どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展@Bunkamura』なのだ

2011年04月17日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ Bunkamuraで 5月22日まで開催中<シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展>を見に行ったのだ



ぼくの気に入った作品をちょっとご紹介するのだ

もちろん 今回の最大のお目当てわ フェルメールが描いた<地理学者>なのだ


ぼくわ この作品をずっと見ていたら 地理学者が なぜか 見れば見るほど サッカー選手のメッシに似ているように思えたのだ

まぁ 冗談わ 置いといて 今回1番の目玉の作品で 中盤くらいに展示していたので ちょっと待っていれば 目の前で見れたし この作品の順路わ 右から左に流れるので 作品の左側からだと そんなに人に邪魔されずに ずっと見ることが出来るのだ 混んじゃった場合わ 作品の左から見るのがいいのだ


フェルメール以外の気に入った作品をご紹介するのだ

フェルディナンと・ファン・ケッセルに帰属となっていて <ネズミのダンス>って言う作品なのだ


4匹のネズミが手を取り合ってダンスしていて面白いのだ ネズミたちの後ろにいるラクダっぽい動物わ ネズミたちを狙っているかも?なのだ


バーレント・ファブリティウスが描いた<自画像>なのだ


マイケル・ジャクソンにそっくりなのだ もしかしたら この人が マイケルの前世だったのかも?って思っちゃったのだ


やっぱり 日本にいながら フェルメールの作品が見れるのって ほとんどないし フェルメールが好きなら 絶対に見に行った方がいいと思うのだ あと フェルメール以外にも 良い作品が多く展示していたので 結構オススメなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


Bunkamura <シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展> 5月22日(日)まで

※終了した展覧会のため、BunkamuraのHPがないようなので、巡回先のサイトを載せます。
http://www.ctv.co.jp/event/vermeer/index.html




展示構成

歴史画と寓意画

肖像画

風俗画と室内画

静物画

地誌と風景画

シュテーデル美術館所蔵の作品、100点ほど展示していて、メインの作品のフェルメールの<地理学者>は、会場中程に展示していましたよ。


気になった作品

1.ヨハネス・フェルメール 地理学者


画家の円熟期の37歳頃に描かれたもので、男性がメインのものは、この作品とルーヴルの<天文学者>のみ。この作品を見て思うことは、ベタですが、室内に差す光の表現が良いのだと思います。あと、地理学者のポーズ、作業に没頭しているのではなく、ふと顔を上げた時を描いているというのも気になります。

これで、日本にいながら、フェルメールの作品を見たのは11点になりました。

ちなみにこの作品だけ作品リストにちょっとした解説が載っています。


7.レンブラント・ファン・レイン サウル王の前で竪琴を弾くダヴィデ


サウル王の顔は、ぼやけていて見えづらいが、意地悪そうな雰囲気をしている。


12.フェルディナンと・ファン・ケッセルに帰属 ネズミのダンス


擬人化したかのように、4匹のネズミが手を取り合ってダンスをしている面白い絵。ネズミの後ろにいる動物はなんだろう?


16.ピーテル・サウトマン(?) 子供の肖像


男の子か、女の子か分からない子供の肖像。解説には、『少し派手な麦わら帽子が男の子を思わせ、レース付きの襟元やネックレスが女の子を思わせる』と書かれていました。


17.フランス・ハルス 男の肖像

解説に、『後の印象派が絶賛した自由な筆さばきを見せている。』と書かれており、特に男の手(指)などが印象派のように思える。


22.バーレント・ファブリティウス 自画像


コミュの書き込みで知っていたが、亡くなったマイケル・ジャクソンそっくり!!


28.ディルク・ファン・バーブレン 歌う若い男

この画家はローマに留学した時にカラヴァッジョの影響を受けたそうです。なぜ、酔っぱらっている?ような感じで肩の肌を出して歌っている構図何だろうと思いましたが、肌を出すことによってより、光と影の効果があると感じました。


35.アドリアーン・ブラウエル 苦い飲み物


画像を見て分かる通り、いかにも辛そうないった感じ。こんな画題を作品にするなのて、ちょっと面白い。


69.ヘンドリク・ファン・フリート デルフトの旧教会の内部


似たような絵を前から見て、疑問に思ったけど、教会内に人と犬が一緒に描かれてるので、この時代は教会内に犬を入れて良かったのか?


76.ヤーコブ・ファン・ロイスダール 滝のあるノルウェーの風景


作品の上下で両極端で静と動で分かれて、滝から流れる水の勢いに目がいく。解説によると、『左右対称に描かれた正方形の構図による』と書かれていました。


83.ヤン・ブリューゲル(父)の工房 ガラスの花瓶に生けた花


描かれている花は、『咲く時期が違うので空想のアレンジメント』と書かれていました。


90.ハルメン・ルーディング 苺の入った中国製の陶器とレーマーグラスのある静物

中央からやや下に描かれていた、みずみずしい赤い実(さくらんぼ?)に視線が取られてしまう。


あと、ペーテル・パウル・ルーベンスと、ヤン・ブックホルストの合作<竪琴を弾くダヴィデ王>も良かった。



フェルメールの<地理学者>を目当てに行ったが、他の作品も思っていた以上に良かったので、まだご覧になっていたい方はぜひ!!22日(金)以降の金・土曜日から夜間開催も復活するそうなので、ゴールデンウィーク後にでも、もう1度見に行こうと考えています。

東京だと、今年の末にまた、Bunkamuraでフェルメールの作品が3点展示しますし、2012年にも東京都美術館で<真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)>も展示予定なので、楽しみです。


巡回情報

豊田市美術館 6月11日(土)~8月28日(日)


Bunkamuraから 渋谷区立松濤美術館方面に行くとある <CREPERIE Ti ROLANDE(クレープリー ティ・ロランド)>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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