どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『トーハク(東京国立博物館)@常設展示(酒井抱一 <夏秋草図屏風>)』なのだ

2010年07月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<マネとモダン・パリ>を見たぼくらわ 上野のトーハク(東京国立博物館)に行って 常設展を見に行ったのだ



今回見たかったのわ 重要文化財で 酒井抱一に描いた<夏秋草図屏風>を見に行ったのだ

常設展示わ 一部の除き写真撮影OKなので えこうに写真を撮ってもらったのだ



左隻なのだ



こっちわ 右隻なのだ



近付いて撮ったのだ







ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
       


ぼくらわ ずっと見ていたけど 常設だと 企画展みたいに多くの人がいなくて ゆったり見れて良かったのだ 次回の展示予定わ 未定みたいだけど また 見たのだ

今度わ 来年の年明けに展示される 雪舟の<秋冬山水図>と一緒に 写真を撮りたいのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足なのだ

ありがとうございましたなのだ


『マネとモダン・パリ@三菱一号館美術館』なのだ

2010年07月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<お好み焼き きじ>で 美味しいお好み焼きを食べたぼくらわ 三菱一号館美術館7月25日まで開催していた<マネとモダン・パリ>を見に行ったのだ


マネって そこまで好きではないけど 新聞の販売店から招待券を貰っていて 無駄にしたくないから 行ったのだ ぼくらが行ったときわ 会期末だったので 入場するのに30分くらい待ったのだ

マネの作品と 同時代の画家の作品などが展示していて ぼくが良かったと思う作品を ちょっとご紹介するのだ

1番良かった作品わ マネが描いた<すみれの花束をつけたベルト・モリゾ>なのだ


黒い服 黒い帽子なので 肌や瞳の色がキレイに見えるのだ マネわ モリゾのことを どう思っていたのか 気になったのだ 今回わ モリゾの肖像画が5点展示していたのだ


もう1つ良かったのわ エヴァ・ゴンザレスという人が描いた<イタリア人座の桟敷席>いう作品なのだ

これわ うろ覚えで ちょっと自信がないけど この絵わ マンガの<のだめカンタービレ>の表紙?(扉絵?)のパロディに使っていたと思うのだ 2人の顔を のだめと 千秋に変えていたのだ たぶん のだめ好きなら あれっと思った作品だと思うのだ


三菱一号館美術館わ 美術館自体の雰囲気わ いいと思うけど 混雑しちゃうと 見づらくなるのが残念だったのだ 空いていて見やすい環境なら 庭園美術館と同じで 作品が数倍キレイに見れると思うのだ

ぼくわ <すみれの花束をつけたベルト・モリゾ>を見ることが出来たので 嬉しかったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


三菱一号館美術館 <マネとモダン・パリ> 終了しました

http://mimt.jp/manet/

 


展示構成

Ⅰ.スペイン趣味とレアリスム:1850-60年代

Ⅱ.親密さの中のマネ:家族と友人たち

Ⅲ.マネとパリの生活

マネの油彩、素描、版画が80点、同時代の画家たちの油彩、建築素描、彫刻、写真などが80点、合計160点を展示していました。


気になった作品

Ⅰ-5.エドゥアール・マネ ローラ・ド・ヴァランス


背景から判断すると、舞台のそで(裏)で描かれたもので、この中央にいる女性は女優、もしくは踊り子だと思える。この女性の衣装は白いベール?黒地のスカートに花の模様がはいっている。民俗衣装なのかも?


Ⅰ-26.エドゥアール・マネ エミール・ゾラ


エミール・ゾラが中央に描かれている。背景の黒い壁?の額に浮世絵とマネのオランピアの写真(エッチング?)や屏風などが描かれている。


Ⅱ-15.エドゥアール・マネ すみれの花束をつけたベルト・モリゾ


2007年に東京都美術館で開催したオルセー美術館展で見て以来、2度目。嬉しい再会でした。

今回、ベルト・モリゾの肖像画が5点展示していたが、この作品が1番良かった。ちなみにモリゾの肖像画は、10点描かれているそうです。


Ⅲ-11.ポール・シニャック ジェヌヴィリエ街道

シニャックって、点描のイメージがあるが、この作品は一部分(木の影の部分など)のみが点描で表している。


Ⅲ-51.エヴァ・ゴンザレス イタリア人座の桟敷席

うろ覚えですが、この絵は、マンガの<のだめカンタービレ>の表紙?(扉絵?)に使っていた記憶があります。


Ⅲ-57.ジェームス・ティソ 舞踏会


画面中央にいる黄色のドレスを着た女性(貴婦人)が華やかで美しい。


Ⅲ-98.エドゥアール・マネ 散歩


私が2005年に美術館巡りをはじめてから、ずっと見たかった作品。やっと会うことが出来ました。


私が行ったときは、会期末だったので、入場まで30分待ち・・・。でも、<すみれの花束をつけたベルト・モリゾ>に再会出来たのは嬉しかったです。しいて言えば空いている状態で見たかった

