どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展@東京都美術館』なのだ

2015年10月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(常設展示)>を見たぼくらわ 東京都美術館に移動して<マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展>を見たのだ



ぼくが気になったモネの作品をご紹介するのだ

もちろん1番良かったのわ 10月18日まで展示<印象、日の出>なのだ


オレンジの太陽が昇ってきて 水面に一筋の光が輝いていてキレイだし 朝焼けの空もいい感じなのだ 遠景に グレーっぽい建物などがあるから オレンジの太陽や光が映えているのだ

水門が開いていて 煙がかすかにたなびいているので 東から吹く風の日 太陽の登る位置 穏やかな海面などから 『1872年11月13日午前7時25分から35分頃』に描かれた可能性がもっとも高いと結論づけられたそうなのだ

あと 額縁の下の銅の部分も 日の出に照らされているようにも見えたのだ


<睡蓮とアガパンサス>なのだ


右下の塗り残しから  アガパンサスの茎から紫の花へ そして 中央左下の睡蓮の黄色い花へと視線を誘導するかのようにかのように描かれていると感じたのだ

やっぱりモネわ 遠くから見ると すごくキレイなのだ


<睡蓮>なのだ


横の長さが3メートルもある大作なのだ

キャンバスの白の素地が残っていて 未完で 抽象的で落書きののようにも見えるけど その白い部分を水面として見たら きちんと作品として成立していて面白いのだ


あと 小さい作品だけど <鉄道橋、アルジャントゥイユ>や 晩年の作品<日本の橋>・<バラの小道>等も良かったのだ


<印象、日の出>わ 2008年に名古屋で展示したそうだけど 東京だと21年振りだし 18日までの展示なので お早めにご覧になった方がいいと思うし オススメなのだ

今回わ 間近で見る人と 遠目から見る人とで 別れて見れるので 見やすくなっていたのだ

えこうが後で 巡回情報を書くけど 各会場とも <印象、日の出>わ 一定期間の展示みたいなので ご注意なのだ

ぼくらわ 20日から展示される<ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅>も見に行こうと思っているのだ

 


ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

東京都美術館 <マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展> 12月13日(日)まで

http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_monet.html

公式サイト
http://www.ntv.co.jp/monet/

作品リスト
http://www.tobikan.jp/media/pdf/20150919_monet_worklist.pdf




展示構成

家族の肖像

モティーフの狩人Ⅰ

収集家としてのモネ

若き日のモネ

ジョルジュ・ド・ぺリオ・コレクションの世界の傑作-マルモッタン美術館の印象派コレクションの誕生

モティーフの狩人Ⅱ(ノルマンディーの風景)

睡蓮と花-ジヴェルニーの庭

最晩年の作品

モネの作品だけでなく、モネが収集した作品を合わせて、約90点を展示しています。


気になった作品

1.クロード・モネ 印象、日の出 ※10月18日までの展示


解説には、こう書かれています。
『朝もやのたちこめたル・アーヴル港に日が昇り始め、空や水面が朱色に染められていく瞬間が描かれている。そびえ立つマストや改修工事に使われるクレーン、勢いのよく上がる煙など、活気にあるれる早朝の港内の情景が生き生きと表されている。しかし、発表同時は、この束の間を素早く捉えた表現が未完成のようだと批判も受けた。いわゆる第1回印象派展に出展され、「印象派」という呼称の由来となった作品として知られる。』


4.ピエール=オーギュスト・ルノワール 新聞を読むクロード・モネ


2010年の<ルノワール 伝統と革新>で見て以来、嬉しい再会。

前回の時見れなかった、対の作品である、No.5の<クロード・モネ夫人の肖像>も展示、息子のミシェルが所有していた時には、この2つの作品は、同じ額に納められていたそうです。


8.クロード・モネ 幼いミシェル・モネの肖像


カミーユとの間に生まれた次男のミシェル。1歳の頃なので、早い筆致で描かれているそうです。特に白の部分は、その模様がよく分かる。


46.ポール・シニャック ヴェネツィア

水彩の作品で、軽く色を付けただけ、でも良かった。


50.クロード・モネ 霧のヴェントゥイユ


霧に包まれている風景だからか、幻のようで、平面的で消えてなくなってしまいそうな気がします。


55.クロード・モネ オランダのチューリップ畑


左側のチューリップが風になびき、風を感じる風景。空も左から右上へとチューリップを同じ方向に筆を動かしていた。明るい色調で好きな作品になりました。


57.クロード・モネ 白いクレチマス


画面いっぱいにクレチマスの花が咲いていて、まるでトリミングしたかのよう。なんとなく私の中のモネのイメージと違う感じがして、モネらしくないような気がしました・・・。


62.クロード・モネ 小舟


水面に揺らめく水草を水を描いたそうだが、ウネウネとしたたくさんの水草が、私にはなにか生き物のように見えて、ちょっと気味悪いような気がした。


64.クロード・モネ 睡蓮


水面が赤?オレンジ?で、日の光が映り、夕方くらいの時間帯か?間違っているかもしれないが、ブリヂストン美術館と、川村記念美術館と同じ構図で時間帯のみが異なる作品のような気がした・・・。


67.クロード・モネ アイリス


アイリスの花自体が小さく、曲線で描かれた茎や葉が主役のような・・・?生命の息吹を感じるこの曲線は、装飾的にも見える。


69.クロード・モネ 睡蓮


紫陽花のような淡い藤色?の水面の池が美しい作品で、この作品と両隣の2点は、オランジュリー美術館の大装飾画の準備として描かれたものだそうです。


他にも、モネの描いたカリカチュア(風刺画)の11点もデフォルメしていて、ユニークで面白かった。


<印象、日の出>はもちろんですが、<睡蓮>も何点も展示していますし、モネが目を患ってから描いた晩年の抽象画っぽい作品の見比べとかも面白いと思います。

土日などは混雑していると思うので、<印象、日の出>が展示している18日までの金曜と、土曜の夜は、21時まで開館していて、比較的見やすいと思いますよ。あと、チケット売り場は混むと思うので、上野駅などで事前にチケットを購入することをオススメします!!


回情報

福岡市美術館 2015年12月22日(火)~2016年2月21日(日)

京都市美術館 2016年3月1日(火)~5月8日(日)

新潟県立近代美術館 2016年6月4日(土)~8月21日(日) ※予定


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。



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