どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『生誕130年 松岡映丘 -日本の雅- やまと絵復興のトップランナー@練馬区立美術館』なのだ

2011年10月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 西武池袋線の中村橋駅を降りて すぐにある練馬区美術館で 11月23日まで開催している<生誕130年 松岡映丘 -日本の雅- やまと絵復興のトップランナー>を見たのだ



ぼくらわ 松岡映丘さんのこと ほとんど知らなかったけど この展覧会に行った人のブログとかを見て 興味を持ったので行ったのだ

画稿・スケッチ・資料なども合わせ 約70点ほどを展示してあって たぶん1時間くらいで全部見れる感じの規模だったのだ

ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ <千草の丘>なのだ


この作品をずっと見ていると 秋を連れてきた 女神のように思っちゃったのだ それくらいキレイな人で この女性のモデルわ 21歳の時の初代水谷八重子なのだ


<伊香保の沼>もすごいのだ


この作品わ 妖しい魅力があるのだ 『木部姫伝説』を元に描いているみたいで 眼わ うつろだし 沼に身を投げる前の場面を描いているようなのだ


画像がないけど <技芸天女(ぎけいてんにょ)>も良かったのだ

技芸天女わ 技芸修達、福徳円満の神様なのだ この天女様わ 美しくて ずっと眺めていたくなるのだ


ぼくわ 松岡映丘さんの作品を初めて見たけど いろんな作品を見て 好きになったのだ ぼくが紹介した作品わ たまたま女性の作品になったけど 甲冑を着た武者絵や 風景の作品も良かったのだ

練馬区立美術館わ 駅からもすぐだし 30年ぶりの回顧展なので 気になる方わ ぜひ ご覧になってほしいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


練馬区立美術館 <生誕130年 松岡映丘 -日本の雅- やまと絵復興のトップランナー> 11月23日(水・祝)まで

※HPはないようです。


松岡映丘の30年ぶりの回顧展で、画稿・スケッチ・資料なども合わせ約70点が展示されていました。(※展示替えあり)


気になった作品

2.文殊と獅子

小さな文殊と獅子が描かれ、まわりにうすく光輪があり、神々しく見せている。


3.技芸天女(ぎけいてんにょ)

解説には、「技芸天女は、もともと摩醯首羅天(シヴァ神)が天界で器楽を奏でる際に、その髪の生え際から化生した天女で、容姿端麗にして諸々の技芸に長じていた。そのため、技芸修達、福徳円満の神とされてきたが、日本ではあまり信仰されなかった。」と書かれていました。

天女のまわりは光に包まれ、お顔も微笑みかけているような優しい表情で美しく、なんとなくだが、狩野芳崖の<悲母観音>に通じるものがあると感じた。


4.佐保姫(さおひめ)


「春をつかさどる神。平城京の東には佐保山があり、方角を四季にあてた場合、春のあたるためそう言われた。」と解説に書いてあります。

姫に衣服は春らしく、梅の柄?をしている。


11.春光

船に乗り花見をする風流な作品。川(沼?)には、見えづらいが細かな波の模様がびっしりと描かれている。


27.うつろう花


宮中の女性?が、散りゆく桜を眺めている美しい作品。


31.伊香保の沼


以前見た記憶がある?榛名湖には、大蛇が棲むといわれ、昔、美しい姫が沼に身を投げ、大蛇になったという『木部姫伝説』から描かれたもの。妖しい美しさがあり、目はうつろな感じで、沼に身を投げる前を描いたもの?


33.千草の丘


この女性のモデルは、初代水谷八重子の21歳のときのもので、下の方には、桔梗、藤袴などの秋の花が咲いており、この女性が咲かせたのでは?と思わせる。正面を描いたやまと絵は珍しいそうです。


69.矢表



左隻と右隻の大きな画像も載せます。

左隻


右隻


解説には、源平合戦、屋島の戦いを描いたもので、『平家物語』では、「嗣信最後」と呼ばれる。海上から弓で義経を狙う平能登守教経。大将を守らんと家来たちは義経の前に立ちはだかり壁となる。飛び来る矢に奥州以後の家来、佐藤三郎兵衛嗣信が真っ先に盾となる。まさに矢おもてに立っている様子が描かれている。

これはケースなしで展示していました。兜や鎧が丁寧に描かれていて、松岡映丘は、実際に鎧を装着したりもしたそうです。


あと、番号は忘れてしまったのですが、1階に展示していた<宇治の宮の姫君たち>と、<道成寺>も良かったです。

宇治の宮の姫君たち



左隻と右隻の大きな画像も載せます。

左隻


右隻



道成寺



左隻と右隻の大きな画像も載せます。

左隻


右隻



松岡映丘のことを、不勉強のためか、ほとんど知らなかったのですが、今回、いろんな作品を知れて良かったです。特に、<千草の丘>、<伊香保の沼>は素晴らしく、ずっと眺めていたくなりました。入場料も500円と安いし、あと3週間で終わってしまうので、この機会にご覧になって見てはいかがでしょうか?


この後わ 中村橋駅からすぐ近くにあるお店の<サグーン 中村橋本店>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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