのことわ また 今度書くのだ


『つけ麺 五ノ神製作所(海老つけ麺)@新宿(東南口)』なのだ

2012年06月25日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに書いたものを再編集したものなのだ

ぼくらが 新宿駅に着いたのわ 11時ちょっと前 損保ジャパン東郷青児美術館の出口の方向の西口で降りないで 気になっていたつけ麺のお店のある東南口から降りて 徒歩5分?くらいの場所にある<つけ麺 五ノ神製作所>で ちょっと早いランチをしたのだ

五ノ神製作所
http://locoplace.jp/t000031679/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13120708/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/31204.html





これわ 外にあった お店からの看板(お知らせ)なのだ



※上のお写真でも 載っているけど このお店わ 先に食券を購入して 並ぶ方式なのだ


ぼくらがお店に着くと ちょうど開店だったんだけど もう15人くらい並んでいたみたいで 2順目となっちゃったのだ しかも この時わ 運が悪く 茹麺機が故障しちゃって 結局35分くらい待っての入店だったのだ でも 待っている間に エビのいい香りがして ワクワクしていたのだ

ぼくらわ <海老つけ麺全部入り(並 270g) ¥1050>を食べたのだ



麺わ お蕎麦のような色 美味しいのだ

つけ汁わ ドカンとわ こないけど エビのいい風味が味わえて美味しいし 中にわ 味玉と 大きめの三角形にカットしたメンマと 豚と鶏のチャーシューが入っているのだ

味玉わ 中まで温めてくれていて旨いし 豚チャーシューわ 賽の目状にカットしたものと 輪切りにしたものが入っていて 鶏チャーシューわ ササミのようだったのだ 結構満足なのだ

普通盛りで 270gもあるから ちょっと最後の方わ ちょっと飽きてきちゃったけど 充分に美味しいつけ麺だったのだ

最後わ スープ割で 『あっさり』と 『濃厚スープ(こってり)』が選べるみたいで ぼくらわ 『あっさり』した スープ割をお願いして 最後まで美味しく頂いたのだ

一応 麺と つけ汁のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


この<つけ麺 五ノ神製作所>わ 美味しくて 新宿の高島屋の裏にあって 駅からも近いし <海老トマトつけ麺>が気になるので もう1度行こうと思いのだ

損保ジャパン東郷青児美術館からわ ちょっと遠いけど 美味しかったので オススメのお店だと思うのだ

↓後日 <海老トマトつけ麺>を食べたのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/e436bdf96d40336da6c7b8f03ace119c



この後 ぼくらわ <薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展-フランス ジェルブロワの風->を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ(この展覧会わ 終了しているのだ 9月2日まで ひろしま美術館で 巡回中なのだ)


『2度目の<尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース>』なのだ

2012年06月13日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 違うサイトの書いたものを 再編集したものなのだ

フェルメール・センター銀座を後にしたぼくらわ 六本木に移動して 森アーツセンターギャラリーで開催していて 2度目の<尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース>を見に行ったのだ(終了したのだ)




1回目に見た感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3ceae1a1eddb0db2db7702b056635da8


2度目だったから 内容も全部わかっていたけど もっと深いところまで見れた気がしたし 原画でわ メリーが燃えちゃうとこや ルフィとウソップの勝負のとこわ ちょっと泣きそうになったのだ

もう終わっちゃったから書くけど ローの懸賞金わ 前に見たときわ 4億だったような気がしたけど 4億4千万に上がっていたし カラーのイラストわ 新たに1点追加していたと思うのだ

混んでたけれど 2つの映像をきちんと見れたし 大満足だったのだ

2回見に行って ぼくらがもらった ビブルカードわ この2人で 絵柄わ 下のお写真と同じなのだ

1回目の時わ ブルックだったのだ



今回わ ウソップだったのだ



ワンピース展わ 2回見に行っちゃうほど すごく楽しかったし  この展覧会の来場者わ 50万人を超えたそうなのだ ワンピースのファンわ 全国各地にいっぱいいるので 同じ内容の展示を ぜひ 各地に巡回してほしいと思ったのだ

あと 1番最初のワイドのスクリーンの映像わ DVDで発売してほしいと思ったのだ



追記:大阪に巡回することが決まりました!!


