どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『リニューアル・オープン記念展 Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY@サントリー美術館』なのだ

2020年09月16日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ もう終わってしまった展覧会のことだけど サントリー美術館9月13日まで開催していた<リニューアル・オープン記念展 Ⅰ  ART in LIFE, LIFE and BEAUTY>を見てきたのだ



ぼくが気になった作品で 1点を除き 写真撮影がOKだったのだ

1番良かったのわ 左側の作品 鏑木清方<春雪>なのだ


著作権のこともあるので 2点撮りをしたのだ

サントリー美術館所蔵の作品の中でも好きな作品だから 見れて良かったし 一緒にお写真も撮れて嬉しいのだ


重要文化財<泰西王侯騎馬図屛風>なのだ


ぼくらわ この作品が見たくて この展覧会に行ったのだ!!

サントリー美術館のHPに載っていたけど 右からペルシア王 アビシニア王(エチオピア王) フランス王アンリ四世とされるそうで 左端わ イギリス王 あるいはギース大公フランソワ・ド・ロラン カール五世など 諸説あるそうなのだ

この作品わ 神戸市立博物館の<泰西王侯騎馬図>と対の作品のようで 2つを並べて見比べてみたいのだ


国宝<浮線綾螺鈿蒔絵手箱>なのだ


別角度のお写真なのだ


螺鈿の輝きが美しいのだ


狩野探幽<桐鳳凰図屏風>なのだ


左隻 右隻とも 番(つがい)の鳳凰が描かれ ともに見つめ合う感じがいいのだ


賀茂競馬図屛風を見る 野口哲哉さんの作品なのだ


なんとなくだけど 野口さんの作品わ 神事を見たくて 屏風の中から出てきちゃったのかなぁ~ って思ったのだ・・・あと 左側のMETの紙袋を持っている人がいいのだ


あと ピンボケしちゃったけど 簪や櫛などがいっぱい展示していたのが良かったのだ


その中でも この3点がいいのだ





終わってしまった展覧会だけど サントリー美術館所蔵の作品をたくさん見れたし お写真もOKだったのわ 嬉しかったのだ

リニューアル記念の展覧会わ あと2回あるので それらも見に行くのだ!!



ここからわ えこうの感想なのだ

サントリー美術館 <リニューアル・オープン記念展 Ⅰ  ART in LIFE, LIFE and BEAUTY> 終了しました

https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2020_1/index.html

作品リスト
https://www.suntory.com/sma/exhibition/visual/2020_1/List.pdf?_ga=2.16569718.1916721622.1598960874-1071783490.1591885815




展示構成

第1章1節 装い:浮線綾螺鈿蒔絵手箱と化粧道具

第1章2節 装い:美人画と着物

第1章3節 装い:鎧兜と戦のいで立ち

第2章1節 祝祭・宴:祝いの調度

第2章2節 祝祭・宴:宴の屛風と酒のうつわ

第3章1節 異国趣味:南蛮屛風と初期洋風画

第3章2節 異国趣味:異国趣味の意匠(デザイン)

サントリー美術館は「生活の中の美(Art in Life)」を基本理念に展示・収集活動を行っており、リニューアル後初の本展では、改めてこの基本理念に立ち返り、酒宴で用いられた調度、「ハレ」(=非日常)の場にふさわしい着物や装飾品、豪華な化粧道具などから、異国趣味の意匠を施した品々などを展示しており、古美術に造詣の深い現代作家の作品も一緒に展示していました。

1点を除き、写真撮影がOKでした。


気になった作品

2.浮線綾螺鈿蒔絵手箱 国宝



27.菊唐草蒔絵化粧具揃





102.柳々居辰斎 風中双美人図


風に吹かれ、中の襦袢が露わになり、色っぽいが上品でもある。作者の柳々居辰斎は、葛飾北斎の門人だそうです。


107.長谷川貞信 浪花自慢女風俗名物尽


私が見たのは前期なので、こちらの5点が展示していました。中でも群青が美しい真ん中の2点が良かった。



109.小林清親 花模様 寛永正保頃


花模様は、清親の数少ない美人画のシリーズだそうで、各時代を代表する女性を描いたそうです。

この作品は、風呂から戻った遊女が手紙を読んでおり、くるりとした髪の毛がモダンな感じがする。


110.小林清親 花模様 承応万治頃


蚊帳の中から納涼船を眺める女性が描かれていて、蚊帳越しに見える月がいい。


120.鏑木清方 春雪(※右の作品)


解説には、こう書かれています。
『武家の女房が帰宅した夫の羽織を畳んでいる。本作は、第二次世界大戦終戦と同じ年に清方が疎開した御殿場で描かれた。戦時中、美人画は非国策画とされていたため、戦後の新しい時代へと向かう象徴的な作品といえる。』


136.浅葱紋絽地流水花束模様小袖(※右の作品)
137.緋綸子地葵藤牡丹扇面模様打掛(※左の作品)



155.朱漆塗矢筈札紺糸素懸威具足


156.野口哲哉 WHO ARE YOU ~木下利房と仮定~




野口さんとのコラボ展示で、すごく良かった。


170.狩野探幽 桐鳳凰図屏風


左隻


右隻


解説には、こう書かれています。
『右隻の鳳凰のつがいの間にはひな鳥が描かれており、親子の情愛を示している。左隻では鳳凰が対角線上に視線を交わしており、仲睦まじい様子を想起させる。祝いの席にふさわしい作品となっている。』


164.賀茂競馬図屛風



205.薩摩切子 藍色被栓付瓶
206.染付吹墨文大徳利



235.伝 狩野山楽 南蛮屛風 重要文化財


逆からも撮ってみました


左隻は、異国で会議を行う様子のカピタン(船長)や、異国の女性を描いているそうです。


右隻は、日本に入港する南蛮船と上陸したカピタン(船長)一行、宣教師たちを描いているそうです。


うろ覚えだが、この作品って教科書に載っていたような・・・?


237.成田国際空港 飛行機百珍圖(版画) 右側
238.成田国際空港 南ウィング盛況の圖(版画) 左側



239.泰西王侯騎馬図屛風 重要文化財


解説には、こう書かれています。
『南蛮文化交流の時代に日本人が西洋の技法を学んで描いた初期洋風画の代表的作例。もとは福島・会津若松の鶴ヶ城の障壁画であったという伝承がある。異国の王侯と堂々たる馬の組み合わせによる構図は当時の日本人を魅了したに違いない。』


245.花鳥螺鈿蒔絵聖龕



246.IHS桜橘桐螺鈿蒔絵書見台



あと、金屏風のもとに飾られていたこちらの展示も良かった。



写真を載せただけの感想をなってしまいましたが、大好きな清方の<春雪>や、泰西王侯騎馬図屛風、南蛮図屏風などが見れましたし、現代アートの作家とのコラボ展示も面白かったです。

9月30日からのリニューアル・オープン記念展Ⅱも写真撮影OKらしいので楽しみですし、見に行こうと思っています。


この後わ 森美術館に移動して<STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ>を見に行ったんだけど そのことわ 今度書くのだ



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