どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『土古里 上野バンブーガーデン店 (日替わりランチ 「カルビとハラミ」)@上野(山下口)』なのだ

2011年07月31日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<大英博物館 古代ギリシャ展>を見たぼくらわ 上野の森美術館のとなりにあるお店の<土古里 上野バンブーガーデン店>でランチをしたのだ

土古里
http://www.to-ko-ri.jp/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13025511/




ぼくらが 注文したのわ <日替わりランチ(カルビとハラミ) ¥1000>なのだ(※平日のみのメニューなのだ)



お肉のUPも載せるのだ



料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



今回の日替わりランチわ 良かったのだ このお店わ ご飯 スープ サラダがお替わり出来るので お腹いっぱいになるので いいと思うのだ

このお店わ ランチが16:30までやっているし 上野駅山下口からもすぐなので 結構便利だと思うのだ


この後わ 東京国立博物館に移動して 9月25日(日)まで開催している<空海と密教美術展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『大英博物館 古代ギリシャ展 究極の体、完全なる美@国立西洋美術館』なのだ

2011年07月30日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 国立西洋美術館で 9月25日(日)まで開催中<大英博物館 古代ギリシャ展 究極の体、完全なる美>を見に行ったのだ



135点を展示してあって 主にアンフォラ(壺・甕など)や 小さい像などが展示してあるのだ(大きな彫刻わ それほど多くないのだ)

いろいろ展示してあった中でも ぼくが気に入った作品をちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ この展覧会の目玉の作品の<円盤投げ(ディスコボロス)>なのだ


この作品のみ 1つの空間に展示していて 360度ぐるっと見て回れるのだ

躍動感があって すごいかったのだ 近くで ずっと見ていたら 左の足首あたりにわ 血管まで 浮き出ていたのだ


次に気になったのわ <アフロディテ像>なのだ



どこから見ても 美しい女神様なのだ 体のラインがS字のように見えるから より美しく見える効果があると思うのだ


もう1つわ 最初の方に展示してあった<擬人化した葡萄の木とディオニュソス像>なのだ


これわ 男性の神様で 男性のシンボルもあるけれど 後ろから見ると 女性のような体つきだったのだ


ぼくが気になった作品わ 偶然 大理石の彫刻だったけど アンフォラの中にも ちょっと変で面白い作品もあったりして 良かったのだ

小さい作品が 多かったりしたので 混雑すると見えづらくなる場所があるので 気になる方わ お早めにご覧くださいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立西洋美術館 <大英博物館 古代ギリシャ展 究極の体、完全なる美> 9月25日(日)まで

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2011_228.html




展示構成

1.神々、英雄、別世界の者たち
 1-1.ギリシャの神々
 1-2.英雄ヘラクレス
 1-3.別世界の者たち

2.人のかたち
 2-1.男性の身体美
 2-2.女性の身体美
 2-3.人の顔

3.オリンピアとアスリート
 3-1.アスリート
 3-2.オリンピア

4.人々の暮らし
 4-1.誕生、結婚、死
 4-2.性と欲望
 4-3.個性とリアリズム

メインの作品は、<円盤投げ>ですが、他にも135点が展示されており、主に、アンフォラ(壺・甕?)、小さい像などが多かったです。


気になった作品

6.擬人化した葡萄の木とディオニュソス像


酒の神『ディオニュソス』と、隣りに、葡萄の木が人に変化している姿で表している。ディオニュソスは男性の神だが、女性のような感じに見える。これは、ヘレニズム時代の美術の典型的な表現だそうです。


18.スフィンクス像(おそらくテーブルの脚部)


女性の頭部、ライオンの体、鷲の翼を組み合わせた怪物。墓の番人として墓標に表したそうです。スフィンクスの体は、ライオンというより犬っぽい気がする?


24.牧神パンの小像

パンは、羊飼いや山羊飼いの神、体の一部(足から下)が山羊となっている。彼の名は、「パニック」という英単語の語源ともなっているそうです。


36.ヘスペリデスの園の黄金のリンゴを手にするヘラクレス

ヘラクレスが黄金のリンゴを手にし、後ろには黄金のリンゴの木があり、園の番人のヘビが巻きついている。これが、キリスト教のアダムとイブの楽園追放の元のネタになっているのでは?と思ってしまう。


43.アフロディテ像


前後左右、4方向から見ると、アフロディテの体のラインがS字に見えて美しく、肌の質感も柔らかな感じ。


56.赤像式ヒュドリア(水甕)

ゴルゴンの頭部が描かれているが、正直、顔はそんなに怖くなく、どちらかといえばパーマをかけた近所のおばちゃんといった感じで、面白い。


58.円盤投げ(ディスコボロス)


