どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『さんじ@稲荷町 or 上野(浅草口)』なのだ

2017年04月28日 | 美味しいもの(~2022年)

<特別展 茶の湯>を見たぼくらわ 上野駅の東側 稲荷町駅方面にあるラーメン屋さんの<さんじ>でランチをしたのだ

さんじ

お店のツイッター
https://twitter.com/sanji_kinchan/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13136639/

ラーメンデータベースのページ
https://ramendb.supleks.jp/s/55135.html




お店に着いたのわ ランチにわ 中途半端な14時くらいだったから 先客2名だったけど 食べ終わることにわ ほぼ満席になっていたのだ

こちらわ 券売機のメニューなのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ



ぼくらわ 数量限定のマッドクラブラーメンの<Crazy Crab ¥1000> & <和え玉 ¥200>をお願いしたのだ(※ぼくらわ 断ったんだけど 注文時に ニンニク入れますか? って聞かれるのだ)

ほどなくして <Crazy Crab>が着丼なのだ 


マッドクラブのラーメンわ 2種類あって ぼくらが食べた<Crazy Crab>わ マッドクラブと 豚骨醤油の白湯だそうで 濃厚でドロッとしているかと思いきや 思ったよりサラサラしているスープだったのだ

クレージーとなっているから もっとカニがドカンと来るかと思ったけど 玉ねぎなどの効果か ややマイルド気味で美味しいのだ

麺わ 低加水のぱっつりとした細麺なのだ

チャーシューわ 薄切りだけど 旨かったから もっと量があったらいいのに って思ったのだ


途中で<和え玉>をお願いしたのだ


まんべんなく タレがかかっているみたいだから そのまま食べても大丈夫なのだ

そのまま食べたり 残ったスープに付けて食べたりして ごちそうさまなのだ


ラーメンのUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


マッドクラブと煮干しのラーメン屋さんの<さんじ>わ 美味しかったし もう1つのマッドクラブも気になるし 煮干しの方も食べてみたいので 再訪するのだ

ちなみに 金曜日わ 違う屋号で メニューも異なるみたいなのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『特別展 茶の湯@東京国立博物館』なのだ

2017年04月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京国立博物館で 6月4日まで開催している<特別展 茶の湯>を見たのだ



今回の感想わ えこうに任せるのだ

東京国立博物館 <特別展 茶の湯> 6月4日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1828

公式サイト
http://chanoyu2017.jp/

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4959




展示構成

第一章 足利将軍家の茶の湯ー唐物荘厳と唐物数寄

第二章 侘茶の誕生ー心にかなうもの

第三章 侘茶の大成ー千利休とその時代

第四章 古典復興ー小堀遠州と松平不昧

第五章 新たな創造ー近代数寄者の眼

茶道具や絵画など全会期では230点が展示するそうで、私が見に行った時は、約180点を展示していました。


気になった作品

1.曜変天目 稲葉天目 国宝 ※5月7日まで


解説には、こう書かれています。
『曜変は足利将軍家における唐物の評価をその飾りを説いた「君台観左右帳記」において、建盞(けんさん)を第一に位置付けられ、「世上に無き物」と記される。端正な姿と幻想的な虹色の斑文は比類なく、その名声をゆるぎないものとしている。』

2010年に1度見たことがある。黒のような青と、鮮やかな青が混在する宇宙のような茶碗で、輝く石を散りばめたかのような輝きがある。

曜変天目は、世界に数点しかなく、この静嘉堂文庫美術館蔵のものと、藤田美術館のものは見たことがあるが、大徳寺龍光院のものは、見たことがないので、いつか見てみたい。


2.油滴天目 国宝


解説の一部には、こう書かれています。
『水に浮かぶ油粒のような銀色の斑文が見事であり、伝世の油滴天目のなかでも白眉といわれる。』

大阪市立東洋陶磁美術館蔵のもので、銀と青が混ざったかのような、粒の色がキレイで、底の方にいくほど、青みが増すような?


4.牧谿 観音猿鶴図 国宝 ※5月7日まで


解説には、こう書かれています。
『岩上に座る白衣観音を中央に、天に向かって鳴く鶴、身を寄せ合う猿の親子を左右に配する三幅対。「天山」・「通有」印を持つ、足利義満(1358-1408)コレクション随一の名画にて、南宋時代の水墨画の名手・牧谿の代表作。』

風になびく柳が描いてある、右幅が1番良かった。


30.伝 毛松 猿図 重要文化財 ※展示終了


※以前、トーハクの常設で撮った写真も載せます。(クリックすると大きな写真で見れます。)


解説には、こう書かれています。
『金泥を交えた繊細な毛描きに代表された写実性と、思索にふけるような擬人化なまなざしに代表される矜情性が見事に融合した、南宋時代の動物画の傑作。』

毛の表現が、モコモコを通り越して、ふわふわですごかった。


165.瀬戸黒茶碗 銘 冬の夜 ※5月7日まで

黒の茶碗の中に照明の加減でできるのか、中央と下の方に2本の青いラインのような色があって、見る角度によって、その青みが違って見える。この黒の中に浮かぶ青が、冬の夜なのかと思いました。


171.志野茶碗 銘 卯花墻 国宝


解説の一部には、こう書かれています。
『白い肌に浮かぶ格子文様に、卯の花の咲き乱れる垣を想像して片桐石州(1605-73)が銘を付けたことが、箱の蓋裏に自詠の歌でわかる。』


185.道入 黒楽茶碗 銘 残雪

茶碗の内側の底に点在している白い部分が残雪なのかも?と思いました。


208.安南染付龍文花入

ベトナムで作られた染付で、地肌が白ではなくクリーム色っぽくて、素朴な感じの花入。


216.仁清 色絵鶴香合



235.交趾大亀香合 ※展示終了


藤田傳三郎が亡くなる直前に9万円で購入したものだそうで、現在の貨幣価値だと9億円もしたそうです。

形物香合番付において、東の大関に位置づけられる。


237.青磁茶碗 銘 満月 ※展示終了



第二会場の途中に、<燕庵の原寸大茶室模型>があって、これは写真撮影がOKでした。






竹の格子越しに見ると、竹の花入れの中に須田悦弘<花 侘助>が展示していました。(※5月1日まで、5月2日からは、<花 敦盛草>に変わります。)


ズームで撮ったものです。



展覧会のチラシの画像も載せます。(クリックすると大きな画像絵見れます。)
 


茶の湯、正直、詳しいことはわかりませんし、曜変天目を目当てで行きましたが、他の茶椀も素晴らしいものが展示していましたし、銘となった理由を考えながら見るのも楽しかったです。

私が行ったのは、10時くらいだったので、第1会場が混んでいて、第2会場から見ました、それだと、そこまで人がいなくて、比較的快適に見ることが出来たので、早い時間に行って、第1会場が混んでいたら、第2会場から見ることをオススメしますよ。


この後わ 上野駅の東側(稲荷町駅方面)にある<さんじ>に行ってランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『金子富之展「荒ぶる神々」 @ミヅマアートギャラリー』なのだ

2017年04月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>でランチをしたぼくらわ 市ヶ谷駅に移動して ミヅマアートギャラリーで 4月28日まで開催中金子富之展「荒ぶる神々」 を見たのだ



ギャラリーに方にお声をかけて お写真を撮らせてもらったので 今回わ ぼくが書くのだ

ミヅマアートギャラリー <金子富之展「荒ぶる神々」 > 4月28日(金)まで

http://www.mizuma-art.co.jp/exhibition/17_04_Kaneko.php




なんで この展覧会を見に行ったかというと 今年の1月に<DOMANI・明日展>を見て 金子さんの作品が好きになったからなのだ

まずわ ぼくが気になった作品なのだ

<暗龗(くらおかみ)>なのだ(※もしかたら 漢字が違っているかも?なのだ)


