どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『生誕140年 吉田博展 山と水の風景@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館』なのだ

2017年07月31日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ボガマリ・クチーナ・マリナーラ>でランチをしたぼくらわ 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に移動して 8月27日まで開催している<生誕140年 吉田博展 山と水の風景>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

<月見草と浴衣の女>なのだ(※展示終了なのだ)

水彩の作品で 背景をぼかして描いた月見草の前に ほほに指をあてた 日本髪を結った 白と水色?の浴衣姿の美しい女性が 団扇の持って涼んでいるのだ

彼女の物憂げな表情と おぼろげに描かれた月見草の白い花が彼女を照らす 白いライトのように思えて キレイなのだ


版画の<帆船>の見比べなのだ(※渡邊版なのだ)


左から<朝日>・<日中>・<夕日>なのだ

載せた画像でわ わからないんだけど <朝日>わ 太陽の輪郭に合わせて 帆の部分にわ ざら摺りで表現されていて 朝日わ 強烈な光でわ なく ぼわっとした包み込むような光だったのだ

<日中>わ 陽も高くなって 帆の影も濃くて 海の色わ 深く 落ち着く青だったのだ

<夕日>わ 陽も陰りを見せ 海の色わ 淡く 波のなく凪でいるように思えたのだ

3点とも なんとなくだけど 海の色などが水彩で描いたかのような感じの摺り方に思えたし 情緒があるのだ

別の場所に 違うバージョン(私家版)も6点あって 赤とピンクを混ぜたような色の<帆船 夕 瀬戸内海集>と 地平線が光る<帆船 夜 瀬戸内海集>が良かったのだ

私家版わ 説明が下手なんだけど 洋画のような 写真のような感じがしたのだ


<亀井戸 東京拾二題>なのだ(※展示終了なのだ)



あと <宮島>や <あうむ(おうむ)の3点も良かったのだ


同じ版木で時間帯を変えてあって いろんな作品の見比べが良かったし 山々やバラの壁画や 日本画などもあって見応えがあったので ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 <生誕140年 吉田博展 山と水の風景> 8月27日(日)まで ※前期展示は終了

http://www.sjnk-museum.org/program/current/4778.html

作品リスト(前期)
http://www.sjnk-museum.org/wp/wp-content/uploads/2017/07/20170708_list.pdf

作品リスト(後期)
http://www.sjnk-museum.org/wp/wp-content/uploads/2017/07/20170801_list.pdf




展示構成

第1章 不同舎の時代:1894-1899

第2章 外遊の時代:1900-1906

第3章 画壇の頂へ:1907-1920

第4章 木版画という新世界:1921-1929

第5章 新たな画題を求めて:1930-1937

第6章 戦中と戦後:1938-1950

デッサン、水彩、油彩、多色刷り版画、日本画など181点を展示しており、前期展示のみの作品は66点ありました。(※8月1日からの後期展示は66点を展示替えするそうです。)


気になった作品(※前期となっている作品は、展示が終了しています。)

1-20.花のある風景 ※前期のみ

庭を描いたものだろうか、両端に鉢に入った葉の緑や花々の色も鮮やか、水彩の作品だからか、色に透明感がある。


2-15.晩秋風景 ※前期のみ

日本の原風景のような秋の里山、山の方は紅葉が始まり、ふもとの里は、まだ緑もある。茅葺屋根の家、小川の青など水彩の優しげな色がいい。


2-17.朝 ※前期のみ

水彩の作品、朝靄がかかったかのような情景、色がぽわっとしている空気感がいい。大気を主題にしている作品が何点かあって、その中でも朝靄が良かった。


2-37.ポンシデレオン旅館の中庭 ※前期のみ

フロリダの陽光が明るい中庭の風景で、水彩の色合いがいい。


2-40.ヴェニスの運河



4-4.帆船 朝日 渡邊版


解説には、こう書かれています。
『瀬戸内海に浮かぶ帆船を、構成要素を空と海と舟にしぼって描く。朝日を正面に捉え、光の乱反射するさまをざら摺(バレンの軌跡をあえて見せる手法)で巧みに表す。《日中》《夕日》とともに三部作をなし、同じ版木を用いて色を変える「別摺」の端緒となった。』


4-5.帆船 日中 渡邊版



4-6.帆船 夕日 渡邊版



4-10.雲海に入る日



4-39.劔山の朝 日本アルプス十二題



4-50.光る海 瀬戸内海集


瀬戸内海集の第1作、ダイアナ元英国皇太子妃が自ら求め、執務室の壁にかけていたことで知られるそうです。


4-52.帆船 朝 瀬戸内海集


解説には、こう書かれています。
『渡邊庄三郎のもとで制作し、関東大震災で版木のすべてと大半の作品が失われた《帆船》の私家版バージョン。サイズをやや広げて時間のヴァリエーションを増やしながらも、渡邊版より色の明度や彩度の幅を狭め、色調や光の微妙な違いで勝負を挑むようである。』


4-54.帆船 午後 瀬戸内海集



4-59.朝日 富士拾景


大きな木版で、鳥の声などが聞こえない静寂な時のよう?で、富士山の雄大な存在感と美しさがある。


5-16.フワテプールシクリ 印度と東南アジア


イスラム建築の窓の模様と、黄色の壁が美しい木版。


6-4.急降下爆撃

中国本土の空爆を描いたもので、地上に向けて直滑降に降りていくダイナミックで臨場感のある作品。上空からの写生や写真もあり、搭乗体験もあったみたいで、その経験が生かされている。

あと、隣に展示していた<空中戦闘>もダイナミックで良かった。


水彩、油絵、木版、日本画など様々な作品がありましたが、水彩と木版が特に良かったです。

私が上げたのは、日本の風景ばっかりですが、インドの風景の木版は、異国情緒があって、素晴らしかった。

私は始まってすぐの方に見に行ったのですが、結構混んでいたので、会期末になると、見づらくなると思うので、気になっている方は、お早めにご覧になる方がいいと思いますよ。


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。


『ボガマリ・クチーナ・マリナーラ(<PRANZO 「メカジキとズッキーニのリングイネ」> & <カサゴのアクアパッツァ>@北参道 or 代々木』なのだ

2017年07月28日 | 美味しいもの(~2022年)

えこうわ ちょっと用事があったから お出かけが遅くなったので 先にランチをしようってことになって 代々木駅から徒歩5分くらいの場所にあって ぼくらのお気に入りのイタリアンのお店の<ボガマリ・クチーナ・マリナーラ>でランチをしたのだ(※北参道駅からだと 徒歩1分なのだ)

ボガマリ・クチーナ・マリナーラ
http://www.bogamari.jp/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13161528/




お店に着いたのわ 11:40くらいで 予約をしてないけど 大丈夫だったのだ

※ランチのご予約をしてない方わ 並ぶ前にスタッフに 声をかけてくださいだそうなのだ

こちらわ 外にあった本日のランチメニュー(PRANZO)なのだ



ぼくらが ボガマリでランチをするのわ 2014年7月と ちょっと間隔があいたけど2017年4月と 2017年5月に2回(1回目2回目) 2017年6月にも来ていて 今回で6回目で この日わ <PRANZO「メカジキとズッキーニのリングイネ」 ¥1100>をお願いしたのだ

※<Pranzo(ランチメニュー)>わ <前菜盛り合わせ> + <パン> + <パスタ> + <グラニテ> + <カッフェ>のセットなのだ

まずわ <前菜盛り合わせ> & <パン>なのだ


ジャガイモの揚げたの カリフラワーとパプリカのマリネ エリンギのさっぱりしたの ブロッコリー オムレツ タラのペースト オリーブ 甘いカボチャなどがあって どれも美味しいのだ


