どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション@上野の森美術館』なのだ

2009年06月05日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 恵みの居場所をつくる>を見たぼくらわ 上野に移動して 上野の森美術館で開催している<ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション>を見たのだ



ぼくらが行ったときわ 運よく 学芸員のギャラリートークをやっていたので 聞くことが出来てたのだ 覚えている範囲で ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

鴻池朋子さん<惑星はしばらく雪に覆われる>なのだ

大きな6本足の狼のオブジェで 全体を鏡?で覆われていて キラキラしてキレイだったのだ でも なんで 足が6本なんだろう?って思ったのだ

あと 尻尾に注目してほしいのだ


村上隆さん<ルイ・ヴィトンのお花畑>なのだ

銀箔(プラチナ箔?)の六曲一双の屏風なのだ タイトルのお花畑のように 村上隆さん独特の可愛いお花が咲いているのだ

あと 屏風の裏面にもお忘れなく見てほしいのだ


池田学さんの2点の作品<領域><興亡史>なのだ

ものすごく細かく描かれているのだ 単眼鏡必須なのだ 大まかにわ 構図決まっているみたい?だけど 下のほうから描いて ドンドン増殖していくそうなのだ

<興亡史>わ 城の破壊 再構築が描かれているので 人類がこの作品のテーマかなぁ?って思ったのだ

あと 2つの作品とも サインがあるそうなのだ ぼくらわ 見つけられなかったけど 学芸員さんにヒントを聞いたので ブログの最後から 30行改行してから書くのだ


加藤美佳さん<パンジーズ>なのだ

動物の骸骨にほほを乗せている可愛い女の子の絵なのだ 遠くから見ると写真のように見えるけど 近くから見ると スーラのように点描?で描いているのだ

学芸員さんの話によると まず 女の子の人形を作って それから その構図?で写真を撮って それから 絵を描き始めるそうなのだ だから 作品を作るペースわ 遅いとのことなのだ


現代美術わ ちょっと・・・って思っている人でも 楽しめる企画展だと思うのだ この<ネオテニージャパン>わ ぼくらのオススメ企画展なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

上野の森美術館 <ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション> 7月15日(水)まで

http://www.ueno-mori.org/special/2009_neoteny/index.html




今回展示している作品すべて、精神科医の高橋龍太郎さんのコレクションで、1000点以上あるそうです。中でも90年代以降の日本の現代美術の作品を展示。


気になった作品(学芸員のトーク内容も合わせて・・・。1時間の予定が、1時間半もいろいろな話をしていただきました。)

名和晃平 PixCell-Gazelle♯2

名和晃平 PixCell-Trumprt♯2

名和晃平 PixCell-Shoe♯4(R)

名和さんの3点の作品、ガゼル、トランペット、クツ(スニーカー?)もキラキラしていてキレイです。


小沢剛 なすび画廊-福田美蘭

この<なすび画廊>は、銀座にある似た名前の画廊をもじって作ったそうです。画廊に作品を置く場合、作者側がお金を払って展示するので、そのことに反抗して、銀座の電信柱にくくりつけて、友人の作家の作品を展示したとかそうですよ。

本来、作品に触っていけないのですが、ギャラリートークでは、福田美蘭のポジフィルムに触ってシャッターを押して画面が変わるのを楽しむことが出来ました。


会田誠 紐育空爆之図(戦争画RETURNS)

きちんとメモを取ってないので、うろ覚えですが、この屏風絵、捨てられた襖を利用して書いたもの?裏には、襖の取っ手が付いていますよ。あと、画面右上に<なすび画廊>も描かれていますよ。


会田誠 大山椒魚

大山椒魚の周りに2人の裸の女性(少女)がいる図。背景に波の文様(青海波文様)がびっしり。


山口晃 頼朝像図版写し

作者の山口さんが、同じ頼朝像(伝 頼朝像)なのに、印刷の仕方で、複製の違いに興味を持たので、2点の頼朝像を描いたそうです。


岡本一太郎・三太郎 無題(尾形光琳)

尾形光琳の紅白梅図屏風を醤油で描いたものだそうです。

あと、この<無題(尾形光琳)>の近く?に須田悦弘さんの作品<雑草>があるので、探してくださいね。(←結構、小さい作品なのです。)


天明屋尚 ネオ千手観音

千手観音にナイフや機関銃などを持たせている。


町田久美 郵便配達夫

鶏?(鳥)に乗って郵便配達。(鶏が若冲みたい!?)


佐伯洋江 Untitled

前にオペラシティで見た、ましもゆきさんの作品に似ているかも・・・?と思いました。でも、佐伯さんのほうは、単色ではなく一部に色を使っていますが・・・。


小林孝亘 Dog

魚眼レンズで覗いたかのような、鼻デカ犬の絵。キョトンとした表情が何とも言えない。


小谷元彦 Phantom-Limb

この写真作品は、手や足を切断しても痛みを感じる幻肢痛(Pantom Pain)を表現しているそうです。私には、写真の少女が磔刑されてるように見える。


小谷元彦 Human Lesson(Dress 01)

オオカミの毛皮のドレス。左右の袖口にオオカミの頭が・・・。


できやよい Untitled(Francesco Yayoi)

この作品は、作者がイタリア人のフランチェスコを惚れていた(追っかけしていた?)時の作品とのこと。よーく見ると、各所に小さな動物がいますよ。


秋山さやか あるく 私の往来基本形 上野恩賜公園

この作品は、刺しゅう糸や毛糸などを使って、会場の上野公園の地図を描いています。他にも、前回の会場の札幌芸術の森、前々回の会場の栗野の作品もあります。巡回ごとに増えているので、新潟、秋田、米子の地図の作品も増えるのでは・・・。


高峰格 MUTED SPACE

15枚の鏡を合わせた作品、サンドブラストを行い、模様や文字も描いている。前にも展示してことがあるらしいが、今回と違って、屏風のように展示していたそうですよ。今回は、ぐるっと丸く展示。


三宅信太郎 STAR SWEET SHINTARO WARS LIVE PAINTIND 夢工場の逆襲への新たなる挑戦

4体のパチモン(偽物?)のスターウォーズのきぐるみ?と、壁には、スターウォーズ関連の絵が展示。本来は、作者の三宅さんが、このきぐるみを着て、絵を描くパフォーマンス。


この<neoteny japan(ネオテニー・ジャパン)>は、私の中では年間ベスト10入り決定の展覧会でした。

すごくオススメですよ。


この後、私は、3回もこの展覧会を見に行きました。

↓2回目の感想
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3e1b0e5b1f6f36a6304124df0cccf8a7

↓3回目の感想(鴻池さんのアーティスト・トーク)
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/f06c13e832f6c99e3b57fdfec4b65e3c


巡回情報

新潟県立近代美術館 7月21日(火)~9月10日(木)

秋田県立近代美術館 9月19日(土)~11月29日(日)

米子市美術館 12月13日(日)~2010年2月11日(祝・月)


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。


※これから 30行改行してから 池田学さんのサインの場所の答えを書くのだ(ネタバレ注意なのだ)





























<領域>わ 画面右下にある船の2本あるマストの左のマストの左側にあるのだ 『学』の字をかなり崩してあるので 気づきづらいかも?なのだ

<興亡史>の方わ 画面真ん中に咲いているサクラ(ピンク色)の中にあるのだ 人が処刑(首吊り)されている上のサクラ(ピンク)の中に白の『学』の字があるのだ

全部か どうかわ 分からないけど 池田学さんの作品にわ サインがあるみたいなので 作品を見る時に 探してみるのも きっと楽しいと思うのだ



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