どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『麺処 晴(塩そば)@入谷 or 鶯谷』なのだ

2017年10月27日 | 美味しいもの(~2022年)

<トーハクの総合文化展>を見たぼくらわ 入谷方面に15分くらいの歩いて行ける場所にあって 何度が行っていて 好きなラーメン屋さんの1つの<麺処 晴>で 遅めのランチをしたのだ

麺処 晴
https://twitter.com/men_haru?lang=ja

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13143115/

ラーメンデータベースのページ
https://ramendb.supleks.jp/s/58317.html




お店に着いたのわ 14:50くらいで どうにか間に合ったのだ

こちらのお店に来るのわ 3回目で 1年振り以上で<濃厚そば><中華そば>を食べたことがあって 久しぶりだったから<濃厚そば>を食べようと思っていたんだけど 売り切れだったので 未食の<特製塩そば ¥1000>をお願いしたのだ


塩そばわ ぼくらが 煮干し耐性があるからかもしれないけど 心地よい煮干しの風味があり 少し強めで 煮干しのえぐみや苦味などわ 全くなく すっごく美味しいスープなのだ

麺わ ぱっつりぎみなのだ

このお店のチャーシューわ 大好きで 低温調理?だと思うけど 肉感のある程よい弾力で 美味しいから スープの熱が伝わる前に 食べた方がいいと思うのだ

味玉も 味が染みていて 美味しくて すごく満足する1杯だったのだ


まだ 食べられるから<和え玉(塩) ¥200>を現金でお支払いしたのだ


和え玉の塩味だからか 思っていたよりも あっさりとした味で 美味しかったのだ


ラーメンのUPの写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)
 


<麺処 晴>わ ランチタイムにわ 待つこともあるかもだけど どれも美味しいし オススメだと思うのだ

ぼくらわ 売り切れで 食べられなかった<濃厚そば>を食べに行きたいと思っているのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございましたなのだ


『トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(特集展示 運慶の後継者たち―康円と善派を中心に)』なのだ

2017年10月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」>を見たぼくらわ トーハク(東京国立博物館)本館の総合文化展(常設展)も見たのだ

トーハク(東京国立博物館)
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=12




ぼくらわ いつも通り 本館2階から1階へと見たんだけど まずわ <特別展「運慶」>の開催にちなんで 12月3日まで 本館14室に展示している 特集展示の<運慶の後継者たち―康円と善派を中心に>の作品を載せるのだ

特集展示 <運慶の後継者たち―康円と善派を中心に> 12月3日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1874




<文殊菩薩立像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



重要文化財<菩薩立像>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


2016年にも見たと思うのだ 今回の展示でわ 照明がちょっと落ち着いた感じだけど 静謐な感じでいいのだ


重要文化財で 康円<獅子像(文殊菩薩騎獅像および侍者立像のうち)>なのだ


別角度で撮ったのも載せるのだ


文殊菩薩が乗っている獅子で 口わ 開いているけど 怖い感じでわ なく カッコいいし こんなことを言ってわ バチが当たると思うけど ぼくわ こ゚の獅子の背中に乗ってみたいと思ったのだ・・・

今回の展示でわ <文殊菩薩座像><光背および蓮華座>なども展示していたのだ(ともに重要文化財なのだ)




ぼくらの勝手なイメージだけど バラバラにして展示しているのって あまりないような気がするのだ

文殊菩薩様わ ちょっと厳しいお顔をしているような気がしたのだ


上に載せた文殊菩薩の従者の<仏陀波利三蔵立像>なのだ こちらも重要文化財なのだ



<地蔵菩薩立像>なのだ




それでわ 他の本館の展示のご紹介なのだ

重要文化財<日光菩薩坐像>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


この作品わ 夏に芸大で見た<月光菩薩座像>と対のものだそうなのだ


1度このパネルみたいな展示で見てみたいのだ


岩佐又兵衛『金谷屏風』だった 3幅が展示していたのだ(※10月29日までなのだ)



重要美術品の<伊勢物語 鳥の子図>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



<雲竜図>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)



<老子出関図>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)


あとで調べてみると 金谷屏風だった<虎図>もトーハク所蔵だったみたいなので それも一緒に展示して欲しかったのだ・・・


ぼくらわ マンガの『ゴールデンカムイ』の影響で アイヌの文化とかに ちょっと興味が出てきたのだ

<アットゥシ(樹皮衣)>なのだ(※展示終了なのだ)




独特の模様がカッコいいのだ

ぼくの写っていない写真も載せるのだ




もう1点あったのだ



他にも こちらのブースの気になった作品をお写真を撮ったのだ(※こちらの作品わ 展示中なのだ)

<マキリ(小刀)>なのだ



<タシロ(山刀)>なのだ


部分写真なのだ




彫りが細かくて キレイなのだ


あとわ えこうが気になった作品なのだ

<釈迦三尊像>なのだ



重要文化財<法華経(久能寺経)>なのだ



鈴木晴信<弾琴美人>なのだ(※10月29日までなのだ)



喜多川歌麿<台所美人>なのだ(※10月29日までなのだ)