この三菱一号館美術館は、美術館自体の雰囲気はいいのですが、展示室の小さい部屋があるので、混雑してくると見づらくなるような気がします。なので、気になる展覧会は早めに行った方がいいかもしれません。


この後わ トーハク(東京国立博物館)に移動して 酒井抱一に描いた<夏秋草図屏風>を見に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『お好み焼 きじ 丸の内店(スジ焼き)@東京(丸の内口)』なのだ

2010年07月26日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<大昆虫博>を見たぼくらわ 東京駅へ行って 三菱一号館美術館の近くにあるお店で 『東京ビルTOKIA』の地下1階に入っている<お好み焼 きじ 丸の内店>でランチをしたのだ

お好み焼 きじ 丸の内店
http://www.o-kizi.jp/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13020110/




お店の外観わ こんな感じなのだ


お店に着いたのわ 13時ちょっと過ぎだったけど 6~8人くらい並んでいたのだ 並んでいるときに 事前にメニューを見せてもらって 注文するのだ

ぼくらが食べたのわ <スジ焼き ¥980>なのだ


ぼくらわ カウンターに座ったので お好み焼きが出来るのを見れて 楽しかったのだ

スジわ 甘いタレで美味しくて ボリュームもあるのでお腹いっぱいになるのだ お好み焼きわ アツアツだけど 店員さんが お冷を何回も注ぎに来てくれるのも 良かったのだ


お好み焼きのUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



このお店わ 人気のお店で 行列が出来ている場合が多いらしいので お時間をずらして行くのがいいと思うのだ 

美味しかったし 三菱一号館美術館からも近いので オススメだと思うのだ


この後わ 三菱一号館美術館で 7月25日まで開催していた<マネとモダン・パリ>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『大昆虫博@江戸東京博物館』なのだ

2010年07月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを移し替えたものなのだ

まず ひとつ言っておきたいのだけれど このブログにわ 昆虫の写真がたくさん載せているので 昆虫が苦手な方わ 見ない方がいいと思うのだ

ぼくらわ 江戸東京博物館9月5日まで開催している<大昆虫博>を見たのだ



入口の前にわ シルバーの大きなバッタがお出迎えしてくれたのだ



※会場内わ 一部を除き 撮影OKだったので ぼくが気になった昆虫を 写真に撮ってもらったのだ あと 昆虫わ 無難なものを写真に収めたのだ


まずわ やっぱり 昆虫の王様のカブトムシなのだ

<ヘラクレスオオツノカブト>なのだ





<コーカサスオオカブト>なのだ
 


<ゾウカブト>なのだ



次わ カブトと 双璧をなすクワガタなのだ

海外の<オオヒラタクワガタ>なのだ



<エラフスホソアカクワガタ>なのだ



その次わ 昆虫の女王のチョウなのだ

これわ ぼくらが 1番見たかった <モルフォチョウ>なのだ





<ミイロタテハ>の仲間なのだ





<トリバネアゲハ>なのだ



これわ <ナナフシ>の仲間なのだ



他にも たくさんの種類のカブトムシ クワガタ チョウや いろんな昆虫たちの標本が展示していたし 昆虫を飾りのある兜や鎧 櫛とかもあったし 3D映像とかの展示もあったのだ

ぼくわ チョウチョの美しさにウットリで 1番良かったと思ったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


江戸東京博物館 <大昆虫博> 9月5日(日)まで

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2010/06/index.html

作品リスト
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2010/06/pdf/list.pdf




展示構成

ZONE-1 日本の四季と虫

ZONE-2 東京の虫たち

ZONE-3 日本人と昆虫

ZONE-4 大昆虫フィールド

ZONE-5 昆虫ラボ

ZONE-6 COP10

ZONE-7 虫シアター

ZONE-8 虫で遊んで学ぼう(夏休み子供自由研究室)