巡回情報

大阪天保山特設ギャラリー(海遊館となり) 11月24日(土)~2013年2月17日(日)

↓詳しいことわ こちらになのだ

http://www.onepiece-ten.com/


↓ぼくらわ 大阪にも見に行ったのだ その時の感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4318e3bb8c4d030501adda54aa2ed0f6





見終わった後わ 前見たときわ 見逃したパネルを見に行ったのだ

これわ 4階にあったものなのだ(クリックすると拡大するのだ)
 

こっちわ 5階にあったものなのだ



上のお写真だけでわ 見えづらいので 何枚かに分けて撮ったのだ(クリックすると拡大するのだ)
     



ぼくらわ 楽しい気分で 六本木ヒルズを後にしたのだ



今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べれて 大満足なのだ

ありがとうございましたなのだ


『フェルメール光の王国展@フェルメール・センター銀座』なのだ

2012年06月12日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトの書いたのもを 再編集したものなのだ

おいしいうどんを食べたぼくらわ 前に招待券を頂いていたので フェルメール・センター銀座に移動して 月26日まで開催している<フェルメール光の王国展>を見たのだ

リ・クリエイトの作品だけど フェルメールの全作品37点を展示していたのだ

※リ・クリエエイトわ 最新のデジタル画像技術によって 描かれた当時の色を再現した作品なのだ


写真撮影もOKで えこうわ 37点全部撮ったんだけれど 以前 ぼくが見た作品と ぼくが気になった作品 ちょっとご紹介するのだ

2009年の春 <ルーヴル美術館展 17世紀のヨーロッパ絵画>で ぼくが最初に見たフェルメールの作品<レースを編む女>なのだ


画面が小さいのに すごく細かくて 丁寧に描かれていると思ったのだ


次に見れたのわ 去年 2011年の春 <シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展>で見た <地理学者>なのだ



地理学者のふとした瞬間がいいのだ 実物(本物)わ 見たことがないけど 対の作品の<天文学者>もいいと思ったのだ


その次わ 今年 2012年の冬に <フェルメールからのラブレター展>で見れた 3点なのだ

これわ <青衣の女>なのだ




こちらわ <手紙を書く女>なのだ




最後わ <手紙を書く女と召使い>なのだ


1つの展覧会で 3つも見れたのわ すごく嬉しかったのだ


今 上野で3つのフェルメール作品が見れるのだ(※9月17日まで)

国立西洋美術館で開催中の<ベルリン国立美術館展>で展示中の<真珠の首飾りの女>が見れるのだ




東京都美術館で開催中の<マウリッツハイス美術館展>でも 2つのフェルメールの作品が見れるのだ

これわ フェルメールの作品の中で もっとも有名な<真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)>なのだ



あと <ディアナとニンフたち>も見れるのだ



結構 混んでいるみたいだけど この3つわ 見る価値のある作品だと思うのだ


これで ぼくわ フェルメールの作品の8点も見れたのだ(ちなみに えこうわ 15点見たと言っていたのだ)


あと 盗難にあって 今どこにあるか わからないけど <合奏>わ いつか発見されることを願っているのだ




本物のフェルメールの作品でわ ないけど リ・クリエイトだとしても 37点もの作品が一挙に見れるので ちょっとでも興味のある方わ 行ってみてわいかがでしょうか?なのだ

ぼくらわ じっくり のんびりと 2時間ほど堪能したのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ


フェルメール・センター銀座 <フェルメール 光の王国展> 8月26日まで

http://www.vermeer-center-ginza.com/




リ・クリエイト(最新のデジタル画像技術によって、当時の色を再現した作品)のフェルメールの全作品37点を展示していました。

↓※リ・クリエイトの詳しい説明
http://www.vermeer-center-ginza.com/re-create.html



写真もOKだったので、展示していた37点を全部載せます。(※作品名、所蔵先、制作年の順です。)


1.マリアとマルタの家のキリスト   スコットランド・ナショナル・ギャラリー (1654~55年)


2008年の夏、東京都美術館で展示した6点の中の1つです。フェルメールって、宗教画の作品って、あんまり多くないんですよね。



2.聖女プラクセデス   個人蔵(※バーバラ・ピアセッカ・ジョンソン・コレクション) (1655年)




3.ディアナとニンフたち   マウリッツハイス美術館 (1655~56年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。2012年の今、また、東京都美術館で展示中です。のちに、神戸(神戸市博物館)に巡回します。


4.取り持ち女   ドレスデン国立絵画館 (1656年)




5.眠る女   メトロポリタン美術館 (1657年)




6.窓辺で手紙を読む女   ドレスデン国立絵画館 (1657年)


私が、フェルメールの作品を最初に見たのは、2005年の夏、国立西洋美術館で展示したこの作品です。この時は、美術館巡りが趣味になる前に見たので、これがフェルメールの作品なんだ。くらいにしか思ってなかったです。今思えば、もっと時間をかけて見ればよかったと思いました。



