※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<線の巨匠たち>を見た後は、トーハク(東京国立博物館)に移動して<大琳派展>の『後期』を見ました。
東京国立博物館 <大琳派展 -継承と変奏-> 11月16日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=559
前期、中期と見てきたので、もちろん、後期も見に行きました。
前期展示の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/bbb3656415f28e9c3de243e4f97acd9a
中期展示の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/47b8beb22f11cb597b5f37f04b0b9d22
後期の展示替えは、15点ほど・・・。
その中でも、いいなぁ。と思った作品。
1-76.俵屋宗達 兔(うさぎ)図
日本画家、川合玉堂の旧蔵。外側に薄墨を塗り、うさぎを浮き上がられています。
2-17.尾形光琳 孔雀立葵図屏風 重要文化財
2-28.尾形光琳筆 竹梅図屏風 重要文化財
たぶん、この光琳の2点は、夏に開催した<対決展>で観たような・・・?
4-59.鈴木其一 夏秋渓流図屏風
右隻に夏の表現で、百合を描き、しかもセミまでいるんです。左隻に落ち葉を描き、秋を表現。右隻、左隻、お互い端から中央に渓流の水が、流れ落ちてくる。
ちょっと疑問?に思ったのが、右隻の葉を金で縁取っている。なぜ・・・?(デザイン?)
もちろん、風神雷神図4点揃い踏みもじっくり拝見しましたよ。
風神雷神図で、ちょっと疑問が浮かんできました。
俵屋宗達の風神雷神図
尾形光琳の風神雷神図
酒井抱一の風神雷神図
鈴木其一の風神雷神図襖
左隻
右隻
たしか、<京都の三十三間堂(蓮華王院)>に風神・雷神像がありますよね。俵屋宗達は、その両像を観て、<風神雷神図屏風>を描いたのかなぁ~?なんて思ったのですが・・・。
実際どうなのでしょうね?
↓三十三間堂のページ(風神・雷神像が観れますよ。)
http://www.sanjusangendo.jp/b_2.html
今回も素晴らしいものを観ることができました。
ありがとうございます。
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