どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『俺のハンバーグ山本 太陽@恵比寿』なのだ

2010年03月29日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したもので このお店わ 閉店しているようなのだ

山種美術館で<大観と栖鳳-東西の日本画->を見たぼくらわ 恵比寿駅に戻って 駅から ほど近くにある<俺のハンバーグ山本 太陽>というお店でランチをしたのだ(※このお店わ 閉店しましたなのだ)

俺のハンバーグ山本のHP
http://www.orehan.com/index.html

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13091813/




お店の外観わ こんな風だったのだ



このメニューの中から選ぶのだ



ぼくらわ ちょっと奮発して<俺のハンバーグ ¥1600>を注文したのだ

最初に 野菜ジュースが出てくるのだ この野菜ジュースわ いろんなお野菜が入っていて 美味しいジュースだったのだ 正直言うと コップもしくわ ジョッキで飲みたいくらいなのだ



それから ちょっとお時間が経ってから ハンバーグたちが登場なのだ


このハンバーグの中にわ コーンクリームソースと生ハム入っていて 美味しかったのだ ハンバーグの付け合わせの 温野菜も美味しくて 大満足なのだ

ご飯もお替わりOKなので お腹もいっぱいになるし ぼくらわ ハンバーグのソースだけで ご飯を頂いたりしたのだ


一応 料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


<俺のハンバーグ 太陽>わ 駅から近くて 山種美術館に行く途中や 帰るときに行けるので オススメ出来ると思うのだ ぼくらが食べたメニューわ ちょっとお値段が高いけど 1000円くらいのメニューもあるので 結構いいと思うのだ

ぼくらわ 恵比寿の駅から ちょっと遠いけど本店にも 行ってみたくなったのだ


この後わ 京橋へ移動して ブリヂストン美術館で4月11日まで開催している<美の饗宴・東西の巨匠たち>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『開館記念特別展Ⅲ 大観と栖鳳-東西の日本画-@山種美術館』なのだ

2010年03月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

山種美術館で 3月28日まで開催していた<開館記念特別展Ⅲ 大観と栖鳳-東西の日本画->を見に行ったのだ


えこうわ 恵比寿(広尾)に移転する前の 千鳥が淵の山種美術館にわ 結構行っているから 行く気わ なかったらしいけど ぼくわ 竹内栖鳳の<班猫>を見たかったので 連れて行ってもらったのだ


ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

<班猫>わ 2年ぶりの展示だったそうなのだ ぼくが見てると 絵の中の猫が 『なんだ このやろー』とか 『なに見てるんだ』と言っているような気がしたのだ

でも グリーンの瞳が特徴的で なんか友達になれそうな気がしたのだ


『大観と栖鳳』の展覧会名なので 横山大観の絵もご紹介するのだ

<心神>という作品で 雲海の中に 富士山が浮かぶ作品なのだ

解説に書いてあったけど『美術館を作るなら』という条件で 購入を許された作品なのだ


あと 下村観山が気になったのだ

えこうも初めて見た屏風絵で<老松白藤>わ 良かったのだ

この作品わ 六曲一双の金屏風で 巨大な幹の松と 松の枝に絡む 藤の花が描がかれていて なぜか圧倒されたのだ あと 左隻の5扇目に クマバチらしきハチが描かれていて 遊び心があったのだ


大観と栖鳳以外にも たくさんの人の絵が展示してあったけど それわ えこうに任せるのだ

この展覧会わ 終わってしまっているけど ぼくわ 栖鳳の<班猫>を見れて良かったのだ あの猫ちゃんにわ またお会いしたのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


山種美術館 <開館記念特別展Ⅲ 大観と栖鳳-東西の日本画-> 終了しました

http://www.yamatane-museum.jp/exh/archives/exh100206.html




展示構成

第1章 横山大観と東京画壇

第2章 竹内栖鳳と京都画檀

56点を展示していました。


気になった作品

8.横山大観 木兎

クリっとした目とふっくらした体型の木兎(ミミズク)が描かれている。栖鳳の<班猫>の隣に展示して可愛い対決!をしてみても良かったかも?