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



ぼくらわ この作品を見て 眠り龍かなぁ~ って思ったのだ


買ったリーフレットによると『暗(くら)は谷間を意味し、谷や渓流などの地の水に宿る龍神とも言われます。その特性は地下の水龍と言えます。』って載っていて だから 寝ているのかなぁ って思ったのだ


あと 龍の手(足)の部分とかわ マーブル模様っぽくて キレイなのだ



<大海から生まれし者>なのだ


ぼくが写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


黒の岩絵具で描かれた トゲトゲが黒光して 怖さもあるけど カッコいいのだ

アイラーヴァタという神像で 雷帝インドラの騎象でありながら スリランカでわ ギリメカラという名の魔王マーラの騎象という 善と悪の二面性を持つそうなのだ

だから 黒のトケトゲで 悪い方を表していたのかなぁ~って思ったのだ

近づいてよーく見ると 赤い角の模様にわ 金の蛇の巻付いているのだ



あと 背景にわ 昔の本(紙)?が貼っているみたいで それが この象の悪い部分を 封印しているように思ったのだ 



<水虎(すいこ)>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


今にも 飛び掛かってきそうなトラで 満月と 岩絵具の黒々とした背景と 相まって すごくカッコいいのだ

津軽地方に水虎様(水虎大明神)が祀られていてるそうなのだ 河童たちを配下に持つ水神とされていて 水虎自体も 竜宮の眷属とされているそうなのだ でも 中国の水虎とわ 関連性が薄く 水神としての民間信仰と水虎の名称が結びついたものといわれるそうなのだ


展示されていた作品なのだ

<天手力男神(あめのたじからおのかみ)>なのだ


ぼくらわ 筋骨隆々で 力士とか 力の神様かなぁ~ なんて思ったのだ


<世界蛇(せかいへび)>なのだ


ニョロニョロと 大きな蛇で リーフレットによると 北欧神話最大の神「ヨルムンガンド」だそうなのだ

頭の模様わ 細胞が蠢いているように思えるのだ



<火喰い加勢鳥(ひくいかせいどり)>なのだ



<泣沢女神(なきさわめのかみ)>なのだ



他にも 小さな作品があったのだ





写真撮影禁止だったけど 和室にわ デッサンとか いろいろあってし 設えなども良かったのだ


金子さんが描いた 神様や 精霊 妖怪など カッコいいけど 畏れのある作品たちが展示していて 目に見えない異形のものわ 存在するんじゃないかなぁ~ と思ったのだ

1週間くらいで終わってしまうけど すっごくオススメなので ぜひ ご覧くださいなのだ


ギャラリーから駅へ向かう際に撮ったものだけど ぼくらが行った日わ まだ 桜が咲いていたのだ






葉桜も混ざって また 違った趣きで良かったのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド(パスタセット<カーチョ・エ・ペペ>)@目黒 or 白金台』なのだ

2017年04月19日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ 山手線の西側の方に買い物へ行ったし 最近 特にイタリア料理を食べたいと思っているので 目黒駅で降りて 何度か行っていて 気に入っているイタリアンのお店の<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>でランチをしたのだ

トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド
https://www.facebook.com/ciccio.birbante/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13151005/



お店に着いたのわ 12:15くらいで 8~9割くらいお客さんがいて 13時から予約が入っていたみたいだから 12:50までならOKって言われてたのだ

こちらわ お店の外にあったメニューなのだ(※平日のメニューなのだ)


↓クリックする大きな写真で見れるのだ



ぼくらわ お店に行く前から<ランチコース>を食べたかったんだけど 時間の制限があったので<パスタセット ¥1000>と <ランチデザート ¥300>を追加でお願いしたのだ(※これわ 平日のメニューなのだ)

ちなみに 前に来た時に<カツレツセット>と 今わ 提供してないけど<パニーノセット>を食べたことがあるのだ

※<パスタセット>わ <自家製パン> + <サラダ> + <パスタ(5種類の中から1品)> + <カッフェ>のセットなのだ

まずわ <自家製パン> & <サラダ>がワンプレートで登場なのだ


サラダわ オリーブオイルとさっぱりとしたドレッシングがかかっていたと思うのだ

自家製パンわ 2種類あって 美味しくて もっと食べたかったんだけど パスタのために1つ残しておいたのだ


ほどなくして<パスタ>の登場で ぼくらわ ずっと前から食べたかった『トンナレッリ カーチョ・エ・ペペ(ペコリーノチーズと黒こしょう)』をチョイスしたのだ


お写真を撮るのを忘れちゃったけど ペコリーノチーズがこんもりと乗った状態で テーブルに持ってきてくれて その場で混ぜてくれるのだ

トンナレッリわ うどんみたいな太さで ちょっとコシがあるようなパスタなのだ 

塩気もあって濃厚なペコリーノチーズと 黒コショウが強めにかかっていて パンチのあって 濃いめの味だけど しょっぱくわ なくて美味しかったのだ

食べ終わると お皿に ペコリーノチーズが思った以上に残っていて 残しておいたパンに付けて キレイに平らげたのだ


プラス300円で追加でお願いした<ランチデザート>で この日わ 『シャンペルローネ』だったのだ(※もしかしたら 名前が違っているかも?なのだ)


ちょっと冷たいデザートで お写真でもわかる通り 外側をチョコでコーティングされていて ちょっと固めなクッキー生地みたいな感じで 中のクリームもちょっと固め オレンジ?とかの柑橘系の味で 程よい甘さで 美味しかったのだ


最後わ <カッフェ>で 確か5種類くらいから選べたと思うけど ぼくらわ 『エスプレッソ』をお願いしたのだ


美味しい料理の余韻を味わいながら 飲んだんだけど このエスプレッソわ 特に美味しかったから 2倍か3倍くらいわ 飲みたかったのだ


料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


久しぶりに<トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド>に行ったけど 美味しい料理と 適度な接客で良かったし 他のメニューも気になるので 再訪するのだ

ぼくらが食べたのわ 平日メニューで 土曜日や祝日わ メニュー内容&料金が違うのでご注意なのだ

あと 混むお店だと思うので 予約をした方がいいと思うのだ


この後わ ミヅマアートギャラリーに移動して<金子富之展「荒ぶる神々」>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『雪村ー奇想の誕生 <前期展示>@東京藝術大学大学美術館』なのだ

2017年04月18日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたぼくらわ 東京藝術大学大学美術館に移動して 5月21日まで開催中<雪村ー奇想の誕生>を見たのだ



ぼくが気になった雪村の3点の作品なのだ

<呂洞賓図>なのだ


有名で重文のも展示していたけど 今回初公開の作品に惹かれたのだ

呂洞賓が 龍の頭と角に足を置いていて サーフィンっぽく乗っている姿が カッコいいのだ こっちの壺からわ 小さな龍が3匹出ていたのだ


<蝦蟇鉄拐図>なのだ(※前期展示なのだ)


もとわ 衝立の表裏だった作品だそうなのだ

左幅わ 蝦蟇仙人わ 三本足の蝦蟇に妖気を出させていて 右幅の鉄拐仙人わ 自分の息から 分身を出していて 妖術合戦をしているように思えたのだ


<猫小猛図>なのだ(※前期展示なのだ)


竹の枝から トラのようなデブ猫ちゃんを 挑発する小禽 フクフクで 跳んでも 小禽まで届かなそうな 猫ちゃんが可愛く見えるのだ


雪村の作品をまとめて見る機会って あまりないと思うし 正統派の作品や ちょっと捻った面白い作品もあって オススメだと思うのだ

ぼくらわ 後期の作品も気になるので 行こうと思っているのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

東京藝術大学大学美術館 <雪村ー奇想の誕生> 5月21日(日)まで

http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2016/sesson/sesson_ja.htm

