どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影@国立西洋美術館』なのだ

2012年01月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 国立西洋美術館で 1月29日まで開催していた<プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影>を見に行ったのだ



版画や素描などが多めに展示していたけど 123点もの作品が展示されていたのだ

その中でも ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

やっぱり 1番気になった作品わ<着衣のマハ>なのだ


素晴らしい作品だし すごいと思うけど 当初『ヴィーナスと見られていた』っていうのわ 違和感を感じたのだ なんか神聖なとか 神秘性がないと思うからなのだ

でも どの場所から見ても こっちを見ているような視線が 何とも言えない魅力を感じるのだ

※今回わ 展示してなかったけど 参考として『裸のマハ』の画像も載せるのだ



版画の<「ロス・カプリーチョス」40番 何の病気で死ぬのだろうか>もに気になったのだ


人をロバに見立てているので 面白いのだ ロバに扮するお医者様が 人間で病人の脈を図っているのだ


宗教画の<無原罪のお宿り>も良かったのだ


ぼくの中で ゴヤって宗教画のイメージって そんなにないんだけど 生涯を通じて取り組んでいたそうなのだ

この作品わ マリア様の表情が好きで ずっと眺めていたのだ


今回 ゴヤの作品をまとめて見れたのわ 嬉しかったし <ロス・カプリーチョス>のロバのシリーズわ すごく面白かったのだ  しいて言えば <裸のマハ>や 黒い絵のシリーズも見たかったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立西洋美術館 <プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影> 1月29日(日)まで

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2011_229.html




展示構成

1.かくある私―ゴヤの自画像

2.創意と実践―タピスリー用原画における社会批判

3.嘘と無節操―女性のイメージ:<サンルーカル素描帖>から私室の絵画へ

4.戯画、夢、気まぐれ―<ロス・カプリーチョス>の構想段階における自由と自己検閲

5.ロバの衆:愚鈍な者たち―<ロス・カプリーチョス>における人間の愚行と諷刺

6.魔女の群れ―<ロス・カプリーチョス>における魔術と非合理

7.「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」―心理研究としての肖像画

8.悲惨な成り行き―悲劇の眼差し

9.不運なる祭典―<闘牛技>の批判的ヴィジョン

10.悪夢―<素描帖C>における狂気と無分別

11.信心と謝罪―宗教画と教会批判

12.闇の中の狂気―ナンセンスな世界の幻影

13.奇怪な寓話―<ボルドー素描帖G>における人間の迷妄と動物の夢

14.逸楽と暴力―<ボルドー素描帖H>における人間たるものの諸相

素描や版画が多めですが、123点を展示していました。



気になった作品

5.自画像



6.日傘


明るく、きれいな色彩。華やかな服を着た貴族?の女性と、召使いらしき男性が日傘を持っている。現代風に見ると、デート?とも思える感じだか、男性の視線はなんだかやらされてる感が出ていた。


12.猫の喧嘩


注文の品なんでしょうけど、なんでこんな題材?って思いました。喧嘩をしているのですが、猫の表情がちょっと愛らしかったです。


29.着衣のマハ


マハとは、18世紀から19世紀初めにかけてマドリードの下町に見られた、しゃれた衣装で着飾った粋な女性たちのこと。

この作品は、『裸のマハ』の後に描かれたもの。当初は、「ヴィーナス」と見られていたようですが、『着衣のマハ』だけを見ると?って思ってしまう。出来ることなら、2点同時に鑑賞したかった。

※参考として、『裸のマハ』の画像を載せます。



38.祖父の代までも〔<ロス・カプリーチョス>39番のための準備素描〕



39.<ロス・カプリーチョス>39番 祖父の代までも


NO.38とNO.39の見比べが面白かった。ロス・カプリーチョスは、気まぐれという意味だそうです。


40.<ロス・カプリーチョス>40番 何の病気で死ぬのだろうか


ロバが医者で、病人は人間のまま。ロバが病人の手を取り、脈をとっている姿は滑稽で面白い。


50.スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像


描きかけで、上半身のみがきちんと描かれ、腰から下はオレンジ色の地塗りのまま。6歳の時の肖像画で可愛らしい感じもあるが、聡明な印象を受ける。描きかけだからかもしれないが、印象派のよう。


54.レオカディア・ソリーリャ(?)


この女性レオカディア・ソリーリャは、ゴヤの内縁の妻で、ゴヤの最後を看取った人だそうです。戦争のときカンヴァスの入手が困難だったので、再利用して描かれたものだそうです。女性の左腕の青色の部分が、その時の名残り。


92.無原罪のお宿り


私の中でゴヤって、宗教画のイメージがないのですが、生涯を通じて取り組んだジャンルだそうです。マリアの穏やかな表情がいい。ずっと見ていたかった作品。


会期末に見に行った割には、結構見やすくて良かった。遠目からですが<着衣のマハ>もじっくり見れましたし、ゴヤの宗教画なども見ることが出来ました。

今回いろんな作品を見て、<裸のマハ>や、黒い絵のシリーズなども見たいと思いました。


ゴヤの作品を まだ見たかったんだけど お腹が空いたので 1度美術館から出て ランチを食べに行ったのだ 14:30過ぎだったし あんまり歩きたくなかったので ぼくらのお気に入りのお店の<土古里 バンブーガーデン店>で食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ

 



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