どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『<古代カルタゴとローマ展>の大きな「モザイク」@テレビ朝日』なのだ

2009年10月30日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<大きいものと小さいもの:チャプター2 ジャン=ミッシェル・アルベロラ展>を見たぼくらわ 六本木のテレビ朝日に移動して<古代カルタゴとローマ展>の大きな『モザイク』を見に行ったのだ

※前に見に行った<古代カルタゴとローマ展>の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/e0f43ed2d8b5d54c54bb07bbbcf43b93


大きなモザイクの作品名わ <地中海の島々と都市>なのだ



反対側から撮ったのも 載せるのだ



あと 気になった部分を撮ってみたのだ













モザイクわ 色鮮やかで キレイだったし 無料で見れて お得な気分になったのだ

たぶん 展示会場に入りきらなかったから 主催のテレビ朝日での展示になったと思うけど 巡回先と一緒に展示していると思うのだ


今回も素晴らしい作品を見ることが出来たし 美味しいものを食べることが出来て 良かったのだ

ありがとうございますなのだ


『大きいものと小さいもの:チャプター2 ジャン=ミッシェル・アルベロラ展@メゾンエルメス』なのだ

2009年10月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など>を見たぼくらわ メゾンエルメスで開催中の<大きいものと小さいもの:チャプター2 ジャン=ミッシェル・アルベロラ展>を見に行ったのだ



展示数が多くないので ぼくが書くのだ


メゾンエルメス <大きいものと小さいもの:チャプター2 ジャン=ミッシェル・アルベロラ展> 11月29日(日)まで

↓こちらに展示風景が載っています。
http://openers.jp/culture/tips_art/jeanmichelalberola.html




勝手なことを言って申し訳ないんだけど そんなに惹かれる作品わ なかったのだ

でも 壁に書かれた作品わ ちょっと面白いと思ったのだ


ぼくらわ 合わなかったけど 良いと思う人もいるし 無料なので行ってみたらいかがでしょうか?なのだ


この後わ テレビ朝日に展示してあった<古代カルタゴとローマ展>の大きな『モザイク』を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など@ブリヂストン美術館』なのだ

2009年10月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<PEN STATION MUSEUM(ペン・ステーション ミュージアム)>を見たぼくらわ ブリヂストン美術館に移動して 10月25日まで開催していた<Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など>を見たのだ



このブリヂストン美術館わ えこうが好きで 年に1回わ 必ず見に行く美術館なのだ

このときの ブリヂストン美術館でわ テーマ展示の<Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など>が30点展示してあって あとわ コレクション展示が150点展示していたのだ

テーマ展示で良かった作品わ モネ<黄昏、ヴェネツィア>と ザオー・ウーキー<07.06.85>なのだ

モネの作品わ 夕日が沈む空のグラデーションや ヴェネツィアのシルエットがキレイなのだ

ザオー・ウーキーの作品わ いろんな青の色が 海を連想させて 浅い海 深い海 穏やかな海などが1枚のキャンヴァスに描かれているような思えたのだ


コレクション展示で良かったのわ 山下新太郎<供物>や 岡田三郎助<婦人像>が良かったのだ

山下新太郎の<供物>わ なんだかルノワールを彷彿とさせる 美しい女性の絵で 奥さんへの愛情がいっぱい詰まっている作品だと感じたのだ

岡田三郎助の<婦人像>わ 着物姿で鼓を打つ美しい女性が描かれているのだ


今回わ 展示してなかったけど えこうが大好きな 岡田三郎助の<臥裸婦>もいつか見たいのだ(図録に ブリヂストン美術館所蔵と載っていたのだ)

他にも モネの睡蓮の2点や 藤島武二の重要文化財の作品<黒扇>  モーリス・ドニの<バッカス祭>なども良かったのだ

ブリヂストン美術館わ 良い作品を持っているし 特別展示の以外わ ぐるっとパスでも入場できるので ぜひ 見に行ってほしいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


ブリヂストン美術館 <Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など> 10月25日で終了しました




企画展(テーマ展示)の<Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など>から・・・。

展示構成

1.かたち Shapes

2.いろ Colors

3.モティーフ Motifs

4.イメージ Images

企画展(テーマ展示)の<Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など>での展示が27点、コレクション展示が約150点展示してました。(絵画、彫刻、古代美術を含む)


気になった作品

7.和田三造 海 (※石橋美術館所蔵)

磯のぶつかる波の迫力がすごい。特に、画面左側の波の表現がいい。


9.クロードモネ 黄昏、ヴェネツィア

この作品は、何度見ても好きな作品。夕日が沈む空のグラデーションや塔のシルエットがキレイです。


16.ポール・シニャック コンカルノー港

点描で描いた朝?の港の風景。最近見たモザイクを連想させる。


27.ザオ・ウーキー 07.06.85

タイトルの「07.06.85」は、完成年月日みたいです。

様々な青が海を連想される。私には、浅い海、深い海中、波などすべてを1つにまとめたように感じる。


夏から、開催していたこのテーマ、会期末に行ってしまいましたが、夏に見ておけば良かったと後悔しました。



そして、コレクション展へ・・・。

先ほどあげた、モネ、ルノワール以外にも、ゴッホ、マネ、ピカソ、マティスや、藤田嗣治、藤島武二、佐伯祐三、安井曾太郎などの国内外の近代の洋画を所蔵していて、そんなに混んでなくゆったり鑑賞出来ます。


気になった作品

52.ジャン―オーギュスト=ドミニク・アングル 若い女の頭部

肌に透明感のある美しい女性。未完だからより、美しく感じるのかも?


72.クロード・モネ 睡蓮の池

この睡蓮の池が描かれた時間は、淡い色の光のようなので、朝焼けや、夕焼け?の頃の時間に思える。理由は水面に映る柳の葉がちょっと暗く感じるから。(違っているかも?)