公式サイト
http://sesson2017.jp/

作品リスト
http://sesson2017.jp/image/sesson_web.pdf




展示構成

第1章 常陸時代 画僧として生きる

第2章 小田原・鎌倉滞在ー独創的表現の確立

第3章 奥州滞在ー雪村芸術の絶頂期

第4章 身近なものへの眼差し

第5章 三春時代 筆力衰えぬ晩年

テーマ展示 光琳が愛した雪村

第6章 雪村を継ぐ者たち

前後期合わせると130点が展示するそうで、前期展示では約80点を展示しており、雪村の作品は55点ほどありました。


気になった作品(前期展示となっている作品は、4月23日まで展示)

39.雪村周継 列子御風図(※前期展示)


列子は風に乗る道術を身に着けた仙人だそうです。その風も薄墨で描かれているそうで、仙人の衣と長いひげが風になびく様が良い。


41.雪村周継 竹林七賢酔舞図

竹林に遊ぶ七賢者を描く場合は、通例で静かな画境を目指すものだそうですが、この作品はどんちゃん騒ぎを描いている。

画面右下、両手を伸ばし踊っている賢者が特に面白かった。


44.雪村周継 欠伸布袋図・紅白梅図


左右に紅白梅と、中央にあくびする布袋様が描かれている三幅対。

左の白梅、枝が鋭角で勢いがあるので、若木のような気がして、一方の右の紅梅は枝が緩やかなので老木のような気がしました。


47.雪村周継 百馬図帖(※場面替えあり)

簡素化され、デフォルメされたかのような可愛らしい馬が描かれている。私が見たときは3図あり、駆ける馬、群れる馬、仲間同士でじゃれる馬が描かれていました。


49.雪村周継 呂洞賓図 重要文化財(※前期展示)


解説の一部には、こう書かれています。
『呂洞賓は中国では人気の高い仙人ですが、龍の頭に乗り天空の龍と向かい合うように描きたのは雪村が初めてです。』

この作品は、何度か見ているが、壺から出てくる龍が2匹なのは、今回初めて知った。作品の隣に大きなパネルがあるので、それを見る方が分かりやすいです。

no.39の列子同様、雪村は風になびく長いひげにこだわりを持っているような気がした・・・。


59.雪村周継 布袋唐子図(※前期展示)

布袋に唐子がともなうと子宝を意味する吉祥性が付加され、喜ばれたそうです。

布袋の顔が子供たちにデレデレになっていたのが、面白い。


69.雪村周継 松鷹図 重要文化財(※前期展示)<*以前、トーハクの常設展で撮ったもの>


私は知らなかったのですが、1974年に発行された記念切手で著名な一作だそうです。

この写真と同じように2羽の凛々しい鷹が向かい合うように展示していたが、図録では左右逆に載っているそうです。

松の葉が柔らかそうで、形がヒガンバナに似ていると思いました・・・。


71.雪村周継 花鳥図屏風

左隻は柳の周りを黒い燕たちが語らいながら飛んでおり、柳の木で白い鷺たちが翼を休めている。右隻は月の出ている夜の情景で、鯉が水面を跳ね、白梅の木で休んでいる白鷺が驚き鯉の方を向いている。

左隻の昼と、右隻の夜、ツバメや鯉の黒と、白鷺の白などの対比が良かった。


91.雪村周継 猿猴図(※前期展示)


竹やぶで、猿とカニのケンカ?大きさは違うし、カニを捕まえ攻撃態勢で、カニ危うし。周りの猿は、野次馬で見物気取りか。


他にも、伝 雪村となっていて、背筋がピーンとなった<竹虎図>も良かった。(※前期展示)


展覧会のチラシの画像も載せます(クリックすると大きな画像で見れます。)
   


雪村の回顧展は15年だそうですし、他の絵師に影響を与えた作品なども展示してあって、見ごたえがありましたし、影響を受けた絵師の作品などもありました。

展示替えも多いので、見たい作品が展示しているときに見に行くのがいいかもしれませんね。


巡回情報

MIHO MUSEUM 8月1日(火)~9月3日(日)


↓後期展示も見に行ったのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/e58f1b3b8bc92861a2f94a0127b10834


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。


『ハリマ・ケバブ・ビリヤニ(2回目の<シェフセット>)@上野(浅草口) or 稲荷町』なのだ

2017年04月15日 | 美味しいもの(~2022年)

<シャセリオー展>を見たぼくらわ 上野駅に東側の方にある お気に入りのインド料理のお店の<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたのだ

ハリマ・ケバブ・ビリヤニ

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13168753/




お店に着いたのわ ピークタイムの12:20くらいで ほぼ満席のような状態だったのだ

ぼくらが こちらのお店に来るのわ 13回目で3種類のカレーのセットの<アプサナランチ>2回 <ビリヤニセット>2回<ニハリセット><パヤセット><バターチキンセット(まろやかなクリーミーバターチキンカレー)>2回大きなタンドーリチキンの付く<シェフセット>タンドリープレートの付く<ロイヤルセット><ラム カレジ イン ミントセット><ラム肉のコリアンダー風味カレーセット>を食べたことがあって 系列店でわ <ラムウエチェンナマムサムセット><カラチ風・ラムカライセット>も食べているから ほとんどのランチメニューを食べているのだ

今回わ 大きなタンドリーチキンを食べたかったので<シェフセット ¥1235>をお願いしたのだ

※<シェフセット>わ <サラダ> + <大きなタンドリーチキン> + <6種類から選べる2種類のカレー> + <ナン or サフランライス> + <ドリンク>のセットなのだ

まずわ <サラダ>が来たのだ


スパイスのかかったサラダで ちょい辛なのだ


次わ <大きなタンドリーチキン>が到着なのだ


こう見ると そんなに大きくわ 見えないけど 結構な大きさなのだ

タンドリーチキンのお肉わ 柔らかくて ぼくらにとってわ 結構辛めだけど 美味しいのだ カレーが1品減るけど アプサナランチに300円プラスすればいいので ちょっとお得かなぁ~ って思うのだ

ミントソースを持ってきてくれたのだ


ソースをつけると ミントの香りがプラスするし 辛さも少し和らいで旨いのだ

ミントソース自体を 味見してみたんだけど たぶん 甘さのないヨーグルト(ライタ)にミントを合わせたものかなぁ~ って思ったのだ


タンドリーチキンを食べていると<2種類のカレー> & <ナン>が到着なのだ



<シーフードカレー>なのだ


いつも食べているよりも 辛く感じたんだけど マイルドなカレーだと思うのだ

ホタテや イカの身入りで 選べるカレーの中で1番好きなのだ


<チキンカレー>なのだ


シーフードよりも辛いカレーで チキンのお肉が ホロホロなのが ゴロゴロ入っていて 美味しかったのだ

お写真わ ないんだけど カレーが美味しかったから ナンをお替りしたのだ


カレーを食べている時に<ドリンク>『ラッシー』を持ってきてくれたのだ


ラッシーわ 甘くて美味しいし カレーの辛さを和らげてくれるのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


ぼくらが行った時間帯わ ランチのピークタイムだったから ちょっとバタバタ感があったけど このお店の料理わ 美味しくて 大好きなお店なので オススメだと思うのだ

11時台や 13時以降の方が ゆったり食事が出来て オススメなのだ


この後わ 東京藝術大学大学美術館に移動して<雪村ー奇想の誕生>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『シャセリオー展-19世紀フランス・ロマン主義の異才@国立西洋美術館』なのだ

2017年04月14日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 国立西洋美術館で 5月28日まで開催中<シャセリオー展ー19世紀フランス・ロマン主義の異才>を見に行ったのだ



