どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『生誕150年 横山大観展 <後期>@東京国立近代美術館』なのだ

2018年06月05日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>でランチをしたぼくらわ 東京国立近代美術館に移動して もう終わっている展覧会なんだけど<生誕150年 横山大観展>『後期展示』を見たのだ



前期も見ていて 2回目だから 今回わ ぼくが書くのだ

↓前期展示の感想なのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/734d83bed21eb396076bf48b7676d2f8


東京国立近代美術館 <生誕150年 横山大観展> 終了しましたなのだ

http://www.momat.go.jp/am/exhibition/yokoyama-taikan/

公式サイト
http://taikan2018.exhn.jp/

作品リスト
http://www.momat.go.jp/am/wp-content/uploads/sites/3/2018/04/taikan_list.pdf




展示構成なのだ

展示構成

第1章 「明治」の大観

第2章 「大正」の大観

第3章 「昭和」の大観

展示されていたのわ 60点ほどで ぼくらわ 約30点ほどの後期展示のみの作品を中心に見たのだ


ぼくらが気になった作品をご紹介するのだ

<流燈>なのだ

↓こちらのページに画像が載っているのだ
http://www.city.mito.lg.jp/001373/001374/0/shiteibunkazai/siteibunkazai/ryuutou.html

春草とインドを旅した際に インドの美しさに感慨を受けて描いたもので ベナレスで目にした 燈籠流しの光景で 大観らしくないというか もし作者名が隠されていたら きっと大観が描いたとわ 思えないと思ったのだ

3人の女性が 川の前の階段にいて 1人が燈籠を持っているのだ 女性たちわ インドと日本を合わせたかのような感じ?で 淡いピンクやオレンジのパステルカラーの衣服もキレイで なんとなくだけど この女性たちわ 美しくて 日本的な三美神のように思えたのだ 

この作品のポストカードが売ってなかったのわ すっごく残念だったのだ・・・


<夜桜>なのだ


左隻の画像なのだ


右隻の画像なのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『昭和5(1930)年にローマで開催された日本美術展覧会は、男爵大倉喜七郎の尽力により、実現し、和のしつらえで当代の日本画を紹介したものだった。本作は、大観がローマ展のために、描き下ろした新作。海外の観客にも理解されやすい主題と装飾画風を選び、満開の桜の情趣を訴えた。もちろん、桜に寄せる日本人の心を表現するのが狙いだった。』

かがり火と 月に照らされた白い桜 輝いているようにも見えるし 場所によってわ 闇夜に浮かび上がったようにも見えるのだ

ぼくらわ 何度か見たことがあるけど <夜桜>わ 素晴らしいのだけど ちょっと下手な感じもあるような気がするのだ・・・


<紅葉>なのだ


左隻の画像なのだ


右隻の画像なのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『円熟期の大観の絢爛豪華な装飾画風を示す作品。初めは墨と金泥で紅葉を描くつもりだったところ、色の良い朱が手に入ったので、彩色ガニ変更したという。鮮やかな色彩に、プラチナ、砂子、野毛、切箔が映える。構成は平面だが、配色によって色が手前に浮き上がったり、奥へ引っ込んだりする視覚の作用をうまく利用し、空間を感じさせる。』

同じような紅葉を描いている<秋色>より 年数を経て描いているからか 洗練されているというか スッキリして印象を受けるのだ


<百合>なのだ

掛軸の素地の色と同化したかのような 百合の花で おしとやかな感じがいいのだ


<柳蔭>なのだ(※以前 トーハクで撮ったものなのだ)



装飾的な<夜桜>・<紅葉>などわ もちろん素晴らしかったけど ぼくら的にわ <流燈>や<百合>を見ることが出来て良かったのだ

東京の展示わ 終わっているけど もうすぐ 京都で巡回なので お近くの方わ ぜひ ご覧下さいなのだ


巡回情報

京都国立近代美術館 6月8日(金)~7月22日(日)


今回も素晴らしい作品を見ること出来たし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。