ぼくらわ もう終わってしまったけど JR上野駅中央改札口グランドコンコース特設会場で 10月23日まで開催していた<交通総合文化展2018>を見に行ったのだ
交通総合文化展2018
http://jptca.org/news/20181017-11856/
ちょっと前にギャラリーへ行った時に 内海聖史さんの作品が展示しているって 聞いたし 上野の展覧会も見るつもりだったので 行ってきたのだ
作品わ 3つあって すべて同じタイトルで<頭上の色彩>だったのだ(※もしかしたら 3つで1つの作品だったかも?なのだ)
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
緑がキレイで 春から初夏の木々のような 爽やかな季節を連想させる作品だと思うのだ
こちらわ 星型?みたいな感じで 尾っぽの方が長いから 流れ星(ほうき星)なのかなぁ~ って思ったのだ
もう1つわ ステンドグラス片を使った作品なのだ
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
逆からも見れるので そっちからも撮ってみたのだ
ステンドグラス片だから 人がいたりすると 写り込んだりするから ぼくが反対側に行って えこうに撮ってもらったのだ
ぼくらわ 1度だけしか見なかったけど ステンドグラス片だから きっと 自然光で見たら 時間帯によって 色が変わって見れるかもしれないし 太陽の光があたって出来た 色付きの影とかも 見てみたいなぁ~ なんて思ったのだ
あと 気に入った色のを撮ってみたのだ
今回のステンドグラス片を使った作品わ 全く予期していなかったから 驚いたし 面白いアイデアで 他の作品も見てみたいと思ったのだ
この展示わ もう終わっているけど 来年の3月?くらいに 上野の森美術館で 内海聖史さんの展覧会が開かれるみたいだから ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ
もちろん ぼくらも見に行くのだ!!
この後わ トーハク(東京国立博物館)に移動して<京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ>を見に行ったんだけど そのことわ 今度書くのだ
<ラ・ピッコラ・ターヴォラ>を後にしたぼくらわ もう終了している展示だけど ギャラリエアンドウで開催していた<内海聖史展 「あらゆる時間」>を見たのだ
もう終わっているし 写真撮影がOKだったので ぼくが書くのだ
ギャラリエアンドウ <内海聖史展 「あらゆる時間」> 終了しましたなのだ
http://www.ando-tokyo.jp/exhibition/ex2018/uchiumi-ex'18/uchiumi-EX.htm
展示風景わ こんな感じなのだ
全ての作品わ アクリルケースの中に展示されていて アクリルケースも含めて作品で アクリルケースの色が濃くて 中が見えないんだけど その中にも きちんと作品が入っているそうなのだ
特に 色付きのアクリルケースだと 中の作品に アクリルケースの色がプラスされて ちょっと違った色に見えるし ちょっと変わった感じがしたけど 面白い展示で すごく良かったのだ
それで ぼくが 特に良かったと思う作品と一緒に写真に撮ったのだ
1番良かったのわ 12個の作品が集まった展示なのだ
12個一緒に展示していたけど 1個1個バラバラに販売していたみたいで アクリルケースの中の絵画わ いろんな形のものがあったのだ
もし ぼくらが 大金持ちなら この12点をすべて購入して このような感じで 展示してみたいって思ったのだ
12点の中で 特に良かったのを写真に撮ったのだ
展示していた中で 1番小さいもので シンプルな作品なのだ
12個の作品の黒いのに映り込んでいて ぼくらわ その映り込みが好きで その黒い作品越しに 見ていたりしたのだ
ブルーのアクリルケースの中に 東京現代美術館にある<三千世界>のような 小さい作品が等間隔にあるのだ
ギャラリーの方が言うにわ これわ お買い得とのことだったのだ
下の十字の作品が良かったのだ
曇りガラスのようなアクリルケースで 形がちょっと ぼやっとしているけど そのぼやっと加減がいいのだ
さっきも書いたけど 上の白いアクリルケースの作品わ 中わ 見えないけど きちんと中に作品が入っているのだ
あと ギャラリーの方とお話をして 展示されていない作品も出してくれたのだ
その時に 伺ったんだけど 展示されてなくて 三千世界くらいの1番小さい作品のお値段わ ぼくらでも えこうの1回お出かけの予算の 〇回分くらいだったので ちょっと背伸びしたら買えるくらいだったので 買うべきだったのかも? って思ったのだ・・・