前菜を食べ終わって 12時になる前だったから お店が混む前に この日に入った食材のお写真を撮らせてもらおうと思って食材のケースに行ったのだ


この日わ Pranzoのセットだけにしようと思っていたんだけど 店員さんと食材のことで ちょっとお話をして アクアパッツァの話題になって ぼくらもずっと前から食べたかったので<カサゴのアクアパッツァ ¥3360>を追加注文しちゃったのだ・・・(※食材ケースを選ぶ料理わ 食材ごとに決まった値段(100gの価格)×重さと 料理法によって お値段が決まるそうで 注文時に なんとなくの料金わ 分かるけど 正確な料金わ お会計の時に分かるのだ)


次わ <本日のパスタ>『メカジキとズッキーニのリングイネ』なのだ


今の時期にちょうどいい さっぱりとした塩味のオイルベースのパスタで美味しいし メカジキの身も旨かったのだ

ちょっと残ったパスタのスープわ いつも通りパンに付けてキレイにしたのだ


お次わ 追加注文した<カサゴのアクアパッツァ>なのだ



1度お写真を撮ってから 店員さんにお願いして 骨を取ってもらったのだ


カサゴわ 白身で淡泊な味で アサリから出たスープがすごく美味しくて 身をスープに付けて食べると ものすごく美味しいし 乾燥トマトの効果が抜群に良くて ぼくらわ 夢中でドンドン食べちゃうのだ

身やアサリを食べ終わったら カサゴの頭に付いた身をほぐしながら食べたり 残った美味しいスープわ お替りしたパンに付けて食べて お皿をキレイにしたのだ


お次わ <カッフェ>『ダージリンティー』 & <桃のグラニテ>なのだ


紅茶わ ダージリン以外にも いろいろ選べたみたいなのだ

桃のグラニテわ ボガマリで食べたグラニテの中で1番美味しかったのだ


実わ カッフェが来る前に <ドルチェ ¥600>も食べたくなったから また追加注文をして いろいろ選べたんだけど『ティラミス』もお願いしたのだ


容器わ 冷えていて マスカルポーネ?に 下にある黒いのが濃厚で すっごく美味しかったのだ

後で店員さんに聞いたんだけど 黒いのわ エスプレッソって 言っていたのだ

量も結構あったし 美味しかったから また食べたいのだ


料理のUPの写真を載せるのだ
      


今回わ 調子乗って <前菜の盛り合わせ> + <プリモピアット(パスタ)> + <セコンドピアット(カサゴのアクアパッツァ)> + <ドルチェ> + <カッフェ>などの がっつりのフルコースになって ぼくらのランチの中で 最高金額になっちゃったんだけど どれも美味しくて すごく満足感のある至福のランチだったのだ

ボガマリわ ランチだと PRANZOのパスタのセットで1100円だから 美味しくてコスパも良く オススメのお店だし ぼくらみたいに PRANZO + 黒板のメニューや 食材を選んで料理してもらうのも 楽しくて美味しいし すっごくオススメなのだ

あと 12:15くらいに 入ってきたお客さんわ 断られていたので 12時台に食べようと思っている人わ 早めに行くか 予約をした方がいいと思うのだ


この後わ 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に移動して<生誕140年 吉田博展 山と水の風景>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『2回目の<レオナルド×ミケランジェロ展>@《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》』なのだ

2017年07月27日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<大浦食堂>でランチをしたぼくらわ 前に見た時に『彫刻鑑賞券』をもらっていたので 三菱一号館美術館に移動して<レオナルド×ミケランジェロ展>《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》を見たのだ

三菱一号館美術館 <レオナルド×ミケランジェロ展> 9月24日(日)まで

http://mimt.jp/lemi/

作品リスト
http://mimt.jp/lemi/list.pdf




7月9日までに見に行った人にわ 『彫刻鑑賞券』が渡されて 1階に展示している<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>のみ見れるのだ



こちらが ミケランジェロ・ブオナローティ(未完作品、17世紀の彫刻家の手で完成)<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>で 写真撮影がOKだったのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『ジュスティニアーニ家のコレクションに由来するこの大理石像は、2000年に新たにミケランジェロ作品とした認められたもので、ローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂に彼が残した《キリスト》の最初のヴァージョンと考えられている。ミケランジェロは1514年に大理石像の制作に着手したが、彫像の顔の部分の大理石から黒い疵が現れたために一度は制作を放棄してしまった。注文主の催促を受けて新たな大理石を用いてい再制作されたのが現在ローマにある《キリスト》である。このローマの像との類似、そして顔面を縦に走る疵が、本作が放棄された最初のヴァージョンであることの証となるだろう。本作の持つ厳格な正面性に対し、ローマの像はより複雑な身体のねじれを示しており、彫像の動きや空間性に対するミケランジェロの構想の発展を読み取ることが出来る。』


こちらが 解説にあった 顔の疵なのだ


これわ 顔の正面から撮ったから 疵と影が重なって 色的にわ 目立たない方だけど 正面からずれて45度くらいの位置から見ると もっと疵が目立って見えるのだ


磔刑の後のキリストみたいで わき腹と 両方の手足に傷もあったのだ











ぼくのいない 正面から撮った写真と 別角度のお写真を載せるのだ






筋肉の固さよりも 固さの中にある 肉体の柔らかさがある彫刻のように感じたのだ 


<レオナルド×ミケランジェロ展>わ この世で一番美しいと素描と評される素描も展示しているし 未完作品で 17世紀の彫刻家の手で完成されたものだけど ミケランジェロの大理石の彫刻も見れるし オススメだと思うのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て良かったのだ

ありがとうございますなのだ


『大浦食堂(バタ丼スペシャル)@上野(東京藝術大学内)』なのだ

2017年07月26日 | 美味しいもの(~2022年)

<藝「大」コレクション パンドラの箱がひらいた!>を見たぼくらわ 芸大の美術館の1階にある<大浦食堂>でランチをしたのだ

大浦食堂

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13143702/




2013年に<バタ丼>を食べていて ネットで調べていたら 目玉焼きと 豚バラ肉が付く『スペシャル』なるものがあると知ったので ぼくらも<バタ丼スペシャル ¥600>を注文したのだ(※バタ丼わ 13時以降に注文出来るのだ)


バタ丼わ お豆腐とモヤシを マーガリンとお醤油で炒めたもので マーガリンのほのかな甘さが ご飯に混ざって 何とも言えない味で 旨いんだけど それに 黄身がとろっとした目玉焼きを崩すと よりマイルド感がプラスされて美味しいのだ

豚バラ肉わ そんなに多くなかったけど お肉付きっていうのわ 良かったのだ


バタ丼スペシャルのUPの写真なのだ



<大浦食堂>わ 平日のみで ハードルが高いけど お安く食べることが出来て お財布に優しいし <バタ丼>わ 藝大の名物だから 食べてみる価値わ あると思うし ぼくらわ 好きなのだ


この後わ 前に見た時に『彫刻鑑賞券』をもらったので 三菱一号館美術館に移動して<レオナルド×ミケランジェロ展>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ



『藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!@東京藝術大学大学美術館』なのだ

2017年07月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<びょうぶとあそぶ>を見たぼくらわ 東京藝術大学大学美術館に移動して<藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!>を見たのだ(※第1期わ 8月6日までなのだ)