もうひとつ<睡蓮>の作品も展示していて、こちらも良い作品です。


73.ピエール=オーギュスト・ルノワール すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢

この美術館の目玉の作品の1つで、おしゃまな可愛い女の子の肖像画です。


74.ピエール=オーギュスト・ルノワール 水浴の女

今回は、5点展示していたのですが、この作品は、幻想的?に描かれているの。


89.モーリス・ドニ バッカス祭

様々な動物、人がたくさんいて、豊穣(収穫)を祝って楽しそう。


94.藤島武二 黒扇 (重要文化財)

異国(西洋?)の美しい女性が、黒い扇子を持っている絵画。なんともいえない魅力にあふれている。


95.岡田三郎助 婦人像

着物姿で鼓を打つ美しい女性が描かれている。

図録には、『この作品は、博覧会で1等賞を受けたのち、やがて三越呉服店のポスターに用いられ、私的な肖像画にもかかわらず、その図柄は多くの人々の目に触れる。呉服店のポスターによって油彩画の図像が全国に流布するという、珍しいできごとがひき起こりました。』と書かれています。


96.山下新太郎 供物

なんだかルノワールを彷彿とさせる、美しい女性(モデルは、画家の妻 誉花:よはな)の絵。この山下新太郎と言う画家、知りませんでした。

図録には、『<「供物」の意味は、鬼子母神へ供える柘榴の実>とと述べている。安産、育児の守護神である鬼子母神に妻を重ね合わせ、妻と長男を祝福しているかのよう。』と書かれています。

この図録の解説をふまえながら見ると、奥さん、子供への愛情がいっぱい詰まっている作品。


あと、安井曾太郎の<薔薇>も良かった。


今回展示していたなかったが、岡田三郎助の<臥裸婦>も見たかった涙てっきり石橋美術館所蔵の作品だと思っていたが、ブリヂストン美術館所蔵のようなので、ちょくちょく足を運んでみようと思う。

ブログで書いた<うみのいろ うみのかたち>は終わっていて、次回は、<安井曾太郎の肖像画>が開催します。安井曾太郎に興味がない人でも、コレクション展は、オススメですので行ってみてはいかがでしょか?


この後わ メゾンエルメスで開催中の<大きいものと小さいもの:チャプター2 ジャン=ミッシェル・アルベロラ展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『PEN STATION MUSEUM(ペン・ステーション ミュージアム)』なのだ

2009年10月27日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<美術を変えた9人の画家>を見たぼくらわ 京橋方面に歩くとすぐの<PEN STATION MUSEUM>に行ったのだ



今回わ えこうわ 書かずに ぼくが書くことになったのだ


PEN STATION MUSEUM(ペン・ステーション ミュージアム) ※日曜日・祝日わ 休館なのだ

http://www.pilot.co.jp/museum/index.html




このペン・スーテション ミュージアムわ蒔絵の万年筆(45種類)や 筆記用具に関するものを展示していて 係員に声をかければ 個人的に使用する場合のみ写真撮影OKとのことなので いろいろ撮ったのだ

まずわ 大きな万年筆なのだ



ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



こうすると 大きさが良くわかるのだ




↑ぼくの身長が 約25~30cmくらいなので 1m以上もある万年筆なのだ


これわ 大きなシャープペンなのだ



ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



こっちも並んで撮ったのだ



ぼくわ 写ってないけど えこうが 撮った蒔絵の万年筆なのだ



ちょっと気になったのを撮ってみたのだ







上に載せた写真わ 日本古来のデザインのものだけど 下の写真の万年筆わ 変わり物の万年筆なのだ




話を伺ってみると このキングコブラや パンダわ アメリカ向けに作られたものらしいのだ

蒔絵の万年筆わ 小さくて見えにくいので単眼鏡を持って行ったほうがいいかも?なのだ でも 単眼鏡などを持ってない人でも パソコンで拡大した蒔絵の柄が見ることもできるのだ


蒔絵の万年筆作り方のパネルもあったのだ



あと こんなの(硯?)もあったりしたのだ



この<PEN STATION MUSEUM>わ 無料で見れるので 行ってみてわ いかがでしょうか?なのだ しかも 1階にわ カフェもあるし 個人で使用する分にわ ミュージアム内の撮影許可もOKになると思うので オススメなのだ


この後わ ブリヂストン美術館に移動して もう終わった展覧会<Sea うみのいろ うみのかたち モネ、シスレー、青木繁、藤島武二など>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『美術を変えた9人の画家@ポーラ ミュージアム アネックス』なのだ

2009年10月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<クロアチアレストラン・ドブロ>でランチをしたぼくらわ ポーラ ミュージアム アネックスに移動したのだ



もう終わっちゃったけど 10月25日まで開催していた<美術を変えた9人の画家>を見たのだ



今回わ リニューアルしたから 豪華なラインナップだったのだ

モネ ルノワール ゴッホ ピカソ シャガール フジタなどが展示していたのだ

ぼくが 好きになった作品わ ルノワール<レース帽子の少女>なのだ

この作品を見に 箱根にある ポーラ美術館に行きたいと思ったのだ


この<レース帽子の少女>わ 年明けに国立新美術館で開催する<ルノワール 革新と伝統>でも展示するみたいなので 楽しみなのだ


↓来年の1月に<伝統と革新>を見に行った感想なのだ

http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/a96a62736514959c96e3b65381667336



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


PORA MUSEUM ANNEX <美術を変えた9人の画家> 10月25日で終了しました

http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/archive/detail_200910.html




10月25日で終わった展示ですが、リニューアルしてから、1番最初の展示だったので、豪華な内容てした。

ポーラ美術館の優れた作品11点を展示していて、2006年にBunkamuraで開催した<ポーラ美術館の印象派コレクション展>見た以来、ポーラ美術館所蔵の作品を見たのは2回目です。(初見の作品もあり?)