ダブりもあるけど えこうが撮った写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
もう終わってしまった展示だけど 作品をアクリルケースの中に入れるっていうのにわ ビックリだったし 面白い発想だなぁ~ って感じたし あの12個一緒の展示わ また見たいと思っているのだ
ギャラリーの方から 聞いたんだけど 来年の3月? 上野の森美術館で 内海聖史の展覧会が開催されるそうなので すっごく楽しみだし 以前見た大きな作品とかも まとめて見れたら 嬉しいなぁ~ って思うのだ
↓一応 こちらに ぼくらが以前見た展示の感想で お写真付きのもののリンクを載せるのだ
2009年 2011年 2012年 2014年 2016年 2018年
今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て大満足なのだ
ありがとうございますなのだ
<狩野芳崖と四天王>を見たぼくらわ 永福町駅に移動して 徒歩3分くらいにある<ラ・ピッコラ・ターヴォラ>でランチをしたのだ
ラ・ピッコラ・ターヴォラ
https://www.piccolatavola.jp/
食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131805/13005575/
お店に着いたのわ 13:30くらいだったんだけど 人気店だから8~9割くらい席が埋まって カウンターの1番端 ピッツァ窯の近くに席に座れたのだ
ぼくらわ <マルゲリータ ¥1580> & 平日ランチ限定?<ランチ ティラミス ¥250>をお願いしたのだ(※ぼくらが頼んだ<ティラミス>わ 平日ランチの時のお値段なのだ)
※こちらのお店の平日ランチわ ピッツァを頼むと <サラダ> & <ドリンク>がセットになるのだ
まずわ <サラダ>が到着なのだ
トマトが美味しいサラダだったのだ
サラダが食べ終わると お待ちかねの<マルゲリータ(トマトソース、モッツァレラ、バジリコ、パルミジャーノ)>が到着なのだ
ピッツァ生地わ もっちりもしているけど軽めな感じで ぼくらの好みの生地とわ ちょっと違って もうちょっともっちり加減が強ければ なんて思ったのだ・・・
でも ほのかなトマトソース酸味と モッツァレラ & パルミジャーノのチーズの具合がいい感じで かなり美味しいマルゲリータだったのだ
<ランチ ティラミス>が登場なのだ
ふんわりしていて 真ん中にわ エスプレッソと 間違ているかもしれないけど ほのかにお酒も感じて このお店のティラミスわ ぼくらの食べたティラミス トップ3入りするくらい 美味しかったのだ
最後の<ドリンク>わ いくつか選べて追加料金のかからない『エスプレッソ』にしたのだ
こちらのお店のエスプレッソわ ボルボーネで 砂糖を入れて 美味しかった<ピッツァ>&<ティラミス>の余韻を感じながら 美味しくいただいたのだ
料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
<ラ・ピッコラ・ターヴォラ>わ 人気店だし ちょっとピッツァ生地が好みと違ったけど かなり美味しいマルゲリータを食べられるのでオススメだと思うのだ
あと ティラミスわ すごく美味しいし 平日ランチだと250円なので 頼んでみてわ いかがでしょうか?なのだ
この後わ もう終わってしまった展覧会だけど ギャラリエアンドウに移動して<内海聖史展 「あらゆる時間」>を見たのだけれど そのことわ 今度書くのだ
展示替えもあったし ぼくらわ 泉屋博古館分館で 10月28日まで開催している<狩野芳崖と四天王 近代絵画、もうひとつの血脈>の『後期展示』を見に行ったのだ
↓前に見た前期の感想なのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/780f7c6647e627bff90c326f8897a0ba
ぼくが気になった作品なのだ
重要文化財で 狩野芳崖の<悲母観音>なのだ
ぼくらわ 何度か見ているけど やっぱりいいのだ
落ち着いた色合いで 荘厳な印象を受けるのだ 悲母観音わ 水瓶からの雫で 赤子が誕生して 地上へと降りて行くんだけど 少し不安ような感じに悲母観音を見ているような気がしたのだ
ぼくらが行った日わ 館長の解説を聞ける日で その時に 聞いたんだけど 悲母観音わ ルネサンス期の聖母子が発想だそうで 悲母観音わ 聖母マリアと同じで 伏し目がちに描いているそうで 赤子わ 芳崖の孫がモデルだそうなのだ
この作品わ 芳崖が亡くなる5日前まで筆を入れていたそうなのだ
前に見た時だと思うけど うろ覚えで 間違って可能性が大だけど 確か 悲母観音の慈愛に満ちたお顔わ 芳崖の奥さんをモデルにした 記憶があるのだ・・・?
