どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『えこう版 <2012年 展覧会ベスト10>』

2012年12月31日 | 『えこう』の展覧会ベスト10

2012年に見に行った64の展覧会の中から 私(えこう)が選んだ<2012年 展覧会ベスト10>を発表します。(リンク付き)


第1位 『宮永愛子展 なかそら -空中空ー@国立国際美術館』



どるちと一緒になりましたが、この展覧会がダントツの1位です。

宮永さんの作品が見たくて大阪旅行を計画しましたし、宮永さんにお会いして、作品のことを聞けたのも嬉しかったです。(※ご本人に了解済み)


写真撮影がOKだったのも、楽しかった1つの要因ですし、6点と作品数は、少ないですがどれも素晴らしいものばかりで、すごく印象に残っています。監視員もいなかったですし・・・。

私が撮った作品の写真を載せます。(クリックすると拡大します。)
      

大阪のみの展示で、巡回がないようですが、もう1度見たい展覧会なので、可能であれば、ぜひ、関東(東京)でも開催してほしい!!無理ならば、闇に浮かぶナフタレンの蝶の展示<なかそら -空中空ー>だけでも、どこかで展示してほしいです。



第2位 『ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ@原美術館』


この展覧会も写真撮影がOKで、しかも、原美術館では初の撮影可能な展覧会。ガラスの作品がキレイだったので、4時間も原美術館いましたし、1か月後にも、もう1度見に行きました・・・。

見ていて楽しい作品ばっかりで、<涙>、ネックレスをつまんだ形の<自立する大きな結び目>や、<私のベット>、他にも2つの<ラカンの結び目>などは、今でも印象に残っています。

私が撮った作品の写真を載せます。(クリックすると拡大します。)
      

1つだけある心残りは、しょうがないのでしょうけど、外に展示していた2つの作品を、外に出て見れたら、もっと楽しかったと思いました。

↓2回目の見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/617afeb26899711ea65c06dea1978983



第3位 『ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー -力が生まれるところ@水戸芸術館 現代美術ギャラリー』


最終日に見に行ったのですが、2回、3回と見るたびに作品が変化して新たな発見がある展示だったと思いますし、こちらも写真撮影がOKでかなり楽しい展覧会で、水戸まで見に行ったかいがありました。

私が撮った作品の写真を載せます。(クリックすると拡大します。)
    

展覧会とは、関係ないですが、水戸芸術館にあるパイプオルガンの音色をいつか聴いてみたい。



第4位 『清川あさみ 美女採集@水戸芸術館 現代美術ギャラリー』


4人の女性タレントを各大陸の絶滅危惧種の鳥に見立てた<4つの場所>は、感動しましたし、スワロフスキーを付けたワイヤーで飾ってあった<美女採集>の展示空間は、キラキラ揺れて素晴らしかった。

水戸芸術館は、見に行った当日に限り再入場がOKだったので、昼間と、暗くなってからの作品の印象の違いも体験できたのは、良かったです。

詳しい詳細はわかりませんが、2013年に名古屋でも、清川さんの作品が展示するそうですよ。(清川さんのブログに書いてました。)

追記:2月27日から開催するそうです。




第5位 『ボストン美術館 日本美術の至宝@東京国立博物館』


国宝級の作品ばっかりが展示していたと思います。2大絵巻しかり、快慶の<弥勒菩薩立像>、尾形光琳の<松島図屏風>、曽我蕭白の<雲竜図>など、他にも素晴らしい作品を見ることが出来ました。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

2回目に見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/1da51d15bd975fd9d680ffce0d58a7c4

2013年は、1月から九州国立博物館に巡回しますし、4月には、大阪市立美術館に巡回するので、お近くにお住まいの方は、ぜひ、ご覧ください。



第6位 『大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年@国立新美術館』


入ってすぐの『第1章 ルネサンス』で、もうやられてしまいました・・・。好みの作品ばかり、3時間半くらいかけてじっくり鑑賞。メインとなるマチスの<赤い部屋(赤のハーモニー)>も素晴らしかったですし、<洞窟のマグラダのマリア>を描いた、ジュール・ルフェーヴルという画家を知ったのが収穫でした。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     



第7位 『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝@国立新美術館』


宮殿の一部を再現した<バロック・サロン>の展示がすごかったです。しかも、企画展での天井画って、初めて展示されたのでは?あと、ビーターマイヤーの画家のフリードリヒ・フォン・アメリングを知ることが出来て良かったですし、ルーベンスの作品も素晴らしかった。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

2013年には、高知県立美術館で1月から、京都市美術館で3月から巡回しますので、お近くの方は、ぜひご覧ください。



第8位 『蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち@千葉市美術館』


前後期、両方とも見に行きました。やはり、4年ぶりに見た<群仙図屏風>のインパクトが凄くて、存在感が群を抜いていました。曽我蕭白の作品をまとめて見れたのが、今回が初だったので、それもランクインの理由となっています。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

後期展示の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/beb4d6eb46fbe9d2a069ee4c817c3ace



第9位 『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝@東京都美術館』


gooに変えて、最初に見た展覧会でしたし、念願だった<真珠の耳飾りの少女>に会えた。これにつきます。

あと、レンブラント(レンブラント派)の作品も何気に多かった印象があります。個人的には、フランス・ハルスの作品も良かったです。

ただ、会場内がすごく混んでいました・・・。もしかしたら、2012年、私が見に行った中で、1番混雑していたのかも?

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
     

神戸市博物館で、2013年1月6日まで開催中のようですね。



第10位 『KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」@根津美術館』


本来は、2011年に開催されるはずだったのですが、震災の影響で1年延期。中止にならなくて良かったです。

約100年ぶりに<燕子花図屏風><八橋図屏風>の再会。この2点を同時に見れることが幸せでした。この展覧会を見た後、他に美術館に移動する予定だったのですが、結局閉館までいて、食事や庭園探索、休憩を含め、根津美術館には、7時間半滞在していました・・・。

主な展示作品を載せます。(クリックすると拡大します。)
  



次点は、下記の9つの展覧会と、『どるちの2012年 展覧会ベスト10』に挙げたものです。

『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影@国立西洋美術館』

『フェルメールからのラブレター展@Bunkamura』

『松井冬子展 -世界中の子と友達になれる-@横浜美術館』

『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想@Bunkamura』

『ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年@国立西洋美術館』

『物語の世界を描いた、英国絵画の巨匠。バーン=ジョーンズ展 -装飾と象徴-@三菱一号館美術館』

『奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている@横浜美術館』

『国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展@Bunkamura』

『生誕100年 船田玉樹展 -異端にして正統、孤高の画人生。-@練馬区立美術館』


↓どるちの<2012年展覧会ベスト10>
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/84e9cb71d35742c78af27fd43e466e8d


2012年のベスト10は、たまたまですが、日本画が3つ、洋画が3つ、現代美術が4つと、バランスの取れたものとなったと思いますが、正直、次点に挙げたものや、どるちの方に載せた展覧会も素晴らしかったですし、別の日に決めれば、また違ったベスト10になっていたのかもしれないくらい、今回も迷いました。

2013年もたくさんの作品を見に行こうと思っています。


↓過去の<えこうのベスト10>です。
2011年 2010年 2009年 2008年


今年最後のご挨拶を・・・。

ブログを読みに来ていただいた皆様、ありがとうございます。

2013年もよろしくお願いいたします。


2013年のオススメ(見たい)展覧会のご紹介は、年が明けたら書こうと思っています。

↓こちらが、<2013年オススメ展覧会>です。

http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/1c67e65f4763c03aa52595306c4be581



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