どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ムンク展ー共鳴する魂の叫び@東京都美術館』なのだ

2018年11月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京都美術館で 2019年1月20日まで開催している<ムンク展ー共鳴する魂の叫び>を見に行ったのだ



ぼくが気になった作品なのだ

<叫び>なのだ


ムンクの<叫び>わ 4点あるそうで 1910年?に描かれたもので 厚紙に描かれ テンペラと油彩で描いたこの作品わ 日本初公開だそうなのだ

大地の叫びが聞こえて 耳をふさぎ 口を開いているんだけど 絶望や不安を感じて 叫んでいるようにも見えるのだ  風景わ 色鮮やかだから キレイだけれど ウネウネで 怖さも感じるのだ

この作品が展示している場所わ 移動しながら最善列で見る列と 遠めから じっくり見れるブースに分かれていて 大混雑しなければ 結構見やすい感じになっていたのわ 良かったと思うのだ


<生命のダンス>なのだ


月明かりの元 みんなでダンスをしていて 作品の色がいいし 月と水面に映る月の道がいいのだ

えこうの方に作品の解説が書いてあるけど それをふまえて見ると 周りにいるダンスしている人たちわ 生命の営みを表していたりするのかなぁ~ なんて思ったのだ

えこうが言うにわ 2007年にも展示していた作品だそうなのだ


あと 叫びの背景に似ている<絶望>や <庭のリンゴの樹>も良かったのだ

<絶望>
なのだ


<庭のリンゴの樹>
なのだ



有名なムンクの<叫び>を見れた それにつきるのだ

ぼくわ ムンクの作品をまとめた見たのわ 初めてだったけど 惹かれる作品わ 色彩豊かで 北欧生まれだから 白夜などもあるし より色に惹かれているのかなぁ~ なんて思ったりもしたのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

東京都美術館 <ムンク展ー共鳴する魂の叫び> 2019年1月20日(日)まで

https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_munch.html

公式サイト
https://munch2018.jp/

作品リスト
https://www.tobikan.jp/media/pdf/2018/munch_worklist.pdf




展示構成

1.ムンクとは誰か

2.家族ー死と喪失

3.夏の夜ー孤独と憂鬱

4.魂の叫びー不安と絶望

5.接吻、吸血鬼、マドンナ

6.男と女ー愛、嫉妬、別れ

7.肖像画

8.躍動する風景

9.画家の晩年

オスロ市立ムンク美術館を中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点を展示しており、テンペラ・油彩画の<叫び>が日本初公開だそうです。


気になった作品

46.叫び


解説には、こう書かれています。
『「叫び」の背景には、夕暮れに道を歩いてたとき、自然をつらぬく叫びを聞いたという。ムンク自体の原体験がある。手で両耳をふさぎ、口を大きく開いて立ち尽くす人物と、フィヨルドの果てに広がる鮮烈な日没。描かれた人物の曲線のダイナミックなうねりに呼応し、人物の不安や孤独といった感情が周囲の自然に重ねられているようだ。ムンクはここで鮮やかな色彩と大きく波打つようなフォルムによって、フィヨルドに沈む日没の光景を底知れぬ不安の表す根源的なイメージに見事に変容させた。』


51.月明かり、海辺の接吻


浜辺の月明かりの下で、接吻する男女が描かれている。キスする二人は抽象化されて描いており、顔は同化しているようにもおめる。

他の作品にも描かれていたが、月と海に映る月の光で出来た月の道がいい。


64.マドンナ


硬骨な表情の裸婦。左下には胎児が周りには精子がふちどりに描かれている。聖性を持たせながら、生命の出発点も表すそうです。

マドンナは、叫びと同様、「生命のフリーズ」の中核をなすモティーフ。


74.マラーの死


ダヴィットと同名の作品から。これは、ムンクのトゥラ・ラーセンとの間に起きた銃暴発事件を暗示するそうです。


79.生命のダンス


解説には、こう書かれています。
『ムンクは人生を、誕生と繁殖、そして死が織りなす循環と考えていた。本作品では、左側に立つ白いドレスの女性の清らかさを、反対に立つ黒いドレスを着た年配の女性が拒絶された愛を表すとされる。愛の始まりと終わりの間に位置する中央の女性は情熱的な恋人、すなわち性愛を表すものと解釈される。』


89.太陽


「太陽」は、ムンクがクリスチャン大学講堂に描いた壁画の中心をなすモティーフであったそうで、反対の岸から上がる太陽が放射状に光を放ち画面を照らしている。ずっと見ているとその描かれた太陽は神の存在や精神性を表しているように感じた。


95.星月夜


ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの戯曲をイメージして描いた作品ともいわれるそうで、澄んだ空気とオーロラのような空の色がキレイ。画面下の黒い横顔の影は、ムンク自身であろうといわれているそうです。


<夏の夜、渚のインゲル>や版画の<不安>、<吸血鬼>なども良かった。


2007年にもムンク展を見に行ったのですが、その時は感想とかは書いてなかったので、一部の作品以外は忘れてしまっていたので、新鮮な気分で見ることが出来ました。もちろん、<叫び>を目当てで見に行きましたが、<星月夜>や<太陽>など、色に独特な感じのある作品が良かったですし、オススメの展覧会だと思います。

アートを詳しくない人でもムンクの<叫び>は知っていますし、会期末になるときっと混雑するのでお早めにご覧になった方がいいと思いますよ。

あと、第3水曜日は、65歳以上は無料なのでその日も避けた方がいいと思います。


この後わ どうしてもピッツァが食べたかったので 亀戸駅に移動して<リンシェメ>でランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ



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