今回の感想わ えこうに任せるのだ

国立西洋美術館 <シャセリオー展ー19世紀フランス・ロマン主義の異才> 5月28日(日)まで

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2017chasseriau.html

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/chasseriau-ten/

作品リスト
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/pdf/chasseriau_list.pdf




展示構成

1.アングルのアトリエからイタリア旅行まで

2.ロマン主義ー文学と演劇

3.画家と取り巻く人々

4.東方の光

5.建築装飾ー寓意と宗教主題

シャセリオーは、11歳でアングルに入門、16歳でサロンデビュー。やがて師の古典主義を離れ、ロマン主義の最後を飾るふさわしい矜持と情熱を湛えた作品の数々を残して、1856年37歳で亡くなったそうです。

油彩、水彩、素描、版画、資料など約90点を展示しており、ルドンや、モローの作品もありました。


気になった作品

1、テオドールー・シャセリオー 自画像


16歳の頃の作品、瞳に内に秘める情熱があるような気がした。


6.テオドール・シャセリオー 放蕩息子の帰還

16歳でサロンに出品した作品。


9.テオドール・シャセリオー オリーヴ山で祈る天使


21歳のとき、初めて公的な注文を受けてサン=ジャン=ダンジュリ教会の祭壇画のために制作した《オリーブ山のキリスト》の天使像の習作だそうです。

祈っている姿だからか、天使が女性的に見え美しい。


11.テオドール・シャセリオー アクタイオンに驚くディアナ


月の女神ディアナ一行が水浴中に、狩りをしているアクダイオンが偶然見てしまったため、アクダイオンは鹿へと変化して猟犬に襲われ殺されてしまう。

中央の後ろ姿で月の髪飾りがあるのがディアナで、お供が急いで布(服)を持ってきていたり、ニンフが水の中に隠れていたりと、見られたディアナ側から描いていた。一方のアクダイオンは、右奥に小さく描かれ、頭は鹿になって半獣人のように変化している。

ディアナの後姿はスポットライトが当たったのように描かれていて、美しい。


28. テオドール・シャセリオー アポロンとダフネ


解説の一部には、こう書かれています。
『太陽神アポロンはニンフのダフネに求愛し続けますが、これを嫌って逃げ続けるダフネは自らを月桂樹に変えるように神に懇願します。』

描かれているのは、足元から月桂樹に変わるダフネと、ダフネに跪き嘆くアポロン、ダフネは目を閉じ息絶えているにように見えた。


36.ギュスターヴ・モロー 聖チェチリア (※以前、常設展示で撮ったもの)



48. テオドール・シャセリオー 泉のほとりで 眠るニンフ


伝統的な図像だそうですが、体に下にあるバラ色のドレスや、脇にはうっすらと体毛が描かれていることから、同時代の女性だとわかるそうです。モデルとなったのは、シャセリオーと恋愛関係にあった女優のアリシ・オジーで、当時、パリで一番美しい体を持つと言われていたそうです。


57.テオドール・シャセリオー カバリュス嬢の肖像


モデルは、マリー=テレーズ・カバリュスで、当時、パリでで最も美しい女性のひとりと言われていたそうです。

この作品に会いたくて、展覧会に行きましたし、もう、唯々うっとりです。


66.テオドール・シャセリオー コンスタンティーヌのユダヤ人女性


大きな瞳、オリエンタル、異国の衣装にすごく惹きつけられる作品。色?筆致?なにかわからないが、軽い印象を受ける。


71.テオドール・シャセリオー コンスタンティーヌのユダヤ人街の情景



93.ギュスターヴ・モロー 若者と死


モローの作品、何点かありましたが、これが1番良かった。


103.テオドール・シャセリオー 東方三博士の礼拝


シャセリオーが最後に手掛けた作品のひとつだそうです。東方三博士に、若者、壮年、老年という人生を三段階で表し、褐色、黒、白い肌は、異なる大陸を表現しているそうです。


私が不勉強なのでしょうけど、シャセリオーを今回初めて知りました。

美しい女性たちの作品も良かったのですが、異国情緒のある東方の作品が特に素晴らしかったと思いましたし、今回シャセリオーの作品をたくさん見れて良かったです。


この後わ 上野駅の東側の方にある<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『ボガマリ・クチーナ・マリナーラ(Pranzo<メカジキとオレガノのフレッシュトマトソース カサレッツェ>)@北参道 or 代々木』なのだ

2017年04月11日 | 美味しいもの(~2022年)

<大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち>を見たぼくらわ 池袋の方に用事があったから 北参道駅で降りて 1番出口から徒歩1分くらいにあって ぼくらの大好きな<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>の姉妹店の<ボガマリ・クチーナ・マリナーラ>でランチをしたのだ(※代々木駅からも徒歩5分くらいなのだ)

ボガマリ・クチーナ・マリナーラ
http://bogamari.jp/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13161528/




こちらわ お店に外観なのだ



ぼくらがお店に着いたのわ ラストオーダー直前の14時ちょっと前で ほんとギリギリで危なかったのだ

こちらわ 外にあった本日のランチメニュー(PRANZO)の看板なのだ



こっちわ 店内のケースに入っていた お魚たちなのだ


予算の関係上 注文わ しなかったけど 食材を選んで 店員さんと相談して 料理法を決めるのだ(※お値段わ 食材の料金+料理代金だそうなのだ)

他にも 黒板にも オススメのメニューがあって そっちだと お値段も載っているので 気にしなくてすむのだ


ぼくらわ 2014年7月に1度ランチを食べていて この日のランチのパスタわ 2種類で<PRANZO(メカジキとオレガノのフレッシュトマトソース カサレッツェ) ¥1100>をお願いしたのだ

※<Pranzo(ランチメニュー)>わ <前菜小盛り合わせ> + <パン> + <パスタ> + <グラニテ> + <カッフェ>のセットなのだ

まずわ <前菜小盛り合わせ> & <パン>の登場なのだ


小盛り合わせってあるけど 7種類も乗っているのだ

どれも美味しかったんだけど ぼくらわ ブロッコリーと なすの冷製のと 下にある茶色で イカのが特に旨かったのだ


そして <パスタ>『メカジキとオレガノのフレッシュトマソソース カサレッチェ』なのだ


カサレッチェというパスタわ 4~5センチくらいのS字のように ひねっているショートパスタなので 中にソースが絡みやすくなっているのだ

フレッシュトマトのさわやかで ほのかな酸味に メカジキのお肉の旨味が加わって美味しいかったのだ

ソースが美味しかったから パンをお替りして お皿に残ったソースをすくって キレイに食べたのだ


最後わ <グラニテ> & <カッフェ>なのだ


えこうわ 無意識にグラニテを一口食べちゃったから 食べかけのお写真になっちゃったのだ

この日のグラニテわ レモンで 冷たくて さっぱした酸味と甘みがあって 食後にちょうど良いのだ

カッフェわ 6種類くらいから選べて ぼくらわ 『カップチーノ』をチョイスして 美味しい料理の余韻を味わいながら 飲んで ごちそうさまなのだ


店員のお姉さんと ちょっとお話をしたんだけど 1回しか行ったとこがないのに たぶん ぼく(どるちのこと)の印象が強いからだと思うけど ぼくらのことを覚えていてくれてわ 嬉しかったのだ

その時に聞いたんだけど ランチでも パスタを頼まなくても 前菜と パン?も付くので メインのものを注文して食べると ディナーよりも ちょっとお得に食べられる って言っていたので 今度頼んでみようかなぁ って思ったのだ

メインのものだと <魚のロースト>や <アクアパッツァ>などがオススメって 言っていたのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
    


<ボガマリ・クチーナ・マリナーラ>わ 魚介のみのイタリアンで 接客もいいし 1100円で美味しいランチが食べられるので オススメのお店なのだ

ぼくらわ 前に行ったら 満席で断られたことがあるし 12時台わ 混んでいるそうなので 電話で予約をした方がいいと思うし 今回のぼくらみたいに ピークタイムをずらして行ったらいいと思うのだ