ZONE-9 虫ギャラリー

主に、昆虫の標本が展示していましたが、他に、虫を象った兜などの作品や、映像なども展示していました。


入口前に、大きなステンレスのバッタが展示していました。





※展示会場内は、一部を除き写真撮影が可能で、そんなに気持ちの悪くないものを写真の撮りました。


入ってすぐには、日本に住む昆虫が展示していました。

ヒラタオオクワガタ



アカアシクワガタ



ミヤマカワトンボ



ミヤマカラスアゲハ



タマムシ



オオムラサキ



<リスアカネ> <ネギトンボ>



カワトンボ



アオスジアゲハ



ハグロトンボ


日本のカブトムシも写真撮ったのですが、失敗して載せられず・・・。



世界中の虫の標本が展示しています。(主にカブトムシ、クワガタ、チョウなどを写真に撮りました。)

まずは、カブトムシから・・・。

ヘラクレスオオツノカブト





ネプチューンオオツノカブト



モーレンカンプオオカブト



<アクタエオンゾウカブト> <ゾウカブト>



ゴホンツノカブト



次は、クワガタ・・・。


ギラファノコギリクワガタ



エフラスホソアカクワガタ



マンディプラリスフタマタクワガタ



グランドチリクワガタ



オウゴンオニクワガタ



ニジイロクワガタ



オオヒラタクワガタ




次は、チョウ・・・。

いろんな種類の蝶が大きな展示ケースにいます。







青が美しいモルフォチョウの仲間です。(名前をわすれてしまったものもあります。)





ヘレナモルフォ





レテノールモルフォ



ディディウスモルフォ



アブソロンモルフォ




他のチョウもキレイでした。


ゴライアストリバネアゲハ





オオルリオビアゲハ



チモールアオネアゲハ



クラウディナミイロタテハ



オオルリアゲハ




他の虫も少し撮りました。

ウォーレスルリタマムシ



マダラアシトビナナフシ



オウゴンウグイスコガネ



キベリルリタマムシ



写真の撮ったものは、ほんの一部でたくさんの標本が展示してましたよ。他にも、昆虫の飾りのある鎧兜、櫛や、昆虫の3D映像もあったりして面白かったですよ。

昆虫が苦手ではない方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?特にチョウは美しくて良かったと思いますよ。


この後わ 三菱一号館美術館に向かうべく 東京駅へ行って 事前に調べていたお店<お好み焼き きじ 丸の内店>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展@三鷹市美術ギャラリー』なのだ

2010年07月04日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<らーめん文蔵>でつけ麺を食べたぼくらわ ぼくらわ 三鷹市美術ギャラリー7月4日まで開催していた<生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展>に行ったのだ



※参考として 6月に大阪の堺市立文化館 アルフォンンス・ミュシャ館で 見たときの感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/cfc6e87e6b728715253320d6f871864b


ぼくらが見た 三鷹の会場でわ 150点を展示していたけど この展覧会の図録を見たら 300点もの作品が載っていたので 会場によって展示する作品が違うみたいなのだ

ミュシャわ 好きだし 良い作品がいっぱいあったけど ぼくが気になった数点をご紹介するのだ

<ヘビのブレスレットと指輪>なのだ

これわ 前からずっと見たかったものなのだ 目がルビー 頭がオパール 胴体が金とエメラルドで出来ていて キレイだったのだ


<百合の中の聖母(下絵)>なのだ

『百合~』となっているから 受胎告知の場面だと思うけど 立っている天使が ティンカーベルみたいだったのだ


<チェコの心>なのだ

これわ チェコの民族衣装を着た女性が 子どもを抱いているけど 女性にわ うっすら 涙がこぼれているのだ

この作品の額にわ たくさんのハートの模様が施されていて 印象に残ったのだ


ぼくわ アルフォンス・ミュシャが好きだし 他にも良い作品がたくさんあったけど それわ えこうに任せるのだ

今回展示していた作品の半分くらいわ <堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館>所蔵の作品で 改めて ドイコレクションの凄さが分かったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


三鷹市美術ギャラリー <生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展> 終了しました

http://mitaka.jpn.org/ticket/100522g/

作品リスト
http://mitaka.jpn.org/ticket/100522g/mucha.pdf




展示構成

1章 パリ時代
1.絵画とデッサン
2.ポスター
3.装飾パネル
4.デザイン(カレンダー、メニューなど)
5.本、雑誌の装丁と挿絵
6.『装飾資料集』と『装飾人物集』
7.彫刻・工芸品など

