どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『清川あさみ 美女採集@表参道ヒルズ スペース オー』なのだ

2012年04月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ボストン美術館 日本美術の至宝>を見た後わ 表参道に移動して 表参道ヒルズ スペースオーで 5月6日まで開催していた<清川あさみ 美女採集>をちょっと見たのだ



ハーゲンダッツとのコラボで 展示会場の前にある階段にわ 柴咲コウの美女採集があったのだ



小さい作品だったけど これが 柴咲コウの美女採集なのだ


ちょっと見えづらいんだけど ストーンがキラキラしていてキレイだったのだ


作品が小さいので 大きなパネルと 衣装を立体作品にしたのも 展示してあったのだ





ぼくの入っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  

それから 展示会場に入って サクッと見たのだ

100点以上の<美女採集>と 造花を刺繍している<Dream Time > 水戸でも展示した<4つの場所>と 初の男性シリーズ<男糸>などが展示していたのだ

<美女採集>わ 水戸でも展示していなかった作品が数点あったし 男性の<男糸>シリーズわ 白黒写真を刺繍していたから カッコ良かったし 裏まで見れるように展示していたのだ

もちろん 妖精のように見えた<4つの場所>わ キレイで 3か月ぶりの再会わ 嬉しかったのだ


今回無料で見れたのわ 嬉しかったし もっと清川さんの作品が好きになったのだ

この日わ 時間がなくて もう1度じっくり見たかったので 後日にまた見に行ったんだけど その感想わ また今度にするのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


表参道ヒルズ スペース オー <清川あさみ 美女採集> 終了しました

http://www.omotesandohills.com/pdf-up/pdf/1333604778.pdf




展示構成

PART1 AKB×美女採集
「美女採集」のAKB48バージョン

PART2 美女採集
女優や、タレントの写真に刺繍などを施した動植物に変身させたシリーズ

PART3 Dream Time
造花に刺繍を施し、新しい命を吹き込んだ作品

PART4 4つの場所
絶滅危惧種に見立てた4人の美女をモデルにしたシリーズ

PART5 男糸
「男の人生」を表現する、初の男性をモデルにしたシリーズ

100点以上を展示していました。


20時を過ぎていたので、この日はサッと見た程度だったのですが、水戸芸術館で展示した縮小版といった感じでしょうか。ただし、無料で見れましたし、<美女採集>は、展示したものと数点(5点ほど?)が違っていましたし、初の男性のシリーズの<男糸>は、白黒写真に刺繍をしていたので、より男性のモデルがカッコよく見えました。

あと、好きな作品の<4つの場所>の再開は嬉しかったです。


やっぱり、清川さんの作品は、いいなぁ。と思いました。会場の関係で、コンプレックスのシリーズの作品がなかったのは、残念でしたが、無料で見れましたし、良かったです。

ただ、見に行った時間が遅かったので、じっくり見れなかったのは残念でした。


水戸芸術館現代美術ギャラリーで見た感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/bfb7c42c895064a0f657196d8ea778df


↓2回目に見に行った感想を載せます。

http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/53a805cdf46713f74895c62bb1788ee2



今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。


『2度目の<ボストン美術館 日本美術の至宝>』なのだ

2012年04月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違いサイトに載せたものを再編集したものなのだ

牛丼を食べたぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して 前回わ 時間が足りなくて じっくり見れなかったので 2回目の<ボストン美術館 日本美術の至宝>を見たのだ


前に見た時わ ゆっくり見れなかったので 今回わ 時間をかけて見たのだ

↓1回目に見た感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/a2ccb81cb9765308a4330c41634ffffb



気が付いたことを ちょっと ぼくがご紹介するのだ

1番良かったのわ 快慶が作った<弥勒菩薩立像>なのだ


照明が特別仕様になっている 金色に輝きが美しい菩薩様なのだ 腰がクネッととなっていて ラインがなめらかで優美だったのだ


前わ じっくり見ることが出来なかった<吉備大臣入唐絵巻>も良かったのだ(※画像は部分)








マンガを見ているようだったのだ 吉備真備の冒険譚を描いているそうだけど 囲碁勝負でズルをしたり 正座をしながら宙を飛んだり 他にもいろんな面白いエピソードが書かれていて 凄かったのだ


長谷川等伯が描いた<龍虎図屏風>もいいのだ


龍虎図なんだけど トラわ 対決する気満々なんだけど 龍わ 全く気にしてないように見えるのだ


曽我蕭白が描いた<風仙図屏風>わ 面白いのだ


中国の仙人が 剣をグイって振ったら 風がギュインって起きて 周りの人が ステンと転んじゃっているのが 描かれていて 面白いけど 風の表現がすごかったのだ


あと 曽我蕭白が描いた<商山四皓図屏風>も良かったのだ



<ボストン美術館 日本美術の至宝>わ テレビで取り上げられちゃって 混んでいるみたいだけど 絵巻とかもすごく楽しいし 国宝級の作品が多く見れるので 少しでも気になっている人わ 絶対に見に行った方がいいと思うのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <ボストン美術館 日本美術の至宝> 6月10日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1416

公式サイト
http://www.boston-nippon.jp/

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1453




展示構成

プロローグ コレクションのはじまり

第一章 仏のかたち 神のすがた

第二章 海を渡った二大絵巻

第三章 静寂と輝き-中世水墨画と初期狩野派

第四章 華ひらく近世絵画

第五章 奇才 曽我蕭白

第六章 アメリカ人を魅了したわざ-刀剣と染織 (※東京展のみ)

展示の順番は、<プロローグ>→<第一章>→<第二章>→<第三章>→<第六章>→<第四章>→<第五章>となっており、92点を展示。(※展示替え等はなし)


気になった作品

4.橋本雅邦 騎龍弁天


フェノロサのもとで、新しい日本画の創造を取組んでいたころの作品だそうです。龍が丁寧に描かれており、場所によっては立体的に見える。(蒔絵の技法?)


6.如意輪観音菩薩像


細身で腕のしなやかで、美しい如意輪観音菩薩。


7.馬頭観音菩薩像


赤が鮮やかに残っている馬頭観音菩薩。正面のお顔は迫力があるのだが、横の顔は、ちょっとユニークに思えてしまう。


8.普賢延命菩薩像


普賢延命菩薩は、人の病を消し、命を増して寿命を延ばすという密教の菩薩だそうです。白以外は退色しているみたいで少し残念。菩薩が乗っている白い象の目が印象に残る。


11.一字金輪像

全てを悟る智慧が宿る仏の登頂の徳を人格化した密教の独特の仏で、諸々の仏・菩薩の徳の全てこの一仏に帰すので「一字」といい、最高の仏なので、古代インドの理想の帝王・金輪王に擬え「金輪」といわれる。と解説に書いてありました。

手の印が大日如来同じ?光背は、鮮やかなマーブル模様となっていた。


12.大威徳明王像

大威徳明王は、ヒンドゥー教の神を起源とする像で、日本には空海によってもたらされたようです。


23-1.快慶 弥勒菩薩立像


そんなに大きくはないが、金色に輝く優美な弥勒菩薩。照明も特別仕様のようで、いつまでも眺めていたくなる菩薩様でした。


25.円慶 地蔵菩薩坐像


26.吉備大臣入唐絵巻








遣唐使として唐に渡った吉備真備の冒険譚を描いている。正座をして宙を飛んだり、囲碁勝負でズルをしたり、話を盗み聞きをしたりと、なにかコミカルな漫画を見ているようだった。


31.伝 楊月 枇杷に栗鼠図


リスが上を気にしている。上にある枇杷を取りたいのか?それとも、画面に描かれていない場所にいる天敵を気にしているようにも思える。枇杷の葉の陰影の強弱が良い。


36.狩野元信 白衣観音図


40.伝 狩野雅楽助 松に麝香猫図屏風


六曲一隻の屏風。中央に描かれている麝香猫(ジャコウネコ)は、胸のあたりの毛がモコモコで、顔はミュージカルの『Cat’s』みたいだった。


44.長谷川等伯 龍虎図屏風



左隻と右隻の大きな画像も載せます。

左隻


右隻


解説にはこう書かれています。
天空から舞い降りる竜と岩上の虎は、南宋に画家牧谿の「龍虎図」以来定型化した組み合わせであった。作者の長谷川等伯は豊臣秀吉の寵愛を受けたが、牧谿に私淑し画風に強い影響を受けていた。