7.小路   アムステルダム国立美術館 (1657~58年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。フェルメールの風景画は、この作品と<デルフトの眺望>の2点のみ。肉眼では、細かな場所まで見れず、単眼鏡を購入して見ればよかったと後悔しています。



8.兵士と笑う女   フリック・コレクション (1658年)




9.牛乳を注ぐ女   アムステルダム国立美術館 (1658~60年)


2007年の秋、国立新美術館で展示された<牛乳を注ぐ女>です。思っていたより小さかったのを覚えています。この作品は複数回見に行きました。



10.紳士とワインを飲む女   ベルリン国立美術館 (1658~60年)




11.二人の紳士と女   アントン・ウルリッヒ公美術館 (1659~60年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。今回は、珍しく音声ガイドを聞いたのですが、描かれている2人の男性は、同じ人物で、奥にいるのは、時が経ち、女性に振られて落ち込んでいる様子が描かれています。ちなみに、2008年の展示の時は、<ワイングラスを持つ女>というタイトル名でした。



12.デルフトの眺望   マウリッツハイス美術館 (1660~61年)




13.稽古の中断   フリック・コレクション (1660~61年)




14.音楽の稽古   バッキンガム王室コレクション (1662~65年)




15.青衣の女   アムステルダム国立美術館 (1662~64年)


2012年の冬、Bunkamuraで展示していた3点の中の1つです。修復して世界で初めて公開されました。青の衣服の美しさが目を引きました。



16.天秤を持つ女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1662~64年)




17.真珠の耳飾りの少女   べルリン国立美術館 (1664年)


2012年の今、国立西洋美術館で開催中の<べルリン国立美術館展>で展示中。日本初公開だそうです。鏡を見て、真珠の首飾りをつける仕草は、今風にいえば、デートの前のおめかし?といった印象を受けます。のちに、福岡(九州国立博物館)に巡回します。



18.窓辺でリュートを弾く女   メトロポリタン美術館 (1664年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。窓を見て人を待っているみたいです。この作品も、<リュートを調弦する女>というタイトル名で展示していました。



19.窓辺で水差しを持つ女   メトロポリタン美術館 (1664~65年)




20.真珠の耳飾りの少女   マウリッツハイス美術館 (1665年)


2012年、今、東京都美術館で開催中の<マウリッツハイス美術館展>で展示しています。かなり混雑しているみたいですが、この作品1点だけのためでも、見る価値はあると思いますよ。のちに、神戸(神戸市博物館)に巡回しますが、今回を逃せば、10~20年近く日本で展示されないのではないでしょうか?



21.合奏   イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 (1665年~66年) ※1990年に盗難され現在行方不明




22.手紙を書く女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1665~66年)


2012年の冬、Bunkamuraで展示していた3点の中の1つです。手紙にまつわる作品は、6点あるそうです。記念写真でポーズををとったかのような作品です。



23.絵画芸術   ウィーン美術史美術館 (1666~67年)




24.赤い帽子の女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1666~67年)




25.フルートを持つ女   ワシントン・ナショナル・ギャラリー (1666~67年)




26.少女   メトロポリタン美術館 (1666~67年)




27.女と召使い   フリック・コレクション (1667~68年)




28.天文学者   ルーヴル美術館 (1668年)




29.地理学者   シュテーデル美術館 (1669年)


2011年の春、Bunkamuraで展示しました。男性が描かれている作品は、2点しかなく、対の作品のようです。いつか<地理学者>も見たいです。



30.恋文   アムステルダム国立美術館 (1669~70年)




31.レースを編む女   ルーヴル美術館 (1669~70年)


2009年の春、国立西洋美術館で展示しました。素晴らしい作品だと思いますが、カルロ・ドルチの<受胎告知 天使・聖母>の方が目当てで、複数回見に行った記憶があります。



32.手紙を書く女と召使い   アイルランド・ナショナル・ギャラリー (1670年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。仲直りの手紙を書いているようです。2008年の時は、<手紙を書く婦人と召使>というタイトル名で展示。2012の冬にもBunkamuraで展示していました。



33.信仰の寓意   メトロポリタン美術館 (1671~74年)




34.ギターを弾く女   ケンウッドハウス (1672年)




35.ヴァージナルの前に立つ女   ロンドン・ナショナル・ギャラリー (1673~75年)




36.ヴァージナルの前に座る女   ロンドン・ナショナル・ギャラリー (1673~75年)




37.ヴァージナルの前に座る若い女   個人蔵 (1670年)