同じく 重要文化財で 狩野芳崖の<不動明王>なのだ
不動明王にわ 炎の光背があるはずなんだけど この作品でわ 描かれてなくて 洞窟の奥が黄色っぽくなっているのを 光背に見立てたのかなぁ~ なんて思ったのだ
同じく 狩野芳崖の<仁王捉鬼図>なのだ(※以前 東京国立近代美術館で撮ったものなのだ)
西洋顔料を使用しているからか 他の作品より色が鮮やかで 他にない色の組み合わせ?を感じるのだ
仁王が 緑の光背?(オーラ?)みたいなのに包まれている感じだし 画面全体渦を巻いているように見えるのだ
<悲母観音>・<不動明王>・<仁王捉鬼図>の3点わ 最晩年の作品なのだ
あと ちょっとで終わっちゃうけど 第1会場の奥の壁に 中央に<悲母観音> 右に<仁王捉鬼図> 左に<不動明王>と 三幅対のように展示していて 眼福にあずかれたし 狩野芳崖好きなので この3点を見て すごく大満足だったのだ
数に限りわ あると思うけど 今回の展覧会わ 単眼鏡も借りることができるみたいだし 細部をじっくり見てみるのもいいし オススメの展覧会だと思うのだ
ここからわ えこうの感想を載せるのだ
泉屋博古館分館 <狩野芳崖と四天王 近代絵画、もうひとつの血脈> 10月28日(日)まで
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/index.html
作品リスト
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/2018-04-e.pdf
展示構成
第一章 狩野芳崖と狩野派の画家たちー雅邦、立嶽、友信
第二章 芳崖四天王―芳崖芸術を受け継ぐ者
第三章 芳崖四天王の同窓生たち-「朦朧体の四天王」による革新画風―
狩野芳崖四天王は、晩年に師事した岡本秋水、岡不崩、高屋肖哲、本多天城だそうで、師の芳崖や四天王の作品以外にも、狩野派の画家や横山大観や、菱田春草なども作品も展示しており、前期と後期に分けて76点、後期でも約50点を展示しています。(※後期のみの展示は20点)
気になった作品
16.狩野芳崖 仁王捉鬼図
解説には、こう書かれています。
『明治19年(1886)、第2回鑑画会大会で一等賞を受賞した作品。伝統的な日本顔料だけでなく、フェノロサが取り寄せた輸入顔料が積極的に使用されている。フェノロサの指導のもので、線、明暗、色彩の統一と調和を総合的に意識した日本画革新運動の実験が最高潮に達した象徴的な作品。』
18.狩野芳崖 悲母観音 重要文化財
解説には、こう書かれています。
『芳崖畢生(ひっせい)の大作であり、絶筆。柳の枝を手にした楊柳観音と善財童子の組み合わせは作例が多く知られるが、本作品のように、手に持つ水瓶から落とされた浄水によって赤子が命を与えられ地上界に降りていくかのような図像は、芳崖の独創とされる。完成間近で芳崖は病に倒れ、金砂子の蒔き付けを橋本雅邦にゆだねたとされる。明治以降の絵画として最初の重要文化財に指定される。』
20.狩野芳崖 不動明王 重要文化財
解説には、こう書かれています。
『炎のように渦巻き立ち上がる青白い髪と色鮮やかな布が、黒くシャープな肉体を引き立たせている。忿怒の相が印象的で、何者を寄せつけない絶対的な力と意思の強さを暗示している。海龍寺の不動明王像をヒントにしたとされるが、前例のない構図や彩色は芳崖の独創性を見いだすことができる。』
25.橋本雅邦 臨済一喝
この作品は、61年振りの展示だそうです。細かくて見づらいですが、袈裟が波打つような模様となっています。
69.菱田春草 落葉
左隻の画像
右隻の画像
明治42年の文展で最高賞となった《落葉》(重要文化財、永青文庫蔵)に前後して描かれた連作のひとつだそうで、永青文庫のものとは、樹木の位置が左右逆で、木の種類もことなるそうです。
タイトルになっている、落葉に注目だそうで、描き方の違う4種類の落葉が描かれているそうです。
72.西郷弧月 飛瀑
双福。右幅には勢いの良い大滝を、左幅には何段かに分かれて落ちる滝が描かれている。滝は輪郭線は描かれていないため、水飛沫と湿気を感じる。
最晩年の狩野芳崖の3点を目当てで行きましたが、タイミング良く館長の解説も聞くことが出来て、知らなかったことをいろいろ聞けて良かったですし、勉強になりました!!
芳崖だけでなく、前期の時にじっくり見たので、今回の感想には書いてませんが芳崖四天王の作品も素晴らしいですし、オススメの展覧会だと思いますよ。
この後わ 永福町駅に移動して<ラ・ピッコラ・ターヴォラ>でランチをしたのだけど そのことわ 今度書くのだ
<国立西洋美術館の常設>を見た後わ 神田駅に移動して徒歩4~5分くらいの場所にある<塩生姜らー麺専門店 MANNISH>で遅めのランチを食べたのだ
塩生姜らー麺専門店 MANNISH(マニッシュ)
食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13193057/
ラーメンデータベースのページ
https://ramendb.supleks.jp/s/89892.html
こちらのお店わ 大通りに面した場所にあって 階段を降りて行くのだ
階段の途中にわ お店の注意事項?と 並び方が書いてあったのだ
※お写真に載っている通り 満席の場合わ 食券を先に買ってから 並ぶみたいなのだ