重要文化財で 東洲斎写楽<谷村虎蔵の鷲塚八平次>なのだ(※10月29日までなのだ)



<如意輪観音菩薩坐像>なのだ



明珍宗察<自在龍置物>なのだ



下村観山<楠公>なのだ



今回も お写真を載せただけになっちゃったけど <特別展「運慶」>を見た後に 関連性のある特集展示をご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ

あと トーハクの総合文化展(常設展)わ 一定期間で展示替えをするので 気になった作品を狙って 見に行くのもいいと思うのだ


この後わ トーハクから15分くらい入谷方面に歩いていくとある<麺処 晴>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」@東京国立博物館』なのだ

2017年10月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京国立博物館で 11月26日まで開催している<興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

国宝<天燈鬼立像・龍燈鬼立像>なのだ

こちらが 三つ目の玉眼を持つ<天燈鬼立像>なのだ


口を大きく開き 掛け声とともに 燈籠を肩の上に担いだようにも見えるし こちらに 燈籠を投げてきそうな迫力があるのだ

こっちわ <龍燈鬼立像>なのだ


こちらわ 運慶の三男とみられる 康弁の現存する唯一の遺品だそうなのだ

燈籠を頭の上に乗せ 落とさないようにじっとしていて 気になっているみたいで 玉眼が上目になっていて ちょっとコミカルで可愛いし 体に絡みつく龍にも玉眼がはめ込まれていたのだ

2体わ 静と動で対極になっている像だけど 筋骨隆々のたくましい肉体で 後ろ姿も特にいいような気がしたのだ


運慶・湛慶<聖観音菩薩立像>で 重要文化財なのだ


彩色された 美しい聖観音菩薩様で 源頼朝3回忌の供養の仏像だそうなのだ

この彩色わ 明治時代に塗られたものだそうなのだ

後ろから見ると 腰を少くねらせ S字のラインとなっており こんなことを言ったら バチが当たるかもしれないけど 美しいしセクシーだったのだ

今回わ 出品されていないけど パネルに載っていた 脇待に従える帝釈天立像と 梵天立像とセットで見てみたいのだ


重要文化財<子犬>なのだ


湛慶が手掛けたものと考えられているそうなのだ 日本彫刻の歴史において 子犬をそのまま表現した作品わ 珍しいとのことなのだ

クーンという鳴き声がしてきそうで 可愛いの一言に尽きるのだ


もうNHKでも放送しちゃったし もっと混雑するかもしれないけど こんな規模での 運慶展って きっとないことだと思うし ちょっとでも 気になっている人わ ご覧になった方がいいと思うのだ

あと 朝見に行く人で 展示順を気にしないのであれば 混んでいる第1会場わ 後回しにして 第2会場から見ると 比較的見やすいので オススメなのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

東京国立博物館 <興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」> 11月26日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1861

公式サイト
http://unkei2017.jp/

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4980




展示構成

第1章 運慶を生んだ系譜ー康慶から運慶へ

第2章 運慶の彫刻ーその独創性

第3章 運慶風の展開ー運慶の息子と周辺の仏師

運慶作の仏像は、31体あるそうで、その内22体が展示し、父、康慶や、息子の湛慶、康慶など仏像もあり、360度ぐるっと見れる仏像もありました。

作品リストはNO.37までですが、70体くらいの仏像が展示していました。


気になった作品

1.阿弥陀如来および両脇侍座像 重要文化財

3軀の仏像はもちろん素晴らしいのだが、照明で壁に浮かび上がった両脇の菩薩様の影が美しいかった。指の形が特にいい。


4.運慶 大日如来坐像 国宝


20代の運慶が1年弱をかけて制作したデビュー作の仏像。金箔が剥げて漆の地肌が見えているが、美しく手を合わせたくなる。


6.運慶 仏頭 重要文化財



7.康慶 四天王立像 重要文化財

父、康慶の作品で、2mくらいの大きな四天王像で、勇ましくカッコいい。


9.運慶 毘沙門天立像 国宝


荒々しくない、人間らしいお顔をしている毘沙門天。でも、静かな迫力がある。


12.運慶 不動明王立像 重要文化財


憤怒の表情の不動明王、後ろの炎の光背、頭上の上の炎が鳥の顔(迦楼羅?)の顔となっていた。


15.運慶 地蔵菩薩坐像 重要文化財


この大きさの一木造りは運慶にしては珍しいそうです。衣文の襞が美しい。


16.大日如来坐像 重要文化財


2008年のオークションに出品となり話題になった仏像。運慶作だと思っていたが、今回の作品リストには、運慶作とか載っていなかった。


17.大日如来坐像 重要文化財


金剛界曼荼羅の大日如来。厨子の中に入っており、両サイドには雲に乗る菩薩様がたくさん、大日如来を支える4匹の獅子がいい。


18.運慶 八大童子立像 国宝


2014年にも見ましたが、今回は運慶作なので6軀のみ、でも360度ぐるりと見ることが出来ます。


21.四天王立像 国宝



29.四天王立像 重要文化財


小さいながらも、当時の彩色が残り迫力のある四天王像。特に踏まれている餓鬼の表情がいい。


36.十二神将のうち 辰神・巳神・未神・申神・戌神 重要文化財

37.十二神将のうち 子神・丑神・寅神・卯神・午神・戌神 重要文化財

元は、京都の浄瑠璃寺伝来の仏像で、NO.36は東京国立博物館所蔵、no.37は静嘉堂文庫美術館所蔵で、42年振りに勢ぞろいだそうです。その中でも、居合切りしそうな辰神と、風なのか髪の毛がちょっと変な感じの巳神、微笑む申神が印象に残りました。