ギリシャ人彫刻家ミュロンの手にする紀元前5世紀半ばのブロンズ像に基づいて、ローマ時代に作られたものだそうです。(※オリジナルは、存在せず)

ポストカードは、前後左右の4種類から撮影したものが売ってましたよ。


主に、アンフォラや、小さな像などが多いので、混雑すると見えづらくなるので、ご覧になりたいと思っている方はお早めに行った方がいいかと思います。他の大き目の彫刻は、ほとんどが360度見れるので、多少混んでいてもじっくり見れると思いますよ。この夏、<円盤投げ>や、<アフロディテ>などに会いに行ってみてはいかがでしょうか?


この後わ 上野の森美術館のとなりにあるお店の<土古里 上野バンブーガーデン店>でランチをしたのだ けれど そのことわ また 今度書くのだ


『森と芸術 私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう@東京都庭園美術館』なのだ

2011年07月04日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

両国にあるお蕎麦屋さんの<蕎肆 穂乃香>でランチをしたぼくらわ 都営地下鉄に乗って 目黒に移動して 東京都庭園美術館で 7月3日まで開催していた<森と芸術 私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう>を見たのだ



森に関するものが 約150点ほど展示してあって 主に版画や 写真 油彩などが展示していたのだ

その中で ぼくが気に入った作品を 数点ご紹介するのだ

1番良かったのわ 東京大学総合研究博物館によるインスタレーション <森のカメラ・オブスクラ>なのだ


入口入ってすぐの左側の部屋(旧第一応接室)に 小さい動物の剥製や 骨格とかの学術標本が小さな部屋にいっぱい飾ってあるのだ 秘密の隠れ家のようで面白い空間だったのだ


アンリ・ファンタン=ラトゥールが描いた<二人のオンディーヌ>わ キレイだったのだ

アンリ・ファンタン=ラトゥール独特の幻想的で淡い感じで描かれた妖精なのだ 凄く美しいので ちょっと意地悪されてもいいかもって思っちゃったのだ


エミール・ガレが制作した<風景文ランプ>の展示の仕方も良かったのだ

大食堂のローマ風の壁画の前にケースなしで展示していたのだ 壁にわ ランプの明かりが映り込んで より一層 空間を美しく見せてているのだ

この壁画の前に展示していたのだ(※以前 撮影したものなのだ)



ぼくらわ 東京都庭園美術館の絵画(版画)などがメインの展示を初めて見たけど やっぱり 作品が2割増しくらい キレイに見えるのだ そうじゃなくても 森に関する芸術作品が多くあって 結構面白いので 巡回先が お近くの方わ ぜひご覧くださいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


東京都庭園美術館 <森と芸術 私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう> 終了しました

※終わってしまった展覧会なので、HPがないようです。




展示構成

第1章 楽園としての森

第2章 神話と伝説の森

第3章 風景画のなかの森

第4章 アール・ヌーヴォーと象徴の森

第5章 庭園と「聖なる森」

第6章 メルヘンと絵本の森

第7章 シュルレアリスムの森

第8章 日本列島の森

版画、写真、油彩などが150点あまりが展示していました。


気になる作品

40.アンリ・ファンタン=ラトゥール 二人のオンディーヌ

オンディーヌ(ウンディーネ)は、『北欧神話の水の精で、旅人を森にみちびいて迷わせます。美しく、ときには、意地悪で残酷な妖精たちでした。』と解説に書かれていました。

霧の中の森に幻想的で美しい2人の妖精が描かれている。このように美しい妖精に会えるならば、意地悪されてもいいかも?


58.ディアズ・ド・ラ・ペーニャ 森の中のジプシーたち

深く暗い森の中に、3人のジプシーが佇んでいる。深い色の森なので、ジプシーの衣服がより鮮やかで光を帯びているように見える。


63.カミーユ・コロー サン・ニコラ・レ・ザラスの川辺


森の空気感がいい。


75.ギュスターヴ・モロー 恋するライオン(原画)(『ラ・フォンテーヌの寓話より)

ライオンが美しい女性(女神?)にウットリしている。やはりモローの描く女性は美しい。


100.エミール・ガレ 陶製置物(ウサギ)