虎は龍を睨んでいるが、龍は相手にしてないように見える。


47.曽我二直庵 鷙鳥図屏風

右隻の鷲は、鋭い眼光でカッコいい。作者は、曽我直庵の子で、父子とも鷹の絵を得意としたそうです。


54.宗達派 芥子図屏風

右隻は、半分から下のみに芥子の花が咲き乱れ、画面上部は、たっぷりと余白をとっている。一方左隻は、6本に芥子がリズミカルに配置。異なる構図の妙が面白い。


55.尾形光琳 松島図屏風


光琳は俵屋宗達に深く傾倒し、彼に倣った作品をいくつも残した。本図は宗達の「松島図屏風」(米国・フリーア美術館)の右隻をもとに光琳独自の解釈を加えたもので、波の動き等に一層ダイナミックな表現が見られる。と解説に書かれていました。


56.伊藤若冲 鸚鵡図


千葉市美術館にある作品と似ている?ともに羽は薄く透けるように描かれている。


61.曽我蕭白 □居士・霊昭女図屏風(見立久米仙人) ※□の文字は、广の中に龍が入る文字です。


人物の衣の模様のみが金で描かれているのはなんでだろう?仙人だから?


62.曾我蕭白 雲竜図(※画像は部分)


今回の目玉の作品、本来なら、胴体の部分もあったようです。頭と尾だけでもなり大きいのに胴体もあったらもっと迫力があったのに・・・。この作品は襖絵だったようだが、寺院?でどのように設えてあったのか気になる。(1面フラットだったのか、それとも部屋をぐるっと4面であったのか?)


63.曽我蕭白 鷹図


NO.62の「雲竜図」の補修に本図と一連の襖の紙が使われていた可能性が高く、寸法も等しいことから、同じ寺院の襖であったと考えられる。と解説に書いてありました。

右にいる鷹が振り向くように右に顔を向けているので、たぶん、右側にも描かれた襖があったような気がします。


65.曽我蕭白 風仙図屏風


一陣の風の中で剣を持つ中国の仙人陳楠(ちんなん)が池に棲む龍を追い出し天の水門を開かせ早魃(かんばつ)を救う場面とされる。龍は黒雲となって画面の上に勢いよく登る。水は激しく渦巻き、飛ばすほどの風が吹き荒れる。と解説に書いてありました。


66.曽我蕭白 商山四皓図屏風



左隻と右隻の大きな画像も載せます。

左隻


右隻


時間をかけずにサッと描いたかのような筆さばきで、人物はユーモラスで簡素化されて面白い。


私は、ワクワクしながら見てました。今はNHKなどで色々放送しているみたいで、会場内が混雑しているようですが、ボストン美術館の素晴らしい日本美術の作品をまとめて見れる機会は、そうないと思うので、少しでも気になっている方は見に行った方がいいと思いますよ。
ボストンでも展示できなかった雲竜図は、必見です。



巡回情報

名古屋ボストン美術館 2012年6月23日(土)~9月17日(月・祝) 2012年9月29日(土)~12月9日(日)

九州国立博物館 2013年1月1日(火・祝)~3月17日(日)

大阪市立美術館 2013年4月2日(火)~6月16日(日)



この後わ 表参道ヒルズに移動して <清川あさみ 美女採集>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『東京牛丼 牛の力(牛力丼 ねぎ塩)@上野(広小路口)』なのだ

2012年04月27日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 前回 きちんと見ることが出来なかった 東京国立博物館で開催している<ボストン美術館 日本美術の至宝>を見るために 上野に行ったのだ

この日も お出かけしたのわ 午後からだったので トーハク(東京国立博物館)に行く前に 上野駅のマルイや アメ横の方にある<東京牛丼 牛の力>で ランチをしたのだ

東京牛丼 牛の力
http://www.gyunochikara.jp/

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13018775/




もう何回もこのお店に行っていて<牛力丼 白>と <牛力丼 赤>を食べているので 今回わ <牛力丼 ねぎ塩 ¥690>食べたのだ


食べた感想わ 特製の塩だれを使っているみたいで 後味がさっぱりしていて これから暑くなる 夏とかにちょうどいいと思うのだ

<ねぎ塩>も美味しいけど ぼくらわ バターと温玉の乗っている<白>の方が好みなのだ

一応 牛丼のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


このお店わ 美術館に行く出口とわ 反対側だけど 駅からすぐで 中休みがないし ぼくらの気に入っているお店で 牛丼としてわ ちょっと高いけど 国産のお肉を使っていて 美味しいと思うので オススメだと思うのだ



この後わ トーハク(東京国立博物館)に移動して 2度目の<ボストン美術館 日本美術の至宝>を見に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『パントリーコヨーテ(アボカドバーガー)@千葉中央 or 葭川公園(千葉市美術館からすぐ)』なのだ

2012年04月25日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違いサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち>を見たぼくらわ
 一度 千葉市美術館を出て すぐ近くにあるハンバーガーのお店の<パントリーコヨーテ>で ちょっと遅めのランチをしたのだ

パントリーコヨーテ

HPがないので食べログのページ
http://r.tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12020222/




こちらわ お店の外観なのだ



このお店わ ぼくらのお気に入りで えこうわ 3度目 ぼくわ 2度目なのだ 

14時過ぎに行ったんだけど 満席でちょっと待ってからの入店になったのだ

ぼくらが注文したのわ <アボカドバーガー ¥990>なのだ


バンズ(パン)と パティ(お肉)が美味しくて 大満足なのだ アボカドわ そんなにインパクトわ なかったけど マイルドで調和のとれたお味で 乗っているソースも良かったのだ

一応 ハンバーガーのUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



この<パントリーコヨーテ>わ 千葉市美術館からもすぐだし 中休みもないから 便利なのだ 

なにより 美味しかったし ぼくらのオススメのお店なのだ




そのあと 千葉市美術館わ 見に行った日に限り 再入場出来るので もう1度美術館に戻って 曽我蕭白の作品を見たのだ




蕭白の作品を満喫したので ぼくらわ 帰ることにしたのだ



千葉市美術館からの帰るとき 千葉駅まで15分歩くのが面倒になっているので バスの本数わ 少ないけど すぐ近くにある郵便局前のバス停から 乗って帰っているのだ


バス停の時刻表を載せおくのだ 覚えていると便利だと思うのだ



しかも 現金の支払いだと 千葉駅まで100円なのだ



今回も素晴らしい作品が見ることが出来たし 美味しいものを食べることが出来て大満足なのだ

ありがとうございましたなのだ


『蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち <前期展示>@千葉市美術館』なのだ

2012年04月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 千葉市美術館で 5月20日まで開催している<蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち>前期展示を見に行ったのだ



千葉市美術館わ 展覧会ごとに 入口が 変わっているので 楽しみなのだ



前後期合わせると 約110点が展示で ほとんどの作品が展示替えで 前期わ 64点が展示していて 蕭白の作品は35点展示だったのだ


その展示の中で ぼくが気になった作品を 数点ご紹介するのだ

1番良かったのわ 曾我蕭白<獅子虎図屏風>なのだ(5月6日まで展示)


右隻のトラ 左隻の獅子ともに表情が面白いのだ トラわ 雄々しくなくて ちょっとしかめっ面 獅子わ 蝶にビックリしたみたいで 驚いたような表情なのだ


これも 曾我蕭白が描いたんだけど <鷲図屏風>なのだ(5月6日まで展示)

なんとなくだけど 歌舞伎の一場面のように見えたのだ ワシがサルを捕まえているんだけど そのワシわ 歌舞伎の見得を切っているように見えたのだ


これわ 前にも見たことがあるんだけど 曾我蕭白の描いた <雪山童子図>なのだ(5月6日まで展示)


釈迦の衣の赤と 対角線状に配した 羅刹の青の色の対比が良いのだ あと 気になったんだけど 落款のところに 赤で描かれた モログラムのような模様?があったのだ


曽我蕭白の作品をいろいろ見て 思ったんだけど もっと 奇想天外で インパクトありありの作品を想像して見に行っちゃったから ちょっと肩透かしを食らった感じもしたけど 面白い作品が見れて良かったのだ