2章 アメリカ時代

3章 チェコ時代
1.絵画とデッサン
2.ポスター
3.プラハ市民会館市長ホールの原画
4.デザイン(ステンドグラス、蔵書票など)
5.『スラブ叙事詩』の下絵と『同胞スラヴ』

1章と3章は、細かく分類して展示しており、全部合わせると約150点の作品が展示されていました。


気になった作品

3.聖母子

聖母の顔は、ダ・ヴィンチの『ブノワの聖母』のようで、キリストに祝福のキスをしているように思える。聖母の服(ベール?)は、あまり見たことがない感じなので、ミュシャの故郷の民族衣装のような気がする。


4.犠牲

亡くなった人たちから、水色(青)のような煙が立ち上っている。たぶん、この煙は人の魂が抜けている瞬間なのであろう?亡くなっている人のそばにいる女性は何者であろうか、天使、女神、もしかしたら死神のように思えてくる。


33.百合の中の聖母(下絵)

タイトルが『百合の~』となっているので、<受胎告知>の場面であろうか、ただ、タイトルを見ないで作品を見るとどのような意図で描いているかまったく分からない。


62.巻きタバコ用紙ジョブ(下絵)

青系の色を多様しているので、水の精霊(女神?)が描かれている。なぜ、<巻きタバコ>の宣伝なのに、水の精霊(女神?)なんだろう?


90.ブルネット:ビザンティン風の頭部



91.ブロンド:ビザンティン風の頭部



このように隣合わせに展示していました。


解説には、『「ブロンド/ブルネット-ビザンティン風の頭部」は、シャンプノワが装飾パネルとしてミュシャに制作を依頼したものである。ブルネットの女性は右を向き、ブロンドの女性は左を向いている。前者は、目を開き、口許から白い歯が見え、後者は目も口も閉じている。髪型はミュシャの好みの装飾が施されているが、円形枠から、髪がはみ出しているのが他の作品に見られない特色である。この作品は評判が良く、このモティーフを用いてポストカードやカレンダーなどさまざまな製品が販売された。この作品は2点セットに装飾パネルの原型となった。』と書かれていました。


105.羽根

106.桜草

隣り合わせに展示していました。(左側:桜草、右側:羽根)


この2点も対の作品。前回(堺市のときに)見れなかった<桜草>見れて良かった。桜草を持つ女性が桜草に口づけをする仕草がキレイ。


107.桜草(下絵)

106の隣に展示。下絵の方が、淡い色使いでキレイでした。どちらかと言えば下絵の方が好み。対の<羽根(下絵)>は、図録に載っていたので、展示予定があるのかも?


122.つた



123.月桂樹



このように隣り合わせに展示していました。


対の作品。ともに円形の枠の中の背景がモザイク模様となっている。なんとなくだけど、月桂樹の方がスマートな印象がある。


146.黄道十二宮


下絵も展示していたが、下部の2つの円枠に描かれている部分が変更になっていた。素朴な疑問だけど、なんで天秤座のマークが正面1番上にもってきたのだろう?


208.ヘビのブレスレットと指輪

目がルビー、頭がオパール、胴体が金とエメラルドで出来ている。ブレスレットの部分と指輪の部分、それぞれにヘビの頭があり、向かい合うように作られている。この作品は、<メディア>の小道具で用いられたそうだ。

6月に堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館に見に行ったときに見れなかったので、今回見れて嬉しかったです。

ちなみに、これが、<メディア>のポスターです。



229.少女の像

黒の白、2つの布を頭に巻いた少女が描かれている。この少女は、何かを訴えようとしているような表情をしている。


231.チェコの心

チェコの民族衣装着た女性が少年を抱いている絵。光っていて見づらいのだが、この女性の顔にはうっすらと涙を流している。


257.ヒヤシンス姫


解説には、『1910年以降ミュシャは、チェコに腰を落ち着けるが、ポスターの仕事は相変わらず大きな比重を占めていた。しかし、晩年はもっぱら「スラブ叙事詩」の制作に専念するため、ポスター制作も祖国に関係あるものに限られ、パリやアメリカ時代のような、商業宣伝用のポスターはあまり作られなくなった。「ヒヤシンス姫」はチェコ時代のポスターの中で最も美しいものの1つで、モデルはチェコの人気舞台女優。女性の背後に星を散りばめたり、髪を飾る宝石やブレスレットなど精密な描写があったりとパリ時代と変わらないが、ヒロインの衣装にはスラヴ的な雰囲気を漂っている。』と書かれていました。

ヒヤシンス姫の右手に持っているものはなんだろう?ヒヤシンスの紋章?それとも結晶?