運慶、父の康慶や、息子の湛慶、康慶の仏像が展示していて、凄かったですし、私の印象ですけどドラマチックな展示で、見ごたえがあり、年間ベスト10候補入りの展覧会だと思います。

ほんの数点、展示替えがあるので、その仏像も見に行きたいと思っています。

こちらに、展示替え予定の表を載せます。



この後わ トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(常設展)を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『池田学展 The Pen-凝縮の宇宙-@日本橋高島屋』なのだ

2017年10月15日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ ネタバレというか 池田学さんの作品にわ 『学』の文字を崩したサインがあって そのことも 書いてあるので 自分で探したい人と思う方わ 読まない方がいいかも?なのだ

<ピッツェリア恭子>でランチをしたぼくらわ 日本橋高島屋へ移動して もう終わっている展覧会なんだけど 10月9日まで開催していた<池田学展 The Pen-凝縮の宇宙->を見たのだ



ぼくらわ 池田学さんの作品を4回(2009年<その1その2>、2011年2015年)と 今年ミヅマアートギャラリーで開催した<池田学展「誕生」>を見たことがあって ペンで描いた 細かい描写がすごくて好きなので 見に行ったのだ


でも 感想が丸被りなので えこうに任せるのだ

日本橋高島屋 <池田学展 The Pen-凝縮の宇宙-> 終了しました

http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/special_event/ikeda/index.html




展示構成

Chapter 1.エピソードの始まり

Chapter 2.想像の旅人

Chapter 3.自然と文明の相克

Chapter 4.ミクロコスモス

Chapter 5.様々な断片

Chapter 6.誕生

初期の作品から、最近の作品まで約120点を展示していました。


気になった作品

6.猿山

池田さんの白黒の作品って、あんまり見たことがないような・・・?初期の作品だそうで、広大な猿山というか、猿の楽園?といった感じ。右下のハシゴがかかっている岩にサインがあります。


7.ブッダ

初めてカラーインクで描いた作品だそうで、朽ち果てた廃墟の崖のような場所に巨大な石仏のブッダが座している。ちかくにカエルの石仏などもいた。この作品のサインの場所は、分からなかった・・・。(※以前、聞いたけどその場所を忘れて確認できず・・・。)


11.記憶

左下の丸太の草?に、黒っぽい文字でサインがありました。


13.はなかまきり

14.くさかまきり

<はなかまきり>は、花の集合帯で出来ているカマキリ、<くさかまきり>は、草の集合帯のカマキリで、アルチンボルト的?でキレイだった。


15.領域

海に浮かぶ、カニの形をした島のよう?左のハサミは、ワニとかの顔のように見える。今回は気づきませんでしたが、前に見た時に見つけたサインは、画面右下にある船の2本あるマストの左のマストの左側に、かなり崩した文字であるようです。


16.蛸

サインは、右上のタコの頭部、目からまっすぐ右側に白字。


20.興亡史

以前、見たことがある。人間の栄枯衰退の歴史?が描かれている巨大な作品。混雑してまじまじ見れなかったが、見れば見るだけいろんな発見がありそう。

サインは、中央、桜の木で首つりをしている上の桜に白字で書いてあります。


30.双頭の牛(ミヅマスカラス)

プロレスラーのミルマスカラスとかけている?双頭の牛がリングイン、右下のセコンドには、白いシルエット姿のギャラリーのオーナーの三潴さんの姿が・・・。三潴さんの下、グレーの文字でサインあり。


31.弱肉強食

草食動物であるウサギが、ウサギを狩る立場の猛禽類?の鳥の喉元を噛んで逆転していて面白いし、しかもウサギの眼光は鋭かった。サインは、ウサギの左側の上の方、羽を交わる場所に白字で書かれている。



32.灯台

波の影響か、朽ちて倒れそうな灯台。サインは、中央の波が当たる岩の下に白字でありました。


36.予兆

雪と氷を描きたいということから始まった作品だそうで、いろんなものを飲み込んでいるような大波に、波頭には、流氷や雪などが描かれている。中央下の波に突っ込んでいる3つの飛行機のうち、1番大きい飛行機の尾翼に、学の文字を横にしたサインあり?パラシュートの人の左側です。


38.地下の種

木の根が這っているから、ラピュタ的?に思えました。サインは、中央の大きな石の下にあって、1番下の方、白字でちょっと斜めになって書いていました。


39.擬態

ミドリのヘビと高速道路が合わさったかのような作品で、サインは画面を4等分すると左上の緑の道路の『く』の字の道路の下にありました。


40.Victim

夜景とヘビが合わさったかのような作品。ヘビの口と舌が滑走路となっていて、飛行機たちが食べられていくような感じ?で面白い。サインは、中央下から左に掛けてある電車の川のところの白い人が地下への階段に行く壁に白い縁取りでありました。