しかも 1点1点解説文が載っていて 解説文の見出し部分にわ ちょっとふざけえたような見出しが載っていて 美術の知らない人でも楽しめる感じでよかった気がするのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


千葉市美術館 <蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち (前期展示)> 5月20日(日)まで

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2012/0410/0410.html

作品リスト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2012/0410/0410_list.pdf




展示構成

第一章 蕭白前史

第二章 第一部 曾我蕭白 -蕭白出現-

第二章 第二部 曾我蕭白 -蕭白高揚-

第二部 第三部 曾我蕭白 -蕭白円熟-

第三章 京の画家たち

前期・後期でほとんどが展示替えをしました。私が見たのは前期展示ですが、64点を展示しており、うち蕭白の作品は35点が展示。



気になった作品

25.大西酔月 花鳥人物図押絵貼屏風

作者の大西水月酔月は呉春の最初の師。特に余白の空間をうまく使っている左隻の第一扇の寿老人、第三扇の布袋様、第六扇の葡萄と栗鼠などが良かった。


30.曾我蕭白 鷹図押貼図屏風

私が見たときは、右隻のみが展示。中央の第三扇、月夜に古木に乗り体を休める鷹がシルエットのみで表していて情緒がある。解説に載っていたが、鷹や鷲は、蕭白が私淑した曾我派のお家芸で蕭白も数多く描いていたそうです。


31.曾我蕭白 林和靖図屏風 (画像は、右隻)


西湖ほとり弧山に庵を結び隠遁した中国北宋の文人林和靖を描く。林和靖のうつろな表情、梅の幹のダイナミックさが強調されている。と解説の書かれていました。左隻には、鶴が描かれていて、林和靖は、梅と鶴を好きだったようです。


35.曾我蕭白 鷲図屏風

一隻の屏風で、右側の描かれている猿を捕らえた鷲の表情が歌舞伎の見得(にらみ?)を切っているように思えた。捕らえたサルの表情もインパクトがあり、歌舞伎の一場面を擬人化したのでは?と思える作品だった。


38.曾我蕭白 鶴図屏風

一隻の屏風。2羽の周囲には隈取が施されており、美しい鶴の白さが目立つ。


42.曾我蕭白 恵比寿図

恵比寿様を墨で描き、鯛を赤(主)のみで描き、めでたい日の出の扇を持つ。恵比寿様の衣の描き分けが良かった。


43.曾我蕭白 寒山拾得図屏風

解説の大きな見出しに『レレレのおじさんは拾得』と載っていて もう拾得がレレレのおじさんに見えてしまった。寒山は絵巻、拾得はほうきを持っていることが多いそうです。


45.曾我蕭白 獅子虎図屏風


右隻に獅子と牡丹、左隻に虎と竹を描く。百獣の王である獅子が蝶に怯えるように描かれていておかしい。虎もいじけたような表情をうかがえる。阿吽の獅子の吽形の方を虎に変えて描いたものだろう。と解説に書いており、大きな見出しには、『草食系唐獅子牡丹』とも載っていました。


49.曾我蕭白 竹に鶏図

鶏の胸から足にかけて特徴的な描き方をしていた。うまい表現ではないかもしれないが、フワフワで柔らかそうな羽だった。


51.曾我蕭白 鷹図


前にも見た彩色した鷹図。


55.曾我蕭白 雪山童子図


こちらも、前にも見た作品。釈迦の衣の赤と、対角線状に配した羅刹の青の色の対比が良い。他の作品にも少しあったのだが、落款の近くに赤で描かれたモログラムのように模様があった。


57.曾我蕭白 竹林七賢図襖(旧永島家)  <重要文化財> (全会期展示)(※画像は部分)


珍しい雪景の竹林七賢図。人々の理想として描かれる竹林七賢図は、一般的に清談に耽る場面が描かれる。しかし本図は、あえて二人の高士が残る五人と袂を分かって去っていく場面を描く。蕭白らしい解釈で描かれた作品。


72.曾我蕭白 洋犬図
洋犬(ダルメシアン?)、このような題材の作品は見たことがない。珍しい?胴体はきちんと描かれていると思うが、首がちょっとアンバランスな印象を受ける。


88.伊藤若冲 月夜白梅図 (全会期展示)


解説の見出しには、『有名な動植綵絵風』と書かれています。月に照らされた白い梅の花が金色に光る美しい情景。


92.伊藤若冲 雷神図


落ちる太鼓と一緒に逆さまななって落ちる雷神が描かれている。以前も見たが、雷神の子供のように見える。


97.伊藤若冲 海老図

海老は、長寿の吉祥画題だそうです。


質の良い曽我蕭白の作品を見れましたし、若冲のなども作品も見れて嬉しかったです。展示数は少なめではありますが、見るにはちょうどいい展示数ですし、なによりちょっと砕けた解説の見出しが面白いのでオススメですよ。

ただ、少し残念だったのは、同じ作品(押貼図)の屏風を同時に展示してほしかった。



後期は、<群仙図屏風>等のインパクトのある作品が見れるので、もう1度見に行こうと思っています。



↓後期展示の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/beb4d6eb46fbe9d2a069ee4c817c3ace



巡回情報

三重県立美術館 6月2日(土)~7月8日(日)



この後わ 一旦 千葉市美術館を出て すぐ近くにあるハンバーガーのお店の<パントリーコヨーテ>で ちょっと遅めのランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『中華そば 旋@北浦和(埼玉県立近代美術館から徒歩5分)』なのだ

2012年04月21日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<草間彌生 永遠の永遠の永遠>などを満喫したぼくらわ 
美術館から徒歩5分ほどで行ける 前に食べたカレーのお店<さらじゅ>の隣にある ラーメン屋さんの<中華そば 旋>で かなり遅めのランチを食べたのだ

中華そば 旋

HPがないようなので、食べログのページ
http://r.tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11004707/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/14754.html




定番のメニューわ こちらに載っているのだ



いろいろある中から ぼくらが食べたのわ <特製つけ麺(並盛 300g) ¥1000>なのだ(※大盛りも同額なのだ)


つけ汁わ アツアツで お皿が二重で提供しているのだ このスープわ 魚介醤油でサラサラで旨くて 麺もモチモチしてよかったのだ

チャーシューわ 豚の角煮みたいで つけ汁に入れる前に ちょっと食べてみたけど ほのかに甘くて つけ汁に入れて食べると より美味しくなりましたなのだ

味玉わ 冷たかったのわ 残念だったけど 美味しかったので 許すのだ

一応 つけ麺のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


この<中華そば 旋>わ 美術館からもそう遠くないし 大盛りも追加料金なしで 食べられるので 嬉しいのだ 美味しいお店なので オススメなのだ


かなり前に行ったけど 隣のカレーのお店<さらじゅ>も美味しいし その時の気分で どちらかのお店に行ってみるのもいいと思うのだ


↓後日というか 1年4か月後くらいに<さらじゅ>で食べた感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/06b009caddc81e5a6879e4cd1388b0de


今回も素晴らしい作品も見れたし 美味しいものを食べることが出来て 良かったのだ

ありがとうございましたなのだ


『草間彌生 永遠の永遠の永遠@埼玉県立近代美術館』なのだ

2012年04月20日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトの載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 埼玉県立近代美術館5月20日まで開催している<草間彌生 永遠の永遠の永遠>を見てきたのだ



美術館の入口わ 水玉仕様となっていて 大きなオブジェもあったのだ





このお写真なら 大きさがわかりやすいのだ



中に入っても同じものがあって 白い水玉部分に 顔が描かれていたりもしたのだ



ぼくが写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


チケット売り場の隣にも作品<明日咲く花>があるのだ





サインもあったし こうすると大きさがわかると思うのだ





エレベーター前の吹き抜けにわ 六本木アートナイトで見た<ヤヨイちゃん>がぶら下がっていたのだ



こちらのお写真わ 他の階から撮ったものなのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


※ここまでわ チケットを購入してない人でも 見れるのだ


色々お写真を撮ってから 企画展のやっている 2階に移動したら 草間さんが出迎えてくれたのだ





会場内わ 約100点ほどの絵画と 巨大彫刻が2点 インスタレーションが1点展示していて その中でも ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ(※一部の作品わ 写真撮影OKなのだ)