気になった作品

クロード・モネ セーヌ河の日没、冬

ブリヂストン美術館所蔵の<黄昏、ヴェネツィア>を思い起こさせるような空が印象的な作品。(ブリヂストン美術館も同じ日に見たので、記憶に残っているものあるかと思いますが・・・。)


ピエール・オーギュスト・ルノワール レースの帽子の少女

Bunkamuraで見た以来、2度目。やっぱりルノワールのこの時期の作品が1番好きなんだなぁ~と思いました。来年開催する<ルノワール 革新と伝統>でも展示するみたいで、また再会出来るようです。


ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ アザミの花

たぶん、初めて見る作品?ゴッホがなくなる1か月前の作品のようです。


マルク・シャガール 私の村

色彩の調和がとれているキレイな作品。


あと、レオナール・フジタ(藤田嗣治)が描いた<誕生日>も良かったです。


あらためてポーラ美術館には、よい作品がたくさん所蔵していると再確認しました。機会があれば、箱根に足を延ばしてポーラ美術館に見に行こうと思います。


この後わ <PEN STATION MUSEUM(ペンステーションミュージアム)>に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『クロアチアレストラン・ドブロ@京橋 or 宝町』なのだ

2009年10月25日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<七宝 -色と細密の世界->を見たぼくらわ INAXギャラリーの近くにある<クロアチアレストラン・ドブロ >に行ったのだ

クロアチアレストラン・ドブロ
http://www.dobro.co.jp/

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13004098/




ぼくらわ 数量限定<信州直送スペシャルセット ¥1180>を注文したのだ

まずわ <焼き立てパン>と <身体の温まるスープ>が運ばれてきたのだ





次わ <信州野菜サラダ>なのだ




最後わ メインの<八月穂マスと信州野菜ケッパーオリーブオイル焼き>なのだ



料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


ぼくらわ いつもお肉ばっかりで このような料理のお魚って 食べたことがなかったけど 美味しかったし しいて言えば スープも旨かったから 量がもっと欲しかったのだ

このお店わ 半地下のようになっていて店内の雰囲気が良くて オススメ出来ると思うし 土曜日や日曜日わ 比較的空いているみたいで ブリヂストン美術館や 銀座のギャラリーなどに行った際わ ぜひ なのだ


この後わ リニューアルした ポーラ ミュージアム アネックスに行って もう終わってしまった展覧会だけど<美術を変えた9人の画家>を見たけど そのことわ また 今度書くのだ


『七宝 -色と細密の世界-@INAXギャラリー』なのだ

2009年10月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

この日わ 京橋や銀座などをいろいろ巡って 最初わ <INAXギャラリー>へ行ったのだ



ぼくらわ 11月21日まで開催している<七宝 -色と細密の世界->を見て来たのだ


えこうわ 去年いっぱい七宝を見たらしいけど ぼくわ まとめて見るのわ はじめてなので 楽しかったのだ

<皇室の名宝>で 覚えた七宝の制作者の 並河靖之 涛川惣助の作品も展示していたのだ

他にも 七宝を制作する際に使用する道具や 紹介する映像などもあって 勉強になったのだ


このINAXギャラリーわ 無料で見れるので 銀座などに行かれた際わ ぜひ寄ってほしいのだ

でも INAXギャラリーわ 日曜日と 祝日がお休みなのでご注意なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


INAXギャラリー <七宝 -色と細密の世界-> 11月21日(土)まで ※日曜日・祝日は休み

http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001432.html




七宝をまとめてみたのは、去年の夏に<泉屋博古館 分館>で開催した<近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美->以来です。

今回は、約60点ほどが展示しており、紹介映像や、使用する道具、釉薬なども展示していて狭い会場ながら見応えありました。 


七宝とは?(解説から)

定義としては、「金属の素地にガラス質の釉薬を焼き付けて装飾したもの。」日本の七宝は、大きく2つに分けて象嵌七宝と有線七宝の2種類がある。


象嵌七宝

金属素地に文様形の窪みを作り、釉薬を充填して焼き付けたもの。この技法は、江戸時代に広く行われていたそうです。


有線七宝

素地に細かいリボン状の金属板で文様形の壁を立てて、その内外に釉薬を置いて焼き付けたもの。明治以降、近代においてもっぱら行われた技法。


気になった作品

菊文花瓶

黒みがあった赤が美しい花瓶。この色は、赤透(あかすけ)という赤い透明釉で出したそうです。


透胎菖蒲文花瓶

透胎とは、『胎の一部を糸鋸で切り取りそこに特殊な銀線を焼き付けて文様をつくり、その空いている部分に釉薬を流す技法』と解説に書かれていました。


藤文流釉六角花瓶

藤の花の部分が盛り上がっている。


月雲文硯箱

これは、無線七宝で作られた作品。

無線七宝とは、『釉薬を流した後に線を外して焼成する技法。線を外すので色がぼけ、絵画のようになる。濤川惣助が考案。』


金魚文花形皿

去年、泉屋博古館分館でも展示していた。濤川惣助が無線七宝で作った作品。金魚が綺麗でした。


月に花文皿

この作品も濤川惣助が無線七宝で作った作品。


蜻蛉文手箱

紫と白のコントラストが美しい手箱。白い部分には無数のトンボたち空を飛び、紫の部分には、釉薬の下?に稲の文様が隠れている。


花菱文引手

襖の引き手の七宝。この作品は腐食象嵌という技法を使用している。

腐食象嵌とは、『地を彫って釉薬を流し焼成する象嵌七宝の表面を腐食させる技法。』


あと、1ヶ月ほどで終わってしまいますが、INAXギャラリーで60点ほどの七宝が展示しています。<皇室の名宝>で展示していた並河靖之や濤川惣助などの作品も展示してあって、見ごたえありでした。