41.爪痕

雲海に顔を出す、富士山?雲は白い鳥で表現され、富士山の山頂の雪の被らない部分は上から見た視点で街並みが描かれていた。サインは、たぶんですけど、左端の中央、学の文字を横にした形で白で書いてありました。


42.とぐろ

ヘビが電車を飲み込み、角ばったとぐろを巻いていて、白い人間が逃げようとしている。サインは、電車の赤と青のヘッドマークの中にありました。


43.開花

サインは、めしべの左側で、横向きに白字。


45.farmer′s Tank

水車の車輪を持つ戦車、右のキャタピラのガードのところにある布が貼っている場所にサインがあります。


46.氷窟

左から2番目の氷の柱の中、小さな飛行機の下に横向きのサインがありました。


47.航路

海を渡る巨大なカニ、カニの下の船がカニの巨大さを物語る。左足の先に、白字のサイン。


48.Gate

海で囲まれ、中央のひし形の中に、地下都市(夜の街)が描かれていて、ちょっと変な世界。サインは、間違っているかもしれませんが、画面を四等分した右上の部分で、ひし形の右側の角の上の方に、白波に紛れてありました。


49.海の階段

海の断面がいくつもあり、階段のように見えます。サインは、1番下の段の海の白波の中、サーファーの人の真下あたりに白い字でありました。


51.梅雨虫

スライムみたいな水のかたまりに貝を背負ったカタツムリ。サインは左目の右側の貝に白い文字で横向きになっています。


52.降り積む

白い雪が降っているように見えるが、近づいてみると、白いドクロが降り積もっているのが分かる。サインは、画面を四等分すると左下で画面の中央からちょい下の方に、斜めになった学の文字があります。


54.Bait

ルアーの形をした潜水艦、サインはわからなかったですけど、印象に残っています。


55.Hospital

サインは、入口の車いすの人がいるところの扉の上にあります。


58.山と雲

緑豊かな山と、山にかかる雲。画面下の方の山の緑には、たくさんの人影もあり、山で亡くなった人のように思えた。サインは、中央、緑に覆われ、横向きになっている船のようなものに白字で書かれている。


60.On the Ile

凍った氷の上を歩いたり、スケートをしていて、氷の中(下)には、町や飛行機などがあり、封じ込められた世界があって、2つお異なる世界があるみたい。サインは、右上の氷で屈折して描かれている飛行機の右下に白字で書いています。


121.誕生


この作品のみ、写真撮影がOKでした。

もう会期も終わったので、サインのお写真を載せます。


このお写真の中央、白字で「学」の文字が少し斜めになっているのが分かると思います。

キャンバスが4つに分かれていて、その1番右側のパネルの真ん中くらいからちょっと上の方に書かれています。

サイン以外にも、いろいろなものが描かれていて、見ごたえがありますよ。


ミクロコスモスで展示していた動物たちの優しそうな眼をした<キリン>や、アメジストみたいな甲羅を持つ<ムラサキホウセキガメ>、様々な断片で展示してあった、人の顔を融合させた<十二支>なども良かった。

あと。震災の影響を受けて描かれたクラゲの中に人々の生活が描かれている<漂流者>と、中央にある入り組んでいる配管のパイプが半跏で手を合わせ仏様のように見えた<Meltdown>は特に印象に残りました。


展覧会のチラシの画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)
 


池田学さんの作品をまとめて見たのが、初めてだったので、時間をかけて見ましたし、途中からサイン探しに夢中になってしまったのは、面白かったのですが、作品の声というか、訴えたいことを感じながら見るべきだったと、少し反省しています。

何年後かに、また池田さんの展覧会が開かれれば、見に行きたいと思っていますし、出来れば大きい会場で、会期も長ければ・・・と思います。


今回も素晴らしい作品を見炉ことが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て大満足でした。

ありがとうございます。


『ピッツェリア恭子(5回目の平日ピッツァランチ<リンゴと4種のチーズのピッツァ>)@戸越』なのだ

2017年10月10日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ もう終わっているけど 日本橋高島屋で開催していた<池田学展 The Pen-凝縮の宇宙->を見に行く前に 戸越駅に移動して ぼくらの大好きなお店の<ピッツェリア恭子>でランチをしたのだ

ピッツェリア恭子
https://ja-jp.facebook.com/pizzeriaKyoko/




お店に着いたのわ 11:40くらいで テーブル席わ ほぼ満席で 7割くらい お客さんがいたのだ

こちらが ぼくらが行った日の平日ランチメニューなのだ


↓クリックすると大きな画像で見れるのだ



ぼくらがこちらのお店に来るのわ 7回目で<マルゲリータ> & <ドルチェピッツァ>イタリア語で夏を意味する<エスターテ>とうもろこしの<マイス>揚げピッツァの<フリッタ>水牛のモッツァレラの<マルゲリータ ブーファラ> & 2回目の<フリッタ> & <クワトロフォルマッジ>赤ワインで茹でたパスタの<フォーコ・ディ・バッコ> & 2回目の<クワトロフォロマッジ>を食べたことがあって 今回わ <平日ピッツァランチ(リンゴと4種のチーズのピッツァ) ¥1620>をお願いしたのだ