1番良かったのわ 最後の方にあった 光と水のインスタレーションの<魂の灯>なのだ

光と水のインスタレーションで 1人30秒ほど 部屋の中に入ることが出来るのだ この展示を簡単に言うと『宇宙の中のたくさんのカラフルな星々がいっぱいの部屋』で キラキラしていてキレイなのだ

混んでいなければ 何度か並んで この展示を体験するのがいいと思うのだ


草間さんの代名詞のカボチャのオブジェ <大いなる巨大な南瓜>なのだ



お写真でも分かるとおり 巨大カボチャなのだ サインもあるので 忘れずにチェックするのだ





最後にあった展示で <チューリップに愛をこめて、永遠に祈る>もいいのだ


このお写真で大きさが分かると思うのだ


部屋一面 水玉がいっぱいなのだ その空間に 3つもチューリップが咲いているのだ


絵画も良かった作品があったけど えこうに任せるのだ


あと 言い忘れたけど 地下1階に 今回の展覧会の関連映像(13分)があって 可愛い水玉のイスに座って 見ることが出来るのだ



この<草間彌生 永遠の永遠の永遠> 5月20日まで 休みなく開催しているし 一部の作品わ お写真もOKで楽しいし 光と水のインスタレーションわ すごく良くて ずっと見ていたかったくらいだったのだ

草間さんファンでなくでも 今回の展覧会わ ほとんどの人が楽しめると思うし もう1回行ってみたいくらいオススメなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


埼玉県立近代美術館 <草間彌生 永遠の永遠の永遠> 5月20日(日)まで

公式サイト
http://www.asahi.com/kusama/




展示構成

愛はとこしえ

わが永遠の魂

新作ポートレイト

幸福の彫刻たち

絵画が102点、巨大彫刻が3点、光と水のインスタレーションが1点展示していました。一部の作品は、写真撮影OKでした。



気になった作品

71.命の消滅

カラフルな色彩の惹かれた。原始生物のような形がたくさん。色合いから、ここは『楽園?』と思えた。


98.星たちの消滅(金)

太陽の光?とも思えるゴールドが下地で、赤と青の水玉が描かれていて、星のように思えた。


99.星たちの消滅(銀)

こちらは、月の光?と思えるシルバーが下地、同じく星のような赤と青の水玉、<星たちの消滅(金)>と対の作品。


100.青春を前にした我が自画像

黒とシルバーのみ。目には鏡がはめ込まれており、顔にある水玉は、日本画のたらし込みのような模様となっていた。


102.神を見つめていたわたし

シルバーと黒をベースとした自画像。髪の毛が、クルクルのパーマのように見えたが、そのクルクルとなっていた髪の毛が、花が咲いているように見えた。目玉は青、唇は赤、顔のシルバー等の色の組み合わせが良かった。


103.大いなる巨大な南瓜




写真の通り、黒と黄色の大きな南瓜の彫刻。南瓜の中に大小様々な水玉の模様があります。2mくらいの大きさでした。


104.チューリップに愛をこめて、永遠に祈る






細長い1部屋を丸々使って展示。床・天井・壁まで水玉使用で、3つの大きなチューリップが咲いています。結構居心地が良い。


105.明日咲く花






これは、会場内ではなく、チケット売り場の隣に展示しているので、誰でも見れる。


106.魂の灯

光と水のインスタレーション。部屋の中は、床には一面水が張られ、壁や天井は鏡で覆われ、天井には時間が経つと色の変わる、たくさんのLEDの電球がぶら下がっています。1人30秒この部屋に入るのですが、電球が星のように見え、部屋の中が鏡や水で覆われているので『無限に連なる宇宙』にいるような感覚になります。

混んでなければ、1度だけでなく、2度3度と並んで『無限に連なる宇宙』を体験できます。これが1番良かったですし、この展示だけのためにもう1度行ってもいいくらいでした。


あと、六本木アートナイトで展示していた<ヤヨイちゃん>もいましたよ。しかも、空気を入れる箱も水玉仕様でした。









5月20日まで休みなしで開催していて、<魂の灯>は、ほとんどの方が好きになる展示(インスタレーション)だと思います。一部の作品は写真撮影OKですし、草間ワールドを体験出来るので、オススメですよ。

時間を作ってもう1度行きたいくらいです。



巡回情報

松本市美術館 7月14日(土)~11月4日(日)

新潟市美術館 11月10日(土)~12月24日(月・祝)



この後わ 埼玉県立近代美術館わ いろんなイスがあって 実際に座れたりするので えこうに写真撮ってもらったり 常設展にあたる<MOMASコレクション[1]>を見たのだ

埼玉県立近代美術館にあるイスの中で ぼくが好きなのわ <マリリン>なのだ



人間の子供なら ベットにも使える大きさだと思うのだ だから ぼくの 横になってみたのだ


ぼくの写ってない<マリリン>のお写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


あとわ 名前わ わからないけど たくさんの椅子に座ったのだ(クリックすると拡大するのだ)
     

     


展示室の外にあれば 無料で見れるので お暇であれば 椅子を見に行くのもいいと思うのだ



それから 常設展にあたる<MOMASコレクション[1]>も見たのだ

埼玉県立近代美術館 <2012 MOMASコレクション 第1期> 7月8日(日)まで

http://momas.jp/exhibitionguide/momascollection/2012-momas%e3%82%b3%e3%83%ac%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3-%e7%ac%ac1%e6%9c%9f/


これわ クロード・モネが描いた<ジヴェルニーの積みわら、夕日>なのだ


日本にある<積みわら>の中でも1番好きな作品なのだ


これわ ジュール・パスキンの描いた<眠る裸女>なのだ



あと 藤田嗣治(レオナール・フジタ)<横たわる裸婦と猫>も良かったけど 著作権の問題があるので 載せないのだ

草間彌生わ 15点ほどあったけど そんなに惹かれなかったのだ でも 携帯電話の<私の犬リンリン>わ 可愛かったのだ


今回わ 企画展のチケットでMOMASコレクション[Ⅰ]が見れるので 見逃さずにご覧になった方がいいと思うのだ

特に<積みわら>がオススメなのだ


あと 公園内で見たのだけど この美術館を設計した黒川記章<中銀カプセルタワービル 住居カプセル>があったのだ



写り込んで見づらいけど 中わ こんな感じなのだ
 
 


この後わ 埼玉県立近代美術館から 徒歩5分ほどにあるラーメン屋さんの<中華そば 旋>に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想@Bunkamura』なのだ

2012年04月18日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<トンテキ>を食べたぼくらわ Bunkamura6月10日まで開催している<レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想>を見たのだ



レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と断定されている作品の4点を展示していて 合計約80点のほとんどが日本初公開の作品だったのだ

その中でも ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

やっぱり1番良かったのわ 目玉の作品 レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた<ほつれ髪の女>なのだ


うつむき 少し微笑んでいる表情がいいのだ でも 神々しくもあり 見ているとウットリしちゃうのだ


レオナルド・ダ・ヴィンチとその弟子(カルロ・ペトレッティ説)が描いた<岩窟の聖母>も良かったのだ


ぼくらわ 3つ目の<岩窟の聖母>があったなんて知らなかったのだ ルーヴル版 ロンドン版 両方とも見たことがないから 詳しいことわ わかんないけど ダ・ヴィンチが描いたような気がしたのだ


レオナルドによる1503年の未完成作の説がある<アイルワースのモナ・リザ>も良かったのだ


ルーヴルのより 若い「モナ・リザ」なのだ 今回5点の「モナ・リザ」が並んで展示していたけど このアイルワースのモナ・リザが1番良かったのだ 早く誰が描いたか 真相が分かってほしいのだ


レオナルド周辺の画家<レダと白鳥>もいいのだ


うれしい再会なのだ 前にも思ったけど ゼウスが変身した白鳥の眼や羽がやらしいのだ


この展覧会わ ほとんどの作品が日本初公開だし <ほつれ髪の女>・<岩窟の聖母>・<アイルワースのモナ・リザ>などわ たぶん 見る機会わ ないような気がするのだ 普段わ 見れないルネサンス期の作品も見れるし ぼくらがオススメする展覧会なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