12.横山大観 心神

雲海の中に浮かぶ富士山が描かれている。解説だと『どっしりとした神々しい富士山』と書かれていました。この作品は美術館を作るのならという条件で購入を許されたそうです。


13.下村観山 老松白藤

六曲一双の金屏風に巨大な幹の松と、松の枝に絡む藤の花が描かれている。遊び心?で、左隻の左端の方に熊蜂らしきハチも描いていた。山種美術館は何回も行っているが、この作品が初めて見たかも?


17.菱田春草 釣帰

上部の木々が霧に包まれているかのように描かれている。川(水)に関する題材なの掛け軸の中回しに流水の布が使われている。


18.菱田春草 月四題のうち 春 (4幅対のうち)

微かな月明かりに桜が咲く図。水墨画だが、花弁の中央のみ白い胡粉を足していて落ち着いた印象。何枚もの花びらが舞い落ちる姿にはかなさを感じる。


20.鏑木清方 伽羅

たぶん、サントリー美術館の鏑木清方展で見たような・・・?

あやめ(菖蒲?)と朝顔の柄なので初夏を連想させる。絵が描けている枕は、香を仕込んで髪に香の香りをつけるもので、枕の文様にも合わせ香の記号がある。


32.竹内栖鳳 班猫 (重要文化財)

今回で3回目、いつ見てもいい。グリーンの瞳が特徴的で、背を向け顔だけこちらを見ている。ちょっと生意気そうな表情が猫らしく愛らしく思える。


37.竹内栖鳳 蛙と蜻蛉

12匹ものカエルが描かれていて「カエルの行進」のようで楽しそう。解説には、『本作を製作する際に、庭や畳の上にたくさんのカエルを放ち、跳びはねるカエルの動きをみるため10日もの間観察を続けたという。』


39.竹内栖鳳 鴨雛

餌箱のまわりにいる3羽のカモの雛がいるが、その1羽がお腹を向けてダラーンとしている。緊張感のなさが面白い。


41.竹内栖鳳 艶陽

ヘビって、あまり美しいとか思わないけど、この作品に描かれているヘビは体が色合いがいいからか、美しいと感じた。


48.橋本関雪 霜の朝

巣から出てきた?白いリスが描かれている。可愛らしいのだが、野性を感じさせるような緊張感も表させている。


56.山口華楊 生

戦前、生まれたばかりの子牛を見て大変感動し、後年20年かけて描いた作品。子牛の無垢な表情がいい。


2年ぶりに展示された<班猫>が見ること良かったです。やはり何度見てもよいと感じます。大観の<心神>の雄大さ、清方の<伽羅>美しさなど、様々な作品を見ることが出来て満足です。

やはり山種美術館は良い作品を所蔵していると改めて思いました。



この後わ 恵比寿駅に移動して 駅の近くにある<俺のハンバーグ山本 太陽>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ(※このお店わ 閉店したようなのだ)


『アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち@国立新美術館』なのだ

2010年03月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

国立新美術館で<ルノワール 伝統と革新>を見たぼくらわ 同じ美術館で開催している<アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち>を見たのだ



今回わ ぼくとえこうの感想が一緒だった ぼくが書くのだ


国立新美術館 <アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち> 5月5日(水・祝)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/af2010.html




2008年から始まって今回で3回目で 知らない作家の作品でも いいなぁ って思える作品に出会えるかも?と思って行ったのだ

今回わ 7人の作家の作品が展示して 気になった作家わ 『斎藤ちさと』の作品なのだ

写真の作品で『被写体の前に、特別に作ったアクリル製の水槽に炭酸水を入れて水槽越しに撮影したもの』みたいで 被写体がぼやけたり 水の世界にいるような写真 炭酸水の気泡に被写体が写り込んだりと 不思議写真だったのだ

ネットで色々検索して見ると ご本人のブログを見つけたので、ご紹介しますなのだ

↓こちらがそのブログなのだ
http://cs-diary.geppei.com/


ぼくらわ 斎藤さんの作品が気になったけど 見る人によって感じ方も違うし 気になる作家さんが見つかるかもしれないので、行ってみてはいかがでしょうか?なのだ


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたなのだ

ありがとうございますなのだ


『2回目の<ルノワール 伝統と革新>』なのだ

2010年03月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

上野公園内の<天國>でランチをしたぼくらわ 国立新美術館に移動して 前に時間がなくて ちょっとした見れなかった<ルノワール 伝統と革新>を再度見に行ったのだ(※ランチをしたお店わ 閉店しているようなのだ)