今回わ えこうに感想を任せるのだ

東京藝術大学大学美術館 <『藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!> ※第1期は8月6日(日)まで 第2期は8月11日(金)~9月10日(日)

http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/collection17_ja.htm

公式サイト
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/

作品リスト
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/list_ja_0710.pdf




展示構成

名品編

パンドラの箱

美校の仏教彫刻コレクション

「平櫛田中コレクション」 展示活動の歩みと関連作品

卒業制作-作家の原点

現代作家の若き日の自画像

真似から学ぶ、比べて学ぶ

石膏原型一挙開陳

藝大コレクションの修復-近年の取り組み

新収蔵品紹介

藤田嗣治資料

記録と制作ーガラス乾版・紙焼き写真資料から見る東京美術学校

絵画や彫刻、資料など第1期では、約150点を展示していました。ちなみに、第2期も合わせると約210点を展示するみたいです。


気になった作品

月光菩薩坐像

奈良時代の仏像、腹から下の胴体と腕が失われた月光菩薩、失ってしまった部分があるからなのか、それとも、そのものの力なのか、気品にあふれる美しい菩薩様でカッコいい。

対となっている状態の良い<日光菩薩座像>は、トーハク所蔵だそうです。

こちらのサイトに<月光菩薩坐像>の画像が載っています。
http://jmapps.ne.jp/geidai/det.html?data_id=18


橋本関雪 玄猿 ※第1期展示


松の木にいる2頭のクロテナガザル。一方は両手を広げポーズをとっているみたいに見え、もう一方はまったりと休んでいる。猿の毛並みがフカフカでいいし、写実的。


菱田春草 水鏡 ※第1期展示


アジサイの咲く池に映る姿を見ている、中国?の衣服の女性。池に映る姿は足のみで、他はぼかしているみたい。2014年にも見たことがあるが、この絵は、美しい女性もやがて衰えるという意味があるそうです。


原田直次郎 靴屋の親爺 重要文化財


確か、留学先のドイツで描かれたような?額のしわ、鋭い眼光、自分の仕事に誇りを持っている頑固おやじの肖像に思えました。


黒田清輝 婦人像(厨房)


色の統一感のある作品で、留学時代に描かれたもの?描かれているのは、黒田と恋愛関係にあったマリア・ビヨーだそうです。


高橋由一 美人(花魁) 重要文化財


背景の色なのか、着物の柄のせいなのか、見るたびに怖い印象を受ける作品だが、ずっと見ていたくなる魅力がある。

確か、この作品のモデルの花魁の小稲は、描かれた作品を見た後に、こんな顔じゃないと泣いて怒ったそうです。


狩野芳崖 悲母観音 重要文化財 ※第1期展示


狩野芳崖の絶筆。観音様の持つ壺から滴り落ちる雫から現れた子を下界?へ行くのを慈愛の表情で見つめる悲母観音。もともと好きな作品ではあるが、見ているとなにか救われるような気分になる。

この作品は地下に展示していたが、3階には、この作品の下絵の2点<観音 下図>・<悲母観音 下図>が展示しており見比べが出来ます。悲母観音と違い<観音 下図>は男性的なお顔をしていた。


高橋由一 鮭 重要文化財



吉野貴将 ~森~(cosmos)

解説パネルにあった作家の言葉の一部には、こう書かれていました。
『この作品は、国立科学博物館3階の鹿の剥製に感動を覚え、そこに感じた生命の輪廻感を偶像表現にした条件が整えば、蒔絵や金箔に反射した照明の光が後ろの壁に後光を映し出します。この条件が整って初めてこの作品は完成します。』

立派な角のある鹿の像と、蒔絵の美しい台。壁には、蒔絵を反射した後光の輪などがうっすらと映る。正面よりも斜めから見た方が分かりやすいと思います。この作家は気になったので、他の作品を見たくなりました。

こちらのサイトの展示されていた<~森~(cosmos)>の画像が載っています。
http://jmapps.ne.jp/geidai/det.html?data_id=34158


松井冬子 自画像

白いスカーフみたいなのを纏って髪の毛を隠していると思ったが、白い髪の毛だった。美しいが、斜めを見る視線などの印象からか、怖いような感じがする。

こちらのサイトの<自画像>の画像が載っています。
http://jmapps.ne.jp/geidai/det.html?data_id=26290


原撫松 裸婦


修復されたそうです。女性の後姿を描いたものだが、美しさからヴィーナスのよう?と思いました。あと、なんとなくですが、ベラスケスの<鏡のヴィーナス>あたりの影響を受けているのでは?と思えました。


青木繁 黄泉比良坂 ※第1期展示


載せた画像は修復前のものでしょうが、こちらも修復された作品。


他にも、町田美菜穂の<首都っ娘-首都高速道路擬人化プロジェクト->も印象に残りました。


展覧会のチラシの画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)
   


藝大の名品は、以前からよく見る機会がありましたが、現代作家の若き日の自画像などは、見たことがなかったので、印象に残りましたし、今回は、吉野貴将さんの作品を知ることが出来て良かったと思いました。

展示替えの第2期も見に行こうと思っています。


この後わ 美術館内1階にある<大浦食堂>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験@トーハク(東京国立博物館)』なのだ

2017年07月22日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ トーハク(東京国立博物館)の本館特別室4・5室で 9月3日まで開催している<びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験を見たのだ



今回わ ぼくが書くのだ

東京国立博物館 <びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験> 9月3日(日)までなのだ

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1867

http://global.canon/ja/tsuzuri/screen-paintings/




特別5室にわ 第1会場で『松林とあそぶ』となっていて 長谷川等伯が描いた<松林図屏風>の高精細複製品が展示してあって それにちなんだ映像や空間が展示されているのだ

入ってすぐのわ 闇夜に輝くかのような松林が投影されていて その空間わ なんかいい匂いがしたと思うのだ



そこを抜けると 高精細複製品の<松林図屏風>と 巨大なスクリーンがあるのだ



スクリーンわ ぐるりと180度くらいあるのだ





映像6分あって 春から冬へと季節をめぐって 浜辺?の松林へ向かっていく感じで 4分お休みがあって また映像が流れるのだ





お写真でも わかる通り 屏風の前に畳があるので ぼくらわ 畳に上がって 映像を見たんだけど 映像に合わせて 風も感じるから ぜひ畳の上で見てほしいのだ





特別4室わ 第2会場で『つるとあそぶ』となっていて 尾形光琳<群鶴図屏風>の高精細複製品があるのだ


屏風の端の黒い部分にわ 水の流れも描かれているのだ



こちらの部屋に壁にわ 鶴がどんどん現れる3分間の映像があって 終了後 3分休んで また映像が出るそうなのだ






鶴の数わ 鑑賞者の人数によっても変化するみたいで 屏風の方に向かって一列に並んでいるのだ

ずっと見ていると 最後の方わ 画面が暗くなって 屏風の方へ歩いて行っちゃうのだ



実わ この映像わ もう1つ仕掛けがあって 佇んでいる鶴に近づくと 翼を広げて 跳んで行っちゃうので 映像の写っている壁に 近づくのもいいと思うのだ








ちなみに 鶴の方にずっと近づいていると 上の方に載せた写真のように 屏風の方にわ 歩いて行かないみたいので ご注意なのだ


8月20日までわ 本館18室の一部わ 関連展示として 屏風が展示されているのだ

酒井道一が描いた<秋草図屏風>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



横山大観が描いた<柳蔭>なのだ



普通屏風わ 正面から見るんだけど 斜めから見るのもいいそうで 屏風の曲げられている片面だけを見ても 奥行きだとか つながる空間とかが描かれていたりするのだ





松林桂月が描いた<溪山春色>なのだ



あと 著作権の問題で お写真わ 載せないけど 三曲一隻で 前田青邨の<大同石仏>もあったのだ


『びょうぶとあそぶ』わ 常設展扱いだから 追加料金がかからないし 2つの映像わ 絵の中へ 入ったみたいで 楽しいし これを機に あまり美術館博物館に行かない人も トーハクに行って ご覧になってみてわ いかがでしょうか?って思うのだ

あと 「特別展 タイ ~仏の国の輝き~」をご覧になった後に お時間があれば 本館に行ってご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ



2点だけ 総合文化展(常設)で気になった作品を撮ったのだ

<地蔵菩薩蔵>なのだ


鎌倉時代のもので 色わ 地味なんだけど 美しい地蔵菩薩だったのだ


4月に見た<特別展 茶の湯>でも展示していた 重要文化財<青磁輪花椀 銘 馬蝗袢>なのだ


ひび割れているけど かすがいで止めているのだ



この後わ 東京藝術大学大学美術館に移動して<藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド(ランチコース <「カルボナーラ」 & 「ショートグレイン牛サーロイン 炭火焼ステーキ」>)@目黒 or 白金台』なのだ