Bunkamura <レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想> 6月10日(日)まで

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_davinci/index.html




展示構成

レオナルド・ダ・ヴィンチの時代の女性像

レオナルド・ダ・ヴィンチとレオナルド派

「モナ・リザ」イメージと広がり

「裸のモナ・リザ」と「レダと白鳥」

神格化されるレオナルド・ダ・ヴィンチ


レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と断定されているのは4点で、展示数は75点を展示しており、ほとんどの作品(約9割)が日本初公開です。



気になった作品

1.レオナルド・ダ・ヴィンチ 衣の習作

2.レオナルド・ダ・ヴィンチ 衣の習作

解説には、ルネサンス期のフィレンツェの工房では、衣のひだを素描する訓練が広く行われていたそうです。本作は、レオナルドが巧妙なヴェロッキオの工房にいたときに描いた作品で、灰色の地塗りした亜麻布に、絵筆による淡彩で仕上げられている。


7.レオナルド・ダ・ヴィンチ ほつれ髪の女


小さな作品だが、俯いてかすかにほほ笑む女性の表情がキレイでした。ただ、正面から見たかったのですが、照明?の明かりが邪魔してちょっと見づらかったです。なので、ちょっと斜めから見た方が映り込みとかが少なくて見やすいと思います。


9.レオナルド・ダ・ヴィンチとその弟子(カルロ・ペトレッティ説) 岩窟の聖母


ルーヴルとロンドンあるのは知ってましたが、3つ目の岩窟の聖母があったなんで知りませんでした。ルーブル版に似ています。しかし、2つの作品と違い画面上部はアーチ状ではない。


11.レオナルド・ダ・ヴィンチとジャンピエトリーノ(カルロ・ペトレッティ説) マグダラのマリア(ルクレティア?)


赤の外套(マント)を纏い、胸の露わになっているキレイで官能的なマグラダのマリアが描かれている。だた、マグダラのマリアの持物の香油壺が描かれていないから、ルクレティアなのかも?


23.ピントゥリッキオの工房のウンブリア出身の画家 聖母子


聖母子ともに表情が硬い気がする。ただ、外套(マント)、カーテンなどの装飾は美しい。


24.ボッカッチョ・ボッカッチーノ ロマの少女

画面右側の少女の顔がやけに立体的に見えるので、少し違和感を感じる。


27.ラファエルとその工房(帰属) カーネーションの聖母


イエスが手に取るカーネーションは、イエスの将来の受難を象徴とする植物だそうです。美しく優しそうな聖母マリアの表情が良い。一方イエスは、ちょっときつめな印象を受ける。


29.ラファエル周辺の画家 ヴェールの聖母

後ろにいる聖母マリアと、老人(ヨセフ?)は美しいのだが、幼子イエスは目をギョロっとした感じでこちらを見てる。たぶん間違っていると思うけど、前に描かれているイエスと、後ろの聖母とヨセフ?は別の人が描いたような気がする。


40.アイルワースのモナ・リザ(レオナルドによる1503年の未完成作の説あり)


今回5点のモナ・リザが並んで展示していたが、この作品が1番良かった気がする。ルーヴルのより、モナ・リザの年齢が若いです。ただ、レオナルド作としたら背景が・・・?

解説にはこう書かれています。
英国、ロンドン西部アイルワースで発見されたこの「モナ・リザ」は、本展のような規模の展覧会では世界で初めて公開される。専門家の目に触れることさえ初めてである。過去にはレオナルド作を紹介され、現代でもレオナルドの未完成作であるとの主張もある。様々な議論があるが、多数の「モナ・リザ」の中でも本作は観るものを惹きつける魅力がある。ルーヴル美術館と比べるとやや若い顔立ちとなっている。


43.アンブロワーズ・デュボア(帰属) モナ・リザ

ルーヴルのモナ・リザは実際に見たことがないが、この作品がルーヴルのに、近い気がしました。


62.レオナルド周辺の画家 レダと白鳥


ボルゲーゼ美術館展で見て以来、2回目、嬉しい再会でした。解説に載っていたのですが、画面左側の下描きに、幼児4人、さらに卵が2つ描かれていたそうです。


ほとんどの作品が日本初公開ですし、個人像の<アイルワースのモナ・リザ>や、<岩窟の聖母>、ダ・ヴィンチの<ほつれ髪の女>などは、見る機会はないでしょうから、少しでも気になっている方は、見に行った方がいいかと思います。

好みの作品も多かったですし、2012年の年間ベスト10候補の展覧会でした。



今回も素晴らしい作品が見れましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。


『東京トンテキ(トンテキ定食)@渋谷(東口)』なのだ

2012年04月17日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ONE PIECE展>を見たぼくらわ 都営バスで 六本木ヒルズから渋谷に移動して 渋谷駅東口の歩道橋を渡ってすぐにある<東京トンテキ>で遅めのランチをしたのだ

東京トンテキ
http://tokyotonteki.jp/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13038831/




ぼくらの行った日わ 5周年だったようで <トンテキ定食(200g) ¥500>で食べれたのだ(※通常わ ¥1000なのだ)


『トンテキ』とわ 豚ちゃんのステーキのことなのだ ラードで火を通しているから お肉が柔らかくなるそうなのだ

お肉もボリュームがあったし ごはん ギャベツも多め お肉にかかっているソースわ 濃いめなので ごはんがバクバク食べれるのだ

トンテキのUPも載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


ご飯と お味噌汁の追加わ 有料だけど <東京トンテキ>わ 美味しかったし 通常料金の1000円で食べたとしても 納得なのだ

渋谷駅から すぐ近くだし 夜の同料金のようだし ボリュームもあるから ガッツリ食べたい時に オススメだと思うのだ


この後わ Bunkamuraに移動して <レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース@森アーツセンターギャラリー』なのだ

2012年04月16日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 森アーツセンターギャラリー6月17日まで開催中<尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース>を見に行ったのだ



展示されているのわ スリラーバーク以降もので 展示造作物が約10点 4分くらいの映像が3点 カラー・モノクロの原画が約100点ほどが展示していて 週替わりで 最新号のジャンプに連載された原画も展示しているのだ

いろんな展示ブースがあって いっぱい面白ものがあったけど その中でも ぼくが気になった展示をご紹介するのだ

1番良かったのわ 麦わらの一味の等身大?のフィギュア(立体造形)なのだ これわ 61巻の表紙を立体にしてるんだけど ブルックや フランキーわ ものすごく大きくて ビックリしたのだ


もう1つ 大きなフィギュア(立体造形)なんだけど エースがインペルダウンの牢屋につながれているのが展示していたのだ あと そのブースに ちゃっちいけど ニューカマーランドもあったのだ


入り口すぐに 賞金首の手配書がたくさんあるのだ 麦わらの一味わ もちろんだけど 他にもたくさんあって 見逃さないように注意が必要なのだ しかも 連載とかで 金額がわからない人のわ 金額の部分がうまく隠されていたのだ 連載にも金額が載ってなかったんだけど ルフィの兄で『火拳のエース』の金額だけわ 載っていて 驚いたのだ


最初の映像 『冒険パノラマシアター』わ 画面がワイドなので 前の方で見るんじゃなくて 後ろでの柵の方で見た方がいいのだ


あと 会場を出るときに 麦わらの一味のビブルカードを貰えるのだ ぼくらわ <ブルック>だったのだ(絵わ 写真と同じなのだ)



他にも たくさん面白いブースがあったけど えこうの日記に任せるのだ


ちょっとチケットが高い気もしたけど 『ONE PIECE』が好きな人なら きっと楽しめると思うのだ  普通なら2時間程度で見れると思うけど ぼくらわ じっくり3時間かけて見たのだ

会期末になっちゃうと チケット自体も取れなくなるかもしれないので 行こうと思っている人わ お早めになのだ

あと ショップに行ったら 500円の『公式パンフレット』わ 記念にもなるので 買ったらいいと思うのだ


ウェストウォーク2階に 記念撮影するスポットがあったので えこうに撮ってもらったのだ ルフィと一緒の撮れてうれしいのだ 後ろにわ 麦わらの一味もいるのだ(※5月13日まで)