2008年の夏、東京都美術館で展示していた6点の中の1つです。当時、フェルメールの作品でないのでは?と思われていたそうですが、フェルメールの作品(レースを編む女?)とキャンバスが同じだったようで、フェルメールの作品となったようです。


<絵画芸術>・<地理学者>・<聖女プラクセデス>の3点は、いつか見たい。あと、盗難されてしまった<合奏>、いつか見つかって展示されるようになってほしいです。


2週間ほどで終わってしまいますが、リ・クリエイトでも、フェルメールの作品37点が1度にまとめて見れる機会はないので、興味のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

今回の展覧会は、東京でフェルメールの作品が展示するので、その宣伝も兼ねてというのもあったのでしょうけど、面白い企画だし、37点と少ない展示なので、この展示を全国各地に巡回してもいいのでは?とも思いました。


この後わ 六本木に移動して 2回目の<ONE PIECE展>を見に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『銀座 佐藤養助(二味せいろ ごま味噌つゆ・醤油)@銀座 or 有楽町』なのだ

2012年06月11日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ かなり前に違うサイトに書いたものを再編集したものなのだ


この日わ 午後からのお出かけで フェルメール・センター銀座に向かったんだけど ぼくらわ まだランチをしていなかったので 有楽町駅(銀座駅)から徒歩5分?くらいにある 稲庭うどんのお店<銀座 佐藤養助>で 遅めのランチをしたのだ

銀座 佐藤養助
http://www.sato-yoske.co.jp/ginzaten.htm

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13033146/




ぼくらがお店に着いたのわ 14時過ぎだったので 待つことなくお店の中に入れたのだ

これわ 外にあったメニューなのだ



ぼくらわ 2種類のおつゆの味が楽しめる<二味せいろ(ごま味噌つゆ・醤油) ¥1100>を注文して 無料でうどんの大盛りに出来るので それもお願いしたのだ(※ご飯『あきたこまち』わ ランチのサービスなのだ)



うどんわ 盛り付けもキレイで つるつる シコシコで美味しかったのだ

2つのおつゆわ 醤油わ ちょっとしょっぱめだったけど 薬味を変えながら 様々な味を楽しめたし ごま味噌つゆわ ごまの風味わ あるけど 甘さわ ないので食べやすかったし ごま味噌つゆわ そのまま飲めるくらいのちょうどいい味だったのだ 両方とも美味しゅうございましたなのだ

ランチだと ごはんのサービスもあったし 思っていた以上にボリュームがあったのだ

一応 うどん つけ汁 サービスのごはんのUP写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


<銀座 佐藤養助>わ 落ち着いた雰囲気のお店で 平日のランチわ 14:45まで食べることが出来るし 土日わ 通し営業なので使い勝手が良くて ぼくらが食べたメニューの他に 冷たいのと温かいうどんが食べれるセットもあるみたいだし グリーンカレーのうどんわ 美味しそうだったのだ(※土日も 中休みがあるみたいで ランチわ 15時で終了のようなのだ)

ライカのギャラリーや メゾンエルメスからも近いし 美味しかったので ぼくらのオススメのお店なのだ

↓後日 タイ風グリーンカレーを食べたのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/e47048ad4811b2da420180637264f0af


この後わ 期間限定で開催しているフェルメール 光の王国展>に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年@国立新美術館』なのだ

2012年06月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

美味しいイタリアンを食べて 心もお腹も満足したぼくらわ 国立新美術館に戻って 7月16日まで開催している<大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年>を見たのだ




16世紀から20世紀の作品 約90点を展示していて その展示の中で ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ 1章にあたる 16世紀の作品だったのだ

ロレンツォ・ロットが描いた<エジプト避難途上の休憩と聖ユスティナ>なのだ


穏やかな場面で 登場人物の衣服が 光に包まれているみたいで 華やかで キレイだったのだ ただ 右下の聖ユスティナにわ 胸にナイフが刺さっているのが 痛々しかったのだ


画像がないけど アレッサンドロ・アローリが描いた <キリスト教会の寓意>もいいのだ

聖母と思われる女性の 誘惑するような視線に ウットリしてしまうのだ でも タイトルと絵の違いが 気になるのだ


ベルナルディーノ・ルイーニが描いた <聖カタリナ>なのだ


一瞬見て好きになったのだ 聖カタリナの優しい微笑みに ウットリしてしまうのだ 右の天使の方にわ 聖カタリナの持物(アトリビュート)の車輪も描かれているのだ

ここまでが16世紀の作品で やっぱり ぼくらわ ルネサンスの作品が改めて好きだと認識したのだ


大きな作品で ピエール=ナルシス・ゲランの描いた <モルフェウスとイリス>も良かったのだ


虹の女神イリスが 夢の神モルフェウスを起こそうとしている場面で 朝日の様な光が右上から差し込んできて神々しいのだ ちなみに モルフェウスわ モルヒネの語源らしいのだ