ぼくわ ほとんど見るのはじめての作品ばかりだったけど えこうが言うにわ 15点くらい見たことがある作品が展示してあったといっていたのだ

でも 作品を見て 好きになった作品がたくさんあったので良かったのだ 全部あげると 大変なので 数点ご紹介するのだ

<アンリオ夫人>なのだ


アンリオ夫人わ 10枚くらい肖像画のモデルになっていたらしいけど 唯一所有していた作品なのだ ぼくわ パッと見て 一瞬 アン・ハサウェイに似ているような気がしたのだ


<ブージヴァルのダンス>なのだ


タイトルのブージヴァルって セーヌ川上流の行楽地のことなのだ

解説に書いてあったのだけれど ダンスしている女性わ 18歳のころのユトリロのお母さんなのだ


<水浴する女>なのだ


今回の展覧会で 何枚もの 裸婦の作品があったけれど この作品が1番良かったのだ ちなみにこの作品わ 川村記念美術館の所蔵なので だいたい いつ行っても見れると思うのだ


<レース帽子の少女>なのだ


これわ ポーラ美術館所蔵で ぼくが見たのわ 2回目なのだ 肌や 服もキレイなんだけど サファイア色のような 目に注目なのだ


他にも いい作品がいっぱいあったけど あとわ えこうに任せるのだ


国立新美術館でわ あと少ししか開催しないけど まだご覧になってない方わ ぜひなのだ

東京での展示が終わってからわ 大阪の国立国際美術館に巡回するそうなのだ しかも<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像(可愛いイレーヌ>を含め 7点が追加で展示するみたいのだ(逆に 大阪会場でわ 見れない作品があるかも?なのだ)

ぼくらわ この1点が見たいので 5月に大阪へ行こうと考えているのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <ルノワール 伝統と革新> 4月5日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/renoir2010.html




展示構成

第Ⅰ章 ルノワールへの旅

第Ⅱ章 身体表現

第Ⅲ章 花と装飾画

第Ⅳ章 ファッションとロココの伝統

Ⅱ章とⅢ章の間に、<光学調査>のパネルが展示していました。東京会場では約80点を展示しており、15点ほどは、以前に見たことがある作品だったと思います。


気になった作品

2.新聞を読む、クロード・モネ

ルノワールは本作品と同じ寸法で、モネの妻カミーユの肖像を描いている。(解説)

くわえタバコをしながら、新聞を読んでいるモネ、ダンディーでカッコいい。対の作品である、カミーユの作品も見てみたい。


3.アンリオ夫人


少なくとも11点の油彩画に登場。本作はアンリエット自身が唯一所有していた肖像画。(解説)

パッと見て、アン・ハサウェイに似ていると感じた。


8.団扇を持つ若い女


このモデルは、コメディー=フランセーズの人気女優であったジャンヌ・サマリー。ジャポニスムの影響、日本の団扇を持ち、左の背景に当時流行の花で合った日本の菊を思わせる花を描く。(解説)

人物から左に日本の菊や、団扇を描いているのは、何かしらの意図があるような気がする?


10.シャトゥーのセーヌ河


3Dメガネで見たような立体感が感じられる。たぶん左の花を付けた木に目がいくからだと思う。


13.ブージヴァルのダンス


ダンス三部作の1つで、Bunkamuraで『田舎のダンス』を見て以来、2作目。女性のモデルは、ユトリロの母親(18歳の頃)。踊っている2人や後ろにいる人たちも楽しそうな感じが伝わる。

『ブージヴァル』とは、セーヌ川上流の行楽地のことだそうです。


15.エッソワに風景、早朝

この作品は、空気まで見えてきそうな感じがする。木々が青々としているから、季節は春から夏にかけてのように思える。


25.母と子(ピエール=オーギュスト・ルノワールとリシャール・ギノとの共作)

この作品はブロンズだが、たしか同じようなポーズの絵画が閉館してしまった青山ユニマット美術館にあったような気が・・・?