大好きなお店になったので 北参道や代々木へわ あんまり行かないけど 途中下車してでも 食べに行こうと思っているのだ


あと 渋谷警察署?(郵便局?)の裏手の方に 3号店の和食のお店が出来るそうなので ランチがあるなら 行ってみようと思うのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち@森アーツセンターギャラリー』なのだ

2017年04月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 森アーツセンターギャラリーで 6月18日まで開催している<大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

1番良かったのわ カルロ・ドルチが描いた<聖チェチリア>なのだ


この作品わ 2004年に日本で展示したことがあるらしいけど その時わ えこうわ 美術館巡りを始めてなくて ずっと見たくて念願だったし ぼくも やっと お会いできたのだ

聖チェチリアわ 音楽の守護聖人で オルガン?チェンバロ?を弾いているのだ こちらを向く 聖チェチリアわ 優美で ずっと見ていたくなるし 想像していたよりも 大きな作品(126×99.5cm)だったのだ

ぼくらわ これで カルロ・ドルチの関連した作品も含めてだけど 見たのわ 5点目になるのだ

↓こちらが カルロ・ドルチの関連作品を見た際のブログなのだ
<悲しみの聖母><受胎告知(天使・聖母)><聖母像(親指のマリア)><観想の聖母マリア>


ムリーリョが描いた<幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ>なのだ


描かれている人物や子羊などの表現が 柔らかさがあって 幼いながらもキリストわ 気品あふれる感じでいいのだ 


スルバランが描いた<聖母マリアの少女時代>なのだ


少女の時の聖母マリアわ あんまり見たことがないというか 初めて見たような気がするのだ

可愛いんだけど 見上げて祈っているような姿わ やっぱり神々しく思えるのだ


ぼくらわ 念願だったカルロ・ドルチの<聖チェチリア>にお会いできた それだけど もう大満足なのだ

六本木でわ 他の展覧会が大盛況だけど この展覧会わ 日本でわ あんまり見る機会がない オールドマスターの作品たちが見れて すっごくオススメの展覧会だと思うのだ

また <聖チェチリア>にお会いしたいので 会期末に もう1度行こうと思っているのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

森アーツセンターギャラリー <大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち> 6月18日(日)まで

http://hermitage2017.jp/




展示構成

プロローグ

1.イタリア:ルネサンスからバロックへ

2.オランダ:市民絵画の黄金時代

3.フランドル:バロック的豊穣の時代

4.スペイン:神と聖人の世紀

5.フランス:古典主義的バロックからロココへ

6.ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で

85点の作品が各章の国別で展示しており、作品パネルに「王冠マーク」があるものは、エカテリーナ2世が収集したものだそうです。


気になった作品

1.ウィギリウス・エリクセン 戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像



2.ティツィアーノ・ヴェチェッリオ


少しきつめな表情といい、前にみたことがある<ウルビーノのヴィーナス>に似ているような気がしました。

彼女の被っている帽子は、一度頭部を描いた後で、描き足したものだそうで、X線調査で判明。帽子のないバージョンも見たかった気がします。


5.グイド・レーニの工房 エウルパの掠奪


解説には、こう書かれています。
『古代フェニキア王の娘エウルパが、海辺で見かけた白牛の背中に乗っています。しかし、この白牛は美しい王女に近づくためにゼウスがその姿を変えたもので、彼女はそのままさらわれてしまうこととなります。』

軽やかな色彩がいいし、ゼウスが変身した白牛が、かなりのイケメン具合に惚れました。


9.カルロ・ドルチ 聖チェチリア


1640年後半頃と載っていて、カルロ・ドルチが30歳を過ぎたころに描かれたもので、王冠マークがあったので、エカテリーナ2世在任中に取得した作品。

聖チェチリアの衣服の光沢の表現、西洋美術館の悲しみの聖母でも思っていたが、彼女の手の表現が美しい。

彼女の座る椅子が赤系統の色なので、補色の関係で彼女の緑系の衣服がより美しく映えて見えるし、こちらを見る彼女の眼差しに吸い込まれるような感覚になるし、ずっと見ていると、微笑みかけてくれるように感じた。

偉そうなことを言って申し訳ないですけど、西洋美術館の作品<悲しみの聖母>に比べると、美しい作品だが、全体的に、やや色がくすんでいるような感じがして、修復した後にもう1度見てみたいと思いました。

※参考として、西洋美術館の<悲しみの聖母>の写真も載せます。(クリックすると拡大します。)



11.ポンペオ・ジローラモ・バトーニ 聖家族


幼児キリストと、聖母マリア、ヨセフなどの聖家族に、洗礼者ヨハネや、マリアの母?の聖アンナなども描かれています。

キリストと聖母マリアにハイライトが当たっているように描かれているように思えましたし、マリアの美しく白い肌や、洗礼者聖ヨハネを見る眼差しが優しく見惚れてしまう。


16.ベルナルド・ベロット

建物も、小さな人物も写真みたいですごくて、ずっと見たくなる。


17.フランス・ハルス 手袋を持つ男の肖像



19.ヘラルト・ファン・ホントホルスト 陽気なリュート弾き

女性のリュート弾きが弦を合わせながら微笑んでいる。

ハルスのような、微笑みの作品だが、ハルスと比べると、服の表現が固い気がする。


20.ヘラルト・ファン・ホントホルスト 陽気なヴァイオリン弾き

酒の入ったグラスを指差し、陽気に笑うヴァイオリン弾きの男。楽しそうな酒なので、ちょっと混ざってみたいかもと思ってしまう。

no.19と対の作品だそうですが、間に1つ作品を挟んで展示していたので、ない状態で見たかった。


21.レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 運命を悟るハマン


解説には、こう書かれています。
『旧約聖書の「エステル記」に登場する古代ペルシア帝国の大臣ハマンは、帝国中のユダヤ人全員の殺害を計画していました。しかし、ユダヤ人であった王妃エステルの介入になり、反対に王から自分に死刑を宣告されてしまいました。レンブラントは、運命を悟るハマンの心理を、複雑な明暗表現のなかでとらえています。』


50.フランス・スネイデルス 鳥のコンサート


中央にいるフクロウが指揮者?となり、コンサートをしている。この画像だと、ちょっとわかりづらいが、フクロウの下には、楽譜も描かれていた。


53.フランシスコ・デ・スルバラン 聖母マリアの少女時代


解説には、こう書かれています。
『聖書の外典によると、聖母マリアは、幼少の頃から神殿の中で暮らし、刺繍や縫い物を習いながら、労働と祈りの日々を送っていたとされています。スルバランは、この主題を繰り返し描いていますが、画家の晩年の本作では、彼のまだ幼い娘たちの容貌をマリアに反映させているのかもしれません。』


55.バルトロメ・エステバン・ムリーニョ 幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ


解説には、こう書かれています。
『聖書では、キリストと洗礼者ヨハネが幼年期に出会ったという記述はありません。しかし、この主題は多くの芸術家によって描かれてきました。子供の描写に秀でていたムリーリョにとってもふさわしい主題だったのです。右にいる子羊は、十字架上での犠牲のシンボル、籠の中にあるリンゴは原罪を表しています。』


56.バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 受胎告知


大天使ガブリエルが、マリアにキリストを受胎したことを伝えている場面で、聖霊の象徴と鳩と、キューピッド?(小さな天使?)たちが祝福している。

ふんわりとした優し気な人物表現がいい。


60.フィリップ・ド・シャンパーニュ 預言者モーセ

解説には、こう書かれています。
『シャンパーニュは、肖像画や記念碑的な作品を得意とした画家です。ここの描かれた預言者モーセは、シナイ山で神から授けられた十戒の刻まれた石板の左側には、神と人間の関係を示す3つの戒律、右側には、人間同士の守るべき7つの戒律が刻印されています。』

ひげをたくわえたたモーセは、王のような風格があるが、どこか優しそうな雰囲気もありました。この画家の作品は、西洋美術館でも見たことがあります。(※西洋美術館では、シャンペーニュと載っている。)

※今回の展示とは関係ないですけど、参考として西洋美術館の作品<マグダラのマリア>の写真を載せます。



70.ジャン=バティスト・グルーズ スミレ色のチュニックを着た少女

胸像というか、胸から上部のみの作品で、右上を見上げる可愛くも美しい少女。ほほのあからみと、瞳の白い部分の比率が多く、上目遣いだからより美しく見えるのかも?