全身が灰色なので、ウサギの赤い目がより鮮やかでキレイに見える。


108.モーリス・ドニ 聖母月


白い花?の咲く木々のもとに白い衣をまとった聖母子や、村の女性たちが集まり、華やかだけど厳かな雰囲気の祭りが行われている。

ちなみに『聖母月』とは、5月のことだそうです。


235.東京大学総合研究博物館によるインスタレーション 森のカメラ・オブスクラ


美術館入ってすぐの正面玄関の左の[旧第一応接室]を使い展示。小さな動物の剥製、骨格標本などがたくさん飾っていて、秘密の部屋という感じで良かった。


他には、ギュスターヴ・ドレ<「赤ずきんちゃん」(『ペロー昔話集』より)>も良かった。



東京都庭園美術館での絵画(版画)メインの展示は、初めて見ましたが、やはり建物の効果でより作品が美しく見えました。特に<森のカメラ・オブスクラ>、モーリス・ドニ<聖母月>、アンリ・ファンタン=ラトゥールの<二人のオンディーヌ>の3点は、素晴らしかったです。

東京都庭園美術館での展示は終わってしまいましたが、福井と札幌に巡回するので、興味のある方は、ぜひ。


巡回情報

福井県立美術館 7月29日(金)~8月28日(日)

札幌芸術の森美術館 9月3日(土)~10月23日(日)


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べれて良かったです。

ありがとうございます。


『蕎肆 穂乃香@両国(都営地下鉄)』なのだ

2011年07月03日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<五百羅漢 幕末の絵師 増上寺秘蔵の仏画 狩野一信>を見たぼくらわ 日本のものを食べたくなったので 都営地下鉄の両国駅の方にあるお蕎麦屋さんの<蕎肆 穂乃香>でランチをしたのだ

蕎肆 穂乃香
http://kyousi-honoka.com/

食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13056106/




外観わ こんな感じなのだ



これわ 外にあったメニューなのだ



こっちわ 店内にあった 平日のお得なランチメニューなのだ



ぼくらわ 平日のお得なランチメニューの<北斎せいろ三段 ¥1100>を食べたのだ



これわ せいろのそばを 濃厚な鴨と葱のつけ汁で頂くのだ


そばわ 三段もあって お腹いっぱいになるし 鴨と葱の入ったつけ汁も美味しかったのだ あと 量が少なかったけど 蕎麦湯わ とろみがあって すごく良くて お替りしたかったのだ

一応 そばのUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



この<蕎肆 穂乃香>わ 美味しかったし 江戸東京博物館からも近いし 良さげな雰囲気のお店なので オススメだと思うのだ

ちなみに このお店の近くに ミシュランで星を獲得した お蕎麦屋さんがあるみたいだけど 店内撮影不可らしいので 行かなかったのだ


この後わ 都営地下鉄に乗って 目黒に移動して 東京都庭園美術館で開催していた<森と芸術 私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう>を見たのだれど そのことわ また 今度書くのだ


『五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信@江戸東京博物館』なのだ

2011年07月02日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 江戸東京博物館で 7月3日まで開催している<法然上人八百年御忌奉賛 五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信>を見たのだ



狩野一信<五百羅漢図>わ 数点だけなら見たことがあるけど 今回わ 100幅全部が展示していて 他にも 下絵や 同じ時期に制作していた成田山新勝寺の<釈迦文殊普賢四天王十大弟子図>とかが展示していたのだ


その五百羅漢の 100幅の中から ぼくが気になったものをちょっとご紹介するのだ

まずわ <五百羅漢図 第23幅 六道 地獄>なのだ


寒地獄を羅漢ビームで 氷を溶かそうとしているのだ しかも そのビームわ いろんなところを照らしていてカッコ良かったのだ ぼくも修行して羅漢ビームを出してみたいと思ったのだ


次わ <五百羅漢図 第30幅 畜生>なのだ(※画像わ 部分なのだ)


羅漢の不思議ワールドが炸裂なのだ 畜生(動物たち)に仏の教え説いているようだけど お腹を開いて 仏様を出していたして 凄いのだ


<五百羅漢図 第53幅 神通>もいいのだ

これも 羅漢ビームが凄いのだ 首を吊った女性に集まりつつある悪霊をビームで退治しているのだ


<五百羅漢図 第61幅 禽獣>も面白いのだ


一角獣みたいなのに 耳かきをしている羅漢が ペットを世話しているみたいで良かったのだ


<五百羅漢図 第55幅 神通>も印象に残ったのだ(※画像わ 部分なのだ)



今回 狩野一信の五百羅漢図を見ていて ぼくわ 五百羅漢の 羅漢ビームに衝撃を受けたし 禽獣たちと羅漢が 一緒にいる図わ 大好きになったのだ たぶんだけど 真ん中あたりの50幅~70幅あたりわ きっと一信が ノリノリで作品を描いていたような気がするのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想載せるのだ


江戸東京博物館 <法然上人八百年御忌奉賛 五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信> 7月3日(日)まで

