どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『三遊亭円朝コレクション幽霊画展@全生庵』なのだ

2009年08月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 日暮里駅から10分ほど歩いて行くとある全生庵で開催中の<三遊亭円朝コレクション幽霊画展>を見に行ったのだ



えこうわ 怖いの苦手なので 行くかどうか迷っていたのだ でも この<三遊亭円朝コレクション幽霊画展>わ 8月だけの公開なので 勇気を振り絞って行ったのだ

今回わ 37幅展示していて キレイな幽霊 面白い幽霊 もちろん怖い幽霊 いろんな幽霊画があったのだ


ぼくが ちょこっとだけ ご紹介するのだ

まずわ 円山応挙<幽霊画>なのだ

この幽霊のモデルわ たしか亡くなった奥さんだったと思うのだ?(←間違っていたらゴメンナサイなのだ)

奥さんを描いているので そんなに怖くわないのだ


次わ 鰭崎英朋が描いた<蚊帳の前の幽霊>なのだ

これわ 美人画といっても おかしくないくらい もの凄く キレイな女性が描かれいるのだ


光村が描いた<月に柳図>も面白かったのだ

この作品は、満月と薄雲、垂柳で、人(幽霊)の横顔を描いているのだ

満月の部分が目、薄雲が顔のシルエット、垂柳が髪の毛なのだ ちょっと前に見た <だまし絵>を思い出したのだ


他にも 印象に残っている作品があるけど それわ えこうに任せるのだ


この全生庵で開催中の<三遊亭円朝コレクション幽霊画展>わ 年に1度 8月だけの公開なので 興味のある方わ ぜひなのだ

怖い絵もあったけど 全体的にわ そんなに怖くわなかったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


全生庵 <三遊亭円朝コレクション幽霊画展> 8月31日(月)まで

http://www.theway.jp/zen/yuureiga_goaisatsu.html



8月のみ、虫干しを兼ねての期間限定の展示になります。


気になった作品

鈴木誠一 雪女図

雪女を淡墨で外隈で表現。(雪女の部分を描かないで、まわりの塗っている。)

作者の鈴木誠一は、鈴木其一の次男。


池田綾岡 皿屋敷

襖に菊の花が描かれているから、<皿屋敷>なんだそうです。

着物の袖で顔を隠し仕草が美しい。この絵の真向かいに、同じ作者の怖い絵<雨中幽霊図>がありました。


円山応挙 幽霊画

たしか、この幽霊は奥さんがモデルだったような・・・?


光村 月に柳図

満月、薄雲、垂柳で人の横顔のように見せている。満月が目、雲が横顔のシルエット、柳が髪の毛。


雪翁 月下幽霊図

赤い漫珠沙華と、白いどくだみの花がキレイ。どくだみと漫珠沙華の葉は、金泥のたらし込みで描かれている。


鰭崎英朋 蚊帳の前の幽霊

この作品は、幽霊画じゃなく美人画といってもいいくらい、幽霊画美しい女性でした。

解説には、『真夏に現れた雪女のように優美である。』と書かれていました。


今村紫紅 月に鵜図

幽霊画じゃないような・・・?幽霊が見当たらない。


他にも、三代広重、高橋由一の幽霊画などもありましたよ。


今年の幽霊画の展示は8月31日で終わってしまいますが、来年も公開すると思うので行ってみてはいかがでしょうか?

幽霊画をまとめて見れる機会って、あまりないと思うので、オススメだと思いますよ。


この後わ 全生庵からの日暮里駅に向かう帰り道に 偶然<ショコラティエ イナムラショウゾウ>を見つけたので行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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