この後わ INAXギャラリーの近くにある<クロアチアレストラン・ドブロ>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『2回目の<皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>』なのだ

2009年10月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

表慶館で<アジアギャラリー>を見たぼくらわ 2回目の<皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>を見たのだ


前に見に行ったときわ <第1章 近世絵画の名品>だけで3時間かかって <第2章 近代宮殿装飾と帝室技芸員>を サッと見た程度だったので 再度見に行ったのだ

↓1回目に見た<第1章 近世絵画の名品>の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/06a104729f97d113a8068903f5e98429



第2章も いっぱい良い作品があったので ここで書くと 大変なことになりそうだから 多くわ書かないけど こっちも凄かったのだ(詳しいことわ えこうが後で書くと思うのだ)

ぼくが 1番凄いと思ったのわ 並河靖之が作った<七宝四季花鳥図花瓶>なのだ

これわ 漆黒の素地に 四季の花や鳥がいて もの凄くキレイだったのだ


他にも 横山大観<朝陽霊峰>や 涛川惣助<七宝月夜深林図額>や 海野勝<蘭陵王置物>など良かったのだ


<蘭陵王置物>絡みで言うと 平成館の1階の受付に この<皇室の名宝>のジュニアガイドが貰えるので 是非もらってほしいのだ

そのジュニアガイドに 載っていたのだけれど 海野勝の<蘭陵王置物>わ 付けているお面が 取れるらしく そのお面を取ったものが 載っていたのだ


この<皇室の名宝>わ やっぱり凄いのだ 出来ることなら 三の丸尚蔵館を会場を大きくして 常時 いろんな作品を展示すればいいと 思ったのだ

2期の展示も面白そうなので 絶対行くのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで> 第1期は、11月3日(火・祝)まで

東博のページ
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=645

宮内庁のページ
http://www.kunaicho.go.jp/20years/touhaku/touhaku.html

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=77




展示構成

第1章 近世絵画の名品

第2章 近代の宮殿装飾と帝室技芸員

第1章が18点展示(※動植採絵や、花鳥十二ヶ月図の数を1としています。)、第2章が約60点展示。


<第2章 近代の宮殿装飾と帝室技芸員>の帝室技芸員とは?
『明治23年10月、美術の保護奨励を目的として設置された制度です。日本の美術を奨励し、工芸技術を錬磨し、後進を指導することを目的としました。明治維新によって幕府や大名の庇護を失った画工や工芸作家たちの保護優遇からはじまり、西欧王室のように独自の文化的伝統をもつことが一等国になるために必要であるとの認識もありました。昭和19年まで続き、日本画、洋画、工芸、建築、写真まで幅広いジャンルから79名が任命されました。(東博HPから転載)


気になった作品

24.横山大観 朝陽霊峰

朝陽、雲海、空をすべて異なる金泥で描いている煌びやかな屏風。

解説には、『当時の批評によると、朝陽は天皇、富士山は日本国土、そして松林は日本国民の象徴であるという。』と書かれていました。

その解説をふまえて見ると、右隻の朝陽(天皇)が松林(国民)を照らし、左隻の富士山(日本国土)は、雄大さを表している。


28.菊桐鳳凰文ガラス花瓶


29.森寛斎 古柏猴鹿之図

鹿の背に乗っている猿が愛らしい図。鹿、猿ともにモコモコをした毛の質感がいい。

解説には、『柏(中国でいう柏とは、柏槇のこと)と、鹿、猿を取り合わせた「百禄封猴」の図様は、立身出世を意味する。』と書かれていました。


32.川端玉章 群猿之図

16頭?もの猿が楽しそうに遊んでいる図。岩と藤の花の対角線を意識した構図になっている。


36.荒木寛畝 孔雀之図

中央にいる孔雀の上に同じような孔雀のシルエットがあったが、これは意図的なものなのか?


43.高村光雲 矮鶏置物

つがいの矮鶏(チャボ)の置物。左側にいたオスの片足を上げていたポーズが面白い。


46.清風與平 旭彩山桜図花瓶

素地がほんのりとしたピンクになっていて、柄の山桜が立体的に表している。


48.橋本雅邦 龍虎図


49.並河靖之 七宝四季花鳥図花瓶

素晴らしいの一言!!素地の黒が美しく、花鳥の細かい柄の凄い。


61.涛川惣助 七宝唐花文花盛器

涛川惣助の珍しい有線七宝の作品(涛川惣助は、無線七宝のイメージがあるので・・・。)


65.加納夏雄 百鶴図花瓶


66.海野勝 蘭陵王置物

解説には、『毛彫、高肉象嵌など様々な技法が駆使され調金技術の結晶を評す作品。』と書かれていました。


67.涛川惣助 七宝月夜深林図額

無線七宝で制作された作品。制作途中で釉薬が混じらないように仕切っていた線を外すして焼き上げるので、釉薬が混ざり、にじみや、ぼかしができ、七宝だが絵画のよう。


72.川合玉堂 雨後

雨上がりで虹が掛かっている絵。虹が描かれている日本画って、初めて見たかもしれません?