2017年07月15日 | 美味しいもの(~2022年)

<川端龍子展 ―超ド級の日本画―>を見たぼくらわ 恵比寿の飲食店も惹かれたお店があったんだけど ぼくらわ イタリアンの気分だったので 1駅先の目黒駅に移動して 何回か行っていて お気に入りのお店の<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>でランチをしたのだ

トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド
https://www.facebook.com/ciccio.birbante/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13151005/




ぼくらがお店に着いたのわ 13時過ぎで ちょうど1回転したくらいの時間帯だったので タイミングよく座れたのだ

こちらが 外にあった平日ランチのメニューなのだ


↓クリックすると大きな画像で見れるのだ



ぼくらがこのお店に来たのわ 4回目で<カツレツセット><パスタセット(カーチョ・エ・ペペ)>と 今わ 提供してないけど<パニーノセット>を食べたことがあって 前回食べることが出来なかった<ランチコース ¥2500>をお願いしたのだ(※このメニューわ 平日ランチのみなのだ)

※<ランチコース>わ <前菜の盛り合わせ> + <自家製パン> + <6種類の『パスタ』より1品> + <3種類の『メイン料理』より1品> + <ドルチェ> + <カッフェ>のコースとなっていて パスタとメイン料理 1種ずつ 追加料金のかかるメニューもあったのだ

まずわ <前菜の盛り合わせ> & <自家製パン>なのだ


そう言えば このお店で<前菜の盛り合わせ>わ 初めて食べるのだ

店員さんが盛り付けてくれて持ってきてくれて 上から 時計回りに ナスのカポナータ? ブロッコリー 野菜入りのオムレツ ズッキーニ にんじん エリンギ?と 中央のわ 紫玉ねぎとインゲン豆で どれも お野菜の味を生かした味付けで 美味しかったのだ

パンわ 帆布みたいなのに入っていて 可愛いのだ お写真だと分かりづらいけど 細長いのわ カリッとして固めで もう1つわ 外わ 固くて 中わ ふんわりとしたパンだったのだ


次わ <パスタ>で ランチコースを選ぶと食べられる『スパゲティ カルボナーラ』をお願いしたのだ


カルボナーラが到着すると 黒胡椒のいい香りがしたのだ

ちょうどいい塩気のグァンチャーレ?(もしかしたらパンチェッタかも?)に ペコリーノチーズ とろっとする卵と いい香りがした黒胡椒で 少しパンチのある味で美味しいのだ

いつものことだけど お皿に残ったソースわ パンを付けて キレイに平らげたのだ

お酒が好きな人なら カルボナーラで お酒がどんどん進んじゃうと思うのだ


その次わ <メイン料理>で 本日のメイン料理わ 鶏だったから 『ショートグレイン牛サーロイン 炭火焼ステーキ』にしたのだ


ステーキだから シンプルな味付けで たぶん塩のみ? 柔らかくて旨いのだ 赤みの部分もいいけど 脂身も良かったのだ

付け合わせの つぶしポテトのオーブン焼き添えも ホクホクで ほのかな甘みが美味しいのだ


次わ <ドルチェ>で 『ミルクのジェラート & プラムのタルト』だったのだ


溶けちゃうから 先にミルクのジェラートを食べたのだ

ミルクわ 濃いけど 後味わ さっぱりとしてジェラートなのだ

タルトわ えこうわ 酸味に敏感で ちょっと強めに感じたけど 甘酸っぱさが さっぱりしていて 両方とも美味しいし 今の時期にピッタリのドルチェだったのだ


最後の<ドリンク>で 温かいもの 冷たいもの いろいろ選べたんだけど 『エスプレッソ』をお願いしたのだ


デザートの後だったからか 前にも1度飲んだことがあるんだけど 前の時より 酸味を感じる味だったのだ

美味しい料理の余韻を感じながら 飲んでごちそうさまなのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)
     


<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>わ 料理が美味しいし 接客も良いトラットリアで すっごくオススメだけど 遅い時間にランチに行って 1度断られたことがあるので 早い時間帯に行くか 予約をした方がいいかも?なのだ

サルシッチャや ピッツァなど 食べてみたいメニューもあるし 再訪するのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『川端龍子 -超ド級の日本画- <前期>@山種美術館』なのだ

2017年07月14日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 山種美術館で 8月20日まで開催している<特別展 没後50年記念 川端龍子 -超ド級の日本画->を見たのだ



今回わ えこうに感想を任せるのだ

山種美術館 <特別展 没後50年記念 川端龍子 -超ド級の日本画-> 8月20日(日)まで

http://www.yamatane-museum.jp/exh/2017/kawabata.html

作品リスト
http://www.yamatane-museum.jp/exh/upload/list170623.pdf




展示構成

第1章 龍子誕生 ―洋画、挿絵、そして日本画ー

第2章 青龍社とともに ー「会場芸術」と大衆ー

第3章 龍子の素顔 ―もう一つの本質ー
 鯉
 身近なものへの視線
 龍子の俳句
 大観・玉堂・龍子の合作
 龍子と信仰

展示替えが少しありますが、前後期合わせて74点を展示しており、合作もありますが、すべて川端龍子の作品です。


気になった作品

7.川端龍子 女神

油彩画の作品で、海幸彦、山幸彦の神話に取材した作品のようで、描かれている女神は、豊玉姫で、空気の出る壺を掲げている。


22.川端龍子 請雨曼荼羅


「仏界の両界曼荼羅」からヒントを得たそうで、水の枯れかけた池の中央にドジョウをくわえた白鷺がおり、鯉などの水の生物は、息の絶え絶え、白鷺の餌にになる運命で弱肉強食が表されている。白鷺の上には、朱色の太陽があり、背景も金色なので、白鷺が神の使いのように思えました。

解説によると、「当初の計画では、この左右に、一方は雨を司る雨龍を、他方は龍を喰らうという金翅鳥(こんじちょう)を配し、3面合わせて、水をめぐる壮大な弱肉強食の世界を表現するつもりだったという。」


23.川端龍子 真珠 *山種美術館蔵(※この作品のみ、写真撮影がOKでした。) ※7月23日まで展示



24.川端龍子 草の実


解説には、こう書かれています。
『濃紺の絹地に焼金、青金、プラチナと複数の泥を用い、薄、女郎花などの秋草を描き出している。龍子は前年に自宅近くの雑草を描いた《草炎》(東京国立近代美術館)を発表したが、同趣向の作品を求められる声が多く、それに応え、本作品が制作された。紺紙金泥経が発想のもととなっており、神聖な主題を身近なテーマに、小さな巻物を大画面へと大胆に置き換えたところに龍子の機知に富んだ先駆性がうかがえる。』

六曲一双の屏風、この作品を見たくて、この展覧会に行きました。解説には、濃紺となっているが、漆黒に見え、金泥など絵が描かれた秋草たちが、見えない(描かれてない)月に照らされ浮かび上がったかのように思えましたし、秋草の紅葉のようにも思えた、美しい作品。

※参考として、以前、東京国立近代美術館で撮った<草炎>の写真を載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)