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2010/03/index.html

作品リスト
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2010/03/pdf/list.pdf




増上寺所蔵の五百羅漢図が100幅展示。この作品(五百羅漢図)は、狩野一信が約10年の歳月を制作を費やし96幅描き終えたところで没。残りの4幅を妻の妙安(みょうあん)、弟子の一純(かずよし)らが完成させ文久3年(1863年)増上寺に奉納したそうです。

五百羅漢とは、『仏語、仏典の第一結集に参加した釈迦の弟子五百人、または、第四結集のおりの五百人の聖者をいう。さらに、その彫像、または、彫像を安置してまつってある所などをさす。』と解説に書いてありました。


五百羅漢図の構成

1~10幅 羅漢の日常の暮らしぶりを表す場面

11~20幅 自ら懺悔し、出家者や異教徒を教化する場面

21~30幅 生前の罪により巡る地獄など六道から救済する場面

31~40幅 12の衣食住に関する欲を取り除く修行の場面

41~50幅 神通力を発揮する場面

51~60幅 禽獣たちを手なづける場面

61~70幅 竜宮に招かれ、供養を受ける場面

71~80幅 仏像や舎利を洗い、寺院を建立する場面

81~90幅 さまざまな天災、人災からの救済を表す場面

91~100幅 須弥山のまわりにある4つの大陸を巡る場面 

それ以外にも五百羅漢図の下絵や、同時期に制作していた成田山新勝寺所蔵の<釈迦文殊普賢四天王十大弟子図>なども展示しており、約120点が展示されていました。


気になる作品

21.五百羅漢図 第21幅 六道 地獄

錫杖を伸ばして人々を救おうとしているからか、地獄なのに杖のある部分だけに蓮が出てきた。


22.五百羅漢図 第22幅 六道 地獄


炎に焼かれている人達を扇を使い、風を起こし救おうとしている。大きな筆でサッと描いた風の表現がすごい。


23.五百羅漢図 第23幅 六道 地獄


寒地獄にいる人々を宝珠から光を出して氷を溶かそうとしている。


27.五百羅漢図 第27幅 鬼趣

羅漢にカッパたちが手を合わせている。妖怪まで救おうとしている面白い構図。


30.五百羅漢図 第30幅 畜生


畜生(動物たち)に仏の教えを説いている図?お腹を開けて仏様を出したり、吐息で仏様を出したりしている。


45.五百羅漢図 第45幅 十二頭陀 節食之分

変な陰影表現でかなり不気味。


51.五百羅漢図 第51幅 神通


羅漢の頭から水が大量に出ている。手を合わせ法具を持ち、ちょっと大変そうなお顔をしている。神通とは、超能力のこと。


53.五百羅漢図 第53幅 神通


首を吊った女性のもとに悪霊(鬼?)が集まりつつあるので、羅漢が経典からビームを出し退治している。


55.五百羅漢図 第55幅 神通


羅漢の顔の皮を取ったら、観音様のお顔が現れる。


57.五百羅漢図 第57幅 神通(※画像は、部分です。)


鏡からお釈迦様の顔を出し強烈な光を放っている。


61.五百羅漢図 第61幅 禽獣


一角獣のような動物の耳かきをしているのが微笑ましい。左上の羅漢は空飛ぶ鹿?に乗っている。


68.五百羅漢図 第68幅 禽獣

羅漢たちが様々な動物に乗り移動している。一番手前は白虎が描かれているが霊獣のようには見えずに大きなネコのようであった。


69.五百羅漢図 第69幅 禽獣

見たことのない霊獣の『白澤(はくたく)』が描かれていた。白澤は、三つ目に牛のような角を持ち、腹の部分にも三つ目や、背中に4本の角を持っている不思議な生き物であった。


123.釈迦文殊普賢四天王十大弟子図

五百羅漢と並行して描かれたもので、こちらは墨と金泥で描かれている。一定の時間で照明が明るくなったり暗くなったりする。明るいときには、金泥に光があたりより神々しく見える。この作品は、30年ほど公開される機会はなく、寺外での展示は始めてのようです。


狩野一信の五百羅漢図は、数点だけ見たことがあったが、今回100幅すべてを見ることが出来て良かった。羅漢の魅力がたっぷりで、あまり興味のない人が見たとしても楽しめる内容だったと思うし、会場内の展示設計も良かったので見やすくて楽しかった。

全部見て思ったことは、50~70幅あたりが1番脂が乗っていたような気がするし、90幅あたりから、一信はあまり作品にかかわってないような気がした。



この後 五百羅漢を見て 日本的なものを食べたくなった ぼくらわ 都営地下鉄の両国駅の方にあるお蕎麦屋さんの<蕎肆 穂乃香>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