ぼくが写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

森アーツセンターギャラリー <尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース> 6月17日(日)まで

http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2012/03/macg_onepiece.html




※ONE PIECE展は、入れ替え制ではないのですが、入場日時指定の前売り券が売り切れると当日券の販売はしなくなるので、事前にチケットを用意してから見に行った方がいいですよ。(セブンイレブン店内の端末などで、2日前まで購入できます。)

※注意点があって、会場内は、もちろん写真撮影などは禁止、順路の逆走も禁止、映像は入れ替え制。ショップも含め再入場もできません。なので、見逃しのないようにじっくり見た方がいいですよ。あと、ショップは現金のみでカードは使えません。



展示構成

こちらは、3階にあった、会場マップ(写真OKでした。)



ROMANCE DAWN -冒険の夜明け-

集結する歴代賞金首たち

冒険パノラマシアター

スリラーバークに浮かぶ影

女ヶ島、魅惑のトリック

インペルダウンの悪夢

マリンフォード頂上戦争

仲間シアター

仲間原画ギャラリー

海底の楽園 -魚人島-

コミックスギャラリー

『ONE PIECE』が生まれる場所

ONE PIECE展 公式ショップ

展示されているのは、スリラーバーク以降もので、展示造作物が約10点、4分くらいの映像が3点、カラー、モノクロの原画が約100点ほど、週替わりで、最新号のジャンプに連載された原画も展示していました。



気になった展示

ROMANCE DAWN -冒険の夜明け-

サウザンドサニー号のマストが再現されています。あと、壁には、いろんな海賊旗のマークがあるので、忘れずに見てください。


集結する歴代賞金首たち

麦わらの一味をはじめ、すべての海賊ではないですが、手配書がダメージ加工して、貼ってあります。金額が分かっていない者は、金額の部分をうまく隠していました。目玉は、火拳の『エース』の手配書で、コミックなどに載ってなかったのに手配書の金額も載っていましたよ。あと、『ロー』の手配書も気になりました。


冒険パノラマシアター

私は、前に椅子に座ってみたのですが、この映像は、スクリーンがかなりワイドなため、後ろで見る方が楽しめるはずです。


女ヶ島、魅惑のトリック

目の錯覚を利用したハンコックのトリックアート。ニョン婆のフィギュアも注目です。


インペルダウンの悪夢

監獄に囚われているエースの立体造形があります。あと、インペルダウンのモニターにパネルがはめ込まれていたり、ニューカマーランドも覗けます。


マリンフォード頂上戦争

原画の巨大複製を、1コマずつに分けて展示。戦の音も会場に流れています。最後には、胸を打つ原画が展示。


仲間シアター

この映像は、ちょっとウルっときます。1つ目の映像を違い、どこで見ても大丈夫です。


海底の楽園 -魚人島-

柱には、大きな複製画が2枚と、映像に麦わらの一味などが画面に投影され、ピンボールの玉のように動かすことが出来ます。この映像は、楽しいのですが2つしかないため、混雑すると結構待つかもしれません。


コミックスギャラリー

1巻から65巻までの表紙のイラストが展示。あと、新世界に入った61巻の表紙を等身大?のフィギュアで再現しています。チョッパーはかなり小さくて可愛いし、ブルックやフランキーは、2m以上の大きさでした。


『ONE PIECE』が生まれる場所

カラーイラスト制作の映像や、カラー原画、作者のデスクなどが再現されています。


普通の人なら、1時間半~2時間くらいで見終わると思うのですが、私は3時間かけてじっくり見ました。ちょっとチケットが高い気もしましたが、思いのほか楽しかったので満足でした。正直言うと、立体作品などは、写真に撮りたかったです。

ショップでは、公式パンフレット(¥500)を買いました。500円で安いしオススメです。見に行ったら買った方がいいと思いますよ。他にも惹かれるグッズもあったのですが結局買わずに・・・。

ショップで売っていたグッズなどは、会期が終了後、集英社のサイトで販売するそうです。



2回目に行った時の感想も載せます。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4d9d218bed23ec027247cf1c76395cd4




大阪に巡回することが決まりました!!東京になかったものも展示するそうです。

巡回情報

大阪天保山特設ギャラリー(海遊館となり) 11月24日(土)~2013年2月17日(日)

詳しいことは、こちらに
http://www.onepiece-ten.com/


↓ぼくらわ 大阪にも見に行ったのだ その時の感想を載せるのだ

http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4318e3bb8c4d030501adda54aa2ed0f6



この後わ 六本木ヒルズから渋谷に行く都営バスに乗って 渋谷に移動し 渋谷駅西口の歩道橋を渡ってすぐにある<東京トンテキ>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『鶏そば 三歩一@高田馬場』なのだ

2012年04月15日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ジャクソン・ポロック展>を見たぼくらわ えこうの友達と合流して 高田馬場のラーメン屋の<鶏そば 三歩一>に行ったのだ

鶏そば 三歩一

HPがないようなので、食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13134126/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/54054.html





お店の前に ラーメンに関する説明書きがあったのだ



ぼくらが食べたのわ <鶏そば(柚子胡椒付き) ¥680> + <味玉 ¥100>なのだ


鶏から 仕上げた 洗練されたスープわ 表現が適切でないかもしれないけど 水炊きのように美味しくて 付け合せの『柚子胡椒』を入れるとまた 違った風味を楽しめるのだ

チャーシューわ 2種類あって ともに鶏肉で 炙った鶏肉わ 塩気がちょうどよく もも肉の方わ スープに合うように薄眼の味だったのだ

自家製麺や 味玉も良かったし トータルで見ても 美味しいお店だったのだ

一応 ラーメンのUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


高田馬場で 美術館巡りとわ あまり関係ない場所にあるけど <鶏そば 三歩一>わ 高田馬場駅からも近い方だし 安くて 美味しいから オススメなのだ

たくさん食べたい人わ 替え玉を注文すればお腹がいっぱいになると思うのだ



今回も素晴らしい作品も見れたし 美味しいものを食べることが出来て 満足なのだ

ありがとうございましたなのだ


『生誕100年 ジャクソン・ポロック展@東京国立近代美術館』なのだ

2012年04月14日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<麺屋 一燈>で美味しいつけ麺を食べたぼくらわ 竹橋に移動して 東京国立近代美術館5月6日まで開催している<生誕100年 ジャクソン・ポロック展>を見たのだ



ポロックの初期から晩年の作品まで 約65点を展示していたのだ

その中で ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

1番良かったと思うのわ <ナンバー7,1950>なのだ

これわ ポーリング(流し込み)をした 黒と白の リズムが良かったのだ


あと ちょっと下世話な話だけど イランから来た 評価額が200億円の<インディアンレッドの壁画>も良かったのだ


ポロック展の会場を出ると 『ポロックのアトリエ』が再現されていて お写真を撮ることが出来るのだ







ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


ジャクソン・ポロックを まとめて見て思ったけど 数点わ いいなぁ って思う作品わ あったけど なんかしっくりこなかったのだ
でも イランから来た<インディアンレッドの壁画>わ たぶん もう見る機会なんて ほとんどないと思うし ポロックが好きな人わ 見に行った方がいいと思うのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立近代美術館 <生誕100年 ジャクソン・ポロック展> 5月6日(日)まで

http://www.momat.go.jp/Honkan/jackson_pollock_2012/index.html




展示構成

1.1930-1941年 初期 自己を探し求めて

2.1942-1946年 形成期 モダンアートへの参入

3.1947-1950年 成熟期 革新の時

4.1951-1956年 後期・晩期 苦悩の中で

合計64点の作品が展示されていました。



気になった作品

10.右に馬のある構成

オレンジ、グリーン、イエローなどの色の組み合わせが良かった。


15.誕生

岡本太郎とピカソを合わせた感じ?みたいだった。


16.無題

ポロックが制作した唯一のモザイク。私には、おどけたピエロのように思えた。


40.ナンバー17,1950 花火

黒の背景に、緑、黄色、赤、青、白などのいろんな花火が咲いている。


43.ナンバー7,1950

絶頂期の最高傑作。ポーリング(流し込み)した黒と白のリズムがいい。


47.無題

3文字のようで、日本の書のような感じだった。


55.無題

これも日本画っぽい感じで、樹木を描いたように見える。小石を付けていた。


64.ナンバー7,1952

人の顔を描いたみたいだった。ポロックは抽象を描いていたのに、具象に変わっていこうとした?