※<平日ピッツァランチ>わ <お店からの小さな贈り物一口前菜> + <数種類から選べるピッツァ> + <エスプレッソナポリスタイル(砂糖入り)> + <ミニソフトクリーム>のセットなのだ

まずわ <お店からの小さな贈り物一口前菜>で この日わ 『クスクス』だったのだ


さっぱりしたサラダ仕立てのような感じで 美味しかったのだ


次わ <リンゴと4種のチーズのピッツァ>と 別途料金がかかるけど<クルミとヘーゼルナッツのハチミツ漬け ¥324>もお願いしたのだ


ピッツェリア恭子の<クワトロフォルマッジ>わ ゴルゴンゾーラピカンテ ゴルゴンゾーラドルチェ モッツァレラ タレッジョの4種類のチーズを使っていて チーズが濃くて美味しいし リンゴわ 食感と ほのかな甘みがプラスされていたと思うのだ

もちろん そのまま食べても 充分美味しいんだけど<クルミとヘーゼルナッツのハチミツ漬け>を付けると より<クワトロフォルマッジ>の美味しさが増すと思うので ぜひ 頼んでほしいのだ





最後わ <エスプレッソナポリスタイル(砂糖入り)> & <ミニソフトクリーム>なのだ




ミニソフトクリームわ ミルクが濃いんだけど 後味が軽くて すっごく美味しいだ

エスプレッソわ 砂糖入りで 美味しく飲んでごちそうさまなのだ

あと ミニソフトクリームわ 別途料金がかかるけど チョコレート味もあって そっちも美味しいので ぜひなのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)
   


<ピッツェリア恭子>わ すっごく美味しいピッツァを食べることが出来るから わざわざ行く価値のあるお店だと思うし すっごくオススメだと思うのだ

ぼくらわ パスタの<カーチョ・エ・ペペ>なども気になっているので 今度行ったら 食べようと思っているのだ


この後わ 日本橋高島屋に移動して もう終わっている展覧会<池田学展 The Pen-凝縮の宇宙->を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『真鯛らーめん 麺魚(冷やし真鯛らーめん)@錦糸町(南口)』なのだ

2017年10月09日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ お出かけした時に 錦糸町駅で降りて 南口から5分くらいにあって ぼくらのお気に入りのラーメン屋さんの<真鯛らーめん 麺魚>で遅めのランチをしたのだ

真鯛らーめん 麺魚
https://twitter.com/1pnZ4nuD32cWMvP?lang=ja

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13208237/

ラーメンデータベースのページ
https://ramendb.supleks.jp/s/99265.html




ぼくらわ 今わ 提供してないんだけど 9月いっぱいまで提供していた<冷やし真鯛らーめん>を食べたくて行ったのだ



お店に着いたのわ 食事をするのにわ 中途半端な時間の15時ちょっと前に着いたんだけど お店の外にわ 5人くらい並んでいて 店内待ちも10人くらいいて 食べられるまで30分くらいかかったのだ

※満席の場合わ 店内待ち&店外待ちがあって 店員さんに案内されて 店内に入る時に 食券を買うみたいなのだ

ぼくらがこちらのお店に来るのわ 7回目で<真鯛らーめん><濃厚真鯛らーめん>2回<真鯛つけ麺><濃厚真鯛つけ麺><鯛油そば(スープ付き)>の 全部メニューを食べていて 今回わ もちろん <冷やし味玉真鯛らーめん ¥900> + <真鯛雑炊丼(小) ¥200>をお願いしたのだ



スープがジュレ状になっていて シャリシャリの氷も乗っていて ヒエヒエで 普通の真鯛らーめんよりも 真鯛の荒々しい感じの旨味が強く感じて すごく美味しかったのだ

もちろん 麺も冷えているから 固め?で 普通の時と感じ方も違うし ジュレ状のスープが絡んで旨いのだ

チャーシューも いつもよりも スモーク感があるような気がしたし 味も濃いような気がしたのだ

味玉にわ そんな違いわ 感じなくて いつも通りの美味しさだったと思うのだ


食べている途中で 持ってきた<真鯛雑炊丼(小)>に 残ったスープを投入したのだ


冷やしのスープだから 雑炊も 濃い感じの真鯛のおいしさを味わいながら 平らげて ごちそうさまなのだ


ラーメンのUPの写真も載せるのだ
  


9月いっぱいで終わってしまったけど <冷やし真鯛らーめん>わ すごく美味しかったし なんで早く食べに行かなかったのだろうって 後悔したし <つけ麺>や <油そば>でも冷やしが出来たそうだから 食べてみたかったなぁ~ って思ったのだ・・・

来年も このようなジュレタイプの冷やしを食べたいと思っているので よろしくお願いしますなのだ


今回も美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ@三井記念美術館』なのだ

2017年10月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<伊勢廣 帝劇店>でランチをしたぼくらわ 三井記念美術館に移動して 12月3日まで開催している<驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