ジュール・ルフェーヴルの描いた<洞窟のマグラダのマリア>わ キレイなのだ


綺麗なヌードでウットリしちゃうのだ ずっと見ていると怪しい魅力があって 絵画の中に引っ張り込まれちゃう感覚に陥るのだ この作品わ どこを探しても マグラダのマリアの持物(アトリビュート)の香油壺がなかったのだ


アンリ・マティスが描いた<赤い部屋(赤のハーモニー)>もいいのだ


元々わ 青緑の部屋だったらしいけど 赤に変えたそうなのだ でも 優しい赤だがら ずっと見ていても疲れないのだ
下の方に 青緑色が残っているので 注目なのだ


○○美術館展って ?って思うこと多々あるんだけど この<大エルミタージュ美術館展>わ 良い作品ばっかりで 見るのにお時間がかかったし まだ 見足りない感じもして もう1度見に行きたいくらい良かったのだ

まだ1か月くらい会期があるし 巡回もあるので 気になっている方わ ぜひ ご覧くださいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年> 7月16日(月・祝)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/hermitage2012/index.html

http://www.ntv.co.jp/hermitage2012/index.html





展示構成

1.16世紀 ルネサンス:人間の世紀

2.17世紀 バロック:黄金の世紀

3.18世紀 ロココと新古典派:革命の世紀

4.19世紀 ロマン派からポスト印象派まで:進化する世紀

5.20世紀 マティスとその周辺:アヴァンギャルドの世紀

16世紀~20世紀の作品約90点が展示されています。作品リストには、各章の解説パネルと同じ文章が載っていました。



気になった作品

1.ティツィアーノ・ヴェチェリオ 祝福するキリスト


解説には、こう書かれています。
右手の仕草は祝福を表し、左手にのせた球形のクリスタルガラスは万物の支配者としてのキリストを象徴しています。

キリストの光輪を目立つように全体的に色が暗くして描いてある。


3.ロレンツォ・ロット エジプト逃避途上の休憩と聖ユスティナ


新約聖書の「エジプト逃避上の休息」の場面の聖ヨセフ、聖母マリアと幼子イエスと、中世イタリアの殉教者「聖ユスティナ」が描かれているそうです。

穏やかな場面で、光に包まれたような衣服の色合いが美しい。


8.ベルナルディーノ・ルイーニ 聖カタリナ


ダ・ヴィンチ派の1人?優しい微笑みをしている聖カタリナ、ずっと見ていたくなる。奥にいる天使の1人は、カタリナの持物(アトリビュート)の車輪(刃の付いた)を持っている。


11.アレッサンドロ・アローリ キリスト教会の寓意

聖母子が描かれていて、イエスは聖母マリアに花輪で作った髪飾りを付けてあげようとしている。一方のマリアは、キリストの受難を示すいばらの冠を持っていた。聖母の白、赤、青の服の色が鮮やかだし、誘惑するかのような視線が気になってしまう。

残念だったのは、この作品のポストカードを作ってなかった。


12.バルトロメオ・スケドーニ 風景の中のクピド


2009年に開催した<ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち>で、同じ作者の全く同じような構図の作品を見た覚えがある。恋の弓矢を外して、クピド(キューピット)が腰かけて物覚えにふけながら休んでいる。背景が暗いので、クピドのみに光が当たっているかのような印象を受ける。


13.バルトロメオ・スケドーニ 聖家族と洗礼者ヨハネ


スケドーニの描く人物は美しく、4人とも優しい感じに見て好きな作品。


18.ペーテル・パウル・ルーベンス ローマの慈愛(キモンとペロ)