76.上村松園 雪月花

雪は「枕草子」、月は「源氏物語」、花は「伊勢物語」に基づいて描かれている。(解説から)


この2章見るだけでも、2時間近くかかりました。素晴らしい工芸品の数々を拝見することが出来て良かったです。


11月12日(木)~11月29日(日)までの期間<2期:正倉院宝物と書・絵巻の名品>は休館日なしだそうです。

しかも、初日の11月12日(木)は天皇陛下御即位20年を記念して入館無料です。(※来場者多数の場合はご入館いただけないことがあります。)

教科書にも載っているような作品も展示するみたいですね。全部展示替えなので楽しみです。

↓後日、見に行った<2期:正倉院宝物と書・絵巻の名品>の感想です。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/466177aa12f9c3c0a60b51eca4c7f088


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。

ありがとうございます。


『トーハク(東京国立博物館)@アジアギャラリー(常設展示)』なのだ

2009年10月20日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ジュルアン・オピー 個展>を見たぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して 常設展の<アジアギャラリー>を見たのだ



今わ 東洋館が 耐震?工事中なので 表慶館での展示なのだ



一部の展示が 前に見た<カルティエ クリエイション>みたいに 暗い空間で 展示していたのだ

会場内が暗くて 上手く撮れなかったけど ぼくと作品を 一緒に撮ったのを ご紹介するのだ

これわ パキスタンの<如来立像>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



これわ イランの<多彩釉画像タイル 人頭の鳥>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



これも イランの<橙色土器 山羊頭形リュトン>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)




あと えこうが気になった作品も撮ったのだ


中国工芸

藍釉粉彩桃樹文瓶(らんゆうふんさいとうじゅもんへい)



紅釉瓶(こうゆうへい)




インド・ガンダーラ彫刻

バイラヴァ立像




東南アジア彫刻

ガネーシャ坐像



獅子上半身像



西アジア・エジプトの考古と美術

アリュバロス


他にわ 朝鮮のものも展示していたのだ


この表慶館わ 建物自体が 重要文化財なので えこうが ぼくを入れて ロビーの写真を撮ってくれたのだ







↓<古代カルタゴとローマ展>を見たから 思ったけど これも モザイクで キレイなのだ



東博(トーハク)に行ったら 企画展の平成館や 本館だけじゃなく お時間があれば 表慶館にも 寄ってみたら いいと思うのだ


この後わ 前に見に行って時間が足りなかったので 2回目の<皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『ジュリアン・オピー 個展@SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)』なのだ

2009年10月19日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<東京牛丼 牛の力>でランチをしたぼくらわ 上野を通り越して 谷中にある SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)に移動したのだ



SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)でわ <ジュリアン・オピー 個展>が開催中なのだ



展示数も少なかったし ぼくが書くのだ


SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス) <ジュリアン・オピー 個展> 11月14日(土)まで(※日・月・祝休廊)

http://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2009/10/julian_opie_exhibition/




ちょっと分かりづらいけど この写真の右奥に作品がちょっと写っているのだ



ジュリアン・オピーわ 上手く説明できないんだけど 特徴のある 人物を描くのだ 

13点展示していて、その内の3点は映像?作品で 1つわ 人が歩いているだけのものと あとの2つわ肖像画のようになっていて 背景などが 少し動いていたのだ

面白かったのわ 見る場所によって 作品に変化する作品で これも3点あったけど 見ていて楽しいから ずっと見ていたのだ


この<ジュリアン・オピー>の作品わ 結構面白かったので 上野へ行ったら 谷中へも足を延ばして見に行ってわ いかがでしょうか?なのだ


この後わ トーハク(東京国立博物館)に移動して 東洋館が 耐震?工事中なので 表慶館で展示している<アジアギャラリー>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『東京牛丼 牛の力(2回目の<牛力丼 白>)@上野(広小路口・不忍口)』なのだ

2009年10月18日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<古代カルタゴとローマ展>を見たぼくらわ 上野へ移動して まだ ランチを食べていなかったので えこうのお気に入りのお店の<東京牛丼 牛の力>へ行ったのだ

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13018775/




お店の外にわ こんな看板もあるのだ



ぼくらわ <牛力丼 白 ¥590>を食べたのだ(※白わ バターと温泉玉子と 刻みのりが入っているのだ)



牛丼のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



混ぜ混ぜして食べると バターと玉子がうまい具合に混ざって マイルドになって 美味しいのだ

ちょっと女性わ 入りづらいかもしれないけど 1度行ってみてほしいのだ



この後わ 上野を通り越して 谷中へ移動して SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)で開催中の<ジュリアン・オピー 個展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海の至宝@大丸ミュージアム』なのだ

2009年10月17日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 大丸ミュージアムで開催中の<古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海文明の至宝>を見たのだ



1番見ごたえがあったのわ モザイク画なのだ たしか15点くらいあったのだ

展示していたモザイクで 印象に残っているのわ <バラのつぼみを撒く女><水を注ぐ女>なのだ

これわ <バラのつぼみを撒く女>が 表から見たもので <水を注ぐ女>わ <バラのつぼみを撒く女>の女性が後ろ姿が描かれているモザイクなのだ こんなのわ 想像していなかったからビックリしたのだ

あと 大丸ミュージアムでわ 入らなかったであろう モザイク『作品名:地中海の島々と都市』が テレビ朝日に展示していたので 後日に見行ったのだ


↓<地中海の島々と都市>のモザイクを見に行ったブログなのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/cf2ec6b50603a73f77d0e09ef475dc39

ぼくの記憶だと 古代のモザイクが展示してあるのわ ブリヂストン美術館で展示していた1点くらいしかないような気がするのだ(ブリヂストンのわ 小さいなものなのだ)


この<古代カルタゴとローマ展>わ 岡山→岩手→京都→浜松→宮崎→名古屋と巡回するそうなので お近くに巡回先がある方わ ぜひなのだ

特に モザイクわ あまり見る機会がないので 必見なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ


大丸ミュージアム <古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海の至宝> 10月25日(日)まで

