どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち@東京都美術館』

2008年08月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

東京都美術館で開催している<フェルメール展>を見に行きました。

東京都美術館 <フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち> 12月14日(日)まで 

http://www.tbs.co.jp/vermeer/


今回のフェルメール展は、展示数(38点)が少なく、すべて作品にちょっとした解説が載せてあります。

目玉のフェルメールの作品は、階段を上がった1階部分(入口が地下1階なので・・・。)に展示してあまります。しかも、その1階部分にフェルメールの作品7点のみという贅沢な使い方をしています。

並んでいる順番に紹介します。

マリアとマルタの家のキリスト


解説には、マリアの座っているイスにサインが書いてあると載っていました。ちょっと肉眼では観え難いです。たしか、『IVMeer』と書いてあったと思います。


ディアナとニンフたち


真ん中の黄色の服の女性(ディアナ)の頭上に三日月の飾りがあるんです。正直、解説に書いていなければ、見逃していたかも?小さいので、わかりづらかったです。


小路


この作品が1番人気があったかも・・・?空間の奥行きを見せるために、女性(真ん中の赤と青の女性)がいるそうです。あと、フェルメールの作品で唯一子供が描かれているそうですよ。

細部まで細かく描かれたいました。(ただただ、凄いと思いました。)


ワイングラスを飲む娘


私が、パッと観た時の感想は、女性がいい感じに酔っているような感じがしたのですが・・・。

画面左の窓のガラスに<手綱>があるそうです。その意味は中庸のようです・・・。すみません。作品に夢中でメモを取ってません。こちらも、きちんと解りましたら修正します。

<手綱>も肉眼では、観え難いです。


リュートを調弦する女


解説には、もう1つの楽器があると書いてありましたが、暗くてわかりませんでした。この女性は窓を気にしています。人がくるみたいです。待ち遠しそうなので恋人とかでしょうか?


手紙を書く婦人と召使い


この作品は、追加出品の作品です。<絵画芸術>が出品したら、来てなかったかも・・・?

画面右下に手紙が捨てられています。たぶん、書き損じでしょうけど・・・。もし、届いた手紙だとしたら・・・まぁ。そんなことはないでしょうけどね。

窓の光が女主人に当たってキレイです。


ヴァージナルを弾く女


この作品は、フェルメール作じゃないとされてきました。しかし、科学的調査で、フェルメール作と判断されたようです。前にテレビでやってましたが、この<ヴァージナルを弾く女>とフェルメールの作品の1つが、木の木目?または、カンヴァス?が一致していたそうですよ。他のも要因があったのでしょうけど・・・。

フェルメール本人の作品かは、疑問の声があるそうですが、うーん、私じゃ判断はつきません。(当たり前ですね・・・。)


今回は、作品保護のため展示されませんでしたが、<絵画芸術>も観てみたかった・・・。


今回の7点観れたことで、私が観たフェルメールの作品は、合計9点になりました。

以前観たことがあるのは、2005年に<窓辺で手紙を読む女>、そして、去年<牛乳を注ぐ女>です。





でも、1番観たいのは、<真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)>1984年と2000年に来ているので、今度日本で観れるのは・・・。2020~2030年ころですかね?それとも、オランダに観に行くか・・・。


生きているうちに絶対観たい絵画のひとつです。


ちょっと話がずれましたが・・・。今回のフェルメール展、フェルメール以外の作品もかなり良かったですよ。すごくオススメですよ。

私は、2時間以上かかりました。


今回のフェルメール展混雑すると思うのですが、ちょっと観やすくなる方法?をお教えします。閉館の30分前までに全作品を観て、ミュージアムショップの買い物も終わらしておきます。そして、閉館までフェルメールの作品を観ればいいのではないでしょうか。しかも、今回は、7点もあるので、うまくバラけると思うのです。運が良ければ、貸切状態なんてのもあるかも・・・?(勝負は、閉館10分前からですよ!)←会期末は成功するかわかりませんが・・・。

この後は、<音音 上野バンブーガーデン店>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。



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