ミュシャの作品をたくさん見て、改めてミュシャの描く女性が好きだと確かめることが出来ました。三鷹で展示した半数くらいは、堺市蔵のようで、故土居君雄氏のコレクションは、素晴らしいというのを再確認した展覧会だったと思います。

巡回情報も載せているので、お近くにお住まいの方は、<生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展>をご覧になってみたらいかがでしょうか?

図録を見てると、300点が載っていたので、三鷹では半分しか展示しなかったようです。私の好きな<ラ・ナチュール>の載っていたのでどこかの会場で展示するみたいですよ。

ラ・ナチュール


↑この作品は、堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館で見ましたけど、黄道十二宮の女性に似ています。


巡回情報

北九州市立美術館 7月17日(土)~8月29日(日)

高崎市美術館・高崎市タワー美術館 9月18日(土)~11月7日(日)

堺市博物館 2011年2月5日(土)~3月21日(月・祝)

いわき市立美術館 2011年4月9日(土)~5月22日(日)

金沢21世紀美術館 2011年5月28日(土)~6月26日(日)


今回も素晴らしい作品を見ることが出来まし、美味しいものを食べることが出来て良かったです。

ありがとうございます。


『らーめん文蔵@三鷹(南口)』なのだ

2010年07月03日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらが行ったのわ 三鷹市美術ギャラリーで開催中の<生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展>を見に行ったのだけれど ランチがまだだったので 三鷹で人気のあるラーメン屋さんの<らーめん文蔵>でランチをしたのだ

らーめん文蔵

HPがないようなので、食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13022196/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/shop/2466




お店の外観わ こんな感じなのだ


ぼくらがお店に着いたのわ 13:30ころだったけど 8人くらい並んでいる人がいて ちょっと待ってからお店の中に入ったのだ

これわ メニューなのだ



ぼくらが食べたのわ 味玉やトッピングの量が多い<得つけめん ¥950>なのだ


スープや 味玉が ちょっと濃いめの味で美味しくて ナルトが入っていたのが嬉しかったのだ

あと 麺わ 思ったよりボリュームがあったのだ


つけ麺のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



ぼくらが 食べ終わったときわ 14:00過ぎだったけど その頃にわ この日の分のラーメンが売り切れになっていたのだ



この<らーめん文蔵>わ 三鷹駅からも近いし ご夫婦お二人の接客も丁寧で好感が持てたし なにより つけめんが美味しかったので オススメだと思うのだ

ただ 早いと14時過ぎで 終わっちゃうこともあるし 夜の営業もないし お休みわ 火・水曜日なので 行くときわ 気を付けて下さいなのだ


この後わ 三鷹市美術ギャラリーに行って<生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『若冲アナザーワールド<後期展示>@千葉市美術館』なのだ

2010年07月02日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ラ タベルネッタ アッラ チヴィテッリーナ>でランチをしたぼくらわ もう終わってしまった展覧会なんだけど 千葉市美術館で 6月27日まで開催していた<若冲アナザーワールド>『後期展示』を見たのだ


ぼくらわ 静岡での展示や 前期も見たんだけど その感想わ 後でリンクを貼るのだ

↓静岡での感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/33ee251e6c00f8093fe3f7400680fa15

↓前期展示の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/fef06244694f305bb7c2c5a3ded58f33



静岡で見た作品もあったけど いっぱい良い作品があったので ぼくが気に行った数点をご紹介するのだ

<象と鯨図屏風>なのだ


鯨わ なんで全体を描かなかったんだろう?と思うのだ 尾びれがあったら もっと鯨の迫力が出たと思うのだ


<五百羅漢図>なのだ

たくさんの羅漢さんたちがいて 象 龍 牛 馬などに乗っていたりして楽しそうなのだ 前に展示していた<石峰寺図>を思わせる作品なのだ

参考として載せるけど これが<石峰寺図>なのだ



あと 静岡でも見たけど<白象群獣図>や <樹花鳥獣図屏風>も良かったのだ

白象群獣図



獣花鳥獣図屏風



静岡でも見たし 千葉での展示も 前期と後期両方見れたので 今回の展示わ 9割方見れて大満足なのだ

いつか分からないけど また 若冲の展覧会を開催してほしいと思うのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