お店に着いたのわ ランチにわ 中途半端な15時ちょっと前だから 待たずに食べれたのだ
ぼくらが食べたのわ <塩生姜らー麺肉玉入り ¥1100>なのだ
1口目わ 生姜が強めに感じるけど 嫌な感じわ 全くなく その後 生姜わ じんわりくる 美味しいスープで 麺わ 中細で つるもちな感じなのだ
チャーシューわ 鶏肉で スープに合わせて薄い味付けだけど 柔らかくて 美味しいし 味玉も チャーシューと同じく スープに合わせて薄味になっているけど たまご自体の旨さを感じて こちらも美味しかったのだ
食べ終わってから お店のマスコット?と一緒にお写真を撮ったのだ
ラーメンのUPの写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
<塩生姜らー麺専門店 マニッシュ>わ もとがバーだから 店内が狭いかもしれないけど 美味しい 塩生姜ラーメンを食べられるし 中休みもなくて 通し営業なので オススメなのだ
今わ まだ 寒いわ ないけど これから ドンドン寒くなるので 美味しい生姜ラーメンを食べて 体を温めためてみてわ いかがでしょうか?なのだ
今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足なのだ
ありがとうございますなのだ
<フェルメール展>を見たぼくらわ 上野にある もう1つのフェルメールの作品を見ようと思って 国立西洋美術館に移動して 常設展示を見たのだ
国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
ヨハネス・フェルメールに帰属の<聖プラクセディス>なのだ(※寄託作品なので 写真撮影わ 出来ないのだ)
この作品わ 確か 2014年のクリスティーズのオークションに出品されて 10~11億円の値が付いたのだ
今わ フェルメールに帰属ってなっているけど 調査がすすんで 帰属が外れて いつかフェルメール作品って なったらいいなぁ~ って思うし 常設展示なので 全く混まずに 作品が見れるのが嬉しいのだ
2018年度購入で 今回初めて見た ルカス・クラーナハ(父)の<ホロフェルネスの首を持つユディト>なのだ
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
おのれの美貌と酒によって敵将ホロフェルネス酔わせて斬首し 故郷ベトリアを救ったユディトが描かれているそうで ドヤ顔で涼し気な瞳が魅力的で ホロフェルネスわ 死んでいるけど 顔が悦に入っているような感じなのも印象に残ったのだ
あと クラナッハの描く女性わ スレンダーで美しいのだ
西洋美術館の常設に行くと 毎回じっくりと見る作品で ぼくの名前の由来となった カルロ・ドルチの<悲しみの聖母>なのだ
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
外套のラピスラズリを使った青がキレイだし マリアの憂いの表情や 指が美しくて いつ見てもウットリ見ちゃうのだ
マリー=ガブリエル・カペの<自画像>なのだ
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
ピエール=オーギュスト・ルノワールの<帽子の女>なのだ
ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
西洋美術館でわ ルノワールの作品を10点くらい所蔵しているけど このルノワールの作品が1番好きなのだ
あとわ えこうが気になった作品なのだ
ヨース・ファン・クレーフェの<三連祭壇画:キリストの磔刑>なのだ
エル・グレコ(本名:ドメニコス・テオトコプーロス)の<十字架のキリスト>なのだ
ダフィット・テニールス(子)の<聖アントニウスの誘惑>なのだ
聖アントニウスわ 悪魔に誘惑され 信仰心を試されているのだ その悪魔たちが 可愛かったり 面白かったして いいのだ
ウィリアム・アドルフ・ブーグローの<音楽>なのだ
ぼくらの中で ブグローの作品って もっと人間味があるというか 人間らしい表情とかが出ている作品を見たことがあるけど この作品わ 壁画のように感じるのだ
クロード・モネの<睡蓮>なのだ
ダンテ・ガブリエル・ロセッティの<愛の杯>なのだ
<聖プラクセディス>と 新収蔵のクラーナハ(クラナッハ)が見たくて行ったけど 久しぶりにいろいろ見て 普段あまり気にならない作品をじっくり見ていたのだ
国立西洋美術館の常設わ 企画展のチケットで見れるし 他にも第二・四土曜日や 夜間開館時の金曜日・土曜日の17時以降だと 無料で見れるので ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ
この後わ 神田へ移動して<塩生姜らー麺専門店 MANNISH>で遅めのランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ
ぼくらわ 上野の森美術館で 2019年2月3日まで開催している<フェルメール展>を見たのだ
この展覧会わ 日時指定券を採用していて その日の分が余っていたら 当日に販売するみたいだから ぼくらわ 事前にチケットを購入して行ったのだ