72.ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール 盗まれた接吻


解説の一部には、こう書かれています。
『予期せぬ接吻に驚きながらも、女性は青年の方に身を寄せ、ドアの向こう(画面右)にいる人たちに気づかれないかとその視線を向けています。ロココ的な「戯れの恋」がこの絵画の主題です。』

衣服から判断するに、身分の違う男女の恋だろうか、彼女のドレスの光沢と、持っている布が美しい。


80.ルカス・クラーナハ 林檎の木の下の聖母


解説には、こう書かれています。
『クラーナハは、しばしば自然の中にいる聖母マリア像を描いていました。顎へと向かって細くなった顔、細い目、広い額などは、当時のヴィッテンベルクで女性美の理想とされた容貌です。幼いキリストが左手に持つリンゴは、アダムとイブによる原罪とキリストにより贖(あがな)いを、また右手に持つパンはキリストの身体(聖体)を意味します。』

クラーナハの作品はそんなに多く見てないですけど、この作品が1番良かったと思いました。


展覧会のチラシの画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)
   


私もどるちと同様、念願だったカルロ・ドルチの作品にお会いできた、それだけでもう年間ベスト10入りです(笑)

エルミタージュ美術館の素晴らしい作品が展示していて、国別での展示だったので、国ごとの特徴などもあるし、わかりやすい展示だったと思います。

私の中ではですが、イタリア絵画とスペイン絵画が特に良かったと思います。


この後わ 北参道にある<ボガマリ・クチーナ・マリナーラ>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『Homemade Ramen 麦苗(2回目の<醤油らあめん>)@大森(北口)』なのだ

2017年04月08日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ 買い物に行った際に JRの都区内パスで行ったから 普段行かないラーメン屋さんに行こうと思って 大森駅北口から5分くらいの場所にある<Homemade Ramen 麦苗>にまた行ったのだ

Homemade Ramen 麦苗

お店のツイッター
https://twitter.com/fukaya_akihiro

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13194812/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/92033.html




ランチにわ 遅い時間の13:50くらいなんだけど 10人くらいが並んでいたのだ

※満席の場合わ まずわ 指定された並び方で待って 順番になると 店員さんに声をかけてくれるので 店内に入るのだ

20分くらい経って 店内に入れたのだ

2016年7月に来ていて<醤油らあめん>を食べていたから ぼくらわ <にぼらあ>を食べたかったんだけど 売り切れていたので ぼくらわ また<特製醤油らあめん ¥990>をお願いしたのだ


ぼくらが行った日わ 日も出てなくて 寒かったからか じんわりと 体に染み渡る美味しいスープで 鶏から出た出汁に 醤油のタレが コーティングされたような 優しい味わいなのだ

麺わ ストレートな細麺の自家製のもので 国内と海外の小麦をブレンドしていて つるっとしているけど ちょっともっちりとした感じだったのだ

特製にしたから ピンクのレア感のあるものが2枚と 鶏の柔らかい低温?のと ちょっとコショウが効いている3種類のチャーシュー入りで 全部美味しかったのだ

細切りのコリコリメンマわ 特徴的だったし 味玉や ワンタンも良かったのだ


↓ラーメンのUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



8か月ぶりくらいに<Homemade Ramen 麦苗>に来たけど やっぱり美味しかったし オススメのお店だと思うのだ

ちょっと遠くて いつになるか わからないけど 今度わ <にぼらあ>を食べようと思っているのだ


今回も美味しいラーメンを食べることが 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『オルセーのナビ派展:美の預言者たち-ささやきとざわめき@三菱一号館美術館』なのだ

2017年04月07日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<お好み焼き きじ 丸の内店>でランチをしたぼくらわ 三菱一号館美術館に移動して 5月21日まで開催中<オルセーのナビ派展:美の預言者たち-ささやきとざわめき>を見たのだ



今回わ えこうに任せるのだ

三菱一号館美術館 <オルセーのナビ派展:美の預言者たち-ささやきとざわめき> 5月21日(日)まで

http://mimt.jp/nabis/




展示構成

1.ゴーガンの革命

2.庭の女性たち

3.親密さの詩情

4.心のうちの言葉

5.子ども時代

6.裏側の世界

ドニやボナールはもちろんですが、ヴァロットン、セリュジエ、ヴュイヤールなど約80点を展示しています。


気になった作品

1.ポール・ゴーガン 《黄色いキリスト》のある自画像


ゴーギャンが最初のタヒチ滞在直後に描かれた作品、3つの顔があるそうで、彼自身と黄色のキリスト、グロテスクな頭の形をした自画像の壺。

キリストは、受難と庇護を、グロテスクな頭の形の壺は、画家の苦難と野性性を示すそうです。


15.ピエール・ボナール 庭の女性たち 白い水玉模様の服を着た女性

16.ピエール・ボナール 庭の女性たち 猫と座る女性

17.ピエール・ボナール 庭の女性たち ショルダー・ケープを着た女性

18.ピエール・ボナール 庭の女性たち 格子柄の服を着た女性

※4点の画像です。



41.モーリス・ドニ マレーヌ姫のメヌエット


後に妻となるマルトを描いた最初期の作品だそうです。タイトルの「マレーヌ姫」とは、モーリス・メーテルリンクが1899年に発表した戯曲。

ピアノを背に、こちらを向くマルト、温和な表情がいいし、ドニはこのマルトの表情に惹かれたのかも?と思った。


74.モーリス・ドニ ミューズたち


解説には、こう書かれています。
『画家は、古代ギリシャ神話のおける技芸の女神(ミューズ)たちに同時代的な衣装を着せることで、この古典的主題を現代化している。舞台となったのは、画家が妻マルトと式を挙げたサン=ジェルマン=アン=レー城のテラスであり、最前景で腰掛ける二人の女性にはマルトの容貌が見出せる。神話の女神は9人の姉妹だが、本作では謎めいた10人目の女神が最も奥の樹木の間に描かれている。』

秋色の統一感が良かったし、展示していた中で、1番好きな作品でした。


他にも、ボナールの<格子柄のブラウス>と、ドニの<メルリオー家>も良かった。


展覧会のチラシの画像も載せます。(クリックすると大きな画像で見れます。)
   


見に行くつもりはなかった展覧会だったのですが、招待券をいただいたので、見たのですが、思いのほか良かったです。

ナビ派の作品をまとめてみる機会は、あまりないと思うので、これを機にご覧になってみてはいかがでしょうか?


