どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『オラファー・エリアソン あなたに出会うとき@金沢21世紀美術館』なのだ

2010年02月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したもので 金沢旅行のことなのだ

<兼六園>を後にしたぼくらわ 金沢21世紀美術館に移動して 今回の旅の最大のお目当てで 3月22日まで開催している<オラファー・エリアソン あなたに出会うとき>を見たのだ



これわ 大事なことなんだけど この企画展わ 普通の企画展のように 順路というのがない(順番を関係なく どの作品からでも見れる)ので チケットを買ったときにもらう 注意書きの載っている作品リストや 入場するときにもらう作品リストにある地図を見ながら 作品を見ないと 見逃してしまう作品があるのでご注意なのだ


今回わ 24点の作品があって ぼくらが見て思ったのわ 複数で見に行った方が絶対楽しめると思ったのだ(1人でも充分楽しめるけど・・・なのだ)

その中でも 凄く楽しかった作品を何点かご紹介するのだ

<ゆっくり動く影>なのだ

これわ 5~6個の照明を壁に照らしていて 人がこの場に行くと その人の影が 何重にも写って見えるのだ あと 人の立つ距離によって その影の間隔が大きくなったり 小さくなったりして楽しいのだ


<ゆっくり動く色のある影>なのだ

これわ <ゆっくり動く影>と ほぼ一緒で 6色のライトのあるから 影が様々な色に変化して キレイで楽しかったのだ


<水の彩るあなたの水平線>なのだ

これわ 真っ暗の部屋の中に 円形の簡易プールみたいなのがあって その中に丸い虹が写っていて その虹が壁にも写っている作品で 入口にある段差が踏み台になっていて 踏み台を踏むと 円形のプールの水が揺れて その中にある虹も揺れるのだ

この作品わ 今回展示した中でぼくが1番好きになった作品で 何度も踏み台を踏んで 虹の揺らめきを楽しんだのだ


<色のある影絵芝居>なのだ

これわ <ゆっくり動く色のある影>のようなものに ハチの巣のような形をしたガラスのある作品で 万華鏡と影絵が合体したような作品なのだ 1人だと絶対見れない作品なのだ

1人で行った場合わ 近くの係員にお願いをすると見れるので お願いしてみるといいと思うのだ


※あと ぼくらわ見てないけど 女性わ お手洗いに行って欲しいのだ オラファー・エリアソンの作品でわないけど 1つ作品があるそうなのだ(男性わ コレクション展のお手洗いにあるので 大丈夫なのだ)

↑ぼくらわ コレクション展の方を見たのだ


オラファー・エリアソンさんの作品を見て思ったけど なんか『光の魔術師』のように思ったのだ 光を使った作品わ キラキラしていたり 光を感じたりで面白かったのだ

金沢までわ 遠いけど この<オラファー・エリアソン あなたが出会うとき>わ 凄く良かったので お時間がある方わ ぜひ見に行って欲しいのだ

この展覧会わ 2010年のベスト10入り 決定なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


金沢21世紀美術館 <オラファー・エリアソン あなたが出会うとき> 3月22日(月)まで

http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=460

このページに作品の一部が動画で見ることが出来ます。
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/olafur/



私が、オラファー・エリアソンを知ったのは、原美術館で、2005年~2006年開催していた展覧会の<オラファー・エリアソン 影の光>でした。その頃は、ブログを書いてなかったので、うろ覚えですが、『滝のように水を流れているところに光を当てて虹のような光が写る作品』の展示が印象に残っています。その後、2009年森美術館で開催した<万華鏡の視覚>でも1点を見れて、やっぱりオラファー・エリアソンの作品が好きなんだ~って再確認して、今回、金沢まで足を運んでこの展覧会を見に行きました。


今回は、24点の作品が展示しています。そのほとんどが、何も考えずに見て楽しいと思える作品で、一部の作品でいいから、各地に巡回すればいいのにと思いました。

作品によっては2人以上で見に行かないと見れない作品があります。(その作品は、係員にお願いしたら見ることは出来ますが・・・。)


気になった作品

3.一色の部屋

オレンジの照明がびっしりある部屋で、その照明のせいで見る色が違って見える。例えば人の顔が灰色に見えたり・・・。たぶん、原美術館で似たような作品が展示していたような気する


4.スターブリック

テトラポットの出来そこないのようなたくさん連なって光っている。それがガラスに写り込むと、『東北三大祭りの秋田の竿燈』のように見える。(暗くなってから)

プールの奥に見える黒いのが、<スターブリック>です。



8.ゆっくり動く影

5~6個の照明を壁に照らしていて、人がこの場に行くと人の影が何重にも写って見える。あと、人の立つ距離によって、その影の間隔が大きくなったり小さくなったりして楽しい。


10-A.動きが決める物のかたち(まもなく) 10-B.動きが決める物のかたち(いま) 10-C.動きが決める物のかたち(それから)

3つの水(噴水?)を使った作品が展示。暗い部屋にストロボを連続で点滅させて、噴水のような水が止まって見える。強烈なストロボが連続で点滅するので、目が疲れるが面白い展示でした。


12-B.ゆっくり動く色のある影

この作品は、8の作品のほぼ一緒だが、カラフルな6色のライトで照らしている。影が様々な色に変化してしてキレイで楽しい。


13.アイ・アクティヴィティ・ライン

1枚が20cm×16.5cmの1枚ずつ微妙に色を変えて塗られた板が壁に60mほど一色線に並んでいる作品で、『青~緑~黄色~オレンジ~紫』と色が変化している。今回は壁1面に連なって展示したが、両端の色が似ている色だったので、この作品が丁度おさまる展示室だとぐるっと1周するように展示したかったはず。


14.水の彩るあなたの水平線

真っ暗の部屋の中に円形の簡易プールに、丸い虹が写っていて、その虹が壁にも写っている作品。入口にある段差が踏み台になっていてその踏み台を踏むと円形のプールの水が揺れて水に写っていた虹も揺らめく。

私は、何度も踏み台を踏んで、虹のキレイな揺らめきを楽しみました。


16.あなたが創りだす空気の色の地図

ちょっと低めの六角形の天井に、赤、青、緑のライトがきっちり3分割に分かれいて、その空間には霧のでている幻想的で、キレイな空間。


19.色のある影絵芝居

これは、12-Bの作品のようなものに、ハチの巣のような形をしたガラスのある作品で、万華鏡と影絵が合体したような作品。

作品のまわりに誰かいれば見ることが出来ますが、1人だと絶対見れない作品なので、1人で行った場合、近くの係員にお願いをするいいと思いますよ。


この<オラファー・エリアソン あなたが出会うとき>は、わざわざ遠くから見に行ったかいがありました。様々な作品を見ていて思ったのですが、オラファー・エリアソンは、『光の魔術師』のように感じました。光が煌いていたり、光を感じたり、幻想的だったりと・・・。

まだ、会期が1ヶ月あるので、遠出してでも見る価値のある展覧会だと思います。

どるちもそうでしたが、私の中でも、年間ベスト10入り決定です。


3月になると、美術館の外に、オラファー・エリアソンさんの作品<カラー・アクティヴィティ・ハウス>が、常設展示されるそうですよ。

↓こちらに、<カラー・アクティヴィティ・ハウス>が載っているページがあります。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=10

↓気になる展覧会があったし 4年後に<カラー・アクティヴィティ・ハウス>を見た感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/fe4f8d551eb9ba1ad1e6fbf82e286877



この後わ 金沢21世紀美術館内の<コレクション展「Shift-揺らぎの場」>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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