ぼくらが購入したチケットわ 9:30~10:30の入場チケットなんだけど お出かけするのが遅くなっちゃって 10:15くらいに着いたわ さすがに入場待ちわ なかったし 入ってすぐの展示室も そこまで混んでなかったので 時間指定の遅めに行く方がいいかもしれないのだ
やっぱり 1番良かったのわ 最後に展示していて 8点ものフェルメールの作品があった『フェルメールルーム』なのだ
<マルタとマリアの家のキリスト>なのだ
えこうわ 2008年に見たことがあるみたいだけど ぼくわ 初めて見たのだ
キリストの話を聞いているマリアと 給仕をしてパンを持ってきているマリアの姉のマルタが描かれていて マルタがキリストに「マリアに給仕を手伝うように」と言うと キリストわ 「必要なことはただ1つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」と言ったそうなのだ
<牛乳を注ぐ女>なのだ
この作品も えこうわ 2007年に見たことがあるみたいだけど ぼくわ 初めて見たのだ
メイドがミルクを注いで 固くなったパンを牛乳に浸して 柔らかくして食べるみたいなんだけど 照明の加減なのか わからないけど パンがキラキラ光って見えるし ミルクメイドの服のブルーがすごくキレイなのだ
今回展示していたフェルメール作品の中で 1番凄いと思ったのだ
<ワイングラス>なのだ
日本初公開だそうなのだ
女性わ ワイングラスを飲み干そうとしていて 飲み干した後に男がワインを注ごうとしていて 無垢な若い女性を誘惑しようとしているそうなのだ
これわ 当時人気のあった主題で官能的に描くみたいなんだけど フェルメールわ そう絵が描かなて 静かで優美に描いているのだ
あと 関係ないけど ウィキペディアだと<紳士とワインを飲む女>というタイトルになっていたのだ・・・
<リュートを調弦する女>なのだ
この作品も えこうわ 2008年に見たことがあるそうだけど ぼくわ 初めて見たのだ
リュートを調弦しながら ウキウキで待っているような気がしたのだ
今回のフェルメールルームにわ 同じ黄色の上着の作品が3点あって no.46の<手紙を書く女>で 手紙を書いて 相手に知らせて no.45の<真珠の首飾りの少女>で 来る直前におめかしをして それから この作品の<リュートを調弦する女>しながら 待っていたのかなぁ~ なんて思って この3点で 勝手に物語を想像しながら見たのだ・・・
あと こちらも 日本初公開の<赤い帽子の女>なのだ(※12月20日までの展示)
この展覧会わ チケットの代金が高いけど 音声ガイド付きだし フェルメールの作品が8点も見れるってことわ もうないことだと思うし 約10年振りに 来日した<牛乳を注ぐ女>わ 特に必見だと思うのだ
あと フェルメールルームで再前列で見ようとすると かなりお時間がかかるし 牛歩で進むので 単眼鏡やオペラグラス持参で見に行った方がいいと思うのだ
今回の展覧会で ぼくわ フェルメール作品を見たのわ 合計16点になったのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
上野の森美術館 <フェルメール展> 2019年2月3日(日)まで
https://www.vermeer.jp/
展示構成
Ⅰ オランダ人の出会い:肖像画
Ⅱ 遠い昔の物語:神話画と宗教画
Ⅲ 戸外の画家たち:風景画
Ⅳ 命なきものの美:静物画
Ⅴ 日々の生活:風俗画
Ⅵ 光と影:フェルメール
展示替えも含めフェルメールの作品が9点も集まり、ハルスやメツーなど、オランダ絵画が約50点を展示しています。(※<赤い帽子の娘>は12月20日まで、<取り持ち女>は2019年1月9日から展示予定。)
あと、チケットの料金は高いのですが、音声ガイド付きで、会場内の混雑緩和のためか、会場内に解説パネルはなく、その代わりに会場を入ってもらえる小冊子の作品リストには、全作品の解説文も載っています。
気になった作品
10.パウルス・モレールセ ヴィーナスと鳩
愛の女神ヴィーナスを若い婦人が演じているそうで、頭上に咲く赤いバラはヴィーナスの象徴で、左手には愛の象徴の白い鳩を持ち、右手には愛の神クピドが放った矢を持っており、その矢に射抜かれる恋に落ちるそうです。
黄色と緑の服を着たヴィーナスのアンニュイな表情や、白い鳩の表情がいい。
15.ヤン・ミーン・モレナール 宿屋デ・クローンの外
カード遊びをしたり、女性を口説こうとしてり、酒を飲んだり、音楽を楽しんだりしている農民が描かれ、享楽的な生活への戒めの意味があるそうです。
あと、左の家を見ると入口の真ん中の窓から下にいる人へ向けて壺(水差し?)の入った水をかけた人がいて面白い。
26.ヤン・ウェーニクス 野ウサギと狩りの獲物
野ウサギの質感が凄くて絵を触って見たくなるほど・・・。フカフカでモコモコ。
33.ハブリエル・メツー 手紙を読む女
この作品とno.34の作品は対の作品で、女性は手紙を飲んでいるが、手紙は恋文でメイドがめくっている絵画は「嵐の海」で「愛は荒れる海のようだ」の比喩だそうです。
あと、メイドが持っているバケツに矢印があって、その先には絵画があるけど、絵画には何か意味がありそうな気がします・・・。
フェルメールの作品を除けば、今回の展覧会でこのメツーの対の作品が1番良かった!!