29.川端龍子 鶴鼎図


鼎脚のように鶴を配置した作品で、すらーっとした鶴たちが美しく、これから3羽でダンスでもするように思えた。


31.川端龍子 香炉峰


中国にわたり軍の偵察機に同乗した体験を元に描かれた作品だそうで、画面いっぱいに戦闘機が描かれ、しかも骨組み以外は、半透明で透けていて面白い作品。


32.川端龍子 五鱗 ※7月23日まで展示


二曲一双の屏風。画面下、色の違う5匹の鯉五角形のように集まり、談笑しているかのよう?屏風の地と、銀?で表された水の模様(波紋)がいい。


34.川端龍子 爆弾散華


吹き飛ばされ宙を舞う植物(野菜)と、飛ぶ土を金箔で表したダイナミックで好きな作品ですが、解説によると、「戦時中、龍子の家にも爆弾が落ちている、タイトルの散華が法会で花を散布することを指すが、戦時中には戦死を意味する語としても用いられており、戦争で散った幾多の命を象徴する意図があったかもしれない。」と書かれており、複雑な気分になりました・・・。


35.川端龍子 百子図



74.川端龍子十一面観音

墨とうっすら金で描かれた少し厳しいお顔をされた十一面観音で 川端龍子の自宅にあった十一面観音像を描いたもの。


2005年にも展覧会があったみたいですが、川端龍子の作品をまとめて見れたのは、今回が初。展覧会名の『超ド級の日本画』っていうのも、わかる作品だったと思いますし、<草の実>の所蔵先の大田区立龍子記念館に訪れてみたくなりました。

後期展示の<八ツ橋>を見たくなったので、もう1度行ければと思っています。


↓後期展示も見に行きました。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b4b66ec5d46f080cb25103205464ce43


この後わ 目黒に移動して<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『真鯛らーめん 麺魚(2回目の<濃厚真鯛らーめん>)@錦糸町(南口)』なのだ

2017年07月12日 | 美味しいもの(~2022年)

<国立西洋美術館の常設展示>を見たぼくらわ ランチをするにわ 中途半端な時間となったので 錦糸町駅に移動して 南口から徒歩5分くらいにあって ぼくらのお気に入りのラーメン屋さんの<真鯛らーめん 麺魚>で遅めのランチをしたのだ

真鯛らーめん 麺魚
https://twitter.com/1pnZ4nuD32cWMvP?lang=ja

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13208237/

ラーメンデータベースのページ
https://ramendb.supleks.jp/s/99265.html




今年の4月下旬に 旧店舗から 道路を破断で はす向かいに移転していたのだ

ちなみに 旧店舗わ スープ工場?になっているみたいなのだ



お店に着いたのわ 食事をするに中途半端な15:20くらいで 旧店舗より 座席数も2倍に増えて 16席になっていたので 待ちの列わ なかったけど ほんの数席だけ空いていて タイミングが良かったのだ

ぼくらがこちらのお店に来るのわ 6回目で<真鯛らーめん><濃厚真鯛らーめん><真鯛つけ麺><濃厚真鯛つけ麺><鯛油そば(スープ付き)>の 全部のメニューを食べていて 今回わ その中で1番好きなメニューの<特製濃厚真鯛らーめん ¥1100> + <真鯛雑炊丼(小) ¥200>をお願いしたのだ


濃厚わ 真鯛と鶏白湯を合わせたスープで 濃厚でわ あるんだけど 少し優しい味わいで 久しぶりに食べたけど やっぱりすごく旨いのだ うろ覚えで 間違っているかもだけど 普通の真鯛らーめんと 濃厚の方って 確か 真鯛のスープを取っている部位が 違っているような・・・?なのだ

麺わ 中細くらいの麺で もっちりとして スープに絡むのだ

桜のチップで スモークしたチャーシューわ 特製にしたから 結構な量があって 美味しかったし 真鯛のエキスを注入した味玉わ 黄身が柔らかすぎで 固まってなかったのわ 残念だったけど 旨かったのだ

途中で柚子を混ぜて スープをさっぱりさせて飲んだりもしたのだ

麺を全部食べた後わ 残ったスープを<真鯛雑炊丼>に投入して食べたのだ


やっぱり 麺魚わ お腹に余裕があるなら 雑炊丼わ 食べた方がいいと思うし 美味しいので オススメなのだ


らーめんのUPの写真を載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)
   


<真鯛らーめん 麺魚>わ 移転して 座席数も多くなったから 待ち時間も少なくなったと思うし 中休みもなくて 通し営業なのもポイントが高いし なにより 美味しい真鯛のらーめん & 雑炊丼を食べられるので オススメのお店なのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『国立西洋美術館の常設展』なのだ

2017年07月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<アルチンボルド展>を見たぼくらわ 国立西洋美術館の常設展示を見たのだ

国立西洋美術館のHPなのだ
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html




今わ 国立西洋美術館の作品たちが 秋田県に巡回しているから 普段見たことのない作品も見れるかなぁ~ って思ったのだ


まずわ ぼくが気になった作品なのだ

新たに新収蔵された エドガー・ドガが描いた<舞台袖の3人の踊り子>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



この作品わ 2016年度に購入されたものなのだ 3人の踊り子の間にパトロン?も描かれていて 当時の踊り子の状況が分かるのだ


ジャン=フランソワ・ミレーが描いた<春(ダフニスとクロエ)>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


この作品わ パリに新築する銀行家のトマ邸の食堂装飾のため制作したもので 2番目の連作だそうなのだ

<夏(豊穣の女神ケレス)>わ ボルドー美術館にあって <秋>わ 天井画だったそうだけど 火災で焼失して お写真が残るのみだそうで <冬(凍えるキューピッド)>わ 山梨県立美術館にあるのだ

ぼくらわ 春と冬を見たことがあるので いつか<夏>も見たし 写真でもいいから<秋>も見たいのだ


ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた<帽子の女>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


西洋美術館にわ 10点くらいのルノワールの作品を所蔵しているけど この作品が1番いいのだ



えこうが撮った作品で 普段見ないものや 1度も写真に収めたことのないものを撮ったのだ

ヤン・スーテンが描いた<村の結婚>なのだ



ジョシュア・レノルズが描いた<第四代ホルダネス伯爵ロバート・ダーシーの肖像>なのだ



ヨハン・ハインリヒ・フュースリが描いた<グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ>なのだ


たぶん 展示している作品の中で1番大きい作品だと思うのだ


アン・シェフェールが描いた<戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち>なのだ



ギュスターヴ・ドレが描いた<ラ・シエスタ、スペインの思い出>なのだ


ぼくらわ 右下にいる女の子に すごい惹かれるのだ



エドゥアール・マネが描いた<ブラン氏の肖像>なのだ



ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた<アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)>なのだ


ドラクロアの<アルジェの女たち>などを下敷きに描かれた作品だそうで 松方コレクションがフランスから返還される際に フランス政府わ この作品を返したくなかったそうなのだ

あと 豆知識で言うと オルセーにある ゴッホの<アルルの寝室>わ 旧松方コレクションで返還されなかった作品なのだ もし 返還されていたら 西洋美術館の看板作品になっていたかも?って思うのだ


ギュスターヴ・クールベが描いた<雪景色>なのだ



クロード・モネが描いた<睡蓮>なのだ


確か この作品わ 松方幸次郎が 直接 モネを訪ねて 購入した作品なのだ


クロード・モネが描いた<しゃくやくの花園>なのだ



モーリス・ドニが描いた<字を書く少年>なのだ



モーリス・ドニが描いた<若い母>なのだ



あと お写真わ 撮ったんだけど 著作権の問題で載せないけど 藤田嗣治(レオナール・フジタ)の<坐る女>わ 日本画のように金箔の地の上に描かれた作品で 惹かれるのだ


多くわ なかったけど 普段見ない作品も展示していて ちょっと新鮮に感じたのだ

国立西洋美術館の常設展示わ 素晴らし作品を展示しているし 企画展のチケットでも ご覧になれるので 企画展を見た後で お時間があれば ぜひ ご覧になってほしいのだ

毎月の第2・4土曜日と 文化の日 あと 2017年6月9日以降の金曜日と土曜日の夜間開催時わ 17:00以降の常設展示わ 無料で見れるそうなので これを機会に 美術館に行ったことない人も ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ


この後わ 錦糸町駅に移動して<真鯛らーめん 麺魚>で遅めのランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『アルチンボルド展@国立西洋美術館』なのだ

2017年07月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 国立西洋美術館で 9月24日まで開催中<アルチンボルド展>を見たのだ



チケットをもぎって 階段を降りると アルチンボルドメーカーというのがあって カメラの前に立つと 自身の顔が アルチンボルドの作品のように お野菜などで 構成されて面白いのだ



もちろん えこうわ やってみたのだ




ちょっと並んでいたけど 面白いので やってみてわ いかがでしょうか?なのだ


ぼくが気になった作品なのだ

アルチンボルド<四季><四大元素>の関連する作品同士が おのおの向かい合って展示されていたのだ(※<大気>・<火>は、作者名が『アルチンボルド?』となっていたのだ)

作品パネルにわ 『《大気》は暖かい風によって《春》と、《火》は暑く乾燥した《夏》と、《大地》はからりとした《秋》と、《水》は冷たく湿っぽい《冬》と』書かれていたのだ


<大気><春>なのだ
 

<大気>の頭の部分 鳥がみちみち 密集していて インパクトがあるのだ

<春>わ かすかに笑みを浮かべている女性の横顔だそうで チークや唇わ 赤系の花で シャクヤクの耳の下にわ 灰色のピアスを付けているのだ

あと ぼくらわ 花のこと あんまり詳しくないんだけど この作品わ 春に咲く花で構成されているのか 気になるのだ


<夏><火>なのだ
 

<夏>わ 服の藁の部分の襟にわ 『GIUSEPPE ARCIMBOLDO』と模様が描かれていたし そでの根元にわ 1572と制作年もあったのだ でも Uの文字わ ぼくらにわ Vの文字のように見えたのだ


<大地><秋なのだ
 

<秋>わ 遊び心なのか カボチャの上に カタツムリが乗っていたのだ 他の作品とかも 見てみたけど たぶん この作品だけだったと思うのだ


<冬><水>なのだ
 

近くで見ると 描かれた1つ1つのパーツが精密に描かれているのも分かるし 遠目から見ると 人の顔だと認識できるし 見ていて面白い作品なのだ


アルチンボルドの作品わ 見ていて 単純に面白いから お子様でも楽しめる展覧会だと思ったし 夏休みに 親子で一緒に見に行くのに いいと思ったのだ

あと なにげに レオナルド・ダ・ヴィンチの素描も展示しているし オススメの展覧会なのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

国立西洋美術館 <アルチンボルド展> 9月24日(日)まで

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2017arcimboldo.html

公式サイト
http://arcimboldo2017.jp/

作品リスト
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/pdf/arcimboldo_list.pdf




展示構成

Ⅰ.アルチンボルドとミラノ

Ⅱ.ハプスブルクと宮廷

Ⅲ.自然描写

Ⅳ.自然の軌跡

Ⅴ.寄せ絵

Ⅵ.職業絵とカリカチュアの誕生

Ⅶ.上下絵から静物画へ

私は2007年から美術館巡りをしていますが、アルチンボルドの作品を見たのは、2回で合計3点で、<奇想の王国 だまし絵><だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵>で見たのみで、彼の作品は見る機会はありませんでした。

今回のアルチンボルトの展覧会は、日本初だそうで、アルチンボルトの油彩、素描など帰属作品なども含むと約30点を中心に、油彩、素描、工芸品など、およそ100点を展示。


気になった作品

Ⅰ-02.ジュゼッペ・アルチンボルド 紙の自画像(紙の男)


巻いた紙が組み合わさったかのように、構成されている面白い自画像。1587年、61歳の時に描かれたもので、襟の下の部分には、1587と、眉毛の上(眉間)には、しわのように6と1の数字が描かれていている。


Ⅰ-12.ジュゼッペ・アルチンボルド 四季


1番最初に展示していた作品。

木で構成されている老人の男性のような顔に、指し色になっている花が映える。見ていると、木の精霊のような感じがしてきた。


Ⅱ-12.水晶製の平皿

水晶と鍍金された銅で出来た皿で水晶のカットされた模様が美しいし、照明に照らされて展示台に浮かび上がった影もキレイでした。


Ⅱ-13.ジュゼッペ・アルチンボルド 春


解説には、こう書かれています。
『帽子の羽根として描かれているのは、白ユリ、胴元のアイリス、耳を形作るシャクヤクなど、精妙に描かれた80種以上の花々で女性の横顔が構成されています。その中には、アジア、アフリカ、アメリカなど遠く離れた地域の花も含まれます。』

制作年を見ると、1563年となっていて、<冬>と同じなので、きっとこの2つは、対になるんだろうと思います。


Ⅱ-14.ジュゼッペ・アルチンボルド 夏


解説には、こう書かれています。
『トウモロコシやナスなど、大航海時代を経てアメリカやアジア、アフリカからヨーロッパにもたらされたばかりの野菜や果物も含まれています。』

こちらの制作年は、1572年で<秋>と同じ。


Ⅱ-15.ジュゼッペ・アルチンボルド 秋


解説には、こう書かれています。
『ブドウ、栗、梨、きのこ、じゃがいもなどから成る頭部、ワイン樽を連想される胴体と、季節の産物で彩られています。』


Ⅱ-16.ジュゼッペ・アルチンボルド 冬


解説には、こう書かれています。
『背中に部分的に見える「M」は、翌年皇帝となるマクシミリアンの頭文字です。ほかにも皇帝の象徴がいくつも隠されています。古代ローマにおいて冬は年の始まりとされることもありました。《冬》にマクシミリアンを重ね、他の季節を伴わせることで、ハプスブルク家の永遠の統治を象徴しているのです。』

図録に書いてあったのですが、頭上の放射状に組まれた枝は王冠を暗示し、藁の部分には、金羊毛騎士団の象徴である火打ち金
が浮かび上がっているそうで、以下のことからマクシミリアンの肖像と解釈されるそうです。


Ⅱ-17.ジュゼッペ・アルチンボルド? 大気


解説には、こう書かれています。
『多数の鳥の中には、皇帝を象徴する鷲や、ハプスブルク家の紋章に登場するクジャクが描かれています。』


Ⅱ-18.ジュゼッペ・アルチンボルド? 火


解説には、こう書かれています。
『炎や蝋燭、オイルランプ、大砲など、火にまつわる品々で構成されています。首に掛けられている金羊毛騎士団の勲章で、パプスブルク家を象徴しています。』


Ⅱ-19.ジュゼッペ・アルチンボルド 大地


解説には、こう書かれています。
『ギリシャ神話の英雄のヘラクレスがまとっていた毛皮を表すライオン、パプスブルク家が属した金羊毛騎士団と関連する羊などが描かれ、皇帝を象徴しています。』


Ⅱ-20.ジュゼッペ・アルチンボルド 水


解説には、こう書かれています。
『60種以上もの水に関連する生き物が、縮尺を無視して描き込まれ、不気味な横顔を作り出しています。ウニのように生物ののとげによって王冠が表されており、皇帝の姿が重ねられています。』


Ⅴ-04.ヴァンセスラウス・ホラー(マテウス・メリアン(父)にもとづく) 擬人化された風景

風景として描かれていますが、横顔との見て取れる、ダブルイメージの作品。


Ⅴ-07.a.バルトロメオ(バルトロ)・ボッシ 女性の頭部

Ⅴ-07.b.バルトロメオ(バルトロ)・ボッシ 男性の頭部

きっと、こちらの作品の方が先に描かれていたんでしょうけど、2点とも、肌の部分が人が組み合わさって構成されていて、歌川国芳みたいって思いました・・・。


Ⅵ-08.ジュゼッペ・アルチンボルド ソムリエ(ウェーター)


2014年に見た作品で、解説の一部には、『画面左端の盆の裏側には、スペイン王フェリペ2世の紋章が刻まれていることから、本作品は、マクシミリアン2世の従兄のフェリペ2世に送ったものだと考えられています。』と書かれています。