今回ポロックのいろんな作品を見て思ったのですが、私はそんなにポロックの作品が好きじゃなかったようです・・・ただ、今回、ポロックの初期から晩年の作品を見ることが出来ましたし、イランから来た<インディアンレッドの壁画>は、もうたぶん、見る機会がないかもしれないので、ポロックが好きな方や、気になっている方は見に行かれた方がよろしいかと思います。




その後わ 東京国立近代美術館の所蔵作品展を見たのだ(えこうの感想わ ナシなのだ)

東京国立近代美術館のページ
http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20120124.html


受付で 写真撮影の許可を取って行ったのだ(※いろいろ撮ったけど 著作権が切れてない作品ばっかりを撮ったので 今回わ お写真わ ないのだ)


1番良かったのわ 大岩オスカール<ガーデニング(マンハッタン)>なのだ

えこうわ 見たことがあるようだけど ぼくわ 初めて見たのだ マンハッタンのビルの屋上に たくさんの花火みたいな花が咲いているのだ 別タイトルが<ガーデニング>っていうのも納得だったのだ


もう1つわ 藤田嗣治(レオナール・フジタ)<猫>なのだ

10匹以上の猫が 跳んだり跳ねたりして 遊んでいるみたいなのだ もしかしたら 遊んでいるよりも ケンカ?しているみたいにも見えるのだ


山下新太郎<窓際>わ 良かったのだ

窓際で 読書する女性の後ろ姿が描かれているのだ 背景の景色 女性ともに美しい雰囲気なのだ


加山又造<移住>も印象に残ったのだ

シカ?のような動物が森の中で佇んでいて もしかしたら移動中かも?なのだ 森がなんとなくだけど アンリ・ルソーのような感じに見えたのだ


ジュリアン・オピー<「日本八景より」真鶴半島の上の月>わ 見ていて面白かったのだ

映像パネルの作品で 海から街の明かりを見た情景の 明かりが海に揺らめいてキレイだったのだ ジュリアン・オピーわ 同じ場所に他にも数点展示していたのだ


あと 坂本繁二郎の 独特の色使いで 幻想的の<水より上がる馬>も良かったのだ


このお写真わ 2階から見たサクラと イサム・ノグチの作品なのだ





好みの問題だけど 正直 ポロックよりも楽しめたような気がした<所蔵作品展>だったのだ

東京国立近代美術館の所蔵作品展わ 第1日曜日わ 無料で見れるので ぜひご覧くださいなのだ



この後わ えこうの友達と合流して 高田馬場のラーメン屋の<鶏そば 三歩一>に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『麺屋 一燈(2回目の特製濃厚魚介つけめん)@新小岩』なのだ

2012年04月13日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 東京国立近代美術館で開催している<生誕100年 ジャクソン・ポロック展>を見に行ったんだけど  出かけた時間わ ちょっと遅くて 14時過ぎだったので 竹橋にわ ちょっと遠回りなんだけど えこうの大好きなラーメン屋さんが空いていると思って 新小岩で途中下車して <麺屋 一燈>で かなり遅めのランチをしたのだ

麺屋 一燈

麺屋 一燈のHP
http://kiseki-dream.com/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13111737/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/27327.html




ぼくらがお店に着いたのわ ランチの終わる間際の 15時前だったので 並ばずに店内に入れたのだ でも店内わ こんな時間でも 8割くらい席が埋まっていたのだ

ぼくらが頼んだのわ <特製濃厚魚介つけめん(並 200g) ¥950>なのだ


なんで『特製』にしたかというと 麺の上に乗っている<真空低温調理した豚と鶏のチャーシュー>が入っているからなのだ この2種類のチャーシューわ すごく美味しいのだ

麺もつけ汁も大満足だし つけ汁の中に入っている アツアツの鶏団子わ 柚子入りで これも 美味しゅうございましたなのだ

一応 つけ麺のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


2010年10月に食べた1回目に食べた感想も載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/b052604e37faa314067df7bd15bbb41f


1年半ぶりくらい?に つけ麺食べたけど やっぱり美味かったのだ

<麺屋 一燈>のつけ麺わ すごく美味しいので わざわざ新小岩まで 行く価値があると思うのだ 食べログでも 東京NO.1ラーメンになっているし すごくオススメなんだけど 行列ができることが多いので ご注意なのだ



この後わ 竹橋に移動して 東京国立近代美術館で5月6日まで開催している<生誕100年 ジャクソン・ポロック展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『ボストン美術館 日本美術の至宝@東京国立博物館』なのだ

2012年04月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<三都画家くらべ-京、大坂をみて江戸を知る>を見たぼくらわ バスに乗って 武蔵小金井に移動してから 上野に向かったのだ

上野に着いて トーハク(東京国立博物館)に行って 6月10日まで開催中<ボストン美術館 日本美術の至宝>を見たのだ



ぼくらがトーハクに着いたのわ 18:30くらいだったので じっくり見ちゃうと 途中で時間がなくなっちゃうので サクッと見たのだ

東京展のみ <刀剣と染織>も展示していて合計で92点が展示されているのだ


サクッと見ただけなんだけど ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番凄かったのわ 曽我蕭白描いた<雲龍図>なのだ(※画像わ 部分なのだ)


本来 頭と尾の間に胴体の部分が描かれていたそうなのだ もし胴体が見つかったら 全部まとめて見たいのだ


快慶<弥勒菩薩立像>わ 美しすぎるのだ


載せているのが ポストカードの画像なんだけど この十倍以上わ 美しくて 優美なのだ


他にも 白いゾウが ちょっと変で怖い<普賢延命菩薩像>わ 印象に残ったのだ



尾形光琳<松島図屏風>も良かったのだ



今回わ サクッと見た程度だったので もう1度じっくり見に行こうと思っているのだ その時にわ 海を渡った二大絵巻などを中心に見るのだ

サッと見た程度だったけど 国宝級の良い作品がいっぱいあるので ちょっとでも気になる人わ 絶対見に行った方がいいと思うのだ

ぼくのオススメの展覧会なのだ



↓1回目わ サックと見た程度だったので こちらに再度(2回目)に見に行った感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/1da51d15bd975fd9d680ffce0d58a7c4




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <ボストン美術館 日本美術の至宝> 6月10日(日)まで

http://www.boston-nippon.jp/

東京国立博物館のページ
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1416

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1453




展示構成

プロローグ コレクションのはじまり

第一章 仏のかたち 神のすがた

第二章 海を渡った二大絵巻

第三章 静寂と輝き-中世水墨画と初期狩野派

第四章 華ひらく近世絵画

第五章 奇才 曽我蕭白

第六章 アメリカ人を魅了したわざ-刀剣と染織 (※東京展のみ)

展示の順番は、<プロローグ>→<第一章>→<第二章>→<第三章>→<第六章>→<第四章>→<第五章>となっており、92点を展示。(※展示替え等はなし)



気になった作品(※今回は、時間が足らなかったため、ほとんど感想ナシです。)

4.橋本雅邦 騎龍弁天(※画像は部分)



7.馬頭観音菩薩像



8.普賢延命菩薩像



23-1.快慶 弥勒菩薩立像


ポストカードの画像なんですが、実物はこの何倍も美しいです。


31.伝 揚月 枇杷に栗鼠図



40.伝 狩野雅楽助 松に麝香猫図屏風



44.長谷川等伯 龍虎図屏風



56.伊藤若冲 鸚鵡図



62.曽我蕭白 雲竜図(画像は部分)



解説に書いてあったのですが、本来、胴体の部分があったそうです。今回展示してるのは、頭と尾だけなのが、ちょっと残念の思いました。でも、頭と尾だけでも、かなり大きくて、凄かったです。


63.曽我蕭白 鷹図



65.曽我蕭白 風仙図屏風


左に風の表現が素晴らしい。


今回は、サッと見た程度だったので、二大絵巻をきちんと見れなかったので、もう1度見に行くつもりです。ボストン美術館から、素晴らしい作品がたくさん来ているので、早めにご覧になった方がいいと思いますよ。



巡回情報

名古屋ボストン美術館 2012年6月23日(土)~9月17日(月・祝) 2012年9月29日(土)~12月9日(日)