入ってすぐに2点のみ写真撮影がOKで こちらわ 初代 宮川香山<猫二花細工花瓶>なのだ


高浮彫という立体的な装飾によって バラと前足を舐めるネコが立体的になっていて 毛並みも立体的に見えるのだ


もう1つお写真がOKの 現代作家の髙橋賢悟の作品<origin as a human>なのだ



これわ 後ろから撮ったものなのだ


これわ 採取した生花を型どりして アルミニウムを流し込んだ「焼失原型法」と呼ばれる鋳造技法による作品だそうなのだ

ドクロと花の組み合わせわ 死と再生がテーマだそうで カッコ良くもあり キレイだったのだ


明治工芸で 牙彫の安藤緑山の作品<胡瓜>なのだ


もう すごすぎて 本物のようなのだ

ぼくらわ しゃがんで見たりもしたんだけど 葉の裏側の葉脈とかも 凄かったのだ


現代作家の春田幸彦の作品<有線七宝錦蛇革鞄置物「反逆」>なのだ

七宝で作られた置物で ヘビ柄のバックなのに 人間へと復讐するために バックからヘビの頭や体が飛び出ていていて バックにとぐろを巻いているヘビのようになっているのだ

ヘビの鱗わ 有線七宝の技術を使っているそうで ウロコ1つ1つに異なる釉薬を使って 色が違うし すごかったのだ


現代作家の稲崎栄利子の作品<Arcadia>なのだ

細かすぎて 陶器で作った作品とわ 思えないくらい すごかったのだ まるで アルビノ植物か サンゴとかにくっついた生物って 感じなのだ 



あと 明治工芸の木彫で 三代 正直<釣瓶に蝦蟇>も良かったのだ


もう ただただ すごいとしか いいようにない作品ばっかりで インパクトが大で 素晴らしい展覧会で オススメなのだ

この展覧会わ すごく人気が出て 会期末になると 絶対に混むと思うので お早めにご覧になった方がいいと思うのだ 



ここから先わ えこうの感想なのだ

三井記念美術館 <驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ> 12月3日(日)まで

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/

作品リスト
http://www.mitsui-museum.jp/pdf/mokuroku_170916.pdf




2014年に開催した<超絶技巧!明治工芸の粋>の第2弾で、前回に引き続き、明治の工芸の七宝、漆工、牙彫、木彫、自在、陶磁、金工、染織に、今回は、現代アートの牙彫、七宝、陶磁、水墨、木彫、自在、金工など合わせて約130点を展示してまます。(※刺繍絵画は、3点展示替えあり)


気になった作品(※頭の数字の1が明治工芸で、2は現代作家の作品)

1-09.並河靖之 紫陽花図花瓶 七宝

黒と紫を足したような花瓶の素地に、白からピンク(紫?)と青へと色づき始めた紫陽花の花瓶で美しい。


1-23.正阿弥勝義 群鶏図香炉(蟷螂摘) 金工

1-24.正阿弥勝義 金工群鶏図香炉(矮鶏摘) 金工



解説には、こう書かれています。
『同じ形の銀の番炉に金、銀、赤胴、四分、素銅、緋銅を組み合わせ、平象嵌、高肉象嵌で様々な羽模様野鶏たちが描かれている。』


1-65.安藤緑山 松茸、しめじ 牙彫


この作品以外にも、<干柿>、<葡萄>、<干鱈に鼠>など、安藤緑山の作品はすごかった・・・。


1-90.二代 田中利七清 老松に桐鳳凰図刺繍屏風 刺繍絵画(※10月29日まで)

伊藤若冲の動植綵絵の<老松白鳳図>をモチーフにした刺繍の屏風で、刺繍絵画なので、立体的で糸の光沢がいい。


2-01.橋本雅也 ヨメイヨシノ 

鹿の角を掘り出して制作されたソメイヨシノ。花の部分と枝の部分の色が違っていた。


2-06.前原冬樹 一刻:皿に秋刀魚 

木彫の作品。お皿に残った食べかけで、少し時間が経ったようなサンマ、しかも、お皿と一体となっていて、サンマの下の空間は下から差し込んで彫っているそうです。


2-11.大竹亮峯 飛翔

羽化して、飛べる状態になるまで待っている脱皮したてのセミが、空豆の枝にとまっている。木の枝や豆、セミの胴体までは一木で、セミの羽は竹で成形し、極薄を和紙を貼っているそうです。


2-12.大竹亮峯 自在 鹿の子海老

木彫による、海老の自在置物。明治の自在置物と一緒に展示していたが、尾の反りや目の輝きなどの質感などもリアルで剥製?みたいで、すごかった。


2-14.大竹亮峯 勝虫 

勝虫とは、トンボのこと。トンボは前にしか飛べない、後ろに引かないことから、武士に好まれてたそうです。樹とトンボの胴体は一木で彫られており、尻尾を動かすと羽が上下に動くそうです。


2-15.佐野藍 Python xxx


2-16.佐野藍 ピンクドラゴン

NO.2-15とこの作品は、白い大理石を彫刻した作品で、ともにとぐろを巻いたような造形、パイソンの方は、上の部分に黒い色が残っていたり、ピンクドラゴンは、ピンクとうか、赤っぽい色が斑にあって、ともに眠っているような、生命感のある作品でした。