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来ました。

ありがとうございます。


『お好み焼き きじ 丸の内店(本日のおすすめ焼き<日替わり>)@東京駅(丸の内口)』なのだ

2017年04月05日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ 三菱一号館美術館で開催中の<オルセーのナビ派展>を見に行ったんだけど その前に ランチをしようと思って 東京駅丸の内南口の方にあって 東京ビルTOKIAの地下1階のある<お好み焼き きじ 丸の内店>でランチをしたのだ

お好み焼き きじ 丸の内店
http://www.o-kizi.jp/marunouchi.html

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13020110/




こちらわ 外にあった人気メニューランキングなのだ



お店に着いたのわ オープン前の11時ちょっと前で 誰もいなくて ぼくらが1番乗りで おひとり様だから 作っているのが見れるカウンター席に案内されたのだ

こちらわ らんち目に言う(ランチメニュー)なのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ



ぼくらわ 2年数か月ぶりの5回目で <スジ焼き><かき玉><スジモダン焼><豚玉>を食べたことがあるから 今回わ <本日のおすすめ焼き(日替わり) ¥950>をお願いしたのだ


注文してから 5~10分くらいで 到着なのだ

この日の<本日のおすすめ焼き(日替わり)>わ 「豚」・「チーズ」・「コーン」だったのだ

ちょっと不格好だけど ヘラでカットしたお好み焼きのお写真を載せるのだ


ふんわりとして アツアツなお好み焼きのきじに 甘めのタレがかかっているけど きじの中に 大葉(シソ)が入っているので 意外とあっさり食べられるのだ

豚肉のカリカリ感に チーズのコクと とろみに コーンの粒々感が 上手い感じに 合わさって 美味しかったのだ


お好み焼きのUPの写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)



<お好み焼き きじ>わ 外わ カリッと 中わ ふんわりとした美味しいお好み焼きが食べられるし カウンター席なら 作っている作業も見れたりするし オススメだと思うのだ

前にも書いたけど 焼きそばも気になるし 食べている人がいて 気になった<ちから>も食べてみたいので 再訪するのだ


この後わ 三菱一号館美術館へ移動して<オルセーのナビ派展:美の預言者たち-ささやきとざわめき>を見に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド(5回目の<Pranzo A「タリオリーニ 浅利と菜の花」>)@乃木坂 or 六本木』なのだ

2017年04月04日 | 美味しいもの(~2022年)

えこうの友達が スラヴ叙事詩を見たいって言っていて ミュシャ展を見る前に まずわ ランチを ってことで その友達わ 旅行に行って イタリアが大好きになったから 国立新美術館から徒歩5分くらいにあって ぼくらのお気に入りのイタリアンの<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだ

トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド
http://www.figo-ingordo.jp/

食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13104779/




お店に着いたのわ オープン直後の11:40くらいで メインホールの席わ 空いていたけど たぶん予約が入っているからか 今回わ 奥にある 通路の席に案内されて ずっと前から こっちの席で食べたかったから 嬉しかったのだ

このお店わ 大好きだけど ランチの予算との兼ね合いや 六本木周辺にわ 他にも行ってみたいお店もあったりして 頻繁にわ 来れなくて 年1くらいのペースだったんだけど 今年になってから 今回で3回目で トータルで8回目なのだ

平日限定で 前菜・パン・パスタ・ドリンクの付く<Pranzo A>を4回(2011年2013年2015年2017年) Aのプランに サラダ ドルチェの付く<Pranzo B>を1回 Bのプランに メインの付く<Pranzo C>を2回(2014年2017年)食べていて 今回わ <Pranzo A ¥1500>をお願いしたのだ

※<Pranzo A>わ <前菜の盛り合わせ(※1度だけキッチン前に取りに行くビュッフェスタイル)> & <パン> & <本日のパスタ(6種類の中から選ぶ)> & <ドリンク>のセットなのだ

メニューを持ってきてくれる時に 本日のパスタの見本を持ってきてくれて 説明してくれるのだ この日わ 『5種類のパスタ』・『チーズのリゾット』と合わせて6種類が選べたのだ



まずわ キッチン前にある10種類くらいある<前菜の盛り合わせ>を取りに行くのだ 取りに行くと 店員さんが前菜の説明をしてくれるのだ 

1回のビュッフェスタイルなので ぼくらわ 食いしん坊だし いつも通り 見栄えわ 全く気にせず 食べたいだけ載せちゃうのだ

あと 一緒に撮った<パン>なのだ


前菜わ どれも美味しいんだけど ぼくらわ ブロッコリーと 右上のピンクっぽいタラのちょっと辛いのと フリット 左上の柔らかい豚肉の賽の目状にカットされたのとか 特に旨いと思うのだ

えこうの友達わ お酒が好きだから グラスワインの<スプマンテ>と一緒に食べていたのだ


ぼくらも 一口 スプマンテをもらったんだけど ちょうどいいシュワシュワ感と 思ったよりも さっぱり目な感じで お酒の感じも強くなくて 普段わ お酒を飲まないけど 美味しいなぁ~ って思ったのだ


次わ <本日のパスタ>で ぼくらわ 『タリオリーニ 浅利と菜の花』をチョイスしたのだ


説明の時に 菜の花が崩れて 緑がかったソースになるって 言っていたのだ

たまごの入ったパスタで アサリのいい感じの塩気と ほのかにニンニクの風味が加わってるし 菜の花わ 苦みもなくて 美味しかったのだ

最後わ 残しておいたパンを 残った美味しいソースに付けて食べたのだ

ちなみに 奥に映っていて えこうの友達が頼んパスタわ 『パッパルデッレ トスカーナ風ラグー』なのだ


最後わ <ドリンク>で 今回も『エスプレッソ』をお願いしたのだ


料理の美味しい余韻を味わいながら 飲んで ごちそうさまなのだ


料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
   


今回も 美味しい料理と 心地よい接客で 大満足ランチだったのだ

一緒に行った えこうの友達も<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>を気に入ってくれて 家族にも教えなきゃ って言ってくれて良かったのだ

ぼくらが行った日に メインホールの席で 誕生日の人がいたみたいで アコーディオン?の演奏で イタリア語?のハッピーバースデーを歌っていたのだ

食べ終わった 13時前くらいにわ ほぼ満席になっていたと思うので 早い時間帯に行くか ランチでも予約をしていった方がいいと思うのだ


この後わ 国立新美術館に行って<ミュシャ展>を見に行ったけど 1度じっくり見て 感想を書いているので 今回わ 書かないけど <スラヴ叙事詩>わ すごいし 他の作品も素晴らしいので オススメの展覧会なのだ


↓こちらに 前に見た感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/1aec9422aac85f397c2fcd344ed01fc2


ぼくらわ 会期末くらいに もう1度見に行こうと思っているのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうござますなのだ


『2回目の<Digital Provence Theater by teamLab(デジタルプロヴァンスシアター・バイ・チームラボ)>』なのだ

2017年04月02日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力>を見たぼくらわ 新宿に移動して ロクシタン新宿店 ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスの4階で開催している<Digital Provence Theater by teamLab>を また 見に行ったのだ



今回も ぼくが書くのだ

ロクシタン新宿店 ヴォヤージュ・アン・プロヴァンス <Digital Provence Theater by teamLab> ※HPにわ 会期わ 載ってないのだ 4月わ 土日祝日のみなので ご注意なのだ

http://jp.loccitane.com/digital-provence,123,2,69000,949885.htm

https://www.team-lab.net/jp/e/loccitane-shinjuku/




こちらが チームラボが見れる 『ロクシタン新宿店 ヴォヤージュ・アン・プロヴァンス』の店舗なのだ



ぼくらわ 2016年10月にも見ていて 3月までわ 『チェリーブロッサム仕様のデジタルアート』を公開していたので 再度見に行ったのだ(※今わ もう変更になっているかも?なのだ)

前回わ 時間指定の入れ替え制だったんだけど ぼくらが行った3月わ 時間指定などわ なくて 行ってすぐに見れて ずっと見れるし ぼくと えこうだけだったので いろいろ撮ったのだ

前回わ 紫色のラベンダー?だったと思うけど 壁の映像が 白い花になっていて 前と違っていたのだ


ぼくが写っていない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)



