※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
中村橋でカレーを食べたぼくらわ 両国に移動して 江戸東京博物館で 12月11日まで開催している<世界遺産 ヴェネツィア展 魅惑の芸術-千年の都>を見たのだ
会場の前にわ 記念撮影出来る場所があったので えこうに撮ってもらったのだ
巡回先によって 展示作品が異なるみたいだけど 美術品や 手工芸品 資料などが約140点を展示しているのだ
その中で ぼくが気になった作品をご紹介するのだ
1番気になったのわ 東京会場のみ展示で ヴィットーレ・カルパッチョが描いた<二人の貴婦人>なのだ
ぼくらの好きなマンガで えこうが美術館巡りをするきっかけになったギャラリーフェイクの元ネタにもなっている作品なのだ
この絵わ 上にくっつく作品があって ぴったり一致するの絵があるのだ しかも まだ見つかってないけど 左側にもくっつく作品があったみたいなのだ
参考として載せるけど この作品<潟(ラグーナ)での狩猟>を上に付けると この下に載せた画像の絵になるそうなのだ(※<潟(ラグーナ)での狩猟>わ 展示してないのだ)
展示していた<二人の貴婦人>と ポール・ゲッティ美術館所蔵の<潟(ラグーナ)での狩猟>を上下にくっつけると このようになるのだ
これも ヴィットーレ・カルパッチョが描いた作品の<サン・マルコのライオン>なのだ
ヴェネツィアのシンボルのカッコいい翼のあるライオンが描かれているのだ 海と陸の間に立っている姿わ ヴェネツィアが海と陸の両方に広がっていることを表すそうなのだ 近くにわ 木で出来た<聖マルコのライオン>も展示していたのだ
画像わ ないけど 逸名のヴェネツィアの画家の<レダと白鳥>も良かったのだ
これわ ぼくらの好きな画題の1つなのだ ゼウスが白鳥に変身してレダを誘惑している場面なのだ 解説をみると「ミケランジェロの著名な作品の同時代の模写」と書いてあって レダの肉体が 少し筋肉質に描かれているように思えるのだ
<「カ・レッツォーニコ」様式のシャンデリア>わ すごかったのだ
キレイで大きなシャンデリアが飾っているのだ 上の方にわ 色ガラスで作った花がいっぱい咲いていて 女性っぽい感じがしたのだ ぼくわ このシャンデリアを ずっと見ていたけど なんか大きなアメ細工みたいって思っちゃったのだ
ぼくが気になったものわ 絵画が中心となったけど ヴェネツィアングラスとかもあったり ヴェネツィアの風俗とかが分かる展示物も多く展示していて 当時のこととかが 分かるような展覧会なのだ しかも 東京会場のみ展示の<二人の貴婦人>わ 絶対に見た方がいいと思うのだ
ぼくらわ 土曜日の夜間開催の時間帯を計算して 見に行ったんだけど 18時くらいからわ たまたまだったのかもしれないけど 結構快適に見れたので オススメだと思うのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
江戸東京博物館 <世界遺産 ヴェネツィア展 魅惑の芸術-千年の都> 12月11日(日)まで
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2011/09/index.html
公式ホームページ
http://www.go-venezia.com/index.html
展示構成
1.黄金期
2.華麗なる貴族
3.美の殿堂
美術品、手工芸品、資料など約140点を展示していました。(※巡回先によって、展示作品が異なる)
気になった作品
3.サン・マルコのライオン ヴィットーレ・カルパッチョ
解説には、「サン・マルコのライオンは、ヴェネツィア共和国の最も主要なシンボルであり、守護聖人である。聖マルコと同一視された。量後ろ足を水中に、両前足を地上に置く姿は、ヴェネツィアが陸海両方に広がったことを表す。」と書かれていました。会場によっては、これと違うものが展示されるそうです。
7.レパントの海戦 アンドリア・ミキエッリ、通称ヴェチェンティーノ
レパントの海戦とは、キリスト教軍とオスマン朝トルコ軍の頂上決戦となる開戦のこと。なんで空に神?聖人?、天使などが描かれていたのだろう?キリスト教の信仰の力で勝ったからなのか?
