どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『鴻池朋子展 インタートラベラー 12匹の詩人 <地中編>@霧島アートの森』なのだ

2009年11月13日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したもので 鹿児島旅行のことなのだ

飛行機やバスなどを乗り継いで 霧島アートの森に着いたぼくらわ 12月6日まで開催している<鴻池朋子展 インタートラベラー 12匹の詩人>を見たのだ



ぼくらわ オペラシティーのチラシを持って行ったので <死者の石>を 壺の中から 1つ選ぶことが出来るのだ


<死者の石>のUPの写真を載せるのだ


ぼくらわ 恐竜の顔だったのだ



東京オペラシティ―アートギャラリーで展示した内容と ほとんど同じだけど 作品の展示の順番や 展示の仕方 霧島アートの森の会場ならでわの展示になっていたので 今回わ ぼくが書かずに えこうに任せるのだ

※7月にオペラシティーの展示を見た感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/dabce1298ca5586b154bbe621884bc29


霧島アートの森 <鴻池朋子展 インタートラベラー 12匹の詩人> 12月6日(日)まで

※HPはないようです。




展覧会のチラシの説明文には、こう書かれていました。(チラシの文章の転載)
『絶滅したはずのニホンオオカミの遠吠えが、キシリマの森にこだまする!
国内外で高い注目を集めるアーティスト・鴻池朋子の九州初の大規模な個展が幕を開けます。
広大なアートの森は、「地上」、美術館内は「地中」、その近隣も含めた展示エリア全体は「キリシマ地球」と名づけられ、観客は旅人(トラベラー)となって、マップ片手に作品を鑑賞しながら地球の中心まで旅をします。人間の心を地球という惑星として捉え、想像力でその深遠まで旅をするのです。
地上では、時を告げるオオカミの遠吠えが響き渡り、オオカミの化身である“12匹の詩人”が「子どもの脚」という姿で、森の巨大な梢、望遠鏡の中、さらには、硫黄の煙が立ち登る栗野岳温泉・八幡大地獄の中にその姿を潜ませています。美術館内は地球の中。物語絵画、神話的アプローチの襖絵、六本脚のオオカミ、ミミオという独自の生きものが登場する絵本、アニメーションなど多角的な表現方法によって内なる地球が展開します。そして、細い洞窟を抜けるとそこは地球の中心。想像と破壊のうぶ声を上げながら回転する巨大な「地球の赤ん坊」が、大量の光の粒を館内にまき散らし旅人(トラベラー)を待ち受けています。
森の「地上」と美術館の「地中」を移動する旅人(トラベラー)の心には摩擦が起こり、豊かな想像力が喚起されます。展覧会のエリア全体に仕掛けられる、かつてない壮大な「遊び」によって「キリシマ神話」という新たなる物語の扉が今、開かれようとしているのです。 』


※この感想は、美術館内の展示<地中編>の感想です。(屋外の展示<地上編>は、後日、終わりの方にリンクを貼ります。)

オペラシティと同じように、地中の中を旅をします。でも、作品展示の順番や展示の仕方が違ってました。(大まかに流れと主な展示している作品の紹介します。)


地殻

<隠れマウンテン 襖絵>を展示。

前回は、襖の真ん中を開けて展示していたが、今回は閉じられた状態で展示。



上部マントル 

『物語シリーズの4点』・<地球断面図-ウロボスカル図法 オープンブックシリーズ>・<バージニア>を展示。

前回は、1部屋の四方に展示していましたが、今回は壁1面に4作品を展示(上部に、1章・2章、下部に4章・3章)。しかも、各作品をバラして展示。(3~5分割で展示。)

『物語シリーズ』・・・どのように分けられているか?(言葉での説明なので、わかりづらいですが・・・。)

<第1章>・・・中央の氷の塊で3つに分け、残りは、両端の2つで、5分割。

<第2章 巨人>・・・地上から舞い上がる(舞い降りる?)竜巻で1つ、オオカミのカオが逆さまのが1つ、左端のミツバチが剣を持っているのが1つの、3分割。

<第3章 遭難>・・・左の心臓で2つ、その2つは、描かれている木で分けている。浮遊するオオカミで1つ、右端の2匹のオオカミで1つの4分割。

<第4章 帰還-シリウスの曳航>・・・オオカミが群がって丸まっているのが1つ、羽の切れ端が1つ、右端の光る甲虫(カナブン?)で1つの3分割。



不連続面 -35km

<みみお 原画>・<地球断面図-全球凍結編>を展示。

<みみお 原画>・・・前回は、渦巻き状に見て回ったが、今回は、壁沿いに見て回る。なぜ、<みみお 原画>は、壁掛けでなく、上から覗き込むようにみるのだろう?