千葉市美術館 <若冲アナザーワールド 「後期展示」> 終了しました

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2010/0522/0522.html

作品リスト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2010/0522/list_0522_2.pdf




気になった作品(作者名がないものは、若冲筆)

19.鶴亭 大根にネズミ図

解説には、『甲子(きのえね)の日の深夜、子の刻まで起きて語り合い、二股大根などを供えて大黒天を祭る、甲子待ちの題材としたもの。ネズミは大黒天の使いである。若冲の描く大根と比べたとき、両者の共通点と相違点とが明らかになる。』と書かれていました。

大根の葉に乗っている簡単に描かれたネズミは可愛らしく、対して供えてあった二股大根は逞しい。


26.葡萄図

葡萄の水墨画で、掛け軸の天と地の部分(描かれていない上と下の部分)がブドウの色のむらさきにしてあった。


30.月夜白梅図


前回見たときは、絵の感想を書きましたが、今回は、表具が気になりました。本紙以外の部分がマンダラのような模様で、月と梅を賛美しているかのように思えた。(この装丁は、比較的新しいもののような気がするが・・・。)


35.髑髏図

解説には、『<白骨を見立せる版画>彫った板に表から墨をのせて、彫った部分を白く残してどくろを二つ表したもの。』と書かれていました。


43.寒山拾得図

双幅。正面を向き、小さな瓢箪が顔の近くにあるのが寒山で、向こうを向き、木の枝のようなものを肩にしょっているのが拾得。共にぷっくりしていて子供のよう。特に寒山の微笑んでいる姿が可愛らしい。


49.雷神図


静岡でも見た作品。前は、太鼓を追いかけて落ちる雷神に目がいったが、太鼓の木目にも筋目描きしていたとは気付かなかった。


53.双鶴図・霊亀図

双幅。2羽の鶴は胴体が卵のような楕円で描かれているが、足が長いのでスラッとした印象。鶴の鼻の穴のところに毛が描かれているが、実際に鶴の鼻の穴に毛があるのだろうか?亀は霊亀なので、尾の毛が長くなっていて、甲羅は筋目描きで表現している。


57.蓮・牡丹図

双幅。両方とも荒々しい筆で描かれていて、蓮の葉が蜘蛛の巣のように思えてくる。


61.海老図

2匹の海老が気持ち良さそうに泳いでいる。海老の尾のが筋目描きで表している。解説には、『海老は禅宗の画題である。蜆子和尚の食べ物である。』と書かれていました。


73.蜃気楼図

解説には、『<蛤にが作る幻>蜃とは大蛤のこと。古くは大蛤が吐く気によって空中に楼閣等があらわれると考えられていた。本作においても画面下部の蛤が気を吐き、上部に楼閣が出現する様が描かれている。習熟した筋目描きに楼閣や樹葉を巧みに表現し、また全体を淡墨で描くことによってその非現実性が強調されていることにも注意したい。』と書かれていました。


75.挽茶之図

石臼をひいているように見えて、実は石臼に肘をついて寝ている姿が描かれている。


78.布袋図

大笑いしている布袋様。いろんな布袋様を見ているが、この布袋様は、福耳がすごく大きい。解説によると、『巨大な福耳は、吉祥性をより強調させている。』と書かれていました。


97.梅に鸚鵡図

オウムの羽が筋目描きで表現されているので、より一層、羽が柔らかい感じに見える。


108.象と鯨図屏風


右隻



左隻


鯨は、背の部分だけ描かれているが、尾も描けばもっと迫力があると思うのだが・・・。象は座る姿、巻いてある尻尾などが可愛らしいけど、ゾウの目は三日月のようで、仏様のようにも思えてくる。(111.樹花鳥獣図屏風や、112.白象群獣図も一緒。)


112.白象群獣図


解説には、『<驚異的な画法> 同じく升目描きの技法により制作された作品。褐色の顔料(おそらく染料)の他の水墨と胡粉を主に用いており」その意味ではモノクロの版の枡目描き作品とも呼び得る。升目描きの作品群の中でも唯一若冲の印章をもつ本作は、類作中で最も複雑な彩色法が採られている。印の欠損状態からは、最晩年の制作というのが最も可能性が高いのではないかと考えられる。』と書かれていました。


134.鶏図

襖絵8面、掛け軸一幅、二曲一隻、合わせて11面あるが、それぞれに鶏3羽ずつ描かれている。しかも、簡略化されずに丁寧に描いている。でも、なぜ3羽ずつで描いたのかが疑問?