35.水浴する女

今回、たくさんの裸婦が展示してあったが、この作品が1番キレイだと思う。裸婦の肌の色、背景の色使いが素晴らしいと思う。


48.裸婦

同じような構図の作品を、フィラデルフィア美術館展で見たような?


52.テレーズ・ベラール


この作品を見て、『ぶらんこ』の女性を思いだした。たしか服が似ているような気がする?(後で確認したら、服の色だけでした。)


54.縫い物をする若い女

解説の通り、縫い物をする女性と、奥の花瓶に同等の存在感を感じる。普通だと人物に存在感を与えると思うが、なぜこのようにしたのだろう?


76.りんご売り


嬉しい再会。以前クリーブランド美術館展で見た。


77.野原で花を摘む娘たち


どう言っていいかわからないが、とても好きな色使い。ベルト・モリゾの<桜の木>に色使いが似ていると思った。


78.レース帽子の少女


この作品を見るのは3度目。何度見てもいい作品。色の表現が分からないけど、サファイアのような瞳がいいと思う。もちろん、女性の肌の色や洋服の色合いもいい。


ルノワール好きですし、いいなぁ。と思った作品が多かったのですが、やっぱり<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像(可愛いイレーヌ>は見たかったです

その1点(可愛いイレーヌ)を見たいので、来月に大阪に行こうと考えています(他にも行きたい場所があるので・・・。)


巡回情報

国立国際美術館 4月17日(土)~6月27日(日)


↓6月に<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像(可愛いイレーヌ>に会いに大阪へ行きました。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/495bc637a1341197394ed9553f48cc6c


ぼくらわ ちょっと疲れちゃったので 国立新美術館の地下1階にあるイスで 休んだのだ

前とイスが変わっていたので 写真を撮ったのだ





あとわ 写真わ 撮らなかったけど 前からあった『エッグチェア』も色が変わっていたのだ これわ 前に撮ったものなのだ





この後わ <アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『天國@上野(上野公園内)』なのだ

2010年03月23日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したもので このお店わ もう閉店しているようなのだ

2回目の<没後400年 特別展「長谷川等伯」>を見たぼくらわ 上野公園の西郷さんの像の近くにあるグリーンパーク内の<天國>でランチをしたのだ(※このお店わ 閉店しているのだ) 

HPがないようなので 食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13019911/




お店の外観わ こんな感じなのだ



ぼくらが食べたのわ <ステーキランチ(コーヒー付き) ¥1700>なのだ


ステーキといっても このお肉わ 桜肉(馬肉)なのだ

ぼくらわ はじめて桜肉食べたけど 柔らかくて くせもなくて 美味しかったのだ しいて言えば もうちょっとお肉食べたかったのだ お味噌汁にも 桜肉が入っていて良かったのだ


一応 料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



ちょっとCPわ 高いかもしれないけど 桜肉わ 美味しかったので オススメだと思うのだ


この後わ 国立新美術館に移動して 前にちょっとしか見れなかった<ルノワール 伝統と革新>を再度見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『2回目の<没後400年 特別展「長谷川等伯」>』なのだ

2010年03月22日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 展示替えもあったし 前回見た時わ 時間が足りなくて 後半部分を駆け足で見たので 2回目の<没後400年 特別展「長谷川等伯」>を見たのだ(※この展覧会わ 東京でわ 終わっていて 4月から 京都で開催されるのだ)



↓1回目に見た感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3d26e1c267af178c00e6b25107fc7200

ぼくらわ 2回見に行ったけど 2回目の方が混んでいたのだ 10時ちょっと前に着いたけど それでも 会場に入るまで 10~15分くらい並んだのだ 

でも その時に 平成館と 本館の間から 建築中の東京スカイツリーが見れたのわ 嬉しかったのだ



今回見た中で良かったものを2点ご紹介するのだ

重要文化財<蜆子猪頭図襖>なのだ

この作品わ 蜆子(けんす)と 猪頭(ちょとう)の2人の和尚さんを描いているのだけれど 左側の描かれた 猪頭和尚わ 猪の頭を好んで食べていたのだ その猪頭和尚の足元に 食べた?猪の頭が描かれているのだ