13.機械仕掛天球・地球儀 アドリアン・デスクロリエール(16世紀後半)
「天球儀に透かし彫りされた星座は、1515年にドイツの画家デューラーが作成した天球儀を忠実に従っている。地球儀内にはゼンマイ式の時計が仕込まれており、時間、月日、黄道12宮における太陽の位置も知ることが出来た。」と解説に書いてありました。
14.地球儀 ヴェンチェンツォ・コロネッリ
かなり大きな地球儀で、日本(GIAPONE)は見付けられたが、出来た年数が1688年だからか、蝦夷(北海道)が載ってなかった。
69.横顔の女性像(クレオパトラ?) ジュゼッペ・リヴェッリ
「本作のテーマは不確かであるが、ここでは右手に強力な毒を持ったコブラをつかむ、エジプトの女王・クレオパトラと解釈してみたい。」と解説に書かれていました。そうなると、背景(壁?)の付いてる取れかかった紙(メモ?)と、蛾?(蝶?)の意味は何だろう?
98.「カ・レッツォーニコ」様式のシャンデリア
500もの色ガラスから制作されたシャンデリアで、すべてが手作業で作られている。下の方にはピンクや水色のような薄い青のガラスの飾りで、上部には、草花を模したカラフルな花の色ガラスが咲いていて、女性的な感じを受けた。
138.聖母子 ジョヴァンニ・ベッリーニ
ともに堅い表情をしている。聖母は、これからのキリストの受難を見越しているのかも?と思えてくる。
142.レダと白鳥 逸名のヴェネツィアの画家
「本作は、ユピテル(ゼウス)の愛のエピソードの一つを表している。ユピテルは白鳥に変身し、大変美しいレダを誘惑し征服しようとしている。本作では現在失われてしまったミケランジェロの著名な作品の同時代の模写である。」と解説に書いてありました。
解説をふまえて見ると、女性(レダ)は美しいが、肉体が少し筋肉質に見えるような気がする?
147.春 ロザルバ・カッリエーラ
ロココ調の作品で、春の女神のように美しかった。
152.アモールとプーシュケ アントニオ・カノーヴァ もしくはガスパーレ・ランディ
ルーヴル美術館に所蔵されている大理石像から着想を得たもの。
154.二人の貴婦人 ヴィットーレ・カルパッチョ
東京会場のみ展示。解説には、「15世紀末のヴェネツィアの物語絵画の頂点に位置する作品である。本作の上部は、現在ロス・アンジェルスのゲッティ美術館が所蔵する《潟(ラグーナ)での狩猟》である。またおそらく左にも場面が続いていた。」と書かれていました。
この絵に描かれている、犬は『忠実さ』、キジバトは『夫婦の絆』、孔雀『多産』、ユリ、オレンジは『処女性、夫婦愛』、ギンンバイカは『婚姻関係』を表すことから、<二人の貴婦人>と見られるが、なんとなくなんですけど、私はこの作品は、<高級娼婦(コルティジャーナ)>だと思います。一方の犬が、女性の持っている紐をかじっているし、上の方に描かれているオレンジは、腐っているように見えるので・・・。
参考として載せますが、こちらの画像は、<二人の貴婦人>の上にあった<潟(ラグーナ)での狩猟>です。
こちらの画像は、2つの作品を合わせた状態。
マンガのギャラリーフェイクだと、くっつけた作品の左側にも作品があるみたいなことを言っていました。真実かは分かりませんが、私も左側に作品があるような気がします。
あと、ピエトロ・ロンギの描いた<香水売り>も良かった。
この会場でした見れない<二人の貴婦人>を見れたのは、嬉しかったですし、後半の方に展示していた絵画は、私の好みの作品も多く楽しむことが出来ました。それ以外にも、ヴェネツィアの風俗を知れるような作品も展示していましたので、気になっている方で、巡回先のお近くにお住まいの方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
巡回情報
名古屋市博物館 2011年12月22日(木)~2012年3月4日(日)
宮城県美術館 2012年3月17日(土)~5月13日(日)
愛媛県美術館 2012年5月26日(土)~7月16日(月・祝)
京都文化博物館 2012年7月28日(土)~9月23日(日)
広島県立美術館 2012年10月6日(土)~11月25日(日)
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。
ありがとうございます。
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