※HPはないようです。




展示構成

第1章 地中海の女王カルタゴ

第2章 ローマに生きるカルタゴ

第1章では、建国から名将・ハンニバルで有名なポエニ戦争による滅亡までを紹介。、第2章では厳選されたローマ時代の美術作品とカルタゴで花開いた芸術・モザイクを紹介して、今回の<古代カルタゴとローマ展>では、約160点を展示し、その9割が日本初公開。しかも、カルタゴ?(チュニジアかも?)関連の展覧会は30年ぶりの開催だそうですよ。


気になった作品

21.アンフォラ形容器

ラピスラズリ?のような青がキレイな容器。

解説には、『ギリシア容器をかたどったガラス製品、調和のとれた多彩色や特徴的な山形文様で装飾され、香油、軟膏を保存するために積勝たれた。』と書いていました。


69.奉納石碑

様々な奉納石碑があるが、この石碑は鳥が彫られたいる。この鳥たちm描写は、死者たちの魂を導く役割をしているのかも?


78.有翼女性神官の石棺(蓋)

解説には、『カルタゴのネクロポリス(共同墓地)から出土したエジプト様式の石棺の蓋、屋根形の蓋は、ギリシア様式の特徴を示す。髪はエジプト風下半身は大きな翼で包み込まれ、左手には香炉、右手にはハトを持つ、この女性像は、エジプトのイシス女神やネフティス女神を思い起こされる人物像。これは、フェニキア、エジプト、ギリシアなどの芸術的に着想を得たもの。』と書かれていました。

この大理石で制作された美しい女性像は、下半身の翼などに彩色?が施された後が見られ、当時どのような色彩をしていたのか、想像をかりたてる。手に持っているハトと香油の意味はなんだろう?


特別出品 鎧

青銅なっているが、金色に光っている鎧。胸当てと背当ての装飾が少し違うが、共に中央部分に古代ローマの知恵と工芸、戦いの女神のミネルヴァがかたどられている。

この鎧は、紀元前3~紀元前2世紀に年代づけ、カルタゴの英雄ハンニバルの軍となんらかの関係があると考えられているそうです。


110.ミネルヴァ頭部像

芸術と音楽、思想、文学、知恵、知性の神ミネルヴァは、ユーノーやユピテルとともに、ローマの偉大な3神のうちの1神だそうです。


115.ライオン像

威厳に満ちたライオン像と書かれているが、面長な顔なので、マントヒヒの顔のように思えてしまう。


116.プリアポス像

プリアポスとは、ディオニュソス神(ワインと豊穣の神)とアフロディーテ女神の息子、多産性の象徴で農民や羊飼いから信仰されたそうです。

衣服を入れ物にしてたくさんのブドウやザクロなどの果物を持っている。


ここから先に挙げる作品は、すべてモザイクの作品です。

モザイクの技法(※解説から)
『大理石やその他の自然石、色ガラスなどをハンマーで割り、サイコロ状に加工したテッセラと呼ばれる小片を組み合わせて、絵や文様を表現する技法によって制作。』

156.ヴィーナスの身支度

このようなヴィーナスが化粧をしている作品は、絵画を含め、初めて見たかも?


157.ゾウとニシキヘビ

ゾウがニシキヘビから攻撃を受けている。肝心の噛まれている部分が剥落しれいるのが残念。これは、狩猟がテーマの大型モザイクの一部だそうです。


158.バラの蕾を撒く女性

私邸浴場の冷浴室の四隅を飾っていたモザイクの一部。若い女性が、蔓籠を持ち中に入れられたバラの蕾を撒いている。

この女性は、ヴィーナスと関係があるかもしれないそうです。(解説から)


159.水を注ぐ女性

<158.バラの蕾を撒く女性>の女性の後ろ姿をかたどっている。この対に作品を見比べると、私は、後ろ姿が描かれているこの作品の方がいいと感じた。


161.オケアノスと海

海神オケアノスの頭部には、甲殻類のハサミが飛び出し、耳の部分には角が突き出ている。これらは、繁栄や豊漁を示したもの。


162.ネプチューン

ネプチューンを主題にした床モザイクは、公共浴場や、私邸の浴室、浴槽を装飾摺るために好まれる。

中央にいるネプチューンが三又の矛を持ち、海馬(上半身が馬で、下半身が魚の生き物)の馬車に乗っている。


私は、世界史に疎くカルタゴのことも、ほとんど変わらずに行ったのですが、楽しめました。特に、最後に展示していたモザイクが良かったです。

東京会場はもうすぐ終わってしまいますが、各地を巡回するそうなので、お近くの方は、ぜひご覧になって下さい。色鮮やかなモザイクは、あまり見る機会がないと思うので、オススメですよ。


巡回情報

岡山市デジタルミュージアム 2009年10月31日(土)~12月20日(日)

岩手県民会館 2010年1月7日(木)~2月2日(火)

京都文化博物館 2010年2月11日(木・祝)~4月4日(日)

浜松市美術館 2010年4月17日(土)~5月30日(日)

宮崎県総合博物館 2010年7月16日(金)~9月12日(日)

松坂屋美術館 2010年10月23日(土)~11月21日(日)


この後わ 上野に移動して えこうのお気に入りのお店の<東京牛丼 牛の力>でランチを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『上野の美術館 & 博物館のライトアップ + うえの華灯路 浮世絵行燈』なのだ

2009年10月14日 | その他【展覧会 & 美味しいもの以外】

<皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>を見たぼくらわ 上野公園内にある 美術館 & 博物館のライトアップを見たのだ