この作品は、大阪新美術館建設準備室所蔵なので、見る機会はありそう。


Ⅵ-9.ジュゼッペ・アルチンボルド 司書


こちらも、2014年に見た作品。


Ⅵ-10.ジュゼッペ・アルチンボルド 法律家


解説には、こう書かれています。
『ウィーン宮廷の財政を取り仕切った法学者の行政官、ヨハン・ウルリヒ・ツァジウスの肖像だったと言われています。鼻は鳥、あごはマスから成っており、あからさまに彼を馬鹿にしていることが分かります。本人の特徴をよくとらえ、離れて見ると驚くほど似ているため、皇帝をはじめ宮廷の人々に気に入られたという証言も残っています。』

Ⅵ章の同じようなアルチンボルドの作品3点見たが、1番人間らしいこの作品が1番良かった。


Ⅶ-03.ジュゼッペ・アルチンボルド 庭師/野菜


上下絵で、逆さまにしても作品として成立する。となりには、逆さにした<野菜>のパネルもありました。

※逆さの<野菜>バージョンも載せます。



Ⅶ-07.ジュゼッペ・アルチンボルド コック/肉


こちらも同じ上下絵で、こちらは<肉>で展示。HPとかで情報を知ってしまったので、この状態で見ても、人の顔と認識してしまう・・・。

※逆さの<コック>バージョンも載せます



アルチンボルトの作品自体、見る機会がほとんどないし、しかも連作の<四季>・<四大元素>をまとめて見れるなんて、もうきっとないと思うので 少しでも気になっている方は、混雑する前にご覧になった方がいいと思いますよ。

見ていて、楽しかったですし、年間ベスト10の候補の展覧会だったと思います!!


この後わ 国立西洋美術館の常設展示を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(常設展示)<アジアギャラリー>』なのだ

2017年07月05日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<トーハクの本館 & 法隆寺宝物館>を見たぼくらわ アジアギャラリー(東洋館)を見たのだ

東京国立博物館のアジアギャラリーのページなのだ
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=13


まずわ ぼくが気になった作品なのだ

<菩薩交脚像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



<如来立像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



<如来坐像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



<如来坐像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


4点わ ガンダーラの石仏で ギリシャ彫刻の影響を受けているので お顔の彫りが深くて カッコいいのだ


<ガネーシャ座像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


解説にも書いてあるけど ガネーシャわ ヒンドゥー教のシヴァ神の子なのだ 見ていると ちょっと可愛くて ほっこりするのだ



あとわ えこうが撮った作品なのだ

<ラスター彩鉢>なのだ


えこうわ マンガのギャラリーフェイクで 『ラスター彩』のことを知ってから 大好きになったって 言っていたのだ

たしか イスラーム時代のラスター彩わ あんまり見る機会って ないと思うのだ


<橙色土器 山羊頭形リュトン>なのだ



<セクメト女神像>なのだ



<瑪瑙石榴>なのだ



<白玉水禽形合子>なのだ



<宝冠如来頭部>なのだ



<如来頭部>なのだ


この作品と 上のわ タイのもので 微笑んでいるお釈迦様で なんか好きなのだ


<上衣 赤地唐草文様金更紗>なのだ



<古渡更紗裂 彦根更紗>なのだ





<クリシュナとラーダ>なのだ



実わ アジアギャラリーがリニューアルされてから 初めて来たのだ・・・やっぱり ギリシャ彫刻の影響のあるガンダーラ仏わ カッコいいし ぼくらわ ラスター彩や タイや インドなどの作品に惹かれたのだ

今わ 特別展で タイの展覧会が開催中だし 見終わった後に アジアギャラリーもご覧になって見てわ いかがでしょうか?なのだ

前回の<本館 & 法隆寺宝物館>と 今回の<アジアギャラリー(東洋館)>を駆け足で見たけど 1時間半以上かかったから じっくり見たら 2~3時間くらいかかるかも?なのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(常設展示)<本館 & 法隆寺宝物館>』なのだ

2017年07月03日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ホテルオークラ ガーデンテラス>でフレンチトーストを食べたぼくらわ トーハク(東京国立博物館)にいるし 総合文化展(常設展示)を見たのだ

東京国立博物館のHPなのだ
http://www.tnm.jp/




今回わ たくさんお写真を撮ったので 本館 & 法隆寺宝物館の作品をご紹介するのだ(※後日 アジアギャラリー(東洋館)を載せるのだ)

まずわ ぼくと一緒に撮った作品から ご紹介なのだ

もう展示が終わってしまったけど 重要文化財で 尾形光琳<風神雷神図屏風>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
  

2014年に見て以来 3年振りの再会なのだ

光琳の風神雷神図屏風わ やっぱりカッコいいのだ ぼくらわ 前々から言っているけど 1度でいいから この作品の裏に描いてあった 酒井抱一の<夏秋草図屏風>も一緒に展示して欲しいと思っているのだ


川瀬巴水<東京十二題 春の愛宕山>なのだ(※7月9日までなのだ)



<東京十二題 駒形河岸>なのだ(※7月9日までなのだ)



<東京十二題 深川上の橋>なのだ(※7月9日までなのだ)


今回 トーハクに行ったのわ 風神雷神屏風と 川瀬巴水がお目当てで見に行ったのだ


あとわ えこうが撮ったものを載せるのだ

法隆寺宝物館で展示していた作品なのだ

重要文化財<摩耶夫人および天人像>なのだ


ちょっと暗くて わかりづらいんだけど 摩耶夫人の脇から お釈迦様が出てきているのだ


重要文化財<如来坐像>なのだ


衣文の美しい 鋳造のお釈迦様で 飛鳥時代のお顔わ ぼくらが見慣れている仏像よりも お顔が長い感じがしたのだ

あと お写真を撮るのを忘れたんだけど 法隆寺宝物館の2階の 元資料室?だった場所にわ 机とかもあって 勉強するのとかに いいかも?って 思ったのだ・・・


それから 本館の展示のご紹介なのだ

<金銅輪宝>なのだ



<十二天像 閻魔天・地天>なのだ(※7月9日までなのだ)



石井善之助<紫糸逆沢瀉威鎧>なのだ


銅の部分の唐獅子が可愛いのだ



<獅子文象嵌鐙>なのだ


ちょっと見えてるけど 裏側がキラキラしてキレイなのだ



<染付洗象図大皿>なのだ



呉春<戴勝勧耕図>なのだ



<単衣 紫絽地流水秋草鈴虫模様>なのだ


普段から あんまり着物などって 惹かれないんだけど この単衣わ 美しくて すっごく惹かれたのだ

実際に 女性が纏った姿を見てみたいと思ったのだ


鈴木晴信<七夕の短冊を書く美人>なのだ(※7月9日までなのだ)



鈴木晴信<窓辺に立つ美人>なのだ(※7月9日までなのだ)



鈴木晴信<風流うたひ見立・景清>なのだ(※7月9日までなのだ)



歌川豊国<豊廣豊國両画十二候・五月>なのだ(※7月9日までなのだ)



<地蔵菩薩坐像>なのだ



川瀬巴水<東京十二題 春の愛宕山>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 駒形河岸>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 五月雨ふる山王>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 大根河岸>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 夜の新川>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 品川沖>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 深川上の橋>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 戸山の原>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 木場の夕暮>なのだ(※7月9日までなのだ)



川瀬巴水<東京十二題 雪の暮れる寺嶋村>なのだ(※7月9日までなのだ)



久米桂一郎<裸婦>なのだ(※7月9日までなのだ)



和田栄作<H夫人肖像>なのだ(※7月9日までなのだ)



この後わ 同じトーハク(東京国立博物館)のアジアギャラリー(東洋館)を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『ホテルオークラ ガーデンテラス(2回目の<ホテルオークラ自慢のフレンチトースト>)@上野(トーハク 法隆寺宝物館1階)』なのだ

