<交通総合文化展2018>を見たぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して 12月9日まで開催している<京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ>を見たのだ
ぼくが気になった作品なのだ
重要文化財の<六観音菩薩像>なのだ
解説に一部にわ こう書かれているのだ
『六観音は、修羅道や餓鬼道など六道から救う仏として平安時代に流行し、本像は中世にさかのぼる六観音で、しかも光背、台座までもが完存する唯一の作例。』
六観音わ 同じフロアに展示していて こちらも360度ぐるりと見ることが出来るのだ ぼくらが見に行ったのわ 前期展示だったから光背付きで見れたけど 今わ 光背を外して見れるようなのだ
重要文化財で 肥後定慶の<聖観音菩薩立像>で この仏像のみ 写真撮影がOKだったのだ(※今わ 光背を外して 展示しているのだ)
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
流れるような 衣の襞が美しいのだ
裏からも撮ってみたのだ
あと 光背の影もキレイだったのだ
重要文化財で 肥後定慶の<如意輪観音坐像>なのだ
こんなに大きい如意輪観音わ 初めて見たと思うのだ
涼やかなお顔で美しいのわ もちろんだけど 大きいから どっしり感もあるのだ
玉眼に照明の当たって 左目が涙を浮かべているようにも見えるし 中心から 右へ一歩移動して お顔を見ると もっと 目がウルウルしているように見えるので 正面より1歩右へ移動して見て欲しいのだ!!
聖観音様を撮れたのわ 嬉しかったけど 本音わ 如意輪観音菩薩様のお写真に撮りたかったのだ
重要文化財で 肥後定慶の<十一面観音菩薩立像>なのだ
目尻が上がっているから 少し怖いというか 叱られているような印象を受けたのだ・・・
重要文化財で 肥後定慶の<准胝観音菩薩立像>なのだ
すらりとした立ち姿なのに お顔は少しぽっちゃりな感じだったのだ
重要文化財で 肥後定慶の<馬頭観音菩薩立像>なのだ
重要文化財で 肥後定慶の<千手観音菩薩立像>なのだ
仏像好きなら 見に行くべき展覧会だと思うし お寺で見るのと違って360度ぐるりと見れるし 六観音わ 今なら 光背を外した状態なので 貴重な機会だと思うし オススメだと思うのだ
ここから先わ えこうの感想を載せるのだ
東京国立博物館 <京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ> 12月9日(日)まで
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1914
公式サイト
https://artexhibition.jp/kaikei-jokei2018/
作品リスト
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5690
展示構成
大報恩寺の歴史と寺宝-大報恩寺と北野経王堂
聖地の創出-釈迦信仰の隆盛
六観音菩薩像と肥後定慶
仏像がメインですが、経典や絵画も若干あって、展示替え(場面替え)も含め作品リストには45点ほどが展示していました。
気になった作品
1.行快 釈迦如来坐像 重要文化財
載せた画像にも載っていますが、行快は快慶の弟子。
秘仏本尊で、台座、光背も、造像当時のものだそうで、やや色褪せてるのもあるが、黄金に輝く釈迦如来坐像。
目尻が釣りあがっていて優しいお顔ではなく、少し厳しいような表情をしておられた。お顔と体、袈裟の輝きが違うので、間違っているかもしれないが、お顔と体は金泥で、袈裟は金箔を使用したような気がする。
2.十大弟子立像 重要文化財
↓こちらをクリックすると、個別の名前が分かります。
解説には、こう書かれています。
『釈迦の弟子のなかでも、とりわけ優れた人物を10人とりあげて十大弟子と呼ぶ。10軀が完存する遺品として貴重で、快慶工房で制作されたことがわかる。』
行快の釈迦如来坐像と、十大弟子は同じフロアに展示してい360度いろんな角度から見れました。
十大弟子、みんなそんなに大きくはないのだが、大地に根を下ろしたかのようなどっしり感がありました。
2-2.快慶 目犍連立像 重要文化財
肋骨が浮き上がって、腕の血管や顔のしわから1番重ねているよう?
目犍連(もくげんれん)は『神通第一 いざという時は、超能力が使えるのです。』と載ってました。
2-3.快慶 大迦葉立像 重要文化財
長い杖(錫杖)を持っている大迦葉(だいかしょう)。眉間にしわを寄せ、玉眼に照明があたっているからか、泣いているような怒っているような感じの表情に思えた。
作品リストの解説には、大迦葉(だいかしょう)は『頭陀第一 清貧をつらぬいて修行に励みました』と載っていました。
2-6.快慶 迦旃延立像 重要文化財
十大弟子の中で、1番人間臭く感じた。
迦旃延(かせんえん)は、『議論第一 教団きっての理論家で、問答が得意です。』と載っていた。
2-10.快慶 阿難陀立像 重要文化財
マンガの聖おにいさんで知っていたが、やっぱり端正な顔立ちをしていた・・・。
阿難陀(あなんだ)は、『多門第一 お釈迦様の話を一番たくさん聞きました。』と載っていました。
どるちの方でも書いてますけど、仏像好きなら見に行くべき展覧会だと思いますし、六観音、快慶の十大弟子、秘仏の釈迦如来坐像など、見応えありの仏像がいろいろ展示してます。
私の個人的な意見ですが、如意輪観音の美しさにうっとりで、360度ぐるぐるとずっと見ていました・・・。
すごくオススメの展覧会だと思いますよ。
この後わ 総合文化展(常設展)を見たんだけど そのことわ 今度書くのだ