ライトアップだから ぼくと一緒の写真わ 撮れなかったのだ

トーハク(東京国立博物館)の表慶館 & 本館なのだ
 




黒田記念館なのだ



国際子ども図書館 なのだ



国立科学博物館 & 機関車なのだ





あと <うえの華灯路 浮世絵行燈>もやっていたのだ

こちらわ 昼間の行燈なのだ





こっちわ 夜の行燈なのだ










やっぱり夜の方がキレイだったのだ


今回も素晴らしい作品を見ることが出来たし 美味しいものを食べることが出来て 大満足なのだ

ありがとうございますなのだ


『皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで@東京国立博物館』なのだ

2009年10月13日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<トーハク(東京国立博物館)本館の常設展>を見たぼくらわ 企画展の<皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>を見たのだ



この展覧会わ 凄すぎるのだ 永徳の<唐獅子図屏風>や 若冲の<動植綵絵>30幅が全部展示してるし 工芸品とかも いっぱいあって 1回でわ 見れなかったのだ(ぼくらわ 第1章の展示だけ見るのに 3時間以上かかったのだ)

詳しいことわ えこうに任せるので ぼくが 気になったものを 少し ご紹介するのだ

狩野永徳・狩野常信が描いた<唐獅子図屏風>わ 右隻わ 永徳が描いいて 左隻わ ひ孫の常信が描いたそうなのだ ぼくわ 常信の描いた唐獅子の方が 愛嬌があって親近感を持てるので 好きなのだ 永徳の方わ ちょっと怖いのだ

伊藤若冲<動植採絵>わ 30幅全部見れて満足だけど 無料で貰える作品リストに 30幅の個別の作品名が載っていたら良かったなぁ って思ったのだ(実わ この作品名をメモしていたから 半分しか見れなかったのだ)

円山応挙の描いた<旭日猛虎図>わ 猛虎ってなっているけど 手足が短く お腹もぽっこり出ていて 可愛かったのだ


第1章を見終わったのわ 閉館の1時間くらい前だったので 第2章わ サッと見た程度にしたけど 後日 また 見に行ったのだ(後日の感想わ このブログの1番最後にリンクを貼るのだ)

半分しか見れなかったけど すごく大満足なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京国立博物館 <皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで> 11月3日(火・祝)まで

東博のページ
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=645

宮内庁のページ
http://www.kunaicho.go.jp/20years/touhaku/touhaku.html

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=77




<皇室の名宝>は、会期が2期に分かれていて、1期と2期で展示作品が全部展示替えだそうです。今展示している1期が、11月3日で終了し、2期が11月12日~29日の間展示しています。(※2期は休館日はなし)


展示構成

第1章 近世絵画の名品

第2章 近代の宮殿装飾と帝室技芸員

第1章が18点展示(※動植採絵や、花鳥十二ヶ月図の数を1としています。)、第2章が約60点展示で、三の丸尚蔵館では、全部展示出来ない?伊藤若冲の<動植採絵>30幅や、狩野永徳の<唐獅子図屏風>などの江戸時代の絵画や、明治以降に作られた素晴らしい工芸品などがたくさん展示しています。


気になった作品

4.狩野永徳・狩野常信 唐獅子図屏風

永徳が描いた右隻に、曾孫の常信が左隻を描き加えたそうです。桃山狩野派と江戸狩野派の違いを比べられる最良の作品。左隻の常信の方が、野山を駆け回っている楽しげ唐獅子で、右隻の永徳の方は、威圧感のあるちょっと怖い唐獅子で、戦国の世の桃山時代と、太平の世の江戸時代の違いかなぁ?と感じました。


5.萬国絵図屏風

作者は不明のようですが、この作品は、テンペラの技法を使用しているそうですよ。(テレビで紹介してました。)


6.伊藤若冲 旭日鳳凰図

この作品をみるのは、対決展で見た以来、2度目です。解説には、『「動植採絵」に先立って制作した作品。』と書いてありました。

つがい?の鳳凰がいて、翼を広げている方が雄で、波立つ岩の留まっているのが、雌のような気がします。岩に留まっている方が頬がちょっと赤かったので・・・・・・。


7.伊藤若冲 動植採絵(30幅) ※画像あり(ポストカードをスキャンしたもの)

若冲が10年かけて制作した作品。様々な作品に裏彩色を施しています。

※裏彩色・・・絹の裏側に彩色されたもののこと、色をぼかし柔らかい感じを出す効果がある。

以前、若冲の名も知らなかった頃に、三の丸尚蔵館で6幅を見て以来。

ただ、残念だったことは、作品リストに個別の作品名が載ってないのがショックでした。なので、全部展示順で作品名をメモしました。(右側に16点、左側に10点。奥の中央に4点が展示しています。)


動植採絵の展示順(感想あり)

右側の16点から(旭日鳳凰図側からの順番。)※7-00は、図録や、東博の作品リストの番号です。

7-1.芍薬群蝶図(しゃくやくぐんちょうず)



7-2.梅花小禽図(ばいかしょうきんず)



7-3.雪中鴛鴦図(せっちゅうえんろず)


左下にいるオシドリの水に潜っている姿(オシリを出している)が、可愛らしい。あと、降り注ぐ雪がキレイ。


7-4.秋塘群雀図(しゅうとうぐんじゃくず)


たくさんのスズメが草に向かって、降りてくる図。数多くいる中で上の方に1羽だけ白いスズメを描いている。これは、若冲の遊び心?


7-5.向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず)


ヒマワリと朝顔が咲いている。ヒマワリの葉が虫に喰われているので、この時期は、夏の終わり?