<松に烏・柳に白鷺図屏風>なのだ

右隻の巣にいるカラスが 羽根で雛を抱いている仕草が可愛かったのだ


等伯わ 良かったし 京都での展示もきっといいと思うので お近くの方わ ぜひなのだ しかも 東京でわ 展示しなかった作品が展示するそうなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <没後400年 特別展「長谷川等伯」> 終了しました

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=657

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=84




前回挙げてなくて、気になった作品。

48.仏涅槃図 (重要文化財)

前回も書いたのですが、解説のことを書くの忘れたので・・・。

東福寺の明兆(みんちょう)の作、大徳寺の狩野松栄の作とともに三大涅槃図といわれる。本図には通常描かれる、天上から駆けつける麻耶夫人が描かれていない。これは、本図の前で正座して祈る人々が画面上部がほとんど見えないことが考慮されているからであろう。(解説から)

麻耶夫人は描かれていないが、上部中央に雲間から見えるキレイな満月が描かれいる。


59.豊千・寒山拾得・草山水図屏

右側の豊千(ぶせん)禅師が虎に乗って移動しているのですが、豊千禅師の表情が良かった。


63.蜆子猪頭図襖 (重要文化財)

蜆子(けんす)と猪頭(ちょとう)の2人の和尚が描かれている。左側に描かれた猪頭和尚は、猪の頭を好んで食べたようで、足元に猪の頭が描がかれていてユニークだった。


69.竹林猿猴図屏風 (重要文化財)

右隻のかわいい猿に目がいくが、左隻の竹林も素晴らしい。一双で見ると隣り合っている右隻の左半分の下側と、左隻の右半分の上側には何も描かれていない。対角のしている部分を描かれていないことで視線の流れを作っているように思える。


74.松に烏・柳に白鷺図屏風

右隻の巣にいるカラスが雛を抱いている仕草が愛らしく思える。


これから、京都でも開催するので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

国宝の松林図屏風や、楓図壁貼付も素晴らしいのですが、私は大きな<仏涅槃図>がオススメだと思います。


巡回情報

京都国立博物館 4月10日(土)~5月9日(日)


この後わ 上野公園の西郷さんの像の近くにあるお店<天國>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ(※このお店わ 閉店しましたなのだ)


『没後400年 特別展「長谷川等伯」@東京国立博物館』なのだ

2010年03月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<サムラート 上野店>でランチを食べたぼくらわ トーハク(東京国立博物館)で 3月22日まで開催中<没後400年 特別展「長谷川等伯」>を見たのだ(※ランチをしたお店わ 閉店したようなのだ)


ぼくわ 等伯の<松林図屏風>を見たことがなかったから 楽しみにしていたのだ

ぼくらが見に行く 何日か前に テレビで長谷川等伯のことを放送していたみたいで 入場待ちわ なかったけど 会場内わ 思っていた以上に混んでいて 前半部分で時間がかかったので 後半の展示わ 前期展示のものを重点的に見て あとわ パッと見て 惹かれたもののみに絞って見たのだ

良い作品がいっぱいあったので 全部ご紹介すると たいへんなので 何点かに絞ってご紹介するのだ

今回の展示でぼくが 1番好きだった作品わ もの凄く大きな<涅槃図>なのだ

縦8メートル 横5メートルの大きなもので 全部立て掛けることが出来なくて 下の方わ 床(展示台)に垂らしての展示だったのだ

釈迦が亡くなったときを 絵にしているのだけれど 動物や 弟子たちや 物の怪みたいなのも描かれていて 亡くなって悲しんでいる絵なんで ちょっと不謹慎かもしれないけど 全員集合みたいで ちょっと面白く感じたのだ


前期展示の<枯木猿猴図>なのだ

これわ 確か <妙心寺展>で見た気がするのだ テナガザルらしき猿が モコモコして可愛らしいのだ このサルをよーく見てみると 輪郭線で描いていないから より一層モコモコ加減が凄いのだ


もう1つわ 最後の方に展示してあった<月夜松林屏風>なのだ

作者についてわ 諸説あるみたいなので長谷川等伯が描いたか分からないけど良かったのだ 月夜だからなのか 個人蔵の作品だからか 分からないけど 他の作品より照明を抑えめにしていて 静かな夜という感じでいい雰囲気があると思うのだ 