34.ハブリエル・メツー 手紙を書く男
対の作品。手紙を書く男が描かれ、奥にある天球儀は男の学識を表しているそうで、背後の絵画は、ヤギの群れの絵で額縁が鳩の群れ、このヤギと鳩は、男の移り気な性格、欲望の象徴だそうです。
36.ヤン・ステーン 家族の情景
ステーンの絵は、教訓が隠されているそうで、飲んで騒ぐ大人たちが、中央にいるテーブルに立つ幼児の悪い見本で、左端の老女と若者は「老いが歌えば、若きは笛吹く」(「この親にしてこの子あり」の意味)を表しているそうです。
40.ヨハネス・フェルメール マルタとマリアの家のキリスト
解説には、こう書かれています。
『「ルカによる福音書」に登場するマルタは給仕に忙しいが、妹のマリアはキリストの話に聞き入り手伝わない。キリストはマリアを指さしてこう語る。「マリアは良い方を選んだ」現在知られるフェルメール作品で最も大きく、聖書に取材した唯一の作品。』
42.ヨハネス・フェルメール 牛乳を注ぐ女
解説には、こう書かれています。
『フェルメールの絵のなかで最もよく知られる傑作のひとつ。穏やかな光が入る簡素な部屋で、若い女性が牛乳をゆっくり鉢に注いでいる。おそらくパン粥をつくっているのだろう、女性、そしてパンや籠、水差しなど室内の静物のひとつひとつが、まるで手で触るかのようにそこの存在している。』
43.ヨハネス・フェルメール ワイングラス
解説には、こう書かれています。
『女性が口にあてるワイングラスはほとんど空で、男性がつぎ足そうと持っている。テーブルや椅子に置かれた楽譜やリュートは男女の「愛」を暗示する。一方、部屋の窓の紋章には、馬の手綱を持つ女性が描かれている。この女性像は「節制」の擬人像で色恋沙汰を戒める寓意であるという。』
44.ヨハネス・フェルメール リュートを調弦する女
解説には、こう書かれています。
『画面には一人の女性しかえがかれていないが、手前に引かれた椅子や、床に置かれた楽器ヴィオラ・ダ・ガンバと楽譜はもうひとりの奏者の存在を暗示する。窓の外に向ける視線の先には、彼女と演奏するはずの、あるいか演奏を終えた人物がいるのかもしれない。』
45.ヨハネス・フェルメール 真珠の首飾りの少女
解説には、こう書かれています。
『窓から光が差し込む室内で、女性が真珠の首飾りを結ぼうとリボンを手に、壁に掛かる鏡を見つめている。テーブルの上には盥(たらい)や白粉のパフが置かれ、身支度をしている最中だろうか。うれしそう表情としぐさが、画面中央に大きく空いた白い壁を背景に浮かび上がる。』
46.ヨハネス・フェルメール 手紙を書く女
解説には、こう書かれています。
『机に向かい手紙を書く若い女性が、ふとこちら顔を向けて微笑む。女性は個性的な相貌(そうぼう)で、おそらくモデルのいる肖像画だろう。黄色い上着は、フェルメールの財産目録に記されたものと同一とみられ、《リュートを調弦する女》(no.44)や《真珠の首飾りの少女》(no.45)にも描かれている。』
47.ヨハネス・フェルメール 赤い帽子の女(※12月20日までの展示)
解説には、こう書かれています。
『強い光がハレーションを起こし、女性の姿はぼやけて焦点が合っていない。現在の写真機の原型であるカメラ・オブスクラを活用したことで知られるフェルメールは、本作でも写真であれば明らかな失敗作となるところを巧みな視覚効果として生かすことで劇的に仕立てた。』
49.ヨハネス・フェルメール 手紙を書く婦人と召使い
解説には、こう書かれています。
『手紙を書く女主人が俯いているのに対し、主役のように画面中央に立つメイドは視線を窓の外に向ける。背景の絵画は旧約聖書の一場面「モーゼの発見」。この手紙がラブレターならば、女主人の恋はモーゼの生涯のように運命づけられているのだろうか。フェルメール後期の傑作。』
今回新たに2点フェルメール作品を見たので、合計20点になりました。
フェルメールの作品8点はもちろん素晴らしかったのですが、メツーの手紙の対の作品も素晴らしく目玉の1つだと思いました。
会場内は混雑していますが、どるちの方でも書いていますが、こんなにもたくさんのフェルメール作品を見る機会ってもうないと思うので、オススメの展覧会だと思いますよ。
あと、これからご覧になられる方は、絶対に日時指定券を事前に購入した方がいいと思います!!
来年1月9日からは<取り持ち女>が展示されるそうですし、年明けにでも、もう1度見に行こうと思っています。
↓<取り持ち女>を見にもう1度見に行きました。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/daf83ddb617f03d13b35c364d0cce57a
巡回情報
大坂市立博物館 2019年2月16日(土)~5月12日(日)
帰る時に見つけたのですが、会場の外、チケット売り場(コインロッカー)の所にあったのですが、ICカードで東京メトロの上野駅、上野広小路駅、仲御徒町駅、湯島駅、根津駅から降りて来た方は、写真の機械で抽選が出来るそうなので、やってみてはいかがでしょうか?図録や、チケットホルダーなどが当たるみたいですよ。(※11月4日まで)
この後わ 上野にあるもう1つのフェルメール作品を見に行こうと思って 国立西洋美術館の常設展を見に行ったんだけど そのことわ 今度書くのだ
<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたぼくらわ 迎賓館赤坂離宮に移動して もう終わってしまっているんだけど<没後100年 渡辺省亭展>を見たのだ
今回わ きちんとメモとかしてないから ぼくが書くのだ
迎賓館赤坂離宮 <没後100年 渡辺省亭展> 終了しましたなのだ