7-7.大鶏雌雄図(たいけいしゆうず)



7-8.梅花皓月図(ばいかこうけいず)


月に照らされ、梅の花も微かに光っている。これも裏彩色だと思う。


7-10.芙蓉双鶏図(ふようそうけいず)


2羽の鶏の姿が面白い。一方は、体を曲げて足の下からのぞいていて、もう一方は、しゃがんで上を覗き込んでいる。あと、上にいる赤と青の小禽がキレイ。


7-11.老松白鶏図(ろうしょうはっけいず)



7-12.老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)



7-13.芦鵞図(ろがず)



7-14.南天雄鶏図(なんてんゆうけいず)



7-15.梅花群鶴図(ばいかぐんけいず)



7-16.棕櫚雄鶏図(しゅろゆうけいず)



7-17.蓮池遊魚図(れんちゆうぎょず)


泳いでいる魚はアユばかりだが、1匹オイカワ?が混じっている。


7-18.桃花小禽図(とうかしょうきんず)


真ん中にいる小禽は、木からひょっこり顔を出しているようで面白い。


左側の10点の展示順(旭日鳳凰図側からの順番)

7-19.雪中錦鶏図(せっちゅうきんけいず)


雪の中なので、錦鶏の胸の赤が鮮やかに映えてキレイです。


7-21.薔薇小禽図(ばらしょうきんず)



7-22.牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)



7-23.池辺群虫図(ちけんぐんちゅうず)


たくさんのカエルや、オタマジャクシ、他にも、ヘビや蜘蛛や毛虫などもいる面白い絵。


7-24.貝甲図(ばいこうず)



7-26.芦雁図(ろがんず)


この雁は、凍っている水面に向かって、滑空(垂直降下)しているが、なでだろう?構図が面白いから、それとも別の何かを狙っているのか。疑問です?


7-27.諸魚図(しょぎょず)


この絵の主役はタコだと思える?タコの足に、子ダコが必死にしがみついているのが面白い。


7-28.群魚図(ぐんぎょず)


諸魚図と似ているが、こちらは、鯛が主役。タイの下にいる、ルリハタという魚には、プルシアン・ブルーという西洋の絵具が使用されている。もしかしたら、日本で初めて使用したかも?

上部にいる頭がでかい魚は、ハンマーヘッド(シュモクザメ)?


7-29.菊花流水図(きっかりゅうすいず)


流水の流れるさまと、菊のつるが交差していて、対になっている面白い構図。


7-30.紅葉小禽図(こうようしょうきんず)




中央の4点の展示順(左側から順番)

7-6.紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)



7-25.老松白鳳図(ろうしょうはくおうず)


白鳳の尾の羽根が、ハートマークになっているのが面白い。白い羽根が金色に見えるのは、裏から黄土を塗っているからだそうです。他の作品も白い羽根が、金色がかっていました。

※金泥を塗っても、キレイな金色にならず、黄土の方がいいそうです。(テレビで紹介してました。)

この作品は、<旭日鳳凰図>の翼を広げている鳳凰に似ている。


7-9.老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)



7-20.群鶏図(ぐんけいず)


中央に展示していた4点は、<動植綵絵>30幅の中で人気の高いものだろう?


10.円山応挙 旭日猛虎図

タイトルが<猛虎>となっているが、手足が短く、お腹がぽっこリと出ている、可愛らしいトラ。

解説には、『虎は、円山応挙が得意とした画題。本図は旭日を仰ぎ見る珍しい構図。』と書かれていました。


11.岩佐又兵衛 小栗判官絵巻

閻魔さまのいる<巻11>が良かった。


12.山口素絢 朝顔狗子図

3匹の子犬に愛嬌があり、仕草が愛らしい絵。

朝顔は、たくさんの種を付けますし、犬は多産の象徴なので縁起物の絵だそうです。


16.谷文晁 虎図

応挙の虎と違い、眼光の鋭い獰猛なトラ。かなり怖いです。


17.酒井抱一 花鳥十二ヶ月図

これも作品リストに個別の作品名がなかったのは、残念。2ヶ月ごとに、対になっている構図が面白い。


18.葛飾北斎 西瓜図

西瓜は角盥に、西瓜の皮は、2本の笹に張らせた紅白の糸に見立てられ、七夕の日の「乞巧奠(きこうでん)」の見立てとする説がある。(解説から)


↑この第1章だけで3時間以上かかったため、第2章の展示は、サッと見て時間になりました。(再度、2章を見に行きましたが・・・。)

第2章のことは、また今度書きます。工芸品がキレイで良かったですよ。


↓後日見に行った感想。

2回目の<皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>、第2章の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/30898bd34ca14d78423636f77e5b47c0

<第2期::正倉院の宝物と書・絵巻の名品>の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/466177aa12f9c3c0a60b51eca4c7f088


この後わ 上野公園内の博物館 & 美術館のライトアップなどを見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ



『トーハク(東京国立博物館)@常設展』なのだ

2009年10月12日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ポパイの台所>でランチをしたぼくらわ 上野に移動して トーハク(東京国立博物館)本館の常設展を見たのだ



ぼくらが気になった作品を載せるのだ

岩佐勝重が描いた 双幅の<猿猴芦雁図>なのだ


ぼくの写ってない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
    


狩野探信(守政)が描いた<百猿図>なのだ



たくさんのお猿さんが連なっていて 楽しそうなのだ




ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



林十江が描いた<鰻図>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



これわ 切手にもなっている 有名な 歌川広重<月に雁>なのだ



これわ 落款を拡大した写真で 馬と鹿の<バカ印?>が可愛いのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



歌川広重<葡萄に鸚鵡>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



重要文化財で 伝 毛松(もうしょう)<猿図)>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



トーハクの常設わ 毎回でわ ないけど 企画展を見に行って お時間があったら 脚を運ぶけど かなり良い作品を展示しているので ぜひ 寄ってほしいのだ


この後わ <皇室の名宝-日本美の華 第1期:永徳、若冲から大観、松園まで>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