※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
ぼくらわ 国立西洋美術館で 1月29日まで開催していた<プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影>を見に行ったのだ
版画や素描などが多めに展示していたけど 123点もの作品が展示されていたのだ
その中でも ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ
やっぱり 1番気になった作品わ<着衣のマハ>なのだ
素晴らしい作品だし すごいと思うけど 当初『ヴィーナスと見られていた』っていうのわ 違和感を感じたのだ なんか神聖なとか 神秘性がないと思うからなのだ
でも どの場所から見ても こっちを見ているような視線が 何とも言えない魅力を感じるのだ
※今回わ 展示してなかったけど 参考として『裸のマハ』の画像も載せるのだ
版画の<「ロス・カプリーチョス」40番 何の病気で死ぬのだろうか>もに気になったのだ
人をロバに見立てているので 面白いのだ ロバに扮するお医者様が 人間で病人の脈を図っているのだ
宗教画の<無原罪のお宿り>も良かったのだ
ぼくの中で ゴヤって宗教画のイメージって そんなにないんだけど 生涯を通じて取り組んでいたそうなのだ
この作品わ マリア様の表情が好きで ずっと眺めていたのだ
今回 ゴヤの作品をまとめて見れたのわ 嬉しかったし <ロス・カプリーチョス>のロバのシリーズわ すごく面白かったのだ しいて言えば <裸のマハ>や 黒い絵のシリーズも見たかったのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
国立西洋美術館 <プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影> 1月29日(日)まで
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2011_229.html
展示構成
1.かくある私―ゴヤの自画像
2.創意と実践―タピスリー用原画における社会批判
3.嘘と無節操―女性のイメージ:<サンルーカル素描帖>から私室の絵画へ
4.戯画、夢、気まぐれ―<ロス・カプリーチョス>の構想段階における自由と自己検閲
5.ロバの衆:愚鈍な者たち―<ロス・カプリーチョス>における人間の愚行と諷刺
6.魔女の群れ―<ロス・カプリーチョス>における魔術と非合理
7.「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」―心理研究としての肖像画
8.悲惨な成り行き―悲劇の眼差し
9.不運なる祭典―<闘牛技>の批判的ヴィジョン
10.悪夢―<素描帖C>における狂気と無分別
11.信心と謝罪―宗教画と教会批判
12.闇の中の狂気―ナンセンスな世界の幻影
13.奇怪な寓話―<ボルドー素描帖G>における人間の迷妄と動物の夢
14.逸楽と暴力―<ボルドー素描帖H>における人間たるものの諸相
素描や版画が多めですが、123点を展示していました。
気になった作品
5.自画像
6.日傘
明るく、きれいな色彩。華やかな服を着た貴族?の女性と、召使いらしき男性が日傘を持っている。現代風に見ると、デート?とも思える感じだか、男性の視線はなんだかやらされてる感が出ていた。
12.猫の喧嘩
注文の品なんでしょうけど、なんでこんな題材?って思いました。喧嘩をしているのですが、猫の表情がちょっと愛らしかったです。
29.着衣のマハ
マハとは、18世紀から19世紀初めにかけてマドリードの下町に見られた、しゃれた衣装で着飾った粋な女性たちのこと。
この作品は、『裸のマハ』の後に描かれたもの。当初は、「ヴィーナス」と見られていたようですが、『着衣のマハ』だけを見ると?って思ってしまう。出来ることなら、2点同時に鑑賞したかった。
※参考として、『裸のマハ』の画像を載せます。
38.祖父の代までも〔<ロス・カプリーチョス>39番のための準備素描〕
39.<ロス・カプリーチョス>39番 祖父の代までも
NO.38とNO.39の見比べが面白かった。ロス・カプリーチョスは、気まぐれという意味だそうです。
40.<ロス・カプリーチョス>40番 何の病気で死ぬのだろうか
ロバが医者で、病人は人間のまま。ロバが病人の手を取り、脈をとっている姿は滑稽で面白い。
50.スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像
描きかけで、上半身のみがきちんと描かれ、腰から下はオレンジ色の地塗りのまま。6歳の時の肖像画で可愛らしい感じもあるが、聡明な印象を受ける。描きかけだからかもしれないが、印象派のよう。
54.レオカディア・ソリーリャ(?)
この女性レオカディア・ソリーリャは、ゴヤの内縁の妻で、ゴヤの最後を看取った人だそうです。戦争のときカンヴァスの入手が困難だったので、再利用して描かれたものだそうです。女性の左腕の青色の部分が、その時の名残り。
92.無原罪のお宿り
私の中でゴヤって、宗教画のイメージがないのですが、生涯を通じて取り組んだジャンルだそうです。マリアの穏やかな表情がいい。ずっと見ていたかった作品。
会期末に見に行った割には、結構見やすくて良かった。遠目からですが<着衣のマハ>もじっくり見れましたし、ゴヤの宗教画なども見ることが出来ました。
今回いろんな作品を見て、<裸のマハ>や、黒い絵のシリーズなども見たいと思いました。
ゴヤの作品を まだ見たかったんだけど お腹が空いたので 1度美術館から出て ランチを食べに行ったのだ 14:30過ぎだったし あんまり歩きたくなかったので ぼくらのお気に入りのお店の<土古里 バンブーガーデン店>で食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