ルーベンスの「古典主義時代」に描かれたもの。餓死の刑を宣告されたキモンに対し、娘ペロが自分の乳を与えて父親を救おうとする場面が描かれているそうです。


19.アンソニー・ヴァン・ダイク 自画像


師がルーベンス。アントワープのみならず、イタリアなどでも人気を博し、1632年以降は、イギリスのチャールズ1世の宮廷画家としても活躍。

見た印象は、カッコ良すぎ・・・。2割増くらいに描いているんじゃないかと思いました・・・。特に目がいい。


23.ヤコブ・ファン・オースト(1世) ゴリアテの首を持つダヴィデ

ダヴィデが、女性の顔立ちのように美しく描かれていが、ゴリアテを仕留めるほどの男なので、顔に似合わず、腕はたくましい。


25.ダーフィト・テニールス(2世) 厨房の猿

面白い題材、サルが擬人化しているように見えました。意味までは分かりませんが寓意なんでしょうね。


22.ダニエル・セーヘルス トマス・ウィレボルツ・ボスハールト 花飾りに囲まれた幼子キリストと洗礼者ヨハネ



29.レンブラント・ファン・レイン 老婦人の肖像


この老婦人は、レンブラントの母の説もあったそうです。仮にレンブラントの母だとしたら、母親の肖像をうつろな表情で描いたのか疑問に思う。


32.ヘリット・ファン・ホントホルスト 幼少期のキリスト


ろうそくの明かりに照らされたキリストがいい。分かりづらいが、右奥には天使もいる。作品とは関係ないが、以前に見た、ラ・トゥールの<大工の聖ヨセフ>を思い出した。


39.フランソワ・ブーシェ クピド(詩の寓意)


40.フランソワ・ブーシェ クピド(絵画の寓意)


39、40とも、ふっくらしてプクプクの可愛らしい天使が、パステル調で描かれていてキレイ。ただ、よーく見ると何人かの天使は、目が鋭かったりする。


46.エリザベト・=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン 自画像


好きな作品なので、嬉しい再会でした。確かルブランが40歳くらいの自画像で、ロシアに滞在していたときのもの。


53.ジョシュア・レノルズ ウェヌスの帯を解くクピド


解説には、こう書かれていました。
この作品は、ポチョムキンのために制作され、モデルは後のハミルトン卿婦人で、その後英雄ネルソン提督の愛人となったエマ・ハートとも言われています。

ウェヌスは、挑発するような瞳でこちらを見つめている。胸も露わになっているし、クピドも帯を解こうをしているので、なんとなくですが、寝室などに飾っていたのでは?と思われる。


57.ピエール=ナルシス・ゲラン モルフェウスとイリス


解説には、こう書かれてました。
前景に横たわる青年は、眠りの神ヒュプノスの子である。夢の神モルフェウスで、その名はモルヒネの語源にもなりました。モルフェウスは虹の女神イリスによって目覚めようとしています。この作品は、同じくゲランが描いた<アウロラとケファロス>と対になっています。


58.オラース・ヴェルネ 死の天使


亡くなった女性が、死の天使(死神)に連れて行かれる場面が描かれている。死の天使は、黒い描かれているが、怖い感じはなく、亡くなった女性が光を浴びているので、神々しく見えたし、尊い儀式のようにも思えた。


62.フランツ・クサファー・ヴィンターハルター 女帝マリア・アレクサンドロヴナの肖像

作者は、以前見たシシィ(オーストリア皇妃エリザベート)を描いた人。この肖像は、美しく威厳も感じるが、ちょっと冷たい感じがした。


65.ジュール・ルフェーヴル 洞窟のマグラダのマリア


たぶん、違っていると思うが、マグラダのマリアだが、持物(アトリビュート)の香油壺が描かれていないので、名目上タイトルをそうしただけで、女性のヌードを描きたかっただけのように思えた。美しいヌードで、怪しい魅力に溢れている。


70.ピエール=オーギュスト・ルノワール 黒い服を着た婦人


服の黒の表現が良かった。


71.クロード・モネ 霧のウォータールー橋


このような紫色の霧がキレイな風景で、実際に見たいと思う。どの時期のいつの時間帯を描いたものなんだろう?


73.アンリ・ファンタン=ラ・トゥール 水の妖精ナイアス


幻想的に描かれていて美しい。夢や、幻のようにふとしたら消えてしまいそう。


77.ポール・シニャック マルセイユ港


解説には、こう書かれています。
スーラとシニャックは印象派の技法をさらに徹底し、筆触分割を厳密に行う「点描法」とよばれる新たな技法を確立しました。パレット上で絵具を混ぜることなく、筆触を画面上にモザイクのように規則的に配置する方法を編み出した。


84.アンリ・マティス 赤い部屋(赤のハーモニー)


ロシアの美術収集家セルゲイ・シチューキンのダイニングを飾るために制作されたそうです。元は青緑の部屋だったが、赤く塗りなおされた。画面下には、その名残の青緑色が残っています。目に優しい赤なので、ずっと見ていられる。