3分くらいで 空の色も変わるのだ



映像の映るテーブルに 商品のボトルを置くと それに合わせた 花が咲いたりするのだ



係のお姉さんに ぼく(どるち)を テーブルに置いてもいいか 聞いてみたら OKということだったので 商品のボトルの近くに 置いてお写真を撮ったのだ







商品のボトルを テーブルから 外すと 咲いていた花が散って 綺麗だったのだ





前に見た時より ボトルの種類が増えていたし 個別に撮ったので ご紹介するのだ

<チェリーブロッサム>なのだ



<シア>なのだ



<セドラ>なのだ



<ラベンダー>なのだ



<レーヌブランシュ>なのだ



<アーモンド>なのだ



<ピオニー>なのだ



<イモーテル>なのだ



<ローズ>なのだ



<ヴァーベナ>なのだ



写真がダブるけど えこうの撮った写真も載せるのだ







4月わ 土日祝のみになっちゃっているみたいだけど このデジタルアート作品わ 商品にちなんだ花が咲いて綺麗だし 近づいて置いたりすると コラボっぽくなったりして楽しいので 新宿に行った際わ 寄ってみてわ いかがでしょうか?なのだ

無料で見れるし 結構オススメなのだ

※訂正 この展示のある4階わ 土日祝のみだそうなのだ



今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ


『ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力@Bunkamura』なのだ

2017年04月01日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<とりかつチキン>でランチをしたぼくらわ Bunkamuraに移動して 4月16日まで開催している<ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

<百鬼夜行図屏風>なのだ


可愛らしい妖怪たちの大行進で 絵巻になっているのわ 見たことがあるけど 屏風の百鬼夜行わ 見たことがないと思うのだ


<動物の曲芸>なのだ


いろんな動物たちが 擬人化されていて いろんな曲芸をしていて 見ていて面白いのだ


<鬼を蹴り上げる鐘馗>なのだ



あと <月に手を伸ばす足長手長、手長猿と手長海老>も良かったのだ


暁斎の絵わ 技量もすごいけど 見ていて面白くて オススメの展覧会なのだ

東京だと あと2週間ほどで終わっちゃうけど 素晴らしい作品が展示しているので ぜひ ご覧になってくださいなのだ


ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ

Bunkamura <ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力> 4月16日(日)まで

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_kyosai/




展示構成

序章 出会いーゴールドマン コレクションの始まり

第1章 万国飛ー世界を飛び回った鴉たち

第2章 躍動するいのちー動物たちの世界

第3章 幕末明治ー転換期のざわめきとにぎわい

第4章 戯れるー福と笑いをもたらす守り神

笑うー人間と性 ※春画の展示を含みます

第5章 百鬼繚乱-異界への誘い

第6章 祈るー仏と神仙、先人への尊崇

河鍋暁斎が描いた掛軸、錦絵、多色刷版本、春画など約160点を展示していました。


気になった作品

4.鯰の船に乗る猫


大きなナマズを船にして、横たわるネコの親分?が優雅にキセルを吹かしている。子分?の猫は、ナマズのひげを引き、船を動かしている。鯰の船というアイデアが面白い。

他の作品の解説に書いてあったが、猫は三味線の皮に使われたから芸者、鯰は役人に例えて描かれることが多いそうです。


22.烏瓜に二羽の鴉


2羽のカラスが、画面の外にいるであろうカラスウリを狙う敵を警戒していいる。番のカラスの勇ましい表情がいいし、カラスウリの朱?がアクセントとなっていた。

カラスは暁斎のシンボル、絵師として名声の象徴すると同時に日々の習練、学ぶの象徴だそうでう。


31.月下猛虎図

画面には月は描かれてなく、水面に映る月を覗くトラ。濃い墨で一気呵成に、荒々しく描かれているが、トラは何となく猫の雰囲気がある。

同じタイトルのno.30は丁寧に描かれており、暁斎は狩野派でも学んでいるそうで、丁寧に描かれている。この2点の見比べも面白い。


34.虎を送り出す兎

落下の横に「鳥羽筆意」とあり、鳥獣戯画の断簡のように思えた。トラの背に乗るウサギとたずなを引くお供のウサギなどが描かれる。


32.枇杷猿、瀧白猿



36.鏡餅にねずみ

初日の出が出たことに、大きな鏡餅の周りで2匹のネズミが遊んでいる?(狙っている?)鏡餅の輪郭は外隈で表されていた。


93.不可和合戦之図

3枚続きのカエルの合戦。蓮根の大砲があったり、手柄首を竹に連ねていたり、戦の絵でもカエルたちが擬人化しているので、クスッと笑える面白さがある。


97.<家保千家> 天王祭/ろくろ首

2点の絵が上下に分かれている錦絵、カボチャが擬人化していて、頭が実の部分で、体は葉で構成されていてユーモラス。署名も「畑狂人」となっているのも洒落ている。


111.弁財天の絵を見る六福神

掛軸に描かれている弁財天を見ている六福神(大黒天、恵比須、布袋、寿老人、福禄寿、毘沙門天)だが、毘沙門天は読書にふけって興味がない様子。このようなタイプの七福神図は初めて見た。


125.幽霊図


2015年夏にも見た作品。

亡き妻阿登勢(おとせ)の臨終のときの写生を元にして描かれたそうです。前回見た時より、近くで見れるので、左右の瞳の色の違いが分かると思います。解説には、金と銀で描かれいるとありますが、私には、黄色(金色)と青色のように見えました。

隣には、この作品の下絵も展示しています。


128.地獄太夫と一休


解説の一部には、こう書かれいます。
『伝説の遊女・地獄太夫と一休和尚を主題にした一作。大夫は連歌問答をして、ついに悟りに開いたという。本図を背後に衝立に描かれた蓮の花のように、大夫が悟りを開いた場面だろうか?』


129.地獄太夫と一休


何点か、同じような構図の作品を見たことがあるので、暁斎は同じような作品を何点も描いているのですね。

三味線を弾くガイコツの頭上で踊る一休和尚。その曲に合わせて小さなガイコツたちも踊っていて、ちょっと可笑しい。

極楽も地獄も紙一重という死生感を表しているそうです。

No.128の作品とともに、地獄太夫の着物の柄が美しい。

※参考として、私が以前見たことのある<地獄太夫(極楽太夫)>の画像も載せます。(クリックすると拡大します。)
   


141.化け物絵巻

どこか憎めない感じの化け物たちの絵巻で、化け物の子供のようで可愛らしかった。


142.百鬼夜行図屏風


左隻の画像


右隻の画像


解説の一部には、こう書かれいます。
『伝統的な百鬼夜行図は右から左へと向かう妖怪の大行進で、最後の場面で上りくる太陽に驚き、再び右の闇の奥へと逃げまどう構図となる。本作の妖怪たちは、右隻で無邪気に戯れ、左隻では突如光る物体に驚き逃げている。』


167.寒山拾得

双福の掛軸、巻子を持つのが寒山で、文殊の化身、ほうきを持つのが拾得で普賢の化身だそうです。

左の拾得が月を指差しポーズをとっているが、私にとっては、サタデーナイトフィーバーのあの有名なポーズのように見え、踊っているかのように思えてしまった・・・。


イスラエル・ゴールドマンの素晴らしい暁斎のコレクションを見ることが出来て、大変満足しましたし、暁斎の凄さを改めて知った展覧会になりました。

この後、高知、京都、石川へと巡回するので、お近くに方はご覧になって見てはいかがでしょうか?


巡回情報

高知県立美術館 4月22日(土)~6月4日(日)

美術館「えき」KYOTO 6月10日(土)~7月23日(日)

石川県立美術館 7月29日(土)~8月27日(日)


この後わ 前にも見に行ったことがあるんだけど 新宿へ移動して ロクシタン新宿店 ヴォヤージュ・アン・ プロヴァンスの4階で開催している<Digital Provence Theater by teamLab>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ(※4月わ 土日祝日のみなので ご注意なのだ)