しいて言えば <松林図屏風>の隣に展示して どんな感じで違うか見比べてみたかったのだ


この<没後400年 特別展「長谷川等伯」>わ 素晴らしかったし 京都に巡回するので お近くの方わ ぜひご覧になってほしいのだ でも会期が1ヶ月くらいしかないのでご注意なのだ

国宝の<松林図屏風>や <楓図壁貼付>も もちろん 良いのだけれど ぼくのオススメわ 大きな<涅槃図>なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <没後400年 特別展「長谷川等伯」> 3月22日(月)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=657

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=84




展示構成

第1章 能登の絵仏師 長谷川信春

第2章 転機のときー上洛、等伯の誕生-

第3章 等伯をめぐる人々-肖像画-

第4章 桃山謳歌-金碧画-

第5章 信仰のあかし-本法寺と等伯

第6章 墨の魔術師-水墨画への傾倒

第7章 松林図の世界

今回は約80点を展示されており、前期展示だったのですが、思いのほか混んでいて、前半部分に時間がかかり、後半は気になったものだけを見るという感じになりました。(※後日、後半部分も見に行きましたし、このブログの最後に、2回目に見に行った感想のリンクを貼っています。)


気になった作品

8.仏涅槃図

弟子だけでなく、菩薩、天龍、鬼畜、動物たちが釈迦の死を憐れんでいる。1番下に描かれている動物たちがいい。


28.山水図襖 (重要文化財)

もとは、太徳寺の搭頭三玄院を飾るものであった。桐文様の唐紙に描かれた襖絵は、等伯が、三玄院の開山春屋宗園の留守中に勝手に上がり込み、寺衆らの制止も聞かず、一気呵成に描き上げたものと伝える。(解説)

金地の襖に白の桐文様に上に山水画が描かれているが、遠くから見ると桐文様が雪のように見えてキレイで、等伯はこのことも計算にいれたのかも?


29.羅漢図

背景にほとんど色を使っていないので、羅漢の青と緑の衣と赤の座布団の鮮やかさに目に残る。


41.楓図壁貼付 (国宝)

照明の加減かもしれないが、楓の木の左側の水辺にある赤い楓の葉が光ってキレイだった。。


42.松に秋草図屏風 (国宝)

いろんな意味で大きく感じた。ちょっと混んでいて、遠目から全体像をきちんと見れなかったが、この作品は床に座って見上げてみるのが1番いい見方のような気がする。


44.萩芒図屏風

確かこの作品は<対決展>で見たもの。前回のときは1隻ずつの展示だったので、今回は両方同時に見れて良かった。


46.波濤図 (重要文化財)

水墨画に金雲を組み合わせた作品は、本図以外になく、等伯の斬新な試み。(解説)

横幅がバラバラな6幅の掛け軸になっているが、縦に切れ目みたいなものが見えるので、元は襖絵が屏風だったような気がする。


48.仏涅槃図 (重要文化財)

縦8m×横5mの大きな涅槃図で天井の高さが足りないため、下の方は垂らして展示していた。本来、涅槃図には、釈迦の聖母の麻耶夫人が描かれるそうだがこの作品では描かれていない。


71.枯木猿猴図 (重要文化財)

この作品を見ると笑みがこぼれる。輪郭線を用いず描いた猿(テナガザル?)のモコモコが可愛らしい。


76.松林図屏風 (国宝) ※以前、国宝室(常設展示)で撮った写真を載せます。


これで見たの3回目。この展覧会の1番の目玉の作品だから、混雑していて見づらかった。

やはり、常設の国宝室で見るのが1番いい。来年か、再来年あたり展示するのかなぁ?


77.月夜松林図屏風

月夜だから、照明が抑えめ?