2-18.更谷富造 独歩

漆の作品で、漁業で使う大きな漆黒の浮きに、鮮やかな黄色でキレイな模様のタコが抱きつくようにまとわりついていました。漆作品とは思えませんでしたし、色がすごくキレイでした。


2-36.稲崎栄利子 Arcadia 

解説の一部には、こう書かれています。
『驚異的な細部の集積による陶磁制作を行う稲崎。これは数ミリの輪や針状の小さな陶土のパーツを土台に繰り返し貼り付けすることで、成形し、その後数回の焼成を経て出来上がった作品。』


2-31.満田晴穂 自在蛇骨格

自在置物で、骨格のみというのは斬新で、見たことがなかった。まるで骨格標本のよう?銅、真鍮、青銅、銀で出来ているそうです。


2-46.山口英紀 右心房左心室 水墨

2-47.山口英紀 現代作家往来~丸の内 水墨

絹地に水墨画で描かれた作品で、白黒の写真か、鉛筆で描かれたかのように見え、細密で凄かったです。


他にも、橋本雅也の<ダッチアイリス>や、ガラスで出来た作品とは思えない、臼井良平の<Water>と、<Untitled (Soda crushed, Blue cap bottle)From the series “PET”(Portrait of Encountered Things)>なども、凄かった。


展覧会のチラシの画像も載せます。
   


さすが、超絶技巧!の第2弾の展覧会で、かなりパワーアップしていましたし、明治工芸と、現代作家との見比べと言いますか、両方ともすごい力量のある方々の作品で、見ごたえアリアリの展覧会でした。

明治工芸の作品もすごかったのですが、私は現代作家の作品の方に、インパクトを受けました!!

あと、単眼鏡を持って行った方がいいと思いますよ。


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て大満足でした。

ありがとうございます。


『伊勢廣 帝劇店@日比谷 or 有楽町』なのだ

2017年10月03日 | 美味しいもの(~2022年)

<江戸の琳派芸術>を見たぼくらわ 同じビルの地下1階にある<伊勢廣 帝劇店>でランチをしたのだ

伊勢廣 帝劇店
http://www.isehiro.co.jp/teigeki/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13000127/




ぼくらわ 7年前(2010年)くらいに京橋の本店で食べたことがあって 焼き鳥丼美味しかったし 帝劇店わ そぼろ重があるのを知っていたから 前々から食べてみたいなぁ~ って思っていたのだ

お店に着いたのわ ランチのラストオーダーの13:20ちょっと前で ギリギリセーフだったのだ

こちらわ ランチのメニューなのだ


↓クリックすると大きな画像で見れるのだ



ぼくらわ <そぼろ重(ささみ・もも肉) ¥1050>をお願いしたんだけど 「ささみ」が売り切れだったので 「皮」に変更したのだ(※<そぼろ重>わ <特製鶏スープ>・<お新香>付きなのだ)

まずわ <特製鶏スープ>なのだ


スープわ 鶏の旨味が出ていて 美味しいのだ


そして <そぼろ重>が到着なのだ


まずわ 念願のそぼろをご飯と一緒になのだ

ぼくらのそぼろのイメージって 子供のお弁当に入っている 甘いそぼろをイメージしていたんだけど こちらのそぼろわ 粒山椒がかかって隠し味?になっていて 大人のそぼろ重で美味しかったのだ

「皮」わ 塩味で 皮だけじゃなくて お肉付きの皮で お肉の旨さと皮の美味しさ 2つが味わえて 「もも肉」わ お肉とネギが挟んであって タレがかかっているのだ タレわ 甘めでなく 薄味というか 濃くなく お肉のもっちりとした柔らかさで 両方とも美味しかったのだ

あと もも肉の下わ 海苔があって 海苔越しに ご飯がタレをかかっていて 美味しかったのだ

でも ぼくらにわ ちょっとご飯の量が少なく感じたから 大盛りか 焼き鳥1本プラスしてもいいかなぁ~ って思ったのだ


料理のUPの写真を載せるのだ
 


<伊勢廣 帝劇店>のランチわ 平日のみだけど 1000円程度で 美味しい焼鳥のお重が食べられるし 伊勢廣の中でも こちらのお店でのみ 食べることが出来る<そぼろ重>もオススメだと思うのだ

あと さっきも書いたけど そぼろ重わ 男性にわ ちょっとご飯が少ない気がするので 別途料金がかかるけど 大盛にするのもいいかも?なのだ


この後わ 三井記念美術館に移動して<驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ->を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『江戸の琳派芸術@出光美術館』なのだ

2017年10月02日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 出光美術館で 11月5日まで開催している<江戸の琳派芸術>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