今回、エルミタージュから素晴らしい作品が来ていると思いました。特に1章、日本ではあまり見ることが出来ないルネサンスの作品が1番良かったです。会期は、まだ1か月ありますし、名古屋、京都にも巡回するので、ちょっとでも気になる方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

年間ベスト10に入るくらい良かったです。



巡回情報

名古屋市美術館 7月28日(土)~9月30日(日)
http://www.ctv.co.jp/event/hermitage/

京都市美術館 10月10日(水)~12月6日(木)
http://www.ytv.co.jp/hermitage/index.html



今回も素晴らし作品が見れましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。


『トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド(Pranzo B「リッチョリ 白魚とラディッキオ」)@六本木 or 乃木坂』なのだ

2012年06月09日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せていたものを再編集したものなのだ

<セザンヌ パリとプロヴァンス>を見たぼくらわ  一旦 国立新美術館を出て 美術館から徒歩5分ほどのところにあるイタリアンのお店<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだ

トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド
http://www.figo-ingordo.jp/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13104779/




ぼくらがお店に着いたのわ ラストオーダー前の14時前だったので すんなりお店に入れたのだ

前に行った時わ <PRANZO A>を食べたので 今回わ <PRANZO A>に、サラダと、デザートの付く<PRANZO B ¥2200>を注文したのだ

<PRANZO B>わ 『前菜の盛り合わせ(※1度だけキッチン前に取りに行くブッフェスタイル)』 + 『パン』 + 『サラダ』 + 『本日のパスタ』 + 『ドルチェ』 + 『カッフェ』のセットなのだ


今回も パスタを見ながら 店員さんが説明してくれて メニューを決めるのだ



<前菜の盛り合わせ (※1回だけのビュッフェスタイル)>わ キッチン前にあって ギリギリだったから 少なくなっているものもあったのだ プランによって お皿の大きさも違うのだ





お腹も減っていたので 盛り付けわ 気にせず てんこ盛りの盛ったのだ


10種類全部美味しかったのだ 素材の味を引き立てる味付けで 前も思ったけど 野菜の前菜が特にいいのだ



<パン>わ 3種類なのだ


パンも もちろん美味しくて お替わり自由なのだ 前に食べた時と 1種類パンが違っていたのだ



<サラダ>わ 3種類のオリーブオイルと 6種類くらいのビネガーの中からを選び その場でドレッシングを作ってくれるのだ



ぼくらわ 『オーソドックスのオリーブオイル』と 『珍しいフランボワーズのビネガー』にしたのだ ぼくらわ 断ったけど 胡椒も入れることも出来るのだ



これが 食べたサラダなのだ


フランボワーズのビネガーわ 鼻に抜けるいい香りがしたんだけど 酸味が結構強めで 少しだけ物足りない感じがしたので 胡椒を入れとけばと後悔したのだ



<本日のパスタ>わ 6種類あって ぼくらわ 『リッチョリ 白魚とラディッキオ』にしたのだ


マカロニみたいなパスタで 塩味ベースの味付けで ラディッキオ(紫キャベツ)のほのかな苦みも良かったのだ ただ ちょっとしょっぱめだったけど 美味しかったのだ



<ドルチェ>わ お写真に載っている5種類と ジェラートが選べるのだ



全部って 言いたかったけど 3種類に絞って 『ティラミス』・『メレンゲのスポンジケーキ』・『チョコレートのケーキ』にしたのだ


1番良かったのわ 『メレンゲのスポンジケーキ』で バランスが取れていたのだ 『ティラミス』わ 濃厚で美味しくて 『チョコレートのケーキ』わ 固いタイプだったけど これも良かったのだ 3つ選んだから 1つ1つの量が少なくなるみたいなのだ

ドルチェ全部美味しくて もっといっぱい食べたかったのだ



最後の<カッフェ> 『カフェラテ』にしたのだ


料理の余韻に浸りながら 味わったのだ


一応 料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
     


<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>わ やっぱり美味しくて サービスもいいから大満足なのだ ぼくらが入った 14時前でも 結構混んでいたし 確実に食べたいなら 予約をして行った方がいいと思うのだ

六本木に美術館巡りをしたときにわ 毎回行きたいくらいで <PRANZO A>→<PRANZO B>と食べたから ぼくらの中でのランチの予算オーバーになっちゃうけど 今度わ メイン料理が付く<PRANZO C ¥3400>も食べてみたくなったのだ

美術館からも近いし ぼくらのオススメのお店なのだ



この後わ また美術館に戻って <大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『セザンヌ パリとプロヴァンス@国立新美術館』なのだ