下部マントル

<ミミオ-オデッセイ>・<ウィローティット オープンブックシリーズ>を展示。

<ミミオ-オデッセイ>・・・東京で開催したネオテニージャパンの時のような展示で、円形の画面の周りには、オオカミの毛皮を敷き詰め、その上に木の枝を載せている。この木の枝は、霧島アートの森の木の枝のようです。

そう言えば、ネオテニージャパン、オペラシティ、この霧島アートの森、3か所とも、上から覗き込むかたちで、作品を見るのはなぜだろう?



不連続面 -288km


<焚書 World of Wonder>を展示。




外核

<冬の最後の日>・<Worderful World オープンブックシリーズ>を展示。

<冬の最後の日>・・・52インチくらい?の大きな画面を地べたに置く。大きな画面で見やすかった。



不連続面 -5155km

ここで階段を登リ2階へ・・・。その階段の頭上に12匹のオオカミがぶら下がっている。ただし、今回は、オオカミに触れてはいけない涙階段を登ると、<水を泳(くく)るために現れ何言かをいう>を展示。

その先の通路を歩くと、『物語シリーズ』や、<バージニア>などが展示していた部屋を上から見降ろすが出来る。

<バージニア>・・・同じ目線もしくは、上から見下ろすことが出来るので、羽の所々に目の模様があるのを発見!



内核

<シラ-谷の者 野の者>を展示。

<シラ-谷の者 野の者>・・・展示している床が、光る床なので、<シラ-谷の者 野の者>を床の光のみで見る。オペラシティで見た時よりも、金泥が抑えられ、ちょっと渋めに思える。

床は、全部を光らせないで、作品から3mくらいしか照らしていない。遠目(通路)から見ると、照らされていない床に<シラ-谷の者 野の者>が、反射してキレイでした。(2つの<シラ>が見れる。)

ここから、<アースベイビー>を白い蚊帳?越しに見える。感覚で言うと、2階から(3~4m上から)見下ろす感じ。



地球の中心 -6377km

<アースベイビー>を展示。

エレベーターに乗って、『地球の中心 -6377km』に降りる。そのエレベータ内に、『森へ行く or 家に帰る』の案内板がある。ただし、今回はミツバチは乗っかっていない。

エレベーターから降りたので、今度は、<アースベイビー>を見上げるもしくは、同じ目線。

この<アースベイビー>のフロアには、黄色のテントがありオオカミのシッポがちょこんと出ていたり、宙に浮かんでいる船があって、その船に<12匹の詩人>のうちの、1匹がいる。

※オペラシティーで撮ったものですが、<12匹の詩人>は、このような形です。




深度図書館

オペラシティとほぼ同じ感じだが、鹿の頭部のはく製が飾ってあるし、入口であった<隠れマウンテン 襖絵>の裏側の作品も見れる。

※ここに、<インタートラベラー 「12匹の詩人」>を探せるMAPが置いてあります。(クリックすると拡大します。)




地上へ


これで、美術館内の地中の中を旅は終わりです。


↓こちらのサイトに今回展示していた、鴻池さんの作品の一部を見ることが出来ます。
http://tomoko-konoike.com/


↓この後見た 霧島アートの森の<地上編 1>の感想なのだ

http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/f8f125ab8ee6d7c1f14f30c78fd51350

↓翌日見た サテライト会場(八幡大地獄 & 日本一の枕木階段)の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/7ba60719a5b8ee4fd3e78c1cead33efb


ミュージアムショップのショーケースに入っていたものを写真に撮ったのだ(※これわ OKだったのだ)



<ミミオ-オデッセイ>などに登場したミツバチなのだ



これわ スノードームなのだ



最後わ 6本足のチビオオカミなのだ




美術館の外にも 屋外展示があるんだけど 一旦 休憩をかねて <霧島アートの森の中にあるレストラン>で ランチを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ(※入口のお写真を撮るの忘れたので 食べたものなのだ)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。