解説には『松林図屏風の松の配置や姿形を忠実に写し描いた屏風。雪山を満月に置き換えて、夜の情景へと変貌させている。紙裏には墨が塗られ、夜の景観を効果的に表す工夫が試みられている。作者については諸説ある。』と書かれていました。


参考写真の<大徳寺三門壁画>のときに解説に書いてあったが、『信春』と『等伯』の間に『等白』を使っていたそうです。


80点ほどの等伯の作品が見れて大満足でした。しいて言えば、空いていればもっと良かったのですが・・・・・。

来月から京都で1ヵ月間展示するので、お近くの方はぜひご覧になって下さいね。


巡回情報

京都国立博物館 4月10日(土)~5月9日(日)


↓今回きちんと見れなかったのと、一部展示替えがあったので、2回目の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/fe72a72973c5340d99bcbfa8ee268f57


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。

ありがとうございます。


『サムラート上野店@上野』なのだ

2010年03月07日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したもので このお店(上野店)わ 閉店しているようなのだ

<ボルゲーゼ美術館展>を見たぼくらわ 上野駅の方(アメ横?)に行って カレーのお店<サムラート 上野店>でランチをしたのだ(※上野店わ 閉店したようなのだ)

サムラート
http://www.samrat.co.jp/shop/

食べログのページ
ttp://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13005085/



このお店わ 大通りからちょっと入ったところにあるので ちょっと迷ったのだ

ぼくらが頼んだのわ <2種類カレーセット(サラダと飲み物付き) ¥980>なのだ


選んだカレーわ <バターチキン>と <豆のカレー>にしたのだ でも カレーの量わ 少ない気がするけど ライスとナンが食べ放題なので お腹もいっぱいになるし 美味しかったと思うのだ

しかも このお店わ 17時まで ランチメニューがOKなので ちょっと遅くなっても大丈夫なのだ


一応 料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



サムラートわ お店の内装も インドとかの宮殿?風でいい感じで良かったし ライスとナンが食べ放題なので いいと思うのだ

美術館からわ ちょっと歩くけど お腹いっぱい食べる人にわ 丁度いいと思うのだ


この後わ トーハク(東京国立博物館)に行って<没後400年 特別展「長谷川等伯」>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『ボルゲーゼ美術館展 ラファエロ《一角獣を抱く貴婦人》@東京都美術館』なのだ

2010年03月06日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

東京都美術館4月4日まで開催中<ボルゲーゼ美術館展>に行ってきたのだ



ボルゲーゼ美術館といえば ぼくの名前の由来の カルロ・ドルチの<親指の聖母>が所蔵されていて 淡い期待をしていたのだけれど 今回の展覧会でわ 残念ながら 来なかったのだ でも 素晴らしい作品が展示して メインの作品のラファエロや ボッティチェッリ カラヴァッジョの作品ももちろん良かったのだけれど ぼくが好きになった絵が 2点あったので ご紹介するのだ

1点目わ 1階(初めのフロアがB1階なのだ)のフロアにあった作品で ブレシャニーノが描いた<ヴィーナスとふたりのキューピッド>なんだけど 描かれいる ヴィーナスがキレイで好きなのだ


この作品わ 近付いて見ると 照明の加減かもしれないけど ヴィーナスの目から 涙が流れているように見えたのだ


もう1点わ 1番最後に展示してあった ジョヴァン・フランチェスコ・ロマネッリが描いた<巫女シビラ>という作品なんだけど この作品も 巫女のシビラが ふんわりとした感じで好きになったのだ

解説にわ 『霊感のシンボルである先に照らされた女性像の優美さは、グイド・レーニの作品に見られる美しさを思い起こさせる。』と書いてあったんだけれど ぼくわ グイド・レーニが好きなので この解説を読んで納得したのだ


この<ボルゲーゼ美術館展>でわ 日本であまり見ることが出来ない ラファエロ ボッティチェッリや カラヴァッジョなどの作品が1点ずつ展示しているので ぜひなのだ

ぼくわ いつか ボルゲーゼ美術館に行ってみたいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

東京都美術館 <ボルゲーゼ美術館展 ラファエロ《一角獣を抱く貴婦人》> 4月4日(日)まで

http://www.tobikan.jp/museum/borghese.html




展示構成

序章 ボルゲーゼ・コレクションの誕生

Ⅰ.15世紀・ルネサンスの輝き

Ⅱ.16世紀・ルネサンスの実り-百花繚乱の時代

Ⅲ.17世紀・新たな時代に向けて-カラヴァッジョの時代

ボルゲーゼ美術館所蔵の50点が展示しており、B1階に『序章』と『Ⅰ』が展示し、1階に『Ⅱ』が2階に『Ⅲ』が展示してありました。(※東京都美術館では、入ってすぐのフロアがB1階だそうです。)