酒井抱一が描いた<風神雷神図屏風>なのだ


左隻と 右隻の画像も載せるのだ

左隻なのだ


右隻の画像なのだ


明るい色彩だからだと思うんだけど 風神雷神が 威厳のある神様でわ なくて ちょっとコミカルに見えて 愛着が持てる風神雷神図なのだ


酒井抱一が描いた<十二ヵ月花鳥図貼付屏風>なのだ


右側から順に1月~12月へと続く六曲一双の貼付屏風なのだ

この作品を見てると 構図的に 2か月ごと 3か月ごとをセットで見ても 合ってるし すごいと思ったのだ

ぼくら的にわ 3か月ごとに見るの方が好きなのだ


鈴木其一が描いた<蔬菜群虫図>なのだ


キュウリとナス 下にわ 蛇苺 それに集まるスズメと虫たちがいて なにもかもが 可愛らしい<蔬菜群虫図>だったのだ


出光美術館でわ 16年振りの江戸琳派展だそうで 所蔵作品のほぼすべてを展示していて 展示数わ 少なめだけど すごく見応えがあって 素晴らしい展覧会だったのだ



ここから先わ えこうの感想を載せるのだ

出光美術館 <江戸の琳派芸術> 11月5日(日)まで

http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

作品リスト
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/pdf/data01.pdf




展示構成

1 光琳へのまなざし―<江戸琳派>が<琳派>であること

2 <江戸琳派>の自我―光琳へのあこがれ、光琳風からの脱却

3 曲輪の絵画—<江戸琳派>の原点

4 <琳派>を結ぶ花ー立葵図にみる流派の系譜

5 師弟の対話ー抱一と其一の芸術

酒井抱一、鈴木其一の作品を中心に、参考作品を含めると、40点を展示してました。(※10月17日から1点展示替えあり)


気になった作品

1.酒井抱一 夏秋草図屏風草稿

草稿のため、色が瑞々しく軽やか、トーハク(東京国立博物館)の方は、風神が中央を通り一陣の強い風が吹いたかのように思えるのだが、この草稿は、ふんわりとした優しい風が草花を撫でているように思えました。

いつか、トーハクの作品と、この草稿を一緒に見てみたい。


2.酒井抱一 風神雷神図屏風


解説の一部には、こう書かれています。
『抱一は、光琳の作品をもとに、<琳派>のアイコンというべきこの主題に挑んだ。ただし、着衣や筋肉の動きを強調するために光琳が多用したうねうねとした曲線を、抱一は単純化した。』


3.酒井抱一 八ツ橋図屏風


紙ではなく、絹に金箔を貼って描かれた作品で、光琳の方は燕子花を約130輪描いているそうだが、こちらは約80輪を描き、抱一が画面の横幅をそれぞれ45cm引き延ばしているそうです。

いつか、光琳と抱一の八橋図屏風を一緒に見たい。

※参考として、光琳の八橋図屏風の画像を載せます。



5.酒井抱一 紅白梅図屏風


六曲一双の銀箔の上に描かれた紅白梅。左隻の緩やかに曲がりながら上へと伸びる若々しい白梅、右隻は幹がどっしりして、くねくねと曲がっていく紅梅の老木といった感じで、紅梅の色も年数劣化かもしれないが、くすんだ具合がちょうどいい。


6.酒井抱一 燕子花図屏風

二曲一隻の屏風で、L字型のように配された燕子花、no.3の<八ツ橋図屏風>と違い、燕子花を薄く塗り、葉は滲ませている。何輪かは、白い燕子花が咲いていてアクセントとなっており、葉の先端に黒トンボも留まっているのも良い。


9.鈴木其一 三十六歌仙図


画面いっぱいに三十六歌仙を描かれているが、それよりも涼やかな水の流れと、鮮やかな扇が描かれた描表装に目が行く。

ちなみ、斎宮女御(さいぐうのにょご)は几帳の中にいるそうです。


10.酒井抱一 糸桜・萩図(※10月15日まで展示)

双福の掛軸、右幅には春の糸桜(枝垂桜)を、左幅には秋の萩が描かれ、ともに抱一が詠んだ俳句が短冊に書かれている。特に右幅のまだ蕾が残っている桜が、儚げに見えて美しい。

書かれた俳句、糸桜は、「そめやすき 人のこゝろや 糸さくら」。萩は、「白萩や 有明残る 臼の跡」。


15.鈴木其一 秋草図屏風



19.鈴木其一 藤花図

たわわに花を咲かす青い藤に、絡みつくような流麗な流れで美しい枝。大半が余白で、画面全体に銀砂子を巻いており、その砂子が霧?や雨のように見える。


29.鈴木其一 立葵図

4章で、「伝 尾形光琳」、「伝 尾形乾山」、「酒井抱一」5点の立葵図の見比べて出来ます。その中で、其一は色彩と形がシャープで1番良かった。


32.酒井抱一 青楓朱楓図屏風

曲線の大地の稜線に、モコモコに茂った赤と緑の楓の葉。左隻はどっしりとした幹に色づく赤い楓、右隻は枝分かれする枝に青々とした楓が描かれており、装飾的でデフォルメされたかのような印象を受ける。


あと、鈴木其一が描いた<四季花木図屏風>も良かった。


私が江戸琳派が好きなのもありますけど、この展覧会は良かったです。

酒井抱一の<風神雷神図>や、<秋草図屏風草稿>や、鈴木其一の<藤花図>など素晴らしい作品が展示していましたし、オススメの展覧会だと思います!!


この後わ 同じビルの地下1階にある<伊勢廣 帝劇店>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