終了した展覧会なので HPがないようなのだ
ぼくらわ 前に1度迎賓館を見ているので 今回わ 渡辺省亭が下絵で 濤川惣助が手掛けた七宝焼のある<花鳥の間>をじっくり見たのだ
花鳥の間にわ 渡辺省亭が下絵で手掛けていて 濤川惣助が手掛けた七宝焼が30点あるんだけど 普段だと主に入口側(西面)の16点?くらいしか見れないんだけど 今回わ 東面や南面の方にも行けるようになっていて 30点すべて近くで見れるようになっていたのだ
その中でも良かったのわ やっぱり前回見れなかった東面の作品で 尾羽の美しい<矮鶏> 白が美しい<小鷺>や <鷭に花菖蒲> <駒鳥に藤>がいいなぁ~ って思ったのだ
他にも 西面の<桃紅鸚哥に科木>とか 南面の<山翡翠・翡翠に柳>とかも良かったのだ
あと リーフレットをもらえたのも嬉しかったのだ
<没後100年 渡辺省亭展>わ 終わってしまっているけど 迎賓館赤坂離宮わ 素晴らしいので ぜひ ご覧になってほしいし もし行くなら 単眼鏡や オペラグラスなどを持っていくと 天井画や 反対側にある七宝焼きとかも見やすいと思うのだ
見終わったら 前の時も撮ったけど また迎賓館の裏側から 撮ってみたのだ
上の写真と同じだけど ぼくのいない写真なのだ
今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ
ありがとうございますなのだ
<京都・醍醐寺ー真言密教の宇宙ー>を見たぼくらわ 美術館から徒歩5分くらいにある ぼくらのお気に入りのイタリアンの<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだ
トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド
http://www.figo-ingordo.jp/
食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13104779/
お店に着いたのわ 13時過ぎだったんだけど この日わ 結構混んでいて 20分くらい待ってから案内されたのだ・・・
ぼくらがこちらのお店に来るのわ 16回目で 前菜&サラダ&飲み物の<Pranzo A>わ 食べたことがなくて 以前のパスタ付きのが<Pranzo B>わ 8回(2011年・2013年・2015年・2017年「1月・4月・6月」・2018年「2月・3月」)食べていて Bのプランに サラダ&ドルチェの付く<Pranzo C>を1回 Cのプランに メインが付く<Pranzo S>を4回(2014年・2017年「3月・11月」・2018年「4月・7月」)食べていて 今のランチわ 提供してないけど メインが<阿蘇牛の熟成肉リブサーロイン炭火焼>になったのも食べているのだ
パスタの見本を見ながら メニューの説明をしてくれるのだ
今回わ 平日限定の<Pranzo B ¥1600>をお願いしたのだ
※<Pranzo B>わ <前菜の盛り合わせ(※1度だけキッチン前に取りに行くビュッフェスタイル)> & <パン> & <本日のパスタ(3種類から) or リゾット> & <エスプレッソ 又は 紅茶>のセットなのだ
まずわ <前菜の盛り合わせ> & <パン>なのだ
前菜の盛り合わせわ 10種類くらいキッチン前にあって 1回だけ取り放題で 店員さんが前菜を説明をしてくれるのだ
ぼくらわ お腹がペコペコだから いつも通り 見栄えなど全く気にしないで モリモリにお皿に乗せたのだ・・・
どの前菜も美味しかったんだけど 豚肉ボロボロしたのや ブロッコリー ゼッポリーネなどが特に良かったし 食べたことのないアランチーニ(ライスコロッケ)もあって 食べたんだけど ほこっこりする味で こちらも旨かったのだ
<本日のパスタ>わ 「フジッリ ゴルゴンゾーラと胡桃」にしたのだ
フジッリわ ネギをビローンとした感じをパスタで ゴルゴンゾーラを使っているけど そこまで濃厚でわ なかったから たぶんゴルゴンゾーラドルチェの方だったのかなぁ~ って思ったのだ
ゴルゴンゾーラのチーズの美味しさに クルミの食感のアクセントがあって 美味しかったのだ
最後わ <エスプレッソ>で終わりなのだ
酸味が少ないエスプレッソで ぼくらの好みで 美味しかったのだ
料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>わ 六本木のどの美術館からも近いし ぼくらのランチ候補の筆頭で 美味しくて いっぱい食べれて(笑) オススメのお店だと思うのだ
あと ぼくらが食べたコースわ 平日限定で 土曜や祝日わ 2500円からのコースなので ご注意なのだ
この後わ 赤坂迎賓館に移動して 10月6日で終了の<没後100年 渡辺省亭特別展>を見たのだけど そのことわ 今度書くのだ
ぼくらわ サントリー美術館で 11月11日まで開催している<京都・醍醐寺-真言密教の宇宙->を見たのだ
ぼくが気になった作品なのだ
重要文化財の<如意輪観音坐像>なのだ
うっすらと笑みを浮かべる如意輪観音様 思ったよりも大きくなく 蓮華座に座っている状態でたぶん50~60センチくらいだったと思うのだ
6本の腕のしなやかな仕草や 微笑む表情がキレイで ずっと見ていたいと思ってしまうのだ
あと ぼくらが勝手に思っているんだけど 仏像の中で 如意輪観音のお姿が1番美しいと思っているのだ
重要文化財の<五大明王像>なのだ
細い手足と目に特徴のある五大明王の彫刻で なんとなくだけど 目がウルトラマンのような感じだったのだ
あと 階段を降りた先に展示していた 大きな仏像で 国宝の<薬師如来および両脇侍像>も良かったのだ