九州国立博物館 2013年1月1日(火・祝)~3月17日(日)

大阪市立美術館 2013年4月2日(火)~6月16日(日)



トーハクを出た後は、夜桜を見ながら、駅に向かいました。






今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。


『三都画家くらべ-京、大坂をみて江戸を知る<前期展示>@府中市美術館』なのだ

2012年04月07日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<麺創研かなで・改>でつけ麺を食べたぼくらわ バスに乗って 府中市美術館に行ったのだ

府中市美術館のある公園わ サクラが咲いていて えこうにお写真を撮ってもらったのだ





えこうが撮った写真も載せるのだ
  


府中市美術館でわ 5月6日まで<三都画家くらべ-京、大坂をみて江戸を知る>が開催中で ぼくらが見に行ったのわ 4月15日までの前期展示の『花と動物』なのだ(※前期のみの展示わ 約60点なのだ)



京・大坂・江戸の画家の作品が 約90点を展示してあって ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番インパクトがあったのわ 長沢蘆雪が描いた<なめくじ図>なのだ


なめくじと なめくじの貼ったあとが描かれていて なめくじのはったあとわ 一筆書きで描かれているのだ


森狙仙が描いた<猿図>なのだ


2頭の子ザル?の仕草がとってもかわいくて 毛がモコモコしていてすごく良かったのだ


森徹山が描いた<寒月狸図>も良かったのだ

月を見上げるタヌキが描かれているんだけれど 後ろ姿で哀愁が漂っていて 渋くてカッコいいのだ この作品を描いた森徹山わ 森祖仙の甥なのだ


吉村孝敬が描いた<竜虎図>もいいのだ


竜わ 雄々しくてカッコいいんだけど 虎が短足で 毛がモコモコした猫のマンチカンみたいで ちょっと可愛かったのだ 対決したら 竜の方が圧勝しちゃうんじゃないかと思えるのだ あと 単なる文字の問題だけど 龍虎図でわなく 竜虎図にちょっと違和感というか 疑問の思ったのだ


ぼくらが良かったと思う作品わ 動物たちの楽しい作品で 4月15日までの前期展示が多かったので お早めに見に行った方がいいと思うのだ

ちなみに 後期だと<人物画くらべ>が特集なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


府中市美術館 <三都画家くらべ-京、大坂をみて江戸を知る> ~5月6日(日)まで ※前期4月15日(日)まで

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/santo/index.html

作品リスト
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/santo/files/list0303.pdf




展示構成

三都に旅する

花と動物(※前期のみ)

山水くらべ

和みと笑い

三都の特産

※後期は、<花と動物>に代わって、<人物画くらべ>が展示になります。

タイトル通り、京、大坂、江戸の画家の作品が、前後期合わせて計152点が展示で、前期は89点(うち、前期のみの展示が61点)が展示。会場入口に作品リスト・画家の解説のプリントが用意されています。



気になった作品

9.中村芳中 盆踊図 (前期)

大坂の画家。掛け軸上部には、『盆の月 はしめて秋の ひかりかな』と江森月居の句が書かれ、盆踊りの光景が描かれている。大坂らしく、人物はユーモラスに描かれていて楽しげな雰囲気が伝わってくる。


15.俵屋宗達 春日野図 (前期)

京の画家。墨1色で鹿と秋?の草花が描かれている。特に鹿の顔がきょとんとしていて面白い。


18.秦意冲 松鶴図 (前期)

京の画家。作者について詳しくはわかってないが、若冲と関係があった可能性の高い画家だそうです。タコの足のような模様のある松の幹と、3羽の鶴の親子が描かれ、子供の鶴(雛)を描いた作品って、初めて見たかも?


20.岸駒 牡丹に孔雀図 (前期)

京の画家。岩場に咲く牡丹?の花と番(つがい)?の孔雀が描かれている。孔雀の尾羽が美しく、求愛しているようだった。


21.吉村孝敬 竜虎図 (前期)


京の画家。大きな掛軸に天空に竜、岩に立つ虎が描かれ、竜は雄々しくかっこいいのだが、虎は、短足気味で猫のマンチカンのようでした。


22.長沢蘆雪・呉春ほか 花鳥図 (前期)


京の画家。合作で花鳥や池に浮かぶ亀などを描く。5人で描いたものらしく、落款と描いたものの文字まで書いてあった。


25.森狙仙 猿図 (前期)


大坂の画家。大坂では『森派』と呼ばれる画家たちが、リアルな動物の絵を描いて大活躍したそうです。2頭の可愛い仕草のサルが描かれていて、毛の表現がすごかった。


27.上田公長 牡丹に孔雀図 (前期)

大坂の画家。No.20の同じで、孔雀が描かれているが、この作品は、孔雀の羽根などが、ちょっと油彩画っぽく感じました。


28.森徹山 寒月狸図 (前期)

大坂の画家。雲に隠れる月をずっと見ている狸が描かれている。タヌキが後ろ姿なので、哀愁漂う感じ?でした。作者の叔父は、森狙仙で養子になり森家を継ぐ。


30.狩野探幽 四季花鳥図 (前期)



34.宋紫石 蓮池水葵図 (前期)


江戸の画家。載せた画像でも分かるとおり、構図が良い。


40.葛飾北斎 宝珠を搗く月兎 (前期)

江戸の画家。丸く縁どられた月の中に、餅をつくように、ビリヤードの玉のような宝珠をつくウサギが描かれている。意味は分からないそうです。


79.長沢蘆雪 遠見富士図 (前期)


京の画家。近景に松、遠景に富士山が描かれ、富士山は塗り残して、冬の富士山を表している。


93.墨江武禅 月下山水図


大坂の画家。染め物の技術を使ったかのような墨の塗り分け方で、明暗を表している。ちょっと不思議な感じの作品。


96.歌川広重 江戸近郊図 (前期)

江戸の画家。望遠鏡でのぞいたみたいに、丸く縁どられた画面に西洋の遠近法を使った風景が描かれている。掛け軸の本紙の周りの『中回し』の部分に富士山と無数の鳥が白で描かれていた。


103.長沢蘆雪 なめくじ図


京の画家。なんで題材が<なめくじ>って思ったのですが、なめくじは、人を哲学させ苦笑させる、なかなかの存在だったようで、俳諧の世界でも詠まれていたそうです。動き回ったなめくじの貼ったあとが一筆書きで描かれている。


106.円山応挙 時雨狗子図


京の画家。時雨の表現はさすが応挙と思わせるように美しく、2匹の子犬は真ん丸で可愛く描いている。2つは異なる描き方をしている?


107.耳鳥斎 地獄図巻

大坂の画家。様々な地獄がユーモラスに描かれている絵巻。歌舞伎役者に大根を咥えさせたり、芸子の場合は人が三味線になっていたりと、クスッと笑ってしまう。


111.中村芳中 人物花鳥図巻(※画像は部分)


大坂の画家。琳派の1人。金泥か、黄土色?のたらしこみをしていて、独特の色合い。特に鶴が良かった。


112.松本奉時 煙管戯墨帖

大坂の画家。煙管に墨を付けて描いた作品。


122.狩野山雪 寒山拾得図 (前期)


京の画家。2m位の大きな掛け軸に、画面いっぱいに描かれている。恐ろしいようなで、ユーモラスな寒山拾得は、インパクト大。


126.伊藤若冲 猿図 (前期)

京の画家。墨の1色で、竹の上で耳をふさぐ漫画に出てきそうなサルが描かれている。まさに『聞か猿』で、もしかしたら三幅対だったんじゃないか?と思える作品。


131.伊藤若冲 垣豆群虫図


85年ぶりに展示されたそうです。動植綵絵のような感じでした。


あと、タイトルを忘れましたが、この虎も良かったです。



毎年、桜の咲く時期に開催する府中市美術館の企画展は、やっぱり面白い。今年も前後期に分かれていますが、なんとなくですが、前期の方が当たりのような気がします。

前期展示は、あと、少しで終わってしまうので、気になっている方は、ぜひご覧ください。


この後わ 武蔵小金井に行くバスに乗って 上野に移動して トーハク(東京国立博物館)で開催している<ボストン美術館 日本美術の至宝>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