どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで@国立西洋美術館』なのだ

2010年09月22日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ホテルオークラ ガーデンテラス>でランチをしたぼくらわ 国立西洋美術館に移動して 9月26日まで開催している<ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで>を見たのだ



今回わ 80点の絵画 素描 工芸品などが展示していて そんなに混雑してなく ゆったり見れたのだ

その中で ぼくが気に行った作品を ちょこっとご紹介するのだ

まずわ パルミジャニーノが描いた<貴婦人の肖像(アンテア)>なのだ


アンテアわ 目の力が強くて気の強そうな女性のような気がするのだ ぼくわ 同じような動物のテンの毛皮が気になって あんなに歯を立ててなくてもいいのでわ?と思ったのだ

ぼくらわ アンテアにウットリで 立って見たり 座って見たりで1時間以上 ずっと眺めていたのだ


次に良かったのわ バルトロメオ・スケドーニが描いた<キュービッド>なのだ


疲れて休んでいるキューピッドが描かれていて可愛いのだ 近づいてキューピッドを見てみると 右目の下に 泣きぼくろみたいなのがあったので このキューピッドわ きっと泣き虫だと思うのだ


他にわ フランチェスコ・グリアーノの描いた<聖アガタ>や アルテミジア・ジェンティレスキが描いた<ユディトとホロフェルネス>も印象に残っているのだ


この<カポディモンテ美術館展>わ もう少しで終わっちゃうけど 普段わ あまり見ることがない ルネサンスや バロックの作品が展示していたし なにより <アンテア>が美しいので ぜひご覧くださいなのだ

この次わ 京都に巡回するそうなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立西洋美術館 <ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで> 9月26日(日)まで

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2010_222.html

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/capo2010/






展示構成

1.イタリアのルネサンス・バロック美術

2.素描

3.ナポリのバロック美術

絵画、素描b、工芸品など80点の作品を展示していました。


気になった作品

3.ベルナルディーノ・ルイーニ 聖母子


聖母の穏やかな表情、落ち着いた赤の衣服が美しい。美しいのに、透明のようなヴェールが邪魔している様な気がする。


5.パルミジャニーノ(本名:フランチェスコ・マッツォーラ) 貴婦人の肖像(アンテア) 


解説の一部に『高級娼婦であるとも、花嫁であるともいわれていますが、17世紀以降、アンテアという名で知られた。』と書かれています。正直、どちらなのか分かりませんが、その謎が、この女性をより魅力的に見せているような気がする。


12.エル・グレコ(本名:ドメコニス・テオトコプーロス) 燃え木でロウソクを灯す少年


少年の服にロウソクの揺らめきを表現がいい。タッチが荒い感じもした。

解説に、エルグレコの説明がありました。
『クレタのイコン画家のエル・グレコ(スペイン語で「ギリシア人」の意味)は。ヴェネツィアでティツィアーノの工房で働き、ローマでミケランジェロなどの影響を受けた後、スペインのトレドで活躍しました。』


18.バルトロメオ・スケドーニ キュービッド


辺りが暗くなったので、キュービッドが木に矢を吊るして休んでいる姿が描かれいる。背景は夜のように暗いので、キューピッドの白い肌がより際立って見える。


21.グイド・レーニ アタランテとヒッポメネス


解説には、『絶世の美女で脚の早いアタランテは求婚者たちに競争を挑み、彼女が負けた場合は結婚を申し込むことことを許しましたが、勝つと死をもって彼らを罰しました。この競争に唯一勝利したのが、ピッポメネスです。ピッポメネスはヴィーナスから黄金のリンゴを3つ与えられ、アタランテに追いのかれそうになるとリンゴを1つずつ地面に落とし、彼女の気を逸らせました。ここに描かれたのは、2つ目のリンゴを投げた場面。』と書かれていました。


61.アルテミジア・ジェンティレスキ ユディトとホロフェルネス


ユディトと侍女が、ホロフェルネスを首を切っているショッキングな場面が描かれている。この画家は、カラヴァッジオ派。


65.フランチェスコ・グリアーノ 聖アガタ

↓こちらに<聖アガタ>の画像が載っています。
http://www.tbs.co.jp/capo2010/works/03.html 

聖アガタは、『永遠の純潔を誓ったため、シチリアのローマ提督の求婚を断り、娼家に入れられたが、そこで働くのを拒否したため、乳房を切り取られた。しかし夜に聖ペテロが現れ、軟膏で傷を癒したので、乳房は元通りになる。』(解説)

聖アガタの訴えかけるような視線が気になってしまう。残念なことにこの作品のポストカードが売ってなかった


カポディモンテ美術館展では、普段あまり見ることが出来ないルネサンスやバロックの作品が展示していたので、それだけを見るだけでも価値があると思います。特に<アンテア>は良かったです。

東京では、あと数日で終了しますが、京都にも巡回するので、お近くの方はぜひ。


巡回情報

京都文化博物館 10月9日(土)~12月5日(日)


この後わ えこうの友人に誘われて 渋谷の東急東横店で開催している<第6回 なにわうまいもん市>箕面ビールを飲んだんだけど そのことわ また 今度書くのだ




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。