138.五百羅漢図

前期展示していた<石峰寺図>のように、たくさんの羅漢がいて楽しい図。羅漢は、様々な動物に乗ったり、いろんな物をもっていたりする。しかも地上だけでなく、雲の上にも簡素化されて描かれているので、500人(五百羅漢)いるかも?

↓ちなみに、これが前期展示していた<石峰寺図>です。



157.蔬菜図押絵貼屏風

蔬菜(野菜)が1面に1種類ごとにドーンと大きく描かれているので面白い。分かるのは、かぶ、レンコン、大根、ナス、しいたけ(まつたけ?)、かぼちゃくらい?


167.鶏図

雄鶏が3羽のひよこを背に乗せている面白い絵。良く見ると雄鶏の右後ろに雌鶏が控えめに描かれいるので、これは、鶏の家族の絵。



全会期を含めてですが、他には、このような作品が展示していました。

28.隠元豆・玉蜀黍図(隠元豆の方)



104.果蔬涅槃図



111.獣花鳥獣図屏風



左隻


右隻



119.乗興舟(部分の画像)





やっぱり若冲はいいなぁ~と改めて思いました。ちょっとは混んでいましたが、千葉での開催だったので比較的見やすかった。たぶん、東京で開催していたら、入場待ちの行列が出来ていたと思います。

今回、若冲の作品をたくさん見て、改めて凄さがわかったような気がしたし、もっと好きになりました。


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。


『ラ タベルネッタ アッラ チヴィテッリーナ@千葉中央 or 葭川公園』なのだ

2010年07月01日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

もう終わってしまった展覧会なんだけど 千葉市美術館で 6月27日まで開催していた<若冲アナザーワールド>『後期展示』を見に行ったのだ

ぼくらわ まだ ランチを食べてなかったし この前お休みになっていて行けなかったお店<LA TAVERNETTA alla civitellina(ラ タベルネッタ アッラ チヴィテッリーナ)>でランチをしたのだ

HPがないようなので、食べログのページ
http://r.tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12001180/



ランチにわ <プランツォA ¥1600>と <プランツォB ¥3000>の2つのメニューがあって ぼくらわ <プランツォ A ¥1600>を注文したのだ

<プランツォA>わ <前菜盛り合わせ> + <パスタ>  + <パン(フォカッチャ)> + <デザート2種盛り合わせ> + <お好みのコーヒ―、紅茶、緑茶>のセットで パスタわ 10種類くらいあってその中から選ぶのだ パスタの種類によってわ 200~300円の追加料金がかかるものもあったのだ

これわ 『前菜の盛り合わせ』なのだ


各種類の名前わ 忘れちゃったけど いろどりが鮮やかで 一口大のものが4種類と サラダがあって どれも美味しかったのだ


『パスタ』わ <アサリとズッキーニ、ボッタルガのリングエッティーネ>をチョイスしたのだ


塩加減が絶妙で アサリや ズッキーニがたくさん 美味しくて アッという間に 食べちゃったのだ


『パン(フォカッチャ)』なのだ


塩気と オリーブオイルが効いていて 温かくて旨くて お替わりしたかったのだ

パン(フォカッチャ)を出すのが 遅かったみたいで デザート1品サービスになったのだ 


『デザート』わ サービスしてもらったので 3種盛りに変更になって<メイプルシロップ風味のパンナコッタ>・<マンゴーのムース>・<カッサータ タベルネッタ風>なのだ


1つ1つの量わ 少なかったんだけど これも美味しくて 大満足だったのだ


『ドリンク』わ カプチーノ>を頂いたのだ



料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
    


このお店わ 1階がカウンターで 2階がテーブル席のようなので おひとり様でも 複数で行かれても良いと思うのだ コストパフォーマンスは妥当だと思うんだけど 全てが美味しかったのでオススメなのだ

しかも 千葉市美術館から徒歩2~3分くらいなので ぜひなのだ


この後わ 千葉市美術館で 6月27日まで開催していた<若冲アナザーワールド>『後期展示』を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