どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜@国立西洋美術館』

2008年03月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

国立西洋美術館で開催している<ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜>を見に行きました。

国立西洋美術館 <ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜> 5月18日まで

https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2008_211.html


私は、気合いを入れて開館10分前には美術館に到着!!9時30分には20人くらい並んでました。

開館して、他の作品には目もくれずに、<ウルビーノのヴィーナス>に会いに行きました。


みなさん最初から観ているので、<ウルビーノのヴィーナス>には2~3人しかいなくて10分ぐらいはゆったり観れました。少しづつ人が来て観にくくなったりしますが、ちょっと経てば観やすくなったりしして、その繰り返しが何度も続きました。

私は、なんだかんだで、開館から11時近くまで(約1時間半くらい)、ずっと<ウルビーノのヴィーナス>を鑑賞していました。(もちろん疲れたらイスに座っての繰り返しですが・・・。)

見に行った方のブログかなにかで書いていましたが、彼女の視線がどの位置にいても視線が合うと書いていましたが、本当でした。

彼女には目力があり、挑発しているような視線で、裸体も官能的でウットリしてしまいますし、惚れてしまった・・・。足もとにいる犬も可愛らしく気持ち良さように寝ています。

同じ部屋にティツィアーノの工房が描いたヴィーナス展示してますが、比べてみると<ウルビーノのヴィーナス>が段違いですごいのが分かると思います。(それほどすごいです。ちょっとオーバーかなぁ?)

ウルビーノのヴィーナスを満喫したので最初から見始めました。


気に入った作品を少し上げますね。

Ⅰ-6 メディチ家のアフロディテ(メディチ家のヴィーナス)

石膏の像なのですが、今回ある像の中で私は1番好きですね。とくに後姿が美しかったです。


Ⅲ-7 アレッサンドロ・アッローリ ヴィーナスとキューピッド

作品自体は小さいが、明るい色彩で綺麗でした。(板絵だから綺麗な色彩?)ポストカードがありましたが、実際の作品と色が違うので買いませんでした。


Ⅳ-6 ルカ・カンビアーゾ アドニスの死

この作品が1番ヴィーナスの悲しみが感じられました。(伝わってくる?)


Ⅴ-20 アンニバレ・カラッチ ヴィーナスとキューピッド


2羽の鳩とキューピッドが可愛らしいですよ。


Ⅴ-26 ジョヴァンニ・ダ・サン・ジョヴァンニ キューピッドの髪を梳くヴィーナス


ヴィーナスの赤い衣が目立ちます。ヴィーナスが髪を梳く表情が、キューピッドを愛おしいのが伝わってきます。あと、キューピッドの羽(翼)がほかの作品と比べるとすごく小さいです。


Ⅴ-27 ラファエッロ・ヴァンニ キューピッドを鎮める「賢明」


<ウルビーノのヴィーナス>を除けばこの作品が1番好きで、一瞬で目を奪われた。理由はわからないけど、すごく惹かれました。しかし、ポストカードになってなかった・・・。どのような基準でポストカードにしているのでしょう?(ちょっとショックです。)

あと、ティツィアーノと工房の<キューピッド、犬、ウズラを伴うヴィーナス>も良かった。



全部観終わったら13時ごろになってました。(企画展だけで3時間半ってちょっと居過ぎ。)たぶん普通に観たら90分~2時間くらいでしょう。

もう1度<ウルビーノのヴィーナス>を観に行きたいです。それくらい良かったです。


後日、また見に行きました。

2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b2b1a86180f518cc38dc7aef68f58d8f

3回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/19a4041c17f67ce6b9ea1153d5fda9ce


この後は、国立西洋美術館内の<カフェ すいれん>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。



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