ぼく的にわ 美しい<如意輪観音坐像>にお会いできた それにつきるし それだけで お腹がいっぱいなのだ
他にも 仏像も良かったし 少なめだけど 絵画もインパクトがあるものもあって 良かったのだ
行けるか わらないけど 後期の展示も見に行きたいと思っているのだ
ここから先わ えこうの感想なのだ
サントリー美術館 <京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-> 11月11日(日)まで
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_4/
公式サイト
http://daigoji.exhn.jp/
作品リスト
https://www.suntory.com/sma/exhibition/visual/2018_4/list.pdf?_ga=2.197476143.1876831132.1538139092-460423783.1497008273&__utma=198440237.460423783.1497008273.1538139092.1538221665.13&__utmb=198440237.4.8.1538221665&__utmc=198440237&__utmx=-&__utmz=198440237.1538139092.12.2.utmcsr=google|utmccn=(organic)|utmcmd=organic|utmctr=(not%20provided)&__utmv=198440237.|25=FOID=Efjwq5vlSyau43pPnMoq7g=1^26=FOSG=%22NwTGYVDmBZo%22%2C%22yiSY9YbwZKg%22%2C%22FuyGLSPaSzI%22%2C%22Q9X%2BjimID14%22%2C%229TmsFX9TBdQ%22%2C%22IE%2B4%2B4VVbco%22%2C%22XZUHX4j5MH4%22%2C%22efUAUlnQ3Ug%22%2C%22v5%2FFzyXDCr4=1&__utmk=175489762
展示構成
第一章 聖宝、醍醐寺を開く
第二章 真言密教を学び、修する
第三章 法脈を伝える―権力との結びつき―
第四章 義演、醍醐寺を再びおこす
醍醐寺の書や仏像、絵画など、巡回先での展示を含め約120点が展示されるみたいで、私が見に行った前期では65点くらいが展示していました。
気になった作品
8.清瀧本地両尊像
左に准胝観音を、右に如意輪観音が描かれ、ともに笑みを浮かべて優しげな微笑みで美しく、准胝観音は母のような微笑み、如意輪が子供のような微笑みに感じた。
准胝観音の姿は、千手観音菩薩のように普通の手のほかに放射状に左右8本ずつ手があった。
15.如意輪観音坐像 重要文化財
解説には、こう書かれています。
『如意輪観音は、聖宝(しょうほう)がはじめに上醍醐に准胝(じゅんてい)観音と共にまつって以来、寺内で特別に信仰された。傾けた上体に呼応されるように6本の腕を巧みに配するさまは見事で、愛らしい表情とともに、優麗な印象を作り出している。日本の如意輪観音を代表する作例である。』
26.快慶 不動明王坐像 重要文化財
正面よりやや左を向き憤怒の相の不動明王。憤怒の表情なのだが、美しいというか品のあるお顔をしているように感じたし、光背の迦楼羅炎がいい。
38.五大尊像 国宝 ※10月15日までの展示
不動明王を中心に東西南北を守る四大明王を加えた五大尊(五大明王に同じ)を描く。どの明王も迫力があって良かったが、左から2番目の軍荼利明王がインパクトがあった。
軍荼利明王は、手足や首に蛇を巻き、腰巻?の紐にも蛇で結んでいた。
42.五秘密像 重要文化財 ※10月15日までの展示
解説には、こう書かれています。
『白の円窓の中に白の蓮華座の上に集まる五人の菩薩。浄菩堤心を象徴する金剛薩埵を中心として、周囲の煩悩を表す四煩悩を表す四菩薩を配して、菩堤即煩悩という密教の悟りを表現したもの。和合や親睦をかなえる敬愛や滅罪を祈る五秘の密法の本尊となる。』
普段は閉まっていて、あまり出してないからだと思うけど、中央の菩薩の光背がカラフルでキレイだし色が残っている。煩悩を表す4菩薩の内の上の2体がひょっこり顔を出しているのが可愛い。
111.生駒等寿 松桜幔幕図屛風
松と桜の間に張られた幔幕(まんまく)を全体に六曲一双全体に描く。赤の地の幔幕に6個?くらいの白で大きく五七桐紋が描かれいてインパクトが大。そんなに目立たないが幔幕は牡丹?の花の模様もあった。
この作品は、サントリー美術館のみの展示だそうです。
119.俵屋宗達 扇面散図屛風 重要文化財 ※10月15日までの展示
私は知らなかったのですが、宗達は扇面画で評判を呼んでいたそうです。これは二曲一双の屏風に扇面を貼り付けたもの。扇面に描かれているのは、「保元物語絵」「執金剛神縁縁起絵」「九相図絵」などの古い絵巻だそうで、図様を大胆に取り出しているそうです。
どるちの方でも書いてますが、やっぱり<如意輪観音>にお会いできた。それにつきると思います。如意輪観音は仏像の中で1番美しいと思っていて、その中でも代表する作例だそうなので、この1点だけの為に見に行っても損はないような気がします。
通期展示だと、快慶の<不動明王>や、国宝の<薬師如来および両脇侍像>も素晴らしいと思いましたし、オススメの展覧会だと思いますよ。
巡回情報
九州国立博物館 2019年1月29日(火)~3月24日(日)まで
この後わ サントリー美術館から徒歩5分くらいの場所にある<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