気になった作品

6.マルチェッロ・プロヴェンツァーレ パウルス5世(カミッロ・ボルゲーゼ)の肖像

この作品はモザイクで、2mmくらいのものが集まって出来ているので、ちょっと荒いCGのようにも思える。赤の色が取っても鮮やかでした。


8.マルチェッロ・プロヴェンツァーレ オルフェウスの姿のシピオーネ・ボルゲーゼ


これもモザイク。中央に弦楽器を奏でるオルフェウスに扮したシピオーネ・ボルゲーゼの周りに動物たちがたくさん集まっている。周りの風景も和やかな感じなので楽園のよう。描かれている動物たちの中で、目立つのが左側にある金色のドラゴンとその上にいるワシなのだが、解説によるとこの2種類の動物は『ボルゲーゼ家の紋章』に使われているそうです。


10.サンドロ・ボッティチェリとその弟子たち 聖母子、洗礼者ヨハネと天使


円形の絵画は『ドンド』というそうです。ルネサンスの聖母子像によくみられるもので、ボッティチェリが活躍したフィレンツェで好まれていた。マリアに抱かれたキリストの左手には豊穣、多産、復活の象徴である『ザクロ』を持っている。


11.ラファエロ・サンツィオ 一角獣を抱く貴婦人


23歳のときの作品。抱いている一角獣は『純潔』や『貞淑』を意味する。なんで加筆されて肌を隠すマントを描いたのだろうか?あんなに小さな一角獣がいたら飼ってみたいと思える可愛らしさがある。


14.マルコ・ドッジョーノ 祝福のキリスト

19世紀に至るまでダ・ヴィンチの作品だと考えられていた。右手をあげているのは、『祝福のしるし』だそうです。この作品のキリストは女性のように描かれている。


15.レオナルド・ダ・ヴィンチ(模写) レダ


本作品は、今は失われたレオナルドによるオリジナルに多くの点で一致していると考えられる重要作。(解説)

ゼウスが白鳥に変身してレダを誘惑している場面を描いているのだが、白鳥の目やレダの腰の羽根(手)をまわしている仕草がやけにエロティックに見える。


26.ブレシャニーノ ヴィーナスとふたりのキューピッド


照明のせいかもしれないが、ヴィーナスの両目から涙を流しているように見える。


40.カラヴァッジョ 洗礼者ヨハネ


口論の末に殺人を犯し、逃避行の中で描かれた作品。圧倒的な存在感がある。私の個人的感想ですが、あまり聖人には見えないような・・・?


48.ジョヴァン・フランチェスコ・ロマネッリ 巫女シビラ

ターバンを巻き、紙から与えられた神記をまさに書き写そうと開かれた本によって、彼女がギリシア神話の登場する巫女シビラだということが確認される。霊感のシンボルである。先に照らされた女性像の優美さはグイド・レーニの作品にみられる美しさを思い起こさせる。(解説)

この作品はパッと見て好きと感じた。巫女のふんわりとした感じがいい。


他にも、シピオーネ・プルツォーネの<聖ヨハネと聖アンナのいる聖家族>や、ヴェロネーゼの<魚に説教する聖アントニオ>も良かった。

シピオーネ・プルツォーネ 聖ヨハネと聖アンナのいる聖家族


ヴェロネーゼ 魚に説教する聖アントニオ



ボルゲーゼ美術館展は、あと1か月ほどで終わってしまいますが、日本で見ることが出来ないカラヴァッジョや、ラファエロ、ボッティチェリの作品などが展示しているので、上野公園の桜を見に行くついでにご覧になってみてはいかがでしょうか?

今回で一旦、東京都美術館はリニューアル工事のため、休館するそうです。再開した美術館では、通路のような細い展示室ではなく、もっと見やすくなっていればいいなぁ~。と思います。


この後わ アメ横の方にあるカレーのお店<サムラート 上野店>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ(※このお店(上野店)わ 閉店したようなのだ)