2017年07月02日 | 美味しいもの(~2022年)

<レオナルド×ミケランジェロ展>を見たぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して 法隆寺宝物館1階に入っている<ホテルオークラ ガーデンテラス>でランチをしたのだ

ホテルオークラ ガーデンテラス
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=124#Garden_Terrace




お店に着いたのわ 13:45くらいで 今わ 特別展もやってないし ランチにわ ちょっと遅い時間帯だったから 空いていたのだ

ぼくらわ 去年も食べたんだけど<ホテルオークラ自慢のフレンチトースト(単品) ¥1058をお願いしたのだ



まずわ 何もつけずに そのまま食べたんだけど フレンチトーストわ ふわふわで柔らかくて ほんのりと甘いのだ

そして メープルシロップをかけて食べたんだけど 優しい甘さがプラスされて 美味しかったのだ



次わ バニラアイスを乗っけて食べると 冷たさと 濃厚なバニラに甘みがプラスされて こっちも美味しいのだ 



その次わ ベリーソースを付けて食べると ほのかな酸味がプラスされて 美味しいのだ


その後わ アイスとベリーソースを一緒に付けて食べたり いろいろな食べた方をして 美味しくいただいたのだ

前に食べた時も思ったけど お皿に メープルシロップが結構残ったから パンを別途頼んでも良かったかも? って思ったし 美味しいから もう1つフレンチトーストを食べたかったのだ・・・

フレンチトーストのお写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
 


フレンチトーストわ 美味しいし <ホテルオークラ ガーデンテラス>わ ゆったりとした空間で 落ち着いて お茶や 食事が出来るのだ

ホテルより お安くフレンチトーストが食べられるし オススメなのだ

店員さんに聞いたんだけど 特別展が開催している時わ フレンチトーストが売り切れる時もあるみたいなので お早めに行った方がいいかも?なのだ


この後わ トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(常設展)を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『レオナルド×ミケランジェロ展@三菱一号館美術館』なのだ

2017年07月01日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 三菱一号館美術館で 9月24日まで開催している<レオナルド×ミケランジェロ展>を見に行ったのだ



ぼくが気になった作品なのだ

レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく作品<レダと白鳥>なのだ


ぼくらが もっとも見たかった作品で 1番で 白鳥となっているけど 色からして ちょっと黒いし黒鳥って思わせる色をしているのだ

白鳥の目や レダの腰に手(羽)をまわす仕草が かなりエロいのだ


レオナルド・ダ・ヴィンチ<少女の頭部/《岩窟の聖母》の天使のための習作>なのだ


『この世で一番美しいと素描と評される』そうなのだ

岩窟の聖母の右側の天使の素描なんだけど なんとなく 見る人の心情によって 天使の表情が異なったように見えると思ったのだ


レオナルドや ミケランジェロの作品って 日本にいると 見る機会って 滅多にないことだし 7月11日からわ ミケランジェロの彫刻の<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>も展示するので ご覧にになってみてわ いかがでしょうか?なのだ

出口で 『彫刻鑑賞券』をもらったし ミケランジェロの彫刻の<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>を見るために もう1度行くのだ

※7月11日から展示する ミケランジェロの彫刻の<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>の画像を載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


↓後日<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>を見に行ったのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/bd5f8d6f7074ca215b8556a33dbff7ed


ここから先わ えこうの感想を載せるのだ

三菱一号館美術館 <レオナルド×ミケランジェロ展> 9月24日(日)まで

http://mimt.jp/lemi/

作品リスト
http://mimt.jp/lemi/list.pdf




展示構成

序章:レオナルドとミケランジェロ-そして素描の力

Ⅰ.顔貌表現

Ⅱ.絵画と彫刻:パラゴーネ

Ⅲ.人体表現

Ⅳ.馬と建築

Ⅴ.レダと白鳥

Ⅵ.手稿と手紙

終章:肖像画

『美術家の力量を示すうえで、最も重要とされ、すべての創造の源である素描(ディゼーニョ)に秀でた二人を対比する日本初の展覧会となるうえ、素描の他にも、油彩画、手稿、書簡などおよそ70点を展示』と解説に書いてありました。


気になった作品

1.レオナルド・ダ・ヴィンチ 自画像(ファクシミリ版)


※ファクシミリ版とは、オリジナル作品の保護または研究を目的として、高精細の写真をプリントするなどをして、オリジナルに忠実に作られた複製版のことを指す。


2.マルチェッロ・ヴェヌスティ(帰属) ミケランジェロの肖像



4.ミケランジェロ・ブオナローティ 《レダと白鳥》の頭部のための習作


解説には、こう書かれています。
『ミケランジェロの《レダと白鳥》は、注文主のフェッラーラ公のアルフォンソ・デステに渡ることなく後年に失われてしまったため、その習作である本素描はミケランジェロ自身の描写をうかがい知ることができる貴重な作例。』

たぶん、前に見たことがあるような・・・?


5.アンドレア・デル・ヴェロッキオ工房(レオナルド・ダ・ヴィンチ?)ヴェロッキオ作 《キリストの洗礼》の天使のための習作

陰影の強弱が強いからか、3Dのように浮き上がって見える。


16.レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく 聖アンナと聖母子


たぶん、2015年にも見たような・・・?

1501年にフィレンツェのレオナルドの工房で目にされたという失われたカルトン(原寸大下絵)に基づくと考えられているそうで、ルーヴル美術館のとほとんど同じ構図だそうです。

風景が奥行きがなく平面的な感じで、なんとなく、まとまってないような違和感がある・・・?


17.レオナルド・ダ・ヴィンチと弟子(チェーザレ・ダ・セスト?) 少女の頭部/《糸巻きの聖母》の主題の翻案



22.ミケランジェロ・ブオナローティ(帰属)男性のトルソ

テラコッタで出来たもので、筋骨隆々で金剛力士のように思えました。


46.レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく レダと白鳥


解説には、こう書かれています。
『レオナルドは、「レダと白鳥」を題材とした多数の素描および絵画を制作した。本作に見られるような「立ち姿のレダ」は、16世紀初めに構想され、油彩画はおそらく1508-1515年頃に完成されたと考えられる。だが、オリジナルの作品がレオナルド自身の手によるものだったのか、それとも弟子によって完成させたものだったかのかには、議論がある。このオリジナルの油彩画は、画家の没後フランソワ1世のコレクションに渡り、現在は失われてしまった。本作は失われた作品からの模写であり、詳細な植物描写や陰影表現、遠近法に対する理解が見て取れることから、レオナルドの構想を理解した画家によるきわめて質の高いヴァリアントのひとつとされる。作者としては、ロンバルディア地方のレオナルド派の画家や、フィレンツェの画家ロレンツォ・デ・クレディの可能性が提示されている。』

2012年に、この作品と同じような構図で、子どもが2人のバージョンを見たことがある。

※参考として、以前見た別バージョンの画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)



47.フランチェスコ・ブリーナ(帰属)  レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)



70.ロンバルディア地方のレオナルド派の画家(ジョヴァンニ・アンブロージョ・デ・プレディス?) 貴婦人の肖像



素描って、あんまり好きではないのですが、どるちの方に載せた、レオナルド・ダ・ヴィンチの<少女の頭部/《岩窟の聖母》の天使のための習作>は素晴らしく、ずっと見ていたいと思いましたし、感想には載せてないですが、他にも見応えのある素描がありました。

会期は長いのですが、素描が多いので、お早めに見に行くことをオススメします。

しいて言えば、展示が中止になった作品の<美しき姫君>も見たかった・・・。

※参考として<美しき姫君>の画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)



この後わ トーハク(東京国立博物館)に移動して 法隆寺宝物館1階に入っている<ホテルオークラ ガーデンテラス>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