2012年06月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せていたものを 再編集したものなのだ

ぼくらわ 国立新美術館に行って 6月11日まで開催していた<セザンヌ パリとプロヴァンス>と 7月16日まで開催している<大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年>を見に行ったのだ

最初わ <セザンヌ パリとプロヴァンス>を見たのだ



セザンヌの作品 約90点を展示していて 最後の方にわ アトリエの再現もあったのだ


展示していた中で ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ <四季>の連作の4枚なのだ
   

左から<春>→<夏>→<冬>→<秋>の順に展示していたのだ

四季の連作で 4点で1日の時間の流れも表して 寓意も込められているそうなのだ 人物のバランスにちょっと違和感を感じるんだけど ふんわりした色合いで ずっと眺めていたくなるような作品だったのだ


<トロネの道とサント=ヴィクトワール山>も良かったのだ


見たことあるのわ 遠景のサント=ヴィクトワール山が多かったので この作品のように大きくて ドーンとしたサント=ヴィクトワール山わ 主張が強くて良かったのだ


<自画像>なのだ


第1回印象派展の次の年に描かれたもので 自信たっぷりといった感じなのだ


あと <りんごとオレンジ>も良かったのだ




セザンヌわ そんなに好きでなかったんだけど 今回 セザンヌのたくさんの作品を見れて 少しだけ好きになれたのだ

<四季>の4点わ もう1度見たいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ


国立新美術館 <セザンヌ パリとプロヴァンス> 6月11日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/cezanne2012/index.html

http://cezanne.exhn.jp/





展示構成

1.初期

1-1 形成期:パリとプロヴァンスのあいだで
1-2 ジャス・ド・ブッファン

2.風景
2-1 北:1882年まで
2-2 南:1882年まで
2-3 北:1882年以降
2-4 南:1882年以降

3.身体
3-1 パリ:裸体の誘惑
3-2 パリ;余暇の情景
3-3 プロヴァンス:水浴図

4.肖像
4-1 親密な人々:家族と友人の肖像
4-2 パリ:コレクター、画商の肖像
4-3 プロヴァンス:農民、庭師の肖像

5.静物
5-1 北を中心に:1882年まで
5-2 南を中心に:1882年以降

6.晩年


約90点が展示されており、最後には、アトリエの一部の再現もありました。



気になった作品

1.女神の接吻-詩人の夢(フェリックス・ニコラ・フリリエによる)


セザンヌの古典の題材で、古典の技法?のものは、初めて見たかも?全体的に地味な印象だが、女神と詩人の周りに光が当たり美しく見せている。


14.四季 夏

15.四季 冬

16.四季 春

17.四季 秋

春→夏→冬→秋の順で、この並びで展示。
   

最初に、<夏>と<冬>を制作し、のちに<春>と<秋>を制作したため、左から<春>→<夏>→<冬>→<秋>の順に展示していた。春は明け方、夏は昼、秋は夕暮れ、冬は夜と1日の時間の流れも表していた。4点の中で、華やかな印象を受ける<春>と、<秋>に惹かれる。


20.首吊り家、オ-ヴェール=シュル=オワーズ


第1回印象派展に出品した作品。暗い感じのタイトルがちょっと嫌だが、作品の中央に光が当たっているように見えて明るい印象を受ける。


28.サンタンリ村から見たマルセイユ湾


遠景の建物等が簡素な感じで描かれていて、キュビスムっぽくて、セザンヌらしいと思った。


39.大きな松の木と赤い大地

画面中央に、大きな松を配し、遠景には大地が広がる。浮世絵を基にした構図?他に作品もそうだったが、松の葉の塗り方が水彩の様な感じだった。


43.トロネの道とサント=ヴィクトワール山



48.聖アントニウスの誘惑

『砂漠で修業中、悪魔や怪物の攻撃、美女による誘惑といった幻影に襲われた聖アントニウスの物語。』セザンヌは、女性の誘惑を描いた作品。


54.船にて (※以前、西洋美術館で撮影したもの)



62.自画像


第1回印象派展の翌年に描かれて作品。堂々としていて、自信に満ち溢れている感じに見えます。


71.庭師ヴァリエ

庭師が渋い感じで、ずっと眺めていたくなる作品でした。ポストカードが売ってなかったのが残念。


83.りんごとオレンジ


リンゴが、複数の視点から描かれている。意図して描いたのか、意図せず描いたのかが気になる。


この展覧会で、セザンヌの凄さが少しだけ理解出来た様な気がしました。



この後わ 一旦 国立新美術館を出て 1年くらい前に食べて美味しかったイタリアンのお店の<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